DIO「つまらん、新しい部下を館へ短期導入しよう」 (16)

注意

とてつもなくキャラ崩壊

原作無視

ぶっとび設定

何でも許せる人向け

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DIO「・・・・・・・・・暇だ。本にも飽きた。新しい『刺激』というのがほしいところだ・・・」


DIO「暇すぎて日記に書き込むことが無い日があったり、数行で終えてしまったり、それどころか日記だというのに昔のことばかり書く始末だ・・・!」


DIO「エンヤ婆は断定的な事しか言わず会話は進まない、テレンスはこのDIOが生まれたころには無かった単語しか言わない、ヴァニラは「喉が乾いた」と呟いただけで手首を切ろうとするから扱いにくくて仕方が無い」

DIO「ヌケサクは話す価値に値しない」

DIO「この問題の打開策は・・・・・・・  ハッ!そうだ、いい考えを思いついたぞ。エンヤ!今すぐあいつをこの館へ呼び出すのだ!」


エンヤ「ディ、DIO様・・・あやつを呼び出すのは どうかと・・・」

DIO「このDIOが呼べと言っているのだ それ以上の呼べない理由とやらがあるか?」

エンヤ「し、しかし・・・」

DIO「短期でいい」

エンヤ「バイトですかな」

DIO「新顔導入、きっと面白いぞ」

エンヤ「パチンコですかな」

DIO「わかったらさっさと呼びに行け 断っても来させろ、なお嫌がるようだったら生死は問わないと私が言っている・・・と伝えておけ」

エンヤ「しょ、承知しました・・・」

DIO(あいつは唯一、私に”殺意”を向けた男だ・・・きっと私を楽しませてくれるだろう。)



??「は、ハァ~~~!??俺が、館に住み込みで部下だとォ!?オイオイ婆さん、馬鹿言うなよ…俺を誰だと思ってやがる。それにそんなめんど・・・縛られるようなことしちまったら全国のレディに会いに行けなくなっちまうだろ」


エンヤ「DIO様は『生死を問わない、引きずってでもつれて来い』と仰っておる」


??「なぁんでそこまでしてッ!俺を呼ぶんだよッッ!!!他の奴でいいじゃあねぇかッ!!!」


エンヤ「短期OKだそうじゃ」


??「アルバイトかッッ!!!」


エンヤ「面白そうだから是非導入したい、と」


??「俺ァパチンコかッ!!!って、ふざけてやがんのかぁ~~!???」


エンヤ「どうするんじゃ」


??「わぁーったよ・・・報酬に響いちゃ困るしな、短期で良いならレディたちに一生会えねえってこともねえんだろう・・・夜までには着きますっつっとけ」


??「ハァー・・・なんでこんなことに・・・もぉしかして、銃口(エンペラー)向けたのを今更怒ってるとか・・・か・・・?や、やべぇかもしれねぇぜ・・・こいつは・・・」

DIO「・・・・・・・・・ン 来たか。待ち望んでいたぞ」

ホル・ホース「え、えぇ・・・しかし、DIO様の寝室に御呼ばれされるなんざ・・・いったいどういった風の吹き回しで?」

DIO「おや、私がいつお前を貶した。私はお前を評価している。」

ホル・ホース「・・・・・・」

DIO「何だ、固まって。」

ホル・ホース「いえ・・・・・・き、緊張しちまってェ・・・・・・」

DIO「このDIOに銃口を向けた男が、同じ部屋にいるだけで緊張をするのか!面白いじゃあないか」フフ

ホル・ホース「(くそっ!楽しんでやがる!!!)」

ホル・ホース「で、俺の仕事は何です こうしてわざわざジョースターを追ってた俺を館に呼び出したんだ、何かしら『目的』ってのがあるんでしょう」

DIO「ふむ、お前の仕事は私の側近だ。ちなみにお前を館に招き入れる際にヴァニラには外へ出てもらった。」


ホル・ホース(あのDIO熱狂信者を俺の代わりに外にだとォ~~!???下手したら殺されちまうぜッ 俺がッ!)


DIO「側近の主な仕事内容だが、私の護衛はもちろん・・・」

ホル・ホース(必要ねぇだろ~~~~ッッ)

DIO「私の身の回りの世話・・・まぁ、普段はテレンスの仕事なのだが」


ホル・ホース(老人の介護かッッ!!)

DIO「あとは私の話し相手だ いいな?」


ホル・ホース「か、かしこまりぃ・・・」

DIO「ではまず一つ目の仕事なんだが」


ホル・ホース「はい」


DIO「そこにある本を全て下の書庫にしまってきてくれ」


ホル・ホース「うげっ、こ、これを全部だとォ!?100冊はくだらねぇ・・・!」


DIO「嫌か?」


ホル・ホース(片付けしなきゃ・・・殺す気だ!!!)


ホル・ホース「へ、へーい!ただいま!」


DIO(フフ、テレンスやヴァニラと違って何とからかいがいのある男よ・・・!)

ホル・ホース「こ、腰がッ・・・・!!!俺をいくつだと思ってやがる、若くねぇんだぞ・・・!!」ゼェハァ

DIO「終わったのか ご苦労。では次なんだが・・・」


ホル・ホース「ッ・・・!!!(次、だとォ~~!??無理だ!!身体が死んじまうよォ!!!)」

DIO「食事にしよう」

ホル・ホース「えっ」

DIO「表に出て極上の女を連れて来い」

ホル・ホース「た、食べるんですかい・・・?その女性を?」

DIO「当たり前だ」

ホル・ホース「・・・し、しかしDIO様・・・俺ァ 女には優しいタチでしてね・・・ その、DIO様に自ら望んで食われるようなバk・・・見る目があったために死んだ女どもはともかく、」

DIO「見ず知らずの女に情があるとでも?」

ホル・ホース「俺は女を尊敬してますんでね…こればかりはポリシーみたいなもんで・・・」

DIO「・・・フゥン」

ホル・ホース(やっ、やっべぇ~~~~~!!怒ったかァ!?殺されるか!??)

ホル・ホース「イヤ、そのッ、俺の命がかかるとならば「良い」・・・へ?」

DIO「別に良い、と言ったのだ。食事はいつも通りエンヤにでも頼む。」

ホル・ホース「は、はぁ・・・・・・」



ホル・ホース(いまいち読めねぇ野郎だぜ・・・)

DIO「食事は後でするとして・・・・・・先に外出だ」

ホル・ホース「へ?」

DIO「お前には護衛の仕事も頼んだだろう?まさか護衛が館内でのものとでも。」

ホル・ホース「が、外出ゥ~~~!?」


ホル・ホース「や、そのですねェ・・・あ~・・・今まで外に出たことは?」

DIO「ない」

ホル・ホース「ですよねェ!そん時はいったい誰を・・・って、え、えぇ!?ない!?」

DIO「ないから貴様に護衛を頼んでいるのだ」

ホル・ホース「そ、そりゃァもしかして、観光案内ってやつじゃ・・・」

DIO「そうとも言える」

ホル・ホース(そうとしか言わねぇよッッ!!)

DIO「さぁ、行こうか。」マントバサァ

ホル・ホース(!?こ、こいついつの間に俺の後ろにあるドアの前へ・・・!?それに、マントも・・・!!あの時と同じだッ、俺がこいつに銃を向けたときと・・・)

DIO「どうした、出ないのか」

ホル・ホース「おッ・・・お言葉ですがDIOサマ・・・、今の時間は、深夜の中でもかなり深夜・・・人もいねぇし店は開いてねぇってんで、暇つぶしにもならないかと…」

DIO「・・・それは本当か」

ホル・ホース「アンタ相手に嘘をつくとお思いで・・・?」

DIO「・・・なるほど、じゃあ他のことをしよう」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年05月25日 (水) 22:16:17   ID: JNFmyuH6

超面白い!ホルホースとDIO好きの自分にはたまらない!つぎに期待!

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