男「何気ない日常が一番なのである」 (21)

「……いっち、にっ、アヘッ☆ イグッ!!」

朝だ。
寝起きで重い頭をふるふると振って意識を覚醒させる。
最近、朝の目覚まし時計代わりになっている妹のおまんこ体操の声を聞いて目を覚ますようになった。

男「起きるか……」

ベッドから身体を起こし一度欠伸をして抜け出る。
フローリングの床に足をつけるとひんやりとして妙な心地よさを感じた。
取り敢えず、飯を食おう。リビングでは母が朝飯を用意してる筈だ。

うんち

妹「 アヘ顔からの~~~イグッ!!!!」

男「おはよう」

妹「あ、お兄ちゃんおはよう!」

母「たかしおすーwwwwたかしめすーwwww」

男「母さん、ご飯は?」

母「なぞのくさ」

男「パンでいいか……」

母「しよwwwしよwwwwしよwwwwwww」

妹は相変わらず日課のおまんこ体操をしていた。
一年ぐらい前から朝にテレビでおまんこ体操の放送枠が取られるようになって以来、女子高生を中心にじわじわと人気が出てきているようだ。

「 女の子の定番☆おまんこイクイク体操なのだ☆o(^-^)oえいっ」

テレビで流れているおまんこ体操の映像の字幕にそんなことが書いてあった。

妹「やっぱりおまんこ体操すごいなあ」

よく判らないがすごいらしい。

大塩平八郎

クソ定期入れるなよwwwww

母はここ一年ぐらいずっとこんな感じだった。
認知症なのか何なのかは知らんがあまり言葉が通じなくなってしまった。

そういえば今年の正月に出された雑巾を煮た物は雑煮のつもりだったんだろうとふと思った。

妹「愛されアクメキメたからそろそろいこっか!」

男「おう」

妹は高校一年生だった。対する俺は二年生。
あみだくじで決めた高校だったが運が良いことに妹も俺と一緒の高校に通うことになった。

どんなレスが欲しくてこんなもん書いてんの?

続き早くしろ~

すまん回線不安定すぎて投稿できてなかった

あくしろよ

早くしろよ

またお前か

きもすぎ消えろ

あーまじきれそう

ゴミはゴミらしくしてろよ

「オハヨーゴザイマス!!」

と校門の前で言っているのは我が校の体育教師である。
うちの学校の生徒は挨拶ができないやつらばかりだ! ということで熱血で有名な体育教師が自らをお手本にするように誰にともなく挨拶をするようになった。

「オハヨーゴザイマス! オハヨーゴザイマス!!」

今現在は校門の前で校舎のほうを向きながらひたすらに挨拶している。
挨拶運動を始めたばかりの頃は生徒たちにうざがられていたものだが今では良いマスコットである。

残念なことに挨拶運動を始めてからオハヨーゴザイマス以外の言葉を言えなくなったということはこの学校の誰しもが知ることである。

妹「あはは、オハヨーゴザイマス! だって」

男「そうだな」

妹のツボはよく判らない。
犬が棒に歩けば笑うし猿が木から落ちれば笑うような女である。

歩けば→当たれば

こんな痛いの晒して何がしたいんだよ……オナニーは一人でやるもんだから

>>18
消えろゴミ

がらっと教室のドアを開ける。
既に登校を済ませた生徒たちの談笑がわっと耳に入ってくる。
そんな中俺に話しかけてくる生徒が一人。

友「よう」

男「おう」

無愛想な挨拶だが彼にはこれで通じる。
小学生の頃から一緒だっただけで平気で友だち面するようなやつだった。

友「見ろよあいつらー朝から盛んだよなあ」

友の指差す方を見るといじめられっ子の男子生徒が数人の女子に逆レイプされている最中だった。
そういえばそんな光景を昨日も見た気がした。

友「俺だったら満更でもないんだけどなあ」

ところでこいつはさっきから誰に向かって話しているのだろうと思った。

やったな>>1
ID:sxQv5Jr8Pが擁護してくれてるぞ!

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