女「男くんごめんね……私…この人のモノになったの…」(34)

チャラ男「ということwwww悪いなwwww」

女「ごめんね……」

男「なっ…!」


男(なんだこいつらいきなり出てきて……)

男(確か隣の隣のクラスの奴らだったよな?)

チャラ男「へへっwww」

女「……」

男「そ、そうですか」

チャラ男「悪いなwwww」

男「いやいや、幸せそうで何より」

男「……じゃ、バイトあるから」

チャラ男&女 ポツーン



男「なんだったんだ」

翌朝 男の自宅

チュンチュン

男「ふぁーあ……ねむっ……」

カーテン シャッ

女「男くんごめんね……」


男「うぉおおおおおおっ!!!???」ビクゥッ

チャラ男「この娘いただいちゃいましたー♪」

男「人ん家で何やってんだ!!!二階だぞここ!!!!」


女「ごめんね男くん…結構登るのキツかった……」


男「知らねえよ!!!!!」

女「男くんには悪いけど私、この人のモノだから…」

チャラ男「へへっw」ガクガクブルブル

男「へへっじゃねえよお前膝震えてんじゃねえか高所恐怖症だろ」

男「はぁ…朝からごちそうさまでした!」シャッ

高校

先生「はいここで淀君は徳川家康の手によってぶっ殺されます」


男「……」カキカキ

男(はぁ…次は体育か…だりいな…)チラッ

男(うわっ今日長距離かよっ……うん?)

校庭

女&チャラ男


男(……あいつらだ)


男(てかなんでみんな走ってるのにあいつらに先生注意しねえんだよ)

女 ピョンピョン


男(ん??)

女 パクパク

男(口パク?)


男(お、と、こ、く?、ん、ご、め、)

男「あーもうしょうもないしょうもない」

放課後 下駄箱

男「あーあ、バイト休みてえなぁ」

ガチャ ハラリ

男「ん? 手紙だ」

男「男くんへ……っ!?///」

男(ラブレターか!!??) ピラッ


男「えーと、私2年B組の女です。私は同じクラスのチャラ男君とお付き合い…して…い…」

男「うがあああああああ!!!!!!」ビリビリビリ

周り「!!??」ビクゥッ

男「付き合ってるからなんじゃぁぁあぁぁ!!!!!自慢かぁぁぁぁぁ!!!!!」 ウホウホー!!!!

男「あいつら腹立つぅ!!!」

女「男くんごめんね…」

チャラ男「うーっすwww」




男「ハッハッハッwww」

チャラ男「もがっ"」

男「いいカップルさんで羨ましいですなぁ」クチツカミー

チャラ男「ほはえほほんはほっひはっへわ(お前の女取っちまったわ) 男「……」グギィイイ

チャラ男「ひいいいいい!!」

男「おい女…さん…」

女「うん…」

男「次現れたらこの彼氏さんの口縫っちまうからな」

女「……」

男「ったく…てかチャラ男なんつってたんだ…」



チャラ男「……はぁ」

女「うーん中々好感触ねぇ」

チャラ男「女さん…やっぱ違う気がするんすけどぉ…」

女「何が?」

チャラ男「作戦名なんでしたっけ…」

女「美少女高校生・女、チャラ男にNTRされて男くん大嫉妬・愛のむきだし大作戦」


チャラ男「……」

チャラ男「女さんと男くんて恋人なんすか?…」

女「いや?」

チャラ男「え」

女「そうよ?」

チャラ男「えぇ…」

チャラ男「えっじゃあ恋人じゃないのにNTR大嫉妬作戦やってたんすか!」

女「でも仲は良いわよ?」

チャラ男「お?デートしたんすか?」


女「一緒に帰った事があるわ」

チャラ男「健全異性交遊ぅぅ……」

チャラ男「…一緒に帰っただけですか?」

女「小学校の頃だったわ…」

チャラ男「小学校!!???」

女「ええ」

チャラ男「な、何がキッカケで好きになったんすか…」


女「当時わたしは転校生、しかも美少女、しかも金持ち、しかも美少女ときて浮いてたの」

チャラ男「……他の理由だ」

女「そんな私が下校途中話掛けてくれたのが男くん。それからずっとお慕いしております」


チャラ男「クレイジー…」ボソッ

女「あん?」

チャラ男「なんでもないす」

女「そんな男くんを片思いし続けて、何のイベントも無し…」

女「そうしたら男くんの嫉妬を起こさせてめでたくゴール…イン!!!!」ニヘヘ

チャラ男「あ、あのー…」

女「はい」

チャラ男「そ、それって両想いか、恋人以上恋人未満じゃ成り立たないんじゃ……」

女「両想いよ。だって話掛けて来たんですもの…」

チャラ男「ピュアぁぁ……そして病んでるぅ……」

チャラ男「じゃ、とにかく俺はこれで…」

ヒュン カッ

女「ダメよ。この恋愛、成就するまで付き合って貰うわよ」


チャラ男「へっ、へぇ~シャーペンて本気で投げりゃ壁刺さるんすねぇ」ガクガク

コンビニ

男「こちら温めますか?、はい! はっ…あ、タバコ2番ですね」

男「ありがとうございましたー」

男(そろそろあがる時間か…疲れたなぁ…)

ウィン

男「いらっ…しゃ…」

前にあった奴のモロパクリじゃん

チャラ男 ピーヒョロローピヒョー♪

女「……」

男「なんで和服なん?なんで笛吹いてんだよ」

女「…」

チャラ男「……」

男「てか横笛無かったのかよリコーダー強引に横で吹いてんじゃねえか」

>>20

前にもやったけど途中で終わった

チャラ男 ピヒョッ

男「笛で返事すんな腹立つな」

女「わびぬれば」


男「…え?」

女「わびぬれば 今はたおなじ 難波なる
 みをつくしても 逢はむとぞ思ふ」

男「……」

チャラ男「えー、おほん…会えないのなら、私はもう死んだも同じです。
   それならいっそ、難波潟にある澪標(みおつくし)のように
   身を尽してもいいので、あなたにお会いしたいのです って意味です」

男「いや会ってんじゃねえか隣同士」

チャラ男 ピヒョッ

男「ピヒョッじゃねんだよ」



女「……では」

チャラ男 ピーヒョロローピヒョー♪


男「んだてめえら!!!!2度と来んなぁ!!!!!」

夜の公園

チャラ男「違うんすよねえ…!!なんか違うと思うんすよ!!」

女「こんなの完璧でしょうこれ。響いたでしょうこれ」

チャラ男「これアレっすよね。平安時代の人って短歌作って告白してたって奴」

女「想いは全部乗ってたわよ?」

チャラ男「俺居なかったら意味不明っすよ…やってる事も意味不明なのに…」


女「よし、次はこの作戦で行きましょう。チャラ男、リハーサルよ」

チャラ男「ま、まだやるんすかぁ……」

女「言っとくけど断ったらシャーペン手裏剣47連打行くわよ?」シャキン

女「あとチャラ男が実は家でb チャラ男「よっしゃあああああ!!!!男のハートもぎ取ったりましゃあっ!!!!!!

女「いいわねー気合い入ってきたわねー」

チャラ男「もう気合い満点猪木闘魂フルMAXすよ!!!!!だから女さん!!!!あの事はくれぐれも学校で言わないで下さいね!!!!!」グオオオ

女「持つべきものは友と人の弱みねー」


チャラ男「もう女さんの気が済むやりましょう!!!!」

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