兵士1「懐かしいな。お前も訓練の時はあれだったろ?」
兵士2「ええ、ですが、これに何の意味が?」
兵士2「通過儀礼だ。今までの自分を全て否定して、真っ白な兵士に適した人格に矯正するんだ。」
兵士1「何も言われていない子がいるようですが?」
兵士2「あぁ、必要のない子もいる。おそらく地獄を見てきたんだろう。」
教官「おい貴様!!名前は!!?」
イェーガー「……」
教官「貴様ァ!!!名前を言わんか!!!!」
イェーガー「…名前など無い…。貴様と同じだ…」
教官「貴様、上官に向かって大層な口利きだな。訓練を楽しみにしていろ!!」
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獲物を屠る〜
コニー「オイ、あの芋女と無口、まだ走らされてるぞ」
マルコ「え?本当だ。凄いな、5時間ぶっ通しだ」
コニー「でもよ、死ぬまで走れって言われた時より、晩飯抜きって言われてたほうが死にそうな顔してたよな。」
マルコ「イェーガー君は何も言わなかったけれどね。」
コニー「それよりも、イェーガーの傍にいた娘が離れろって言われた時死にそうな顔してたよな」
マルコ「はは、そうだね」
食堂
マルコ「そういえば、君出身聞かれなかったけれど、どこの出身なんだい?」
イェーガー「…シガンシナ区だ…」
アルミン「僕とミカサと一緒だよ。小さい頃から遊んでたんだ。」
コニー「ってことはよ、いたんだよな!あの日に!!」
アルミン「え?」
マルコ「お、おい!」
コニー「巨人だよ!超大型巨人!!」
アルミン「…見たよ、この目でね」
コニー「そうか!やっぱでけーのか!?
」
アルミン「壁から頭一つでる位だったよ。噂ほどじゃない。」
コニー「そうか!!じゃあ鎧のほうは!?」
イェーガー「…見た目は他のものと大差ない」
コニー「おお、お前喋れんのか!」
マルコ「やめなよ、死ぬかもしれなかったんだから。」
コニー「でもよ!」
イェーガー「…あんなもの大したことない。」
ジャン「へぇ。随分頼もしいな。じゃあ巨人はイェーガー様にお任せってか。」
マルコ「ジャン!やめなよ!!」
イェーガー「憲兵団希望の腰抜けか…」
ジャン「俺は正直者なんでね。無口で気取りながら必死に怖さを隠してる誰かよりはマシさ」
ジャン「おっと、怒らせる気はなかったんだ。済まないな」
カンカンカン
コニー「晩飯おわりだ。片付けようぜ」
ジャン「別にあんたの考えを否定した訳じゃないんだ。ま、これからよろしくな」
イェーガー「…ああ」
訓練場
教官「まずは貴様らの適性を見る!!」
教官「両側の腰にロープを繋いでぶら下がるだけだ!!腰の支点だけで身体のバランスを取れ!!」
兵士「今年はできる人が多いようですね…」
兵士「見ろ…あの娘だ身体に全くのブレがない。」
兵士「あれこそ素質というものだ。身体がどうすればいいか分かるのだろう。」
兵士「こればかりは仕方のないことだ。まったく出来ない者もいれば…」
グレイフォックスか
超期待
これは期待
はよ
おい
hayo
に
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