上条「ただいま」 (247)

・上琴
・設定上オリジナルキャラ出す予定
・1か月投稿なくても勘弁して

それだけです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1394202588

ベツレヘムの星でフィアンマを倒して、
インデックスと話をして、
暴走した大天使ミーシャに遭遇して、
それから・・・・・・

(・・・・・・あれ・・・?)

長い間眠っていたような感覚だった。
そういえば見慣れた病室だなと上条は思った。
ベツレヘムの星のあった場所を考えると、北極海に落ちたあと、救出されたのだろう。
しかし、誰があの戦争真っ只かのロシア。それも極寒の海に沈んでいる自分を見つけ、助け出したのか。
一体どれだけ寝ていたのだろうか。そんなことを考えていると、病室のドアが開いた。

「おっす、今日も来てやったわよ」

落ち着いて大人らしかったが、聞き慣れ、懐かしい感覚がした。
上条は思いつく少女の名前を口に出す。

「……御坂?」

彼女は上条の通う高校の制服を着ていた。
背や髪も伸び、顔もどこか大人びている。

「あ・・・ンタ、はぁ……」

次第に彼女の前髪からビリビリとしてくる。
ここではっきりと、この少女が御坂美琴であると確信した。

「一体いつまで寝てたと思ってんだごらぁー!!」

そして上条目掛けて電撃を放つ。
上条は右手でそれを打ち消した。

「何すんだよビリビリ!」
「うっさい!ビリビリって言うな!私には、御坂美琴って、名、まえが、あるんだか・・・・・・ら」

美琴の目元が涙を浮かべているが、必死に堪えた。

「アンタ、自分がどれだけ寝てたか、わかる?」
「……2か月くらい?」
「……」

彼女は躊躇っているように見えたが、一息付けてから上条の目を見て重い口を開いた。

「二年よ」

今日はここまでです。
もう一度言います。オリキャラ出す予定です。

留年確定

上琴!期待大

おお期待してる

2年も寝てた人に電撃翌浴びせようとするあたりやっぱりいかれてるな

>>8
ssの中身を批判するならともかく、なんでアンチが来てるんですかね?

続き期待してます

電撃放とうとしてピリピリとはするだろうけど
2年寝てた病人に放っちゃうかな…
まぁデレデレールガン期待

期待

2年たっても覚えてるんだ

一週間掛かりました。2レス書くのに。作業時間は2,3時間だけど。
投下します。



上条はベッドに寝たまま、美琴の話を聞いていた。
戦争は上条が行方不明になってすぐに終結した事。
インデックスはその半年後にイギリスに帰った事。
上条は退学処分になることなく、席は1年7組に置いてあること。
そして美琴自身が、その学校に進学していた事。

「でも良かったのか。高レベルのとこ行かなくて」
「良いのよ。元々常盤台みたいな所、私には合ってなかったのよ。ちゃんと友達だって出来たんだからね」

美琴は満足そうに話した。
それ以上、上条は何も言わない。彼女の人生は彼女が決める事であるし、自分が通う高校で美琴に良い影響を与えていると考えると、上条も嬉しかった。

「そろそろ、先生を呼ばないとな」

重い上半身を起こして呼び出しのチャイムを押した。
ずっと寝ているつもりも無く、ベッドから出て立ち上がるが、2年間も寝ていた弊害か、力が入らず、バランスが取れない。
無理に一歩踏み出そうとしたのが災いした。体勢を崩し、美琴へ向かって倒れこんだ。

「無理して動くからよ。大丈夫?」
「あ、ありがとう」

元々中学二年生女子としては背が高かった美琴との身長差は更に縮んでいた。
抱きしめられるように抱えられた上条からは美琴の髪の香りが鼻孔をくすぐる。
柑橘系の甘い香りは2年たった現在でも変わらず、それが上条に安心感を与える。
美琴に支えられながら、上条はベッドに腰かけた。

「私、そろそろ帰らないと。夕飯の支度もあるしね」
「そうか。御坂、ありがとうな」


良いわよ別に、とそれだけ言い美琴は鞄を肩に掛けて病室を後にした。
それからすぐだ。カエル顔の医者が病室に入ってきたのは。

「一先ずは、おはようと言うべきかな?」




「多少筋肉の衰えはあるけど、感覚の問題だよ。数日リハビリをすれば歩け、いや君の事だ。すぐに元のように動けるかもしれないね?」
「そうですか」
「リハビリは明日から。今日はゆっくり休むといいね?」
「……はい。ありがとうございました」

簡単な診察だけでカエル顔の医者は病室を出て行った。
美琴は居ない。医者もナースも居ない。
上条はベッドに横たわりながら考え事をしていた。

(二年……か)

右方のフィアンマとの戦いは上条からすれば昨日の事だ。
しかし上条が寝ている間に世界は動いていた。カエル顔の医者はあまり変わっていなかったが、美琴は違う。
確実に二年前より大人となっていた。それは見た目だけではない。精神面でもだ。
では他の人間はどうだろう。
土御門や青髪、吹寄や姫神。上条のクラスメイトは三年生だ。本来上条の後輩になるはずだった人間も、今は先輩である。
怖いと、素直に感じた。自分一人だけが時の流れに取り残されていることが。その現実が、必ずやって来て、その時間が刻一刻と迫ってきている事が。

(……あ、携帯)

ベッドの横の台に上条の携帯は置いてあった。
カエルのストラップは組紐が新しくなっていた。美琴が付け直してくれたのだろうか。
携帯を開く。電源は付いていた。どこも壊れた様子はない。
何となく、電話帳を開いた。そして彼女に電話をかける。

『アンタ、どうしたのよ』
「ん、あー、いや。ストラップありがとうな」
『わざわざそんな事で掛けてきたの?』
「ま、病院は暇なんだよ」
『そ。言っとくけどあのストラップ、一応お揃いなんだから、もう失くさないでよ』
「わかったよ」
『ん?男の声?誰だれー?』『あ、ちょっ!』』

突然携帯の向こうが騒がしくなった。携帯の取り合いでも起きているのか。
やっと静かになったかと思えば美琴とは違う声が上条に話しかけた。

『やっほー初めまして!もしかしてみことの彼氏さん?』
「ぶっ!な、何言ってんだ!?」

突然の発言に焦りを見せる上条。携帯の向こうでも美琴が何かを喚いている。

『えー、絶対そうだと思ったのにー』
「俺と御坂はまだ付き合ってないからな」
『まだってことは、これからという可能性があるってこと?』
「……さぁな。もう切るぞ」
『あ、ちょっ――』

電話を終わらせて携帯を閉じた。
思わぬ乱入者には戸惑わされたが、美琴と話しができ安心した。
心の中の憑き物がドッと落ちたようだった。



今日はここまで。おりきゃら

やらかした。オリキャラの出番、増やしていきます

のんびりペースだけどなんか雰囲気が好きだな
更新遅くともついていくわ、おつ

ブクマさせてもらったぜ

乙です
まったりした雰囲気でいいね

投下ペースは本当にのんびりです。
投下します



リハビリだと考えて病院を歩きまわったらあっという間に時間は過ぎ去った。
今日も美琴が病室の扉を開いて入ってきたが、足音は複数であった。

「お前ら」

上条のクラスメイトであった吹寄、土御門、青髪である。やはり二年という月日は大きく、年相応に成長している。土御門に至っては金髪から茶髪に染めていた。

「上条当麻……貴様」

吹寄は美琴を押しのけながら前髪と耳に掛かっていた髪を後ろに寄せ、それをヘアピンで止めて完全なオールバックにした。そして、

「ふん!!」

上条に、思いっきり頭突きを噛ました!!

「――っ!―――――っ!!ま、まさかの吹寄おでこDX……」
「事情は知らないけど、小萌先生を悲しませた報いよ。……さっさと退院して、小萌先生に顔を見せなさい」

それだけ言って、吹寄はさっさと帰ってしまった。

「ほな僕も。悪いなカミやん、また明日、お見舞いの品持ってくるさかい」

吹寄に続くように、青髪も病室を後にした。

「にゃー。悪いけど御坂ちゃん。ちょっと席を空けといてくれると嬉しいぜい」
「あ、はい」

土御門に言われるがまま、病室を出て行った。
ここには今、土御門と上条の2人だけである。

「第三次世界大戦が終わったのも禁書目録が解放されたのも、カミやんのおかげだ」
「戦争に関しては俺は何もしてないよ。それにインデックスだって、ステイルがいてくれたおかげだよ。俺はただ右方のフィアンマをぶん殴っただけだよ」
「変わって無いにゃー。カミやんは」
「俺は2年前と同じだ」

その後土御門から聞いた事は、美琴が知らない世界の裏側の話。
戦後のロシアは学園都市の協力の元復興に向かっているが、火種は未だに燻っている事。
ロシアの敗北を未だに認めない勢力が存在し、各地でテロ活動を行っている事。その中には魔術師も存在しイギリス清教やロシア凄教、ローマ政教など、主要な魔術組織がその対処を行っている事。
どれもこれも、上条は想定などしていなかった。
右方のフィアンマ[くろまく]さえ倒せば全てが終わる。かつて美琴が考えていた、デモの首謀者さえ倒せば全てが終わるというのと何も変わらないのではないか。

「それと……右方のフィアンマだがな、いまだに消息が掴めないんだ。オッレルスと行動を共にしているという情報もあるが、真偽は定かじゃない。だがそれが真実なら、奴らは動く。それが世界にどのような影響を及ぼすかは謎だぜい」

そう言うと、土御門は『日常』の顔に戻った。

「ま、今は待つしかないぜい」
「ははっ。ま、そうだよな」

自然と笑みが零れた。
だが、不安までは無くなった訳ではない。
この右手がある以上、自分には逃れなれない運命があるのではないかと。



魔術師?禁書目録?
彼らは一体何の話をしているのだろうか。
一階の売店で適当な菓子を買って戻ってきたら不穏な単語が聞こえ、何かと思い盗み聞きをしていたのだ。
扉の向こう側という事もあり詳しくは聞こえなかったが、少なくとも美琴が知る世界の話ではないということだけはわかる。
『魔術師』というのが学園都市でいう『原石』のことかもしれないと考えたが、科学やただの超能力では説明しきれない現象を美琴は見てきた。
もしかしたら超能力とは違う『魔術』が存在し、上条がそんな世界で戦ってきたのか。一方通行との一騎打ちさえ超えるほどの戦いをしてきて、その度に死ぬような目にあってきたというのか。

(今回の事も、もしかしたら)

二年とい月日は経ったが、今回は生きて帰ってきた。
だが、もし次にこのような事が起こったら?
そもそも上条が目覚める見込みは無かった。そもそも学園都市に運び込まれた事自体が奇跡だ。
次は無いかもしれない。今度こそ自分の前から消えてしまうかもしれない。
そう考えると怖くなり、菓子の入った袋を強く抱きしめていた。

「おい」
「っ!?」

考え事をしていたせいか、病室から土御門に気づかず、突然声を掛けられ驚いた。

「な、何ですか」
「さっきの話について、これ以上は踏み込むな。必ず後悔する事になる」

今までのふざけた調子ではない。裏の顔とでも言うべきか。
だがこれ以上、上条がいる世界を知らないままでいるのは嫌だ。
知らない所で戦って、知らない所で傷つくのが嫌だ。
そしてもう、置いてかれるのは嫌なのだ。

「できません」

はっきりと、美琴は言った。

「そうか。それ以上はお前の勝手だ……だが、今までのように目の前の敵を力で抑えつけるだけで解決できるとは思うなよ」

それ以上、土御門は言わなかった。
土御門が居なくなった後、美琴はその言葉の意味を考えていた。

以上です。
長さはどうだろ?

テンポが悪い


特に自分はテンポが悪いとは思わなかった
それとこれからはシリアスが主題になるのかな?

先の展開が見えないがそれがかえって楽しみだったりもする
おつです

おつ

細かい事を調べる内に頭が良くなっていく……気がするだけの>>1です。
1レスだけど投下します。



入院生活(と言っても上条が目を覚ましてからだが)は三日目となっていた。
もうすでに病院を歩き回れるくらいには回復しており、上条としてはすぐにでも退院をしてもいいのだがカエル顔の医者に、様子見として一週間は居ろと言われているのだ。
土曜日ということもあり昼間から青髪ピアスが下宿先で焼いたというパンを土御門と3人で食べながらふざけた話をして時間を潰した。
今日は美琴は来ない。毎日来るとは一言も言っていないし、そもそも毎日来てもらっても美琴に悪い。
だが、早く来ないかな。と期待してしまっている自分がいることは上条自身解っている。
それが何故かと聞かれれば答えられないので、それ以上は考えなかったが。
そんな所で病室の扉が開く。医者が来る時間でもないので美琴かな、と上条は思った。

「ごめーん遅くなって、待った?☆」
(…………)

『キャピッ☆』という擬音が似合いそうな、ナースコスの美琴が白い花束を持って登場した――――――わけではない。

「……何してんだ御坂妹」
「おや、やっと見分けがつくようになりましたか」

ナース服を着ているし花束を持っているが、髪は美琴よりも短めである。
今まで上条が、美琴と御坂妹の見分けが付かなかったのは表情以外、瓜二つだったからである。
そもそも美琴はあんなこっ恥ずかしいマネはしない。もしやろうものなら顔を真っ赤にしてビリビリするに決まっている。
御坂妹はいつのまにかアイドル紛いの作り物の笑顔から冷めた、上条もよく知っている表情に変わっていた。

「現在私はこの病院で看護師見習いとして働かせて頂いています。この病院にいる他の妹達も同様です」

そんな身の上話をしながら持ってきた花を花瓶に挿している御坂妹の一人称は変わっているし、語尾の『~~とミサカは』というもの無くなっている。

「……それにしても、お姉さまのツンデレには困ったものです」
「美琴?」
「実はこの花、先ほどお姉さまが持ってきたのですが、恥ずかしくて渡せなかったようで私に押しつけやがりました。お姉さまが持ってきた事は内緒にしろと言っていましたが、ばらした事は内緒にしていてください」
「あ、ああ。わかった」
「それでは、他に仕事が残っていますので、私はこれで」

御坂妹が出て行った後、上条は花瓶に挿された白い花を見ると、それはカーネーションであることに気づいた。
顔がにやけた。それは友人との再会があったからか。カーネーションが綺麗だったからか。それとも。

以上です。
誰か『キャピ☆な効果音が似合うナースコスで上条の病室に突撃する美琴』を書いてくれないかな―。
私、絵心ないし。

あっそ

食蜂のほうが適任

乙です
こういう雰囲気好きです
頑張ってください

上条「さよならでごんす」

ただ煽ることしかできないアンチって見てて可哀想だな
それもID変えてまで必死に
他にやることないのかね
気にせず頑張ってください

あげ

あげ

あげ

あげ

あげ

あげ

あげ

あげ

あげ

あげ

あげ

あげ

あげ

あげ

あげ

あげ

あげ

あげ

あげ

あげ

あげ

あげ

あげ

パン

揚げパンと言えば、砂糖が零れるから箸で食べた思いで。
そして皆さんに、謝罪があります。姫神の事、本気で忘れていました!
はぶったのではない!忘れてただけなんです。
このSSを読んでくださってる皆さんと姫神と能登さん。もうしわけございませんでした。
次回からちゃんと登場させる……予定ではあります。
俺、地獄に落とされるかも。 

茶番はもう良いや。投下します



あの日を除いて美琴は毎日来た。あのカーネーションの事には触れなかったが。
そして今日で、上条が目を覚まして一週間が過ぎた。医者に用意してもらった服を着て上条は病院を出た。
まだ1時過ぎであり、とりあえずは寮の部屋に戻ろうと考えていたのだが、そんな考えはすぐに無くなった。目の前に、ある人物がいるからだ。

「何でお前がいるんだよ御坂。学校は?」
「体調不良で早退ってことにしたのよ」

わざわざ学校を早退してまで迎えに来てくれた事は嬉しかった。
ここ数日、心の中で大きくなっていく『何か』が、より一層大きくなっていくと感じた。それに学生鞄を持って後ろを振り向く美琴は、いつもより可愛く感じた。
しかし、それが何故かは、上条には解らない。

『それじゃあ、行くわよ』
「行くって、どこにだよ」
「学校よ。小萌先生に挨拶しに行くの。どうせアンタの事だから帰る途中にまた面倒事に遭遇して入院するなんてオチが見えてんだから。ちゃんと学校まで送っていくって決めてるのよ」

思わずうっ、と半歩下がってしまった。
反論をしたくても出来ないのは、自分の生活を振り返ってみれば良く解る。

「それじゃあ、さっさと行くわよ」
「ああ、そうだな」




想像はしていたが、本当に小萌先生に泣かれた。
泣じゃぐる小萌先生は、二年前と何も変わっていなかった。もしかしたら小学6年生で成長が止まっているか、噂の不老不死実験の被検体ではないかと疑いたくなる。
ちなみに、黄泉川先生に慰めれらて何とか小萌先生は泣きやんだ。
そして、新しい教科書を渡されて、明日からクラスに戻って来ること(と言っても今の一年七組なので、転校生の様な気分である)を言い渡された。
現在、上条は新しい教科書の入った紙袋を持って、校門を出た。美琴は仮病で早退したので校門の前で待っていた。

「小萌先生、どうだった?」
「泣かれたよ。黄泉川先生に慰められてた」
「小萌先生、ずっとアンタのこと心配してたからね。でも、それは小萌先生だけじゃないわ」

そうだ。寝ていた二年間、ずっと心配していた人達がいる。
土御門、青髪、吹寄、姫神、他のクラスの皆や小萌先生。そして、目の前の美琴も。
でもやっと『日常』に戻れる。
二年という時間の差は大きいはずだ。それでも乗り越えられる気がした。
支えてくれる人がいる。ふざけあえる友達がいる。その事に気付いたからだ。

「……御坂、ありがとうな」

気恥ずかしく、頭を掻きながら上条は言う。
美琴も、頬を少し赤くしながら、上条から目を反らした。

「ふ、ふん!感謝するんだったら明日からちゃんと学校に来る事!わかった!?」
「わかってるよ。もう帰ろうぜ」

二年ぶりの自宅に帰る為に歩き始める。美琴もそれについて行くように足を動かした。
歩きながら、神妙な顔で上条を見て口を動かした。

「ねえ……今度何かあったら私に言いなさい。私はいつだって、アンタの力になるから」
「じゃあ、その時には、な」
「本当は、そんな事ないのが一番なんだけど、アンタの事だからねー」
「俺の事だからなー」
「……ふふっ」
「ははっ」

いつの間にか、2人して笑っていた。
だけど、笑いながら上条は思う。
土御門の話の通りなら、必ず何かが起こる。その時に自分は、美琴を巻き込む事が出来るのか、と。
もし美琴を失う事になったと考えたら怖くなった。
そして考えた。自分にとって、美琴は何なのか。
結局答えは、見つからなかった。


以上です。
そうだ>>33さん。貴方の意見はもっともだが、あくまで(舞夏に騙されて)羞恥心に襲われながらも上条の為に実行する美琴だから良いと、力説します。

乙です

>>64
同意です。 顔を真っ赤にしながら、ぎこちなく、かみながら言うから良いと便乗して力説します

おつおつ
ギャップ萌えってあるからな~それに恥じらいプラスはでかいw

そして沸騰して茹でダコになるんですね分かります

むしろ恥ずかしくなって上条に理不尽な暴力をしそう

そろそろ更新きてくれるかな

最近、あまり進まないんです。1レス投下。
一応流れは出来あがってるからご安心を




寮の手前で美琴と別れた上条は、二年ぶりに部屋に戻ってきた。
一年半、家主の居ないこの部屋は埃まみれいなっているだろうと思っていたが、埃一つがないどころか、出かけた時よりも整理されていた。
土御門舞夏が掃除をしていてくれたのだろう、と上条は決めつけ、それ以上は何も考えなかった。
そして午後6時30分過ぎとなり、特にすることもないので夕飯を作った。
先ほどの帰り道に美琴と寄ったスーパーで買ったもやしや豚肉(重かったけどちゃんと米も買った)を使ってもやしの野菜炒めを作った。
それを2人分、テーブルに置く。

「さあ出来たぞインデ……」

そうだ。と彼は思い出した。
記憶を失って以来、ずっと一緒に暮らしていたあの修道服の少女はもうここには居ない。
その寂しさは、目の前にある大盛りによそった野菜炒めの皿によって余計に増している。
1人で食べる気にはなれなかった。誰か。このテーブルの向い側に居てくれる誰かを。
こんな時に思い浮かぶのは、決まってあの少女の顔だ。
上条は気づけば、携帯を手に取っていた。

「あ……もしもし、御坂か?」
『どうしたのよ』
「その、夕飯、まだか?」
『まだ、だけど』
「じゃあさ、俺の部屋に来ないか?作りすぎちまってな」
『それはいいけど……』
「そうか、じゃあ男子寮の前で待ってるからさ」
『……うん。じゃあ、切るね』

そこで通話は終了した。
すぐに美琴が来てもいいように、インデックスが使っていた茶碗を、上条は取り出した。

以上です。上琴熱がこれ以上あがらん

乙です
舞ってる

冷えるわこのスレ

乙  続きが楽しみ

しょうもない


安定のインデックスイギリス送還系上琴

なんだ、またイン厨が出張ってきてるのか
基本的に御坂の扱いを悪くしか書けない上インより、さっさと退場してもらった方がマシだろ
どうして上イン厨は自分を棚に上げてしかレスできないかね

穿った見方しすぎじゃないか…?
俺はネタ的な意味だと思ったけど

上条 「さらばでごんす」

>>1復活(仮)
ちょっとPCゲームにはまってたら一月過ぎかけてました。意欲はあります。一応。ただやる気にならないだけで。
投下します

待ってた

最後の投稿から一月過ぎかけてました。意欲はあるんです。ただやる気にならないだけで。投下します。
スレ立て時にはもう中盤まで書けている算段だったのに


「お、お邪魔します」

こうやって美琴を部屋に招くのは初めてであった。
美琴はどこかよそよそしい。

「ご飯、温めるからさ、座っててくれ」
「あ、うん」

美琴が座っている間に上条は冷めてしまったもやし炒めを電子レンジに入れ温め直す。
まだ自分の分にも手を付けていなかったので、大きな皿に改めてよそり直した。

「お待たせ」
「不味かったら承知しないわよ」

美琴の分の食器類はインデックスが使っていた物だ。
美琴はいただきます。と言って箸を手に取り、もやし炒めを掴んで口に入れる。
静かに口を動かし、ゆっくりと飲み込む。

「ど、どうだ?」
「おいし……わ、悪くはないわね」

美琴は美味しい。と言いかけたが、無理矢理それを抑えた。
それは彼女の、というよりは自炊をする女子としてのプライドかな、と上条は考えた。
その間にも美琴は何度ももやし炒めに箸を伸ばす。それに気付き、上条も箸を伸ばす。
静かではあったが、上条もどんな話題を出せばいいかわからなかった。だが、寂しいと思う心は無くなっていた。



上条と美琴は箸を置いた。2人ともお腹一杯なのだ。まだ少しもやし炒めは残っているが、明日の朝食にするつもりだ。
一息ついてから、美琴は立ち上がる。

「ごちそうさま。また明日、学校でね」
「あれ、もう行くのか?」
「うん。宿題もあるしね」
「そうか、また明日な」

美琴は部屋を出て行った。
明日は学校へ行く。今夜は早く寝ようと上条は思った。

重複したー。以上です。次は来月。スレ立て時に考えたオリキャラはいつ出せるんだろうか……次回か?

乙 この2人明日からクラスメイトになるのか    

乙です
































乙  続きを待つ







































































…………何この空白

この人こうやって人生の何割を可哀想な時間として過ごしてるんだろ・・・

おねえざま~!

おねえざま~!

おねえざま~!

おねえざま~!

おねえざま~!

おねえざま~!

おねえざま~!

おねえざま~!

おねえざま~!

おねえざま~!

おねえざま~!

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おねえざま~!

おねえざま~!

おねえざま~!

おねえざま~!

おねえざま~!

おねえざま~!

おねえざま~!

おねえざま~!

おねえざま~!

上条 「お別れでごんす」

お久しぶりです>>1です。
残念なお知らせですが、一度このスレを終わらせます。
本文をある程度修正したらもう一度立て直すつもりです。一月待って下さった方、本当に申し訳ありません。

よし、待つわ 乙

皆さんお久しぶり>>1です。
申し訳ないのですが、このスレは一度中断させます。
本文を書き直したらまた立て直すつもりですが、一月待って下さった方、申し訳ありません。

皆様お久しぶり>>1です。
大変申し訳ないのですが、このスレを終了させます。
本文を書き直したらまた立て直すかもしれないですが、一月待って下さった方、申し訳ありません。

何か、上条さんが可哀想(´・ω・)カワイソス

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