※注意※
・このssには、モンハン、パズドラ、ポケモン要素が含まれています。
・パズドラのほうは神話を参考にします。
・基本的に、ほぼ毎日更新するつもりですが、時々休む事もあるかもしれません。
以上がokだという方はそのままお楽しみください。オレ無理だわ、という方は戻るボタンを押すことをおすすめ致します。
前スレ
【ポケモン】レッド「リオレウス……?」【モンハン】
【ポケモン】レッド「リオレウス……?」【モンハン】 - SSまとめ速報
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前々スレ
ハンター「陸鮫、捕獲依頼?」
ハンター「陸鮫、捕獲依頼?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/1387721501/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1393768121
ヘラ「郵便?このわらわにか?宛先は?」
郵便屋さん「ニャ。わからないニャ。」
ヘラ「むう、爆弾じゃったら嫌じゃの……どれどれ……」ガサガサ
郵便屋さん「そんなぶっそうなものはおくらないからあんしんしてニャ。」
ヘラ「……ん?なんじゃこれは?ボール?新手の嫌がらせか?」
郵便屋さん「わからないニャ。」
ヘラ「あ、もう帰っていいぞ。ありがとうの」
郵便屋さん「おかえりさびしいニャ。」
~
ヘラ「……むう、変なボールじゃな……」
ヘラ「赤と白の、これといって特徴がない……」
ヘラ「……ちょっとゼウスとキャッチボールでもしてくるかの」
~
ヘラ「ゼウス!キャッチボールしようぞ!」
ゼウス「き、キャッチボール?」
ヘラ「実は変なボールが送られての、これといって用途がないからキャッチボールでも」
ゼウス「な……そんな得体の知れないモノでキャッチボールなんぞ………」
ヘラ「行くぞ!ゼウス!それっ」ビュンッ
ゼウス「うおぉぉぉお!?」
パカッポーン
モノズ「ギャー!」
ゼウス「ぬぉぉお!?」
ヘラ「ボールが割れた!」
ゼウス「いや、それより、中から生き物が……」
モノズ「グォーグォー」トテトテ
ヘラ「ほほう、なかなか可愛いの」
ヘラ「気に入ったぞ!こやつをペットにしよう!」
ゼウス「えぇ!?」
ゼウス「それは色々とマズイじゃろう!」
ヘラ「大丈夫じゃ、名前はもう考えた」
ゼウス「いや名前じゃなくてエサとか……」
ヘラ「適当にワルりんでも食わしたらよかろう」
ゼウス「むむう……飼うからにはちゃんと世話するんじゃぞ」
ヘラ「やったぞ!これで一緒に住めるぞ!」
モノズ「ギャォー!」
~
アテナ「お父様、あれは一体何なんですか?」
ゼウス「おお、アテナか。うむ、あれはの、ついさっきヘラが拾ったんじゃ」
アテナ「ま、またですか……」
ゼウス「特に害もないからそうじゃ。安心せい」
アテナ「でも、これ以上飼ったら大変ですよ?」
ゼウス「大丈夫じゃ、心配するでない」
期待
ゼウス「ところで、今度の降臨ダンジョンはいつじゃったかの?」
アテナ「お父様は……あと2週間ですね。まだまだ先です」
ゼウス「そうか。明日はアテナ、お前じゃったろう?ハンカチは持ったのか?」
アテナ「はい、バッチリです」
ゼウス「明日は早いから、早く寝るんじゃぞ」
アテナ「はい、分かりました(寝る前にLINEしよっと)」
~集会所~
レッド「パズドラって……何?」
グリーン「あ、この前やんちゃDEブリーダー見てた時にCMでやってたぞ」
ハンター「やんちゃDEブリーダー?CM?」
レッド「あ、そっちにはテレビないのか」
エキドナ「それで、その元居たとこに戻りたいんです」
レッド「あ、迷子か」
エキドナ「ま、迷子ちゃいますわ!」
女ハンター「別に送ってあげてもいいけど、そこへどうやって行けばいいの?」
エキドナ「私、眠ってたらここに来たんで知らないんです……」
グリーン「なんじゃそりゃ!どうするんだ!」
エキドナ「あ、でも来たときにギガンテスが一緒にいたから、もしかすると……」
レッド「誰?ギガンテスって」
ギガンテス「おーい!やっと見つけたぞー!」
エキドナ「あ、アイツです!」
レッド「デカっ!」
ハンター「鍛えてるんだな、きっと」
エキドナ「遅いわ!アホ!」
ギガンテス「急に居なくなるモンが悪いんだよ!バカ!」
エキドナ「脳筋バカにバカと言われとうないわ!」
グリーン「まあまあ、まあまあ」
女ハンター「それで、あなた達はどうやって来たの?」
ギガンテス「ん、なんだアンタら」
レッド「え、と、この蛇女を助けた者でして、今どうやって送ってあげようかと……」
エキドナ「アンタが来るのが遅いからエライ目に遭ったんやで!」
ギガンテス「テメェが弱いからそうなっただけだよ!」
エキドナ「少なくとも脳筋バカよりは強いし人気あるわアホ!」
女ハンター「まあまあ、まあまあ」
ハンター「結局、どのようにしてこっちに来たんだ?」
ギガンテス「ああ、ウルカヌ火山を廻ってたら道に迷って、気付いたら変なヤツに会って、そしてコイツとはぐれたんだ」
エキドナ「正確言うと、見捨てたんやけどな」
ギガンテス「ああ、エサには丁度いいと思ってな。」
グリーン「じ、じゃあ、早く火山行こうぜ!」
~火山~
ハンター「で、どこら辺で迷ったんだ?」
ギガンテス「確か、あの辺りで白いのに会って……ん?あれは……」
エキドナ「サタン!フレイ!それと五右衛門!」
サタン「やっとか……」
フレイ「遅いぞ!二人とも!」
五右衛門「………」
レッド「へぇ、結構仲間がいたんだな」
サタン「これで、皆揃ったな?帰るぞ」
グリーン「え、道分かるの?」
フレイ「ああ、ちゃんと来た道を覚えてるからな。途中で寝たバカと方向音痴とは違うからな!」
エキドナ「むっ……」
レッド「オレ達もついていっていいか?」
ハンター「少し興味深いからな」
サタン「ああ、別に構わないが………」
~
フレイ「やっと帰ってこれたー!」
ハンター「へえ、町があるんだな」
エキドナ「Zzz……」
ギガンテス「起きろ、着いたぞ」ガスッ
エキドナ「痛っ!?もうちょっと優しく起こさんかい!」
サタン「それじゃあ、我々はここで。また会おう」
レッド「ああ、ありがとうな」
女ハンター「それにしても、結構にぎやかな町だね」
グリーン「おい!変な果物売ってるぞ!買おう!」
ハンター「それで、これからどうする?」
レッド「適当に、どんなところがあるか聞いてみるか」
~
グリーン「どうやら、今はアテナ降臨とかいうのがあるそうだ」
ハンター「アテナ降臨?アテナってなんだ?」
グリーン「詳しくは知らないけど、人気らしいぞ」
レッド「それと、光の天空龍ってのもあるらしい」
ハンター「じゃあ、オレとグリーンはアテナ降臨ってのに行くから、お前達はその光のなんたらに行ってくれ」
レッド「おう、わかった」
女ハンター「じゃ、気をつけてね」
グリーン「ああ、そっちもな!」
~
レッド「まあ、、こっちには色々いるから大丈夫だろ」
女ハンター「でも、あまり気を抜かないようにね」
レッド「……で、どこにあるんだっけ?」
~
ハンター「なんだこれ、人面リンゴか?」
グリーン「ドラゴンフルーツって言うんだってよ、食う?」
ハンター「どれどれ……おぉ、これは美味いな」モグモグ
グリーン「だろ?結構高かったんだぜ」
~
ジークフリート「……遅い」
ギガンテス「まさか、今日が降臨ダンジョンだって忘れてるんじゃないか?」
クーフーリン「いや、それはないだろ、今ごろ支度してるんだろう」
ジークフリート「にしては遅すぎる……」
クーフーリン「さては……寝坊か?」
ギガンテス「まさか、あのアテナが寝坊なんて……」
ジークフリート「む、やっと来たか」
アテナ「す、すいません!遅れてしまいました!寝坊しちゃって……」
ギガンテス「」
クーフーリン「マジかよ!」
アテナ「さ、さあ、今日も気を引き締めて頑張りましょう!」
ジークフリート「………」
クーフーリン「おっと、早くも冒険者が来たぞ、頑張れギガンテス」
ギガンテス「じゃあな、とっとと終わらせるわ」
ジークフリート「気を抜くなよ」
グリーン「お、ここか」
ハンター「ここは、闘技場のようだな」
グリーン「お邪魔しまーす、っと」
ワァァァァァァ!
ハンター「やかましいな……」
ギガンテス「あ!お前らは!」
グリーン「あ!あの大男!」
ハンター「なんでお前がここに?」
ギガンテス「こっちのセリフだ!しかし、顔馴染みとはいえ、手加減はせんぞ!」
グリーン「え、闘うの?」
ハンター「らしいな」
グリーン「それじゃ……行けっ!ギャラドス!」ポーン
ギャラドス「ギャオオオ!」
ギガンテス「い、一体だけで闘うのか!?」
グリーン「え?違うの?」
ギガンテス「このオレも、舐められたものだな……」ピキピキ
ギガンテス「行くぞ!3!」
グリーン「ギャラドス!たきのぼり!」
ギガンテス「ぐおぁぁぁあ!」ドドドドド
グリーン「うっわ、弱っ」
ギガンテス(ば、バカな……こんなヤツがこんな攻撃力を持っているだと……?)
ギガンテス「まだだ!2!」
グリーン「ギャラドス!なみのり!」
ギガンテス「ぐあぁぁぁあ!」ドドドドドド
ハンター「これは楽勝だな」
ギガンテス「ハァ、ハァ……(ば、バカな……津波を操るだと!?コイツ、ただ者ではない……!)
ギガンテス「い、1!」
グリーン「ギャラドス!たきのぼり!」
ギガンテス「ぐあぁぁぁあ!」バタッ
グリーン「え、もう終わり?」
ギガンテス(火や氷、雷などを繰り出すヤツはいるが、津波を操るヤツなど聞いた事がない……!)
グリーン「よくやった、ギャラドス」シューン
ギガンテス(それに、そんな自然現象を操るヤツを飼い慣らしている……)
ハンター「さ、次行くか」
ギガンテス(な、何者なんだ、コイツらは……)ガクッ
~
ジークフリート「……ギガンテスがやられたぞ」
クーフーリン「おお、早いな」
ジークフリート「しかも、冒険者は津波を操っていたぞ」
クーフーリン「ま、マジ!?ヤバくね!?」
アテナ「だ、大丈夫です、津波ぐらい心配いりません!」ガタガタ
今日はここで落ちます。
ありがとうございました。
乙
再開します。
~
レッド「え、え~と、確かあっちをああ行ってこう……」
女ハンター「まだ着かないの?本当にこの道で合ってる?」
レッド「いや待て、あの角を右だったか……?」
女ハンター「……あ、あそこに人がいるから、聞いてみる?」
レッド「ん、ちょっと聞いて見るか。すいませ~ん、道教えて欲しいんですけど~」
ミツキ「はい?何でしょう?」
レッド「光の……何だっけ?」
女ハンター「忘れちゃダメでしょ!」
ミツキ「もしかして、光の天空龍ですか?」
レッド「ああ、多分それです、はい」
ミツキ「それなら、ここの通りを真っ直ぐ行って、二つ目の角を右に行って……」
レッド「ふむふむ、メモメモ……っと」
女ハンター「すごいですね、そんな道が分かるなんて」
ミツキ「いえ~案内人ですからこれくらい~」
レッド「じゃ、ありがとうございました」
~
女ハンター「で、ここどこ?」
レッド「いや!この道で合ってたハズ……間違いない!」
女ハンター「……もしかして、騙されたんじゃ?」
レッド「いや、キツネ耳だったが、それはない!行こう!」
大天狗「……ん?こんなところに客人か……?」
木の下忍「はっ、その様で」
大天狗「はっはっは、面白い、ちょっと様子見てこい」
木の下忍「はっ!」シュバッ
女ハンター「……ん?気配が……」
レッド「え?気配?」
……シュッ!
女ハンター「……!危ない!」
レッド「え……うおっ!?」
ギィン!
木の下忍「ちっ、防がれたか……」
女ハンター「誰?あんた」
レッド「に、忍者?」
木の下忍「まあ、そんなところだ」シュバッ
女ハンター「くっ……」ギィン
レッド「危ねっ!危ねっ!」サッサッ
木の下忍「なかなか手強いな……忍法、影縫いの術!」ピキーン
女ハンター「な!?動けな……」
木の下忍「そりゃ!」シュッ
レッド「ピカチュウ!でんこうせっか!」
ピカチュウのでんこうせっか!▼
ピカチュウ「ピカァ!」ビュッ
木の下忍「ぐおっ!?」ドガッ
レッド「ふぅ、危なかったな……」
女ハンター「あ、ありがとう……」
木の下忍「くっ、影抜きの術!」
大天狗「あ~、もうよいもうよい、下がれ」
木の下忍「は、はっ!」ババッ
レッド「こ、今度は誰だ!?」
大天狗「まーまー、そう力むでない、ほれっ」
女ハンター「あっ、体が戻った……」フワッ
大天狗「ウチの若いモンがやり過ぎたようじゃな、とりあえず来たまえ」
レッド「は、はぁ……」
女ハンター「ど、どこへ……」
大天狗「大丈夫じゃ、とって食ったりせん」
~
大天狗「はっはっは、その小さい玉の中にモンスターが!面白い!」
レッド「で、使い方と言ってはこう、このように……」
女ハンター「……ねえ、本来の目的忘れてない?」
大天狗「むう、是非一つ欲しいものじゃな、いくらかな?」
レッド「じゃあ、今回は初回サービスということで、5000コインで!」
大天狗「ほほう!それは安い!じゃあ10コで!」
女ハンター「ねえ、ちょっと……」
レッド「それではまた~」
大天狗「また来てくれ!」
レッド「……いや~いい商売したな~……あれ?なんか忘れてない?」
女ハンター「……もういいや……」
~
大天狗「では早速、あのモンスターでも捕まえるか!それっ!」ビュン
マネキニャドラ「にゃっ!?」シューン
大天狗「ほほう!これは面白い!どんどん捕まえるぞ!」
~
クーフーリン「がっ……この!」
グリーン「はっは、そんなモンか?フーディン!サイコキネシス!」
フーディンのサイコキネシス!▼
ジークフリート「ぐおぉぉぉ!」ミシミシ
グリーン「はっはっは!苦しめ、苦しめ!」
ジークフリート「はぁ、はぁ……(な、何なんだコイツは……触れてもいないのに、痛みが……!)
ハンター「すごいサクサク進めるな、驚きだ」
ジークフリート「こうなったら……!」
[キングアワりんのエンハンス]
ジークフリート「はぁぁ……」ゴゴゴゴゴ
グリーン「おお、パワーアップ?したぞ」
ジークフリート「はぁっ!」ザシュッ
フーディン「……!」バタッ
フーディンはたおれた!▼
グリーン「ああっ!フーディン!」
ジークフリート「はぁ、はぁ……これで2体目……!」
グリーン「ギャラドスに続き、フーディンまで……!許さんぞ!」
ハンター「もはや、こっちが悪役じゃないか?まあいいが」
グリーン「行けっ!ドボルベルク!」ポーン
ドボルベルク「グモォォ!」
ジークフリート「い、一体後何体いるんだ……」ゼェゼェ
グリーン「ドボルベルク!ウッドハンマーだ!」
ドボルベルクのウッドハンマー!▼
こうかはばつぐんだ!▼
ドボルベルク「グモォ!」ズズーン
ジークフリート「ぐわぁぁぁ!」
グリーン「ふう、片付いたな」
ハンター「今のは、なかなかだったな」
グリーン「ああ、さっきのもだがな。じゃ、次行くか」スタスタ
ジークフリート「……あ、あとは頼ん……だ………」ガクッ
アテナ「あわわわ………」
グリーン「さ~て、次で最後か?」
ハンター「そうみたいだな。それより、ソイツらの回復はいいのか?」
グリーン「大丈夫だ、どうせ1、2体で倒せるだろ」
ハンター「フラグ建てんなよ」
アテナ(ど、どうしよう……残るは私一人……!)
グリーン「たのもーう!」
アテナ(き、来た!)
グリーン「む、ボスはお前か?」
アテナ「よ、よくぞこ、ここまでき、来ま、来ました!」
グリーン「はっは!見ろ!ビビッてやがる!」
ハンター「もう悪人だわお前」
アテナ(お、落ち着け、私……!ボスとしての強さというのを見せてや……)
グリーン「ドボルベルク!ウッドハンマー!」
ドボルベルク「グモォ!」ズズーン
アテナ「うわぁぁあ!」
グリーン「さ~て、次で最後か?」
ハンター「そうみたいだな。それより、ソイツらの回復はいいのか?」
グリーン「大丈夫だ、どうせ1、2体で倒せるだろ」
ハンター「フラグ建てんなよ」
アテナ(ど、どうしよう……残るは私一人……!)
グリーン「たのもーう!」
アテナ(き、来た!)
グリーン「む、ボスはお前か?」
アテナ「よ、よくぞこ、ここまでき、来ま、来ました!」
グリーン「はっは!見ろ!ビビッてやがる!」
ハンター「もう悪人だわお前」
アテナ(お、落ち着け、私……!ボスとしての強さというのを見せてや……)
グリーン「ドボルベルク!ウッドハンマー!」
ドボルベルク「グモォ!」ズズーン
アテナ「うわぁぁあ!」
連投してしまいました、すいません。
グリーン「ドボルベルク!もいっちょウッドハンマー!」
ズズーン
アテナ「う、ぐっ!」ガギィン
ハンター「な、ドボルベルクのハンマーを受け止めただと!?」
グリーン「ほほう、なかなかやるな」
アテナ「はぁ、はぁ……この知恵、芸術、工芸、戦略を司る女神である私を窮地においやるとは……」
グリーン「どうした?もうお疲れか?」
ハンター「……ん?」
グリーン「さあ!ドボルベルク、ヘビーボン……」
ハンター「待て、アイツ今女神って言わなかったか?」
グリーン「え?それがどうした?」
ハンター「……神を殺ったらヤバくね?」
グリーン「…あっ………」
アテナ「はぁ、はぁ……ど、どうしました?もう終わりですか?」
グリーン「ど、どうしよ……バチ当たりなんてモンじゃねぇよな……」
ハンター「ああ、神に歯向かったどころか、殺そうとしたからな……」
グリーン「あ、謝ったら許されるかな……?」
ハンター「いや、神を殺そうとした罪は重いぞ」
アテナ(な、何を話しているの?この二人……)
グリーン「お、オレ聞いた事あるぞ……神は万物を焼き払う武器を持っていると……」
ハンター「お、お前だけじゃなくオレも巻き添え喰らうのかよ!」
グリーン「恐らく、今激おこだと思うからな、その可能性はあるぞ……」
アテナ「あ、あの……戦いの方は……」
グリーン「ひっ……!殺される!」ガタガタ
ハンター「ば、バカ、とりあえず謝っとけ!」
アテナ「え?あやま……」
グリーン「す、すいませんでした!命だけは……命だけは……!」
アテナ「は、はあ?」
ハンター「ダメだ!完全に怒ってる!」
グリーン「レッド……今まで楽しかったよ、じゃあな……」
~
グリーン「ふぅ~殺されるかと思った~」
ハンター「命を助けていただき、ありがとうございました!」
アテナ「はぁ……(何、この人達……)
ハンター「それにしても、何故女神様がこんな事を?」
アテナ「ま、まあ……仕事、でしょうか?」
グリーン「なるほど、それは大変でしょう」
アテナ「そ、それで、貴方達は一体……」
ハンター「あっ、も、申し遅れました、ハンターと言います」
グリーン「グリーンです」
アテナ「べ、別にそんなに硬くならなくても……」
グリーン「あ、いいの?」
ハンター「ば、バカ野郎!神を殺そうとした身で何言ってやがる!」
アテナ「……その、モンスターが飛び出てきた、ボールは何ですか?」
グリーン「あっ、これはモンスターボールと言って、ポケモンを捕まえる道具だ……です」
アテナ「へぇ~(……あっ、ヘラ様も持っていたような……)それで、何をしているんですか?」
ハンター「あ、特にこれといった用はありませんが、強いて言うなら観光、でしょうか?」
グリーン「えっ、そうなの?」
アテナ「そうですか……あっ、そういえば……ちょっと頼み事をしてもよろしいでしょうか?」
ハンター「はっ、何でしょう?」
アテナ「実は最近、色々な所でモンスターの被害が出ているんです。とても私だけじゃ押さえられなくて」
ハンター「なるほど、引き受けました」
グリーン「それで、そのモンスターの居場所は?」
アテナ「え、と……ちょっと聞いてみますね」カッカカッカッ
ハンター「はい」
アテナちょっと聞きたいんだけどさ
ヴィーナスなに?
アテナいまベルゼブブってどこにいたっけ?
ヴィーナスあいかわらず仕事熱心だねw
アテナうるさいw
ヴィーナスわたし知らないから、お父さんに聞いてみたら?
アテナじゃ、そうするね。ありがと
アテナ「うーん、もうちょっと待ってください、今電話しますので」カカッカッ
ハンター「は、はあ……」
プルルル……
アテナ「……あ、もしもし?お父様?」
ゼウス『ちょ、ちょっと今、手が離せなくて……うおっ!』ガシャン
アテナ「あの、例の事なんですが……」
ゼウス『あ、後にしてく……うおぉぉお!』プツッ、ツーツー
アテナ「うーん、駄目ですね……」
グリーン「ほ、他の人は……」
アテナ「じゃあ、アレスはどうでしょうか?」カカッカッカッ
ハンター「それ、何て言うんですか……?」
アテナ「LINEです」カカッカッ
アテナ ベルゼブブ知りませんか?
アレス 何だよ急に
アテナ 仕事ですから。早く
アレス 何で言わなきゃダメなの?
アレス 自分で探せよ
アテナ 頼みます(>人<;)
アレス 適当にディエナ双神殿でも行っとけよ
アテナ ありがとうございます
アレス うるせえ
今日はここで落ちます。
ありがとうございました。
再開します。
アテナ「……はい!分かりました!ディエナ双神殿だそうです!」
ハンター「と、言われてもどこだか……」
アテナ「え、まさか知らないんですか?」
グリーン「Zz……あ、分かったの?」
アテナ「それは困りましたね……」
ハンター「せめて、地図でもあればいいんですが……」
アテナ「……じゃあ、案内しましょうか?」
ハンター「え!?女神様が!?」
アテナ「はい、私の部下が、です」
アテナ「ほら、起きてください!死んだフリしても無駄ですよ!」ユサユサ
クーフーリン「ん………バレたか……」
アテナ「この人達をディエナ双神殿に送ってあげてください」
クーフーリン「えぇ!?なんで俺が……」
アテナ「他にいないんですよ!お願いします!」
クーフーリン「全く……しょうがないな……よっこらせ、と」
アテナ「……さて、この人が道を案内しますので、道中気を付けてくださいね」
ハンター「は、はーい」
クーフーリン「全く……なんで俺が……」ブツブツ
グリーン「おら、ブツブツ言ってないで早く案内しろ」ゲシッ
クーフーリン「痛っ!?お、俺に向かってそんな口を聞くな!」
ハンター「いいから早く」
クーフーリン「くっ、覚えてろよ!」
ハンター「……あ、そうだ、アイツらにも伝えなくていいのか?」
グリーン「あー、それもそうか。まあいいだろ」
ハンター「本当にいいのか?」
~
アテナ「……大丈夫ですか~?」
ジークフリート「……ん、あぁ、大丈夫だ」
ギガンテス「いてて……やられちまったな……」
アテナ「そうですね、まるで見たことのないモンスター達でしたから」
ジークフリート「……あれ?クーフーリンは何処へ行った?」
アテナ「ああ、クーフーリンならかくかくしかじかで」
ギガンテス「え、アイツらに仕事頼んで大丈夫なのか?」
アテナ「何せ、人手が足りませんでしたし、それにかなり強いから大丈夫でしょう」
ジークフリート(個人的にはクーフーリンの方が……)
アテナ「じゃ、私は先に帰りますので、また」
ギガンテス「おう、じゃあな」
~
リザードン「グォォオ!」ボォォオ
ブルーオーガ1「うわぁあ!」
アイスオーガ2「ぐぁぁ!」
ブラックファイター「つ、強い!」
レッド「はぁ、はぁ……マジでここどこだよ!?」
女ハンター「こっちが聞きたいよ!」ザシュッ
ブラックファイター「ぐあっ!」バタッ
レッド「ふぅ、やっと片付いたな……」
女ハンター「ぜぇ、ぜぇ……ちょ、ちょっと、休憩……」
レッド「えーと、この道をこう来たから……あっちかも?」
女ハンター「立て札でもあればいいのに……」
レッド「とにかく行こう!行けば分かるかもしれない!」ザッ
女ハンター「え、ちょ……早……」
フェンリルナイト「……あっちの方が騒がしいな」
ダークドラゴンナイト「そうだな、冒険者か?」
フェンリルナイト「ああ、そうだろうな、行くぞ」
レッド「……あれ?行き止まり……?」
女ハンター「ま、また……」
フェンリルナイト「よくぞ来た、冒険者!」
ダークドラゴンナイト「いざ、勝負!」
レッド「ま、また!?」
女ハンター「い、いい加減疲れ……」
フェンリルナイト「とうっ!」ザシュザシュ
女ハンター「いだっ!」
レッド「行けっ!フシギバナ!ねむりごなだ!」ポーン
フシギバナ「バナァ」ファサー
ダークドラゴンナイト「んっ!?何だこれは……急に眠く……」バタッ
フェンリルナイト「なっ、おい!寝るな!」
レッド「い、今の内に……!」ダッ
女ハンター「ちょっと!私を置いてどこ行くの!?」
フェンリルナイト「む、隙あり!」ザクッ
女ハンター「うぐっ……!」
レッド(……許せ)
~
レッド「はぁ、はぁ、ここまで来れば大丈夫かな……?」
レッド「さすがに連続で戦ったらキツいからな」
レッド「アイツは……大丈夫だろ、多分……」
レッド「さて、グリーン達でも探すかな」
~
アテナ「ただいm……うわっ!お父様!」
ゼウス「あ……あぁ……おか、お帰…り……」
アテナ「大丈夫ですか!?今回復しますね!またヘラ様ですか!?」
ゼウス「い、いや、ヘラのペットじゃ……」シュゥゥン
アテナ「ぺ、ペット!?カオスデビルドラゴンが野生に還ったりしたんですか!?」
ゼウス「いや、この前拾った方じゃ……説明しよう……」
~
ヘラ『ほれ、メクラちゃん、ご飯じゃぞ!』
ジヘッド『ギャォォ!ギャォォ!』
ゼウス『あ、頭が2つになってないか!?』
ヘラ『そうじゃ!メクラちゃんは進化したんじゃ!』
ゼウス『ほ、ほう……ティアマットの様じゃな……』
カオスデビルドラゴン『グルルル……ガフガフ……』ムシャムシャ
ヘラ『タマちゃんもよく食べるのう』
ジヘッド『ギャォォ!ギャォォ!』
カオスデビルドラゴン『グォォ……グォォ!』
ヘラ『あっ、コラ!ケンカしちゃダメじゃ!』
カオスデビルドラゴン『グルルル……グォォ!』
ジヘッド『ギャッ……』バシーン
ヘラ『ああっ!タマちゃん!やり過ぎじゃ!めっ!』
カオスデビルドラゴン『クゥーン……』
ピコピコン、
ジヘッド『グ、グォォ……』ピカー
ゼウス『……ん、んん?メクラの様子が……』
デッデッデッデッ、デッデッデッデー
サザンドラ『グォォォォ!』ピカー
ヘラ『あっ!メクラちゃんがまた進化したぞ!』
ゼウス『お、おぉぉぉ!?』
サザンドラ『グルルル……』キッ
カオスデビルドラゴン『グ、グォォ!?』ビクッ
サザンドラ『グォォォォ!』グワッ
ヘラ『あっ!メクラちゃん!仕返しはダメじゃ!』
カオスデビルドラゴン『グォォ、グォォォ!』
サザンドラ『グルル……グォォ!』ガブッガブッ
ヘラ『コラっ!止めないと怒るぞ!』
サザンドラ『グルルル……?』クルッ
ヘラ『な、なんじゃ!その目付きは……』
サザンドラ『グォォオ!』ガッ
ゼウス『うわぁぁぁあ!』
ヘラ『うわぁぁあ!な、何するんじゃ!メクラちゃん!』
サザンドラ『グォォ!グォォ!』ガッ、ガブッ
ゼウス『ヘラが喰われてしまうぅ!』
ヘラ『も、もう……言うこと聞かないと怒るぞ!』ゴォォッ
サザンドラ『グォッ……グォォオ!』グワッ
ヘラ『はっ、とっ』ヒラリ
サザンドラ『グォォ!』ガシャン
ヘラ『ほっ、とっ……ゼウスも見てないで大人しくさせるのじゃ!』
ゼウス『えっ……お、おう!』
ガシャン!バリン!バキッ!
プルルル……
ゼウス『な、なんじゃ!?こんな時に!?』ガチャッ
アテナ『……あ、もしもし、お父様?』
ゼウス『ちょ、ちょっと今、手が離せなくて……うおっ!』ガシャン
アテナ『あの、例の事なんですが……』
ゼウス『あ、後にしてく……』
サザンドラ『グォォ!』ガッ
ゼウス『うおぉぉお!』バリン
ヘラ『はぁ、はぁ……まだ言うことを聞かぬか……!』
サザンドラ『グルル…グルルル……』
ヘラ『少し痛いが我慢してもらうぞ……!ギガ、グラビ……』
サザンドラ『グォォォ!』ヒューン
ヘラ『あっ!メクラちゃん何処へ行くのじゃ!家出しちゃダメじゃ!』バッ
ゼウス『ぜぇ、ぜぇ……へ、ヘラ!待つんじゃ……!あぁ……』バタッ
~
ゼウス「……と、言う訳じゃ」
アテナ「なるほど、それは大変でしたね」
ゼウス「大変なんてモンじゃない!死ぬかと思ったわ!」
アテナ「それで、ヘラ様は……」
ゼウス「あの三本首を追って出ていってしまった……あぁ、ワシが弱いばかりに……」
アテナ「大丈夫ですよ、きっと無事です」
アテナ「……さて、私は晩ごはんの準備をするので、それまでに片付けて置いてくださいね」
ゼウス「は、はい……」
~
アテナ「さてと……」カッカカッカ
(グループ)神々の集い
アテナ ヘラ様が家を出ていってしまいました
ヘラ・ウルズ またかw
ミネルヴァ 一体何度目ですか?
アテナ 見た人は連絡お願いします
イズン りょーかい
ロキ わかった
アテナ ついでにバケモノも付いているので注意してください
イズーナ なにそれw
アテナ 特徴は三本首、性別不明
ロキ なにそれ?
アテナ 凶暴です
シヴァ ティアマット?
スサノオ オロチ?
アテナ いいえ
アテナ メクラです
タケミナカタ なんじゃそりゃw
メイメイ おくら?
ミネルヴァ いや違うからw
ツクヨミ www
アテナ とにかく気を付けて
ツクヨミ りょうかい
アテナ ください
ヘラ・イース 特にヘラにはねw
ヘラ・ウルズ www
イズン wwwww
イズーナ wwww
アテナ それじゃ、また
シヴァ おう
ミネルヴァ おやすみ
アテナ「……っと、これでいいでしょう」
今日はここで落ちます。
ありがとうございました。
乙
再開します。
~
レッド「…………」ザッザッ
レッド「いや、そう簡単に見つかる訳ないだろ、普通」
レッド「第一、アイツらの居場所も知らないのに……」
レッド「…腹減ったな……」ギュルルルルル……
レッド「そういえば、もう暗くなってきたな……民家でもあればいいが……」
レッド「それとも、野宿か?」
レッド「あぁ、腹減った……」グギュルルルルル……
ザッ、ザッザッザッ
グリーン「……おわっ、なんでレッドがココに居るんだよ」
レッド「……そ、その声は……グリーン……?」
グリーン「おう」
レッド「なんでグリーンが居るんだよ!」
グリーン「こっちが聞きたいぜ!」
ハンター「別んとこに行ってたんじゃないのか?」
クーフーリン「誰だ?知り合いか?」
レッド「まあ、簡潔に言うと、迷子だ」
グリーン「バカじゃね?」
ハンター「そういや、もう一人見当たらないんだが……」
レッド「ああ、アイツはオレを庇って逃がしてくれた……」
ハンター「一体何があったんだ?」
レッド「まあ、山賊みたいなのに襲われてな」
クーフーリン「ああ、アイスオーガの事か。この辺りは多いからな」
グリーン「へぇ~」
レッド「そういうお前らも何してるんだ?」
ハンター「まあ、何て言うか……依頼だな」
レッド「へえ、何の?」
ハンター「いや、詳しくは聞いていないな」
クーフーリン「じゃ、この道真っ直ぐ行ったところにあるから、じゃあな」
グリーン「あ、おう、ありがとな」
レッド「そうだ、何か食べ物持ってないか?腹が減って死にそうなんだ」
ハンター「あれ?女ハンターがこんがり肉持ってたんじゃないか?」
レッド「え、そうなのか?……何てこった、あんな事するんじゃなかった……」
グリーン「しょうがないな、コレ食えよ」ポイッ
レッド「お、何だコレ?」
ハンター「ドラゴンフルーツと言うらしい、美味いぞ」
レッド「どれ……おお!これは美味い!」シャクシャク
ハンター「じゃあ、今日はもう遅いし、ここで野宿するか」
レッド「ゴクリ、そうだな、夜に行動するのは危険だしな」
グリーン「え~!?野宿~!?」
ハンター「女ハンター探すのは明日でもいいだろ、そう簡単には死なないハズだ」
~
フェンリルナイト「……おい、起きろ、おい!いつまで寝てるんだ!」
ダークドラゴンナイト「……ん、あ、おはよう……」
フェンリルナイト「おはようじゃない!もう夜だぞ!」
ダークドラゴンナイト「ウソだろ!?そんなに寝てたのか?俺!?」
フェンリルナイト「ああ、あの眠り粉の威力は凄まじいな」
ダークドラゴンナイト「それより、ずいぶんとひどい傷だな、大丈夫か?」
フェンリルナイト「大丈夫だ。すぐに治る」
ダークドラゴンナイト「あの女にやられたのか?」
フェンリルナイト「ああ、片腕なのに手強かったよ」
フェンリルナイト「しかし、あっちも相当なダメージを受けてるだろう。放っておけば死ぬかもな」
ダークドラゴンナイト「おいおい、やり過ぎじゃないか?」
フェンリルナイト「いや、これぐらいやっておかないとボスとしての示しがつかないだろ」
~
女ハンター「……はぁ、はぁ……げほっ!ごふっ……」
女ハンター「回復薬……はもうないか……」
女ハンター「痛てて……ちょっとまずいかな?これは……」
女ハンター「レッドが見捨ててなければ……腹立つ……」
女ハンター「………うっ…!げほっ!げほっ!」
女ハンター「……あ、あれ?目の前が暗く………意識が……」
女ハンター「死ぬのかな……私………」バタッ
………ブロロロロロ……キィッ
ベルゼブブ「……おい、何か変なモンあんぞ、ちょっと見てこいや」
アモン「はい、只今……」
べリアル「何あれ?人じゃね?」
アモン「これは……女です!血濡れの女でございます!」
ベルゼブブ「え、ガチ?それガチ?」
べリアル「おっかねー、血まみれとかマジおっかねー」
ベルゼブブ「え、で、それ死んでんの?」
アモン「いえ、微かに息はあります、しかし、このまま放っておくといずれ死ぬでしょう」
べリアル「うっわやべー、死ぬのかよやっべー」
ベルゼブブ「どうする?放っとく?」
べリアル「いや助けとこ?情けは人のうんぬんって言うじゃん?」
アモン「情けは人のためならず、でございますぞ」
ベルゼブブ「じゃ、アモン持ってってくれや」
アモン「はっ、承知致しました」
~
女ハンター「………う~ん……はっ!」
アスタロト「あっ、起きた?おはよ」
女ハンター「ここは……?」
アスタロト「あんた道ん中で倒れてたんだってね~しかも血まみれで」
女ハンター「あ、そっか……」
アスタロト「アモーン!起きたよー!」
女ハンター「それで、あなたは?」
アスタロト「あ、わたしはアスタロト。こっちはコシュまる」
女ハンター「こ、コシュまる……?」
アスタロト「そ、いい名前でしょ?にーちゃんが付けたの」
アスタロト「で、あんたこれからどうすんの?」
女ハンター「ん……やらなきゃいけない事もあるし、帰るかな」
アスタロト「アモーン!帰るんだってー!」
女ハンター「その、アモンって誰?」
アスタロト「アモン?アモンはアモンだよ」
アモン「はっ、起きましたか」バサバサ
女ハンター「わっ!フクロウ!?」
アスタロト「違うよ!アモンだよ!」
アモン「もう慣れております、大丈夫です……」
アスタロト「あれ?にーちゃんは?」
アモン「ベルゼブブ様なら1階でございます」
アスタロト「分かった!呼んでくる!」タッタッタッ
女ハンター「……それで、なんで私がここに……?」
アモン「はっ、貴女が道で倒れている所を私達が見つけ、治療したのです」
女ハンター「そう、ありがとう」
アモン「恐れ入ります……」
アスタロト「アモーン!連れてきたー!」ダダダダ
ベルゼブブ「よう、爽やかな朝だな」
女ハンター「あ、どうも……」
ベルゼブブ「昨夜は眠れたか?」
女ハンター「まあ、それなりに……」
アスタロト「死んだように眠ってたよ」
ベルゼブブ「そっか、とりあえず朝メシでも食ってく?腹減ったろ?」
女ハンター「いや、それほど減って……」グギュルルルル………
女ハンター「……食べて行きます……//」
ベルゼブブ「おーい、アモン、メシでてる?」
アモン「はっ、今日は白米と味噌汁、焼き鮭でございます」
ベルゼブブ「えー、パンじゃねーの?」
アスタロト「ほら、食堂はこっちだよ」
女ハンター「あ、ありがとう……」
~
レッド「……ん、おはよ……なんだ、みんな寝てんじゃん……もうちょっと寝よ」バフッ
グリーン「……ん、おはよ……まだみんな寝てるな、オレも寝よ」バフッ
レッド「……ん、おは……まだ寝てるな、もう少し寝……」
ハンター「いい加減にしろよ?」
レッド「あ、おはよう、爽やかな朝だな」
ハンター「おらっ、起きろ」ゲシッ
グリーン「うえっ……」
レッド「さーて、今日はどうするんだっけ?」
ハンター「そうだ、依頼を受けてたんだ」
グリーン「じゃ、それ行くか」
レッド「そうするか」
~
女ハンター「……ごちそうさまでした」
ベルゼブブ「うおっ、早ぇなオイ」
アモン「よく噛んで食べないといけませんよ?」
女ハンター「まあ、クセというか……」
アスタロト「あ、もう行っちゃうの?」
女ハンター「うん、急いでるからね」
ベルゼブブ「おいおい、あんまムリすんなよ?病み上がりなんだからよ?」
アスタロト「仕事なの?なんの仕事?」
女ハンター「今は仕事じゃないけど……ハンターって仕事をしてるよ」
ベルゼブブ「ハンター?なんじゃそりゃ?」
女ハンター「簡単に言うと、モンスターとかで困ってる人の依頼を聞いて、モンスターを狩る仕事、かな?」
アスタロト「へー」
ベルゼブブ「……あ、じゃあさ、オレも困ってるから依頼していいか?」
女ハンター「え、別に構わないけど……」
ベルゼブブ「あのよ、モンスターじゃねぇがよ、麒麟ってのがしょっちゅうウチに来てウチを荒しまくってくれんのよ」
女ハンター(キリン?)
ベルゼブブ「よくオレら被害に遭って困ってんのよ」
アモン「金も盗まれていきますし……」
女ハンター「なるほど、それは凶悪ね……」
ベルゼブブ「だから、な!頼む!」
女ハンター「分かった、必ず討伐するよ」
アスタロト「本当!?ありがとう!」
アモン「なんとお礼すればいいのか……」
ベルゼブブ「ありがとう!感謝するぜ!」
アモン「これが、奴の似顔絵でございます。他の4つはその取り巻きでございます」
女ハンター「あまり悪そうには見えないけど……」
ベルゼブブ「とんでもねぇ!見た目はそんなだけどな、いっぺんオレらを見たら容赦なく襲ってくるんだぜ!」
アモン「居場所は詳しくは知りませんが、恐らく聖獣達の楽園という所に居るでしょう。これはそこまでの地図です」
女ハンター「あっ、ありがとう」
アモン「それから、私達はここから少し離れた所に移動しますので、再び会えるのはまたずいぶん後の事でしょう」
女ハンター「うん、それじゃ、またね」
アスタロト「気をつけてねー!」
ベルゼブブ「またな!」
今日はここで落ちます。
ありがとうございました。
もう更新ないのかな?
更新はまだか
このSSまとめへのコメント
良かった…続きがあった…!
面白いよ!
がんばれ!