相模南「あっ」比企谷八幡「おっ」 (168)







第1話「相模南はふと立ち止まり、過去を振り返る」






















SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1391660465


八幡(だ、誰だっけこいつ? 見覚えが…大学の奴か?)

八幡(いやそれはない。大学に入学して現在三年目。業務連絡以外で人と話したことはありませんでしたハイ)

相模「あっ…その…ひさしぶりっていうか…」

八幡(久しぶりということは高校時代か…)

相模「ヒキタニ…だよね? うちだよ相模だよ」

八幡「ああそう。相模か」

八幡「相模ぃ?」

相模「あ、あははは…」


シーン

期待する

これは期待せずしてなんとする

八幡(…気まずい…リア充たちがやたらウェーイとか言うのも分かる気がする。なんで沈黙って気まずいんだろうね。
バスよ!早く俺の目的地についてくれ!)

相模「だ、大学の帰り…なの…かな?」

八幡「ま、まあなそんなとこだ」

相模「ふーん。 どこ大?」

八幡(ぼっちの特徴その1。会話はキャッチボールではなく一問一答!)ドドン

八幡「A大」

相模「そうなんだーじゃあ同じだね~し、しらなかったなー」アハハ

八幡「……」

八幡「なあ」

相模「あっなに?」

八幡「俺に気を使って話しかけてるなら…無理しなくてもいいんだぞ」

相模「べっ…べつにそんなわけじゃ」

八幡(違うんかい! おい違うんかい! そこ、ああそうなんだ。とかいってスマホいじるところだろうが)

プシュー 

八幡(はっ、やっと着いた…長い戦いが今終わった…)スクッ タッ

ドンッ 

相模「きゃっ!」

八幡「あっ、悪い大丈夫か?」

八幡(ていうかなんでこいつ立ちあがってんの? 降りるんじゃなかったらたちあg…)

八幡(同じバス亭…だと…?)

はよ

きたい

期待
続きを(前転土下座)

期待

きたい

期待

北イタリア

期待してもよかですか

期待

久々に期待できそうなはまちSS

はよはよ

大学生活の相模は珍しい期待

はよ

はよ

はよ

期待されすぎワロタwwwwww





期待する

八幡(い、いやまだ勝ち目はある。 ここから早足で降りて歩けば大丈夫。一緒に並んであるかなきゃならん義理はないはず)

トントントンッ スタッ

八幡(ははは、ぼっちの早歩きをナメんなよ。 早歩き選手権で(競歩じゃないぞ)金メダルとれるレベル)

相模「あっヒキタニ! これからなんかある?」

八幡「あぁ別に」

八幡(しまったー! これ明らかに何かの誘いだよー 用事あるって嘘つくべきだった)

相模「あ、あのちょっとあの・・・そこのあれでお茶しない?」

八幡(そこのあれってなんだよ。つか名前間違えてますけどぉ?)

八幡「ああ、はあ」

相模「じ、じゃあいこうか」

八幡(こいつ・・・昔あったこと覚えてないのか・・・)

八幡(まさか今でも根に持っててヤキ入れようってんじゃ)

八幡(バット持ったヤンキーが待ち伏せしてたりして・・・ないよな?)

来たか…!

カランコロンカラン

イラッシャーイ!オキャクサンナンメーイ?

相模「え~うーんと・・・2名です」

八幡(喫茶店といえば、大学入学当初、ゼミ発表の打ち合わせで言ったことがある。何名ですかと聞かれて俺だけ数に入れられなかった。存在忘れられてた。まあしゃべらない俺が悪いんですけどねー)

コチラニナリマース

相模「あ、えーっと・・・あ、アイスティー」

八幡(気のせいかこいつさっきから喋りがたどたどしいな)

八幡(高校の時は鬱陶しいくらいハキハキとしゃべってたはずだが)

相模「ヒキタニ、注文」

八幡「コーヒー」

カシコマリマシーター アイスティーニコーヒー!

相模 チューッ

八幡 ズズズーッ(うむ、余は満足じゃ)

・・・

・・・

・・・

八幡(こいつなんで黙ってんの? 用があるんじゃなかったの?)

相模「・・・・・・」

八幡「・・・・・・」

八幡(おい!これ闇のゲームなの? 声だしたら罰ゲームなの? あっ、カラオケじゃないから違うか)

相模「あのさっ」八幡「なあ」

相模・八幡(最悪だ・・・・・・・)

八幡「なんか用があるんだろ?」

相模「う、うん・・・」

相模 ズズーッ

相模(大丈夫よがんばれ南!)

相模「あ、あのときのこと、謝らなくちゃなって」

八幡「あの時・・・?」

相模「ぶ、文化祭、の時の、」

八幡「? どこにおまえが謝るところがあるんだ?」

相模「全部結衣ちゃんから聞いた」

八幡(!? あのバカ! 何考えて)

相模「あの時だけじゃない・・・あたし自分の成長とか超勝手なこといって、みんな振り回して」

相模「雪ノ下さんとか結衣ちゃんにも勝手に張り合って、勝手にムカついて」

相模「超サイテーだったっていうか・・・それで偶然っていうかミラクルであんたが見えたから」ジワッ

八幡「おいっ! おまえ泣いて・・・」

相模「今ここで言わなきゃ!って勇気出して・・・・・・」グスン

八幡「・・・・・・」

八幡「ほかの奴らは知らん。けど俺には謝らなくていい」

相模「へ?」

八幡「あのやり方が俺は正しいと思ったから・・・つーかあれおまえのためじゃない」

八幡「あの後、クラスで嫌われ者の立ち位置になったことも気にしてない。むしろあれで存在を認知されるのもいいもんだな、って思った。だからあれをおまえが悔いる必要はない。つーか俺の意図、もしあのとき気づいてたらおまえ、戻らなかっただろ」

相模「そうかもしんない・・・逆にまた突っかかったかも・・・」

八幡「まあ葉山がいたからあれはできたことなんだけどな。あいつは誰にも優しいから」

相模「あんただって・・・優しいよ・・・ろくに関わりもなかったのに・・・見つけ出して・・・」

八幡「由比ヶ浜と同じこというなよ・・・」

八幡「あの時、おまえがやったこと、俺がたまたまガキの頃に経験したことなんだよ。だからわかった。それだけだ」

八幡「これでも小学校の頃からぼっちやってるんだ。ナメんな」

相模「ドヤ顔でいうことでもないけど・・・あそうだ、ぼっちといえばさ・・・」

八幡「んだよ?」(えっ、まだ続くの? 今立ち上がろうとしたところなのに・・・)

相模「うちも今、友達いないんだ」

八幡「笑顔で言うことじゃないんだが・・・・・・」

相模「そっちもでしょ」

八幡「・・・・・・大学ぼっちか・・・・・・どうりでさっきから言葉がたどたどしいのか」

八幡(だが、そうなるのはまだ初心者だ。俺くらいになると全くしゃべらなくなる)

相模「うち、大学入る前超運悪かったていうか・・・もう神様に恨まれたのかなってぐらいで」

八幡「朝の占いランキングで1週間12位を守り続けたのか。そりゃすごい」

相模「そんな甘いもんじゃないよ!」

相模「入学式直前にインフルエンザかかってさ」

八幡「4がつだぞ? おかしいだろ」

相模「季節外れのやつってあるでしょ。 それで式も参加できなくてさ」

八幡「高校入学の俺じゃね?」

相模「あんたも同じこと経験してたんだ? あんたうちの先駆者だね」

八幡「なんかかっこいいなおい・・・」

相模「授業登録も期限過ぎてて、大学の人に必死で頭下げて履修させて貰ってもう悲惨だったよ」

八幡「おまえじゃあ飯・・・」

相模「め・・・し?」

八幡「いやなんでもないなんでもなーい」(危ない危ない。ぼっちを困らせる質問百選のひとつ、ご飯どこで食べてるのー?を聞くところだった・・・)

八幡「話、終わりか・・・俺でるから」

相模「うちも」

八幡(なあにー! ここはあそ、とか言ってスマホいじって時間つぶすんだよ。つーかこいつ一度もスマホだしてねーな。珍しい)

相模「ちょ、あんた歩くの速い」

八幡「ぼっちたるもの、道を歩くときは迅速に、だ」(ていうかなんで一緒に歩こうとしてんのこいつ)

相模「文化祭のこと思い出したのもさ、ぼっちになってからなんだよ・・・」

相模「結衣ちゃんから聞いたのは高校の時だったからさ、それがなんなの、うちはそんつもりなかったよ! って腹立ったんだ。 でもぼっちになると、昔のことよく考えるようになってさ」

八幡「あるある。おれなんて保育園時代を思い出せるレベル」

相模「さすがに嘘はやめてよ・・・・・・」

大学はフリーなスペース多いからぼっちでも飯は困らない
更に言えばエアコン電源Wi-Fi完備が標準だからむしろぼっちが捗る

キャンパスがビルって大学はそうでもなさそう
大学扱いするのも烏滸がましいが

相模「ぼっちになるのも、悪くないね・・・自分のこと冷静に見直せるっていうか・・・」

八幡(ていうか、の多さは高校時代から変わってないのか・・・)

八幡「まあ、そういう利点はある」

八幡「ていうか、おまえさ、バイトとかサークルとかやってないのか」

相模「バイトはやってるよ。サークルも入学したときに入ったりしたんだ」

相模「でも、やっぱ遅れて入ったからさ、人間関係できあがっちゃって・・・」

相模「一応表面上は仲良くしてくれるんだけどさ、いつまでたっても部外者みたいな扱いされちゃって」

相模「サークルの飲み会とか遊びとか、うちだけ誘われなかったりして」

八幡(おれが中学時代に経験したことだ・・・)

八幡「彼氏とかいないのか?」

相模「いないよ・・・・・・」

八幡「そっか。意外だな、。おまえならできると思ったが」

相模「えっ? それって・・・どういう・・・」

八幡「ていうか、おまえどこまで着いてくんの?」

相模「着いてきてないよ。帰り道だよ」

八幡「嘘つけ」

相模「ほんとだってば」

八幡「ここがおれんちだ」ビシュ 相模「ここがうちのいえだよ!」ビシュ

八幡「・・・・・・なんでとなりのアパート住んでんのに3年も気づかないんだよ・・・・・・」

相模「・・・うちもあんたに同じこと聞きたいよ・・・・・・」

相模「じゃあねヒキタニ、今日は話聞いてくれてありがと」

八幡「ああ」(泣き出した時はどうなるかと思ったが・・・・・・)

八幡「もう・・・これでおわりだ・・・」

八幡(俺も相模もそれぞれの日常に戻る)

八幡(もう二度と・・・相模とああして話す、なんてことはまるでない・・・)

八幡(・・・はずだ)




つづく



きたい

相模はクズ可愛いからな、
クズがなければ可愛い

>>32
15年遅く生まれたかった

>>40
(何歳からでも通って)ええんやで

>>39
だからメインのときは時間軸ずれるんだよな

http://i.imgur.com/IkbhXsM.jpg

この画像は

サガミオリジナルの出番はまだか

うちのキャンパスの食堂にはカウンター席がある。通称ボッチ席

ぼっち席は有名だね





第2話「比企谷小町は、兄の異変を察知する」



夕方、相模宅

ガチャ

相模「んあー」(今日もバイト疲れたなー)

相模(なんかちょっとほっぺが張ってる・・・普段しゃべってない証拠だ・・・・・・)

相模(・・・・・・今日はちょっと・・・・・・楽しかったな・・・)

相模(あいつちゃんと話聞いてくれた・・・・・・)

相模(ドン引きされる覚悟で話したのに・・・しっかり受け止めてくれた・・・)

相模(それに)

相模(八幡「おまえが彼氏いないなんて意外だな」だって! きゃー!)バフンバフン

相模(よく見たらあいつなかなかイケメンだし。結構優しいとこあるし。また話せるとうれしいなっ!)バフンバフン

ドォン! コラァ! シズカニシロォ!

相模「ご、ごめんなさーい!」オロオロ

相模(このアパート壁薄いんだよね。お隣さんちょっと怖い人だし・・・・・・)

夕方、八幡宅

小町「お兄ちゃん、なんかあったの?」

八幡「別に。なんで?」

小町「なんか普段より口数すくないなーって。いまだっていつもなら変なうんちくとか、あくたいついたりしてくるもん」

八幡「えっ? おれそんな痛々しいことしてんの?」

小町「痛々しいかどうかはわかんないけど・・・・・・」

八幡「・・・・・・」

小町「ほら! いつもだったらそこでツッコミいれてくるよ!」

八幡「・・・たぶん疲れてんだろ・・・自分でもわかんないぐらい・・・」

小町「ふ~ん」

家の隣にアパートが建ってるのか?

投下遅すぎて作者逃亡確実も時間の問題あげ

これはマジ期待。

小町「で、お兄ちゃん、小町夕飯のお買い物行ってくるけど」

八幡「ああ、いってら」

小町「・・・うん・・・わかった・・・」テクテク

ガチャ バタン

小町(いつもなら俺もついていく、って言うのに・・・やっぱなんかあったんじゃ・・・)



八幡(寝るか・・・)

晩ご飯

八幡「で、おまえ単位とかとれそうか? やっぱ全部落としそうか?」パクパク

小町「全部とれるよ。お兄ちゃん小町のことどんだけ馬鹿だと思ってんの!」

八幡「ものを口にいれながら喋るなよ」

小町「単位の心配はお兄ちゃんがするべきでしょ。小町はまだ1年生でーす」

八幡「そうだな」

小町(・・・また・・・いつもならここで屁理屈かますのに・・・ほんとにどうしたのお兄ちゃん・・・)

相模宅

相模 パクパクパク

相模 モグモグモグ

相模(そうだ・・・ユッコたちに電話してみようかな!)

相模(・・・・・・やめとこ・・・向こうは向こうで友達いると思うし・・・)ポイッ

相模(このスマホ。入学前に新調したのに・・・目覚まし時計にしか使ってないなぁ・・・・・・)

相模(メールも一ヶ月くらい打ってないや・・・)

相模(・・・・・・)ポワポワポワ~

相模(! なんでヒキタニが思い浮かんだの今)

翌朝、八幡宅

小町「お兄ちゃん!お兄ちゃん!起きて早く!」ユッサユッサ

八幡「んだよ。朝っぱらから」

小町「急がないとまずいって!バスに遅れちゃうよ!」

八幡 ガバッ!トケイチラッ

八幡(だっいっじ・け・ん!だぜこりゃ)

八幡「飯はもういい! 急げ小町!」

小町「あいあいさー!」

ドタバタドタバタ

バス停

相模「ふぁ・・・・・・」オオアクビッ

ドドドドドド

相模(あっ、ヒキタニ・・・・・・)


小町「ま、間に合ったねお兄ちゃん」ゼーハーゼーハー

八幡「なんで・・・朝っぱらから・・・短距離走せなあかんのじゃ・・・」ゼーハーゼーハー


相模「ヒキタニ・・・お、おはよう」

八幡「あっ、相模か。おはよ」

八幡(今までバス停で見かけなかったてのもある意味ミラクルだな)

相模「そ、そっちは? 妹さん?」

小町「はい! 妹の小町ですっ! 兄がお世話に・・・あっいやどういったつながりですか?」

八幡「大学の同級生だよ」

相模「相模、南です。 よろしくね」(顔似てる・・・・・・)

プシュー

八幡「おいバスきたぞ」

八幡(つくまで寝るか・・・)コクリコクリ

小町「兄とは大学きてからお話に?」

相模「ううん、実は最近はじめて喋ったばっかなのー。お互い同じ大学だって知んなくてさー」

小町「ふーん」

小町(ははあ~昨日の兄の異変はこの人が関わっているなあ~ 結局結衣さん雪乃さんとはたいした進展もなく
卒業しちゃって小町ガッカリだったけど・・・・・・うん!南さんおそらくいい人だよお兄ちゃん!)

・・・

・・・

・・・

・・・

小町「はい!お兄ちゃん起きるっ!」デコピンッ

八幡「あうっ! いって・・・」

八幡「ついたのか」

相模(寝顔もっと見たかったな・・・・・・)

小町「まったく!公共の乗り物で居眠りするなんてみっともないよ!」

八幡「仕方ないだろ・・・朝は弱いんだよ」

小町「やはり朝ご飯は食べるべきだねーお兄ちゃん」

相模「比企谷、朝ご飯食べてないの?」

八幡「ああ、ちと寝坊してな」

相模「へ、へそうなんだ・・・ふーん」

小町(その顔はなにか企んでますね南さん)

タッタッタッ

相模「じゃあうち先にいくから」

八幡「おー・・・・・・」

八幡(そういやあいつさっきヒキガヤって・・・)

小町(名前間違えておぼえちゃだめですよ南さん。お兄ちゃんがねぼすけさんで助かったー)




つづく


またあしたーーーーーーーー


ヒャッハァー!

>>41
もう金も時間も無い


期待しとるで


8時間ほど待てばいいんだな?

さがみんを相模湾に沈めたい

>>1おつ
あと2時間半くらいか、期待せざるを得ない

うざみんは頭から消去して新しいキャラと考えるわ
相模んきゃわわ

相模がこんなに人気あるとかwww


俺だけだと思ってたのに

>>71

そしてすまん、間違えた

俺はアニメの時点で既に気になってた

はよはよ

俺が中学の頃はクラスメイトの女子は皆性格が相模そっくりだったな
毎日が辛かったわ

一人暮らしのやつエタったからとても期待

相模みたいな現実にいそうな嫌なキャラってアニメじゃ少ない気がする

あんな可愛い子現実にはいないんだよなあ…




第3話「比企谷八幡は、とまどいながらも彼女の後をついて行く」



すいません。事情があってid変わるかもしれません。ご了承ください。

八幡 モグモグ

八幡(うむ。朝飯を抜いた時の昼飯は格別にうまい)

八幡 ズズーッ

八幡(食後のコーヒー。これがもう最高)

八幡(この町にはマックスコーヒーがないと聞いたときは失望したもんだが)

八幡(ほかのコーヒーも捨てたもんじゃなかった。この食堂が出すコーヒーはうまい)

ソレデサー マジデー ツーカコレカラッショ

相模(急がなきゃバスに間に合わない)タタタッ

相模(一端家に帰ってお昼食べないと・・・)タタタッ

相模(!?)

相模(食堂に・・・あいついるかな?)

相模(毎日毎日家に帰るのもしんどいし、あいつが一緒ならうちも)

相模(でも、いなかったりしたらきまずいな・・・)

相模(あいつも迷惑になるかもしんない。どうしようかな・・・)

キターーーーー
 ☆ * .  ☆
  . ∧_∧ ∩ * ☆
* ☆ ( ・∀・)/ .
 . ⊂   ノ* ☆
☆ * (つ ノ .☆
   (ノ

>>80
ID気にするならトリップ使えば?

八幡(いかん・・・おれとしたことが初歩的なミスをおかしてしまった・・・)

八幡(まだ昼休みは30分以上あるのに食べきってしまった・・・・・・)

八幡(ぼっちたるもの、食事はぎりぎりに食い終われ。という原則がある)

八幡(中学時代なんか・・・・・・)

相模「あっ比企谷!」

八幡「相模か。どした」(ちょっとビビったわ)

相模「あ、あのたまたま食堂きたら偶然見かけたっていうか・・・・・・」

相模「あ、あのとなり座ってもいいかな・・・」

八幡「まあ、あいてるし」

相模「ありがとー」

相模(よかったーいてくれたー)

>>84
ネカフェのパソコンを使ってて
今事情があって部屋を変える必要があったんです。
その影響でIDが変わるかと心配したんですが大丈夫でした。

相模(あっ、どうしよ・・・お弁当持ってきてないや・・・)

相模「ねえ比企谷、それ注文したの?」

八幡「まあ。ここ食堂だし」

相模「おすすめ教えて。うちここ初めてなんだ」

八幡「ぼっちのくせに食堂つかわないってどいういうことだよ・・・・・・」

相模「い、一端家に帰って食べてたのっ!」

八幡(あ、地雷だったか・・・・・・)

相模「一人で食べるなんて・・・はずいし・・・・・・」

・・・

・・・

八幡「まだまだだよおまえは。にわかぼっちだ」

相模「・・・なんか腹立つ・・・」ムーッ

八幡「実際そうなんだよ。俺みたいなレベルになるとドンパチやってるとこで飯食えるレベル」

相模「食べ終わる前に死ぬと思うよ・・・」

相模「あ、あのそれよりおなかがすいて」

八幡「ああ、そうだな。おれのおすすめなら」ペラッ

八幡「これとか、これとか、あとこれ」

相模「じゃあこれにしよっかな。すいませーん!」

八幡(な、なんかいま一斉に視線がこっち集まったぞおい)

八幡(ま、こいつ外面はいいもんな。いちおう高校時代はリア充グループだし)

相模「あんたは・・・さ・・・」

八幡「ん?」

相模「誇りに思ってる、ていうか気にしてないんだね。ぼっち」

八幡「中学の頃は、そりゃ嫌だったさ。でもいつのまにか友達つくるの諦めてた。どうせなら最強のぼっちを目指すことにした」

相模「ひ、ひねくれ者・・・」

八幡「うるせ。雪ノ下とおんなじこと言うな」

相模「でもすごいな。うちはまだ諦めきれない・・・ぼっちになると過去を見直すようになるって言ったでしょ?」

八幡「ああ」

相模「あたし、わかっちゃったんだ・・・はい!ここで問題!」

八幡「おお」

相模「相模南の今までの人生は、何人生でしょうか? あんたがよく知ってる言葉だよ」

八幡「ぼっちに転落人生」

相模「今の話でしょそれは・・・」

相模「答えはね・・・・・・インスタント人生だよ」

八幡「・・・・・・」

相模「あの時言われた時は腹立った。でも冷静に振り返ってみるとその通りだなって」

相模「小中の友達も、卒業したら疎遠。道であっても挨拶以上はしない。高校の友達も大学違ったら全然連絡とらなくなったしさ。インスタントな友達だよ」

相模「文化祭の時だって雪ノ下さんや結衣ちゃんに勝手に対抗心もやして、できもしない委員長やって」

相模「ほんとガキだったなって」

八幡「・・・・・・」

八幡「ほんと・・・おまえはにわかぼっちだよ。 小中の友達なんてな、あわなくて当たり前だろ

相模「へ?」

八幡「つーか仲良くやってるほうがおかしいだろ。そいつはよほどの聖人君子か、今現在友達がいないからそいつに頼ってるか、どっちかだ」

相模「でも、やっぱイヤじゃない? 今まで仲良しだったのに疎遠になるなんて」

八幡「じゃあ相模、たとえば小学校の頃につきあい始めたカップルがいたとする・・・」

相模「なっ、そんなのいるわけないじゃん! バカじゃないの!」

八幡「たとえばっていっただろ・・・・・・」

相模「あっ・・・ごめん・・・」

八幡「いたとして・・・そいつらが結婚する確率はどれくらいだと思う?」

相模「ゼロに近いかな」

八幡「ほらな。そんなガキの頃から関係が続くわけねぇんだよ」

相模「そう言われたら・・・納得かも・・・」

相模「そうだよね・・・人生一期一会っていうもんね」

八幡「まあな。俺なんて小学校の頃の同級生から名前忘れられてるレベル」

相模「あ、あんたどんだけなのよ」ズテーッ

八幡「ほっとけ」

相模「あっ、そうだ今日さ、卵が安いんだよね」

八幡「そんなことはとうに知っている。専業主夫志望なめんな」

相模「就職しないのっ!?」

八幡「毎朝毎朝電車に揺られて、上司に頭下げて終電で家に帰って嫁さん子どもにバカにされるなんてごめんだ」

相模「ドラマの見過ぎ。そんなのあるわけないじゃん」

相模「あー話そらさないでよっ!」

八幡「おまえがノッてきたんだろうがよ・・・」

相模「わかってるなら話早いね。ちょっと買いに行くからつきあってよ」

八幡「え・・・なんでそうなんの・・・」

相模「一人あたり2パックまでしか買えないんだよ」

八幡「俺が行ったら多く買えるからついてこいってことですか・・・」

相模「うん。じゃあ夕方あんたんちいくから」

八幡(決定ですか・・・)

相模「あっ、部屋の番号教えてよ。ケータイのアドレスも」

八幡(ま・・・これも一期一会ってやつだろ・・・)

八幡「へーへー。部屋はだな・・・」

いったん終わります。

乙です

相模(えへへへ~ 比企谷のアドレスもらっちゃった~)ポワー

相模(部屋の番号も教えてもらったし~)ポワー

相模(し、しかもこれからお買い物!)ポワー

相模(ま、まるで、ふ、夫婦)

教授「そこの君、講義を受ける気がないなら出て行くように!」

相模 ハッ

相模「ご、ごめんなさーい」オロオロ

夕方・八幡宅

ピンポーン

八幡(来たか・・・)

小町「およっ? こんな時間に誰かな? 」

八幡「相模だよ相模。出かける約束したんだ」

小町「そ、そうなんですか?」

八幡「なんで敬語?」

相模「あっ、比企谷」

八幡「行くか」

小町「みなみさーん」

相模「小町ちゃんもこんにちは~」

八幡「あ、そうだ相模。小町もつれてった方がいいんじゃねえ? 人数多けりゃその分買えんだろ?」

相模「へっ? ま、まあそれはそうなんだけど・・・その」

八幡「ついでに今日の晩飯の買い物も済ませられるしよ。そっちの方が効率いいだろ」

小町(こ、このゴミいちゃんは・・・・・・)

相模「・・・・・・そうだね・・・じゃあ小町ちゃんも行こっか?」

小町「あいあいさー」

小町(先は長いですねー がんばれ南さん!)

サカナサカナサカナー サカナーヲータベールトー アタマアタマアタマー アタマガヨクナルー

相模「あ! あったあった。たまごたまご」

八幡「おまえ毎日自炊してんのか?」

相模「うん。できるかぎりは」

小町「自炊と言えば、聞いてくださいよ南さん」

小町「この兄は、小町が大学に入る前までは毎日コンビニ弁当で済ませていたそうですよ」

八幡「ばっか。おまえ。コンビニ弁当うまいぞ。美味だぞ」

相模「専業主婦志望が聞いてあきれる・・・・・・」

八幡「ばっか。料理なんてもんはカレーさえつくりゃいいんだよ」

小町「お兄ちゃん、カレーつくれないじゃん・・・」

八幡「・・・・・・」


相模(小町ちゃんが来る前に会ってればなあ・・・うちがご飯つくれたのに・・・)

八幡「で、小町。今日の晩飯はなにつくる予定なんだ?」

小町「ふっふっふっ・・・聞いて驚け見て笑え・・・今日は何とっ すき焼きですっ!」

八幡「ええーっ!」

八幡「ってばっかおまえ。こんなくそあつい時期にすき焼きってなんだよ。拷問かよ」

小町「・・・夜遅くにラーメン食べに行く人が何言ってるのかな・・・」

八幡「知ってたのかよ・・・・・・」

相模「ラーメンなら家で作れるでしょ」

八幡「店のやつのほうがうまいんだよ」

小町「とにかくっ! きょうはすき焼きでーす」

ふむ
よい

相模「じゃあね比企谷、小町ちゃん。今日はありがとー」

小町「あーいやいや待ってください南さん」

小町「小町がなんのためにすき焼きにしたとおもってるんですかー」ボソボソ

相模「? 意味って?」ボソボソ

小町(二人そろって世話の焼ける・・・・・・)

小町「いくらなんでも・・・たった二人ですき焼きが食べきれるわけないでしょう。相模さんが加われば助かるんだけどなー」ボソボソ

相模「!?」

小町「気がつきましたかー ささ、お兄ちゃんには小町が説明しときますから」

相模「う、うんありがと」

八幡(・・・高校の時は二度と口をきかないと思っていたはずなんだが・・・)

八幡(・・・そんなやつとなんで一緒に鍋を囲んでいるんだ・・・)

八幡(一度崩壊した人間関係はもう二度ともどらない・・・)

八幡(いままで身をもって体験したはずなのに)

相模「比企谷、おいしーね」パクパク

八幡「そだな。小町、窓あけてくれ暑い」

小町「あけてるよー」

八幡「あけてるのにこれかよ。今年は猛暑かよ。あちー」

小町(ごめんねお兄ちゃん。 南さんを家にあげるにはこれしか方法がなかったんだー)





つづく






第4話「相模南は距離を縮めようと奮闘する」



相模宅

ガチャ

相模「んあー おいしかったー」

相模(・・・・・・)

相模(うち、ほんとにあいつんちに行ったんだ)

相模(最初は一緒に買い物して終わりかと思ってたけど・・・)

相模(晩ご飯まで一緒に食べられるなんて・・・)

相模「きゃーー!」バフバフ

相模「お気に入りのうさちゃんに報告だー」バフバフ

コラァー ウルセーゾ!

相模「ご、ごめんなさーい」オロオロ

相模(またやっちゃった・・・)

これは期待できる

相模のお隣さんは誰なんでしょうね

一人暮らしで卵3パック以上とか絶対食えない
つまり口実だな

>>109
ざ、、、材木座

>>1おつ

>>109
行き遅れの国語教師かも…

またあしたーーー



       , - ―‐ - 、

      /         \
     /    ∧ ∧  ,   ヽ
    ./  l\:/- ∨ -∨、! , ',  さあみんな集まってー!
   / ハ.|/          ∨|,、ヘ   作者の自己満足ssが始まるよー
  |ヽ' ヽ     ●  ●    ノ! l
. 〈「!ヽハ._    __    _.lノ |

  く´ \.)    ヽ. ノ   (.ノ  ̄
   \ `'ー-、 ___,_ - '´

      ` - 、 ||V V|| \
        | ||   || l\ ヽ


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    _ノノ彡彡彡彡彡彡彡三三三三三彡|
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八幡はカレー作ってるよ
ゲームの序盤の話だけど

ていうか八幡普通に料理できるけどな

自分しか食べないんだからめんどくせー料理なんかしないんじゃね

比企谷八幡「おっ、そうだな」

講義中…

八幡(相模の真意…)

八幡(まあ昼飯食ってるとこにくるぐらいだから嫌ってることはないだろうが…)

八幡(昨日相模が帰った後、小町が変なこと言ったせいで余計なこと考えてしまうな)

八幡(小町「女の子はそう簡単に男の子の家にはあがらないよ」)

八幡(てっきり相模は小町になついてるからおまけで俺にも話しかけてるもんだと思っていたが…)

八幡(いや。この21年間。変な勘違いは悲劇しか生まないと俺は学んだ)

八幡(だからこそぼっちの道を選んだともいえる)

八幡(わからん…相模の真意が)

食堂

相模「やっほ比企谷!」

八幡「おう」

相模「まだ注文してない…もしかして待っててくれたの?」

八幡「時間が余んないようにあえて遅く食べ始めるんだよ。ぼっちの鉄則だろ」

相模「悲しいこと聞いちゃった…あんた…高校時代からそんなことしてたの?」

八幡「…まあ…できるかぎりは」

八幡「つーか何他人事みたいな顔してるんだよ。おまえもぼっちだろうが」

相模「そ、そんなはっきりいわなくてもいいでしょ!」プンスカ

相模(な、なんか話題話題…そうだ)

相模「あ、あんたってコーヒー好きなの? いっつも飲んでるから」

八幡「まあな。一番すきなのはマックスコーヒーだ。あれ最強」

相模「あ、あれ甘いのがいいよね。うちにもなんとか飲める」

八幡「おい、なんとかって何だ。マックスコーヒーを冒涜するものは俺が許さん」

相模「そんなんじゃないし! うち苦いの苦手なんだ。ほらあんたが今飲んでるみたいな? 普通のコーヒー」

相模「でもさ、美容室とか、教授の研究室とかいくとさ、出されるの、必ずコーヒーなんだ…しかもブラック…」

相模(あっ! そうだ!)

相模「ねえ比企谷、あんたコーヒー作るロボットって持ってる?」

比企谷「ロボットってなんだよ。そんなハイテクなもん普及してねえよ。コーヒーメーカーな」

相模「あっそれそれ! うちよく知らないからさ、それの買い物付き合ってよ」

八幡「おい、文脈おかしいぞ。おまえコーヒー苦手とかいってなかった?」

相模「そーだけど! やっぱりこれからいろんな場所でコーヒー出されるから…せめておいしそうに飲めるように練習しなきゃなって…家でもつくったりしてさ! それに健康にもいいっていうし」

八幡(…こいつやけに必死だな…ほんとはコーヒーすきなんじゃね? ツンデレかよ。コーヒーにツンデレってなんだよ!)

八幡(冗談はおいといて…断る理由がみつからん…こいつは押しが強いから、ぼっち原則、誘いは適当にお茶を濁す、が使えん)

八幡「あーまあ。いいんじゃねーの」

相模「ほんとっ! じゃあ今日の夕方ねっ!」

八幡(えー…僕てっきり三日後くらいだと思ってましたーこいつ実行早すぎるだろ)

さがみんかわいい

相模宅

八幡 エッホエッホ

八幡「こ、この部屋でいいのか?」

相模「うん、あ、あけるね」 ガチャリンコ

八幡「よっこらせっと」ドスンッ

相模「あ、ありがとね…わざわざ家まで運んでもらって」

八幡「一応これでも常識はわきまえてるんだ。女に重い物は持たせるなってな」

相模「へー」

ガサゴソ ガサゴソ

相模「うわー意外に大きいねーコーヒーロボ」

八幡(コーヒーロボ…必殺技はコーヒービームで相手に苦味をあたえること。むしろご褒美じゃねーか)

相模「ねえ教えてよ使い方」

八幡「ああ」

コーシテ アーシテー ヘースゴーイ デコーヤルト フーン

相模「はい。相模南初淹れコーヒーどうぞ」コトン

八幡「ああ」ズズーッ

八幡(で、俺なんでこいつん家でコーヒー飲んでんの? すぐずらかる予定じゃなかったの?)

相模「えっと…おいしい…かな?」

八幡「ああ」

相模「そういえばさ…あんたがうちくるの初めてだね」

八幡「そだな。結構片付いてるな」

相模「そっ、そうかなっ! 片付いてるかなっ!よかった」(とかいいつつ…このためにバイト早めに切り上げて片付けたんだよねっ)

八幡 ズズーッ

八幡「うまかったよコーヒー。じゃあおれ行くわ」

相模「あ、うん。またあしたー」

相模(あいつ…全部飲み干してくれてる)

相模(うちは半分もへってないやー)

相模(ダメ元で誘ってみたけどあいつやっぱり優しいなぁ)

相模(コーヒーロボット、値段的にはきつかったけど無理した甲斐あったかも)

相模(コーヒーは苦かったけど……)

相模(さっきまでの30分間は甘かった……)




つづく






第5話「比企谷八幡は、少しだけ壁を取り払う」



チュンチュン チュンチュン

小町「おにいちゃーん! 朝だよー! およっ? ドアポストにチラシが」パサッ

小町「夏祭りのご案内…か…もう夏到来ですか」

八幡「おはよ…」

小町「あ、お兄ちゃん祭りがあるんだって祭りだよ」

八幡「なんだ、いきたいのか? 悪いがそれは友達t」

小町「南さんと一緒にいきなよー」

八幡「…ばっかおまえあいつと俺はそんなんじゃねーよ。顔洗ってくる」オオアクビッ

小町(うーん。がんばれ南さん!)

相模宅

相模(なんだろこれ?)パサッ

相模(夏祭りのご案内…うっ…リア獣どもがうようよのイベントだ…爆発しろっ!)

相模(……あいつ…行くかな…)






相模(うん! あいつこっちがいわなきゃノってこないし! 誘ってみよ!)

相模(がんばれ南!)

相模(やっと終わった…あの先生授業長すぎだよ~なんでこの日に限ってオーバーするの~)タッタッタッ

ソレデサー マジデー ツーカコレカッショ イマデショ

相模「比企谷!」

八幡「おう」

相模「あ、あははは」

八幡「……」

八幡「相模」

相模「な、なに?」

八幡「あの時のこと、俺に負い目感じて話しかけてるんなら、もうやめろ」

相模「へ?」

八幡「言ったろ。おれはお前を恨んじゃいない。だからおまえが気にする必要もない。だから…」

八幡「俺に気を使う必要もない…」

相模「そんなんじゃないよ!」

ザワザワ オイナンダ アレ チワゲンカ? ツーカコレカラッショ

八幡「……場所、変えるか…」 

相模 コクッ

アッ デテイクゾ ナーンダ ビックリシター ツーカコレカラッショ

八幡「相模おまえ」

相模「比企谷、あんた変な気回しすぎだよ…あたしだってもうわかってる。あんたに言われたこと。ちゃんと受け止めた」

相模「なんでそんなふうに自分のこと下に見ようとするの? ぼっちだから? そんなの関係ないでしょ」

八幡「……」

八幡「相模、おまえだから言っとく。あのな…おれ女子にメアド聞かれたり、話しかけられたりしたぐらいでさ」

八幡「勘違いして、こいつ俺のことすきなんじゃね? とか思ったりしてたんだよ」

八幡「メアドを聞くのは単に業務連絡を直接いうのが面倒だから。話しかけるのはぼっちの俺に同情してたから」

相模「だからそんなんじゃ…」

八幡「でも俺もガキでそんな簡単なことが読み取れず、告白して、嫌われて」

八幡「だから……勘違いさせるようなことはもう…」

ダキッ

八幡「は?」

ムギューッ

八幡「おいっ…離れr」

相模「…これで…これでも勘違いとか言うの?」

八幡「ばっかおまえ…」

相模「これでまだ…勘違いとかいったら…うちあんたの頭の中疑うよ」

八幡「……」

相模「確かにさ…あんたの昔の話はさ、味方できないよ。勘違いだよ」

相模「でもそれってあんただけじゃない! 女のうちだって、誰だって経験するの!」

相模「でも大半は実行しない。じゃなくてできない。あんたは実行しただけすごいんだよ!」

相模「なにもしなくて後悔するよりよほどかっこいいよ!」

八幡「……」

八幡「おまえに…口で負かされる…なんてな…アホだと思ってたんだが…」

相模「なっ! そんなこと思ってたのっ!」

八幡「勘違い、だったらしい」

相模「当たり前でしょ!」




つづく






第6話「二人は並んで歩き出し、今夜は静かにフェスティバる」



数日後…八幡宅

ピンポーン

小町「あ、お兄ちゃんー南さんだよー」

八幡「わかってる」

トテトテ ガチャ

相模「やっ!小町ちゃん、比企谷」

小町「おおー南さーん! 浴衣だー似合ってますよー」

小町「ねっ、お兄ちゃん?」

八幡「似合ってなかったらバカにしようと思ってたのに」

相模「素直にほめなさいよ!」ペチペチ

八幡「へーへー」

八幡「じゃ、いくか」

相模「うん」

八幡「ていうか俺この町の祭り初めてなんだけど…」

相模「うちもーうちもー」

八幡「おまえもかよ…どうすんだよ」

相模「どうもなんないよ。夏祭りなんてどこも一緒じゃん。出店があって花火があって」

八幡「そのとおりだが、そういわれるとなんか行く気なくすな…」

相模「あー嘘うそ! し、知らない町の祭り見てみるのも面白いんじゃない?」

八幡「千葉の祭りにはかなわないだろうがな」

相模「もーそんなこといわないっ。 ていくか歩くの速すぎる!こっちは下駄なんだからね」

八幡「へいへい」




お わ り



またまたご冗談を

つーかこれからっしょ

二人にとっては思いでの夏祭りじゃないですか
こんなおいしいところで終わるの?

え?これから夏祭りで相模んと居る所をガハマちゃんに見られる所だろ?

>>144
これだよこれを期待してたんだよ

えー、ばっかお前これからイチャラブだろー
とりあえずおつおつ

ガハマちゃん達は結局卒業まで進展無かったぐらいなんだからもういいだろ……一時の気の迷いだったんだよ

ガハマちゃんなら今俺の隣でパソコンなんかするより雪だるま作ろうしって胸を押し当ててきてるよ

>>148…酸素欠乏症になって…

え 終わり?
ここからだろ?

>>144
天才あらわる

続き期待したいけどもう依頼出してるし解散だな

またどこかで会えるのを期待してるよ

まだまだネタはあるだろ!!
海に行ってさがみんの水着に欲情したり!!
冬にスキー行って遭難して裸で温めあってR-18なことが起きたり!!

>>144
これだよこれ

>>144
こっからのスタートだろ

続きキタ、と思ったら終わっちゃったか…
>>1乙、続編か新作でも期待してる

リア獣ハンター静がうろついてそう

おつ。
しかし、この手の展開だと、やみのんが出てこないと物足りなくなったオレはSSの読み過ぎだな。

原作でもさがみんがこんなキャラに改心(というべきか?)したなら嫌われ者脱却して人気出るだろうに…

>>159
ゆきのんとガハマさんが強すぎて相模が入り込む余地がありません\(^o^)/

次回作に期待するしかないな
さがみんかわいいよさがみん

う↑ち↓う↓ち↑う↑ち→う↓ち→

由比ヶ浜「あっ、ん…、や……だ、め…」パンパン
寝戸「ハァハァ…、(相模・・・南、か・・・)ハァハァ、くっ・・・」パンパン
寝戸「(次は、この子に決ーめた♪)・・・クッ、出すぞ!」パンパン、グイッ

みたいな展開はよww

>>163
なんでガハマさんビンタされてるの

ビンタして何を出したんですか?

そらもちろん鼻血ブーよ

sageろ
ks

まだかな

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年02月09日 (日) 15:58:27   ID: G6kOjbjT

なかなかいい作品。もうちょっと続いてもいいとはチラと思う。

2 :  SS好きの774さん   2014年02月09日 (日) 16:41:38   ID: Qd9mmbnW

その後が見たいね

3 :  SS好きの774さん   2014年08月01日 (金) 09:48:02   ID: VbdoKCu7

ほのぼの(●´ω`●)

4 :  SS好きの774さん   2015年06月12日 (金) 21:36:46   ID: _7a4o95F

ほのぼの(●`ω´●)

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