善吉「箱庭学園男子生徒寮?」 (29)

めだか「うむ、13組がいくら投稿を免除されているとはいえ、登校させれるのならさせたいからな」

善吉「それでテスト形式で男子生徒寮(仮)を建てて生活させてみると…」

阿久根「ですがめだかさん、あの問題児たちが素直に引っ越してきてくれますかね?」

めだか「ああ、それでだ。私の方で数人選んでおいたぞ」

善吉「そうか!なら安心だぜ!」

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善吉「安心なわきゃねーよな…」

球磨川『どーしたんだい?折角の共同生活なんだ。張り切っていこうぜ』

善吉「隣の部屋がよかったぜ…」

コンコン

善吉「開いてますよー」

ガチャ

阿久根「初日から楽しそうだね」

宗方「人吉くんと同じ部屋なんて羨ましいよ」

善吉「阿久根先輩に宗方先輩……、これのどこがたのしそうなんですかね……」

球磨川『あははっ、僕はこれから毎日どうやって善吉ちゃんを起こすか考えるだけで楽しみさ』

善吉「変なことしたら分かってんだろうな!」

球磨川『あははっ』

宗方「ほんと羨ましいよ……」

善吉「なんでめだかちゃんはこんな部屋割りにしたんだよ!」

阿久根(いや、今回はめだかさんの部屋割りはナイスだと僕は思うけどね)

善吉「不幸だー!」

球磨川『と、言うことでだ。こんなものを用意した』

善吉「どこからとも無く女子の制服をだした!?」

阿久根「さすがに制服泥棒はやばいですって」

宗方「介錯なら安心して任せてくれ」

球磨川『今ので君たちの僕に対する好感度の低さが分かったぜ』

善吉「それでこれはどうしたんだよ」

阿久根「これはいつもの様なシャレとは比較になりませんよ?」

宗方「停学、いや退学かな?」

球磨川『君たちがなにを考えてるかは分かるけど、これはキチンとお金を払って手に入れたものだぜ?』

善吉「喜界島か…」

阿久根「彼女ならあり得るね…」

宗方「あの子か…」

球磨川『だから違うよ!?』

球磨川『購買で買ったんだぜ』

善吉「それもそれで引く」

球磨川『と言う訳でここに制服が4着あります』

善吉「まさかみんなで着てみようとか言いださないよな……?」

球磨川『それ以外何があるんだい?』

阿久根「球磨川さん初日でコレか……」

宗方「僕は人吉くんが着るなら」

球磨川『さあ、年貢の納め時だぜ?』

善吉「早く家に帰りたい……。これがホームシックか……」

背を向き合わせ着替え始めて数分後~

球磨川『さて、みんな着たかい?』クルリ

阿久根「ええ、まあ一応は」クルリ

宗方「みてても思ったけど、やっぱり防御力は低そうだよね」クルリ

善吉「なんて言いつつ、みんな着てないんだろ?その手には乗らないぜ!」クルリ

球磨川『え?』

阿久根「フッ」

宗方「……」

善吉「三人とも……着替えてる……だと……!?」

善吉「え!?普通ここは着てるふりして誰も着てないとかそういうオチだろ!?なんで普通に着てるんだよ!」

球磨川『別にこれ着るくらい何とも思わないさ』

阿久根「いや、球磨川さんなら本当に着るだろうから着ておいたほうがいいと思ってね」

宗方「僕は人吉くんが着るって言うから」

善吉「マジかよ!」

球磨川『と、言う訳で人吉くんには僕ら三人の前で着替えてもらいまーす』

善吉「そうゆうオチかよ!!」

善吉「いい朝日だ…。はぁ、今日もというか、これから当分毎朝球磨川の顔をみなきゃならんのか……」

球磨川『さて、それじゃあ善吉ちゃんの生ストリップはーじめーるよー!』

善吉「おい!今のは場面転換して次の日の朝になる所だろうが!」

球磨川『そんな姑息な手で無かったことになんて、させないさ』キリッ

阿久根「いい加減あきらめたらどうだい?」

宗方「ああ、今回ばかりは仕方ないよ」

善吉「なら二人とも、まずはその構えたカメラを仕舞おうか」

善吉「畜生共が……!」

球磨川『おいおい、人のせいにするなよ。君一人だけ着替えなかったのが悪いんだぜ?僕は悪くない』

善吉「っ~~!!脱げばいいんだろ!脱げばよ!」スルスル

阿久根「うわぁ……、本当にきがえはじめちゃったよ……」ボソボソ

宗方「フッ」カシャカシャカシャカシャ

球磨川『まあ、今更だけど女子の制服きた男三人が女子の制服を着てる男を見てるって色々ヤバいと思う』

阿久根「今更過ぎますし、何より人吉くんが可愛そうですよ」

善吉「オラァ!着替えたぞゴラァ!」

球磨川『ヒュー』

阿久根「あはは」パチパチ

宗方「素晴らしいよ、人吉くん」

善吉「あれ!?つーかいつの間にきがえてたの!?」

阿久根「あれ?本当だ……」

宗方「まるで着替えていたことが無かったかのように……」

善吉「球磨川ェ」

球磨川『ああ、その通りさ。これで今人吉くんは男三人に囲まれ、見られながら女装した変態野郎だぜ』

善吉「テメェ!!」

球磨川『おっきい声出すと誰か来るかもよー?』

善吉「いや、本当にすみませんでした。マジ勘弁してくださいよー球磨川せんぱぁ~い」

球磨川『まあ、でもさ』

阿久根「うん、案外にあってるね」

宗方「ああ、彼女として連れて歩きたいくらいさ」

善吉「え……、い、いやそんなことないっすよ」テレテレ

球磨川『いや、本当にこれはスゴイって』

宗方「ほら、人吉くん。ポーズ決めて」カチャ

善吉「こ、こうすか?」クネッ

球磨川『そーそー!いいね!』

善吉「こ、こうとか?」クネクネッ

宗方「素晴らしいよ!」

阿久根(二人とも、というか1人はガチだけど悪ノリしすぎでしょ……)

キャッキャッウフフ

めだか「部屋の外から聞く限りではどうやら楽しくしておるようだな」

ガチャ

めだか「賑やかそうで何よりだ!私もまぜ……」

「「「「 ……………」」」」

めだか「すまん……、邪魔した」ガチャリ

善吉「ま、待ってめだかちゃん!違うから!」

球磨川『いやー、これこそが男子高校生って感じだぜ』肩ポン

宗方「まあ、人吉くんは運がなかったって事で」肩ポン

阿久根「大丈夫、生徒会は当分休んでていいからね」肩ポン

善吉「誤解だー!!」

球磨川『さて、夜になったんだけどさ』

善吉「ああ、そうだなおやすみ」フトンカブリ

球磨川『おいおい待てよ、夜といえば怖いh…』

ガラッ
宗方「ああ、恋話だね」

善吉「お前のせいだぞ……」

球磨川『うん……、ごめん』

宗方「さて、恋話をしよう」

球磨川『あはは、それじゃあ僕から』

宗方「君の話は聞いてるから話さなくて大丈夫だよ」

球磨川『…………』

宗方「さて、それじゃあ善吉くんから」

善吉「zzz……(寝たふり寝たふり)」


宗方「そうか、寝たのか。ならこれを試してみようかな」ウィンウィン

善吉「さて、それじゃあ話しましょうか宗方先輩!」

ピンポーン
ユウビンデース

球磨川『どうもー』

善吉「なんか買ったのか?」

ピンポーン
ユウビンデース

球磨川『どうもー』

善吉「なんか買ったのか?」

球磨川『これさ』スイッチオン

マッハドライバー

善吉「やべぇ!デビルカッケェ!」

球磨川『君にはこれさ』

ブレイクアップ

善吉「やべぇ!」

球磨川『レッツ、変身!』シグナルバイク!

善吉「……」ブレイクアップ

球磨川『これで変身できたらどれだけ嬉しいか…』

善吉「いや、さすがにそれは無茶だからな?」

球磨川『あと、マッハの変身のやり方ってぜつみょうにわかりずらいぜ』

善吉「その割には完コピしてたな」

球磨川『安心院さんに頼めば変身までできるの作ってくれそう』

善吉「それはやめろよ。この世界が破壊される」

球磨川『おのれディケイドォーー!』

宗像「特別なスープをあーなたーにあーげるー」ゴソシコシコ

宗像「あったかいんd」

球磨川『善吉ちゃん寝てるからってそれはやめようぜ』

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