杏「寝れない」(235)
「寝れない」
困った。非常に困った。悪魔の様なプロデューサーに、明日も仕事を山ほど入れられているというのに。
ただでさえ仕事なんて面倒なのに、寝不足で仕事を迎えたら死活問題にまでなってしまう。
「まぁ いいや」
そう呟きながら不安定に積まれてあるゲームの山の中から一つを手にとった。
「丁度いい機会だね。積みゲーを消化しよう」
アイドルを始めてからゲームをする時間なんて全く取れなくなってしまった。
「アイドルやめちゃおうかな~」
暗い部屋の中に杏の声が響く。自分の声を聞いて、その言葉に対して杏は言う。
「…辞めちゃえよ」
もう印税も沢山稼いだし、細々と生きていけばもう働かなくても何とかなるんじゃないのかと思う。
けど、
「…でもそしたら」
「もう、プロデューサーに会えないなぁ」
依存はいいものだ
ゆったりと暗そう、そんな雰囲気も杏にはよく似合う
支援
杏はプロデューサーの事が好きになっていた。
馬鹿みたいに仕事を入れるし、杏の事をからかってくるし、杏の事を一杯怒るけど、プロデューサーの事が好きだった。
いや、けどじゃなくて、だからだろう。
こんな杏の側からいつまでも離れない人はお母さん以外には初めてだった。
最初は面白がって話しかけてくるけど、そのうち皆杏と関わるのに疲れて離れていく。
別に嫌われる訳じゃないけど、だけども本当に友達だって言える人は出来ない。
皆は少し距離を置いて杏と接する、疲れることのない距離で杏の事を見る。
動物園の動物とお客さんぐらいの距離で。
アイドルとファンとの様な距離感で。
何処か離れた存在で杏の事を見るんだ。
我儘な杏が悪いけど、でも寂しかった。
でも、プロデューサーはずっと側にいた。全く言う事の聞かない我儘な杏の側で、杏を信じていてくれた。
「杏は絶対にトップアイドルになれる」口癖の様に杏に言ってくれた。
どうしてそんな風に言い切るのと尋ねると、優しく笑いながら杏の頭を撫でて、「俺の言う事を信じろ、見る目だけは自信があるんだ」と言った。
プロデューサーの言うとおり杏はトップアイドルになれた。
杏は最初の目的は果たした。だけど、杏はアイドルを続けている。
プロデューサーの側から離れたくなくて、アイドルを辞めれないでいる。
だけども、いつかは終わってしまうのだろう。いつかは杏は引退するし、プロデューサー結婚するだろう。プロデューサーはモテないっていうけれど、ただ鈍いだけだし。
ビコーンッ
テレビ画面は杏にゲームオーバー
を教える。
「腕か訛ったかな?」
いや、集中できていないだけかな。
杏はボソリと呟いた
「…寝れない」
「最近どうした?」
いつもの様に次の仕事まで事務所で休んでいる杏にプロデューサーが尋ねてきた。
「何がぁ?」
杏は顔をソファーに埋めたままで尋ね返す。
「最近お前疲れてないか?」
「杏はいつだって疲れてるよ。心配するなら休みくれ」
しえ
プロデューサーの声のトーンが少し低くなる。
「杏、真剣に聞いてるんだ。少し真剣に答えろ」
「何だよ調子狂うなぁ」
顔を上げて向かいに座るプロデューサーの顔を見る。
怒ってはいない様だ、良かった。
声が少し怒ってたので怖かったけど、ただ心配してくれてるのか。
嬉しい、けれどその心配は女の子の杏にではなくアイドルの杏に向けられたものだろう、何て考えてしまう杏がいる。
これはかなり重症だな。
「別に少し寝不足なぐらいだよ」
「寝不足、お前が?」
プロデューサーは少し笑う。
「本当だよ、杏にだって悩みとかあるのさ」
「じゃあ言ってみろよ。俺が相談に乗ってやろう」
プロデューサーはニヤニヤしながら杏に言う。
「やーだね、プロデューサーには言わないよー」
「いいから言えって。アイドルの体調管理もプロデューサーの仕事なんだよ」
「やーだー、てか無理です」
「何でだよ?それに、ちゃんと寝てくれないと本当に困るんだよ」
「…でも、無理ぃ。絶対にやだ」
「じゃあ、仕方が無い。相談の代わりに抱き枕になってやる」
そう言ってプロデューサーは両手を広げる。
「俺を抱くとよく寝れるぞ~」
突然の事に杏は驚いて声が上ずってしまう。
「えっ、だっ抱く?」
「はっはっはっ、何を照れてんだよ。やらしーな杏は」
「誰がっ、このセクハラプロデューサー!」
「誰がお前みたいなガキにセクハラするかっ」
そう言いながらプロデューサーは杏に詰め寄ってきた。
「来るなっ…ちょっと、まっ待って!」
「待たなーい」
プロデューサーは杏を子供の様に抱きかかえて、膝に座らせた。
「杏の頬っぺたやわーい」
杏の頬にプロデューサーの頬が擦り寄せられる。摩擦で火傷してしまいそうなほどの勢いで擦り寄せられる。
「ちょっ、止めてよっ!変態プロデューサー」
「あぁー、気持ちいいームニムニやー」
「やっめっろ!!」
事務所に杏の声が響き渡る。
呆れた顔をして、ちひろさんがこちらをちらりと見る。他のアイドルがいなくて助かった。まゆ辺りに見られたら命の危険があるからな。
「止めて、プロデューサー」
「分かったよ悪かった」
杏を抱きかかえたままでプロデューサーは言う。
いい感じだ
「分かったなら下ろしてよ」
「寝たら下ろしてやるよ」
プロデューサーの顔を首を回して肩越しに伺ってみる、真剣な顔をしている。何を言っても譲らない顔をしている。
「…マジなの?」
「マジです」
支援です
こうなったら本当に寝るしかないかもしれない。そうだ、仕方ないので寝るのだ。
「仕方ないから、寝てあげるよ」
プロデューサーが杏の頭を撫でる。
「有難う、じゃあお休すみ杏」
「お休みプロデューサー」
杏は可愛いなぁ!!!!
てっきりCLANNADかと
杏は一時間、熟睡していた。
こんなに寝れたのは久しぶりだ。
プロデューサーが抱いてくれて、安心できたからかもな。
「おはよう、杏」
「んー、おはよ」
「本当に寝不足か?熟睡してたぞ」
「ホントだよ」
「じゃあ、やっぱり俺が抱いてやったからだな」
良スレ
ほす
「そうかも」
「へっ?」
「プロデューサーが抱いてくれたから安心できた」
プロデューサーの手が少し強張る。プロデューサーはセクハラが大好きだけど、こちらから少し攻めると急に弱腰になる。
「いい加減にして下さい、事務所ですよ」
ちひろさんの存在を忘れていた。
「すっすいません!杏っ、収録に行くぞ!」
事務所から逃げる様に収録へと向かった。
収録へ向かう車の中で自分の言った言葉を思い返し悶えた。
きっと寝ぼけてたからだ、プロデューサーもちゃんと分かっているはず。
プロデューサーを見ると顔を真っ赤にしていた。
「トマトみたい」
思わず呟いた杏の言葉は聞こえなかったのか、プロデューサーは反応することが無かった。
「お疲れ」
収録が終わるとスタジオの隅で見ていたプロデューサーが杏を運びに近づいて来る。杏はいつもの様にプロデューサーの背中に乗る。
「早く帰ろー」
「了解しましたーお姫様」
「後ね、お願いが在るの」
「何だよ?」
「杏をプロデューサー家に泊めて?」
プロデューサーの歩行が止まった。
「はあ?何で?どうゆうつもりか分かんねぇけど、お前はアイドルだぞ、分かってんの?」
「だってプロデューサーが抱いてくれないと寝れないし、アイドルの体調管理もプロデューサーの仕事でしょ?」
全く知らん人が聞いたら恐ろしい会話だな
けしからん
もっとやれ
「…でも、いや無理だろう流石に」
「何で?変な事しなければいいでしょ。それとも我慢出来ないの?ロリコンなの?」
勇気を出してお願いをしたのに、予想はしていたけど断られてかなり恥ずかしかった。だからついプロデューサーを早口で攻めてしまった。
早口で言ってしまった事に気づき、より恥ずかしくなった。
「違うけど、無理だって…マジで無理をいうなよ」
こんなに恥ずかしい思いをしたのは生まれて始めてだった。
プロデューサーと触れている部分に心臓が生まれたのじゃないかというほど、血液の流れる振動が感じれる。
「違うけど、…無理だってマジで止めてくれよー」
恥ずかしくて、悲しくて、苦しくて?
だんだん杏の感情も自分で分かんなくるほどパニックになり、
杏は泣いてしまった
「杏?」
プロデューサーに泣いてるのが、ばれたく無くて黙ったけど黙ることも出来なくなってきて。
「……うぅっ…ひっく」
嗚咽が漏れてきてしまった。
「杏はんっ!?ちょっと泣いてんの?」
プロデューサーに気付かれると、もう我慢ができなくなってしまった。
ポロポロと涙をプロデューサーの背中に落としてしまい。
「えっ!?ええ!どっ、どったの!?」
泣き声も我慢する事が出来なくなった。
「ふぇぇーんっ!」
「分かったから、何でも言う事を聞くからっ!お願いします、泣き止んでぇっ!!」
一時間後、杏はプロデューサーの家に来た。
「狭い家だねー」
「うるせぇよ、てか帰れよホント」
プロデューサーは文句を言いながらも鍵を開ける。
ガタッ
ワッフルワッフル!
「杏の体調がどうなってもいいのー?」
「糞ガキが何でこんな事に…ホント勘弁してくれよ」
プロデューサーの文句を無視はしているけど、ここまで嫌がられるとちょっと傷つくわ。
「今日だけだぞ」
部屋に案内しながらプロデューサーが泣きそうな顔して杏に言う。
杏は嬉しそうに答える。
「オーケー、オーケー」
そう言いつつ奥の部屋に滑り込み捜索を始める。
「おい、勝手に漁るな。って、おい何を持ってんだ!」
「何ってTENGA?」
オナホをプロデューサーに投げ渡し、捜索を続行する。
オナホよりもプロデューサーの好みを知る本を見つけなくては。
「こらっ、杏。怒るぞ!」
プロデューサーの声の焦りが強くなっている、これは何かあるぞ。
んっ?何か本らしき物体が
「これかぁ!」
「止めろ!」
プロデューサーが後ろから無理やり杏を抱きかかえた。
書き留めもうなくなった
眠い
は?
おらっぐだぐだ言ってないで続き書けおらぁ!
>>43
にょわー(憤怒)
これからじゃないか(憤慨)
しかし、遅かった。
杏の手には未成年が見る事の許されない、高尚な本が握られていた。
中学生と言っても全く疑われない様な幼い容姿の女子をスーツ姿の大人が後ろから抱き上げていた。
女子は本を天にかざす様に突き上げていた。
女子の持つ本にはLOというイニシャルが刻まれていた。
スーツ姿の大人がLOを持った女子を後ろから抱きかかえていた。
支援
LOはアカン
NO!タッチ!
あうとー
/:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.⌒\
./:.:./:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧:.:.:.:.:.:.ヽ 署 ち
′/:.:.:/:.:.:. /:.:.:.:.:.: / | .:.:.:.:.:.: |
:|/ :.:.:.:..:.:‐く:.:/:.:./ '|:.: |:.:.|.:.:| ま ょ
/:.:.:/:.: /:./|/ |:.7ト:.:|:.:.|
. ⌒7/]:. /' ___ x:=ミ. |: ノ.:.:.. で っ
|:|、|/{ ^⌒ヾ ノ^i} ∨:.:.:.トゝ __
.八\_ ゙ ::::: 弋ソ /:::イ-ゝ / / 来 と
. \:小、 ' ::::〃_ノ 「 i / /
_]三\ `ト┬ ノノ. |/^^ヾ′ い
/⌒^|.:.: ヾニソTニノT<三[. |/⌒ |
./__ハ:.:.:.:.∨ レ' ト、 )、:.:.\ |/ /
ノpolice|.∧:.:.:.| '/\ \_)、 | /
∧ / ヽ|.:.:.:| /\:::\. <⌒\>、 '. |)
/ ̄ ̄\ ノ:.:ノ /‐| ∧:.:.:∨ハ⌒^∨>f|_( )ノ
. 〈く√ \ \ / / | |:.:.:.:.∨| |/>.| ‘,
「……違う」
「…LO」
「いや、違うんだにょ。間違えだにょ」
「…これが、LOかぁ」
中身をぱらっと確認する。
うん、LO。
「OL特集を買おうとして間違えたんだにょ」
はよ
その語尾もAUTOだにゅ
「そりゃあ、泊めれないよなぁ。杏はどストライクでしょう」
「そんな事ないだにゃあ。デットボールだよお、とても振れないよー」
「分かっているよ、冗談だって。下ろしてプロデューサー」
「杏は物わかりが良くて最高だあ!」
「ところでプロデューサー?」
「なんだい?杏」
振り返りながら杏は全力で言った。
おもろい
「YES!ロリータ!」
杏の放った言葉を空気が伝わるよりも早く、つまりプロデューサーがその言葉を耳に入れる前に。
あり得ない、確かにあり得るはずがない。
でも確かにそれよりも早くプロデューサーは叫んだ。
「NO!!ターーッチッ!!!!」
プロデューサーはしばらく叫んだ姿勢で固まっていた。
ワロタwww
紳士だったか
変態という名の、な
セクハラしてんじゃん・・・
そして数秒たつと、顔だけを杏に向けた。
「俺の負けだ」
しかし、彼の顔は負け犬の顔をしていなかった。この時の彼を、もしも神だと言われればおそらく私は信じただろう。まぁ、私は神などを信じてはいないのだが。
それほどにその時の彼は神々しかったのだ。
彼は負けていなかったのだ。
彼も認めたとおり彼が最初にしようとした事(つまりロリコンである事を隠す事)は成し遂げれなかった。しかし、彼は最初の抱いた思いよりも大事な事を見つけたのだ。
彼は負けていない。
彼は大事な物を見つけ、守ったのだ。
かっこいい風にいってんじゃねーよwww
「んな訳、無かろうてロリコン」
そう言いながらプロデューサーを軽く蹴る
「痛いっ、ゴメン。」
「てか、セクハラするじゃん。タッチしまくりじゃん」
「いや、それについては体だけにタッチせずに心ごとタッチすればOKという俺ルールがあってな」
「小学生か」
すばらしい
「何かプロデューサーに抱いてもらうと余計に体が心配になってきた」
「大丈夫だって、俺ヘタレだし、童貞だし」
「童貞なの!?」
思わず驚いてしまった。いくら変態とはいえこの年で童貞な程ひどくは思わないけど。
濡れ場かっ!
童貞なのでエロはかけないと思うます
じゃあ、いちゃらぶでも
むしろエロなしの方がいいんだぜ
いちゃいちゃ9割エロ1割
これ最強ね
「まだ見ぬ少女の為に守ってるのさ!」
「嘘付け」
「いや、結構ガチで。何度か機会はあったけど守った。相手は初めてが良いから、俺も合わせてやろうと」
プロデューサーが他の人とエッチな事をした事がないのは正直嬉しかった。
でもこの発言は正直引いた。
支援しに来た
敏腕Pだし機会はあるだろうな
「じゃあ、襲われ心配は無いか」
プロデューサーのベットに腰を下ろした。
杏の軽い体重に押され少し形を変える。
倒れる様に枕に顔を埋める。
プロデューサーの匂いがした。
枕に自分を軽く擦り付けプロデューサーも杏の匂いを感じてくれるかな、だなんて少しプロデューサーみたいに変態っぽい事を思ってしまった。
「プロデューサー、寝よ?」
しえ
「あのさ、確かに襲わないさ。けどもね、それは我慢して襲わないわけ。もう少し警戒してくれないとさ、辛いぞ」
「…ロリコン」
「あぁ、そうです。最近はロリコンである事を誇りにすら思いだした上級紳士です」
「ねぇ…プロデューサー」
「何だよ?」
プロデューサーから視線を外し、枕を見つめながら言う。
「我慢がいるのはさ、杏が幼いから?それともさ、…杏、だから?」
見えないでも何となくプロデューサーが戸惑って言葉を選んでいるのが分かる。
プロデューサーにはどこまで杏の気持ちが伝わったんだろうか。プロデューサーは鈍いからな。
「それは、杏が幼いから…」
「そう…ふーん。…杏はロリコン何か無理ですけど」
「待てよ、幼いからだけじゃないかも」
「は?」
いいぞいいぞ
支援支援
しえ
「だって幼くない杏にだなんて会った事ねえもん。もしかしたら杏が幼くなくても我慢が必要かもしれん。とにかく俺は今、幼い杏に対しては我慢が必要されてます」
「ふーん、それってつまり好きかもって事だよね」
「まぁ可能性な、可能性。それよりも勘違いだったら悪いけどお前って俺の事好きなの?」
「…勘違い。それよりも担当アイドル好きかもって変態さんだね。プロデューサーは」
深夜はいいssが多くて楽しい
「うるせぇー、寝るぞ!」
プロデューサーが覆い被さる様に杏を抱きしめる。
「合意じゃー、合意のうえじゃー!」
「きゃっ!」
空気が凍った、身動き一つ取れない程に。
恐る恐るプロデューサーは口を開く
「今のって、杏の声?かなり女の子っぽかった」
「うるさい!女の子だ!」
すばらしい風呂入ってくるけど続き是非
杏かわわ
はよw
寝なきゃいけないのに良SS書かないでくれ
「あっああ、これはゴメン」
「えっ、どういう意味?」
プロデューサーの返事を聞く前にその言葉の意味は理解できた。杏のお腹に硬い、でも肉っぽい不思議な感触が感じれる。
もしかしてこれって
「こっ、これって。プロデューサーの…」
「そう、そうですプロデューサーです」
一発抜いたのにパンツ弾け飛ばさないでくれ
Pのpがピーしてる
「不可抗力です、俺は悪くない」
「いや、いいよ。…大丈夫」
「あのさ、これって寝れんの?」
「ちょっとキツイ。まぁ杏さんは気にせず寝て。寝不足よくない」
「いや、無理じゃない。この存在感は無視出来ないよ」
「いや、無視しても大丈夫だって。見た目だけでこいつは大した事無い奴だから。経験値0だし」
「……」
「杏ちゃん?」
「…抜く?プロデューサー?」
支援です
ガタッ!
プロデューサーは一瞬恐ろしい程嬉しそうな顔をして、すぐに真面目な顔をしたかと思えばすぐに恐ろしい程だらしない顔をした。
「それは、杏が抜いてくれんの?」
プロデューサーの喰いつきっぷりに驚いて恥ずかしさはあまり感じなかった。
「…うーん、…うん、まぁ」
「マジで!?」
杏の肩を強く握り締められる。
「痛い、プロデューサー」
「ごっごめん!いや、それより!」
「鼻息が荒いよ、たださぁ、杏の事さぁ?
好き?」
「だから可能性なそれはあるぞお!」
「可能性とかじゃなくて」
愛嬌たっぷりな面倒臭そうな顔
ちっちゃいおてて
ちっちゃくてぷにぷになおてて
おてて
下半身寒い
急に屑だなおい
さすが童貞
「…それは、わかんないって」
「じゃあ、…好きになって、杏の事」
プロデューサーはさっきまでのだらしない顔からは想像つかない程真剣な顔になった。杏の頭をくしゃくしゃに撫でた。
「そういうのは良くないぞ、杏」
プロデューサーの手を払いのける。
「…うるさい、ロリコン」
ヤバイ眠すぎて頭働かねぇ
カフェイン入りのスタドリでも飲めよおらぁ
「お前ってやっぱり俺が好きなんだろ?」
「ロリコン」
「俺さ、恋愛感情抜きにさお前は好きだよ。だからトップアイドルになれると思ったんだ。だからさ、なんてーかお前には自分を大事にしたいんだよ」
「プロデューサーのけて」
プロデューサーの目の前に座る。
「わたしは、良いの」
自分を大事にしたいんだよ ×
自分を大事にして欲しいんだよ
間違えた マシで頭まわんねぇ
がんばれww
きちんとおわらすんだぞ
杏きゃわわ
杏可愛いからモバゲ始めたけどSR高すぎて心折れた
>>110
仲間がいた
「杏はプロデューサーが好きになってくれるなら、何でもするよ?何をされても良いよ」
「だから、やめろよ」
プロデューサーは聞いたことの無い様な低い声を捻り出した。
「杏は大事なの、プロデューサーが何よりも大事なの!」
ロリコンPとしては杏は認めたくないけど少しは認めちゃうビクンビクン
「杏ね、友達いないんだよ」
プロデューサーは重たげに口を開いた。
「かな子は凛は?友達だろ」
「違うよかなこも凛も好きだよ。でも、友達じゃない。少しね、距離が違うの」
「俺はそう見えないぞ」
「杏は分かる。ずっとその距離を取られてきたから分かるの。すぐ側にいてくれたのはプロデューサーだけなの」
俺も友達いないよ
>>115
涙拭けよ…
「何で?杏って面倒臭いでしょ、何で側にいてくれるの。離れないの?」
「俺は面倒臭いだなん思った事はないぞ。確かに我儘だけど杏の我儘はもう個性だろ。可愛いよ、魅力的だよ」
そう言って、また杏の頭を撫でてくれる。
「じゃあ、好きになってよ」
「…杏、取り敢えず遅いから今日は寝よう。アイドルの体調管理は大事だからな、明日また話そう」
「……ん」
「お休み杏」
「…お休みプロデューサー」
今日はもう寝ます限界です。すみません、もう寝ます
明日残ってたら書きます
書きたい人は書いちゃって下さい
皆さんお休みなさい良い夢を見てください
乙
おやすみアンド乙
これでやっと俺も寝れるぜ・・・
つまり宵越し保守すればいいんだな
乙乙
ここで終わりだと・・・
保守頑張ろうぜ!俺は寝る
保守
おやすみ
在日カルト宗教団体は、信者や敵対者に対して組織的な威圧、監視、嫌がらせを行い
マインドコントロールしなければ組織を維持、拡張することができません
そのため証拠を残さず、訴えられないように、集団で威圧、監視、嫌がらせを行う「ガスライティング」という手法が必要なのです
在日カルト教団がどのように信者のマインドをコントロールしているのか知って下さい
[ガスライティング 集団ストーカー カルト]などで検索を!
外国人工作員が隠れ蓑にしているのはカルト宗教団体
10人に一人はカルトか外国人 異常に気づけ
あ
ほ
ほ
い
も
げ
ξ*'ω')ξ<にょわ~☆
ほ
ほ
ほ
ほ
ほ
ほ
ほ
にょわっと保守だにぃ
保守間隔どんくらいよ
ほ
まだ帰ってこないのか
保守
ほ
ほす
ほ
ほし
ほ
ディーフェンス
保守ありがとうございます
今書き留めているのでもうしばらくお待ちお願い致します。
舞ってる
♪ ∧__,∧.∩
r( ^ω^ )ノ _
└‐、 レ´`ヽ
ヽ _ノ´`
( .(´ ♪
`ー
♪ ∩ ∧__,∧
._ ヽ( ^ω^ )7
/`ヽJ ,‐┘
´`ヽ、_ ノ
`) ) ♪
別人じゃないか!
支援
ID変わりましたけど1です
>>153
いや嘘つけwwお前普通に午前支援してるじゃねえか
その友達の家でやってるからです、すいません。
しばらくしたら投下するので文で判断してください。
まぁこのスレは特殊な書き方してるから見れば分かるだろう
諦め悪すぎワロエナイ
家近いので一度帰って書き込みます
ならトリつけてけよ…
くっさ
すみません一度帰りました
新参のゆとりなので色々不快な思いをさせてすいません
まじだったwww
土下座の時間だあああああああああああああ
はよ
本人だったのか
いやだってどんな冬厨でもあんな幼稚ななりすましはしないだろ
そもそも俺だったらこんな地の文付きのスレ面倒臭くて乗っ取りたくない
あとでこっちのIDになっても気にしないで下さい
迷惑掛けました新年早々すみません…
因みに俺は>>1の友人です
まあ良いから続きはよ
その友達が支援してたの?
ただのID被り?
>>171
そうなります
すみませんね…
しかし知り合いにSS書いてるの知られてるって
どんな羞恥プレイだよ
>>173
上級紳士なんで…
すみません
なんということだ
新年早々ひどいスレだな
良いからはよ
どんな紳士でも構わん、だからさっさと書け
「おはよう」
子供のような高い声に鼓膜を揺らされ、寝ぼけた眼を開ける。
「おはよう。お前、朝起きれるんだな」
杏は柔らかく微笑んだ。
「プロデューサーの寝顔を見てやりたかったから」
杏は言った後で恥ずかしくなったのか、猫のように丸くなった。
「イケメンだろ」
なんか地の文が今までと違ってやっぱり偽物かと思った
けどよく見たら前の文章にもあった傾向だった
前例ないからわからんかった
杏がアンアン!
支援するよー
事務所に入るとちひろさんが事務所に聞きわたるような声で元気よく挨拶してくれた。
「おはようございますプロデューサー、杏ちゃん今朝も仲がよろしいですねぇ」
「おはようございます、ちひろさん。俺はいつっだて誰とでも仲良しですよ」
「へぇ、いつだって誰とでもあんな事を…へぇ」
アイドルたちの視線が背中に突き刺さっているのを感じる。
この守銭奴は何を絡んでんだ。ちょっと良い乳持ってるからって調子乗りやがって、
その乳を揉みしだいていてやろうか。
「えいっ」
あっ、ヤバいむっちゃ気持ち良い。手が吸い付いて離れない、すうげえ良い。
ちひろさんはあまりの事で言葉をうしなっている。というか気を失っているのではないのだろうか、
目の焦点がおかしい
はっはっはっは、この守銭奴胸を揉んだだけで気を失ってやがる。
「俺の勝ちだぁ」
真面目に書かないなら支援やめるねー
勝利の余韻に浸っていると、杏が俺の服の裾をひぱっる。
杏の手な、むっちゃ小さくてプニプにしてんの。
だから思わず俺は杏のプニプにした手を握ってしまった。
「にぎにぎにぎにぎにぎ、にぎにぎ」
杏は頬を染め、焦った声色で俺に言う。
「プロデューサーっ、周りを見て!」
解散
すいませんでした真面目にやってたんですけど変な感じになったんで止めます
カラオケ行って来ます
夢落ち
これ>>1じゃないだろ…
保守。
一応
何だこの状況
ほしゅ
http://i.imgur.com/vt8px.jpg
落書き中 杏っぽく無い
また書き始めるかもしれない
カラオケ行ってないなら書いてくださいおなしゃす
解散
これは流石にキモすぎだろ……
もう落とせよ
読んでねえけど
>>198
クソコテの言えた事じゃないと思う
ほす
ところがどっこい最近は最短でも15分以内に保守すればいいから
数人が落としたくないと思ったらだけで落ちないんだなぁ
杏が言うから仕方ない周りを見てやった。
アイドル達が凄い目で俺を見ている。
ロリコンだけではなくてMにまで目覚めてしまいそうな、そんな目で見られている。
これは揉んだからだろうか、握ったからだろうか。いや、両方か。
「杏、ライブに行かないと時間がヤバイ!行こう!じゃあ、皆も頑張れ」
まだMに目覚めていない俺にはこの視線は耐えれないので逃げる事にした。戦略的撤退をした。
宜しい。続けたまえ。
ほっす
「おい、杏ー?」
ナマケモノのように寝ている杏に話しかけた。って、こいつは寝れんじゃねえか何が寝不足だ。
「おい、杏?」
「なにー?」
「お前寝れないんじゃないのかよ?」
「んー、うんー」
>>206
描写し忘れた
今はライブの前で楽屋に居るとこ
そう言って杏に触れて杏が熱をかなり持っている事に気付き、杏を抱き寄せた。
「おい、お前!熱がかなりあるじゃ無いか」
「んー、気のせいだよ」
杏は俺の手を払いのけ、疼くまる。
「少し休んだら大丈夫ぅ…」
lo
チンカス菌
「んあー」
何か変な音が聞こえた。
動物の鳴き声だろうか?しかしこんな深夜の事務所に動物がいる筈がない。
「んあー」
また聞こえた。猫の鳴き声のような感じか?
しかし外で猫が鳴いているようには聞こえない。一体なんだろう。
「んあー」
3回目だ。これは猫以外の何かがいる。間違いない。
しかし一体何が居るんだろうか。皆目検討がつかない。
「んあー」
いい加減に腹が立ってきた。こちとら遊びで事務所に居る訳じゃないのだ。
何が居るかはわからないが、一発殴ってやりたい気分になってくる。
「んあー」
「ンニャーじゃねぇよ!」
思わず声を出してしまった。さっきから仕事が進まない。
これは先に奇妙な音をどうにかして片付けた方が良いだろう。
時間は22時。俺だってたまには終電までに帰りたいんだ。
非常用の懐中電灯を外し、俺は深夜の事務所に響く「謎の音」を探しに行くのであった。
続かない
テス
「いや、無理だって。仕方ないから今日のライブは他のアイドルに変わってもらうぞ」
「大した熱じゃない」
「いい加減にしろ!どう見てもそんな分けないだろ!」
意地を張る杏にかっとなって怒鳴ってしまった。
疼くまっていた杏は無理やり立ち上がった。そして俺の事を睨み付けた。
ID戻った
「うるさい!うるさい!そんな事してプロデューサーは責任とってくれるの!?」
杏がこんなに大きな怒鳴り散らす、それ自体にも驚いた。
だけど、そんな事よりも杏がこんなにライブを休みたがらない事が驚いた。
だけども今はそんな事は後回しだ。とにかく杏を休ませないといけない。
「何だよ?いつも休みたいって言ってるじゃないか?今ぐらい黙って休め!」
「休みたいよ!」
「じゃあ休めよ!」
「でも!!」
杏は最後の力を振り絞るように一段と大きな声で叫ぶと座り込んだ。
杏は俺を弱々しく見上げる。
「ライブ休んで人気無くなったら?」
ほす
弱々しい声で涙で頬を塗らせながら、杏は尋ねてくる。
「一回休んだくらいで、お前の人気は無くならない」
これは休ませる為の嘘なんかじゃない、俺の本音だ。
「でも絶対じゃないでしょ?」
「…確かに100パーセントとは言えないさ、でもそれはライブをしたとこで同じだ。100パーセント何て言えないさ」
「杏は少しでも人気を落としたく無いの」
「何で…」
何で杏はこんなにも人気に執着しているんだ。色々なアイドルを見てきたが、今の杏ほどの執着心は見た事が無い。
正直言って今の杏の執着心は恐ろしくさえ思える。
「杏が人気が無くなって、アイドル辞める事になったら杏は終わりなんだよ」
「そんな事は無い。だいたいどんなに人気だろうといつかは終わるんだぞ?」
支援するよー!!
杏は泣きながら儚げに笑った。
「その時は杏が終わるときなの。プロデューサーの側に入れなくなったら終わりだよ。また、一人ぼっちだ」
「そんな事無い」
「杏はもうゲームもネットも出来ないんだ。ニートアイドル失格だね」
「杏はプロデューサーが側に居てくれるだけで幸せを感じれるようになったの。でもね、側に居てくれないと何をしても幸せになる事も無くなったの」
杏は無理やりにっこりと笑い「プロデューサーのせいだよ」と言った。
「杏はもうアイドルを辞めたら不幸になるしか無いの」
そんな事は無い、そう言って杏を無理やり休ませたい。けれど、杏の思いは俺のそんな思いよりずっと強い。そんな思いを無理やり潰せないでいた。
「人は何で生まれてきたか分かる?」
急な話題に少し笑いながら答えた
「さぁ、死ぬためとか?」
杏はふふんと得意気に続けた。
「そんなの神にしか分かりません」
病んでね?
何だそりゃあ。こんなタイミングで必要な話か?
「でもね、何の為に生まれたのかは分かんないけど、何の為に生きるか、どのように生きるかは自分達が決めれる事だよ」
俺はどうだろうか。決められていないな。死ぬ時までに決めれるかも怪しいもんだ。
「杏は決められているか?」
杏は苦しい筈なのに、本当に嬉しそうに笑った。
「杏はプロデューサーと会って決めれたよ。杏は幸せを感じながら生きるの。杏にとって幸せはプロデューサーだから、プロデューサーの為に、プロデューサーと生きるの。それができている間が杏が生きている間」
いつの間にか俺の方が涙を流していた。
こんなにも健気に俺の事をこいつは思っていてくれただなんて。
こんなにも誰かに愛された事は生まれて初めてだ。
俺は嬉しくて、申し訳なくて、愛おしくて。
そんな感情が俺の中では収まり切らずに頬を伝った。
杏は立ち上がって言った。
「プロデューサーもう行くよ、時間だから」
俺は杏に言う。
「頑張れ」
杏は俺に言う。
「頑張る」
ほっす
ステージの隅で杏が戻って来るのを待つ。そして杏がライブ終わらせ、ステージの隅にやって来ると死んだように俺に倒れかかる杏を抱いてやる。
今日はサービスでお姫様抱っこをしてやった。
「今日はおんぶじゃないの?」
「頑張ったからサービスだ、嫌か?」
「ううん。でも良いの?他の人が見てるよ」
楽屋までの道のりが妙に遠く感じているのは視線のせいだな。
デレ杏はいいものだ
「大丈夫さ。…多分」
そう言い腕の中の杏に笑いかける。
杏は俺に笑い返す。
「そうだね…多分」
「今日のライブいつもより良かったよ。気怠さがよく出てたな」
「ははっ、うるさいよ」
杏は子供の様な無邪気な顔で笑う。
「プロデューサー?」
「何だ?」
「頑張ったからご褒美」
「良いぞ、今日はいつもよりも高い飴をやろう」
「飴はいいからさ、看病してくれない?」
「良いぞ、明日は取り敢えず有給を取ろう」
「ありがとうプロデューサー」
ヤンデレかわいい
「杏はアイドルを辞めたらどうなるんだ?」
「わかんないよ、考えたら眠れない程に」
「杏…俺はお前がアイドルを辞めてもずっと側に居るぞ」
楽屋の中で散々考えた言葉を杏に伝えていく。
杏は不安気に俺を見上げて言う。
「それって同情?」
俺は力強く杏を見つめて答える。
「いや、俺がお前と居たいからいるんだ」
「何で?杏は面倒だよ?」
杏の口からこぼれるように不安が出てくる。
「好きだから」
そんな杏の不安を埋めるように答えた。
杏の不安を塞ぎきれなかったのか涙をボロボロと杏はこぼす。
「本当?」
「本当」
「プロデューサーが他の女の子を好きになっても離れないの?」
「他の女の子を好きにならないよ」
「本当に?」
「本当だよ」
杏はもっと涙を流して、でも太陽のように眩しく優しい笑顔をした。
「ありがとうプロデューサー。
大好きだよ」
杏の笑顔に及ばないが精一杯笑顔を作り俺は言った。
「こちらこそ、大好きだよ杏」
終われ
方向性も見えないし途中で挫けそうになりましたが、一応最後までできたのは支援してくれる人がいたからです。
どうもありがとうございました。
乙でござった!!!
杏はかわいい
nurebaはまだかね?
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