DIO「なじむ・・・実になじっ!?」(19)

ズギュ!!

DIO「なじむ・・・実になじっ!?」

承太郎「!?」

DIO「く、くさい!?まずいぞ!何だこの血はー!?」

ジョセフ「こんなこともあろうかとニンニクを昨日たらふく食べていたのじゃよ」

承太郎(なんか臭うと思ったら、ジジィだったのか・・・)

DIO「WRYYYYYYYジョセフ!!貴様ぁぁぁぁ!!!!」

DIO(うっ!!頭痛がする、は…吐き気もだ…くっ…ぐう、な…なんてことだ…このDIOが……気分が悪いだと?)


DIO「このDIOがニンニクごときで・・・立つことが・・・立つことができないだと!?」

承太郎「スタープラチナ!!」

DIO「ま、待て!!


オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ、オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーッ

出オチすぎやしませんかね……?

第三部完!!

実際ニンニク効くんだろうか
あと銀の銃弾とか十字架とか

1部で十字架握りつぶしてたよ

吸血鬼とは関係なくDIOの個人的な好き嫌いとか

KUSEEEEEEE!!

DIO「という夢をみた」

エンヤ「はあ」

エンヤ「しかし、DIOしゃまはしゃいきょう(最強)の吸血鬼。特別なお身体でございましゅ」

エンヤ「ニンニクなんぞで弱る方ではありましゅまい」

DIO「・・・と、思うだろう?」

DIO「しかしなエンヤ婆、これをみてくれ」スッ

ニンニクゥーーーッ

エンヤ「ニンニク・・・?」

DIO「そう、ニンニクだ」

DIO「これをな・・・・・・こうするとッ!」

ムシャアッ

エンヤ(ああッ! ワ、ワイルドに食いつきなしゃった・・・ッ!////)

DIO「ウウッ! ウマイ! ウマイぞォッッ!!!」

ムシャムシャムシャッ

エンヤ(た、食べるしゅがた(姿)も美ししゅぎるゥゥゥゥッ!!!!)


DIO「」ピタッ

エンヤ「?」

DIO「・・・」プルプルッ


DIO「オェェェェェッ」ビシャーー!!

エンヤ「」ベチャッ


エンヤ「・・・・・・」

DIO「と、まあこのように、どんなに旨くても体が受け付けぬようになったのだ」

エンヤ「・・・・・・はあ」プゥーン

DIO「そこでな、わたしは思ったのだ」

DIO「ジョースターたちが来るまで暇だし、自分の弱点とやらを探ってみようとな」フフフ

エンヤ「なんと! しゃ、しゃすが(流石)ですじゃ!」

エンヤ「己の弱き点を見つめることで、ただでさえ素晴らしいDIOしゃまがさらに磨かれるというもの」

エンヤ「より高みへとのぼろうとしゅるDIOしゃまの向上心に、エンヤは感激いたしました!」

DIO「フフフ、そう誉めるなエンヤよ」

DIO「そうと決まれば、さっそく取りかかろう」

エンヤ(・・・この方のそばにいられる幸福ったらないですじゃ)ウットリ

DIO「では、まずは太陽ッ!!!」

エンヤ「!!!」

DIO「ひなたに近づき、どこまで耐えられるかチェックするぞォッッ!」

ズカズカ

エンヤ「おっ、お待ちくだしゃれDIOしゃまァァァァッ!!!」ガッシィッ

DIO「ヌッ! 何事だエンヤ婆」

エンヤ「たっ、太陽など・・・ッ! 初っぱなから危険しゅぎましゅ!!」

エンヤ「ま、まじゅは十字架あたりから攻めていくのはどうでしょう!?」

DIO「それは検証済みだ」

エンヤ「で、でしたら・・・・・・アッ! ハーブとかはいかがでしょう?」

DIO「・・・・・・」

DIO「・・・・・・エンヤよ、きさまが心配するのもわかる」

DIO「だが、最も危険なものから確かめていきたいと思うこの気持ちも大事にしたい」

DIO「何事も、継続して行うと決めたのなら『始め』がカンジンなのだ」

エンヤ「DIOしゃま・・・・・・」

その1『太陽と吸血鬼』チャラーン

『一般に、吸血鬼というものは太陽が苦手です』

『では、まず太陽に当たるとどうなるのかをみてみましょう』

DIO「よし、エンヤよ・・・まずはカーテンを開けてくれ」

エンヤ「はい・・・」

シャッ

『このように、普通の人間が太陽に当たってもなにも起きません。むしろ体にいいので、人間は積極的に当たりにいきましょう』

『ただし、この時太陽を直接見てはいけません。目を痛めてしまうからです』

『真っ暗で陰気な室内に、太陽の心地よい光が射し込んできましたね』

『それでは、吸血鬼が日の光に近づくとどうなるのかをご覧ください』

DIO「ウッ・・・眩しいな」

エンヤ「だ、大丈夫でごじゃいましゅか!?」

DIO「問題ない。・・・始めるとしよう」

DIO「フム・・・心なしか目や肌がピリピリしてきたぞ」

エンヤ「・・・」ハラハラ

DIO「どれ、もう少し近づいてみるか」ソロリ

エンヤ「・・・」ハラハラ

DIO「フフフ、当たり前ではあるが、光に当たらなければ基本的には安全なようだ」

DIO「見よ、エンヤ婆。このように指を・・・射し込む光に触れるか触れないかのところまでもってくるだろう?ここまでは問題ない」

エンヤ「き、危険しゅぎましゅDIOしゃまァ!!」

DIO「落ち着け」

DIO「ところが指先の・・・伸びた爪を光に触れさせると」

ジュワッ サラッ・・・

DIO「このように、少しでも当たると砂になるのだ」

エンヤ「・・・・・・」

エンヤ(ああ、しかしDIOしゃまは本当に吸血鬼なのですな)

エンヤ(爪先とはいえ、DIOしゃまの体の一部が砂になってしまうのを見ると・・・・・・なんだか込み上げてくるものがありましゅな)

エンヤ「・・・・・・ふぇ」ムズッ

エンヤ「ふえっくしょぉォォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいッ!!!!!」ブッシュウウウウウウッ

カーテンブワッ

ジュワッ

DIO「アーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」

DIO「アーッ! アーッ! アアアアアーーッ!!!」

ゴロゴロゴロゴロゴロッ

DIO「ゆっ、指ッ! おれの指ィーーーーッ!」サラサラサラー

エンヤ「ハッ! DIOしゃまの白魚のような人指し指が半分なくなっているゥゥゥッ!!」

エンヤ「・・・・・・おいたわしや」

『確認できましたか?』

『そうです。吸血鬼は太陽に曝されると、砂のように消えてしまいます』

『太陽の下で活動できないなんて、なんだか可哀想ですね』

『しかし、吸血鬼に同情はいりません。悪い生き物ですから当然ですね』

『それではまた次の講座でお会いしましょう』チャチャチャチャーン

わろた

石仮面の吸血鬼は流水はさすがに効かないか

次の講座も期待ッ!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年06月05日 (金) 02:09:45   ID: qepTt7ey

十字架はプッチの服にも描かれてるし効かなそう
あと頭だけでも生きてられるし、杭で心臓貫かれても平気そう
流水の中を動けないっていうのはどうだろう。シャワーとか雨とか当たってる描写あったっけ?
ニンニクといわしの頭と銀は知らん

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