めだか「あぁ、あの手でするキックベースの選手を育成するテレビゲームか」
善吉「それはパワプロ!!」
善吉「横文字略語のカタカナ四文字並べただけじゃねーか!!」
善吉「しかも野球はこの前喜界島に教えてもらってただろ?!」グワッ
めだか「ふむ、まあ生徒会長ともあろうやつが、そういきり立つでない」ズズッ
善吉「誰のせいだ!!そして優雅に紅茶すすってんじゃねーよ!!」
めだか「まったく貴様は突っ込みマシーンか?」
善吉「だから、誰のせいだ!」
善吉「はあー、朝から突っ込みまくって疲れちまったぜ」
めだか「で、要件はすんだのか?私はこれから上無津呂先輩と喧嘩がてらに、触れ合いワンニャンランドに行こうと思ってるのだが」
善吉「がてらの前後のギャップがひどい!!まずなんで喧嘩がてらになるんだよ!普通に行けよ!!」グワッ
善吉「はあーもう話が前に進まねーぜ…」ボリボリ
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善吉「めだかちゃんポケモンだよポケモン!」
善吉「マジで知らねーのか?」
めだか「ふむ、まああまりテレビゲームなどはやらんからな」
善吉「まあめだかちゃんの場合、ゲームってより試合〈ゲーム〉って感じだからな」
善吉「簡単に言うと、ポケモンって言う生物を育成して、戦わせながら強くして旅をするゲームだ」
めだか「ほう、戦わせながら…」ニヤ
めだか「興が乗ったぞ善吉!早速そのポケモンとやらをやらせるがよい!!」凜っ
善吉(ん?めだかちゃんが変な方向でスイッチ入っちゃったな。まあ良いか)
善吉「ポケモンってのも色々とシリーズが出ているが、やっぱりこれだろ!」
善吉「シリーズの起源にして起点!!第一作目の赤緑バージョンだ!」バンッ
三時間後
善吉「な、な、なん…だと?」ガク
めだか「どうしたのだ善吉、膝などついて」
めだか「まさかもう私に勝つことを諦めたのか?」ギィ
善吉「う、嘘だ!あり得ねえー!たった三時間でこんなこと!!」
善吉 使用ソフト 赤
手持ち
カメックス Lv.92
カビゴン Lv.88
サンダース Lv.90
キュウコン Lv.91
オニドリル Lv.86
バリヤード Lv.88
めだか 使用ソフト 緑
手持ち
ミュウツー Lv.100 6V
カイリュー Lv.100 6V
バンギラス Lv.100 6V
ガブリアス Lv.100 6V
ハッサム Lv.100 6V
トゲキッス Lv.100 6Vマヒルミコンボ型
善吉0勝100敗(完封負け100回・めだかポケモンノーダメ)
善吉「って言うか途中からポケモンおかしいだろ?!」
善吉「なんで後シリーズのポケモンが手持ちにいるんだよ?!」
善吉「しかも6Vってありえないだろ?!どんな裏技使ったんだよ?!」
めだか「いや、いあいぎり秘伝マシンの場所がわからなかったのでゲームフリー○社長に頼んで改造の許可をとったのだが、ついでに強いポケモンをいれていてくれたようでな」
善吉(とんでもない裏技だったー!!)
めだか「まあ、私としては気が進まなかったんだが、それにしても善吉よ。貴様」
めだか「話にならんほど適当く弱いな。」
善吉(鬼だ!悪魔だー!!!)
???「おやおや、何やってるんだい?僕も混ぜてくれるかな?」
めだか「!」
めだか「安心院さんではないか!」
安心院「何やら楽しそうな声が聞こえてね」
善吉「いや、安心院さん!全然楽しくねーよ!!」
安心院「何々?ポケモン?」
善吉「まあ、安心院さんには興味がないもんで…」
安心院「いやー懐かしいね。僕もやったよポケモン」
善吉「え?!安心院さんが?!」
安心院「もちろん。できないこと探しの一環でね」
安心院「ポケモン図鑑の完成はなかなか難しいと評判だったんで試してみたんだが」
安心院「全世代、全シリーズ、リメイクやマイナーチェンジ版も含め全21作品、1日で完成しちゃったけどね?」
善吉(この人も大概チートだああ!!!)ゴウッ
善吉「はあ、何だかポケモンの面白さがわからなくなって来たぜ」ハァ…
安心院「!」
安心院「じゃあ、ポケモンの面白さを改めて、身を持って、体感してみるかい?」
善吉「え?安心院さん、それってどういう…」
安心院「君たちがポケモン世界を直接旅するのさ」
善吉「!」
善吉「それってまさか!」
安心院「そのまさかさ。僕の一京分の一のスキルでゲームの世界へいれてあげるよ」
安心院「どうだい?面白そうだろ?」
善吉「デビルやべえー!!!めだかちゃん!行こうぜ!」
めだか「ふむ、まあ戦いができると言うのなら、行って損はなさそうだな!」
安心院「決まりだね。じゃあ、お二人さん。このゲームボーイ(初代)の前に並んでくれ。まあソフトは善吉君の赤バージョンでいいだろう」
善吉「よし!」
めだか「並んだぞ!安心院さん!」
安心院「じゃあ、いくぜ?次元を超えるスキル『次元喉果』ハスキーボイスディメンション!!」ブゥウン
ゲームボーイ「」カッ
善吉「っ?!」
めだか「!!」
安心院「お二人様、ゲームの世界へごあーんなーい」ハート
ギュゥゥゥウウン!
………ち
ぜ……ちっ!
ぜ…ん…ちっ!
……………
ゴヅゥン!
善吉「痛ってぇぇえ!!」ガバッ
めだか「ふむ、ようやく目が覚めたか」
善吉「めだかちゃん?!」
善吉「人を起こすのに殴ったな?!」
めだか「いや、何度も名前を呼んだが起きなかったものでな」
善吉「ったく!おかげでバッチリ目が覚めたっ…って、ここは?!」
めだか「知らぬ町のようだ」
めだか「どうやら本当に来てしまったようだな」
めだか「ゲームの世界とやらに」
善吉「マジかよ?!しかし本当にポケモンのゲームならここは何タウンだ?」
善吉「こんなリアルになってちゃわかんないぜ」
善吉「とりあえずあそこの看板をよんでみよう」
看板「マサラは まっさら はじまりのいろ」
善吉「マサラタウンだ!」
めだか「どういった町なのだ?」
めだか「建物も少ないようだが」三軒?
善吉「主人公が初めに出発する町さ」
善吉「俺たち本当にポケモンのゲームに入ったんだな」カンドー
めだか「で、何をすればいいのだ?ポケモンバトルはまだか?」
善吉「まあ待てよ。そうだな、まずは草村に入るか」
善吉「そしたらイベントが起こるはずだ」
めだか「ふむ、では早速あの草村に入ってみるか」
ガサガサ
善吉「よし、これで……」
???「おーい!そこの君たち!」
善吉「ほら来たぜ?」
???「手ぶらで草村に入ったら危険じゃ!」
ガサッ
めだか「ん?」
コラッタ「モラッタァー!!」シュバッ
あ!やせいの コラッタが とびだしてきた!▼
善吉「めだかちゃん、コラッタだ!」
???「ほれ言わんこっちゃない!ここはワシに任せて君たちは……」
めだか「改神モード!」ヴォンッ
善吉「め、めだかちゃん?!」
黒神ファントム ちゃんとした版!
パアン!!
善吉「ギャアアアア!!!野生のコラッタが木っ端微塵に消し飛んだ!!!」ゾクッ
めだか「ポケモンバトル…なかなかに楽しいではないか!」ニィ
善吉「ポケモンバトルって、そういうことじゃなーい!!」グワッ
???「」ガクブル
めだか「ところで、あの老人は誰だ?」
???「ひっ!あ、あぁワシはオーキド」
オーキド「ポケットモンスター、略してポケモンの研究をしておる」
オーキド「君たち、ポケモンは持っておらんようだが?」いらんかもしれんが…….
善吉「そ、そうなんです。俺たちここに来たばかりで」アハハ
オーキド「そうか、まあ野生にはもっと危険なポケモンもおる」
オーキド「このポケモンを持っていきなさい」
オーキド「先に二匹渡しておっての。これがワシの持っとる最後のポケモンじゃ」
善吉「ありがとうございます。オーキド博士」
善吉(そうか…俺のソフトだからすでに主人公たちがポケモンを持って行った後なのか)
オーキド「それからこれもやろう」バラッ
善吉「モンスターボール!」
モンスターボールを もらった!▼
オーキド「ポケモンに向かってなげると自動的にポケモンを識別し捕まえてくれる」
オーキド「それでポケモンをたくさんゲットじゃぞ!」
オーキド「それではワシは研究所に戻る」
オーキド「何かあったらいつでも来なさい」
善吉「はい!お世話になりました」ペコ
善吉「よし、めだかちゃん!準備はあらかた整った!先へ進もうぜ!」
めだか「よし、善吉!先にポケモンを多く倒した方の勝ちだ!」ダダッ
善吉「だからそういうゲームじゃない!!」
† チーン
一番道路
ガサガサ
善吉「よし!モンスターボールを貰ったんだ、とりあえず他にもポケモンを捕まえよう!」
めだか「ポケモンバトル!ポケモンバトル!」ウキウキ
善吉「ちょっと落ち着け!とにかくバランスを考えてゲットしないとな!」
ガサガサ!
善吉「お!早速出てきたぜ!」
ポッポ「ボーッボウ」バサバサ
あ!やせいの ポッポが とびだしてきた!▼
善吉「ポッポか!飛行タイプは旅後半の必需品!是非ともゲットしときたいな!」
めだか「」ウズウズ
善吉「めだかちゃん待つんだ!」
めだか「むぅ…」
善吉「まあそう拗ねるな」
善吉「ポケモンバトルってのは、お前が戦うんじゃない。ポケモン同士で戦わせることに意義がある!」
善吉「早速さっきオーキド博士からもらったこいつの出番だ」
善吉「ほらめだかちゃん、こいつでポッポを弱らせてゲットしよう」
めだか「わかった!よし、貴様に決めた!」ポン
ヒトカゲ「カゲー!」
めだか「なんだこのオレンジのやつ?!」
善吉「こいつはヒトカゲだ!」
善吉(そうか、俺は初めゼニガメを選んでたから、ライバルはフシギダネだよな。それでヒトカゲが残ってたんだな)
善吉(初めのジム2つは苦戦するが、まあ良いか!)
善吉「こいつの最終進化は今でもかなり人気が高い!」
めだか「なるほど、確かに愛嬌のある顔をしておる」
善吉「早速戦わしてみようぜ!めだかちゃん何かヒトカゲに命令してみよう!」
めだか「うむ!ではあの伝書鳩を八つ裂きにするのだ!」
ヒトカゲ「か、かげ?」
善吉「めだかちゃん!そんなエグいことポケモンがするわけないだろ?!18禁のゲームになっちまうよ!!」
善吉「それにポケモンは覚えてる技しか使えない。えーっと?」
善吉「このヒトカゲはまだ引っ掻くとなきごえしか覚えてないみたいだ」
めだか「ふむ、ポケモンバトルもなかなか面倒なものだな」
善吉「っていうかついほんの三時間前に教えたよね?!しかもかなりやりこんだだろ?!」
めだか「まあよい。それでは改めて命令するぞ!いけ!引っ掻く攻撃だ!シッポマルヤキ!」
善吉「ネーミングセンスー!!!」ブフッ
シッポマルヤキの ひっかく こうげき!▼
ポッポ「グヘェッ」
きゅうしょに あたった!▼
善吉「ラッキー!めだかちゃん!ポッポが大分弱ってる!このモンスターボールを投げてゲットしようぜ!」
めだか「よし!」ググッ
めだか「黒神ぃ…!」シュッ
善吉「め、めだかちゃん……?」
善吉「ま、まさか……やめろ!!」
めだか「アンダースロォォオオオ!!!」ゴウッ
ポッポ「?!」
バァン!!
善吉「ギャアアアア!!!モンスターボールが識別する間もなくポッポが血飛沫に?!!」
善吉「めだかちゃん!!モンスターボールは光速で投げるもんじゃないんだよ!!」
めだか「ふ、普通に投げただけなのだが」
善吉「いいよもう!次からは俺がやる!めだかちゃんは横で見てろ!」
めだか「ふむ、なかなか難しいなポケモンバトル」ショボン
つまんね
面白いよ
それから俺たちは別のポッポを無事に(三体目でようやく)ゲットし歩を進め、新しい町にやってきた
† † † チーン
トキワシティ
トキワは みどり えいえんのいろ
善吉「着いたぜ!トキワシティ!!」
めだか「ようやく町らしくなってきたな」
めだか「ん?あの大きな建物はなんだ?」
善吉「あれはポケモンジム!ジムリーダーと呼ばれる手練れが管理してる施設だぜ」
善吉「ジムは各町にあってジムリーダーが使ってくるポケモンは当然普通のポケモンと違って強力なものばかりだ!」
善吉「まあ腕試しには持って来いだな!」
めだか「なるほど!それは腕がなるなっ!」ニィ
善吉「めだかちゃん?ポケモン”で”!戦うんだぞ?」
めだか「わかっておる!私を誰だと思っておるのだ?」
善吉「お前だと思ってるから言ってんだよっ!」
めだか「まあよい!早速道場破りと行こうか!」ダダッ
善吉「あ!待てめだかちゃん!トキワシティのジムは……!」
めだか「たのもっーー!!!」バンッ
『球磨川君が出たらもっと面白くなると思うよ』
かくとう道場とかは確実にめだかちゃんの独壇場だなw
>>13
ありがとう!
キャラ崩壊とか設定無視とかしまくりだけど許して
>>12
すまん
ノリでみてもらえたら嬉しい
めだか「ん?誰もおらんではないか?」シーン…
善吉「めだかちゃん、残念だがここのジムはすでにジムリーダー不在だ」
善吉「しばらくは空き家だろう」
めだか「そうなのか?むぅ…」
めだか「ん?待て善吉!あそこ!」
善吉「え?」
めだか「なんだ!人がおるではないか!」
めだか「おーい!私とポケモンバトルだ!」ダダッ
善吉「あ!めだかちゃん!」
善吉「一体誰だ?確かここのジムリーダーはサカキで、主人公に負けて行方を眩ましたはずだ……」
めだか「おい!聞いておるのか?私とポケモンバトル…」
???「…………」ブツブツ…
善吉「!」
善吉「こいつは…!」
めだか「善吉よ、この男は何者だ?先刻からブツブツと」
善吉「こいつは…主人公のライバル」
善吉「グリーンだな」
グリーン「………ん?」
グリーン「誰だお前ら……」ドヨーン
めだか「そんなことより、私とポケモンバトルだ!貴様もポケモンを持っておるだろう?」
グリーン「……ポケモンだと?」ピクッ
グリーン「やめてくれ……!しばらくはポケモンバトルなんてしたくない……」
善吉(こいつ、チャンピオンになった瞬間主人公にぼろ負けしたんだったな)
善吉(って、言ってもそれは俺なんだけど……)
グリーン「オレのチャンピオン人生が…………」ブツブツ
めだか「ふむ、何を塞ぎ込んでおるのか知らんがこんな狭い場所で悩むより、外の景色でも見てくるがよい!」
めだか「大自然は良いものだ!自然の前では貴様の悩みなど些細なことだと感じるであろう!」凜っ!
グリーン「……自然……」
善吉「ま、まああれだ。そんな気を落とすなよ」
善吉「敗北を知ったとき、人は本当に強くなれるんだ!」
グリーン「ふん……わかったような口を利くな…だがまあ、その通りかもな………」
グリーン「また会うことがあればその時は相手になってやるよ………」
めだか「楽しみにしておるぞ!」ワハハ
グリーン「ふんっ、そういえばお前たちポケモンリーグを目指しているのか?」
善吉「ん?あぁそうだな。せっかくこの世界に来たんだ。ポケモンリーグ制覇を目指してみるか!」
めだか「善吉、ポケモンリーグとは何だ?」
善吉「ポケモンリーグってのは最強のポケモントレーナー達が集う言わばポケモントレーナー達の一つの最終目標みたいなもんだな」
善吉「ポケモンリーグの猛者たちに勝つと最強のポケモントレーナーの称号が貰えるんだ」
めだか「それは是が非でも挑戦しなければ!」
めだか「善吉、そのポケモンリーグとはどこでやっている?!早速向かうぞ!!」
善吉「待て待て!ポケモンリーグにも参加条件がある」
善吉「その地方の各ジムリーダーに勝つとその証にジムバッチが貰えるんだ」
善吉「そのジムバッチを全て集めないとポケモンリーグには挑戦できないんだよ」
めだか「ふむ、そういうことなら仕方ないな。じゃあジムバッチを全て集めに向かうぞ善吉よ!」
善吉「あいあいさっと、しかし…」
善吉「確かこのカントー地方のバッチは8つ」
善吉「このトキワジムのバッチはどうすりゃいいんだ?」
グリーン「それならあそこだ…」スッ
善吉「あれは?!」
善吉「グリーンバッチ!」キラキラ
グリーン「このジムはもう誰もいない…勝手に持っていけ」
めだか「ふむ!ではまず一つ目だな!礼を言うぞ、ジムリーダーグリーン!!」
グリーン「!」
めだか「次に会うのを心から楽しみにしている!」
善吉「次はちゃんとポケモンバトルしよーぜ!じゃあな」
バタン
グリーン「……ポケモン…バトルか…」
グリーン「ふっ、変わった奴らだ」クスッ
ゲームで対戦とかだったら変態兄貴の真黒が全種育成済みとかだったりするんだろうな
善吉「さてと、グリーンバッチもゲットしたことだし、次はトキワの森を抜けてニビシティへ出発だ」
めだか「ニビシティにもジムはあるのか?」ウキウキ
善吉「心配するな!いきなり強者がいるぜ!」
めだか「ーっ!」キラキラ
善吉「めだかちゃん?嬉しそうなとこ悪いんだけど…」
めだか「うん?」キラキラ
善吉「ポケモン”で”!戦おうな」
めだか「……」スゥウ
善吉「ちょ、めだかちゃん?!乱神モードはまずいだろ?!」
善吉「え?ちょ、待っ…ギャァアアア!!!」ボギボギッ
トキワの森 入口
善吉「暴君だ…」ボロボロ
めだか「私に二度同じことを抜かすなよ善吉!」ゴゴゴ
善吉「ぁーぃ…」
めだか「さて、ココがトキワの森か」
めだか「見た目は普通の森だな」
めだか「こんなとこさっさと抜けてニビシティへ向かうぞ!」
善吉「いや待てめだかちゃん!」
善吉「この森でニビシティのジム用にポケモンをゲットしておこう」
めだか「なぜだ?シッポマルヤキとデンショバト3号だけじゃいかんのか?」
善吉(ヒトカゲはそれで、定着したのね…そしてポッポはそんな名前だったのか…)
善吉「めだかちゃん、ポケモンにはタイプがいくつかあってそれぞれに得意なタイプと不得意なタイプがあるってのは説明したよな?」
めだか「ふむ、確かに」
善吉「これから向かうニビシティのジムは、岩タイプのポケモンの使い手ばかりだ!」
善吉「岩タイプは炎、ノーマル、飛行、毒タイプに耐性がある」
善吉「だから俺達の手持ち、ヒトカゲ炎タイプ、ポッポノーマル飛行じゃあ分が悪い」
めだか「なるほどな。なかなか奥が深いではないか」カンシン
めだか「で、ここで一体何を捕まえるのだ?」
善吉「最初にヒトカゲを選んだ奴ならほとんどのやつが捕まえるだろう!」
善吉「キャタピーだ!」バンッ
めだか「それはどういうポケモンだ?」
善吉「キャタピー、別名いもむしポケモン!その名の通り、幼虫から蛹になり、最終的には蝶々ポケモンのバタフリーになる!」
善吉「そしてバタフリーになると念力という技を覚えるんだ!俺の狙いはそれだ」
善吉「まあ蛹ポケモンのトランセルを捕まえてもいいんだが、キャタピーから進化させると体当たりと糸をはくがつかえるからな!」
めだか「よくわからんがよくわかった!」
めだか「それではそのキャタピーとやらを捕まえに行くぞ!」
善吉「それがまだなんだなー」
めだか「なんだ?まだ何か捕まえるのか?」
善吉「その通り!」
善吉「この森には低確率であるポケモンが出てくるんだ!」
善吉「ポケモンと言えば誰しもが思い浮かべるポケモンオブポケモンと言っても過言じゃないだろう!」
善吉「その名も、ピカチュウだ!」ババンッ
めだか「おー!それなら私も知っておるぞ!」
善吉「まあ知らない奴の方が少ないだろうな!」
善吉「今後のジム戦も見据えると是が非でもゲットしときたいな!」
めだか「なるほど!では早速、キャタピーとピカチュウゲットと行こうではないか!」凜っ
>>23
全部レベル100だろうね
ゲームだとまぁ低確率でも結構出たりするが実際に歩き回るとどれくらいかかるんだろうなぁ
トキワの森 内部
善吉「ふーん、キャタピーとピカチュウ中々見あたらねーな」
めだか「いや、善吉よ」
めだか「先ほどから何者かの気配を感じる」
善吉「なに?!どこだ?!」
めだか「隠れても無駄だ!隠れてないで出てくるがよい!」シュバッ
???「ひっ!」
善吉「ん?人?!子供?」
???「ご、ごめんなさい!別につけてたとかじゃないんだ」アタフタ
善吉「ところでお前、誰だ?」どっかで見たことあるような……
???「あぁ、そうだよね。ツクシって言うんだ!よろしく」
めだか「私は黒神めだかだ」
善吉「俺は人吉善吉!よろしくな!」
善吉「でもツクシ、こんなとこでなにしてたんだ?」
善吉「女の子が一人でこんな森にいたら危ねーぜ?」
めだか「善吉?」
ツクシ「失礼だな!僕は女の子じゃない!れっきとした男だよ!」
善吉「え!?えぇええ?!」
めだか「なんだ善吉、気付いておらんかったのか?」
善吉「いや、いやだって!」
ツクシ「まあいいよ。言われなれてるからね」
善吉「わ、悪い」アハハ
めだか「して、質問の答えがまだだが。貴様何をしておった?」
ツクシ「いや、実は…」
善吉「迷子ぉお?!」
ツクシ「……」
めだか「それで私達のあとをつけていたと言うわけか」
ツクシ「」コク
ツクシ「僕は昔から虫ポケモンが大好きで、虫ポケモンの住む場所を色々探してたんだ」
ツクシ「そしたらこのトキワの森を見つけたんだけど、僕はもともとカントーの人間じゃなくてね」
ツクシ「夢中で虫ポケモン達を追いかけてたら……」
善吉「迷子になってたってことか」
ツクシ「////」コク
ツクシ「知り合いとニビシティというところで落ち合う約束になってるんだ」
善吉「まあ、丁度俺達もニビシティに向かう途中だったからな!一緒に行こうぜ!」
ツクシ「ーっ」パァア
>>28
実際だと一週間に一回見られるかどうかじゃない?
巣に潜ったりもするだろうし
めだか「しかし、すぐにと言う訳にもいかん」
めだか「私達はこの森でキャタピーとピカチュウをゲットせねばならんからな」
ツクシ「大丈夫!それにそれだったら僕にも手伝わせてよ!」
ツクシ「ピカチュウのことはわからないけど、虫ポケモンのことなら僕に任せて!」グッ
めだか「それは頼もしいな。それでは早速キャタピーゲットを手伝ってもらおうか」
そうして俺達三人は、トキワの森奥深くへ歩を進めた
ツクシ「キャタピーっていうのはね、体が小さく見られがちだけど、その食欲は凄まじいんだ」
ツクシ「そして、キャタピーが主に食べるのはこんな草村の草じゃなくって」ビシッ
ツクシ「木の上の葉っぱなんだ」
ウジャウジャッ
善吉「本当だ!道理で草村をいくら探しても見つからないわけだ」
ツクシ「いやいや、草村にもちゃんといるよ」
ツクシ「んーと、ほら」
ツクシ「あそこの草村に赤いのが見えるだろう?」
善吉「確かに」
ツクシ「あれは、キャタピーの触角だよ」
善吉「マジで?!」
ツクシ「キャタピーの体表は周りの草村に溶け込んで擬態するようにできてるんだ」
ツクシ「だから見つけにくいけれど、ああやって触角さえ見つかればあとは簡単さ」
善吉「すげー!ツクシ!ポケモン博士みたいじゃねーか!」
ツクシ「虫ポケモンだけだけどね」テレ
めだか「よいではないか、何か一つに情熱を注げるなど、そうできることではない」
善吉「そーだぜツクシ!」ニカッ
ツクシ「えへへ、虫ポケモンは僕の全てだからね!」
ツクシ「だから僕はいつか虫ポケモン使いのジムリーダーになるのが夢なん……」
ツクシ「いや、やっぱりなんでもないよ」ブンブン
ツクシ「今のは忘れて」
善吉「ツクシ?」
ツクシ「それより!逃げられる前に早くあのキャタピーを捕まえよう!」ダダッ
善吉「あ!おい待てよツクシ!」ダッ
めだか「………」
キャタピー「ギャーダビィヤー!」
あ!やせいの キャタピーが とびだしてきた!▼
ツクシ「虫タイプのポケモンは炎、飛行、岩に弱いよ」
めだか「そうか、では貴様に決めた!行くがよい!」ポン
デンショバト3号「ボーッボ!」バサバサ
めだか「よし、デンショバト3号!餌の時間だ!」
善吉「こらあああ!食わせようとすんじゃねー!!」グワッ
めだか「ふん!ちょっとしたジョークではないか!」ムスー
善吉「ジョークに聞こえねーよ!!」
めだか「では仕切り直しだ!デンショバト3号!風起こし!」
デンショバト3号「ブオー」バサバサ!
キャタピー「ギャーダー!」
善吉「よし、いい感じだ!」
てきの キャタピーの たいあたり!▼
めだか「まだまだあ!風起こしで追い討ちをかけろ!!」
デンショバト3号「ボーッ!!」ブワァ!
キャタピー「ギュワッ」
善吉「めだかちゃん!そろそろいいぞ、モンスターボ…」
黒神アンダースロォオオ!!
善吉「」ゾクッ
善吉「いや、ここは俺が投げよう」
めだか「な、なぜだ善吉ぃ!!」
善吉「いけー!モンスターボール!!」ヒュン
やったー!キャタピーを ゲットしたぞ!▼
善吉「よっしゃあー!まずはキャタピーゲットだぜ!」
めだか「私が……捕まえたかったのに……」ズゥウン
善吉「め!めだかちゃんがショックのあまり廃神モードにっ?!」
善吉「そ、そう落ち込むなよ…ピカチュウはお前にゲットさせてやるから」
めだか「絶対だぞ?!絶対絶対絶対だぞ?!」グワッ
善吉「あ、あぁ!絶対だ!」
ーそしてキャタピーを無事ゲットした俺たちは、次なる目標のピカチュウを探してトキワの森を進むのだったー
普通に面白い 頑張れ!
ガサガサ!
しかし、それは突然だった
ピカチュウ「ピカピ?」
ピカチュウ
ねずみポケモン
高さ 0.4mm
体重 60kg
善吉「き、き、来たぁあああ!!」
善吉「リアル!!リアルピカチュウ!!」
善吉「略してリアチュウ!!」ウヒョー!
めだか「こやつがピカチュウか!」
ツクシ「僕もなかなかお目にかかったことないよ!」
めだか「なんとも可愛らしいなあ!」
めだか「ほーれほれ!こっちへ来るがよい!撫でてやろう、愛でてやろう!!」ゴゴゴ
ピカチュウ「?!チュ、チュウ!」ビリビリ
ツクシ「!」
ツクシ「ピカチュウの電気袋から放電してる!」
ツクシ「ピカチュウが危険を感じとってる証拠だ!」
ツクシ「このままじゃ逃げられちゃうよ?!」
善吉「そいつはまずい!!」
善吉(最近はましになったと思ったんだがな、めだかちゃんの動物避け!ポケモンにも通じるんだな)
>>36
ありがとう!
善吉「めだかちゃん!早くポケモンを…!」
めだか「こやつ、電気使いなのか?」
善吉「そうだぜ!こいつの電気ショックはヤバいって噂だ!それより早く!」
めだか「ほう、それでは私も電気で対抗しようかな!」ニィ
善吉「めだかちゃん?!この期に及んで何するつもりだ?!」
めだか「」スゥウ…
めだか「ヒ・レ・フ・セ!!」バリバリッ
言葉の重み!!!ドンッ
ピカチュウ「ビガ?!ブヘ?!」グシャア!!
善吉「ピカチュゥゥウウ?!!!」
ピカチュウ「」ペラッペラ
善吉「ピカチュウが桃園幻実好みの二次元プレスにぃい?!!」
善吉「めだかちゃん何やってんだよ!!!」グワッ
めだか「ポ、ポケモンというのはあれか?」
めだか「紙粘土ででもできておるのかな?」アハハ
善吉「んなわけねーだろ?!」
めだか「し、しかしほれ!」ポイ
やったー!ピカチュウをゲットしたぞ!▼
善吉「うそぉおん?!」
めだか「よ、よし!ペラチュウゲットだ!」グッ
善吉「ペラチュウゲットだ!グッじゃねーよ!!何だよペラチュウって?!」
めだか「うるさいぞ善吉!!捕まったのだからもうよいではないか!」
ワーワー!ギャーギャー!
ツクシ「……」クスッ
???「ちぇっ負けちゃったー」
善吉「ん?何だ?」
善吉「お!あんなとこで誰かポケモンバトルやってるぜ?」
虫取り少年「これで3敗だ…」ショボン
短パン小僧「へ!お前のポケモン弱えーな!」
虫取り少年「やっぱりダメだな!」
虫取り少年「虫ポケモンなんて!」
ツクシ「っ…」
短パン小僧「だな!虫ポケモンとか弱い奴しかいねーじゃん」
虫取り少年「そうだね。僕も違うポケモン育てるよ」
善吉「ひでーこと言うぜ、あいつら」
善吉「ま、気にすんなツクシ!」ポンッ
ツクシ「……」プルプル
めだか「………」
そしてその夜
すっかり夜も更け…
善吉「それにしても、安心院さんは用意がいいな」
善吉「マサラタウンから気にはなってたんだが、俺が背負ってたバックはキャンプセットだったんだな」そして非常用缶詰めの山…
ツクシ「ふふっ、なんだか善吉さんたち変わってるね」
善吉「ははっまあ良く言われるぜっ」
善吉「さて、今日はもう遅い。そろそろ寝るか」
善吉「明日は捕まえたキャタピーを育てながらニビシティへ向かう」
ツクシ「う、うん。そうだね」
善吉「っしゃ、めだかちゃんもゆっくり休めよ」
めだか「……」
善吉「ん?めだかちゃん…?」
めだか「ツクシ、貴様本当はどのように思っておるのだ?」
ツクシ「え?何のこと?」アセ
めだか「とぼけるな」
めだか「貴様、虫ポケモンが好きだと言うなら、全てと言うなら」
めだか「何故あのとき、あの少年共に何も言わなかった?」
善吉「め、めだかちゃん?」
めだか「全てをかけて愛した虫ポケモンが馬鹿にされたのだぞ?」
ツクシ「そ、それは…」
めだか「いや、別に何もないと言うならそれでもいいんだよ」
めだか「貴様が本心ではあやつらと同じ気持ちだと言うのならな」
善吉「めだかちゃん?!お前何言って……!」
めだか「貴様は虫ポケモンが好きだと言いつつ、本心では虫ポケモンは弱いと思っている」
めだか「ただ、それだけのことだとだ」
ツクシ「……っ」プルプル
めだか「まあ、そう思っているのならジムリーダーなど無理だろうな」
めだか「だから貴様の判断は正しいよ」
善吉「めだかちゃん!何もそこまで…!」
ツクシ「っ!!」ガバッ
ツクシ「」プルプル
ツカツカ
善吉「ツクシ?!おいどこ行くんだ?!」
めだか「放っておけ」
めだか「さ、私達はもう寝るぞ!」カチッ
善吉「……」
そして、その夜ツクシは帰って来なかった
翌朝
善吉「結局帰って来なかったな」
めだか「……」
善吉「どうする?待つか?それとも探しに…」
めだか「必要ない。私達にもうこの森にいる理由はないしな」
善吉「めだかちゃん…お前っ!」
ツクシ「めだかさん!!」ハァハァ
善吉「ツ、ツクシ!!お前どこ行ってたんだ!?」
めだか「……」
ツクシ「めだかさん!僕と……」ハァハァ
ツクシ「僕とポケモン勝負して下さい!!!」ガバッ
めだか「ふっ」
めだか「な!善吉よ。必要ないと言ったであろう?」
善吉「めだかちゃん…」
めだか「よかろうツクシ」
めだか「何やら一丁前に特訓してきたようだが」
善吉(それで帰って来なかったのか…ツクシの奴…)
めだか「この私に勝てると思っておるのか?」ゴゴゴ
めだか「さあ!私を倒したかったら全力で来い!!ツクシ!!」
めだか「私が全力で叩き潰してやる!!」凜っ!!
ツクシ「よろしくお願いします!」
ツクシ「よし、行くよ!僕のポケモン!!」ヒュン
ポンッ
ビードル「ビィイイ!!!」
善吉「めだかちゃん気を付けろ!」
善吉「ビードルはキャタピーと同じ虫タイプのポケモンだが」
善吉「最大の違いは!頭の針だ!」
善吉「その針には強力な毒がある!」
善吉「毒を受けると体力が徐々に削られる!」
めだか「ふむ、心してかからねばな」
めだか「それでは私はこやつで勝負だ!!」
めだか「貴様に決めた!」ポンッ
キャタピー「ギャダビーー!!」
善吉「キャタピー?!」
善吉「なんでキャタピーなんだ?!ここはポッポでいいじゃ…」
善吉(いや、めだかちゃん…そういうことか)
めだか「善吉!こやつの技は?!」
善吉「キャタピーは体当たりと糸を吐くだ!」
善吉「糸を吐くは相手の素早さを下げられる!」
めだか「わかった!」
めだか「では私から行くぞ!」
めだか「糸を吐くだ!ツノミドリムシ!!」ビシィ
善吉「だからネーミングセンスーーー?!!!」ブフゥ!
ツノミドリムシ「ブエシィイ!」シュー
ツノミドリムシの いとをはく こうげき!▼
あいての すばやさが さがった!▼
ツクシ「次は僕の番だよ!」
ツクシ「行け!ビードル!毒針!」
ビードル「ビィイイヤー!!」
あいての ビードルの どくばりこうげき!▼
ツノミドリムシは どくを あびた!▼
善吉「まずい!これで通常攻撃に加え、毒のダメージも喰らうことになる…」
善吉(どうするめだかちゃん…?!)
めだか「ツノミドリムシ!体当たりだ!」
ツノミドリムシ「ギュワッ」ドンッ
ビードル「グビィ?!」
きゅうしょに あたった!▼
善吉「よし、良いぞ!」
ツノミドリムシは どくの
ダメージを うけている!▼
善吉「いや、駄目か?!」
ツクシ「次で決めるよ!」
ツクシ「ビードル!毒針だ!!」
ビードル「フンビー!!」ギュン
きゅうしょに あたった!▼
善吉「ま、まずい!!次の毒のダメージでやられる!」
ツノミドリムシは どくの ダメージを うけている!▼
ツノミドリムシ「ギャ、ギャダ…」
めだか「耐えろ!!」ゴウ
ツノミドリムシ「?!ギャォア!」ググッ
善吉「た、た!」
ツクシ「耐えた?!」
めだか「言っただろう?全力で叩き潰すと!」
めだか「ツノミドリムシ!全力で体当たりだ!」
ツノミドリムシ「ギィヤァア!!」ドッゴン
ビードル「ビエェエ!!」
あいての ビードルは たおれた!▼
ツノミドリムシは どくの ダメージを うけている!▼
ツノミドリムシ「ギャ、ギャダァ…」バタッ
善吉「キャタピーも倒れた?!」
善吉「この勝負、引き分けえええ?!」
めだか「素晴らしい戦いだったな。礼を言うぞ」スッ
ツクシ「お礼を言うのはこっちです!ありがとうございます」ガシッ
ツクシ「僕、めだかさんのおかげで気付きました」
ツクシ「やっぱり、僕には虫ポケモンしかいないって」
ツクシ「虫ポケモンが大好きなんだって!!」
善吉「ツクシ…」
ツクシ「虫ポケモンが弱い訳じゃない」
ツクシ「虫ポケモンを馬鹿にされて、悔しかったのに何も言い返せない僕が弱かったんです…!」
ツクシ「だから、だから僕!強くなります!」
ツクシ「強くなって!いつか必ず!」
ツクシ「虫ポケモンのジムリーダーになってみせます!!」
めだか「うむ!よくぞ言った!」
めだか「貴様が愛したポケモンだ。存分に愛してやるがよい」
ツクシ「はい…!」
こうしてトキワの森での戦いは終わりを告げ、俺たちは出くわすポケモンとバトルを繰り返しながら森の出口まで辿り着いたのだった
そして
トランセル(ツノミドリムシ)「イヤーン」ピカー
ツクシ「キャタピー系統はポケモンの中でも進化が特にはやい」
ツクシ「ついに、最終進化だよ」
パァア
バタフリー(ツノミドリムシ)「ブリィィイアァア!!」
やったー!ツノミドリムシは バタフリーに しんかしたぞ!▼
バッチ獲得に向け戦力を得た一向は、一路ニビシティへ!!
めだか「ふむ、こやつは今からアカメダマだな」
善吉「マジでえーー?!!」
つづく?
今日はここまで!また明日来れたら来ます
乙!
面白かったよ
乙!
最終回記念かな?
ニビは はいいろ いしのいろ
善吉「色々あったが、なんとか着いたな。ニビシティ!!」
ツクシ「……」
???「おーい!」
ツクシ「!」
???「ツクシ!」
ツクシ「あ!トモミチ!」
めだか「ツクシが言っていた知り合いか?」
ツクシ「うん!虫ポケモン好き仲間さ」
善吉「…ここでお別れだな」
ツクシ「うん…」
善吉「そんな寂しそうな顔すんじゃねーよ!」ポンッ
めだか「そうだぞツクシ。永遠に会えぬわけでもあるまい」
ツクシ「僕…絶対にジムリーダーになるから!」
ツクシ「そのときは、めだかさんにも負けないよ!」
めだか「抜かしよる!」ワハハ
めだか「そうだな、そのときは私ともう一度勝負だ」
ツクシ「うん!待ってるよ!」
ツクシ「めだかさん、善吉さん。ありがとうございました」
ツクシ「お二人に会えて本当に良かった!」
善吉「行っちまったな…」
めだか「旅に別れはつきものさ」
めだか「さあ!私達は私達の道を行こうではないか!」
善吉「そうだな。じゃあ行くか!2つ目のバッチゲットしに!」
ニビジム前
善吉「ニビジムのジムリーダーは岩タイプのポケモンを使ってくる」
善吉「岩タイプは防御力が高く、ちょっとやそっとじゃビクともしないぜ」
善吉「でもまあ、大丈夫だ。その為にバタフリーに進化させたんだから」
めだか現在手持ち
ヒトカゲ(シッポマルヤキ)Lv.12
ポッポ(デンショバト3号)Lv.11
ピカチュウ(ペラチュウ)Lv.8
バタフリー(アカメダマ)Lv.12
善吉(他のポケモンもレベル底上げしといたからな)オレガ…
めだか「トキワジムではバトルが出来なかったからな」
めだか「これが実施、初ジム挑戦か…」
めだか「期待で胸が高鳴るなあ!」
めだか「ではゆくぞ!善吉!」ワクワク
善吉「っしゃ!」バンッ
ニビジム内
めだか「たのもーー!」ルンッ
???「ん?このジムの挑戦者か?」
めだか「そうだ!2つ目のバッチをいただきに来てやったぞ」
???「ほぉ、すでに一つゲットしているのか。それはこちらも気を抜けないな」
???「いいだろう。オレはこのニビジムのジムリーダー、タケシだ!」
タケシ「オレは岩タイプのポケモンの使い手!」
タケシ「岩タイプは硬くて我慢強い!一筋縄ではいかないぞ」
めだか「臨むところだ」
タケシ「まずはルール説明だ」
タケシ「制限時間は無し!先に手持ちのポケモンを全て戦闘不能にした方が勝ちだ!」
めだか「わかった」
タケシ「では、始める!行け!イシツブテ!!」ポンッ
イシツブテ「ヅブゥウダッ!」ゴロゴロ
めだか「なんだ?ただの石ころではないか」ガシッ
善吉「それもポケモンだよ?!何鷲掴みにしてんだよ?!」
めだか「ほう、こやつが?こんなもの私でもひねりつぶせるぞ」ググッ
イシツブテ「ギャァアア!!」ビキッ
タケシ「割れる!!割れるゥウー!」グワッ
善吉「めだかちゃん!ポケモン勝負しろ!」
めだか「ふむ、そうだったな!」ポイッ
イシツブテ「ブヘッ」ゴロンッ
めだか「しかし今のでこやつの弱点はわかった!行くが良い!」ブンッ
ポンッ
シッポマルヤキ「カゲー!」
善吉「何い?!何でバタフリーじゃないんだめだかちゃん?!」
タケシ「血迷ったか?イシツブテ相手にヒトカゲなど」
めだか「まあ見ておれ」
めだか「先手必勝だ!シッポマルヤキよ!火の粉攻撃!」
こうかは いまひとつの ようだ▼
善吉「ほらいわんこっちゃない!」
めだか「……」
あいての イシツブテの たいあたり!▼
めだか「火の粉だ!」
こうかは いまひとつのようだ▼
善吉「めだかちゃん、何やってんだ?勝ちたくないのか?!」
めだか「火の粉!!」
こうかは いまひとつのようだ▼
タケシ「威勢がいいのは最初だけか?勝たせてもらうぞ」
めだか「よし!戻れシッポマルヤキよ!」
タケシ「?」
めだか「次は貴様だ!」ブンッ
ポンッ
デンショバト3号「ボーッボウ」バサバサ
善吉「はあ?!」
タケシ「ふん、少しは期待していたのだがな。残念だ」
めだか「デンショバト3号!風起こし!」
デンショバト3号「ボー!」ブワッサ!
ビュオオオ
イシツブテ「ヅブ?」
ビュオオオ
バキッ
イシツブテ「ゲッ?!」
善吉「あ?!イシツブテの体にヒビが?!」
めだか「高温になった物体は熱膨張により体積が増える」
めだか「それを急激に冷やすと体積は戻ろうとするが、そのとき生じる歪みにより物体は焼き割れという現象を引き起こす!」
善吉「そ、そうか!火の粉でイシツブテを高温にし、風起こしで冷却したのか!」
イシツブテ「グギャアアアア!?」バリバリ
バリンッ
タケシ「だからってえええ?!」
タケシ「お、俺のイシツブテがああああああ??!!」グワッ
イシツブテ「」マップタツ
タケシ「うおおおおおおお!!」
めだか「す、少しやりすぎたか…?」
善吉「少しじゃなくやりすぎだよ!!しかもなんだそのとんでも理論?!」
善吉「もはやポケモン勝負関係なくね?!」
めだか「と、とにかく私の勝ちだもんね、ばーか」デーン
タケシ「た、確かに……」
善吉「認めちゃ駄目ええ!!」
タケシ「だが次のポケモンはそうはいかない!」
タケシ「イシツブテの弔い合戦だ!」
タケシ「行け!イワーク!」ポンッ
イワーク「イワアアアアグオラー」ズズン
善吉「で、でけぇ…」
†††† チーン
イワーク
初代ポケモンの中で最も身体が大きく、その長さは8mにも達する
しかし、その容姿とは裏腹に、その他のステータスはゴミのように低く今ではネタポケモンの一つである!ドンッ
タケシ「そんな紹介するなよ?!」
めだか「なんだ。ただの雑魚か」
タケシ「そこ!傷つくこと言うなーーー!!!」グワッ
めだか「しかしこの巨躯だ。さっきの焼き割れ戦法では時間が掛かり過ぎるな」
めだか「ならばこちらも出し惜しみはせぬ!行くが良い!アカメダマ!」ポンッ
アカメダマ「ブリィィイアァア!」ファサッ
善吉「ようやくまともな戦いになりそ……なる………のか?」
バタフリー(アカメダマ)VSイワーク 開戦!
めだか「たしかアカメダマは念力を覚えたのだったな」
めだか「しかし私にはそんな小細工はいらん!体当たりだ!」
善吉「ぬわーんでえええ???!」
善吉「せっかく覚えさせたじゃねーか?!」
善吉「せっかくキャタピーから捕まえてバタフリーまで育てたんじゃねーか?!」
めだか「とにかく嫌だ!」バンッ
善吉「ーっ?!」
アカメダマの たいあたり!▼
アカメダマ「ビィイイブッ」ゴウッ
タケシ「!」
タケシ「イワーク!我慢だ!」
イワーク「イバーー」グッ
善吉「まずい!」
善吉「めだかちゃん!我慢は攻撃技をしばらく我慢して受けて、それを倍にして返す技だ」
善吉「バタフリーの防御力じゃ耐えられねーぞ!」
めだか「我慢?何故我慢などする?」
めだか「貴様、体格しか取り柄がないんだろ?」
イワーク「っ!」グサッ
めだか「そういうのはやせ我慢というのだ」
めだか「我慢などせず言いたいことは言えばよかろう?」
めだか「そんなことをしておるからネタポケモンだの」グサッ
こうかは ばつぐんだ!▼
めだか「見掛け倒しだの」グサッ
こうかは ばつぐんだ!▼
タケシ「が、我慢だイワーク…!」
めだか「恥曝しだの」グサッ
こうかは ばつぐんだ!▼
善吉「も、もうやめろめだかちゃん!とっくにイワークのライフはゼロだ!」
イワーク「」ズゥウン…
あいての イワークは たおれた!▼
タケシ「イ、イワーク…!」
めだか「ん?どうした?何があった?」
タケシ「大丈夫だイワーク!俺は、何があってもお前を見捨てたりしない!」グッ
タケシ「いつか必ずお前を勝たせてみせる…!」
イシツブテ、イワーク共に戦闘不能により黒神めだかの勝利!カンカンカン
めだか「???」
タケシ「俺の…負けだ…」
タケシ「見事な勝利だった…」
タケシ「これを持って行け」
めだか「よくわからんがそういうことならありがたく貰っておこう」
めだかは グレーバッチを てにいれた!▼
タケシ「次は町外れにあるお月見山を抜け、ハナダシティに向かうといい…」
善吉「お、おう…助かるぜ…」
タケシ「だがしかし!次に会うときは必ずこのイワークで勝ってみせる!!」
めだか「その言やよし!必ずやこの黒神めだか!またお手会わせ願いたいものだ!」
ニビシティ編完ということで今日はここまで!
技の組み合わせとかなんとなくポケスペを思い出した
乙
乙!
善吉(これで良かったのだろうか?)
善吉(まあめだかちゃんも喜んでいるし…)チラッ
めだか「ふふっ、これでバッチが2つ!さあ善吉よ。次の街へ急ぐぞ!」キラキラ
善吉「あいあいさーっと」
善吉(しかし、まったくもってめだかちゃんはポケモントレーナーには向いてないぜ)トホホ
善吉(これ以上犠牲を出さないためにも、俺がしっかりしねーと!)グッ
めだか「?」
三番道路をぬけ、お月見山 前
???「おーい君達ちょっとちょっと!」
善吉「ん?なんだ?」
おやじ「君達ポケモントレーナーだよね?」
めだか「いかにもそうだが?」ドヤァ
善吉「」
おやじ「だよね!おじさん、スッゴく強い秘密のポケモンをもってるんだけど」
善吉(こいつは…)
おやじ「500円で君達に譲ってあげるよ!どうかな?」ウフフ
めだか「ほう、スッゴく強い秘密のポケモン…か」
おやじ「そうそう、買って損はないよー」
善吉《めだかちゃん、言っておくけどこれは…》ヒソヒソ
めだか「そうか、ならばそのポケモンとやらと勝負させるがよい!」凜っ
おやじ「えっ?」
善吉「えっ?」
めだか「スッゴく強いんだろう?!是非手合わせ願いたい!」キラキラ
善吉(やれやれ、ここはめだかちゃんの好戦癖が良い方向に転びそうだな)
めだか「私が負けたらそのポケモン買ってやってもよい!が、しかし、私に勝てぬようならそのポケモン共々修行の旅に出てもらうぞ!」ゴゴゴ
おやじ「あ、いやーその…」タジタジ
おやじ「あっ」
おやじ「おじさん急な用事思い出しちゃった!」
おじさん「ごめんね!今の話”はなし”なんちゃって!」ワハハ
おじさん「じゃっ」ビューン
めだか「あっ!ちょっ」
めだか「まだ戦っておらんのに…」
善吉「さすがめだかちゃんだな!あのおじさん、弱いポケモンを高値で売りつけて儲けてるほぼ詐欺師同然のやつだよ」
めだか「なんだ?そうだったのか?」
善吉「気づいてなかったのね」
善吉(まああいつが進化したら確かにスッゴく強いポケモンになるんだが、今は金銭的に余裕はないし…)
この世界に来てはや2日、俺はあることに気付く
これは俺が一度ポケモンリーグに挑戦し、四天王を撃破したあとの世界
つまりその辺にいるポケモントレーナーたちはほぼ皆俺が倒したあとなので戦闘は不可能である
しかし、タケシと勝負できたということは少なくともジムリーダーとは勝負できるようだ
おそらく安心院さんの粋な計らいだろう
なので俺たちの収入は当面ジムリーダーからのみなのだ
善吉「」チャリン
善吉残高 693円
善吉「」ハァ…
しかも実際もらえる賞金の半額ときたもんだ
なのでとても500円でコイキングを買う気になどなれないのであった
お月見山内部
???「あらかた準備は整ったな。一旦戻るとするか」
???「タマムシですか?」
???「そうだな。あそこにはまだ”残っている”からな」
???「ん?まずい、誰か来たぞ!」ササッ
めだか「山というか洞窟だな」
めだか「ここでは何か捕まえるのか?」
善吉「んー、ここで捕まえておいた方がいいポケモンはいないな」
善吉(オーキド博士がくれたボールは5つ)
善吉(ポッポとピカチュウ、キャタピーを捕まえ、そのうちポッポは一回ミスしてる)
善吉(つまりボールは残り一個)
善吉(さらにボールは一個200円の残高693円)
善吉(捕まえるにも道具を買うにもちゃんと考えないとまずいな)
めだか「どうした善吉。眉間に皺などよせて」
善吉「あぁいや、なんでもねえ」
善吉(金銭感覚が狂ってるめだかちゃんに財布の紐は握らせられないからな)
善吉(ここも俺がしっかりしねーと!)グッ
めだか「??」
???「行ったか?」
???「あぁ」
???「じゃあとっとと穴ぬけの紐を使ってここを抜けるとしよう」シュル
ボウン
めだか「善吉ふせろ!」
善吉「えっ?」
ズバット「ズギャー」バサバサ
あ!やせいのズバットが とびだしてきた!▼
善吉「ぐわっ?!いきなり出てきやがったな!」
めだか「ふんっ!」グオッ
ズバット「」パァン
善吉「ぎゃああああ!!ズバットが拳圧で砕け散ったっ!!!」
めだか「大丈夫か善吉?」
善吉「いや色々大丈夫じゃねえよ!」
善吉「めだかちゃん、助けてくれたのは感謝するがやりすぎはよくねえ」
善吉「次からは抑えてくれよ?!」
めだか「む、むぅ…すまん」
善吉「わかってくれりゃあいいんだ」
めだか「ん?善吉あれを見ろ!新しいポケモンだ」
善吉「あ?お?!あの後ろ姿は!」
???「」フルン
善吉「ピッピだ!間違いねえ!」
めだか「ピッピ?どういったポケモンだ?」
善吉「このお月見山にのみ低確率で出現するポケモンだ」
善吉「とにかくめちゃくちゃ可愛いんだ!」
善吉「今回は捕まえはしないが近くで見とこう!」ダダッ
めだか「あ!私も!」ダダッ
ピッピ「」フルン
善吉「おおー!これがリアルピッピ!こっち向いてくれ!」
めだか「るんっ」ワクワク
「ギエピー!」バンッ
黒神オープンブロー!!!!
ピッピ?「ギェ?!グボオオ?!」ドッゴォオオ!!
めだか「ハァ、ハァ…」乱神モード
めだか「す、すまん善吉。つい体が…」
善吉「いや、今のは許そう」
ピッピ?だったもの「」
善吉「さっきのは後で球磨川に記憶をオールフィクションしてもらおう」スタスタ
めだか「同感だ。ついでにこのむしょうに湧き出る憤りもな」スタスタ
そして俺たちはお月見山出口に直進した!
お月見山編完!今日はここまでー
乙
ギエピークソワロタwww
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