モバP「お題でSS」 (75)
貰ったお題でSSを書きます。
長くても5レスぐらいでさくさく書いていきます。
書き方は色々なのでご注意下さい。
【クラリスのごはん丼】
【アイドルたちのケンミンショー】
【異常に高い結婚願望を持つ和久井さん】
から書いていきます。
お題を募集した際はアイドルの名前とシチュをお願いします!
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1367463109
【クラリスのごはん丼】
俺はクラリスに夕食の席へ招待されていた。
都内某所の教会…その裏にある小さなキッチンに俺は居た。
「もうすぐ出来ますから、あと少しだけお待ちください」
『ああ、別に大丈夫だ…楽しみにしてるから』
「ありがとうございます、腕によりをかけますので」
そう言って彼女は笑った。
その微笑みには神秘さを添えて。
そして、40分程経過してから…だろうか。
「できました…今、持ってゆきますので」
俺はその声を聞いて小さな木造のテーブルの上をそっと撫でた。
買い換えれば…そうは思うが、彼女は清貧を重んじている。
さて、そんな彼女だが…どのような料理なのだろうか。
「ご飯です」
ご飯だ。確かにご飯だ。
どうみてもご飯以外には見えない。
「ええと…こっちが、こしひかりです」
米の種類を尋ねてはいないが、こしひかりらしい。
一粒一粒が大きく、白く輝く光を放っていた。
「これは、釜で炊いたあきたこまちです」
米ばかりではないか。だがとても美味そうだ。
こしひかりをおかずにあきたこまちを食べるのだろうか。
たまにはそういう経験もいいかもしれない。彼女にならってみよう。
「では、いただきましょうか」
『いただきます』
どの米も美味い。テーブルに置いてある塩をかけると、なお。
ああ、そういえば…俺の米の銘柄は、何なのだろう。
俺はそれを尋ねると…頬を赤らめて、言った。
「…ひとめぼれ、です」
おわり
即興なのでこの程度の質ですがこんな感じに書いていきます。
次は【アイドルたちのケンミンショー】を書きます。
4円
>>2
よくわからんがいいオチだった
【アイドルたちのケンミンショー】
このプロダクションには様々な地方からのアイドルが集まっている。
それを知ってか、某有名番組からのオファーが来た。
海外組は、海外ロケが来るが、国内組の大きな仕事はこれが初だ。
もんたに感謝せざるを得ない。俺は、アイドルを大部屋に全員を呼び出した。
「みんな集まってるな?今回はみなに仕事が来てるぞ!」
やった。頑張ろう。嬉しそうな声が部屋に響く。
確認のため、出演予定のアイドルの名前を呼んでいく。
はい。はい。フェイフェイダヨー!彼女は海外組であろうに。
ひと通り呼び終えると、1人のアイドルが俺の元へ来た。
『あ、あの!その。プロデューサー、呼ばれてないんですが…』
「…それは、だって…」
『できることなら、なんでもやりますから!』
「………」
『お願いします!』
「わかった」
「ウサミン星って…どこにあるんだ」
『東京』
出演決定だ。
おわり
次は【異常に高い結婚願望を持つ和久井さん】を書きます。
あ、支援ありがとうございます。筆が遅いので申し訳ありません。
和久井留美。職業、アイドル。
元秘書という異例の前歴の持ち主だ。
時折予定表を彼女に調節してもらっている。
冷静沈着、クール…そういうイメージを持ちがちだ。
けれど、彼女の違う一面も、ファンには指示されているのだ。
ある日、とある営業の電話からそれははじまった。
「はい。はい!わかりました。和久井留美…ええ。では、折り返し電話を」
『…私のこと、呼んだかしら』
「ああ、留美さん。えっと、仕事が来たんだけど…いいかな」
『ええ、私は構わないけれど』
彼女とガラステーブルを挟んで応接用のソファに腰掛ける。
FAXで転送されてきた資料を受け取り、並べる。
今度は…ウェディングモデルなのだ。
『…これ、私でなくてはダメなのかしら』
「俺は…留美さんにやってほしい、と思ってる」
「それに、よく似合うだろうし…ウェディングドレス」
『………』
『そう、なら…いいわ。引き受けましょう』
「ありがとう」
その日から、何やら留美さんの様子がおかしい。
産婦人科のパンフレットがバッグから露出している。
事務所の雑誌の占い…留美さんの結婚運に全て円が描かれている。
婚期、結婚、指輪、子供…そんなワードにぴくり、と肩を震わせているのだ。
そして、雑誌取材に家事が趣味、と答えたり。
料理をはじめたのか、指に小さな傷を作っていた。
「留美さん…最近、悩んでること、あるんですか」
『………』
『ええ』
「俺で力になれるなら、何でも相談して下さい」
『その…仕事の事、なのだけれど』
『結婚、いえ…その前に、男性との交際もないから、そういうのがわからなくて』
『それに…結婚前にウェディングドレスは、婚期を逃すんだ、って知ったの』
『けれど、仕事は完璧にこなしたいと思うから、心情を理解しようと思って』
「…留美さんなら、すぐにでも結婚できると思うんですが」
俺の正直な気持ちだった。それは、もう1つの意味もあって。
それに気付いたのか…彼女は、朱に染まった表情で言った。
ありがとう、そして…頑張るから。そう言って、笑った。
彼女は以前より…ずっと自然な笑顔で笑ってくれるようになった。
その笑顔に惹かれて、俺は。
そして、仕事の当日。
緊張していた。
本番さながら、と言ったセットに俺は驚いていた。
メイクを終え、それを完璧に着こなした彼女がそこにいた。
言葉も、息を呑むのも忘れ、俺の視線は奪われた。
「…すごく、素敵です」
『…ありがとう』
何だか、照れくさい気分になって、振り払うように俺は言った。
ああ、そして…彼女も同じのようだった。
「では、行きましょうか」
『ええ』
彼女は俺の腕に手を回し、俺もゆっくりと歩き出した。
結婚とは、このような幸せに溢れているのか。
彼女は耳元で、俺にそっと呟いた。
『ファンレターで「るみちゃん結婚して」ですって。小さな男の子からよ』
「あはは。俺も負けていられません」
『………』
『それって…』
俺は何も言わず、彼女に向かって、ただ、笑いかけた。
意味を察してくれたかどうかは…定かではないが。
彼女は俺にだけ聞こえる声で、続けて言った。
「ちゃんと…ちゃんと横にいて欲しいの。お願い」
その手は微かに震えていた。
俺も同じだ。それ以上に緊張している。
長く続く道を終え、祝福の花束が舞い上がっていた。
「私…和久井留美はずっと貴方のそばにいると誓うわ」
「それがプロデューサーとアイドルの関係でも、それ以上でも…」
『…俺も、留美さんのそばに…ずっと、そばにいることを誓います』
俺たちは、誰にも聞こえない声で囁きあって。
誓いの言葉を述べて、薄いレースの先には、彼女の端正な顔立ちがあった。
これからも長く続く道の先。そして、仮初の舞台の上で。
俺たちは、真実の愛を誓った。
おわり
こんな良い話になるとは乙
コレジャナイ!感あったら本当に申し訳ありませんでした。
とりあえず最初にいただいた3つのテーマを書き終えました。
よろしければお題を投下していただけると幸いです。
アドバイス等々もいただけると幸いです。
では、次のお題をお願いします!
安価 >>13 >>14 >>15
怒られて(失敗して?)しゅんとしてる柚ちゃんを慰める的なのオナシャス!
>>10 修正です
× 「ちゃんと…ちゃんと横にいて欲しいの。お願い」
○ 『ちゃんと…ちゃんと横にいて欲しいの。お願い』
×「私…和久井留美はずっと貴方のそばにいると誓うわ」
「それがプロデューサーとアイドルの関係でも、それ以上でも…」
『…俺も、留美さんのそばに…ずっと、そばにいることを誓います』
○『私…和久井留美はずっと貴方のそばにいると誓うわ』
『それがプロデューサーとアイドルの関係でも、それ以上でも…』
「…俺も、留美さんのそばに…ずっと、そばにいることを誓います」
かっこ逆でした。申し訳ありません。安価下でカウントします。
アイドルにアンケート「初めてのデートはどこに行きたい?」
出演アイドルはお任せで
幸子の前で他のアイドルに可愛いと言い続けてみる
幸子を「カワイイ」系の言葉だけで照れさせる
涼宮星花の憂鬱
では、
【怒られて(失敗して?)しゅんとしてる柚ちゃんを慰める】
【アイドルにアンケート「初めてのデートはどこに行きたい?」】
【幸子の前で他のアイドルに可愛いと言い続けてみる】
を書きます。少々お待ちください。
間違っていた場合指摘していただければ。
俺は頭を下げていた。
すみません。申し訳ありません。
苦言を呈されるのは俺だけでいい。
彼女に…喜多見柚に、何の罪もない。
「ごめん、なさい…アタシ、失敗しちゃった」
事務所へと続く道程を走る車の中、彼女はぽつりと呟いた。
いつもの活発な彼女の姿は、そこにはなかった。
『気にしないでいいよ。あれは…俺のミスでもあったんだ』
『ちゃんと、仕事の趣旨を確認出来てなかったから』
『ほら、すぐに次の仕事取ってくるからさ。頑張ろう!』
「…うん」
俺は彼女を慰めようと、気分を切り替えたが、失敗に終わった。
きっと…俺への責任を感じているのだろう。
そんな顔はさせたくない。
『………』
『あ、俺…用事があるんだった。柚、付き合ってくれ』
「いい、よ」
このまま帰っても、俺は残業をするだけだ。
それに、彼女を放ってはおけない。
俺の睡眠時間を削って、彼女が笑ってくれるなら…この程度、安いものだ。
早いなすごいわ
車を停め、俺は柚の少し前を歩き出した。
相変わらず、彼女は俯いたままだった。
いい方法、など分からない。けれど、俺は。
『俺、お腹空いてきたんだ。何か食べに行こう』
精一杯の笑顔を向けて、柚に言った。
彼女からの返事はない。それでも、いい。
『好きなもの頼んでいいからな、遠慮しなくていいよ』
「…そっか。なら…アタシは、何か甘いものでも頼もっかな」
俺は腹が減った、という言葉と裏腹に軽食だった。
それに反して彼女はいくつかの甘味を頼んでいた。
そして、フォークがかちゃりと音を立て、同時に、彼女は言った。
『今日…ごめんなさい。で…その。ありがとう』
『お腹、空いてないでしょ?』
「………」
『その…さ。アタシ、これからも失敗することって、あると思うんだよね』
『でも、頑張るから。だから…』
「ちゃんと、見てるから」
「何かあれば、俺が支える。プロデューサーだから」
「そして、1人の男として…って、何か変なこと言っちゃったな」
『ううん、ありがとう。アタシ、思ってるんだ』
『Pサンに声かけてもらって良かったな…とか!』
『女の子なんて星の数ほどいるでしょ?』
『でもアタシの事、人込みの中で見つけ出してくれたのは…Pサンだけなんだよっ!』
ようやく笑ってくれた、彼女の顔には、夕焼けかどうかも定かでない朱が差していた。
それに加え、慌てたように俺の口へフォークに乗せたケーキを運んだ。
少し照れくさかったが、ありがたくいただくことにした。
『じゃ…食べ終わったし、帰ろっか!』
『Pサン、アタシ今後も頑張るから…見ててねっ?』
店を出て、俺の少し前を歩き出した彼女の顔は見えない。
けれど…きっと、笑顔で居てくれるだろう。
俺の口の中のケーキに、さらに甘みが差した気がした。
おわり
【怒られて(失敗して?)しゅんとしてる柚ちゃんを慰める】でした。
柚ちゃんはじめてだったのでコレジャナイでしたらすみませんでした。
次は【アイドルにアンケート「初めてのデートはどこに行きたい?」】 を書きます。
少々お待ちください。
乙
【アイドルにアンケート「初めてのデートはどこに行きたい?」】
俺は雑誌の取材内容の確認をしていた。
やっと経営も軌道に乗り出し、アイドルにスポットライトが当てられる。
ファンはアイドルの一言一句、一挙一動にも目を向けてくれている。
その期待に答えるためにも、俺は努力を惜しまなかったのだ。
そして、今回の取材対象…渋谷凛、佐久間まゆ、城ヶ崎美嘉を呼び出した。
「ええと、みなに雑誌の取材が来てるんだ…各自コラムは書いてると思うけど」
インタビュー記事では、アイドルの直筆のコラムが掲載される。
それと当時に、雑誌社側のインタビューも当時掲載される。
2つの側面からアイドルを知ることができる、と好評だった。
うん。大丈夫だよ、と凛。
問題ありません、とまゆ。
楽勝だねっ★、と美嘉。
さすが俺の自慢のアイドルたちだ。仕事が早い。
ああ、共通の質問を聞くのを忘れていた。
これは俺の仕事だというのに。
「共通の質問だけど…初めてのデートはどこに行きたい?」
『プロデューサーの家かな』
『ですねぇ』
『うんっ★』
質問を変えてもらうことを決意した。
おわり
【幸子の前で他のアイドルに可愛いと言い続けてみる】 を書きます。
少々お待ちください!申し訳ありません。
>>25 修正です!
× それと当時に、雑誌社側のインタビューも当時掲載される。
○ それと当時に、雑誌社側のインタビューも同時掲載される。
としてお読み下さい。失礼しました!
ま、焦るな
そんなミスはよくあること
乙
ありがとう
【幸子の前で他のアイドルに可愛いと言い続けてみる】
輿水幸子。
接頭語に自称・カワイイ、自称・天使などが着く。
一人称はボク、と言った感じに可愛らしいアイドルである。
ただ…芸能界では少々謙虚さが必要になってくる。
確かに文句のつけどころのない美しさだが。
そして、俺は考えてみたのだが。
幸子の前で他のアイドルに可愛いと言い続ければ…どのような反応をするのだろうか。
早速やってみようと思いたち、アイドルたちに事情を話した。
なるほど…確かに。なんだか納得していた。
きっと興味があるのだろう。
幸子は事務所のソファで雑誌を読んでいる。
そのふしぶしに、ボクには似合いすぎます、との呟きが聞こえる。
ふう。深呼吸を終え、アイコンタクトで開始の合図を出し、俺は大きな声で言った。
『可愛いな』
ぴくり。
幸子の肩が震える。
俺は目線を逸らしている。
すごく見てる。
誰のこと?という視線で。
そしてまた雑誌に視線を落としていた。
『…可愛いな』
ぴくりぴくり。
明らかにこちらを見ている。
だが俺は見ない。決して見ないぞ。うん。
『ああ、可愛い。撫でさせてくれ』
アイドルの頭を撫でていく。
俺の方を向いているアイドルは吹き出しそうであった。
誰もが肩を震わせているが、幸子の目にはどう映っているのであろうか。
よし、行ってくれ、と目で合図し、アイドルたちは行ってしまった。
そしてすぐに幸子がこちらに来る。早い。早すぎる。
俺の顔を正面からじっと見つめ、言った。
「んっ!」
『………』
頭を突き出す幸子。つむじが見える。指でつついた。
「違います!んっ!んっ!」
意味が分からない。つむじを披露して何があるのか。
「………」
「ボクには…言ってくれないんですか、カワイイ…って」
落胆していた。なんだか可哀想になってしまった。もうやめよう。
幸子の頭に手をやり、優しく撫でて謝った。ごめんな、と。
そして、心を込めて幸子に可愛いことを告げた。
『…幸子は、可愛いよ』
彼女は嬉しそうに目を細め、にっこり笑って言った。
「ええ」
「ボク、カワイイですよねぇ…」
スカイダイビングの刑に処することにした。
おわり
乙だけで書き込んでしまった。
柚ちゃん可愛かった。ありがとう。
これで、
【怒られて(失敗して?)しゅんとしてる柚ちゃんを慰める】
【アイドルにアンケート「初めてのデートはどこに行きたい?」】
【幸子の前で他のアイドルに可愛いと言い続けてみる】
の3本を終わります!ありがとうございました。
こんな性格じゃないよ!ということでしたらすみません。
よろしければ次もお題をいただければ幸いです。
安価 >>+2 >>+3 >>+4 でお願いします!
あ、安価ミスってました。
>>+1 >>+2 >>+3 でお願いします。
乙 すごいな
乃々と組ませた茜が「むーりぃー」状態に
お金より大事なもの 亜子ちゃんで
イブ、水着ロケでポロリアクシデント
では、
【乃々と組ませた茜が「むーりぃー」状態に】
【お金より大事なもの 亜子ちゃんで】
【イブ、水着ロケでポロリアクシデント】
の3本を書きます。少々お待ちください。
乙
さっちゃん書いてくれて感謝
【乃々と組ませた茜が「むーりぃー」状態に】
俺は思案していた。
森久保乃々…彼女についてだ。
あまりアイドルに乗り気ではないのだろうか。
彼女はあれだけの資質を持っているというのに。
だが…無理強いはよくない。これは…最後の賭けだ。
俺は日野茜と森久保乃々を呼び出した。
「今日から1週間、2人でレッスンを行ってほしい」
『わかりました!頑張ります!』
茜は相変わらずやる気に満ちている。嬉しい限りだ。
そしてそれに反して、乃々はあまり、だった。
『えぇ…べ、別にいいんですけど…』
「…乃々、俺の…最後の頼みだ。これが嫌なら、そうしよう」
「アイドルも…手を引いてくれて構わない。けど、これが最後だ」
「お願いします」
俺は乃々に頭を下げた。可能性を埋もれさせたくない。
それを見て、乃々は恐る恐るといった様子で俺に言った。
『プロデューサーさんを困らせるのはダメだから…少しだけ頑張る…』
「…ありがとう」
『で、でも…できるだけ、ですけど』
「うん。それで十分だ。茜も乃々と頼むな」
『はい!じゃ、レッスン行ってきまーす!』
ぱたん、と閉じられたドアの向こうから、茜の元気な声が聞こえる。
俺は茜に…全てを託す他なかった。乃々が、楽しさに気付いてくれれば。
1週間後、事務所に乃々がやってきた。
「おはようございます、仕事行きたいんですけど…」
なんということだ。茜はやってくれたのだ。
嬉しくて涙が出そうだ。そうだ。茜はどこだ。
『茜!ありがとうな、乃々もよく頑張ってくれた』
「はい…早く、仕事行きたいんですけど…」
『うん。決まってるから、すぐに行こう。茜も準備してくれ!』
「………」
「むーりぃー」
嘘だろ。
おわり
>>39 修正です!
[×]
「おはようございます、仕事行きたいんですけど…」
なんということだ。茜はやってくれたのだ。
嬉しくて涙が出そうだ。そうだ。茜はどこだ。
『茜!ありがとうな、乃々もよく頑張ってくれた』
「はい…早く、仕事行きたいんですけど…」
『うん。決まってるから、すぐに行こう。茜も準備してくれ!』
「………」
「むーりぃー」
[○]
『おはようございます、仕事行きたいんですけど…』
なんということだ。茜はやってくれたのだ。
嬉しくて涙が出そうだ。そうだ。茜はどこだ。
「茜!ありがとうな、乃々もよく頑張ってくれた」
『はい…早く、仕事行きたいんですけど…』
「うん。決まってるから、すぐに行こう。茜も準備してくれ!」
『………』
『むーりぃー』
としてお読み下さい。またかっこ間違えました…すみませんでした。
次は【お金より大事なもの 亜子ちゃんで】 を書きます。
少々お待ちください。
ナイスwwwwwwww
オチわかってても笑ってしまったthx
もっと落ち着いて書いてもええんやで
【お金より大事なもの 亜子ちゃんで】
土屋亜子。
俺は土屋亜子の手腕に驚嘆せざるを得なかった。
異常なまでのリスクとリターンの計算力。
金銭が絡むと彼女の右には並べない。
彼女は貯金と食事を愛し、その貯金でレストランを予約したりする。
その彼女にお金より大事なものがあるのだろうか。
ある種ちひろさんと並んでみてしまう。
レアメダルにされそうだった。
「亜子、亜子にはお金より大事なもの…って、あるか?」
俺は何やら作業をしている亜子と背中越しに会話をはじめた。
彼女はううん、と唸ったあと、言葉を選ぶように言った。
『世の中銭よ!…あー、でも、無いわけでもないね』
「………」
失礼な話だが、少し驚いていた。
気になってしまって、彼女の答えを待った。
『ほら、幸せ?とか、お金で買えないから』
「…そっか。そうだよな」
お金より大事なものなど無数にある。
友情、愛情、幸せ…それは、当然のことだ。
彼女も疲れているだろう。飲み物を入れてあげよう。
俺は彼女に感動を覚え、丁寧にコーヒーをいれていた。
作業お疲れさま、と彼女の背中に声をかけ、振り向いた。
『あ…』
彼女は札束を見て笑っていた。
先ほどまでの感動の秘話はどこへ。
焦ったように彼女は、続けて俺に言った。
『………』
『お金で幸せは買えなくても、無いよりあった方がいいじゃない?』
俺の涙を返してくれ。
おわり
【お金より大事なもの 亜子ちゃんで】でした。
ご期待に添えなければすみません…では、次です。
【イブ、水着ロケでポロリアクシデント】を書きます。少々お待ちください。
SSだと守銭奴キャラをちひろさんにとられ気味の亜子ちゃんかわいい
【イブ、水着ロケでポロリアクシデント】
真夏の海は、やはりいい。
俺はイヴ・サンタクロースと撮影に来ていた。
名前に反して、彼女はとても嬉しそうに仕事に励んでいた。
『刺激的な夏になりそうです〜☆』
確かにとっても刺激的だ。その胸はサンタさんからの贈り物かな。
俺も何故か水着姿で、イヴを見て前屈みになっていた。
というか、男性陣はみなそうである。
そして…俺は、期待していることがあった。
それは俺だけのことではない。ポロリだ。アクシデント!
俺は脳内で流暢にそれを発音していた。アクシデ…アクシデンツッ!
『もう、Pさん、あんまりジロジロ見ないでください〜☆』
そうは行かない。ならばそのお胸を揺らさないでいただきたい。
俺の煙突に侵入してはくれませんか。くれませんでした。
サンタクロースも人を選ぶということである。
『一肌脱いじゃいますよ〜☆』
何だと。水着姿から一肌脱げば…それは、つまり。
なんということだ。スタッフが止めに入る。やめろ。
だが…それは間に合うことはなかった。神よ、ああ…。
カメラに映るピンク色の突起。下は何も着けていない。
恥ずかしそうに四つん這いになっていた。
そろそろ止めに入らないと。
「ほら、もう服を着るんだ」
「ブリッツェン!」
おわり
以上で
【乃々と組ませた茜が「むーりぃー」状態に】
【お金より大事なもの 亜子ちゃんで】
【イブ、水着ロケでポロリアクシデント】
の3本を終わります!ありがとうございました!
よろしければ次もお題をいただければ幸いです。
次のお題をお願いします!
>>+1 >>+2 >>+3
他の子と話してるのを見てもやもやするけど態度にうまく出せない千秋
妹ヶ崎とデートしてる最中に姉ヶ崎とばったり会う
棟方師匠VS早苗さん
お題ありがとうございます。感謝です。
【他の子と話してるのを見てもやもやするけど態度にうまく出せない千秋】
【妹ヶ崎とデートしてる最中に姉ヶ崎とばったり会う】
【棟方師匠VS早苗さん】
の3本を書きます。引き続き少々お待ちください。
【他の子と話してるのを見てもやもやするけど態度にうまく出せない千秋】
「ああ、ええと…この資料の、ここについてだったら」
俺はアイドルたちと次の企画の話し合いをしていた。
そこで俺は気付いたことがあった。
黒川千秋のことだ。
なんだか遠くからこっちをちらちら見ている。
用事があったのだろうか。
「千秋?どうかしたか」
気づかれていないつもりだったのか、慌てて俺から視線を逸らす。
どうしたというのだろうか。千秋は言った。
『え?え、ええと…別に。別に、なんでもないわ』
「…そう、か」
待たせてすまない、と声をかけ、再び資料に目を落とす。
すると、また千秋がこちらをみて、何が言いたげな顔をする。
10分ほどである程度話のまとまりができ、俺は仕事を終えていた。
『その…ちょっと、いいかしら』
「うん、いいぞ」
『…よかった。なら、あちらに座りましょう』
千秋は慣れた手付きで俺にコーヒーを入れてくれた。
ソファに腰掛け、その距離はかなり近い。
というか隣に座っているのだが。
「その…今日。千秋…どうしたんだ」
『べ、別になんでも…その』
『あ、あなたが…他のアイドルと話していると、えっと』
『…自分でも、分からないの』
…自意識過剰でないことを祈るばかりだが、これは。
そんなことがあるだろうか?
黒川千秋だぞ。クールビューティだ。
彼女が…まさか、俺に…嫉妬をしている、のか。
「…千秋は、今日…レッスン終わってから、時間あるかな」
『あるけれど。どうかしたのかしら?』
そわそわしている。膝の上の握りこぶしが震えている。
頬も赤い。息遣いも間近で聞こえるほどだ。
背の関係で俺に上目遣いの状態だ。
そして…なんだか、その瞳は潤んでいた。
俺。俺はどうなんだ。千秋を…その。
ああ、こんなことを考えていても仕方が無い。
たまに、そう。たまにはちょっと誘ってみるだけだ。
「千秋…帰り、どこか寄って行かないか」
『い、いいの?いいえ、そうではなくて。わかった』
『時間!時間は…』
「今から行こう、俺も仕事…終わったからさ」
『え、ええ。なら、準備があるから…10分後に下で』
ぱたぱたと忙しなく駆けていく千秋が愛らしく思えた。
その姿を見ていたアイドルは笑っていた。
何か深い意味があるかのように。
何もしないよ。本当だよ。ご飯食べるだけだよ。
『…お待たせ』
さっきより格段にメイクに手が入っており、髪も整っている。
バッグに両手を添え、非常に女の娘らしいではないか。
「行こう、か」
『…うん』
先を歩く俺の服の裾を、そっと掴み、俺たちは歩き出した。
そう。これは、たまに…ごくたまに、あることだ。
こんな日も、あっていいと思うのだ。
さて、今日はどこへ行こうか。
おわり
【他の子と話してるのを見てもやもやするけど態度にうまく出せない千秋】でした。
【妹ヶ崎とデートしてる最中に姉ヶ崎とばったり会う】 を書きます。
少々お待ちください!
【妹ヶ崎とデートしてる最中に姉ヶ崎とばったり会う】
俺は決して変態ではない。
女子中学生に恋心など抱いてないよ。
俺の手から4枚の100円玉が投入されていた。
カメラに向かってポースをキメて!
城ヶ崎莉嘉のポーズはキマっていた。
変顔ブームなのか、変なものがキマっていないだろうか。
プロデューサーとしても、1人の男性としても心配で仕方がなかったのだ。
『よーし、これでバッチリ☆』
携帯に貼って、と促され、貼るよ、と苦笑いをして答えた。
アイドルと撮ったプリクラはとても貼れない。
貼りたい気持ちはあるのだが。
『JCのアタシに色々とやりたい放題なPくんは幸せモノなんだよ!?』
こらこらこらこら。店内でなんてことを。割と声が大きい。
店外に出た俺を待っていたのは冷たい視線だった。
おまわりさん俺じゃありません。
「…それで、これからどうするんだ?」
『お姉ちゃんにメールしよ〜っと』
『えへへ、こんなトコお姉ちゃんに見つかったら大変だ』
確かに大変だ。困ってしまう。
メールを送信し終えて、俺の質問に悩んでいた。
そして、そのときのことだった。後ろから着信音が聞こえていた。
困った。
『プロデューサー…な、何…してるの』
それはもちろん、城ヶ崎莉嘉と遊んでいただけだよ。
それを口にできる勇気はなかった。
「あ…お姉ちゃん」
『莉嘉、約束したじゃん』
「こ、これはその…遊び、というか」
『遊びの関係…なの?』
待って。もっと適切に話をして下さい。
道行くお母さんが俺を見てる。
どうにかなりそうだ。
「あっ!お姉ちゃん、もしかしてヤキモチ?」
『え!?べ、別にそんなこと…あ…ある、けど…』
『そ、そんなことより!前、プロデューサー、アタシと約束したじゃん!』
『どこか連れて行ってやるからな、って』
『嘘…だったの』
「え…Pくん、お姉ちゃんとも…?」
なんだこの流れ。明らかに矛先が俺に来ている。
そのうち間違いなくおまわりさんが来る。
その前にこれを収束させないと…
『冗談だよ★プロデューサー、焦りすぎ』
「さっきお姉ちゃんとメールで驚かせようって決めてたんだー☆」
なんだ、そうだったのか。
この場で捕まるかと思ってしまった。
ああ、よかった。俺は2人に声をかけ、歩き出した。
『あー、でも…』
美嘉の表情は見えない。
嬉々とした声音で話し始める。
『連れてって、って言ってたのに…』
こっちを向いた美嘉の目はすわっていた。
ヤバイ。これは本当にまずい。
「連れて行く!行かせて下さい、お願いします」
『よろしいっ★』
…どうにも、この姉妹には、敵いそうにない。
おわり
【妹ヶ崎とデートしてる最中に姉ヶ崎とばったり会う】でした。
【棟方師匠VS早苗さん】を書きます。少々お待ちください!
乙
正にこういうのが読みたかった
いいよいいよー
【棟方師匠VS早苗さん】
俺は棟方愛海とある協定を結んでいた。
彼女は生粋の変…イタズラ好きだ。
だからちょっと彼女は気になってしまうのだ。
所属している美しいアイドル…その胸が。谷間が。膨らみが。
俺はそれに感銘を受け、とあるミッションを行うことになっていた。
相手は片桐早苗。元警官。あらゆる武術をこなしている。
一般人では到底太刀打ちが出来ない。そして俺がやれば連行だ。
ならば…そこに棟方愛海という協力者を得て、それは実現されるのだ。
早苗さんのバストに顔を埋める。それが俺の夢なのだ。
性格にはバスツというべきか。俺と愛海で片乳ずつ。それでバスツだ。
『こちら、プロデューサー。そちらの状況はどうだ』
「こちら、棟方愛海。異常なし。異常な膨らみを発見」
俺も彼女もノリノリであった。トランシーバーまで買った。
結構高かっただが、夢を実現するには安い。
俺はわくわくしていたのだ。
『いいか、俺が右乳を攻める…愛海は左だ、可能なら両乳を補足しろ』
「了解。うひひひ、はじめるよ!」
合図と共に俺は狭い事務所を駆け抜けた。隣には棟方愛海。
異常を察知したのか早苗さんは戦闘態勢に入った。
まずは俺の右ストレートが右乳へ飛んだ。
『甘い!』
素手で軽く受け止められ、乳への進撃は食い止められた。
俺の股間は立体軌道しているというのに。
俺は叫んだ。心のままに。
「あたしは夢を…鷲掴み!」
隣から出てきた愛海に気づかなかった早苗さん。
その腕はシャツの隙間に穴を開け、彼女の侵入を許した。
黒いブラが露出する。俺の巨人は14cm級巨人に変化していたのだ。
無論殴られた。
『…で、どうしてこんなことをしたの』
「夢を掴みたかったからです」
彼女は正直だった。俺も同様に答えた。
ふう。なるほど。早苗さんは溜息をついた。
ああ、許してくれるのか。なんと優しいのだ!
連行された。
おわり
>>60 修正です!
× 性格にはバスツというべきか。俺と愛海で片乳ずつ。それでバスツだ。
○ 正確にはバスツというべきか。俺と愛海で片乳ずつ。それでバスツだ。
何度もすみません!
これで、
【他の子と話してるのを見てもやもやするけど態度にうまく出せない千秋】
【妹ヶ崎とデートしてる最中に姉ヶ崎とばったり会う】
【棟方師匠VS早苗さん】
の3本が終了です!よろしければ引き続きお付き合い下さい。
それでは、次のお題を募集したいと思います!
安価 >>+1 >>+2 >>+3
拓海と仁奈と薫
Pとちひろの結婚披露宴でのアイドルたち
Pさん大好き藍子ちゃんのゆるふわデイズ
進撃のきらり
>>60 修正その2です…
× 『いいか、俺が右乳を攻める…愛海は左だ、可能なら両乳を補足しろ』
○ 『いいか、俺が右乳を攻める…愛海は左だ、可能なら両乳を捕捉しろ』
です…すみません。安価下でカウントします。
アイドルと結婚しようと目論むP
進撃のきらりーVSのあさんー
【拓海と仁奈と薫】これはシチュエーションが>>1任せですがご了承下さい。
【Pとちひろの結婚披露宴でのアイドルたち】
【Pさん大好き藍子ちゃんのゆるふわデイズ】
の3本を書きます。引き続き少々お待ちください。
アドバイスをいただければ幸いです。
>>1はあとどれくらい続けてくれるんだい?
【拓海と仁奈と薫】
アタシ…ええと、向井拓海だ。
アタシは今、レッスンを終えて近くの銭湯の方へ歩いてる。
アイツはアタシに年少組の世話まで押し付けやがった。
…ま、ガキの世話にも慣れてきちゃいるんだが。
市原仁奈に龍崎薫。似たもの同士って感じだ。
それに仲間でもあるし、交流もたまにはいいかもしれない。
裸の付き合いって言葉もある。そうだ。
「銭湯が見えてきやがりました!」
言葉の使い方を教えるべきだろうか。
可愛らしいんだが、これでいいのか。
「あー!かおるお風呂はじめてだから楽しみー!」
「分かったから落ち着け。逃げやしねえよ」
薫は銭湯の暖簾に夢中だった。ま、最近こんなとこも少ない。
しかも都内だ。昔ながらの、ってのがあまりない。
はしゃぐ気持ちもわからなくはない。
仁奈は銭湯の煙突を物珍しそうに眺めていた。
煙突って言えば、工業地帯とかにしかねえからな。
「よーし、お前らじっとしてろよ。金払ってくるからな」
「はーい」
ま、たまにはいいだろう。
金を払い終えて、行くぞと声をかけていた。
薫が男風呂の方に行こうとしたのを慌てて止めた。
女は女風呂に入るべきが相場なのだ。
「ほら、お前らとっとと服脱げ。入るぞ」
アタシは隠すこともなく普通に服を脱いでいった。
薫もいそいそと服を脱ぎ、できたよーと笑っていた。
くそ。なんでアタシは慌ててんだよ。普通に可愛いな。
「仁奈、まだか?ああ、きぐるみ脱げねえのか…手伝ってやるよ、背中出せ」
「だ、大丈夫でやがりますよ」
「いいって。別にとって食うわけじゃねえよ。ほら」
アタシは仁奈に背中を向けさせてチャックに手をかけた。
ああ、薫が先に入ろうとしてる。待て。
開けようとしたときだった。
「構うな」
低い声がきぐるみの隙間から聞こえた。
アタシは開けるのをやめた。
触ってはいけない。
「あ…アタシら、先に入ってるからな、自分で脱げよ、任せたぞ」
「仁奈に任せやがってください!」
アタシは一足先に風呂へと足を伸ばした。
やっぱ広い風呂はいい。
年少組の2人はアタシの胸を眺めてた。
そのうち成長するだろうからつつくな。触るな。
薫の頭を洗ってやって、仁奈の身体を洗ってやった。
…なんだか、こうしてるとマジで姉さんって感じだ。
姐さん…そっちじゃねえ。姉さんのほうだ。
長い時間湯に使って、アタシたちはロビーでコーヒー牛乳を飲んでいた。
「…っ、やっぱ風呂あがりはこれだな」
「うめえですよ!」
「おいしー!」
「もうそろそろ暗くなってきたし帰るぞ」
アタシはそれだけを告げて、先に歩き出した。
それにはちょっとした理由があった。
ガキは苦手だ。そう言っていたアタシだったけど。
口元が緩むのを、抑えられなかったからだ。
…また、来てやってもいいかもしれない。
おわり
乙
お題は18禁でも大丈夫?
【拓海と仁奈と薫】でした。
ご期待に添えなければすみませんでした。
【Pとちひろの結婚披露宴でのアイドルたち】を書きます。
少々お待ちくださいませ。
>>70 さん
適当に飽きるまで続ける予定です。
練習させていただく機会もあまりないので。
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