憧「神代…? 神代ってあの神代!?」(149)
ID:zDpD8Y0h0の代理
すいません、停電でID変わりました・・・
落として結構です、上げないでくださいすみません
神代ユウ
ID:Lo/FY0bZ0さん、代行ありがとうございました!!
この組み合わせは期待
新子家
望「憧ー、ちょっといいかな?」
憧「ん? 何お姉ちゃん?」
望「明日まで何か予定ある?」
憧「明日? ええっと………ううん、とくに予定はないけど……」スケジュールチェック
望「良かったー。実はね、うちで一人預かってほしいって子がいるの」
憧「…………………………えっ?」パチクリ
望「預かるっていっても二日間だけなんだけどね」
憧「ちょっと、お姉ちゃん?」マテ
コークスクリュー支援ぞ
ふんふむ
望「私は用事があるし、それに年の近い子の方が向こうの子も安心するしね」
憧「待ってお姉ちゃん、いったいどういうことなの!?」ダカラマテッテ
望「というわけで、その子の面倒見てあげてね」ヨカッタヨカッタ
憧「面倒見てあげてねじゃない!!!」バンッ!
憧「いきなりそんなこと言われても意味分かんないよ!! ちゃんと説明して!!」
望「あー、ごめんごめん。説明すんの忘れてたわ」ウッカリ
望「鹿児島にある○○神社って知ってる?」
憧「一応知ってるけど……。たしかお父さんの親友がやってる神社だっけ?」
望「そうそう。んで、そこの神社の本家の子、つまりお父さんの親友の娘さんがこっちに遊びに来たいんだって」
憧「遊びに来たいだけなら、玄ん家の旅館とかに泊まればいいじゃない!!」
デュフフ
僕は拳を固めて来た
麻雀をしに来た訳じゃない
望「まっ、そりゃそうなんだけどさ。でもその子、一人にしておくのはちょっと心配な子でね」
望「本来なら分家の子が付き添いで一緒に付くはずなんだけど、あいにくどの子も都合が悪くてね」
望「それにその子、どうしても一人で行きたいって言ってるんだよ」
望「どうしようかって困ってた時に、それならうちに泊まりなってお父さんが言ってね」
望「向こうもそれなら安心だって娘の旅行を承諾したんだ」
望「というわけで、憧よろしく!!」
憧「よろしくじゃない!!!」バンッ!!
憧「何それ!? いきなりそんなこと言われても困るんだけど!!」プンプン
憧「しかも今日って、なんでそんな大事なこともっと早く言ってくれなかったの!?」プンプンプン
憧「それにそんな知らない子の面倒見ろって、嫌よそんなの!!!」プンプンプンプン
望「あー、そりゃそうだよね……」ハハハ
望「でも安心して、まったく知らない子ってわけじゃないから」
憧「えっ!?」
神社の娘繋がりか
神に代わって剣を振るう男
ふんふむ
望「うちに来るっていう子はね―――永水女子の神代小蒔ちゃんなんだ」
憧「神代…? 神代ってあの神代!?」
憧「神代小蒔っていったら、和んとこと二回戦で戦った人じゃない!?」
憧「しかもその後の個人戦で大活躍した、あの神代小蒔なの!?」
望「そっ。その子その子」
憧「あ、あんな凄い人の面倒見ろって……無理だよお姉ちゃん!!」アセアセ
望「大丈夫だって、憧ならすぐ仲良くなれるって!」
憧「そんなこと言われても…………」
憧(うぅ~、あんな凄い人がうちに来るなんて……ど、どうしよう?)アセアセ
「ご、ごめんください!!」
望「おっ、来たかな?」
憧「!!」ビクッ
望「はーい、今出ます」ガラガラ
小蒔「え、えっと、私、神代小蒔と言います。あの……二日間お世話になります!」ペコリ
望「いらっしゃい。話はお父さんから聞いてるよ」
望「自分の家だと思ってゆっくりしていってね」
小蒔「は、はい! ありがとうございます!!」
望「私は望ね、んでそっちの子が妹の憧」
憧「!! あ、あの、新子憧って言います! よ、よろしくお願いします!!」ペコ
小蒔「こ、こちらこそよろしくお願いします!!」ペコリ
団体準決勝まで行ってる憧も十分すごいけど
アコチャーが敬語........
④
「」の後ろの擬音がキモい
望「さて、無事小蒔ちゃんも着いたことだし、私もそろそろ出かけなくちゃ」
望「それじゃ憧、あとよろしくね」ガラガラ
憧「えっ、ちょっとお姉ちゃん!?」
憧「………行っちゃった」
小蒔「あの……新子さん?」
憧「えっ!? あ、ああ神代さん、と、とりあえず中に入ってください!!」
小蒔「は、はい、それでは失礼しますね」
憧「あっ、荷物は私が持ちます!!」
小蒔「い、いえ、お気になさらないでください」
憧「えっ!? そ、そうですか!?」
憧(うぅ~、緊張して自分でもテンパってるのが分かるよ)
④
準決勝(おそらく決勝)までいった憧のことを姫様は知ってるはず
しえしえ
居間
憧「…………」
小蒔「…………」
憧「あ、あの神代さん!!」
小蒔「は、はい!」
憧「じ、神代さんはどうして奈良に遊びに来ようと思ったんですか!?」
小蒔「え、えっとですね! ……い、行きたい場所があったんですよ!」アセアセ
憧「そ、そうなんですか!」
小蒔「は、はい、そうなんですよ!」
憧「…………」
小蒔「…………」
憧・小蒔(き、気まずいなぁ(ですね)……)
憧(だってあの神代小蒔だよ!? 全国屈指の麻雀強豪校のエースの人なんだよ!?)アセアセ
憧(そんな人とどう接したらいいか分かんないよ!!)アセアセ
小蒔(ど、どうしましょう? 緊張して何を話したらいいのか分かりません……)
小蒔(!! そうです、こんな時のために霞ちゃんが用意してくれたモノがあります!!)
小蒔「あ、新子さん!!」
憧「は、はい!?」ビクッ
小蒔「きんつばはお好きですか!?」グイッ
憧「えっ!? ま、まあ嫌いではないですけど……」
憧(なんでいきなりきんつばが出てくんの!?)
小蒔「じ、実はですね、手ぶらでお世話になるのも失礼だと思い、お土産としてきんつばを持ってきたんです!!」ゴソゴソ
憧「そ、そんなお気になさらないで下さい!!」
小蒔「いえ、そういうわけにはいきませ―――あれ?」ガサゴソ
憧(? ど、どうかしたのかな?)
>>19
アコチャー初対面のときは灼とかにも敬語使ってるよ
小蒔(お、おかしいですね……ちゃんと用意したはずなんですけど……)ガサガサ
小蒔(確かに霞ちゃんに用意してもらって、ちゃんと旅行カバンの横に置いておいて……」
小蒔「――――――あっ!!!」
憧「!! な、なんですかいきなり!?」ビックリ
小蒔「…………持ってくるのを忘れてしまいました……」シュン
小蒔「ご、ごめんなさい……」グスッ
小蒔「で、でもきんつば以外にも用意してまして、他にもかるかん饅頭を――」
小蒔「…………か、かるかん饅頭も忘れてしまいました~」シクシク
小蒔(うぅ……奈良に行けるのが嬉しくて、うっかりお土産を忘れてしまいました……)
憧「…………」
小蒔(新子さんにも呆れられてしまいました……)
小蒔(どうして私はいつもこうなんでしょうか……)グスッ
かるかん饅頭とな
全国No.2で関西最強の元エースにタメ口きいてたアコチャーはいずこに
憧「…………ぷっ!!」
小蒔「!?」
憧「あははっ!! じ、神代さん最高!!」アハハ
小蒔「え、えっと……?」
憧「だって用意したお土産を全部忘れてくるとか、ありえないし!!」ゲラゲラ
憧「それでマジに落ち込んでるとか、めちゃくちゃ可愛いし!!」バンバン
憧「もう思ってた人と違って、おかしくっておかしくって!!」ヤバイ、ハライタイ
小蒔「…………」パチクリ
憧「あっ! ご、ごめんなさい、つい……」シマッタ
小蒔「ふふ、いいですよ」ニコッ
小蒔「確かにおかしいですよね、お土産を全部家に忘れてくるなんて」フフフ
>>28
セーラにタメ口きいたとき望お姉さんが言ってたね
仲良くなると誰にでもタメ口になるって
憧「でも本当に驚いたわー……って、すみません、タメ口になってしまって」
小蒔「いいですよ気にしなくて。それにその方が私も気が楽です」
小蒔「それと、私のことは、その……で、できれば小蒔と呼んで頂きたいです……////」
憧「分かったわ小蒔! それなら私のことは憧でいいわ。新子さんなんて堅苦しい呼び方じゃなくて」
小蒔「はい、分かりました。……あ、憧ちゃん////」
憧「そ、そんな緊張しなくてもいいよ小蒔!!」
小蒔「は、はい……////」
やだ二人共かわいい
憧「正直ホッとした。小蒔が思ってたような人じゃなくて」
憧「実は私、さっきまで内心ビクビクしてたんだ」
憧「いきなり二日間家に泊まるって聞いて、おまけに相手は全国屈指の打ち手」
憧「そんな人と一緒になんて、不安で怖かった」
憧「でもそんなことなかった。小蒔は思っていたよりずっと純粋で、良い子だった」
小蒔「そ、そんなことないですよ」テレテレ
憧「それに、かなりのおっちょこちょいだしね」アハハッ
小蒔「ちょっと憧ちゃん!! それはないんじゃないですか!!」プンプン
憧「そういえば小蒔」
小蒔「なんですか?」
憧「なんで巫女服着て来たの?」
小蒔「えっ?」
憧「えっ、じゃない! なんで普通の服で来なかったの?」
小蒔「えっと、普通の服と言われましても……私、普段からこの格好が普通ですので……」
憧「…………」
小蒔「あの……憧ちゃん?」
憧「小蒔、今からあんたの服買いに行くわよ!!」キッパリ
小蒔「えっ、ど、どうしたんですかいきなり!?」アワアワ
憧「いきなりじゃないわよ!! そんな格好で外を出歩くつもりだったの!?」
小蒔「は、はい。向こうでは学校の時以外は基本この服でしたので……」
憧「あたしの服かしてあげ…」
小蒔「…?」(ボイーン)
憧「…」(フックラー)
憧「…服買いにいくわよっ!」
路上での柔道はやばい
憧「駄目よ!!」ビシッ
小蒔「駄目ですか……」シュン
憧「あのね……向こうではどうだったか知らないけど」
憧「こっちで巫女服着て歩いてたら目立ってしょうがないじゃない!!」
憧「ただでさえ小蒔は可愛いんだから……」
小蒔「…………か、可愛い////」
憧「これ以上目立たないようにしとかないと、変なやつに絡まれるじゃない!!」
憧「というわけで、これから買いに行くよ」
小蒔「そういうことなら仕方ありませんね、分かりました」
憧「それにしても、巫女服のまま買い物に行くのはマズイわね……」ウーン
かわいい!
シャークさんじゃないのかよ
憧「私の服を代わりに貸して――」ジロ←小蒔のおもちを見ている
小蒔「?」プルン
憧「―――――というのは無理ね……」
憧(とてもじゃないけど、私の服じゃあのおもちは入りきらないわ……)ハァ
憧(それにしても、あのおもちはもはや凶器ね)
憧(あれは宥姉や和に匹敵するレベルだわ)
憧「小蒔、それ以外に服持ってきてないの?」
小蒔「えっと、これ以外には霞ちゃんが念のためにと入れてくれた学校の制服くらいしか……」
憧「まあいいわ、とりあえずそれを着て行きましょう」
小蒔「はい、分かりました」
―――――
―――
酉鍵で展開予想
>>43
ごめんマジごめん
似たようなネタを考えてたもんだからつい
以降黙って④
変なやつ
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: ′ _ | 丁 | |` ミ \ ̄/,,_ |彡"彳/ /::::::::.___
: | 、__) ー | ,.:┐t'⌒{ } 入 | r v // r―::′
! r‐、} '^ | | {ニ=- ∨ _ノ┴ュ'′/ } 〈_/ \
し ー |ニニニ{ニ}ニニニニ} / ,ノ、 rヘ,_〉
} / ニニニィ¨ト=ニニ7 { ‘,  ̄}::.
. イ∧ /ニニニ/ マニニニ\ :, /し':::::::.
/ ゝ /'⌒ヽ/ マ> ´ \ /::::::::::::i::}
神代ユウって名前が浮かんだんだけどこれって誰だっけ?
これは期待出来そうです
|\_ \ /´ __r― r‐ r‐、.ト ..
< /_ /乂 f i | ! i ∨::.::.::ミ:.、
|/\| 二 ミ 、 ..:..:\ 八} { } } }::.:.:.:.:.:.::.::\
, ..:..:..:.:.:\ ' __,.. -- ':.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.:\
/ ..:..:..:.:.:.:.:.:.:.:.` ¨¨´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽ:.:.::.::.::ヽ
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..:.::. ..:.:.:′ ..:.:.i.:\,.ィ:./}.:./ }.:.i..:.:.:.:.:.:}:ハ:. イ::;′.::.::.::}::′
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ノノ| ..:/′..:.:.:.::| ノ' /' }:.:.:/ノ}ノ ノ' ノ /}::. /イノ′
//´ }.:/ |r‐ 、 .::|z==ミ、 /イ ノ,斗==ミ /:ノイヽ{
. / .:/ ,o'>{ ハ::.: ! xxx ` ^´ xxx {::.:.:./⌒ヽ
/ . .:././:r‐{ |__ノr‐込 ' 厂/ | |\
.. .:.//r‐ミ! 廴ノ 人 \ r . n , イ::厶イ)、_.厂}:ヽ
. .:.:/{ {∧ }ー′ /` ノ { ≧=r`〒 ≦爪 / / {_.ノヽ:’.
..:.:.{ |爪 / }.八__ イ厂ト . __} / } { ∧:ハ
.:.::ノ ィ 7~入 ノ く ./ ./| 》 /{ `{ ノ:.ト}
#松実姉妹の服を借りる
いきなり外れてるし!おまけにもう遅かったし!
>>47
ホーリーランドのヤンキー狩り
洋服店
憧「うーん、どんな服がいいかなー?」
憧「小蒔はどんなタイプの服が好き?」
小蒔「そうですね……派手な感じの服は苦手ですので、できれば落ち着いた感じの服がいいですね」
憧「なるほど……」フムフム
憧「――――じゃあ、これなんてどうかな?」サッ
小蒔「わぁ、可愛いですね! このワンピース」
憧「でしょ。小蒔みたいな子は清楚な白で、露出の抑えたワンピースが似合うんじゃないかなって思ってね」
小蒔「はい!! とっても良いです!!」
憧「良かった、気に入ってくれて! じゃ、試着してみて!」
小蒔「はい分かりました……でも……」
憧「ん?」
小蒔「…………に、似合わなくても、わ、笑わないでくださいね……////」
憧「大丈夫だって、笑わないし。それに絶対似合ってるから心配しないで!!」
小蒔「や、約束ですよ憧ちゃん!!////」タタタッ
憧(小蒔ったら、そんなこと気にしないでいいのに)
憧(でも小蒔の照れた顔、可愛かったな……////)
「あれあれ、もしかして憧ちゃんかな~?」
憧「えっ? ……玄じゃん!!」
玄「やっぱり憧ちゃんだ!! 奇遇だね、こんなところで会うなんて!」
お早い登場ですな
おもちの匂いを嗅ぎ付けたか
クロチャー
憧「玄は服買いに来たの?」
玄「ううん、今日は見に来ただけ!」
憧「そうなんだ」
玄「そういう憧ちゃんこそどうなの?」
憧「私は付き添い。今家に泊まりに来てる子がいてね」
憧「んで、その子の服を買いに来てるの」
玄「ふ~ん。それでその子はどこにいるのかな?」キョロキョロ
憧「今試着室にいってるとこ。もうそろそろ戻ってきてもいいんだけど……」
そうかホーリーランドか
懐かしい
小蒔「あの……お待たせしました……」
憧「おっ、戻ってきた――」
小蒔「ど、どうですか憧ちゃん、へ、変じゃないですかね?////」
憧「…………」キュン
小蒔「あ、憧ちゃん?」
憧「……すっごく良く似合ってるわ!!!」
憧「思わず見惚れちゃったわよ!!」
小蒔「ほ、本当ですか! ありがとうございます!!////」
憧(あー、やばい、あまりの可愛いさに鼻血出そう)
玄「憧ちゃん、この子が泊まりに来てるって子かな?」
憧「えっ!? あ、ああ、うん!! そうなの!!」
玄「そうなんだ……それにしても、立派なおもちをお持ちで」ワキワキ
憧「こらっ!!」
玄「きゅ」ゴチンッ
sienu
④
憧「何いきなり揉もうとしてんのよっ!!」プンプン
玄「ごめん、つい――ってどこかで見たことあるおもちだと思ったら、もしかして永水女子の神代さん!?」
小蒔「は、はい!! そうですけど……」
憧「なんで顔じゃなくて、おもちで分かんのよ……」ヤレヤレ
玄「わぁ~、こんなところでお会いできるとは思いませんでした!!」キラキラ
小蒔「はぁ……確か阿知賀女子の松実玄さんでしたよね……?」
玄「えっ!? はい、そうですけど……」パチクリ
憧「あれ小蒔、なんで玄のこと知ってんの?」
小蒔「あっ!? その……ぜ、全国大会に出た高校はすべて確認してますので、それで知っていたのですよ!!」アセアセ
玄「なるほど。さすが全国屈指の名門さんは違いますね~」フムフム
憧「そうなんだ。なら紹介の必要はないわね」
玄「でも凄いね。そんな人が憧ちゃんの家に泊まってるなんて」
憧「あはは……色々あってね」
玄「ふ~ん、そうなんだ。じゃあ私そろそろ行くね。またね、憧ちゃん」バイバイ
憧「じゃあね玄」バイバイ
憧「それじゃ、私たちもそろそろ帰ろっか」
小蒔「はい。あっ、でもこの服は……?」
憧「そのまま着て帰っちゃっていいよ。お会計は私がしとくから」
小蒔「えっ!? あの、私の服なんですから、代金は私が払いますよ!」
憧「いいって、別にそんな高いもんでもないし」
小蒔「それでも……」
憧「まあまあ、私からのプレゼントってことにしておいて」
憧「んじゃ、お会計してくるね!!」バタバタ
小蒔「あっ……行ってしまいました……」
小蒔(でもプレゼントですか…………)
小蒔(…………ありがとう、憧ちゃん)
そのお金はどうやって稼いだんですかね(ゲス顔)
商店街
憧「いやー、良い買い物したわ」
小蒔「憧ちゃん、本当にありがとうございました!! これ、大切にしますね!」
憧「そこまで喜んでくれると、こっちも嬉しいわ」
小蒔「良いお店でしたね」
憧「そうなのよ!! 私たち金欠の学生にとってあの店はすっごく助かるのよ!!」
憧「可愛い服は多いし、雰囲気も良いし、それに何より値段が安いしね」
小蒔「もしかして憧ちゃんが今着てる服も……?」
憧「もちろん、あのお店で買ったの。可愛いでしょ?」クルッ
小蒔「はい、とっても可愛いです!!」ニコッ
憧「あ、ありがとう……////」
憧(冗談で言ったのに、そんな笑顔で返されるとは思わなかったわ////)
パパからのお小遣いに決まってんだろ(意味深)
小蒔「それで、これからどうしましょうか?」
憧「そ、そうね……そうだ!! これからボウリングに行かない?」
小蒔「ボウリングですか……?」
憧「せっかく街まで出てきたのに、このまま帰るのはもったいないじゃない?」
憧「それで私の先輩でね、実家がボウリング場を経営してる子がいるの」
憧「そこに一緒に遊びにって思ったんだけど……どうかな?」
小蒔「面白そうですね!! ぜひ行きましょう!!」ワクワク
憧「よし、それじゃ行こうか!!」
小蒔「はい!!」
―――――
―――
ボウリング場
灼「いらっしゃいませ――ってなんだ憧か」
憧「なんだは無いでしょ灼さん!! こっちは客よ!!」
小蒔「はぁ……ここがボウリング場ですか……」キョロキョロ
灼「あれ、今日は穏と一緒じゃないんだ」
灼「それにその人、どこかで見たことあるんだけど……」ウーン
憧「あって当然よ。この子、永水女子の神代小蒔なんだから」
灼「えっ!? じ、神代小蒔って、あの!?」ウソッ
憧「そっ。その神代小蒔ね」
小蒔「わぁ……すごいですね」キラキラ
灼「…………なんか、思っていた感じの人と違うね」
憧(灼さん、分かるわその気持ち)ウンウン
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 ̄ ̄ ´ / }l/ / /´ ̄ ̄\
. / /| / / ヽ
④
灼「それで、今日は何ゲームするのかな?」
憧「そうね……小蒔はどれくらいしたい?」
小蒔「私ですか!? そ、その、実は私、ボウリングをするのは初めてなので……」
小蒔「一度にどのくらいするのか分からないのです……」
憧「そうなんだ。それじゃ、練習も含めて3ゲームにしとくね」
灼「了解」
憧「それにしても、今日は珍しくお客さんがまったくいないわね」
灼「そうなんだ。普段はもっといるんだけど……」
灼「だから今日は憧たちの貸切状態だから、ゆっくり楽しんでいってね」
憧「ラッキー!! それじゃ小蒔、やろっか!!」
小蒔「はいっ!!」
ぼくもこまきちゃんとボーリングしたいです
憧「まずシューズを選んで」
小蒔「今履いてる靴では駄目なんですね」
憧「まあね。ちゃんと専用のシューズが置いてあるから、自分のサイズに合ったやつを取ってって」
小蒔「はい、分かりました」
憧「それとボール選択だけど、最初は軽いやつを選んだ方がいいわ」
憧「重い方がピンを倒すのには良いけど、慣れないうちは腕とか痛めちゃうからおススメしない」
憧「実際にやっていって、自分に合った重さのボールを見つけていくのがいいかな」
小蒔「そうなんですか……ボウリングとは奥が深いものなんですね……」
憧「それじゃ、最初の1ゲームは練習にするから、とりあえずやってみよっか」
小蒔「分かりました!!」
-1ゲーム目-
憧「それじゃ、私が最初にお手本見せるね!!」
小蒔「頑張ってください!!」
憧「やっ!!」ゴロゴロ…ガッシャーン!
憧「やりぃ、ストライク!!」ガッツポーズ
小蒔「凄いです憧ちゃん!!」パチパチ
憧「ありがと! ボウリングは良くシズと競ってやってるから、自然と上手くなっちゃってね」
憧「それでコツなんだけど、まずピンを見ないこと」
憧「ピンよりもレーンの手前にあるマークを見て投げた方がいいよ」
憧「あとはまあ……とりあえず投げてみよっか」
小蒔「はい!! ……えっと、ボールを持って……ピンではなく、マークを狙って投げる……」ブツブツ
憧「小蒔、落ち着いて。ゲームなんだから、楽しくね!!」
こまきちゃんかわいいです
小蒔「…………行きます!! やっ――ってわわっ」ゴテン
憧「こ、小蒔!? 大丈――」アレッ?
小蒔「い、痛いです……こけてしまいました……」グスッ
憧「こ、小蒔……////」ヤ、ヤバイ
小蒔「? どうかしたんですか憧ちゃん?」
憧「ス、スカートがめくれておしりが丸見えだよ……////」
小蒔「えっ………………っ!!!!!!!///////」バサッ
憧「だ、大丈夫よ、私たち以外にお客さんはいないから、誰も見てないわよ////」アセアセ
小蒔「……でも、憧ちゃんには見られてしまいました……」シクシク
憧「き、気にしないでよ小蒔!! も、桃のように綺麗で可愛いらしいおしりだったわよ!!」
憧(って何言っちゃってんの私!?)パニクリ
小蒔「うぅ…………憧ちゃんがそう言ってくれるのなら……まあいいです////」
憧(いいのかよ!!?)ビシッ
投下スピードが非常に良いです
小蒔「……それでは、あらためていきます。えいっ!!」コロコロ…ガタン
憧「あちゃー、ガーターか、残念」
小蒔「難しいですね……」
憧「投げ方が良くないのよ!! こうやって、振り子のように手を振るの」
小蒔「振り子のようにですか……」
憧「まっ、あとは慣れよ、慣れ」
憧「それじゃ、どんどんいきましょ!!」
――――――――――
小蒔「えいっ!!」コロコロ…カタタン
小蒔「やりました、4つ倒しました!!」
憧「良かったじゃん小蒔!! その調子よ」
小蒔「はい!! ……でも1ゲーム目終わってしまいましたね」
憧「でも、最初に比べたら投げ方も良くなってるし、次のゲームはもっと良いスコアが出せるよ」
小蒔「ありがとう憧ちゃん!! 次も頑張ります!!」
1ゲーム目スコア
憧――171 小蒔――24
アコチャーが俺より遥かに上手い件について
24って逆に難しいだろwwwww
俺のアベレージ小蒔ちゃんの倍もあるわwwwwwww
-2ゲーム目-
小蒔「……えいっ!!」コロコロ…ガシャーン!
憧「おっ、今度は8本倒せたじゃん」
小蒔「はい!! それにしても、ボウリングって面白いですね」
憧「でしょー? 私も最初はシズに無理やり連れて来られて始めたんだけどね」
憧「やり始めたら、すっかりハマっちゃって!!」
憧「今じゃ麻雀の次くらいに好きになっちゃったんだよね」
小蒔「そうなんですか」
小蒔「……憧ちゃん、本当に穏ちゃんって子と仲が良いんですね」
憧「えっ!? そんなことないわよ、ただの幼馴染だって」
小蒔「………………穏ちゃんが羨ましいです……」ボソッ
憧「んっ? 何か言った小蒔?」
小蒔「いいえ、何も言ってませんよ」ニコッ
幼少から穏乃に付きあって走り回ってたから運動出来るんだよ・・・
しずは今頃山で
――――――――――
小蒔「えいっ!!」コロコロ…ガシャーン!!
憧「やったじゃん、スペアよ!!」
小蒔「良かったです!!」
憧「ほら、続けて投げて!!」
小蒔「えっ、でもさっきので最後では……?」
憧「最後の第10フレームでは、ストライクかスペアを取ると、3球目が投げられるのよ!!」
小蒔「そうなんですか……それでは――えいっ!!」コロコロ…ガシャーン!
憧「やった!? ――って惜しい、1本残った」ザンネン
小蒔「残念でした」
憧「でも、スペア出せるくらいまで上手くなったじゃん」
2ゲーム目スコア
憧――168 小蒔――66
小蒔「いよいよ次で最後ですね」
憧「そうね……そうだ、ラストに勝負しない?」
小蒔「えっ!? し、勝負ですか!?」
憧「そうよ。小蒔も上達してきたことだし、勝負の方が緊張感があって面白いし」
憧「そんで負けた方が勝った方の言うことをなんでも聞くっていう罰ゲームありでしてみない?」
小蒔「そ、そんな!! いくらなんでも私が憧ちゃんに勝てるわけないじゃないですか!!」
憧「分かってる分かってる。だから、勝負の内容はこうよ」
憧「私のこのゲームのスコアと、小蒔の3ゲーム合計のスコアで競うの」
憧「小蒔のこれまでの合計スコアは90だから、いい勝負になると思うよ」
小蒔「で、でも……」
憧「……ごめん。そうだよね、せっかく楽しんでやってるのに、勝負だなんて言われたら嫌だよね」
憧「いつもシズとやる時は最後に勝負してるから、ついしてみたくなっちゃって」
小蒔(……穏ちゃんと行く時はしてるんですか……)
④
憧「それじゃ、今までと同じ――」
小蒔「やります!!」
憧「――えっ、いいの!?」ビックリ
小蒔「はい!!」
憧(いきなりやるなんて、どうしたんだろ? まぁいっか)
憧「分かったわ。言っとくけど、一切手加減しないからね!」
小蒔「望むところです!」
小蒔(とは言ったものの、いくらなんでも憧ちゃんに勝てるわけありませんよね……)
小蒔(どうしたらいいのでしょうか……)ウーン
小蒔(…………………………)ウーン
小蒔(…………………………)ウーン…ウトウト
小蒔(……………………Zzzz)スゥ…
姫様ちょろいよ、ちょろすぎる
ボーリングにも有効なのか
かみさまだもの
-3ゲーム目-
憧「よっしゃ!! いきなりストライクよ!!」
憧「悪いけど小蒔、この勝負もらったわ!!」
小蒔「………………」ゴゴゴゴ
憧(な、何なの!? 今までと雰囲気が違うんだけど!?)ビクッ
小蒔「――――っ!」ゴッ!! …ドンガラガッシャーン!
憧「わっ!? ス、ストライク!? す、すごいじゃない小蒔!!」ビックリ
小蒔「………………」ゴゴゴゴ
――――――――――
小蒔「――――っ!」ゴッ!! …ドンガラガッシャーン!!!
憧「今度もストライク!? これで3連続、ターキーじゃない!?」スゴイ
憧(まだ十分挽回できるわ……)
最後の一投直前まで見えた
そういや永水勢は麻雀特化してないんだっけ
――――――――――
小蒔「――――っ!」ゴッ!! …ドンガラガッシャーン!!!!!
憧「こ、これで5連続ストライク……」アレアレ?
憧(ま、まだ勝負は終わってないわよ……)アセアセ
――――――――――
小蒔「――――っ!」ゴッ!! …ドンガラガッシャーン!!!!!!!
憧「…………」ヤバイ
――――――――――
小蒔「――――っ!」ゴッ!! …ドンガラガッシャーン!!!!!!!!!!
憧「」オワタ
支援でー
――――――――――
小蒔「――あっ……ごめんなさい、少し寝てました」
小蒔「どうしたんですか憧ちゃん?」アレ?
小蒔「そういえば勝負の方はどうなったんですか……」スコアチェック
憧――181 小蒔――300
小蒔「」
憧「す、すごいじゃない小蒔……。ま、まさかパーフェクト出すなんてね……」ハハハ…
小蒔「ち、違うんです、これは!!」アセアセ
憧「ま、まあいいわ……負けは負けよ。私にできることならなんでもするわ」
小蒔(うぅ~、またやってしまいました……)
小蒔(私自身の力で勝ったわけでもないのに、憧ちゃんに何かさせるだなんて――そ、そうだ!!)
さすがにさるったか
ホリランかと思ったわ>神代
憧「どうしたの小蒔? いいわよ、遠慮しなくて」
小蒔「……わ、分かりました。それでは……」
憧「…………」ゴクリ
小蒔「こ、この後私とケーキを一緒に食べに行ってください!!!」
憧「…………………………えっ」パチクリ
小蒔「だ、駄目ですか……?」ドキドキ
憧「えっ、駄目じゃないけど……そんなんでいいの?」
小蒔「は、はい!! あっ、もちろん自分が食べた分は自分で払いますよ!!」
憧「いや、そんなことは気にしてないし。ってかそれくらいおごるよ? 私負けたんだし」
小蒔「いいえ、これ以上憧ちゃんに出させるわけにはいきません!!」キッパリ
しえん
憧「…………ぷっ! あっははは!!!」ケタケタ
小蒔「えっ?」
憧「小蒔って本当に良い子なんだねっ!! 欲がないっていうかなんというか」
憧「いいわ。ちょうどゆっくり休みたいところだったし」
小蒔「そ、それでは……」パァァ
憧「一緒にケーキ食べに行こっ!!」
小蒔「は、はいっ!!」
小蒔(憧ちゃんと一緒にケーキ、うぅ~、楽しみです!!)ウキウキ
―――――
―――
ケーキ屋
小蒔「わぁ……ケーキがいっぱいです……」キラキラ
憧「ふふっ」
憧(ケーキを見てる小蒔、子供みたいで可愛いな////)
憧「どれにするの小蒔?」
小蒔「えっとですね……どれも美味しそうなので迷ってしまいます」
憧「確かにね。私もどれにしようか少し迷ってるし」
小蒔「憧ちゃんのおススメとかってありますか?」
憧「そうね……おススメはこのチーズスフレかな?」
憧「ふわふわの食感のスフレと、濃厚なチーズの組み合わせが最高ね」
小蒔「…………とっても美味しそうですね」ゴクリ
小蒔「決めました! 憧ちゃんおススメのチーズスフレにします!!」
憧「それじゃ、私はこの抹茶シフォンってやつにしようかな」
小蒔「抹茶シフォンですか……これも美味しそうですね」
憧「でしょ? いつもはチーズとかチョコ系のやつなんだけどね」
憧「たまには抹茶系も食べてみよっかなって思って」
―――――――――――
小蒔「本当に美味しいですね」
憧「良かった、気に入ってもらえて」ホッ
小蒔「憧ちゃんの抹茶シフォンはどうですか?」
憧「当たりね。抹茶がちょうどいい甘さで美味しいよ」
小蒔「…………………………」ジー
憧「どうしたの小蒔?」
小蒔「あの、憧ちゃん……それ一口頂いては駄目ですかね……?」
憧「えっ、いいけど」
小蒔「ほ、本当ですか!?」パァァ
憧「大げさね、一口くらいで」
憧「ほら、あーん」
小蒔「えっ!?」ドキッ
憧「ん? ――っ!!」シマッタ
憧(や、やばい!? 思わずやっちゃったけど!!)
憧(これって恋人同士がするようなやつじゃない!?)
憧(うぅ~、ど、どうしよ……)ワタワタ
小蒔「………………あーん//////」パクッ
憧「!!//////」ドキドキ
小蒔「………………とっても、美味いです……//////」ウットリ
憧「そ、そう。そ、それは良かったわ//////」ドキドキドキ
支援
ホーリーランド期待したんだがな
支援
小蒔「あ、憧ちゃん」
憧「な、何!?」
小蒔「憧ちゃんも私のをどうぞ。…………あーん//////」
憧「えっ!?」
小蒔「…………//////」ドキドキ
憧「………………あーん//////」パクリ
小蒔「ど、どうでしたか?」
憧「と、とっても美味しかったわ//////」
小蒔「…………は、恥ずかしいですね、これ」
憧「ご、ごめん。つい……」
小蒔「でも…………悪くないですね//////」ウットリ
憧「そ、そうね//////」ドキドキ
―――――
―――
シャークさんかと
新子家
憧「ふぅー、遊んだ遊んだ」
小蒔「そうですね。とっても楽しかったです」
憧「少し汗かいちゃったし、早めにお風呂準備しよ」
憧「小蒔も汗かいてるでしょ? 先に入っていいよ」
小蒔「いえ、憧ちゃんから先に入ってください」
憧「私は後でいいわよ。小蒔はお客さんなんだし、先に入ってきなさいよ」
小蒔「いいえ、家の方を差し置いて私が先に入るなんてできません」
憧「………………それじゃあさ――――-」
小蒔「?」
憧「い、一緒に、入る…………?////」
小蒔「えっ!?」
可愛いですな
憧「だ、駄目…………かな?」ジー
小蒔「…………あ、憧ちゃんとなら……いいです……//////」コクリ
――――――――――
風呂場
カポーン
憧「…………」ドキドキ
小蒔「…………」ドキドキ
憧(うぅ~、どうしよ!? 恥ずかしくてまともに小蒔の顔見えないや//////)
憧「こ、小蒔、背中流そうか?」
小蒔「は、はい。……お願いします」
支援ぞ
おもちー
――――――――――
憧「ど、どうかな……痛くない?」ゴシゴシ
小蒔「は、はい。ちょうどいいです////」
憧「………………」ゴシゴシ
小蒔「……はぅっ…………んんっ……」ピクン
憧「………………////」ゴシゴシ
小蒔「………あぅ………やぁっ………」ピピクン
憧「………小蒔、反応がやらしいよ////」ゴシゴシ
小蒔「ご、ごめんなさい。ついくすぐったくって……//////」
憧「もうっ////」ザパァァン
小蒔「ありがとう、憧ちゃん」
しえん
小蒔「こ、今度は私が憧ちゃんの背中を流しますね」
憧「う、うん。……お願い」
小蒔「………………」ゴシゴシ
憧「………………」ドキドキ
小蒔「…………あ、憧ちゃんの背中って、綺麗ですね////」ゴシゴシ
憧「ひゃっ!! い、いきなり何言ってんのよ!?////」ドキドキ
小蒔「ご、ごめんなさい」ゴシゴシ
憧「そ、それを言ったら小蒔、あんたの背中だってすっごく綺麗だったわよ////」
小蒔「えっ!? あ、ありがとうございます……////」ゴシゴシ
憧「………………////」ドキドキ
小蒔「………………////」ザパァァン
小蒔「お、終わりました////」
憧「あ、ありがとね////」
おもちの差…
湯船の中
小蒔「けっこう広いですね」
憧「でしょ? うちのお風呂って結構広いんだ」
憧(良かった、やっとまともに話せるようになったわ)
小蒔「今日は本当に楽しかったです」
憧「………………」ジー←小蒔のおもちを見ている
小蒔「ボウリングも面白かったですし、ケーキも美味しかったですし」←それに気づいていない
憧(それにしても小蒔のおもちって、生で見るとすっごい迫力ね////)
憧(玄が揉みたいと思うのも、無理ないわね……)ゴクリ
憧「…………………」
憧「ねえ小蒔…………」ワキワキ
小蒔「なんですか憧ちゃん?」
憧「ちょっとそのおもち、揉ましてもらうねっ!!」モミ
小蒔「えっ? ――――はぅっ!!!?」ビクッ
憧「うわぁっ、すっごい柔らかい!!」モミモミ
小蒔「あっ……だ、駄目です…あ、憧ちゃん……////」ビクン
憧「見るからにやばいものだとは思ってたけど、まさかここまでのものとは……」モニュモニュ
小蒔「はぅん……あぁ……そ…そんな……やんっ//////」ビビクン
憧(ごめん玄、あんたのおもちに対する思い、誤解してたわ)
憧(これは……確かに夢中になっちゃう代物ね!!)
―――以下キングクリムゾン―――
―――――
―――
居間
憧「ほんっっっっとうに、ごめんっ!!!」ドゲザ
小蒔「…………」プクー
憧「違うの、あの時は私の中に何かが乗り移ってたの」ドゲザ
憧「そうっ!! おもちソムリエ的な何かが!!」クワッ
小蒔「………………すっごく恥ずかしかったです……////」プククー
憧「ご、ごめんなさいっ!!!」ドゲザ
小蒔「……………………アイス」ボソリ
憧「えっ!?」
小蒔「アイスが食べたいです。……それで許してあげます」ニコッ
憧「ほ、本当に!? いいわよ、アイスの一つや二つ!!」
憧「今取ってくるね!!」バタバタ
小蒔「…………」
小蒔(……本当は憧ちゃんに胸を触られて気持ち良かったなんて、そんなの言えませんよね……//////)
しえん
やはりアコチャーは無自覚レズビッチ
おもちソムリエのせいなら仕方ないね、うん仕方ない
――――――――――
憧「もうこんな時間か」
小蒔「そうですね。……楽しいと、時が経つのが早いですね……」
憧「まぁ、鹿児島に帰るのは明後日の朝でしょ? だったら明日はもっと楽しいことしようよ!」
小蒔「憧ちゃん……」ウルッ
望「ただいま~」ガラガラ
憧「あっ、お姉ちゃんお帰り」
小蒔「お帰りなさい、望さん」
望「おっ、二人とも、すっかり仲良しだね~」ニヤニヤ
憧「そ、それは当然よ。小蒔は良い子なんだし////」ワタワタ
望「あれあれ~? なんでそんなに動揺してるのかな?」ニヤニヤ
憧「べ、別に動揺なんてしてないわよっ!!」プンプン
望「あははっ、ごめんごめん。でも良かった、仲良くやってて」
望「憧には無理やり押し付けちゃった感じになったからね。悪いとは思ってたんだ」
憧「そんなことないよお姉ちゃん!!」
望「ありがとね。まっ、そんな憧にこれを授けよう」ピラッ
憧「ん? 何これ?」
望「近くの遊園地のチケット。明日二人に行ってきてもらおうと用意したんだ」
憧「遊園地――ってこれ最近できたばかりのやつじゃない!?」
憧「いいの、これ貰っちゃっても!?」
望「いいに決まってんじゃん。そのために手に入れてきたんだから」
憧「ありがとう、お姉ちゃん!!」
小蒔「ありがとうございます」ペコリ
望「良かった、喜んでくれて。そんじゃ、私は風呂入ってくるわ」パタパタ
しえー
④
憧「これで明日は遊園地で決まりね」
小蒔「はい!! すっごい楽しみです!!」ワクワク
憧「そういえば小蒔、確か奈良で行きたい場所があるとか言ってたわよね……」
憧「そこ行かなくて、明日遊園地で良かったの?」
小蒔「えっ?」パチクリ
憧「ほら、今朝会った時に、行きたい場所があるから奈良に来たとか言ってたじゃない」
小蒔「……あっ、そ、そうでしたよね! で、でも別にいいんです!!」アセアセ
憧「いいの? せっかく奈良までわざわざ来たのに……」
小蒔「はい、大丈夫です」アセアセ
憧「? まあ、小蒔がいいって言うならそれでいいけどさ……」
―――――
―――
しえ
憧の部屋
憧「ふぅ……」
憧(今日は色々有ったな……)
憧(お姉ちゃんからいきなり小蒔が家に泊まりに来るって聞いた時はどうしようかと思ったけど)
憧(実際に会ってみると、小蒔は本当に良い子で、可愛くて、一緒にいると楽しい子だった)
憧(小蒔、明日の遊園地楽しみにしてくれてたわよね……)
憧(私もすっごく楽しみだな。どこ周ろっかな?)
コンコン
憧「はーい、どうぞ」
小蒔「し、失礼します……」オソルオソル
憧「小蒔? どうしたの?」
小蒔「あ、あの……恥ずかしいのですが、一人では寝られなくて……」
小蒔「憧ちゃんの布団で一緒に寝ても……よろしいでしょうか……?」
憧「いいわよ、ほら」バサッ
小蒔「あっ……ありがとう、憧ちゃん!」パァァ
憧「ふふっ。それにしても小蒔の寝巻きって古風よね」
小蒔「そうですか?」
憧「そうよ。そんな大奥での寝巻きのような白小袖、普通着ないわよ?」
小蒔「憧ちゃんは着ないんですか?」
憧「私はね。おばあちゃんとかは寝巻きとして使ってたけど、私は着ないかな」
小蒔「そうなんですか……」シュン
憧「でも小蒔、……すごく似合ってるよ////」
小蒔「!! ……あ、ありがとう憧ちゃん……////」
ふむ
④
小蒔「明日は楽しみですね」
憧「うん。どれ最初に乗ろっか?」
小蒔「え、えっと……実は私、遊園地も行ったことなくて……」
憧「そうなんだ。それなら、ジェットコースターとかどう?」
小蒔「じぇっとこーすたー……?」
小蒔「それはどんなモノなんですか?」
憧「そうね……すっごい迫力満点の乗り物よ!!」
小蒔「そうなんですか、それは面白そうですね」ワクワク
憧「面白いわよ~。他にもバイキングとか、色々面白いのがあるわよ」
小蒔「ますます明日が楽しみになってきました」ウキウキ
さるよけ
憧「……小蒔」
小蒔「なんですか憧ちゃん?」
憧「明日は今日よりもっともっと、楽しい思い出作ろうね」ニコッ
小蒔「…………はい!!」
憧「神代…? 神代ってあの神代!?」 カン
え?
次回予告
憧「遊ぶんだ、小蒔と!!」
後日投下予定
おつ!
規制なら仕方ないね
乙
素晴らしい
続きを待っとるぞ
乙乙
おつ
一瞬イラッとくる鮫かと思った
乙
支援、コメント、そしてスレ代行ありがとうございました。
それと、スレタイで誤解を生じさせてしまい、すみませんでした。
中途半端なところで終わってしまいましたが
少し長くなりそうでしたので、投下前から二つに分けることにしてました。
けっして飽きたからとか、めんどくさくなったからとかではありません。
前回書いたSSと違い、百合は難しいですね……。
最初は憧×小蒔ってアリかな……と思いながら書いてましたが
すっかりあこまきが大好きになっていました。
あこまき、もっとはやれ!!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
面白かった
乙
乙乙
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