渋谷凛「事の起こりは、先日のオフだった」
島村卯月「私たちは合同ライブの翌日で、全員オフでした」
神崎蘭子「未踏の地へと赴く謀議を我らは交わさん」(訳:みんなでお出かけをしようとなったんです)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1367920253
ライブ後〜打ち上げにて〜
卯月「かな子ちゃんがこの間レポートに行ったカフェ、すごいオススメなんだって!」
凛「確か来週には放送されるんだよね。じゃあ今週中に行かないと」
智香「放映されたら、お客さんがいっぱい詰めかけるよね。きっとっ☆」
蘭子「裁きの日は近い!」(早く行きましょう!)
凛「かな子がすごく美味しかったって言ってたよね。かな子の保証付きなら、間違いなく美味しいよ」
卯月「明日はみんなそろってオフだよね? 行っちゃう?」
智香「それに、そろってお休みって滅多にないものね。行こうよっ☆」
蘭子「鋼鉄をも腐食させる我が毒の属性をみよ!」(訳:賛成!)
凛「場所、わかる?」
卯月「京成小岩駅の近くだって」
智香「えっと、どこだっけ?」
凛「江戸川区。意外な所だよね、そんな所に美味しいカフェがあったなんて」
蘭子「闇の詩人萩原雪歩にスペリオルライド! トリガーチェック!! クリティカルトリガーゲット、効果は全て闇の詩人へ!!!」(訳:穴場ですよね)
蘭子が楓酸化……楓さん化しとるがな
卯月「でも自分で言うのもなんだけど、今話題のアイドルが4人もそろって出かけるってすごいよね」
蘭子「幻影の衣を纏うべし」(訳:変装しないといけませんね)
智香「変装っ?」
凛「大げさな変装じゃなくても大丈夫。髪をアップにしてメガネをかけただけで、電車とかでも全然バレなかったし」
上条春菜「呼んだ?」
智香「呼んだわけじゃないんだけどっ……でもちょうどよかったのかな? 変装用のメガネの話なんだよっ☆」
春菜「よくぞ私を呼んでくれました! この春菜ちゃんが、みんなにオフ用のメガネコーディネートをしてあげましょう!」
卯月「なんだか悪いね」
春菜「ううん。みんなが積極的にメガネをかけてくれるのって、嬉しい!」
凛「そう言ってもらえると、私も嬉しいな」
春菜「卯月ちゃんは、ノーフレームのすっきりしたデザインがいいと思うな。で、凛ちゃんは今流行のアンダーフレーム」
卯月「どうかな? 似合う?」
凛「変じゃないかな?」
蘭子「騒々しき泉よ」(訳:ぴったんこカンカン)
蘭子WWW
なんだよぴったんこカンカンってwwwwww
可愛いじゃねーかチクショウ
冷静に考えたら訳した意味もおかしいじゃねぇかwwww
春菜「蘭子ちゃんにはこれだっ!」
卯月「……えっ?」
凛「これは……」
智香「よくマンガとかで悪い人がつけてる……」
春菜「片眼鏡(モノクル)だよ。ほら、こうやってのっけて……そう、そこで挟み込むようにして固定するんだよ」
蘭子「新たなる光が我を包む!」(訳:素敵です!)
卯月「いや、待って、待って!」
凛「似合うけど、そんな目立つメガネじゃ変装にならないよ」
智香「注目の的だよねっ☆」
春菜「あ……そっか。蘭子ちゃんの雰囲気に合ってると思ったけど、変装にならないよね」
蘭子「牙を抜かれし獣の口腔内……」(訳:残念)
智香「もう少し普通で、蘭子ちゃんに似合うメガネはないのかなっ?」
春菜「じゃあ無難に、オーバールのメガネを。ちょっと大きめだけど、今時ファッションでいいでしょ」
蘭子「恐怖政治の始まりを告げる時」(訳:今時ファッショですね)
訳ww
春菜「智香ちゃんはスポーティーだから、はい! リムもフレームも軽いタイプね」
智香「わあい! 似合うかなっ!?」
凛「いいよ。似合ってる」
蘭子「伝説の超サイヤ人へと進化せよ」(訳:髪型を変えたら更にいいと思います)
卯月「智香ちゃんはいつもポニテだもんね」
智香「じゃあちょっとほどいてみるねっ☆」
卯月「うわ。長いし、綺麗だし、なんだか新鮮だね」
凛「かなり雰囲気かわった。智香じゃないみたい」
蘭子「我が命を汝に与えん、ウォーリーを探せ!」(訳:よく見ないとわかりませんね)
春菜「これぞメガネ効果! これですこしいつもと表情とか変えたら完璧だよ」
智香「表情?」
蘭子「動画共有サイトに向けて削除依頼を検討せよ」(訳:ニコニコするのをやめてみたらどうですか?)
卯月「凛ちゃんみたいにね。えへへ」
凛「え!?」
卯月「冗談だよ。でも、いつも元気でニコニコしてる智香ちゃんだから、ちよっと真面目な表情はどうかな」
春菜「凛ちゃんみたいにね」クスクス
凛「私、そんないつも真面目な顔してるかな?」
蘭子「汝の霊力の源泉はそこにあり」(訳:そこが魅力的なんですけどね)
http://i.imgur.com/hOxVhpr.jpg
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若林智香(17)
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渋谷凛(15)
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島村卯月(17)
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神崎蘭子(14)
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上条春菜(18)
卯月「じゃあ難しいこととか、考えてみたらどう?」
智香「む、難しいことっ? ええと……ゼータ関数の零点の分布に関する予想についてとかっ?」
凛「それ、絶対に智香の頭から出た疑問じゃない」
卯月「晶葉ちゃんでしょ?」
蘭子「古の新潟地方に所在する製菓を生業とするギルドよ!」(訳:正解)
智香「バレたかっ☆ でも難しい事かあ」
凛「難しくなくても、真剣に考えられることならいいと思う」
智香「あっ! それならアタシ、前々から疑問に思っていたことがあるんだけどっ☆」
卯月「え? なになに」
智香「昔話の桃太郎とか垢太郎って、自分の出生の秘密を知ってたのかなっ?」
凛「……」
卯月「……」
春菜「……」
蘭子「……」
智香「みんな、どう思……」
卯月「じゃあ明日、10時に京成小岩駅前に集合ね」
凛「わかった」
春菜「アタシもいいかな?」
蘭子「冥界の黒き風に身を委ねるがいい!」(訳:歓迎!)
智香「…………永遠のテーマだよね」
翌日 京成小岩駅前
智香「やっぱり自分がお爺さんとお婆さんの本当の子供じゃないって知らなかったからこそ、鬼から奪った財宝を気前よくあげたのかなっ? でも、知っててそれでもだとしたら、それこそ真の男だよね……」ブツブツ
卯月「おんなじ地下鉄に乗り合わせるとは思わなかったよね」
凛「偶然ってすごいね。あ、智香がもう来てる……あっ!」
卯月「どうしたの? ええと……あれ、あれってもしかしてプロデューサーさん?」
P「君、ちょっといいかな?」
智香「自分が垢でできた人形だったって、知ったら相当衝撃的な……はいっ? あれっ……?」
P「君、アイドルとかに興味はないかな? いや、俺は怪しい者じゃない。こう見えてもれっきとした……」
智香「プロデューサーさんっ?」
P「そう! 知らないかな? シンデレラガールズって最近、世間で話題になってる一大アイドルプロジェクトなんだけど」
智香「……知ってますけどっ……」
ああ、変装してるのか
P「俺がそのプロデューサーなんだ。それで君も、アイドルやってみないか!?」
智香「あのっ……」
P「君は可愛いし、スタイルもいい。なにより雰囲気というか……オーラがある!」
智香「あ……はあ」
P「ちょっとおとなしそうで、それでいて暖かい空気を漂わせいて、そう! 今ウチにいる娘にはないオーラを君から感じるんだ!!」
智香「……」ムッ
P「君は何か、得意なものとかあるのかい!?」
智香「…………ダンスとかっ」ムスッ
P「素晴らしい!!! まさに君こそ、アイドルとなるべく生まれたに違いない。俺と一緒に、シンデレラガールにならないか!? いや、なるべきだ!!!」
智香「………………」
P「俺は今日のこの出会いを、神に感謝する! ついに俺は見つけたんだ!! ダイヤの原石を、俺だけの宝物を!!!」
このPは見る目がない(落胆)
どう見ても不審者じゃないですか……
ワキ見せたら一発だろうに
蘭子「わ、わ、わ、我が両腕の付け根に激震が宿る!」(訳:智香さんが怒ってる!)
卯月「いつもニコニコしてる智香ちゃんの、あんな表情初めてだよ……」
凛「普段怒らない娘が怒ると、怖いね」
春菜「と、止めなきゃ! プロデューサーを」
P「今まで沢山の娘をスカウトしてきたけど、君みたいに綺麗で可愛い娘は初めてだよ! ちょっとキツめの表情もいい!! クール属性かな? あ、ところで君、名前は?」
春菜「ぷ、プロデューサー!」
P「ん? あれ? 春菜?」
卯月「なにやってるんですか、いったい!」
P「いや、みんな今日はオフだし、こういう時こそスカウト活動をな。あれ? みんなしてどうした?」
凛「みんなでカフェに……じゃなくて、プロデューサーあのね」
P「そうだ! みんなもこの娘を説得してくれよ。こんな可愛い娘、見たことないだろ!?」
智香「……」キュッ
凛(と、智香が無言で髪を結ってる……)
P「この娘も事務所に入ってもらうんだ! そうすればすぐに人気沸騰するぞ!!」
卯月(め、メガネも外して……)
P「しかもダンスが得意なんだそうだ。もうこれは、アイドルになるしかないだろ!?」
蘭子(腋熱力量充填十割二分(訳:智香さんの目が光ってる!))
P「さあ、今から事務所に行こう! 新しいスターの誕生だ!!!」
春菜「プロデューサー……その娘は……」
この蘭子なに言ってんのWWWWW
またこの>>1か……
智香ss見つけるとたいていそうだな
ぴったんこカンカン=泉ピン子かwwwwww
新潟は越後製菓=正解ね。面白いwwwwww
P「そうだ、まだ名前を聞いていなかったな! 君、名前は……あれ?」
智香「若林智香です。どうもはじめましてっ!!!」
P「げえっ! 智香ぁ!!!」
蘭子「二壷の中華調味料」(訳:ジャーンジャーン)
P「あ、あれ? じゃ、じゃあ今のは……智……香?」
智香「プロデューサーさん、普段はちゃんとアタシを見てないんですねっ!!!」
P「い、いや、そんな……ことは……」
智香「今まで事務所にいないタイプってことは、アタシって事務所にいてもあんまり存在感なかったんですねっ★」
P「そ、そんなことはな、ない……ぞ。うん」
智香「アタシ、プロデューサーさんのこと……プロデューサーさんのこと……信じてたのにっ……」
P「と、智香……」
智香「もういいですっ★ みんな、行こっ!!!」スタスタ
P「あ、智香! 智香……」
卯月「プロデューサーさん、ここは私たちが智香ちゃんをなだめてみますから」
凛「後でちゃんと、謝って」
P「あ、悪い。頼む」
春菜「軽率ですよ、プロデューサー」
蘭子「汝の頭は驢馬の頭なり!」(訳:プロデューサーさん鈍感です!)
P「……返す言葉もない」
というかこういう熊本弁の書き方があったかー
ちょい感心したわ
智香「さあっ! 今日はみんなで楽しく食べようねっ★」
卯月「う、うん」
卯月(智香ちゃん、目が全然笑ってない)
智香「アタシ、今日はおごっちゃうよっ★」
凛「あ、ありがとう」
凛(正直、食欲ない)
智香「みんな、何にするっ?」
春菜「な、何にしようかなー」
春菜(く、空気が重いよー!)
智香「オーダーお願いしまーすっ★ このメニューの端から端まで全部お願いしますねっ★」
蘭子「腋より溢れる真円の激情……」(訳:智香さんが激おこぷんぷん丸……)
卯月「あ、あのね、智香ちゃん。きっとプロデューサーさんはね」
智香「……今はっ」
卯月「え?」
智香「今はプロデューサーさんのこと、聞きたくないんだっ★」
卯月「あ、うん……」
智香「アタシのLIVEで元気にするって……目をはなしたらダメですよって、言ったのに……」
凛「智香……」
智香「アタシ、見てもらってなかったんだよねっ★」
春菜「そ、それは……」
智香「いいんだよっ。ともかく今日は食べようよっ! それで明日には忘れるから……」
蘭子「闇の求めに我も応じよう」(訳:わかりました)
蘭子の台詞の訳も色々とアレだが、訳す前の台詞がいちいち面白い
たいしたもんだ
かな子「おはよー! 昨日はどうだった? 美味しかったでしょ、あのカフェ」
凛「正直、味なんてわからなかった」
かな子「え?」
卯月「実はね……」
〜状況説明中〜
かな子「えー、そんなことがあったんだ。それはショックだよね」
凛「そもそもほら、智香はプロデューサーのことを……」
かな子「だよね。それは余計にショックだよね」
卯月「智香ちゃん、怒った後は可哀想なぐらい落ち込んじゃって」
蘭子「天地開闢以来の無垢なる魂よ」(訳:あんなの初めてみました)
かな子「なんだか私、責任を感じるなあ」
凛「かな子のせいじゃないけど、でも智香を元気づけてはあげたい」
卯月「そうだよね。事務所の盛り上げ隊長が落ち込んでたら、やりきないし」
かな子「そうだ! 要はプロデューサーさんが、ちゃんと智香ちゃんのことを理解ってるって証明できればいいんだよね」
蘭子「巡れ、運命の羅針盤」(訳:どうするんですか?)
かな子「もしもし? 巴ちゃん? うん、例のセットこれから使ってみたいんだ。うん」
村上巴「持ってきたで。けど、本番はまだ先じゃなかったんかいの」
凛「かな子、これって……」
かな子「今度のシンデレラガールズ感謝祭スペシャルで使われる予定の、クイズセットだよ」
卯月「高校生クイズ選手権みたいだね」
巴「制限時間内に解答すれば、帽子の所から○が出るけん」
かな子「これで智香ちゃんに関するクイズを出して、プロデューサーさんが見事に正解を連発していけば、智香ちゃんもちゃんとプロデューサーさんが智香ちゃんのこと理解ってくれてるって安心するんじゃないかな」
卯月「なるほど。さすがにプロデューサーさんは、私たちの事は熟知しているはずだし」
凛「ちょっとこれ、試してみたい」
巴「ほんじゃあうちがアシスタンするけん、司会役はかな子に頼むで」
かな子「はーい。じゃあ凛ちゃんクイズハット被って」
凛「いいよ。ちょっとわくわくしてきた」
卯月「がんばれ! 凛ちゃーん!」
かな子「では、渋谷凛ちゃんに関するクイズです。凛ちゃんが飼っている、犬の名前は?」
凛「ハナコ」
ピンポーン☆
巴「正解じゃ。ちなみに、凛はCDでハナコの名前を出しとるけんファンの間でもハナコの名前は有名じゃのう」
かな子「では続いての凛ちゃんに関するクイズ。シンデレラガールズの中で、凛ちゃん同様犬を飼っていて写真の撮りっこもした間柄なのは誰?」
凛「聖來(水木聖來)」
ピンポーン☆
凛「うれしいよ」グッ
卯月「自分のことだから当たり前かも知れないけど、さすがに正解連発だね」
蘭子「我を使役するは我のみなり」(訳:自分のことはよく知ってますもんね)
巴「くわしいのう、くわしいのう」
くわしいのうwwwwくわしいのうwwww
お嬢がWWWお嬢がWWWWW
卯月「ちょ、ちょっと私もやってみていい?」
かな子「いいよ? じゃあハットを被って……はい。じゃあ卯月ちゃんに関する問題」
卯月「がんばりますっ!」
かな子「三枚におろした魚をゆで、骨や皮を取り除いた後、圧搾して水気をしぼってから焙炉にかけてもみくだき、擂り鉢で軽くすりほぐしてその後、鍋に移して、酒・みりん・砂糖・塩で調味し煎りあげたものをなんと言う?」
卯月「えっ?」
巴「東京では、おぼろとも言うそうじゃ」
卯月「もしかして、でんぶ?」
ピンポーン☆
卯月「……あの」
かな子「続いての卯月ちゃんに関する問題」
卯月「あ、がんばりますっ!」
ギギギ…
はだしのゲン読めば広島弁マスターになれるな!
巴ちゃん何やってんですかwwwwww
かな子「モンティ・パイソンのスケッチ(コント)『バカ歩き』、英語では何ウオーク?」
卯月「え? シリー?」
ピンポーン☆
巴「正解じゃ。うちはこのコント見たことないが、さすがに卯月は知っとるんじゃのう」
卯月「……あの、かな子ちゃん?」
かな子「続いての卯月ちゃんに関する問題」
卯月「……がんばるけど」
かな子「故事成語で、深く考えず、ただ血気にはやるだけの勇気や思慮も分別も無い、腕力に頼るだけのつまらない勇気のことを、何の勇と言う?」
卯月「……匹夫(ひっぷ)の勇」
ピンポーン☆
巴「要するに、無鉄砲なモンのことじゃのう。うちは鉄砲玉の男は好きじゃが、無鉄砲な男は好かんけん」
卯月「これ、ぜんぜん私に関する問題じゃない気がするん……」
かな子「続いての卯月ちゃんに関する問題」
卯月「……はい」
なにこの羞恥プレイ
かな子「本を読む時に、どこまでよんだか目印にする物を総称してなんと言う?」
卯月「しおり?」
ブ……ピンポーン☆
卯月「今、一瞬不正解のブザーが鳴りかけたよね!?」
巴「すまんのう、ちょっとした手違いじゃ」
かな子「気にしないで続けるよ」
卯月「私は気になるんだけど」
かな子「エジプト神話に登場する、生産の神の名をなんと言う?」
卯月「? ぜんぜんわかんないんだけどこれまでの傾向からすると、おしり……」
ピンポーン☆
巴「正解じゃ! オシリス神、エジプト神話も知っとるとはさすがじゃのう」
卯月「ちょっと待って! 私、今まだ答えてなかったんだけど」
かな子「いやいや、ちゃんと卯月ちゃん答えていたよ? さっきの事があるから、早めに正解のチャイムを鳴らしたたせけだよ?」
巴「今度はちゃんと早めに判定できたのう」
卯月「それにそもそも、問題がおかしいよ! 少しも私に関する問題が出てないよ!」
かな子「いや、まあ……それは……」
凛「ヒップに関する問題ばっかりだった」
蘭子「神に遣わされし聖少女の約束の地」(訳:確かに卯月さんの魅力的な所だけど)
卯月「お尻イコール私って、どうなのかな?」
巴「くるしいのう、くるしいのう」
巴ww
かな子「ま、まあとにかくこれで、プロデューサーさんの信頼を取り戻してあげようよ」
凛「作戦としては、悪くない」
卯月「もう。でも、考えはいいかもね。じゃあプロデューサーさんを呼ぶね」
プルルルル ガチャ
卯月「もしもし? プロデューサーさんですか? あれからどうでした?」
P「それがケータイかけても出てくれないし、メールしても返信がないんだ……」
卯月「そうですか。じゃあ急いで事務所に来てください。仲直りの機会を、作ってあげます」
P「本当か? 助かる」ピッ
智香「おはようございますっ」
卯月「待ってたよ、智香ちゃん!」
智香「? どうかしたの卯月ちゃんっ?」
凛「これからプロデューサーにクイズを出題する」
智香「えっ?」
かな子「プロデューサーさんが、どのくらい智香ちゃんのことわかってるか試してみようよ。ね」
智香「みんな……ありがとうっ☆」
P「おはよう……と、智香」
智香「……おはようございます」
P「あ、ああ。あの、な……」
かな子「はいはい。とにかくプロデューサーさん、これをかぶって」
P「え? おい、これ今度の特番用のクイズセットじゃないか」
凛「これから智香に関する問題を出すよ」
卯月「ちゃんと智香ちゃんのことわかってたら、全問正解できますよね?」
P「! そういうことか。よし、こい!!」
智香「……」
かな子「じゃあ、智香ちゃんに関する問題。智香ちゃんのように気だてがよくて優しい女性を、出身の鹿児島ではなんと呼ぶ?」
P「確か……おこじょ!」
ブーッ!
P「えっ!?」
巴「オコジョは、イタチみたいな動物じゃろが!」
凛「おごじょ、だよプロデューサー」
智香「…………」
卯月「ぷ、プロデューサーさぁん……」ハラハラ
かな子「つ、続いての問題。チアガールの智香ちゃんがよく手に持っている、あの玉房状の飾りをなんと言うでしょうか?」
P「これはわかるぞ! ボンボンだ!!」
ブーーッッ!!
P「え? いや、ボンボンだろ!? あれ!!」
巴「正解は、ポンポンじゃ」
凛「プロデューサー、しっかり!」
智香「………………」
卯月「ちょ、ちょっとかな子ちゃん。もう少し問題のランクを下げてよ」ヒソヒソ
かな子「わ、わかった」ヒソヒソ
かな子「では映像問題です。次の4つの映像のうち、智香ちゃんはどれでしょう?」
パッ
凛「うわ。腋だけの映像」
蘭子「特殊な禁断領域」(訳:なんてマニアックな)
卯月「かな子ちゃん、むしろ問題の難易度あがってるよ!」
かな子「大丈夫。あのプロデューサーさんの、自信に満ちた顔を見てよ」
卯月「あれ? 本当だ」
P「ふっふっふ。簡単な問題だな! 智香は4番だ!! ついでに答えておくと、1番は瑞樹さん(川島瑞樹)。2番は奈緒(神谷奈緒)。3番は美優(三船美優)だ。どうだ!!!」
ピンポンピンポンピンポンピンポン!!!!
P「ふっふっふっ。見たか! この俺の腋を見る眼力!!」
智香「……腋ならわかるんですね」
P「いやっほーい! え?」
智香「顔はわからなくても、腋だけならわかるんですね」
P「い、いや、そういうわけでは……」
智香「よくわかりましたっ! アタシ、実家に帰らせていただきますっ!!!」
バタン!
P「え? あ、と……智香?」
凛「大変」
卯月「ど、どうしよう!?」
かな子「わ、私のせいだよね!? ご、ごめん!!」
巴「今はそんなこと言っちょる場合じゃないじゃろ」
蘭子「疾く、翔けよ!」(訳:追いかけてあげてください!)
P「わ、わかった! 智香!!!」
P「帰るなら、新幹線に乗るにしても飛行機にしてもまずは地下鉄だな」ダッ
P「うわっ! ちょうどラッシュの時間か」
アナウンス『ダァ、シエリエス! ダア、シェリイェス!』
P「あっ! 前の車両に智香が乗った!! ちょ、すみません! 乗ります!! 乗ります!!!」
P「ちょ、満員でぜんぜん進めない。ぐ……ぐああ」
智香「プロデューサーさんの馬鹿っ★ アタシ……アタシ……」ボロボロ
〜電車内〜
P「……はぁ……はぁ……確かこの車両に………」
「待たせちゃったね。だいぶ待った?」
「……はい、そうです。なので後日……」
「いや、さっき来たところだよ」
「はい、その件は先方に確認を急ぎますので……わかりました、失礼します」ピッ
「なんか今日、すげー混んでるな」
「……はあ。疲れたぁ……」
「先輩顔色悪いっすね」
「一昨日のシンデレラガールズのライブ、行った?」
「卯月ちゃん、可愛かったなー」
「あれ? 久しぶりじゃん! 何してんの?」
「俺、凛ちゃん派」
「ん? おお! お前か! 仕事だよ仕事!」
「早くおうち帰ろ! パパおんぶして!」
「よかったら飲みにいかね?」
「すいません、ちょっと通ります」
「いいねえ。ちょうどそんな気分だったんだよ」
「あ、乗り換え前の電車に忘れ物した! やばい!」
「あいつおっせーな、どこにいるんだよ」
「あれー。可愛い子発見!キミ一人?」
「これからカレシと会うんです」
「なんか気分悪っ……」
「痛い! 誰だよ、俺の足を踏んだのは!!」
「部長! 今日は本当にすみませんでした!」
「あー。刷り広告の週刊誌の表紙、かな子ちゃんだーかわいいー」
「まだCDランクインしてるんだよな?」
「あの人、外人?」
「あの子、女の子から見てもかわいいよね」
「あたしCD持ってる」
「じゃー次の駅で降りるから」
「おーう」
智香「プロデューサーさんなんか、もう知らないんだからっ……」
P「……どこだ? 智香は?」
「今日は遅くなっても大丈夫?」
「ふう。仕事辞めたいなあ……」
「まあ、ちょっとぐらいなら」
「なんだよ。これからまた会社にとんぼ返りだよ。トホホ」
「たまには座って帰りたいよ」
「……ああ。疲れたぁ……」
「大丈夫っすか?」
「マジかよ。俺も行きたかったなー」
「卯月ちゃん、マジ天使」
「お互い様かあ?」
「でも蘭子様もいいよな」
「仕方ないさ、社畜はつらいよ」
「おんぶして! おんぶー!!」
「どっかいい店、知ってる?」
「だからちょっとすいません、通ります」
「2つ先の駅で降りるんだけど、いいか?」
「次の駅で降りて、駅員に連絡しないと……」
「あいついっつもそうだよ」
「カレシはやめて、俺とどう?」
「結構です!」
「ヤバ。なんかマジで具合悪い……」
「ちょ! 反対の足も踏まれたあああぁぁぁーーーっっっ!!!」
「二度と同じ失敗はしません!」
「私も買っちゃおうかな」
「いい曲らしいよね」
「見るからに外人っぽいけどなあ?」
「ぽっちゃり系の星だよね」
「あたしのCD貸そうか?」
「聞こえた? 次の駅で降りるから」
「聞こえてるよ!」
智香「アタシの気持ちも知らないでっ……」
P「いた! 車両の反対側だ!! 智香ー!!!」
「ちょ、うるさいよアンタ!」
「な、なに事だ!?」
「どうしたの?」
「んー?」
「でもメタボ気味だって検診で言われたしなあ」
「……ZZZzzz……」
「いや、まじ顔色ヤバいすよ?」
「次のライブは絶対に行くぞ」
「笑顔がいいよなあ……なんか普通なのに、特別な感じがするんだよな」
「そうだな、俺もがんばらねえと」
「あと巴お嬢もいいよな」
「これでもさ、やっぱ契約とか取れると嬉しいしさ」
「おんぶして! おんぶー!! おんぶおんぶー!!!」
「そこ、なんの店?」
「だからちょっとー! すいません、通りますってばー!」
「居酒屋。けどさ、チェーンじゃないんだぜ。鰆がうめーんだ」
「けどめんどくせーな……」
「まあ、悪いやつじゃないんだが……」
「結構イイ奴なんだぜ? 俺」
「お断りです!」
「トメ×イン、一応持ってるけど本当に効くのか? これ……」
「誰だよ! 俺の足を踏んだのはーーー!!!」
「ま、まあ前回も同じこと言いましたけど……!」
「貸して貸して! 良かったら買っちゃうから」
「次、私も借りていい?」
「でも日本語ペラペラみたいだしなあ……?」
「私、ちょっとかな子ちゃんに似てない?」
「いいよー! めっちゃいい曲だから」
「おーい! 聞こえたー? 次の駅で降りるよー!」
「? あれ、あの娘、泣いて……?」
智香「アタシ、プロデューサーさんが好きなのにっ……」
P「智香ー!!! 智香あああぁぁぁーーーっっっ!!!」
「車内で大きな出すなよ!!!」
「?」
「なになに?」
「んー?」
「?」
「……ZZZzzz……」
「それ、なんスか? 薬?」
「次っていつ? ライブ」
「見てると心が癒されるっていうかさ」
「おい、あっちなんか騒がしくね?」
「それからほら、忘れちゃいけない乃々ちゃん!」
「社畜ってのもさ、悪くないっつーか……なんかほら……」
「うえええぇぇぇーーーんんん」
「イサキは? イサキはあるの!?」
「通せつってんだろ! ちょっと避けろよ!! 通せよ!!!」
「ああ、イサキも大漁だったよ」
「だいたい降りれるのか? こんな混んでて」
「むしろいい奴なんだよな。誤解されやすいだけで」
「そんなこと言わねーでさ。ちょっとだけだから」
「ちょっと! 大声出しますよ!!」
「CMを信じて飲んでみるか」
「くそっ……踏まれ損かよ、まったく」
「今度こそは絶対です!」
「代わりに城ヶ崎ちゃんのCD貸そうか?」
「城ヶ崎のどっち? 妹?」
「? あそこで泣いてる娘、どっかで見たことが……?」
「時代は確実に、私に追い風だと思うんだよね」
「聞きたい! シンデレラガールズの曲はどれも……あれ?」
「本当だ。なんかあったのかな?」
「彼氏にふられたのかな?」
智香「プロデューサーさん、アタシのことぜんぜん見てくれてなかったんだっ……うええ……」
P「智香!? 泣いてるのか? 俺の……俺のせいで? 智香!!! 智香智香智香あああぁぁぁーーーっっっ!!!」
「な、なんだよ。そんなに必死になって」
「?」
「?」
「?」
「?」
「……ZZZzzz……ん?」
「なんだ? 男が騒いでるな」
「あっちになんかあんのか?」
「ああ、卯月ちゃん……」
「なんか必死で叫んでるぞ。なに言ってんだ??」
「三船さんも美人だよなあ……」
「悪くないと思えるんだよね。ははは」
「うええーー……」
「イサキ、しゅごいい!」」
「通せよ!!!」
「楽しみだな。今夜は飲むぞ!」
「あーもう、やーめた」
「顔だって悪くないし」
「わ、わかったよ……チッ」
「ふう。怖かった」
「お? おおお???」
「ん? なんかあっち、騒がしいな」
「はい! 失礼します」ピッ
「姉の方 誰か妹ちゃんのも持ってると嬉しいんだけど?」
「妹ヶ崎ちゃんかわいいよね!」
「もしかしてあの娘、シンデレラガールズの……」
「そう! 私こそがシンデレラなのかも知れないよね」
「あの娘、泣いてる……」
「ナンパしてみるか? けっこう可愛いし」
「お前、無神経だな」
智香「うええ……うえええぇぇぇ……」
P「智香! 俺の話を聞いてくれえええぇぇぇーーーっっっ!!!」
「……反対側にいるあの娘か?」
「おい」
「ああ。なんか必死みたいだな」
「なんか事情があるんだろ」
「おい、そっちがわの人、その娘に声かけてやれよ!」
「なんだ?」
「あの男、あっちの泣いてる娘に用があるみたいだぞ」
「これだけ混んでたら、うごけないものな」
「ん? なに?」
「ああ、そういうことか」
「きらりちゃんも、にょわーだしさあ」
「え? 俺のこと?」
「ZZZzzz……」
「子供のころを、思い出すよ」
「くそっ! 全然動けねえ」
「朝まで飲もうぜ」
「? なんか車内が変な雰囲気だな」
「? あれ?」
「なんだ? あっち側にいる乗客がみんなこっち見てる……断られたから引き下がったぜ?」
「ん?」
「復活! すごいなトメダ×ン」
「え? こっちがなんだって?」
「あーだりーな」
「ちょ、あの娘どうしたの?」
「え? あ、泣いてる……」
「若林智香ちゃん!?」
「え?」
「あ、本当だ!」
「なんでこんなところでシンデレラガールズが泣いてんだよ」
「ど、どうしたらいいんだ!」
智香「えええぇぇぇん……」
P「智香! 智香!! 俺だ!!!」
「おーい!」
「ちょっとみんな、静かにしてやれよ」
「わかった」
「男と女の事情ってつ?」
「そっちがわの人! その娘だよその娘!」
「あの娘のこと?」
「おい、静かにしてやろうぜ」
「おっけー」
「協力してやろうぜ」
「了解」
「え?」
「ああ、あっちの娘か」
「ZZZzzz……」
「え? なに?」
「お? なんだ? なんだか静かになったか?」
「なんだ?」
「?」
「?」
「ああ、俺じゃないのか」
「あの娘がどうかしたのか?」
「いやー気分爽快」
「あっちの男が叫んでるな」
「あー?」
「え? マジ?」
「人違いとか、ソックリさんじゃないの?」
「間違いないよ! 若林智香ちゃんダヨ!!」
「うわあ!」
「なんかあっちも騒いでるぞ」
「お前、声かけてやれよ。なんかあっちが呼んでるみたいだし」
「あ、ああ。と、智香ちゃん……だよね?」
智香「……はいっ?」グスッ
P「智香! 俺が悪かった! 全部謝るから!」
「おお。あの娘、顔を上げたぞ」
「まだ騒がしいな」
「電車だから、ガタンガタンうるさいしな」
「おい、がんばれ! 兄ちゃん」
「こっちの彼が必死に呼んでるぞ!」
「はいはい静粛に」
「……」
「……」
「……」
「こっち見てやれよ、彼女!」
「なんだ?」
「彼が呼んでるぞ!」
「ZZZzzz……」
「ああ、あっちの娘を呼んでるのか」
「?」
「ひゅーっ! オアツイねえ」
「ははは」
「そういうことか」
「あの娘、可愛いじゃん」
「痴話喧嘩?」
「あれ? なんだ?」
「彼氏が来たんじゃないの?」
「あの娘、若林ちゃん!?」
「本物だよ」
「うわー嘘みたい」
「これ、芸能ニュースになるんじゃない?」
「あれ、彼氏なのかな?」
「ほら、あっちの人が呼んでるよ」
「あの人、知り合い?」
「智香ちゃんを呼んでるみたいなんだけど」
智香「ぷ、プロデューサーさんっ!?」
P「智香ー! 俺が悪かった!」
「あの娘、気がついたぞ!」
「がんばれ!」
「おいおい、静かにしてやろうぜ」
「そうだな」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「気づいたな」
「……」
「良かったなあ」
「ZZZzzz……」
「みんな黙って……そういうことか」
「なるほど」
「……」
「よーし」
「……」
「だけど、どっかで見たこと……?」
「第2ラウンド開始か?」
「……」
「許してやれよ!」
「間違いないよ、若林ちゃんだよ」
「すごい」
「生で見るとやっぱ可愛いね」
「……」
「なんだろ? なにごと?」
「ほら、返事してあげなよ」
「あっちのあの人」
「やっぱり知り合い?」
智香「なんですかっ!? ぜんぜん聞こえませんよっ!!」
http://i.imgur.com/z9CO9Rs.jpg
http://i.imgur.com/iSPuaie.jpg
http://i.imgur.com/VOzYwy9.jpg
http://i.imgur.com/SR6YUD8.jpg
美優さんはお腹や肩や太ももはよく見れるけど腋のガード固いのよ
>>60
さすが先輩
P「俺が悪かった! 許してくれ!」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「ZZZzzz……」
「……」
「……」
「……」
「よーし」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「ちょっと静かにして。聞こえない」
「わかった」
「うん」
「……」
「聞こえないんだってさ」
「みんな静かにー」
「彼氏なのか……」
「泣くなよ」
智香「プロデューサーさんっ!? 聞こえませんよーっ!!」
P「俺が悪かったー!! 許してくれー!!」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「ZZZzzz……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「ううっ……」
「声出さずに泣けよ」
智香「えーーーっ!? なんですかあーーーっ!?」
P「俺が悪かったーーー!!! 許してくれーーー!!!」
「……」イライラ
「……」
「……」イライラ
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「ZZZzzz……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」グスッ
「……」
智香「???」
P「だからあ……」
「ああ、もう! こっちの彼が、そっちのその娘にごめんだってよ!」
「……」
「おい、聞こえた奴は伝えてやれ!」
「……」
「……」
「おう」
「……」
「……」
「……」
「謝ってるんだって!」
「……」
「……」
「ZZZzzz……」
「……」
「……」
「聞こえたか?」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「伝えろって」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「よし! 任せろ」
「……」
智香「えっ?」
P「俺が悪かった! 許してくれ!」
「悪かった、許してくれだとよ!」
「……」
「聞こえたか!?」
「うん」
「……」
「悪かったから許してくれって」
「伝えてやれ」
「……」
「……」
「許してって」
「……」
「……」
「ZZZzzz……」
「謝ってるぞ」
「……」
「ああ、聞こえた」
「……」
「……」
「許せって」
「……」
「……」
「ああ、わかった」
「許せって言ってる」
「……」
「……」
「聞こえたよ」
「……」
「……」
「許して、だって」
「謝ってるみたいだよ」
智香「……でもっ」
P「頼む、智香! 行かないでくれ!」
「行かないでくれ!」
「伝えろ!」
「聞こえたな!?」
「行かないで欲しいって!」
「……」
「行かないで」
「行かないで」
「……」
「ちゃんと伝えてやれよ」
「行かないで、だろ?」
「……」
「そうそう」
「ZZZzzz……」
「行かないで、だと」
「……」
「行かないで」
「……」
「行かないで!」
「行かないで?」
「……」
「……」
「行かないで、だって」
「許してあげなよ」
「……」
「行かないで、って言ってるぞ!」
「だってよ」
「……」
「行かないで」
「行かないでって」
「どうする?」
智香「……プロデューサーさんは、アタシをどう思ってるんですかっ!?」
http://i.imgur.com/fBLYVIW.jpg
森久保乃々(14)
http://i.imgur.com/u9fAXI4.jpg
城ヶ崎美嘉(17)
http://i.imgur.com/hYc1qwR.jpg
城ヶ崎莉嘉(12)
http://i.imgur.com/532eEId.jpg
三船美優(26)
http://i.imgur.com/iaVvSnW.jpg
諸星きらり(17)
http://i.imgur.com/MttLZ0F.jpg
多田李衣菜(17)
P「? なに?」
「なんだって?」
「伝えてくれ!」
「なんて言ってる?」
「?」
「……」
「聞こえた?」
「いいや」
「……」
「?」
「??」
「……」
「」
「ZZZzzz……」
「彼女のことどう思ってるのか、って」
「……」
「彼女のことどうおもってるんだ!?」
「……」
「彼女のことどうおもってる!」
「彼女のことどうおもってる?」
「……」
「……」
「どう思ってるのか知りたいんだって!」
「許してあげなよ」
「……」
「彼女のことどうおもってるってさ」
「伝えてあげて」
「……」
「聞こえた?」
「よし」
「待ってて」
智香「……プロデューサーさんは、アタシをどう思ってるんですかっ!?」
P「どう思ってるかだって? 決まってる!」
「わかったか?」
「どう思ってるのか、だってよ!」
「今度はわかった」
「伝言ゲームだなこりゃ」
「……」
「彼女のことどうおもってるか!」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「」
「ZZZzzz……」
「彼女のことどう思ってるのか、って」
「……」
「彼女のことどうおもってるんだ!?」
「……」
「彼女のことどうおもってる!」
「彼女のことどうおもってる?」
「……」
「……」
「どう思ってるのか知りたいんだって!」
「許してあげなよ」
「……」
「彼女のことどうおもってるってさ」
「がんばれ!」
「……」
「わかった」
「伝えて」
「もう一回いくよ」
智香「……プロデューサーさんは、アタシをどう思ってるんですかっ!?」
P「愛してるんだ!!!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「ZZZzzz……」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「彼は彼女を愛してる!」
「聞こえたよね?」
「返事は?」
智香「! 嬉しい……あ、アタシもプロデューサーさんが好きですっ☆」
P「良かった……」」
「彼女もだって! 良かったな!」
「彼女もだって! もう彼女、泣かすなよ」
「彼女もだって! ひゅーっ!!」
「彼女もだって! すげーな」
「彼女もだって! よかったよかった」
「彼女もだって! おめでとう」
「彼女もだって! あれ? ちょっと泣けてきた」
「彼女もだって! 人騒がせだよな。ははは」
「彼女もだって! お幸せにー!」
「彼女もだって! 感謝しろよ」
「彼女もだって! みんなのおかげなんだからな!」
「彼女もだって! うおおおぉぉぉーーーっっっ」
「ZZZzzz……」
「彼女もだって! ハッピーエンドか」
「彼女もだって! リア充は爆発……ま、今日はいいや」
「彼女もだって! おめでとー!!!」
「彼女もだって! ふう」
「彼女もだって! なんかいいもん見たな」
「彼女もだって! ああ。恋愛か……」
「彼女もだって! えんだー♪」
「彼女もだって! 羨ましい」
「彼女もだって! 良かったね」
「彼女もだって! なんかすごくない」
「彼女もだって! ばーんざーい!」
「彼女もだって! ひゃっほーう」
「彼女もだって! ちょっと羨ましい」
「彼女もだって! マスコミに話すのは……ヤボだよね」
「彼女もだって! やったー!」
「彼女もだって! うう……智香ちゃん」
「彼女もだって! えらいよ、お前」
智香「! 嬉しい……あ、アタシもプロデューサーさんが好きですっ☆」
凛「と、いうわけで一件落着」
卯月「まあプロデューサーは、公衆の面前での騒ぎで始末書を書かされたけどね」
蘭子「命運の帰結」(訳:仕方ないですよね)
卯月「そして思いが通じ合った2人は」
凛「今日も」
蘭子「相似の黄金比!」(訳:仲良くお仕事しています)
智香「ひゃっほーう☆ プロデューサーさんっ☆ 今日もお仕事がんばりましょうねっ!」
P「ああ! がんばって、やっていこうな!!」
智香「大好きですよっ! プロデューサーさんっ☆」
P「俺もだ! もう絶対に、見間違えたりしないからな」
智香「絶対ですよ! アタシから目を離したらダメですよっ☆」
お わ り
クロコダイルダンディ乙
乙
小ネタが多くて面白かった
小ネタからのイイ話よかった。乙
熊本弁ってすごい
乙
以上で終わりです。
お付き合いいただいた方、ありがとうございます。
そして画像先輩、いつもありがとうございます。
三船さんの腋は、智香とはまた違いガードの固いチラリズムがすばらしいと思ってます。
クロコダイルダンディー2ネタをわかってくださる方がいて、感激です。
ああ告白のシーンか
クロコダイルダンディーなつかしす
おっつおっつばっちし!
巴お嬢でディスプレイにお茶ふいたぞ!
おつ
色んな場所でセンスいいなーと思わされた
いや、仕事頑張るってこれアイドル続けられないレベルじゃね?
なんで誰も突っ込まないんだ??
いいセンスだな
乙!
乙
このSSまとめへのコメント
ならやたさはやなやなかにやにふに