小鳥「敗北を身に纏い」 (49)
衣類
世界で唯一、衣類を身に纏う生き物をご存じであろうか?
そう、他ならぬ【人】である。
本来脆弱であり、気温の変化によって容易く体調不良を犯す我々人類は
古くから衣類を着る事により、寒暖から身を守ってきたのである。
さて
今日に至り、衣類の役目とは何であろう?
先に述べた本来の目的の他に、大きい意味を持つ事柄が一つ。
それは、人からどう思われるか。
所謂印象の操作である。
我々は衣類の種類により、その者の職業を判別し。
衣類の種類により、その者を評価し。
時に、魅了されたり、蔑んだりするのである。
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忍者コスのハルカ
さて
ここでは、衣類の中でも、若干特殊な位置付けにある物を語ろうと思う。
それは【下着】である。
我々、人類を守る最後の砦であり。
本丸と言える【肌】に触れる事が許された鎧である。
本来人に見られるべき物ではないソレであるが。
人に見られるために人が作った下着と言う物がある。
そう
勝負下着である。
まこちんの勝負下着は赤ふん
鎧と表現するにはあまりにも心もとない被服面積。
本来最も守らねばならない部分をあえて晒すと言う特攻精神。
突飛な形状、数mmにも満たない薄さ、着脱の容易さ。
衣類が果たさねばならない役割を全て擲った、その衣類の目的とは?
他ならぬ【戦】のためである。
では、勝負下着を身につけるべき時とは?
戦の相手とは?
国であろうか? 宗教であろうか? それとも親兄弟親族であろうか?
否
勝負下着を着用し闘う相手、それは【異性】である。
(稀に同棲と言うケースが存在するがここではそのケースは割愛する)
勝負下着は、まさに【男女の勝負】の際用いられる戦装束なのである。
勝負下着は女性なら男性を男性なら女性を魅了するために作られた衣類である。
人間の最も根幹の部分、その部分を刺激し、煽情するための専用装備である。
種の保存と言う人間の根幹にあるプログラムを助長するため作られたその衣装を
我々は【戦いの時】のため、用意し、備えるのである。
とりあえずどの小鳥かだけ
さて、ここで皆々に問いたい事がある。
そも、勝負とは何であろうか?
勝負とは【勝ち】と【負け】を決する事である。
では勝負下着においての勝敗とは?
その身を晒した者に相手にされない事であろうか?
否、断じて否である。
勝負下着の目的を鑑みると、その身を晒した時点で勝負下着の役割は果たしたと言えよう。
その後の勝負は、あくまで当事者同士の物である。
だとすると、勝負下着の敗北とは?
そう、その身を晒せなかった事である。
勝負の場にすら立てなくなり、いつしか通常の下着と同じように。
ローテーションの一つに組み込まれた勝負下着。
私はそう言った物達をこう呼んでいる。
敗北下着、と。
これから語るのは。
私、音無小鳥と、敗北下着の。
悲しい、悲しい物語である。
アイマスなのかラブライブなのか、それともまさかのWORKINGなのか
と思ったら普通に小鳥さんだったww
やっぱり音無かwwww
変態で残念な美人。それが音無小鳥
ピヨピヨ チチチチ……
小鳥「…………んぁ」
小鳥「…………朝?」
小鳥「……」ヌボーー
小鳥「……」
小鳥「んんん…………」ノビーーーー
小鳥「っとぉ……」
小鳥「……」ポリポリ
小鳥「……」ポケーー
小鳥「……ん?」
小鳥「……あれ?」
小鳥「アレ!?」ガバッ!!
小鳥「な? え? アレ!?」
小鳥「何で私、裸なの!?」
小鳥「え!? え!?」キョロキョロ
小鳥「誰か、も、え、居ない、よね?」
小鳥「あれ!?」
小鳥「えっと?」
小鳥「……昨日……確か」
小鳥『む~~かし~~のピヨは~~今はコケコッコーーーー!!!! うぃ~~~~っとぉ!!』
小鳥『俺とお前とぉ!!!! ピヨ五郎~~っとくらぁ!!!!』
小鳥『あーーーーーーー!!!!』
小鳥『有精卵産みてぇええええええええええ!!!!!!!』
小鳥『って、わけでただいまっと、ウィックっと』
小鳥『お帰り、ピヨ子』
小鳥『ピヨ夫さん……待っててくれたのね……』
小鳥『当然じゃないか? ピヨ子』
小鳥『ピヨ夫さーーーーん!!!!』
小鳥『てね!! てね!!!! そんな展開1×年ないわ糞!!!! 嘘付いた!! 生涯無いわ!!』
小鳥『あーーーーひと肌が恋しいぃいいいいいい!!!!』
小鳥『あーー…………ウィック』
小鳥『シャワー……めんどくせぇなぁ……いっかぁ、明日で……』
小鳥『着替えもめんどくせぇ……パンツとブラ洗濯機に放れば……それで……』ポイポイ
小鳥『やべ……眠……』
小鳥『洗濯もしなきゃだけど……』
小鳥『ダメ……だ……眠……うぃ……』バタッ
小鳥『………………明日、明日ちゃんとするから、明日こそ……は……ちゃん……と』
小鳥『……んぐーーーー』
小鳥『…………んごーーーー……ピョヒョロロロロロ……んごーーーーー…………』
うわぁ...
これは結婚逃しても仕方ない
ピヨちゃん、ちょっち残念すぎるぜい
い、異性の前ではちゃんと猫被るから大丈夫……
鳥だけど
これはひどいwwwwww
小鳥「思い出したわ」
小鳥「昨日の過ちを完全に思い出したわ」
小鳥「プロデューサーさんと律子さんと夕飯食べるはずだったのを、忙しいってすっぽかされて」
小鳥「一人でヤケ酒飲みに行ったんだった…………」
小鳥「…………」ッフ
小鳥「ちょっとでも誰かに何かをされたと期待した私がバカだった……」
小鳥「……ともあれ、着替えなきゃ」
ガラッ
小鳥「……あっれ!?」
小鳥「2軍(上下が揃ってないまとめ売りの下着)達が全員で払ってる!?」
小鳥「あっちゃーー……そうだった……」
小鳥「先週の休みの日、友達と宅飲みだったから洗濯機に放り込んだまま……」
小鳥「今週もハードで全然洗濯のタイミング無かったからなぁ……」
小鳥「…………」
小鳥「出でよ!! 1軍(ショップで購入した上下揃った下着、シルク生地の物が多い)」ガラッ
小鳥「……うぉおおい、お前達もか!!」
小鳥「あっれ~~? そんなに洗濯して無かったっけ……」
小鳥「あいやーー……こりゃまいったなぁ……」ポリポリポリ
小鳥「いい加減寒いし」ブルッ
これって敗北してるの下着じゃなくて小鳥さん自身じゃないか…
小鳥「え?」
小鳥「0軍?」
小鳥「我が軍の最高戦力である0軍を出すしかないの?」
小鳥「最高戦力にして、敗北者たるあの0軍を……解放する時が来たのか……」
ガラッ
小鳥「うぉう……」
小鳥「相変わらず攻めてんなぁ……お前達ぃ……」
小鳥「えっと……」ゴソゴソ
小鳥「えーー……君にしようか」
小鳥「黒上下、大事な部分に切れ込み入ったブラと、同じく大事な所に切れ込み入りつつ、Tバックね」
小鳥「…………」ハキハキ
小鳥「…………うん」
小鳥「主張する物は主張し、はみ出る物は全てはみ出してるこの不安定感」
小鳥「間違いなく痴女です疑いようもありません感ね」
小鳥「…………まぁ、何もないよりは良いでしょ」
小鳥「あれ!! やべぇ!? もうこんな時間!?」
小鳥「と、とりあえずシャツ!! ベストは……事務所か!! あーー!! もうこう言う時の二―ソって本当に面倒っっ!!」ガタバタガタバタ
小鳥「んげ!! マジでぇ!? キャミも肌着も無いの!? うぇええ…………」
小鳥「だ、大丈夫か、事務所まではコート着てるし、事務所に着けばベストがあるから」
小鳥「コートコートコートは!? あった、よし!! じゃあ行ってきまーーす!!」バタンッ
アカン
有精卵wwww
女を捨ててるにも程があるっしょ……
タッタッタッタッタッタッタ!!!!
小鳥「ハッハッハッハッハ!!」
カンカンカンカンカンカンカン!!!!
小鳥「いつに…………なったら……エレベーター……直る……のよ……」ゼェゼェゼェゼェ!!!!
ガチャ
小鳥「おはよーーございますっっ!!」
ガーーーーッピピ!!
小鳥「…………っっっっセーーーーーーフ!!!!」
あずさ「おみごとぉ~~」パチパチパチパチ
貴音「凄まじい気迫と身体能力、感服しましたよ、小鳥嬢」パチパチパチパチ
小鳥「あず……ささん……貴音ちゃん…………来てたのね?」ゼヒーーゼヒーーゼヒーー
あずさ「あ、無理に返事しなくても大丈夫ですよぉ」
貴音「十分に息を整えて下さい」
小鳥「あり……がと……ふぅ……ふぅ……はぁああ……」
あずさ「寝坊ですか?」
貴音「珍しいですね」
小鳥「いえ、朝出かける時ちょっとまごついちゃって、あはは」
あずさ「あ!! 解りましたよぉ、男の人! だったりして!!」
貴音「ほう、それは捨て置けませんね」
小鳥「違いますぅ、そうであって欲しいですけどね、いやしかし久々に走ったから暑い暑い」ヌギ
あずさ「それはそんなコート着て走ったら………………当然っ!!!!!!??????」
貴音「早く汗をぬぐう事をお勧めします………………よっ!!!!!!??????」
小鳥「ブハッ……うぇ、汗だくになっちゃったわ……」
あずさ(あらあらあらあらあらあらあらあらあらあら~~~~~~~~~)
貴音(ど……何がどうなればあのような……面妖な……)
小鳥「ふぅ、暑…………」フキフキ
あずさ(凄いわぁ……あそこまでの物はなかなかぁ~~)
貴音(小鳥嬢はソレを我々にわざと見せつけている……のでしょうか?)
小鳥「ん? あれ? 私のベスト知りません?」
あずさ「へ!?」
貴音「ふぁ!?」
小鳥「あ……いや、私のベスト、知りません? って……」
あずさ「い、いえぇ? 知らないですねぇ……」
貴音「わ、わたくしも、皆目見当がつきませんね……」
小鳥「…………」
あずさ「…………」
貴音「…………」
小鳥「何で二人とも目を逸らすの?」
あずさ「はぇ!? い、いや、べ、別にそんな事はぁ」
貴音「そ、そのように見えたのであれば謝ります」
小鳥「いや、それは別に良いんだけど……あれぇ? ベストどこにやったかなぁ?」マエグミーー
あずさ(あらあらあらあらあらあらあらあら!!!! 下も~~~~~~!!!!!!!)
貴音(それで何を守れると言うのですか……っっっっ!!!!????)
どういうことなの…
小鳥「困ったなぁ、まぁ、無くても別にとは思うけど……」
あずさ「あの、いや、お、音無さん? それは流石にマズイと思うのだけれどもぉ……」
小鳥「シャツだけで仕事するのってやっぱりアレですかね?」
あずさ(アレなのは、その2門搭載されたキャノン砲の方なのだけれどもぉぉおおお……)
貴音「あの、小鳥嬢、その……大変言いにくいのですが……」
あずさ(流石貴音ちゃん!! 確かにここでぶっこめるのは貴女だけよ!!)
小鳥「はい?」
貴音「…………」チラッ
小鳥「???」バッカーーン
貴音「いえ、なんでも……ございません……」
あずさ(貴音ちゃーーーーーん!!!!)
小鳥「変な貴音ちゃん?」
あずさ・貴音(貴女にだけは言われたく無いなぁ!!!!)
ガチャ
亜美「おはろはろ~~!!」
あずさ「!!??」
貴音「!!??」
小鳥「あ、亜美ちゃん、おはようございます」
亜美「おっはよー!! ピヨちゃん!!」
あずさ「おはよう、亜美ちゃぁん」シュバッ
貴音「まこと、良き天気ですね、亜美」シュバッ
亜美「ふぇ? あ、えっと、おはよう、あずさお姉ちゃん、お姫ちん……」
あずさ「今日も元気いっぱいね~~」シュバッ
貴音「亜美のその明るさは見習いたく思っています」シュバッ
亜美「……な、何なの? 何で亜美の目の前に立つの二人とも?」
あずさ「あ、あらあら~そんなつもりは~」シュバッ
貴音「まったくありません」シュバッ
亜美「そ、そうかな? でも亜美はスケジュール見に来ただけだから」
あずさ「……」ドキドキ
貴音「……」ドキドキ
亜美「ホワイトボードみたら、すぐに退散だよ~んっと」
あずさ「……」ッホ
貴音「……」フゥ
亜美「なーーんてね!! スキありぃ!!!!」
あずさ「あ!!」
貴音「なりません!! 亜美!!」
亜美「へっへーーん!! プリンかラーメンか隠してるんでしょ!? 亜美を出し抜こうったってそうはいか」
小鳥「あら? どうしたの亜美ちゃん?」
亜美「……………………ふえ」
小鳥「???」
てっきり石田小鳥スレかと
このピヨ助は頭沸騰してるんですか?
亜美「あのね!! 黒いパックンフラワーの中にね!? アメリカのさくらんぼみたいなね!? 二つのぼっちがね!?」エグエグエグエグエグ
あずさ「そ、そ~~ね~~怖かったわね~~」ナデナデ
貴音「亜美に罪はありません……忘れるのです……一刻も早く……」ナデナデ
亜美「でね!? 妙にね!? そのボッチがね!? 突き出ててね!? まるで獲物を狙う爬虫類の舌先のようにね!?」エグエグエグエグエグ
あずさ「私達の時代はそれはブラックパックンって言ってね? 初出はスーパーマリオ3で、長靴で越えて」
貴音「あずさ、今は亜美を鎮める方が先かと……」
ガチャ
真美「おっはよ~~ございま~~す!!」
あずさ「!!??」
貴音「!!??」
亜美「ま、真美ぃ~~~~!!!!」
真美「おぅ? どうしたい妹よ? ガチ泣きではないか?」
亜美「うぁ……うぁっぁああああああああん!!!!」
あずさ「可哀そうに……」
貴音「それほどの物を見た……わたくしは、そう、思いますよ、あずさ……」
小鳥「あ、真美ちゃんも来てたのね? おはよ~~」
あずさ「!!??」
貴音「!!??」
真美「あ、ピヨちゃん、亜美泣いてんだけどなんでか知らない?」
小鳥「え? さぁ、大丈夫亜美ちゃん?」
亜美「ひ、ひぃいいいい!!!! 黒くて大きな口に赤い舌がぁあぁあああ!!!!」ガタガタガタガタガタ
あずさ「しまっっ!!」
貴音「わたくしとした事が油断をっっ!!!!」
小鳥「えっと……亜美ちゃん、大丈夫?」
真美「どうしたのさ亜美、ほら、いつものピヨちゃんだよ?」
あずさ「え!?」
貴音「は!?」
小鳥「あ、あずささん、貴音ちゃん、ベストあったわ~良かった良かった」
あずさ「…………良かったです!! 心の底から良かったです!!」ガシッ!!
貴音「これ以上被害が増えず、安心しました!! 小鳥嬢!!」ガシィ!!
小鳥「あ、あははは、ベスト一枚で大げさなんだからぁ、二人とも」
亜美「狙ってる……口だけの化け物が……亜美の事を……」ガタガタガタガタ
真美「ん~~~??? まぁ、亜美は放っとけば直るッしょ、それよりピヨちゃん!?」
小鳥「はい???」
真美「昨日勝負が付かなかった相撲の決着!! 今日こそ付けるかんねーー!!!!」
小鳥「…………あのねぇ? 真美ちゃん?」
真美「え? 何? 逃げんの? 大人の女性感出しちゃって勝負から逃げるわけ? ふは~~~名前だけじゃなくて性根までチキンとは~~~~」
小鳥「大人を甘く見るなよ? って言いたかったのよ!! かかってきなさい!!」
あずさ「ま、まぁ、何はともあれ、峠は越え…………す、相撲!?」
貴音「い、いけません!! 今の小鳥嬢は下も!!!!」
真美「じゃあ、はっけよーーーーい!!」
小鳥「事務所の外まで跳ね飛ばしてくれようぞ」
真美「のこ…………った……?」
小鳥「それそれそれ~~!!!!」
真美「…………」
小鳥「どうした!! 真美の海!! 身体に力が入って無いぞ!!」
真美「……ぱっくり割れた……隙間から…………関羽の髭のような…………」
小鳥「押し出し~~!! ピヨ錦の勝利~~!!!!」
真美「え? 将来真美、あんなふうに? え? 藤岡弘探検隊が分け入るような…………」
あずさ「ま、真美ちゃん!! 気をしっかり!!」
貴音「真美!! わたくしが解りますか!? 真美!?」
真美「あれは髪の毛かな? いや……違うな……髪の毛はもっと……こう……バァーって……動くもんな……」
あずさ「真美ちゃん!? 真美ちゃん!!?? 真美ちゃ~~~~~~~ん!!!!!!!」
貴音「精神を崩壊してまで……真美っっっっ!!!!」
小鳥「はははは、負けた事がそこまでショックだったの~? 大げさねぇ真美ちゃんったら」
あずさ(年上だけど言わせてもらいたいわぁ……)
貴音(お前マジか!!?? などとっっ!!)
亜美「二つの口が!! 舌が!! 亜美を狙ってる!! ひぃいいいいい!!!!」ガタガタガタガタ
真美「木? 違う、林? 違うな、森? まだ足りない、密林? 密林……」ブツブツブツブツ
あずさ「あぁ、もう……痛々しくてみてられない……」
貴音「まさに、子供に見せる物、ではありませんね」
ガチャ
春香「ただいま帰りました!! 深夜の仕事を終え、手に蓋の空いたペットボトルをもった天海春香ですよ!! 天海春香ってうわわわぁああああ!!!!」バシャーーーン
小鳥「…………」ポタポタポタポタ
春香「はわわわわわわわ~~~~!!!! す、すみません小鳥さん!! 都合良くベストだけびしょびしょにしちゃってぇ!!!!」
P「ただいま帰りました~~ってうわっ!? どうしたんですか音無さん!! びっちょびちょじゃないですか!?」
あずさ「新たな頭痛の種達が……」
貴音「展開のためだけに出てきたと言う感じではありますが……」
小鳥「……ベスト、脱いできます」ポタポタポタポタ
P「あ!! あの!! 音無さん!! 少し待ってもらってもいいですか!?」
小鳥「……はい?」
P「だ……大事な話があるんです……今日、一緒に夕飯でも……どうですか?」
小鳥「……え?」トクン
P「春香を送ったら、今日、俺、休みなんで……いつもの店で……その……待ってますから……っっ」
小鳥「え、あ、あの…… プロデューサーさん?」
P「春香!! ほら、帰るぞ!!」
春香「いや、割とマジでこの話ってどう言う事なんです? もしよろしければ詳しいお話お聞きしたいななんて」
P「ほ、ほら!! 急ぐぞ!!」
春香「糞!! ここでも報われないのか私は!! 次回作にご期待くださいぃいいいいいい!!!!」
小鳥「…………///」ポケーーーー
あずさ(あらあらあらあらあらあらぁ!!!???)
貴音(これはまさかの展開ですねっっ!!??)
小鳥「」ポケーーーーー
伊織「おはよう小鳥、ってアンタっっ!!?? え!? ど、どう言う事!?」
小鳥「」ポケーーーーーー
やよい「おはようございます小鳥さん!! …………////////////」
小鳥「」ポケーーーーーーーー
雪歩「あの……おはようございますぅ、音無さん…………へぇ、これはなかなか……」
小鳥「」ポケーーーーーーーーーー
律子「何をボサッとしてるんですか!? 小鳥さ…………こ、小鳥様?」
小鳥「」ポケーーーーーーーーーーーー
真「おはようございます小鳥さん!! 今日も乙女らしくキャルーーンって…………そ、それはボクにも無理ですぅ///!!」
小鳥「」ポケーーーーーーーーーーーーーー
響「はいさーーい!! ん? どうしたんだ? ぴよ子、ボケってし…………うわっ、うわぁぁぁああああ!!!!????」
小鳥「」ポケーーーーーーーーーーーーーーーー
美希「おはようなのーー!! あれ? どしたの小鳥? ……え!? えぇ///!? こ、これって、その//////////」プシュー
小鳥「」ポケーーーーーーーーーーーーーーーーーー
千早「おはようございます音無さん、今日のスケジュールです……が……………………っっっっっっ!!!!????」
小鳥「」ポケーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
高木「やぁやぁ音無君おはよう!! 所で昨日頼んどいたしょるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!」
…………
小鳥「お疲れ様です……」フラフラフラフラ
伊織「ちょ、ちょっと小鳥?」
やよい「大丈夫ですかぁ?」
雪歩「上着は着ているから、その、最低限大丈夫とは思いますけど」
律子「そんな恰好でかつ、心ここにあらずだったんですから、車とかには十分注意するようにして下さいよ?」
真「何が小鳥さんをそうさせたか解りませんけど、ボク達は味方ですからね!?」
響「あの///自分///その///何て言ったら良いか//////」
美希「ど、どういう///アレだかは///解らないけど//////ファ、ファイトなの///!!小鳥ぃ///!!
千早「辛くなったら私達を頼ってくださいね!?」
高木「わ、私には女性の考えと言うのは解らんが、その、ごちそうさま!! 音無くぅん!!」
あずさ「でも……これは割とぉ」
貴音「そうですね、おあつらえ向きだったのかも、解りませんね?」
P「……はぁ」カラン
P「……あぁ、もう……いざとなると、俺って奴ぁ」ガシガシガシガシ
カランカランカラン……
P「!!」
小鳥「…………」
P「……お、音無さん」
小鳥「……お、お待たせ……しちゃいましたかね?」
P「き、来てくれて……本当にうれしいです!!」
小鳥「……あんな真剣な顔されちゃ……私だって……」
P「音無さん……」
小鳥「……で?」
P「……はい」
小鳥「私に……何か、話があったって……」
P「…………」
小鳥「…………」
P「……こ、こんなの、俺、らしく、ないです、ね」
小鳥「え?」
P「音無さん!! あの……俺……単刀直入に言わせて頂くと……その…………」
小鳥「…………」
P「アレ……くそ……何でこんな……何度も頭の中で…………くそぉ……」
小鳥「……プロデューサーさん」
P「あの……すいません……俺……こんな、震えて……ばかりで……本当に……」
小鳥「大丈夫です」
P「…………え?」
小鳥「私から、言わせて下さい……そうじゃないと、一生、言いそびれてしまいそうだから」
P「音無……さん?」
小鳥「好き」
小鳥「好きです……プロデューサーさん」
――――
P「……あの……音無さん……その」
小鳥「はい……///」
P「ごめんなさい……俺、こう言う所初めてって言うか……」
小鳥「……もう……プロデューサーさん?」
P「あ、は、はい!!!!」
小鳥「私だって……初めて……ですよぅ……///」
P「」キュゥゥゥゥン
P「……音無さん」
小鳥「……嫌です、プロデューサーさん」
P「え? …………あ! そ、そうですよね……いくらなんでもガッツキ過ぎですよね……」
小鳥「違います……」
P「……え?」
小鳥「小鳥……って言ってくれなきゃ……嫌です……」
P「…………っっ!!」キュゥゥン
小鳥「……」
P「小鳥?」
小鳥「……///」
P「大好きだよ!! 小鳥!! 小鳥ぃ!!!!」
小鳥「あ、そ、そんなぁ、強い……」
P「す、すいませ…………いや、小鳥、頼む、これは俺の思いの強さで……我慢できる物じゃ……」
小鳥「……だ、大丈夫ですよ?」
P「……え?」
小鳥「来て下さい、プロデューサーさん」ニコッ
P「小鳥ぃ!!!!」ヌガシ!!
小鳥「あぁん!!!!」
P「…………え?」
小鳥「……は?」
P「い、いやいやいや、いやいやいやいやいや」
小鳥「え? は? いや、ど、どうかしました?」
P「え? いや、何ですか?この下着は?」
小鳥「え? い、いや……その、何と言うか、こう言う時のためのと言うか」
P「違うでしょうよぉおおおお!!!!」
小鳥「え!?」
P「僕はね!? 音無さんには、もっと、こう、1枚250円!! 5枚で1000円みたいなね!? そんなワイヤーすら入って無い真っ白のブラとね!?」
小鳥「え!? あ、お、おう」
P「熊がお尻の方で「エンジョイ!!」みたいなね!?「何をエンジョイだよ!!」みたいな絹のパンツをね!!?? 穿いていて欲しかったっっ!!!!」
小鳥「い、いや、その」
P「音無さん…………処女じゃなかったんですね…………」
小鳥「え!? い、いやいやいやいや!!!! 純度100%処女ですよ!!!!」
P「処女がこんな百戦錬磨のグラディエーターみたいな下着着てたまるかよっっぅっっ!!!!」
小鳥「うわ……ぷ、プロデューサーさん……泣いて……」
P「ホテル代……払っときます……職場では…………普通にしていましょうっっ」
小鳥「あの? プロデューサーさん!?」
P「さようなら……痴鳥さんっっ!!!!」ダッッ
小鳥「あ!! そ、そんな!! プロデューサーさん!? プロデューサーさぁああああん!!!!」
wwwwwwwwwwwwwwww
ファッ!?
グッドエンドは何処にいった…
ピヨちゃんもアレだがPも相当イッてるな。頭が
衣類の歴史を語る以前に
私は重要な事を忘れていたと思う。
そう、それは
どんな衣類も、分不相応の物を着ると
似合う、似合わない以前に
ロクな事にはならないと言う事だ。
年齢だけは無駄に重ねて【着た】が。
彼らの領域は遥か高みにあったと
そう、言わざるをえないであろう。
765プロ屋上
敗北者たる私のせいで、敗北してしまったこの者達を
ここで葬ろうと思う。
「グッバイ、マイ、グラディエーターズ。」
ゴムの緩い彼らは。
緩い放物線を描いて。
都会の空に消えて言った。
パサッ
ファサッ
亜美「」
真美「」
よく考えるとPの方が酷いよなコレ
何だよこれぇ……
あ、終わりです。
敗北パンツはここだけの呼称です。
実際初対決の際にガチなの穿いてこられたら多分引いちゃうタイプです。
そんな機会ねぇけど。
色んな意味で酷過ぎるwwwwwwwwwwww乙wwwwwwwwwwwwww
乙
乙
最後の二人www
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