灰原(つい…言葉に出して大声で…お、落ち着いて私…ど、どうしよう…)

コナン「灰原？どうしたんだよ？おい…」

灰原「…」

コナン「…」

灰原「…」だっ

コナン「って、おい！待てよ！灰原！」たったった

灰原(何私逃げてるのかしら…本当にダメね…)


　　　　　　　　　　　　　　次の日　土曜日　博士邸


コナン「お〜い遊びに来たぜ〜！」

博士「お、しんいち！今日は何の用だ？」

コナン「いや…ちょっとあいつに…」

博士「あいつとは哀君のことか？」

コナン「ああ。今どこにいる？」

博士「あっちの部屋じゃ」

コナン「あ、わかった。サンキュー」

これは・・・

始まりがマジキチじゃないから終わりがマジキチになりそうな予感

カオスな終わり方になる希ガス

コナンのSSマジキチ以外みたこと無いんだが

　　　　　　　　　部屋

灰原「あれ？今、工藤君の声が…まさかね…私おかしいのかしら…」

コナン「灰原ァ入るぜぇ！」ガチャッ

灰原「嘘…私ついに幻覚まで…」

コナン「ハァ？何言ってるんだよ？」

灰原「あれ？本物？」

コナン「本物って…偽物の俺なんているのか…。いるか…そうか今の俺自身が偽物か」

灰原「あ、ごめんなさい。ネガティブにさせちゃって…」

コナン「いや！別にいいんだよ！それより…灰原…昨日」

灰原「あっそ、それは…」

灰原(ダメよ私。逃げちゃだめよ…絶対に…ダメだ…)

コナン「もしかして蘭のことか？」

灰原「！」ドキィ！

コナン「そうなのか？」

灰原(もう…ダメ！)だっ

コナン「あ、待てよ灰原！どこ行くんだよ！？」たったった

灰原(ごめんなさい…！)


　　　　　　　　　公園

灰原「ハァ、ハァ、さすがにここまでくれば…」

蘭「あら〜哀ちゃん！こんにちわ！」

灰原「！」

蘭「哀ちゃん？」

灰原「あ…えっと…あ…え…」あたふた

コナン「あれ？蘭姉ちゃん！」

灰原(工藤君！？)

コナン「あ、灰原！そこにいたのか」

蘭「コナン君、さっきから哀ちゃん、あたふたしてるけど…何かあったの？」

コナン「あ、いや…ハハッなんでもないよ！な、なぁ灰原？」

灰原「！」だっ

コナン「おい待てよ！」たったった

蘭「あ、ちょっと二人とも？」

蘭「行っちゃった…」

蘭「・・・・」

蘭「あ、そっか！鬼ごっこね！元気でかわいいわね〜」ニコッ

　　　　　　歩道橋

コナン「おい待てよ灰原！！」たったったっ

灰原「ハァ、ハァ、ハァ」たったったっ

灰原(あれ？私…無意識のうちに逃げてる…？)たったったっ

コナン「捕まえた！」ガシッ

灰原「きゃ！」

コナン「おい！さっきから逃げてばかり！なんなんだよ！？」

灰原「そっそんなこと！あなたには関係ないでしょ！？」

コナン「あってもなくても気になるだろ！？」

灰原「い、いいから離して！」たったったっ

コナン「あ、くそっ！待てよ！」たったったっ

灰原(信号がチカチカしてる…まるで私の心みたいに…消えてく…)

コナン「あ、やべ！信号が赤になる！くそっ」だだだだだだっだ

灰原「もう来ないで！もう赤よ！？って、え！？」

コナン「！？」

灰原「あっ！逃げて！くどっ…」

　がっしゃぁあああああああああああああああああああああああああああん
　　


　　　

一体何があったのかわからなかった。確か工藤君の横から車が…！あ！

灰原「工藤君！！」

あまりにも大きな音でビビった私は目をつぶってしまった。だから状況がわからない…
まさか…まさか車にひかれたなんて…そんなわけないわよね…

灰原が目を開けた、その時、目の前には予想外な光景が広がっていた。

マジ基地いぃ

コナン「ふぃ〜いや〜助かったぜ！ハゲのおっさんど〜もありがと！」

ハゲのおっさん「ああううああ…」

灰原「工藤君！？え！？は！？」

そう、なんとコナンはひかれていなかった。いや、助かったのだ！禿のおっさんのおかげで…
もちろん禿のおっさんは無事だ。じゃあなんで二人とも助かったのか？
しかし灰原は状況から判断した。

なんだ、そういうことね…。

禿のおっさんが車を素手で止めたのね…その証拠に車には手跡のへこみがあった。

灰原「なぁんだ…」スッ

体中から力がぬけた

禿のおっさん「いや〜坊や！安全にな？」

コナン「はぁ〜い。ありがとうございます！じゃあ！」



　　　　　　　　　　　　公園

灰原「よかった本当に…」

コナン「灰原…」

灰原「本当に…」グスンッ

コナン「・・・・」

灰原「ごめんなさい…私のせいで…私の、せいで…」

コナン「な〜に言ってんだ？」

灰原「だ、だってぇ…」

コナン「お前のせいじゃねぇよ！俺の不注意だ」

灰原「でも！」

コナン「お前、俺をとめようとしてくれてただろ？わたるなって！来るなって！」

灰原「あ…」

コナン「だろ？」

灰原「・・・・・」

コナン「って、危ない！」しゅっ

灰原「え！？」

　　　ガバッ

その時、私は工藤君に抱かれた。いい臭い…本当に…
でも一体なぜ…

灰原「工藤君？」

コナン「あ…ありがと！」

灰原「ふぇ？」

落ち武者ハゲ「いや、気にするな！俺が悪い！すまんな！二人で仲良くやってる時に」

コナン「いいえいいんですよ」

灰原「？」

落ち武者ハゲ「じゃな！」たったったっ

コナン「あのおっさん…少しなびいてたな…」

灰原「ねぇちょっとまってよ！今何があったのよ？」

コナン「普通に木が頭から落ちてきて、俺がお前をかばおうとしたら、あのおっさんが自らの頭を犠牲にして助けてくれたんだ」

灰原「へぇ…ねぇ…」

コナン「なんだ？」

灰原「・・・・その…」

灰原(私も…私も！そんなふうに勇気のある心になりたい…だから…だから！」

コナン「？」

灰原「わ、私！その…あ、ふ///そ、えっと…/////」

コナン「な、なんだよ//」

灰原「ちょ//何照れてるのよ？」

コナン「照れてねぇよ////」

灰原「照れてるじゃない//」

コナン「バーロー！気のせいだ//」

灰原「////////////////////」

コナン「///////////////」

灰原(もしかして工藤君…私が言おうとしてること…わかるんじゃ？)ドキドキ

コナン「////」

灰原「もうこのさい言うわ！」

コナン「ふぇ？」

灰原「私、工藤君のこと、好きだよ////」

コナン「！？」

灰原「その///えっと…」

コナン「無理だ」

灰原「ふぇ！？」

コナン「俺には好きな人がいる」

コナン「好きな人！？」

コナン「あぁ…」

コナン「誰よ！あ、蘭さんね！？」

コナン「な///バーロー！」

コナン「なんでよ！？ねぇなんでよぉおおおおおうぁあああああああ！」

コナン「灰原ぁ！」だだだだだだっ




　

　　　　　　　　　　　公園

コナン「はぁ、はぁ…工藤君…」

コナン「あ、そこにいたのか！？捕まえた！」ガシッ

灰原「何よ？」

コナン「え？あ・・・・・」

灰原「さっきからあなた何してるのよ？蘭姉ちゃんとかなんとか…私、事務所までずっと見てたけど、あなた一人で何になりきってるのよ」

コナン「いや、えっと…趣味…あ、いやなんでもない」

灰原「みんな不思議がってたわよ？」

コナン「・・・・・・・」

灰原「最初らへん確か私になりきってたわよね？」

コナン「・・・・・・・」

灰原「ね」

コナン「・・・・・・・」


コナン(なんで俺の気持ちを俺の趣味を誰もわかってくれないんだ…)


　　　　エンド

禿げのおっさんTUEEEE

ほぅ

わかんねぇよｗｗｗｗｗｗ

マジキチって程でもなかったな…他のコナンＳＳに比べると大人しめだった。
まァたまにはこーゆーものイイネ☆乙！！！

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まじきちでなくてよかった

はげのおっさん何者だよwwwwww

哀ちゃんのセリフが途中でコナンにwww








コナンラッシュワロタwwwwwwwwwwww