処女作です
色々おかしなところあるかと思いますが、よろしくお願いします
コニー「サシャ、今度の休みに二人で街に行かねぇ?」
サシャ「それは良いですね!」
コニー「じゃあ決まりだな!」
サシャ「街へ出掛けたら美味しいものがたくさん食べれますもんねぇ……」フフフ
コニー「…あんま食べ過ぎんなよ。出掛けてる時に腹壊しても困るし」
サシャ「はい、大丈夫ですよ。たくさん食べたぐらいで私のお腹は壊れたりしません」
コニー「お、おう……そうか」
サシャ「はい」
サシャ(そうなるとお金がたくさんいりますね…。しかし残念ながら私はあまりお金をたくさん持っていません。どうしましょう……)
サシャ「……!」ピコーン
コニー「? どうした、サシャ」
サシャ「良いこと考えましたよ!」
コニー「なんだ?」
サシャ「明後日にある対人格闘訓練で負けたほうがごはんを奢る、というのはどうでしょうか!?」
サシャ(そうすれば気兼ねなく食べ物がたくさん食べれますね…我ながら良い案です!)
サシャ「どうです? コニー、やります?」
コニー(対人格闘訓練か…普段サシャと本気で戦ったことねーからわかんねぇけど、まぁおれは男だし女のサシャには負けるわけねーよな)
コニー「よっしゃ! その勝負、受けて立つ!」
サシャ「なら決戦の日まで私達は敵同士です! 気軽に話しかけたりしてこないでくださいね!」
コニー「おう! 敵に話しかけたりするわけねーだろ!」
-次の日-
サシャ(さて、今は対人格闘の時間です。決戦の日は明日…それまでに鍛えておかなくてはなりません)
サシャ(誰かいい相手は……)キョロキョロ
エレン「アニ! 今日も訓練頼む!」
アニ「はぁ…またかい?」
エレン「良いだろ! アニの蹴り技はすげーからな。オレもちゃんと使えるようにしたいんだよ」
アニ「…良いよ。じゃあまず手本を見せるからアンタが襲ってきな」
エレン「よし、行くぞ!」ダッ
アニ「……っ」バキッ
エレン「…おわっ!?」グルン
アニ「わかったかい? こうやれば良いんだよ」
エレン「……お、おう…」
サシャ(やっぱりアニの蹴り技はすごいですね…。しかし痛そうなので嫌です……いやいや! コニーにごはんを奢ってもらうためです! ここは少し痛い目をしてでもアニの蹴り技を身に着けなくては…!)ウンウン
サシャ(しかしアニはエレンと組んでいるので私には蹴り技を教えてくれそうにないですねー、どうすれば……)ハッ
サシャ「良いこと考えました!」
サシャ「ミカサ!」
ミカサ「サシャ…何?」
サシャ「対人格闘の相手してくれませんか!?」
ミカサ「…私は今ライナーと対人格闘をしているところ。サシャとは出来ない」
ライナー「そうだぞ! ミカサとサシャが組んだら俺がボッチになるじゃねぇか!」
サシャ「いえ! 私とではなくてエレンとです!」
ミカサ「エレン……!?」グルン
ライナー「うおっ!?」ダーン
サシャ「はい!」
ミカサ「しかし、エレンはアニと対人格闘訓練をしている」
ライナー「いきなり投げ飛ばすなよ……」
サシャ「アニは私とやります! だからミカサはエレンと思う存分訓練してください!」
ミカサ「よし、わかった。すぐにエレンのところへ行こう」サササッ
ライナー「って、おい! ミカサ、どこへ行くんだ!?」
サシャ「ライナーはベルベルべさんとでも組んでてくださいね! では!」サササッ
ライナー「ベルベルべって誰だよ!」
ベルトルト(名前覚えてくれてないんだ……)シクシク
エレン「おらぁっ!」
アニ「まだまだだね…そんなんじゃ駄目だよ」
エレン「くそ…!」
サシャ「アニ! 私に蹴り技教えてください!」
アニ「何だい、急に。私はエレンに教えてるんだよ」
ミカサ「それは大丈夫。私がエレンにもっと色んなことを教えてあげる」
エレン「はぁ!? 何言ってるんだよ! オレはアニの蹴り技を……」
ミカサ「蹴り技なんかよりもっと良いことを教えてあげる。ので、あちらへ行こう」
エレン「やーめーろー!」ズリズリズリ
アニ「……何だったんだい?」
サシャ「まぁまぁ、そういうわけで蹴り技教えてください!」
アニ「…どういうわけかわからないけど」
サシャ「さ! 教えてください!」
アニ「……まずは一度やられてみたらよくわかるよ」バキッ
サシャ「へっ!?」グルン
アニ「どうだい? よくわかっただろ?」
サシャ「痛いです……」ナミダメ
コニー(サシャに奢るなんてことになったら、おれのサイフが空っぽになるから何としてでも勝たないとな! そのためには強くならないと……)キョロキョロ
コニー(あ、サシャ、ミカサのところにいる。ミカサ、対人格闘の成績一番だもんな。ミカサにサシャが鍛えられたら強くなっちまうんじゃ…ヤバいな)アセアセ
コニー(と思ったらサシャとミカサ、どっかに走っていったな…。ミカサに投げ飛ばされたライナーが一人ぼっちだ)ジー
コニー(よし、おれはライナーに鍛えてもらうか! ライナー強そうだし!)タッ
コニー「ライナー!」
ライナー「ん…? あぁ、コニーか。何だ?」
コニー「おれを鍛えてくれないか!? サシャに勝つために強くなりたいんだ!」
ライナー「おう…ちょうどミカサがどっか行っちまったからな」
コニー「サンキュー!」
ライナー「じゃあコニーが襲ってこい」
コニー「よし、行くぞ!」
ライナー「こい!」
コニー「アチョー!!」
ライナー「……コニー、真面目にやってるのか?」
コニー「……大真面目だけど、どうかしたのか?」
ライナー「………」
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-夕食-
サシャ「今日はアニにコテンパンにやられたのでとてもお腹が減りました!」グー
アニ「…あれでも手加減してやったんだよ」
サシャ「あれで手加減してたんですかぁ?」
アニ「そうだよ」
サシャ「まぁとにかくアニには感謝しています。ありがとうございました!」
アニ「ん…」
サシャ「というわけで! 待ちに待ったお食事ターイム!!」キラキラ
サシャ「いただきまーす!!」ガブガブ
クリスタ「サシャは今日も良い食べっぷりね」ニコニコ
ユミル「良い食べっぷりっつーか何つーか…逆にこえぇよ」
クリスタ「もう! 怖いなんて失礼でしょ!」
ユミル「あー、はいはい。怒ったクリスタも可愛いなぁ」
クリスタ「ユミルってばー!」プンプン
サシャ「ごちそうさまでした!」
サシャ(しかしまだ食べ足りませんね。パンを貰いましょう)
サシャ「コニ――は駄目でした」ムムム
ユミル「…おい、芋女」
サシャ「その名前で呼ばないでくださいって言っているでしょう?」ムッ
クリスタ「芋女なんて、サシャが嫌がってるでしょ」ムッ
ユミル「あー……クリスタ、悪い。もう言わねぇよ」ヘラリ
クリスタ「謝るならサシャに謝りなよ」
ユミル「はいはい…悪いな、いも――サシャ」
サシャ「……今芋女と言いそうになったのは許すので代わりにパンください」スッ
ユミル「どういう代わりだよ、あげねーし」ペシッ
サシャ「あうっ」
クリスタ「サシャったら…私のパン半分あげるよ」
サシャ「流石女神様!」
ユミル「おいおい、そんなことしたらクリスタが腹減るだろ?」
クリスタ「良いの! 私はそんなにお腹減ってないし!」
ユミル「だったら良いけどよぉ…」
ユミル「で、サシャ。コニーとは喧嘩でもしたのか?」
サシャ「ふぁい?」モゴモゴ
ユミル「昨日から全然コニーと喋ってないだろ?」
クリスタ「倦怠期…!」ピコーン
ユミル「いや、色々と違うだろう」
サシャ「コニーは敵なんですよ」
ユミルクリスタ「?」
ユミル「どういうことだよ」
サシャ「まぁ色々あるんです」
ユミル「…何かよくわかんねぇけど、さっさと元に戻ってくれよ? 二人が話してねぇと何か変に静かだしさ」
クリスタ「ユミルなんだかんだでお人好しだもんね、二人に仲直りしてほしいんだよねー?」
ユミル「あのな、クリスタ」
サシャ「なんかよくわかりませんがありがとうございます?」
ユミル「なんで疑問形なんだよ」
今日の更新はここまで
また明日に更新します
しかし見てくれてる人いるのか…
見てるぞー
サシャとコニーの天真爛漫コンビは大好きだから嬉しい
続き楽しみにしてるよ乙乙!
見てる。
コメありがとうございます!
今から更新していきます
-次の日-
サシャ「さぁやってきました、決戦の日!!」
コニー「絶対負けねーぞ!」
サシャ「こちらこそ! さぁ早速やりましょう!!」
コニー「おう!」
サシャ「コニーが私を襲ってください! 私がその短刀を奪ったら私の勝ちです!」
コニー「よっしゃ! 行くぞ!」
サシャ「はい!」
コニー「アチョー!」
ライナー(またあれやってんのか……)
サシャ「アータタタタタタタ!」
コニー「フォー!」
アニ(えっあんだけ昨日蹴り技教えたのに、何あれふざけてるの?)
サシャ(ハッ…私は何をやっているんでしょう……コニーにつられていつものようにやってましたがこんなことでは勝てません! 勝てないということは奢ってもらえない! 最悪、私がコニーの分までお金を払うことに……それだけは駄目です!)
サシャ(戦わなければ勝てない…よし!)
サシャ「行きますよ! コニー!」
コニー「おう!?」
サシャ(アニに教えてもらったように……まずは近付いて)タッ
サシャ(……っと昨日の特訓のせいで筋肉痛が…!)ズキン
サシャ「あ……っ!」
サシャ(バランスを崩してしまいました! このままではコケてしまいます! 体制を立て直――したいですがもう間に合いません)
コニー「うわーっ!?」
ゴチン
サシャ「いたた…」ナミダメ
コニー「いってー…」ナミダメ
アニ(今…蹴り技するんだと思ったら頭突きをした)
ライナー(今の頭突き相当痛そうだぞ。サシャすげぇな…)
サシャ(ううう…コニー、避けてくれたら頭突きなんてせずに済んだのに……とても痛いじゃないですか! これじゃタンコブができちゃいそうです)
サシャ(あれ? あそこに落ちているのは……短刀?)
サシャ(つまり、あれをとれば……)
サシャ「私の勝ちです!!」ジャジャジャジャーン
ジャン「ハックション!」
ジャン「なんだ? 今なんか呼ばれたような気が……?」
ジャン「……気のせいか」
コニー「く、くっそー!! まさかサシャに頭突きで負けるとは!」
サシャ「ふはははは!」
コニー「くそぅ…」
サシャ「これでコニーに奢ってもらえますねー! 約束はちゃーんと守ってもらいますよ!!」
コニー「わかったよ…」
サシャ「明日が楽しみですね!」ニコニコ
今日はここまで。
明日の更新で多分終わると思います。
可愛い
続き楽しみにしてるよ乙乙!
>>33 ありがとうございます!
今から更新していきますー。
-次の日-
サシャ「はぁ……今日はとても素晴らしい一日でしたね」ウットリ
コニー「はは…おれのサイフは空っぽだけどな」ショボーン
サシャ「大丈夫です! あと何百円か残ってるの、私さっき見ましたから!」
コニー「いつの間に見てるんだよ! 勝手に!」
サシャ「まぁまぁ、そう怒らずに。最後にアイス食べて帰りましょう!」
コニー「おう……ってまだ食うのか」
サシャ「えぇ、デザートは別腹です」
コニー「で、どのアイス食うんだ?」
サシャ「そうですねぇ…、シンプルにバニラも良いですが、チョコも良いですし、ストロベリー味も捨て難いです……」ムムム
コニー「あー……じゃあ、バニラとチョコとストロベリーで」
店員「まいどあり!」
サシャ「なっ!? まさかの三段アイスですか!」
コニー「おう」
店員「はい、バニラとチョコとストロベリーのトリプル!」
サシャ「ひえええええ、あああああ…ありがとうございます!!」ペコペコ
サシャ「ひゃああああ…三段アイスなんて夢のようですよ、コニー!」キラキラ
コニー「はいはい、早く食わねーと溶けるぞ」
サシャ「それは困ります! では、いただきます!」ペロッ
サシャ「ふぁぁぁぁ、この冷たさと甘さ、今日食べた中で一番美味しいです!」キラキラ
コニー「そりゃ良かったな…」
コニー(どうせなら全部使っちゃえとか思って三段アイス買ったらもうホントに金ねぇよ……)
サシャ「しかし、コニーは何でアイス買わなかったんです?」
コニー「買う金がなかったんだよ!」
サシャ「それは…かわいそうですね。一口あげましょう、どうぞ」
コニー「もともとおれが買ってあげたアイスなんだけどな…」ペロッ
サシャ「美味しいですか?」
コニー「おう、うまい」
サシャ「……あ」
コニー「あ?」
サシャ「よく考えたら間接キスですね」
コニー「あぁ、本当だ」
サシャ「……美味しいです」
コニー「おう」
サシャ「ごちそうさまでした」フー
コニー「じゃあ帰るか」
サシャ「はい!」
サシャ「……コニー」
コニー「なんだ?」
サシャ「今日はとても楽しかったです」
コニー「うん」
サシャ「今日はありがとうございました、コニー」
コニー「おう…」
サシャ「また一緒に街に来ましょうね!」ニコッ
コニー(サシャの笑顔見たら、金全部使ったこととかもうどうでもよくなった……いや、どうでもよくはないんだけど)
サシャ「その時はまた奢ってくださいね!」
コニー「それは嫌だ!」
サシャ「えぇぇぇぇっ!!」
おわり
というわけで無事終わらせることができました。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!
それでは。
またどこかのスレで会えるかもしれません。
乙
ほのぼのした
乙乙!
サシャとコニーはこの距離感がいいよな
風邪引いてる間の癒しになりました
ありがとう
このSSまとめへのコメント
さすがコニサシャ、ひどいくらいのかわいさだ///
なんとほほえましい・・・☺️コニーとサシャコンビいいですね!!ぜひまた書いてください!!でも次はリヴァイとハンジを!!