貴音「わたくしは認めません!!」 (56)

響「貴音ってさ」

貴音「はい」

響「口開けて寝るよね」

貴音「はい」






貴音「……はい?」

響「だからさ、この前指入れてみたら」

貴音「待ちなさい響」

響「ん?」

貴音「どういうことですか?」

響「どういうこと、って?」

貴音「口を開けて寝る、とは」

響「そのままなんだけど……」

貴音「はて?」

響「貴音って寝る時、いっつも口開けながら寝てるって話」






貴音「えっ」

響「えっ」

貴音「えっ、いや、意味がよくわからないのですが」

響「意味も何もそのままの意味だぞ」

貴音「響、わたくしの二つ名を知っていますか?」

響「二つ名?」

貴音「『銀色の王女』、です」ドヤァ

響「あぁ、それね」

貴音「そうです、わたくしは『銀色の王女』、四条貴音であることを忘れてはなりませんよ」

響「自分忘れてなんかいないぞ」

貴音「では、わたくしの寝相は?」






響「いつも口開けっぱなし」

貴音「」

                _,.。-',r"        ,r     `"'' ー. 、,_
               ,.r'"   /          /‐'"´ ̄ ̄ ̄`"'ー-、_ヽ、
               /     /         /,rへ、.,_,rー-===-、 `ヽェ-:、_
           .,r'     /          ./    '      :    '; ̄ヾヽ `'ー、
          , '      ./         /   ./       '    ',  ':, ヽ |
           /      /         .,'    /        .;'    .!    .ヽ l
.          /       ./           ;' 、, /        .;'     :l      ':!
         .;'       ./          ,'  ,/\     ,r/     j     :  '、 
        i      , .'             j  r| /  `ヽ、_ ,/.://     .l:  .  i   ';
.        j      /./          l  ./レ!     ./ー//      jl:     !    !
       l    ./ /           j i/,.j!jュ、..,,._メ:/ /'7     ./.|.j|_,..  j   l 1
       .i  . ./ ;'           jV'|1:!'",r:ベ-=ミ:ュ//     ,:/ l7|:   ;   j1|
        j  ;/ ,:'        /.   i:   ヾ .{..:.:.!  ヾf ̄`ヽノ/  /.:l   ;'   j !
      ;' ; '  /   .     /     l.    ヽ:._;ノ    : : : : : : : ;r=ニミ::、,j'   ,! lj
      / ,:'  .//  .      j     l      `'ー . : .:..:..:..:.i :.: ;i.j ./'/^'ヘ ./i
     /  ./ .j   :      i:.      !               i.  !ノ  /: :  `' 1
    /   ./ /i   :      |. .    i               ノ    i': :.    ',
  ./     ./ ./ l   .:       i:. .     i                  j:  :     :
        ,' j 1   .:.     ';. :.    :、 し              ,:i:.   .    '、
      j  l  i    :.     '、 、    '.               / l        :、  
     ./ i'  !  '、          ヽ .\: . ',、   -=ニ^>    ,/  .!         '、
    .,:' .{  ヽ、 ヽ、             \. ':`': .、        ,r'"     !         ヽ
   .,:'   `'ー.、_`'ー、ヽ、           `ヾ:、.;_`':..、,  ,. :'"  !    :,    .      \
  ,r'         `'ー-、,_`'ー                `ヽ、':ー:--.、,_  i     ',       ` ' ー-ヽ、,_
/        ,    .l.`":ー:.、,_             `ヽ、: . . .`ヽ、i.    .i、             `"' ー- 、_
        /_,.... ....,_L,_. . . . . `':...、,_  、_         ヽ: . . . . .ヽ、    ',`'ー-、,_         .      `丶、
      ,.r',/. . . . . . . . .`、'ー-:、_ . . .`':..、 `'ー:、       ヽ; . . . ./:、   ':、   `' ‐-、_              `ヽ
    ,.。 '",r'. : . : . : . : . : . : . :`ヽ、:`丶: : . :.ヽ;、  `ヽ、      '、: ./  ':、、  ヾ:-、     "ヽ;-.、            〉

俺がおちんちん突っ込んで塞いでやるからな

貴音「響!! おかしなことを言うのではありません!!」

響「本当だってば!!」

貴音「違います!!」

響「何でさ!!」






貴音「はやー!!」ギュム

響「いひゃひゃひゃひゃ!!」

・・・

響「ほっぺが……、ほっぺがぁ……」

貴音「あぁ、まさか芸能界の闇がこんなところにまで……」

響「全然関係無いぞ!!」

貴音「響、わたくしの名前は」

響「四条貴音」

貴音「二つ名は」

響「『銀色の王女』」

貴音「そうです」ナデナデ

響「えへへ」

貴音「そして、わたくしの寝相は」





響「口開けっぱな」

貴音「いけません!!」ペチン

響「うぎゃあ!!」

寝てる時……?いつも……?知ってる……?

貴音、小鳥さん辺りは大口開けてイビキかいてても違和感あまり無い

花の妖精だから花びら開いてんだろ

響「なんでぶつんだ!!」

貴音「ふざけるのはやめなさい!!」

響「自分ふざけてなんかない!!」

貴音「響、落ち着きなさい」

響「なんで自分の方がおかしなやつ扱いされなきゃいけないんだ!!」

貴音「嘘をつきたくなる年頃なのは分かりますが、それではあいどるとしてこれから先やっていけません」

響「嘘じゃないもん!!」

貴音「ほら、こちらで貴音お姉さんと遊びましょう」

響「今日の貴音なんだか変だぞ」

貴音「誰しも自分を特別と思う時期があり、響もそうなのでしょう」

響「ち、ちがうのに」

貴音「本日のおやつは苺大福です」

響「……ぴよ子に怒られるぞ」

貴音「これはわたくしが持って来たものです」

響「ほぅ」

貴音「響もおひとつどうぞ」

響「やった」

貴音「では、わたくしも」パク






響「最近は寝てる貴音のモノマネも出来るようになったんだぞ!!」

貴音「んぐっ!?」

貴音「んんっ、んんんん!!」ドンドン

響「んふっ」

貴音「んぐっ!! んっ!!」

響「あははは、いきなりゴリラのモノマネなんてずるいぞ」

貴音「んんんん!!」

響「違うの? うーん……、じゃあ怒った時の伊織だな!?」

貴音「んがっ、ひびっ」

響「あははは、ホントそっくりだぞ!!」

貴音「……っ!! ……っ!!」






貴音「はあっ、はあっ」

響「ずいぶん気合入ってたな」

貴音「響!!」

貴音「いいかげんにしなさい!!」

響「えっ」

貴音「大福を食べながら物真似なんてしません!!」

貴音「それより!! なんですか寝ているわたくしの物真似とは!!」

響「おいしいな、これ」






貴音「話を聞きなさい!!」ギュム

響「いひゃひゃひゃひゃ!!」

響「いきなり痛いぞ!!」

貴音「何故寝ているところの物真似なのですか!!」

響「なんだ、そんなにみたいなら素直に言えばいいのに」

貴音「違っ、そんなことは一言も……!!」

響「いくぞー」






響「」ポカァン

貴音「」

いいんじゃないの~

響「どうだった?」

貴音「誰ですかさっきの間抜けな顔は!!」

響「貴音そっくりでしょ?」

貴音「違います」

響「いやいや、そっくりだぞ」

貴音「口どころか目も薄く開いていたではありませんか!!」

響「中で眼をきょろきょろさせるのがポイントだぞ」

貴音「」

想像したらワロタ

貴音「……響、おいたが過ぎますよ」

響「えっ」

貴音「嘘をついてまで、人を笑いものにするのは感心しません」

響「だから嘘じゃな」

貴音「この口が悪いのですね!!」ギュウ

響「いひゃあああああ!!」






響「自分のほっぺたをなんだと思ってるんだ!!」

貴音「響がふざけるのがいけないのでしょう!!」

貴音「違います、違います!!」

響「た、貴音落ち着いて」

貴音「わたくしの寝相は」

貴音『……すぅ、……すぅ』

貴音「でしょう!!」






響「……ぐぅぐぅ」ポカァン

貴音「」

貴音「先程と違うではありませんか!!」

響「いびきも大切な要素だったのを忘れてて」

貴音「い、いびき……」

響「貴音のポカ寝名物だぞ」ドヤ

貴音「ぽか寝!!!!」

響「……ごめんな、ちょっと上手すぎちゃったか?」

貴音「……」ガシッ

響「えっ」



貴音「尻をだしなさい」

響「」

貴音「今から響の尻を打ちます」

響「やめろォ!!」ジタバタ

支援は紳士のつとめ

貴音「わたくしは!!」

貴音『……むにゃ、らぁめん、むにゃぁ』

貴音「このようにわたくしのきゃらに合わせてかつかわいらしい寝言を!!」

響「違うぞ」

貴音「」

響「寝言も言ってるとき時あるけど」

貴音『たくさんの……、しゃもじ……』



貴音「」

響「こんな感じで意味わかんないぞ」

>>22
こいつはあれだ、スパンキングで響の尻のサイズを貴音並みにしようという魂胆だ

貴音「……撤回しなさい」

響「ん?」

貴音「今までのは全て嘘だと撤回しなさい!!」

響「う、嘘じゃないぞ!!」

貴音「そのようではふぁんの皆が悲しみます!!」

響「だって本当のことだもん」

貴音「なんと強情な……」






貴音「そういえば先程、指が云々と」

響「……ちゃんと聞こえてたのか?」

響「ポカ音の口に指を入れたらね」

貴音『ちゅむ、ちゅむ』

響「って吸いだしたんだぞ」

貴音「」



響「そのあと奥まで入れてみたらね」

貴音『ちゅむ、ちゅむ、……おえっ』

響「って、……んふっ」

貴音「」






貴音「」

響「動画も撮ったんだぞ」ピ

<……グゥグゥ

貴音「」

響「くくくっ」

<チュム、チュム、……オエッ

響「ふひっ」

貴音「」

               -=:-、       _
              __ ヽ:\  .イ'´
          _ィ彡-‐-ミヽ: : X∠:ュ.ミ,_
           /´ ̄¨≧三}i〃_: : : : _;,:.亥
            ,. =彳: : : : :`´: : : :`:くミ:.、  ヽ
          /: : : :/: : : : : : : : : : : : :\=\

         /: / : . /. . . . . . . : : : : : : : : ヘ
        ./: : /: : : ;': : :イ: ハ : i}: : : : |: : : ∧
       /: : : : ,:!: :i :〃 |/  ';|ハ: :i : :i|: : : : ハ
        i;イ:|: :/i| :i| :|\|_   i|_:ハ: :|'i|:}: : : :|
       { |:i{:/ |_:||_:| __   | __|| |:_| |i|:.|: :i|}
        |'ヘハ_ r‐tzッ- _  ‐tュッ―i}n|:/リ
          {: ;ヽ.___ ノ' ̄`ヽ.__,ノん|)
          |: ハ      '      /.: :|
        . .|: :∧ u   _     〃:: :|
          i{: ::|     i: .}     イ |: リ
           〈: |_ノィ≧ュ.__,,.. <〉.._ |:7
        ,.-‐彡i|={  {:ノ    {丿∨ヲ|:{、,_
         /三三/|八 ヽ__   / ,.イ:ニ|リ三≧、
        ,'三三〈三ニ{\ ヽ.` / ∠}:三人三/ニハ
      .{三三ニ∀ニハ. \∨/  ,三く=三ノ=三}
       i三三三∨:ニ', /イ〉i\ ノ三ニ〉=〃三リ

響「おえっ、って、ふふっ」

貴音「……響」

響「くっ、くくっ、何?」

貴音「……物真似をお願いします」

響「えっ、動画あるのに」

貴音「……響の物真似が見たいのです」

響「んもー、貴音は仕方のないやつだなぁ」

貴音「響が完璧過ぎるので」

響「いくぞー」






響「……ぐぅぐぅ」ポカァン

貴音「……はい」

貴音「……っ」m9

響「ちゅむ、ちゅむ」

貴音「はい」

響「ちゅむ、おえっ」

貴音「……っ」ググッ

響「っ!? お、おえっ」

貴音「……響は完璧ですから」グイグイ

響「おえっ!? うえっ、うっく!!」ジタバタ

貴音「響は完璧ですから!! 響は完璧ですから!!」グッグッ

響「う、うぐ!! おええっ!!」ドンッ

貴音「はやあああああ」




響「はあっ、はあっ……!!」

貴音「……」

響「何するんだ!!」

貴音「……」

響「今すっごく危なかった!! すっごく危なかったぞ!!」

貴音「……」

響「た、貴音?」






貴音「うわあん、あうあうあう!!」ポロポロ

響「」

貴音「わだぐぢばぞんなねがだでばありまぜん!!」

響「ご、ごめん」

貴音「うぅ!! うぅ!!」バシバシ

響「いたっ!! 痛いぞ貴音!!」

貴音「じいやからは『お嬢様は独創的な寝相』だとよく褒められたのに……!!」

貴音「褒められたのに!!」

響「うっ」



響「ど、独創的さー、貴音の寝相は世界一さー」

貴音「やめなさい!!」

響「ひっ」

貴音「なんですかその棒読みは!! 茶番にも程があります!!」

響「」

ポカ音ww

貴音「それなのに響は……、響は……!!」

響「貴音……」ギュッ

貴音「ぐすっ、ううっ」

響「……ごめんなさい」

貴音「……本当に反省しているのですか」

響「うん」

貴音「……悪い子の響には罰を与えます」

響「」






貴音「今日はわたくしの家にお泊まりの刑です」

響「うぎゃあああ……、えっ?」

貴音「これは罰ですから」

響「で、でもそれじゃあ」

貴音「響に拒否権はありません、いいですね」

響「はい」






貴音「なにをにやついているのですか、これは罰なのですよ」

響「えへへ」ギュッ

貴音「まったく……、ふふっ」

響「というわけでぴよ子、今日はもう帰るね!!」

小鳥「二人とも気を付けてね」

貴音「お疲れ様でした」






ガチャ

美希「ひ、響!!」

響「あっ」

美希「なんなのこの動画は!!」

<チュム、チュム、……オエッ

響「」

かわいい

お姫ちん可愛いすぎワロタ

小鳥さんずっといたのか?

貴寝

美希「こ、これのせいでお仕事中も思い出し笑いしちゃったの!!」

美希「こんなの笑わざるを得ないって思うな」

美希「あの律子でさえもおなか抱えて笑ってたの」







響「や、やっぱり自分今日は帰」

貴音「ふふっ」ガシッ

響「」

美希「あれ、そういえば貴音達はもう帰るの?」

はらへりんぐがぁるの人か

貴音「本日はお泊まり会です、美希もいかがですか」

美希「ホントに!? もちろん行くの!! すぐ準備してくるから待っててね!!」タタタ



貴音「御馳走を、美味しく、美味しく、いただきましょう」






貴音「ねぇ、響?」






響「うぎゃあああああ!!!!」
                            終

律子「んふふ」m9

貴音「ちゅむ、ちゅむ」

響「んふっ、これがちゅむ音さー」

真「や、やめなよ律子まで」

律子「だって……、ふふふ」

貴音「……ぐぅぐぅ」ポカァン

響「次は自分の番だぞ」m9



響「っ!?」

貴音「トェェェェイ」グググ

響「いだだだだだ!!!!」

真「だから言ったのに」

律子「あはははっ!! おなか、おなか痛いぃ、はははは!!」

響「んぎゃあああああ!!!!」
                            今度こそ終

乙面白かったよ

バイオの人か


素晴らしい



ひびたかは素晴らしい


ミステリアスの皮を剥がれたお姫ちん可愛い

ありがとう、お姫ちん
そしてごめんなさい、お姫ちん


残念お姫ちんssもっと増えてください

面白すぎて大笑いしたら変な目で見られたぞどうしてくれる

御姫ちんかわいい

ちょっと今まで書いたのおしえてくれる?

>>54
雑談スレのままでいいよね

響「あれだぞ、あれ」
響「やよ、ぐりるす?」
貴音「こしょこしょ」響「あははは、やめてぇ!!」
貴音「それ以上近づくのであれば、響からあいを奪います!!」グッ
貴音「それ以上近づくのであれば、律子嬢からうぇんを奪います!!」グッ
貴音「それ以上近づくのであれば、わたくしはもう……!!」グッ
貴音「あうとさいだぁ」
貴音「あうとさいだぁりたぁんず」
真美「ハイパ→・バトルサイボ→グ」
貴音「誰もいないと思ったので」
貴音「……ちょろQ?」
貴音「……ばいおはざぁど?」
響「……伊織?」マリベル「どこかしら、ここ」

あと、響「むしゃくしゃする」みたいなやつ

ありがとう

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