渋谷凛「嗅ぎたい?」 (73)
凛「嗅ぎたい?」
P「……は?」
凛「嗅ぎたい?」
P「えっと……、なんだ?」
凛「だから。ニオイ嗅ぎたい?」
P「な、何のだ?」
凛「わたしのブーツのニオイ嗅ぎたい?」
P「っ!?」
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凛「……嗅ぎたい?」
P「ブッ、ブーツって、え、ど、ど、どうしたんだ突然」
凛「嗅ぎたくないの?」
P「そうじゃなくて、雑談から何で急にそんな話になるんだ」
凛「嗅ぎたいんだ」
P「そんな事言ってないだろ!」クワッ
凛「あ、もう……。耳元で大きな声出さないでよ」
P「あ、スマンつい……。でもだな、いきなりそんな事を言われたらこうなるぞ」
凛「プロテューサーはわたしの足の匂いの付いたブーツを嗅ぎたいか聞かれたらそうなるんだ」
P「……おい凛。お前まさか、俺をからかってるのか?」
凛「へ? どうして?」
P「だって、その、足の……、何て聞いたりしないだろ」
凛「そうかな」
P「そうだよ。という事はからかってるってわけだろ? まったくこんな時間まで事務所に残って何かと思えば」
凛「ちがうよ」
P「じゃあ罰ゲームか何かのお題か? 何にしてもそんな事をあまり言うもんじゃない」
凛「罰ゲームでもないよ」
P「ならなんだ?」
凛「だからね、わたしは単純にプロデューサーがわたしの履いたブーツの匂いを嗅ぎたいか聞いただけ」
P「あのな――」
凛「嗅ぎたい?」
P「…………。(真っ直ぐ見つめられて聞かれるとクるものがあるな)」
凛「嗅ぎたいんでしょ?」
P「ど、どうして俺がそんなことをしなくちゃならないんだ?」
凛「わたしね、ちょっと好きなんだ」
P「……なにがだ?」
凛「匂いね、嗅ぐの。脱いだ靴下とか、シャツとか」
凛「その日一日の汗吸って匂いの染み付いたモノをね、こう、鼻にくっつけて嗅ぐの」
凛「ちょっとクサくてさ、すえた匂いなんだけど、なんていうかね」
凛「嗅いでるとたまらなくなるの」
凛「だからね」ズイッ
P「おわっ!」
凛「プロデューサーも嗅ぎたいんじゃないかって、そう思ったの」
P「…………(なんちゅうカミングアウトしてくるんや)」ドキドキ
凛「ん?」
P「凛あのな、確かに、俺もそういうことはやった事が無いわけではない」
P「でもそれはあくまでも自分自身のものであるからであって、人の――」
凛「わたし嗅いでるよ」
P「ん?」
凛「プロデューサーの匂い、嗅いでるよ」
P「え! な、あ、な、い、い、い、いつのことだ」
凛「プロデューサーが事務所に居て、席に居ない時こっそり嗅いでる」
凛「手袋とか、コートとか」
P「あわわわわ」
凛「コートはね、羽織ると匂いでプロデューサーに抱きしめられてるような気持ちになるんだ」
P「説明せんでよろしい!」
凛「だからさ。プロデューサーもわたしの匂い嗅いでもいいんだよ」
P「どういう理屈だ、それは!」
凛「わたしはプロデューサーが好き。だから匂いを嗅ぎたい。好きなんだから」
凛「プロデューサーもわたしが好き。だから匂いを嗅ぎたい。好きなんだから。おかしくないでしょ?」
P「……その理屈の俺の凛に対する感情の根拠が無いじゃないか」
凛「プロデューサーはわたしが好きでしょ?」
P「そ、それはたしかにそうだが」
P「それはプロデューサーとアイドルという関係を前提とした庇護の対象としてつまり関係としては――」
凛「好きでしょ?」
P「ええっ、あの、その」
凛「好きでしょ!」
P「あ、はい」
凛「なら理屈は通ったね」ニッコリ
むう
P「だ、だけどな、さすがに」
凛「今日さ、仕事とっても忙しかったんだー」
P「ん? おお、そうだな。朝から夜までずっと詰まってたからな(急になんだ?)」
凛「うん。ロケだの収録だの動きっぱなしの出ずっぱりでね」
P「お疲れ様だったな。…………なら今日は早く――」
凛「ホント。靴を脱ぐ暇も無かったよ」
P「だ、だから早く帰っ――」
凛「だ・か・ら。すっごい濃いと思うんだよね」
かぎたい
P「え」
凛「ニオイが染みこんじゃうぐらい沢山汗かいたからさ」
凛「ブーツの中。すっごい濃い思うんだよね」
凛「特に今日は暖かかったからさ。ムレムレでムワムワ、たぶんすっごいことになってるよ」
P「すっごいこと……」ゴクリ
P「(凛が履いてるのは膝まである編上げのブーツ)」
P「(格子のように靴ひもが締め付けている代物だ)」
P「(全体的に黒の配色と赤い靴ひもがなお拘束感の印象を強くする)」
P「…………」ゴクリ
P「………はっ!」
P「いかん。いかんぞ。俺はこんなものに興味は」
凛「と言いつつ凛ちゃんのブーツから目を離せないプロデューサーなのでした」
P「な!」
凛「ねえ、正直になっちゃいなよ。ホントはプロデューサーもそうしたいんでしょ」
P「……だ、だが。だが俺はプロデューサーだ」
P「そんな事をしては他のアイドルに示しがつかない」
P「(担当アイドルのブーツの匂いを嗅ぐなんてもしバレたらお縄ものだ)」
凛「バレなきゃいいんでしょ?」
P「な、凛。お前心を読んだな?」
凛「……そうだよ。だから御見通しなの、プロデューサーがどうしたいかを」
P「けどだな」
凛「今日」
P「ん?」
凛「これから事務所に来る予定のアイドルはいるの?」
P「い、いや。もうすぐ日付が変わるってのに今さら人が来るわけ」
凛「ちひろさんは?」
P「あの人も、久しぶりに定時前に仕事が無くなったって嬉々として帰ったが」
凛「ならこれからの時間。わたしとプロデューサーは二人きりなわけだ」
P「あ、ああ」
凛「鍵かけちゃおう」
凛「事務所に鍵をかけちゃおう。そうすれば例え誰かが来たとしても帰っていく」
凛「それでね、万一を考えて仮眠室に行こ。あそこも鍵をかけたら誰も入ってこれない」
凛「これで密室の完成。誰かにバレるなんてまずありえない」
P「バレない……」
凛「それに、ただブーツの匂いを嗅ぐだけ。単なるじゃれ合い。悪いことはしてないでしょ」
P「悪い事じゃない……」
凛「ちょっと匂いを嗅いで、ただそれだけ」
P「それだけ……」
凛「ね」
P「うん」
凛「じゃあプロデューサー。これが最後の問い」
凛「もしノーならわたしは素直に帰る。もうこの質問はしない」
凛「今日の事は無かったことにして、また明日から切り替えていく」
凛「もしイエスなら誰にも見つからない場所で二人きりで匂いを嗅がせてあげる」
凛「気が済むまでじっくりとね。そしてその事は決して他言しない」
凛「じゃあ聞くよ」
凛「ねえプロデューサー」
凛「嗅ぎたい?」
凛ちゃんいつからクンカーになってしまったん?
P「…………」コクン
凛「あはっ。じゃあ決まりだね。あははっ。良かった。断られないで」
P「…………」
凛「もし断られても無理やり嗅がせたけど、やっぱり同意の上のほうがいいもんね」
P「えっ」
凛「じゃあ、わたしは先に仮眠室で準備してるね。プロデューサーは戸締りしてからきてね」ドタドタ
P「…………(はしゃぎながら行ってしまった)」
カチャンッ
P「………………何だか施錠の音がやけに響くな」ドキドキ
P「………………これって、やっぱり後ろめたいと思ってるからだよな」
P「………………よし、少し冷静になれ」スー、ハー
P「……………………さっきは乗せられて了承したが、やっぱりまずい……」
P「プロデューサーがアイドルのブーツの……、なんて」
P「………………………………………うん、やっぱり断ろう」
・仮眠室前
P「実は、急に仕事が入って打ち合わせに行かなければならなくなった」
P「大切な取引先でどうしても明日朝までの仕事だから残念だが今度にしよう」
P「……よし。文言は決まった。後は残念そうな顔で言えばきっと凛も納得するだろう」
P「冷静に言えばだいじょうぶ……」スー、ハー
コンコン
P「凛、入るぞ」ガチャリ
P「凛、あのな、じ、じつは―――」
凛「プロデューサーほら」
P「えっ」
凛「どうかな。この恰好」
P「っ!」
P「(……黒ニーソ)」
P「(凛はベッドの上にブーツを履いたまま座っていた)」
P「(膝を立てた姿勢で、ブーツが布団に付かないよう両手で抱えている)」
P「(体育座りのような格好だ。スカートは足の付け根まで落ち、そこからすらりと足が伸びている」
P「(オーバーニーの黒ソックスが電灯の光でテラテラと光っている)」
凛「じゃあ脱ぐね」
凛「よいしょ、っと」
P「(凛は足を宙に浮かせたまま器用に紐をほどいていく)」
凛「プロデューサー、脱ぐとこよく見ててね」
凛「ん、」
凛「はぁ」スコォ
凛「よっと、ほら脱げた。もう片方も」
凛「ん」
凛「ふぅ」スコォ
凛「んんっ!」
凛「ほら、脱げたよ」
P「(凛はそう言って、脱いだブーツの内側が見えるよう向けてくる)」
P「(湯気がでるんじゃないかと思えるほど密着して蒸れていたようで)」
P「(その中はじっとりと湿っているように見えた」
P「…………」ドキドキドキドキ
凛「プロデューサー、おいで」
なにこれ興奮する
pがおっきした
P「(駄目だ抗えない)」フラフラ
凛「よしよし良くできました。じゃあベッドサイドに座ろうね」
P「あ、ああ……」ポスッ
凛「ほら落ち着いて、肩の力を抜いてよ」モミモミ
P「(ベッドサイドに座ったことで背後に回った凛が、肩を揉んでくる)」
P「(おんぶをするような体勢だと、何をされるのか分からない)」
凛「いい子だから、ね、気を楽にして」モミモミ
P「(耳元で直接聞かされるのが、やばい)」クラクラ
凛「じゃあ、少し深呼吸しようか」
凛「はい。吸ってー」
P「スー」
凛「吐いて―」
P「ハー」
凛「大きく吸って―」
P「スーー」
凛「大きく吐いてー」
P「ハーー」
凛「じょうず。じょうず」ナデナデ
P「(囁かれながら頭を撫でられると、脳みそが蕩けそうだ)」
凛「吸って―」
P「スー」
凛「もっと吸って―」
P「ス、スー」
凛「吐いて―」
P「ハー」
凛「全部出し切ってー」
P「ハー、っ!」
凛「いい感じだよー」ナデナデ
凛「じゃあもう一回吸ってー」
P「スー」
凛「もっと吸って―」
P「スウー(やばいクラクラしてきた」
凛「息止めて―」
P「うっ」
凛「まだだよー、まだ……、まだ……、まだ……」
凛「はい。吐いてー」
P「ハー、ハー、ハー」
凛「全部吐いて―」
P「ハ、ァー」
凛「ほら!」
P「っ!(口が!)」モガモガ
なるほど
凛「あはっ。ねえプロデューサー口を塞がれたら苦しい? 息したい?」
P「(肺に酸素が残ってない、やば)」モガモガ
凛「暴れちゃダメ、ほら、大丈夫だから」
凛「じゃあね、挿入するよ」
P「(凛!? ブーツを鼻先に向けてきて何だ?)」
凛「入っちゃうよ。プロデューサーの鼻、わたしのブーツの中に挿入されちゃうよ」
凛「ほら入れるね。あははっ、入った」
P「っ!(顔を覆うようにブーツを被せられた)」
凛「ねえプロデューサー苦しい? 思いっきり息吸いたいよね」
P「っ! っ!(苦しい。でも口は塞がれている)」
凛「もう鼻で息するしかないよね。でも鼻はブーツの中だよ」
凛「もし今息を吸ったら、からっぽの身体の中、わたしのニオイでいっぱいになるね」
凛「私の一日中履いて汗のしみついたニオイ、たくさん嗅いじゃうね」
凛「プロデューサーはそうしたかったんでしょ」
凛「自分の担当アイドルで、年下の女の子のニオイを誰にも邪魔されない密室で嗅ぎたい」
凛「そうしたかったんでしょ?」
凛「なら。しよ」
凛「ニオイ嗅いじゃお」
凛「思いっきり息吸いこんじゃお」
凛「ムレムレのブーツの中に鼻を直接突っ込んで、思いっきり嗅いじゃお」
凛「わたしの足のニオイ嗅いじゃお」
凛「ね、ほら。ね」
P「(苦しいっ、もう、だ、め)」
凛「ほら嗅いで! 嗅ぎなさい! 嗅げっ!」
・・・数分後
P「すー、はー、すー、はー」
凛「…………そう。たくさん吸って」ナデナデ
P「すー、はー、すー、はー」
凛「ちょっと苦しかったね。ごめんね」ナデナデ
P「すー、はー、すー、はー」
凛「頭ぼーっとしちゃったかな」ナデナデ
P「すー、はー、すー、はー」
凛「だいいじょうぶだからね。安心して嗅いで」ナデナデ
15歳でこの性癖はヤバい
P「(もはや俺は無理やり嗅がされているわけではない)」
P「(気が付けば自分でブーツを持ち、鼻をつっこみニオイを嗅いでいる)」
P「(後ろから凛が抱きしめ、頭を撫でてくれている)」
P「(凛のニオイが染みついたブーツはヤバかった)」
P「(クサいとはっきり言えるのに、なぜか嗅ぐことを止められない)」
P「(嗅ぐたびにもっと嗅ぎたいと思う不思議なニオイだった)」
凛「プロデューサー、わたしのニオイは気に入った?」
P「すー、はー、すー、はー」
凛「気に入ったみたいだね」ナデナデ
15歳じゃなくてもヤバい
P「う、はぁ」ハァー
凛「満足した?」
P「あ、ああ。(正直もっと嗅いでいたいが、際限が効かなくなりそうだからな)」
P「(それに)」ビンビン
P「(こっちもやばい事になってる)」ビンビン
P「(このままだと凛に襲いかかってしまう。それは流石にシャレにならん)」ビンビン
P「凛、お、俺。ちょ、ちょっと、トイレに」フラフラ
凛「足元がふらついてる。前かがみでちゃんと立ててないし。一人で平気?」
P「あ、ああ」
凛「じゃあこれ」
靴とか靴下じゃなくて
布団とかクッションとかそういうのがいいなぁ俺は
P「え?」
凛「持って行っていいよ」サッ
P「持って行って……」
P「(凛、ブーツを差し出してなにを)」
P「り、りん?」
凛「プロデューサー」
P「え?」
凛「トイレに持って行っていいよ。わたしのブーツ」
凛「どんな使われ方をしてもわたしは構わないから。それだけだから」
凛「わたしはこれ以上何も言わないし、戻ってきても何も聞かない」
P「…………うう」
凛「とりあえず持って行って」ズイ
P「あ、ああ」
凛「じゃあここで待ってるね。ゆっくりしてきていいから」
凛「ううん。とりあえず、三十分ぐらい戻ってこないで」
凛「いい? プロデューサー」
P「……わかった」
仮眠室外
ガチャン
P「(仮眠室から出ると空気がひんやりしていた)」
P「(それで少し冷静になってみると、部屋の中で行われていた事が嘘のように思える)」
P「(しかしこれが現実なのが、今手に持っている凛のブーツで思い知らされる)」
P「…………」スーハー
P「…………」スーハー
P「…………」スー、ハッ
P「(やばい、と、トイレに)」ビンビン
・三十分後
コンコン
P「凛、入るぞ」ガチャリ
凛「プロデューサー! ……早かったね」
P「あ、ああ(正直一瞬のことだったが)」
P「(年甲斐も無くはしゃいでしまったのは内緒だ)」
P「(今はその反動で冷静状態だが)」
凛「ブーツ、そこに置いといて……」
P「(ん? 凛。何だか様子がおかしいな。さっきと雰囲気が違う……)」
凛「どうしたの……、ジロジロ見て」
P「い、いや。なんでもない」
P「(とはいえ、少し様子が気になる)」
P「(さっきと変わった事といえば……)」
P「(頬が少し赤らんでいることと、眼が潤んでいること、ベッドに横になっていること)」
P「(あと……)」
P「(あ!)」
P「り、凛……、それ、どうしたんだ」
凛「プロデューサー」
P「え?」
P「(凛は身体を起こすと、潤んだ瞳見つめて差し出してきた)」
凛「嗅ぎたい?」
P「(ニーソックスを)」
おしまい
>>37の誤字ごめんなさい
気を付けてたのにな
読んでくれてありがと
え?おしまい?え?
えっ?
これからでしょ?ねえ?
乙
本番はなしか・・・
それにしてもド変態ですな
あ^~目覚めるんじゃあ~
え?今日は終わりで続き後日ですよね?
まあ、とりあえず乙
女子高生に優しくいじめられたくなった
おつおつ
このしぶりんには踏まれたい
単純に本番するよりエロいな乙
本番は要らないです
もっと読みたい
ニーソはたべものだよ
>>42
そっちの方がいいよね
俺みたいな初心者には今回のは刺激が強過ぎるわ
布団とかクッションとか髪の毛とか
甘い香りのするほうがすき
ニーソ編はよ
正直靴系は脳髄にドカンと来るよね
髪は鉄板だな
乙。
「蒲団」は鉄板だよな
こいつはやべえ(歓喜)
72は鉄板だって?
>>58
ニーソは避妊具だよ
普通に染み出ると思うんですが(マジレス)
どれだけの強者がいるんだよ(愕然)
ボクも目覚めそうなので、まず奈緒ちゃんの髪をクンカクンカしてきます
ここは変態の多いインターネッツですね
素晴らしい
只々素晴らしい
凛ちゃんの魅力に改めて気づきましたみくにゃんのファンやめます
いいssだった、かけ値なしに
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