モバP「ただいまー」 (26)

モバP宅

凛「あ、おかえり」

モバP「おう、ただいま…散歩行くとこか?」

凛「うん、最近ハナコをかまってあげられてないから」

モバP「そっかそっかー…おーよしよし」ナデナデ

ハナコ「ワンワンッ!」

凛「…こらこら」

モバP「ははは…かわいいかわいい」ナデナデ

凛「あ、そうそう、お茶とか飲みたかったら、お湯沸いてるから」

モバP「お、ありがとう」

凛「じゃ、20分ぐらいで帰るね、いってきます」

モバP「おう、じゃあなー」



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玄関

モバP「ただいまー」ガラガラ

美優「あ、おかえりなさい」トトト

美優「……今日は、遅かったんですね」

モバP「ええ…いやもう大変でした」

美優「それはそれは……お疲れ様でした」

美優「……じゃあ、コート、またアイロンかけておきますね」

モバP「ああ、ありがとうございます」

美優「……いえ、いつもお世話になっているので、これくらいは」

モバP「いや、ほんとすみません」

あれ…何かおかしく?

廊下

珠美「…フッ…ハッ…」ヒュッ

モバP「あ、こらこら」

珠美「プロデューサー殿!おかえりでしたか!」

モバP「ああ、うん、ただいま…それはいいとして、廊下で素振りはやめなさい」

珠美「す、すみません…ですが板がちょうど良かったもので」

モバP「そんなに広くないんだから、何かに当てたら大変でしょうに」

モバP「うちに帰ってやりなさい、うちで」

珠美「はい…申し訳ない」

モバP「それか外でな、空気もいいし、天高く背も伸びるぞ」

珠美「た、珠美は少々外で素振りしてまいります!」ダダダ

モバP「公園行きなさい公園ー!」


重婚!?

期待

不法侵入してるアイドル達とそれに慣れてしまったPかな?

期待

このPを出迎える美優さんの違和感の無さというか人妻臭と言うか
たまらん

台所

モバP「えーと、たしかお湯が…」

ありす「あ、おかえりなさい」

モバP「…ありす、ここで何をしているんだ?それはなんだ?」

ありす「これですか?フフン…新創作料理、苺茶です!」

モバP「…あのなありす、お勝手は実験室じゃあないんだぞ?」

ありす「?当然です、キッチンは料理を作る所です」

モバP「苺はな、おろし金でおろそうが裏ごししようがお茶にはならないんだ」

モバP「そこにあるそれはきっと温苺ジュースのなり損ないだ、恐らく料理じゃあない」

ありす「…!…迂闊でした」

モバP「よしよし、分かったらまたネットでちゃんとしたレシピを探して出直して来なさい」

ありす「はい…でも、次は負けません」

モバP「分かった分かった…あーあー、急須が…」

居間

モバP「インスタントコーヒーがあって良かった…」

ぎゃあああああああああ

モバP「でかいでかいでかい」ピッピッ

小梅「あっ…あ、お、おかえり…なさい」

モバP「何を見ているんだまったく…」

モバP「うちはお隣さんが近いんだから、もうちょっと小さく、な?」

小梅「ご…ごめんなさい…気を、つける…」

モバP「うんうんものわかりが良くて助かる」

モバP「ただ、この…スプラッタはどうにかならないかな?」

小梅「で、でも…こういう…映画…」

モバP「わかる、わかるわ」

モバP「でも俺もうちょっとしたらご飯が食べたいんだ、だから食事中だけは勘弁してくれ」

小梅「う、うん…たしかに…食事中はいけない…」

モバP「そうだな、ありがとな」

モバP「あとこのTVの横のホラー映画のパッケージがズラリと並んだ棚なんだが…」

小梅「こ、これで…すぐに見れると思って…」

モバP「…ふーん…」

皆クールだなぁ

期待

あしらい方に熟練のそれを感じる

ベッドルームには誰がいるかな?

地下室に時子様がいそうだな

よし、苺の酢豚はレシピがあるからありだな

せめて、せめてドライフルーツにした苺をお茶請けとして食べるならアリだったのに…

橘ァ! なんでも苺絡めればいいと思ったら間違いだぞ!

いや、ほら…なんていうか、さ…
あるんだわ
http://i.imgur.com/LHsj03F.jpg

素人が既製品の真似をしてはいけない(戒め)

座敷

モバP「TVだめじゃ仕方ない…PCでも…」ガラッ

比奈「あ、プロデューサー、おかえりなさいっス」

モバP「…そのPCは俺の仕事用のなんだが…」

比奈「ああ、どうりで大したもんが入ってないわけっスね」

比奈「何にしろ申し訳ないっス、原稿が間に合わないんすスよ、カラーページが3Pありまして…」

モバP「なんで家でやらないかなー…トーンくずから消しかすからこんなに…」

比奈「…いや、ほんと申し訳ないっス」

モバP「はぁ…掃除機かけるぞ」

比奈「どうぞー」

モバP「…」ガタガタ

モバP「…」ウィィィィィィイイ

小梅「…あの…音が…」

モバP「お前さんなー…」ウィィィィイイイイ

小梅「あ、ご…ごめん…なさい」

書斎

モバP「しかし自宅なのに居場所がないってのは…」ガチャ

モバP「うわっ」

文香「…あ…おかえりなさい」

モバP「何これ…」

文香「…本棚を整理していました…足の踏み場は無いですが…ごゆっくり…」

モバP「いや、ごゆっくりってさ…」

モバP「…俺こんなに本持ってなかったと思うんだけど」

文香「…この棚…古かったので…叔父から頂いた物に替えておきました」

モバP「あ、それは悪かった、ありがとう…いやはや立派な棚でまあ…書斎らしくなったというか…うん」

モバP「ところで、資料のファイルは?」

文香「…えっと…あ、その辺の…一番下あたりに…」

モバP「…………」

文香「…す、すみません…」

階段

モバP「はぁ…もう…」トントン

ガリガリガリガリガリガリ

モバP「待って待って待ってやめてやめて」

モバP「雪美ー!雪美ー!!」

モバP「ペロ!ダメだろペロ!!」

モバP「その柱勘弁して!な?な!?」

モバP「おい雪美ー!なんでいないんだ!?」

モバP「いつもどっかから俺んとこ見てるんじゃないかあいつ!」

モバP「あ、やめ…あででででででででで!!」

モバP「雪美ー!雪美さーん!!」

>モバP「あ、やめ…

ニンニン

冷静に考えてみると怖い情況だよな

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