勇者「俺が!俺達が!勇者一行だ!」 (53)

勇者もの

ss速報vip初めてだから失礼があるかも
月一ぐらいでだらだら書く"つもり"です
あとガンダム関係ないです
こんな>>1ですがよろしくお願いします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1358172211

ここはゆっくり書いてもいい場所だけど、スレ立てるならせめて最初の数レスは用意しようよ。

勇者「魔王討伐…ですか」

王「うむ、頼むぞ?」

勇者「まぁ、頑張ります」

王「おまえの親父さんが前の魔王倒してから10年
平和が続けばと思っとったがそうはいかんかったのだ
本来なら私達が戦わねばいかんのだが…すまぬ」

勇者「別に王様は悪くないですよ」

王「そう言ってくれるか」

勇者「チャチャっと倒して戻ってきますよ」ニコ

王「頼むぞ、勇者!!」

ーーー城下町ーーー

勇者「とわ言ったもののどうしようかなぁ」

勇者「そう言えば王様は仲間が待ってるから酒場に行けって言ってたな」

勇者「…行くか」

ーーー酒場ーーー

魔法使い「勇くんきたよ!」

戦士「え!?もう!!?」

僧侶「慌てすぎだって戦士ちゃん…」

勇者「こんなことだろうと思ったよ!!」

魔法使い「えへへ〜、よろしくね?勇くん」

戦士「べ、別にあんたに付いていくわけじゃ無いんだからね!」

僧侶「そうだね、私達が心配で付いてきてくれるんだよね」

魔法使い「勇くーん」スリスリ

戦士「離れなさいよー!!」

僧侶「ハァ、よろしくお願いしますね勇者」

勇者「うん、よろしくね僧侶」

勇者「ホントに一緒にきてくれるの?野宿とかするよ?」

魔法使い「勇くんに付いていくために血の滲むような努力をしたんだよ〜」

僧侶「そうですよ?覚悟はあります、野宿は極力避けたいですが」

戦士「私は…別に…あ、あんたに付いてく気なんか」

魔法使い「はいはい、戦士ちゃんも素直になって〜」

戦士「ぅぅぅ…あたしはあんたに付いてってやるの!
いい?これは決定事項なの!あんたは黙って承諾すればいいの!」

勇者「みんな…ありがとう、とってもうれしいよ」

ーーー町の外ーーー

勇者「みんながもう準備万端だなんて若干驚いたよ」

魔法使い「それはそうだよ〜だって三日前には王様から通達きてたし〜」

僧侶「それにお母さん達はまだかまだかって急かしてたぐらいですし」

戦士「そうね、まぁあたしはもうちょっと先でもよかったけど」

魔法使い「一番楽しみにしてた癖に〜」

戦士「あ、あたしは、べ、べべべ別に楽しみになんて!」

勇者「アハハ、先に通達行くなんてホント決定事項だったんだ…」

僧侶「町の外なんでもう遅いですけどね」

勇者「ん、敵だよみんな気をつけて!」

もう終わりです
ホントごめんなさい
次回はもうちょいスムーズに…なるかな
いざ書き込もうとしたら誤字いっぱいで
修正してたら間違って削除してしまいました

次回は戦闘と西の町まで


大丈夫うぉーるぶりんがーより全然いいよ

本日は

あああ

てすた

すまん

ぼちぼち再開していくかな




スライムの群れが現れた!

戦士の攻撃
とび蹴り

戦士「スライムを素手で殴るなんて死んでもごめんよ!」

スライムC「ピギャアアアア」ドゴォン

スライムCを倒した


魔法使いはメラを唱えた

スライムB「ピギュアアアヤアア」ヒーヒーヒーヒーヒー

スライムBは焼け死んだ

魔法使い「やっぱメラが一番楽だね〜」

僧侶の攻撃は杖で攻撃 

スライムD「ハァハァ」ガンッガンッ

スライムDは恍惚の表情でこちらを見ている
僧侶は軽蔑の眼で見つめた
スライムDは昇天した

僧侶「なんだったんでしょう、気持ち悪い」


勇者の攻撃

スライムA「プギャアアアアア」ズバン

スライムAを倒した

勇者「みんな強い…」

スライムの群れは全滅した



勇者「イヤー、まさかみんながこんな強いとは思わなかったよ」

戦士「こ、こんなの朝飯前よ!」

魔法使い「戦士ちゃん照れてる〜」

戦士「て、照れてなんかないわよ!」

僧侶「勇者、私達は自分の身ぐらい自分で守れます」

魔法使い「勇くんは私達を気にせず戦っていいからね」

戦士「あんたはあたしの足を引っ張らない程度に魔物の注意を引けばいいのよ!」

勇者「そ、そう言われるとなんか複雑なんだけど…」

魔法使い「そういえばどこに向かってるの?」

勇者「僕らのいた町から西の方の町だよ」

僧侶「たしか港町なんでしたっけ」

戦士「貿易も盛んだとか」

僧侶「戦士にしては詳しく知ってるじゃないですか」

戦士「"にしては"ってどういう意味よ!」

勇者「次の大陸に渡るときのためにね
   港町だからさ、船とかの観光ツアーみたいのやってんじゃないかと思って」

僧侶「事情を話せば船に乗せてくれると思うのですが」

勇者「あ…」

魔法使い「勇くんおもしろ〜い♪」

勇者「そっか、そうだったよね」

戦士「ハァ…あんたってやつは」

勇者「あはは…はぁ…」

僧侶「ほんとに何でもあるらしいので、西の町で装備などを揃えましょうか」

魔法使い「新しい魔道書が欲しいな〜」

戦士「あるんじゃない?たしか専門店があるって聞いたことがあったような…
   それより新しい武器よ!爪とか、斧とか!」

魔法使い「私杖!杖がいい!」

戦士・魔法使い「「僧侶(ちゃん)は鞭(〜)?」」

僧侶「何故ですか?なぜ私が鞭を装備しなければいけないんですか?」ニコニコ

戦士・魔法使い「「すいませんでした!!!」」

僧侶「いいんですよ…わかれば…ふふふ…」ニコニコ

勇者「笑顔が怖いよ、僧侶」

戦士「ままま、まだつかないの?」

勇者「もうちょっとだと思うよ、頑張ろう」

僧侶「みなさん…また魔物です」

戦士「全く!いそがしい奴等ね!」

僧侶「スライム以外がいいですね」

勇者「あはは…頑張って僧侶…」




魔物の群れが現れた

ドラキーBの攻撃
勇者は避けた

魔法使い「ドラキーか〜」

戦士の攻撃
正拳突き

いたずらモグラ「ヒデブッ」ドガァン

いたずらモグラは倒れた

戦士「たいしたことないわね」

魔法使いはバギを唱えた

ドラキーA「キキュァ?!!!」フーッフーッフーフーフー

ドラキーB「キュッキャッキャッキャキャ」

ドラキーAは倒れた
ドラキーBは避けた

勇者「魔法使いバギとか使えるんだ」

魔法使い「勇くんのためにいっぱい練習したんだよ〜」

僧侶の攻撃
杖で突く

一角ウサギ「ハァハァ」ズボッズボッ

一角ウサギは期待の眼差しで見ている

僧侶「もう無視しましょう」

僧侶は無視した
一角ウサギは昇天した

勇者「僧侶は何やってもこうなるんだね…」

勇者の攻撃

ドラキーB「ギギャアアアアア」

ドラキーBは倒れた

勇者「なんとかなったね」

僧侶「なんか私だけ変じゃないですか?」

僧侶「無視するんですかそうですか」フフフ

戦士「ね、ねぇまだ着かないの?」

勇者「あ!ほらあれだよ!」

魔法使い「おおおおお!!新しい魔道書!!!!!」ズダダダダダ

〜〜〜西の町〜〜〜

戦士「あいかわらず欲望に素直なんだから、ハァ」ソワソワ

僧侶「まぁ、魔法使いらしいですがね」

勇者「とりあえず村長に会いに行こうか」

戦士「う、うんそうだね」ガックリ

僧侶「……私達二人で行きましょうか、勇者」

勇者「…そうだね、多いと迷惑だろうし」

僧侶「じゃぁ戦士は武器屋で待っててください」

戦士「オッケイ了解アイアイサー!」ズダダダダダ

僧侶「どっちが欲望に素直なんでしょうね」クスクス

勇者「ははは、まぁいいんじゃない?」

僧侶「そういえば二人だけって久しぶりですね」

勇者「そうだね、僧侶はいっつも魔法使いか戦士が一緒だよね」

僧侶「…まぁいいです、今は許してあげます」

勇者「ええ?あ、ありがとう」

僧侶「そうですよね、今は精一杯楽しまなければ」ボソボソ

勇者「???、あ、僧侶!村長の家に着いたよ」

僧侶「ッチ、ほんとですね」

勇者「舌打ち?え?どうしたの僧侶」

僧侶「早く挨拶を済ませてしまいましょう」

勇者「う、うんそうだね」

〜〜〜いっぽうそのころ〜〜〜

魔法使い「豊作豊作〜♪」

戦士「悩んだけど爪にしちゃったぁ」

魔法使い「あ、戦士ちゃん!」ノシブンブン

戦士「あ、魔法使い!」ノシブンブン

魔法使い「勇くんまだかなぁ」

戦士「もうちょっとでしょ?」

勇者「おーい」

僧侶「チッ」

勇者「え?ほんとどうしたの僧侶?」

魔法使い「勇くーん!」ダキツキッ

戦士「噂をすればなんとやらね」

僧侶「さて、村長に頼まれたことですが…」

魔法使い「エ〜、明日にしようよ〜」

僧侶「それもそうですね、装備を整えて明日にでもしますか」

戦士「あたしはちょっと武器の試し切りをしたいかな」

勇者「僕は…そろそろ刃毀れもしてきたし、武器屋かな」

魔法使い「私は勇くんと一緒かな〜」テレテレ

僧侶「戦士だけ別行動ですか?」ニヤニヤ

戦士「あ、あたしもついてく!!」アワテアワテ

勇者「あはは、みんな仲良しだね」

僧侶「死ねばいいのに」ブツブツ

勇者「エエ?きき今日はちょっとこここ怖いよ僧侶」

僧侶「では、行きましょうか」

戦士・魔法使い「「は〜ぁい!」」

〜〜〜宿屋〜〜〜

勇者「ごめん…」

僧侶「はぁ…まさか一部屋しか取れないなんて」

戦士「勇者と一緒の部屋…」ボンッ

魔法使い「えええ、私は一緒がいいのになぁ〜」

勇者「僕は外で寝るよ」

僧侶「だめです」

勇者「で、でもっ」

魔法使い「でもって言ったらだ〜っめ!」

僧侶「風邪でも引かれたら大変ですし」

戦士「湯者と一緒勇者と一緒勇者と一緒」ボボボンッ

勇者「ううう…」

魔法使い「ベッドは4つあるから平気だって〜」

勇者「ごめんね…みんなぁ…」

〜〜〜朝・町の外・洞窟の前〜〜〜

戦士「そういえば村長に頼まれたことってなんなの?」

僧侶「表面上は魔物退治です」

戦士「表面上?」

勇者「最近暴れ回ってるみたいでね、大きな被害はまだだけど小さい被害は星の数らしいんだ」

僧侶「なのですが、ちょっと被害の内容がおかしくて」

勇者「バッグが盗まれたり」

僧侶「お金が取られたり」

戦士「それって、人間じゃないの?」

勇者「だから…ね」

僧侶「いったじゃないですか」

魔法使い「表面上?」

僧侶「はい」

勇者「それで、その魔物たちが根城にしてるらしいのが」

僧侶「この洞窟です」

戦士・魔法使い「「うわぁ」」

勇者「これぞ洞窟って感じだね」

結構書き溜めたつもりだったのに凄い勢いで無くなった
今回はこれで終わりです、次マタ会いましょう

あとmsって次回予告で西の町ってネタバレしてたね恥ずかしい
次ぎは洞窟編と新たな町に

まだ?

早よ

ぼちぼちやろかな

〜〜〜洞窟内〜〜〜

魔法使い「戦士ちゃん怖いんでしょ〜」

戦士「こ、怖くなんかない!」ガクブル

魔法使い「だってだって〜」

戦士「五月蝿い!!」

勇者「大丈夫だって、何かあっても僕と僧侶がいるし」

僧侶「…………」ガクブル

勇者「僧侶?どうしたの?」カタポン

僧侶「!!ヒャイ!!??どどどどどうしたんですか勇者?」アセアセ

勇者「そういえば僧侶も苦手だったっけ」

僧侶「いいいいえ、こここ、この震えは怖いんではなくて寒いんですよ」アセアセ

魔法使い「戦士ちゃん〜、くっつかないでよ〜」

戦士「だって〜ぇ」ガクブル

僧侶「そもそもですね、回復魔法の原理と攻撃魔法では原理がですね」ガクブル

勇者(話題を変えて怖いの紛らわそうとしてるんだなぁ)

〜〜〜〜〜〜

勇者「分かれ道だね」

戦士「ひいい」ガクブル

魔法使い「私と戦士ちゃん、勇くんと僧侶ちゃんがいいのかな〜?」

僧侶「み、みんなで行きましょうよ」

戦士「そそそそそそのとおりよ!」

勇者「でも、分かれたほうが早く出られると思うよ?」

僧侶「そうです!早く出たほうがいいと思います」

戦士「ちょ、ちょっと僧侶!さっきと言ってる事が違うわよ!」

魔法使い「僧侶ちゃんも…ああだし〜、やっぱり分かれたほうがいいと思うな〜」

勇者「そうだね、そうしよっか」

〜〜〜〜〜〜

戦士「うううぅぅぅ…」ガクブル

魔法使い「いいじゃ〜ん」

戦士「ううぅぅ…」ガクブル

魔法使い「たいまつ持たせてあげるから〜」

戦士「そうじゃない…」ガクブル

魔法使い「冒険だよ?ワクワクするよね!」キラキラ

戦士「何でそんなに平気なのよぉ」ガクブル

魔法使い「勇くんとがよかった?」

戦士「そうじゃないのぉ」ガクブル

魔法使い「そうだね〜」

戦士「なんか嫌な予感がするのよぉ」ガクブル

〜〜〜〜〜〜

僧侶「だからですね、そもそもですね」

勇者「もうわかったから
   攻撃魔法と回復魔法では魔力の練り方自体が違うんでしょ?」

僧侶「うううぅぅぅ……」

勇者「それより、気づいてる?」ヒソヒソ

僧侶「後を、付けられていますね」ヒソヒソガクブル

勇者「捕まえよう」ヒソヒソ

僧侶「そうですね」ヒソヒソガクブル

勇者「それにしても暗いねー」イワニカクレル

僧侶「いい加減やめてくれないと勇者でも八つ裂きにしますよ?」ユウシャニツヅク

勇者「…」

僧侶「…」

???「あれ?」キョロキョロ

勇者「捕まえた!」ハガイジメ

僧侶「観念しなさい!」

???「はなせっ!」

勇者「動くな!動くとこの王蟲殻から削りだした剣がセラミック装甲を貫くぞ!」

???「え?せら、え?なに?え?」

僧侶「勇者!ふざけないでください!
   はぁ…お名前を教えてくださいますか?あとなぜ私達を追いかけてくれていたのかを」

???「誰がおしえるか!だってあいつらは俺の、仲間だもんげ!」

僧侶「やさしく聞いてるうちに答えたほうがいいですよ?」ニコニコ

勇者(僧侶の笑顔はこわいなぁ)

僧侶「勇者?何か言いました?」ニコニコ

勇者「なにも言ってないよ?」

下っ端「おお俺下っ端って言います!
    親分の命令で入り口辺りからずっとあなたたちのことを見張っていました!」

僧侶「へぇ、そうなんですか」ニコニコ

下っ端「は、はい!途中で二手に分かれたので、あなたたちを見張ってました!」

僧侶「親分てどういう人なのですか?」ニコニコ

下っ端「はい!俺たち盗賊団の文字通り親分です!顔の右側にでっかい刀傷を付けています!
    口は悪いし喧嘩っ早いし性格も悪い俺たちの親分です!この道の奥にいると思います!」

僧侶「そうですか、ありがとうございます」ニコニコ

下っ端「とんでもございません!あともう片方の道についてですが
    こっちより遠回りですが着く先は同じです!お仲間様のご心配は不要です!」

僧侶「はい、わかりました」

下っ端「そ、それじゃあ!」

僧侶「もう盗賊なんかからは足を洗うのですよ?」

下っ端「はい!これからは真面目に生きていきます!神に誓います!」

僧侶「よろしい」

〜〜〜〜〜〜

戦士「ダメ!とまって魔法使い!」

魔法使い「え〜?どうしたの戦士ちゃん〜?」

戦士「待って、足元の石、色が違うでしょ?」

魔法使い「ホントだぁ〜、気づかなかったよぉ〜」シタヲミル

戦士「まったく、足元には気をつけないさいよね」

魔法使い「はぁ〜い」

戦士「僧侶は平気かしら」

魔法使い「勇くんいるし、へいきだよぉ〜」

戦士「そうかしら」

魔法使い「それよりコレ押すとどうなるんだろぉ〜」

戦士「落とし穴とか、壁から矢が出てくるとか、いわが転がってくるとか」

魔法使い「押していい?」

戦士「ダメ」

魔法使い「ケチ〜」

戦士「勇者達の方の罠が作動するのもあるわね」

魔法使い「それなら押さないほうがいいね」

〜〜〜〜〜〜

勇者「ん?あの扉何?」

僧侶「明かりもついてるみたいだし、あそこが目的地ですか?」

勇者「うーん、突撃?」

僧侶「作戦を立てた方がいい気がします」

勇者「なんとかなるっしょ」

僧侶「はぁ、そうですねぇ」

勇者「レッツゴー」

僧侶「薬草ぐらい持ったらどうですか」

終わり
また会いましょう

乙!

ごめんね
最近忙しかったんだよごめんね
もう誰も見てないんじゃないかな

僧侶「そういえば、魔法使い達はどうしたのでしょうか」

勇者「もう扉の向こうにいたりして」

僧侶「十分ありえますね」

勇者「行こうよ」ワクワク

僧侶「何でそんなにワクワクしてるんですか、ハァ」ヤレヤレ

勇者「なんでか自分でもわからないよ、でもなんだか楽しみで仕方ないんだ」ウキウキ

僧侶「最初は滅茶苦茶嫌がってたじゃないですか、万が一人と戦うことになったら とか言ってたのに」

勇者「今はこの扉の向こうに人が居て欲しいとさえ思ってる」

僧侶「たまに勇者がよくわからなくなります」

勇者「早く行こうよ」ワクワク

僧侶「そうですね」

〜〜〜ガチャ、ギィィィ、バタン〜〜〜

お頭「いらっしゃいませぇ」

盗賊たち「お客様を新たに2名さまご案内〜」ブキヲカマエル

お頭「お前たちの仲間は今牢屋にぶち込んでやった〜」

盗賊たち「お前らはギッタギタにした後身包み引っぺがして外に捨ててやる!」

勇者「長い」ベギラマー

僧侶「ウザイです」バギマー

お頭「何しに来たかしらねーが、私の城に土足で入るんじゃねーぜ」

僧侶「ここが城なら私が住んでた町は大都会ですね」

勇者「きついなぁ」

お頭「まぁどうでもいいんだがな」

僧侶「それにしても随分広いですね」

勇者「上も高いよね」

お頭「そうだろう、そうだろう」

僧侶「私達の仲間は無事なんですね?」

お頭「手を出してきたからな、アザ一つくらいは勘弁してくれ」

僧侶「私はあなたを許しません!」

お頭「その割には、顔が怒ってねぇなぁ」

勇者「それで済んだことに喜ぶべきだもんね」

僧侶「普通に考えればそうですからね」

お頭「お前ら冷静すぎだろ」

勇者「そりゃあ、ねぇ」

僧侶「あの二人ですし」

お頭「万が一すらないってか」

勇者「僕は、戦いたいっていうか」

僧侶「そんなことも言ってましたね」

お頭「ほう、面白い」

僧侶「私は戦いたくないのですが」

お頭「直々に相手をしてやろうじゃねえか」

勇者「手加減は、しないからね!」

お頭「さぁ、こい!」

僧侶「私は牢屋に行きますか」

〜〜〜〜〜〜

お頭はすばやく勇者に近づき攻撃した

お頭「しっかり構えないと、怪我じゃすまないぜ?」

彼女の攻撃は実に簡単なものだった
しかしそれすらも勇者は避けられず、衝撃を流し、軽くすることしかできなかった

勇者「は、速い!」

お頭「しっかりついて来いよ!ホラホラホラァ!!!」ブンブンブン

お頭は攻撃速度を緩めることなく
ただただ乱暴に、まるで肉でも叩きつけるように、勇者に自分の斧を振り下ろす
勇者も受け止めることしかしない、受け止めることしかできない

お頭「どうしたどうしたぁ!攻めて来いよぉ!」ガンガンガン

お頭の容赦ない攻めが続く中、勇者は必死に反撃のチャンスを探していた
ただの一瞬も気を緩めずに攻撃を仕掛ける機会を探す
勇者の一番得意な戦い方だった
相手の癖を、どんな戦い方をするのかしっかり観察する

勇者「クッ、メラ!」ボッ!

お頭「なに!?」ジュウッ

お頭がほんの一瞬、瞬きをするような位の一瞬の隙を見せた時
それからは形勢が逆転した

お頭「っとと、やるじゃねえか!」

お頭が体勢を立て直しまえを向いた
しかしそこにはもう勇者はいなかった
勇者は高く飛んでいた

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