ほむら「それはきっと恋心ではなくて」(273)
ほむら「暁美ほむらです、よろしくお願いします」
さやか「サラサラロングヘアーの、すっごい美人」
まどか「わぁ……」
ほむら「……」
さやか「ッ!?」
まどか「どうしたの、さやかちゃん?」
さやか「いや、転校生が今、微笑みかけてきたような……」
まどか「えぇー……」
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/:::::::::::::::::::::::::;ィホ孑"⌒ ̄¨ミメヘ
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| ::::::::;Ⅵ:::::::::::::::!  ̄´ ヒrリ.》 j:::::| / \
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. 八:::::::::八::::::::::::::|> .. ゙こ三/_ .<:::::::::::|
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/::::::/⌒ヽ- ヘ:::::::::|  ̄テメx;;_ :::::/|:::::::::::::::|
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. ノ" ! Ⅵ `マI⌒`゙|リ|:::::::/
(──- ,, | `} ,ム ,ノ| | :::/
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/:::::::::::X \ ノ 人 /| i| Ⅵノ j∧
/::::::::::::〈 ヽ/ `´ | i| | i|/ \ヽ、
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まどか「暁美さん、休み時間には保健室に行かなきゃいけないんだよね」
ほむら「ええ、保健室まで連れて行ってもらえるかしら、鹿目まどかさん」
まどか「うん、もちろん……はい、こっちだよ」
ほむら「ありがとう、鹿目まどかさん」
まどか「まどかでいいよ、私もほむらちゃんって呼ぶね?」
ほむら「……まどか」
まどか「うん!」
ほむら「ッ」
まどか「どうしたのほむらちゃん? 体の具合悪いの?」
ほむら「そう……ね、ずっとベッドの上だったから全然筋肉なくて……」
まどか「そっか……じゃあさ、手を繋いで歩こうよ、私が引っ張ってあげる」
ほむら「あ……ありが、とう……」
まどか「はい、こっちだよ」
ほむら「ええ」
まどか「あ、そうだほむらちゃん」
ほむら「なにかしら?」
まどか「ほむらちゃんって、さやかちゃん……あっ、さやかちゃんは私の一番の友達でね」
ほむら「ええ」
まどか「でね、さやかちゃんと会ったこと……」
ほむら「美樹さやかに、遭ったこと……ッ」
さやほむに見せかけたまどほむって流行ってるの?
ほむほむ
まどか「あ、ううん、何でもないの忘れて」
ほむら「まどか……」
まどか「はい到着、ここが保健室だよ」
ほむら「ありがとう、まどか」
まどか「じゃあ、薬飲み終わるまで待ってるね」
ほむら「ええ……」
まどか「……あの、ほむらちゃん?」
ほむら「え……?」
まどか「手、繋いだままだと薬飲めないよ?」
ほむら「ご、ごめんなさい」
まどか「ウェヒヒ、いいよ、慌てないでほむらちゃん」
∧ /| __
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`フ./.: : : : : : ;i : : : : : : : : : : {: :} ; ‐-.、 _/\/\/\/|_
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. i: :/: : :/yr=ミ:、.!: : j|:/i: ; :i: : : :! : : : : : : : ! < ホムラチャン! >
. ノ 1 /: :i {_ヒri}゙ w//行ミt.:!: : : | : : : : : : : | / \
{∧: :| ' ' ' , ゙:ヒrリ.》|: j-、; : : : : : : |`  ̄|/\/\/\/ ̄
. Ⅵ\ {ニニニィ ; /.ノ|/!:∧:ト、 j
> ∨ } ノ /:'`ヽ、__′ i! .)'
. j _|_゙こ三/____/ `ヽ-、
ヽ 〉:::::`x__x:´::::::::ヘ ハ_
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∨;::イ|_|:|、::::::::::/ `ヽ__!、_ `Y
. /`|:| |:|  ̄ ̄ `、‐、ノ |
/||' !:! !:ト、 \} ',
うぇひひ
| | | .| |/ / | / | / ,-|-r T´ | || |
.! l ! | |.  ̄/ ̄/ ̄/ ̄ ̄T / '´ |/ l .! / | |.!
ヘ l 、 | | // ./ / i/ /! | l ィ / ,リ
/,ヽi V .| / .! / / | ,' /.! /
lゝ 、 ゙、 | ,/___| /____ ,.-‐┬‐┬ァ / / l\
i ´ヽ ヽ | /  ̄`ー、_ l::::::::}ヽ -ニ、__l_;:='// / | l ヽ
.,ヽ ヽ ヽl/  ̄`ー┴‐'"´ 、 ー─‐ / ,.' // ヽ
..\ __i、 ヽ /.イヽ / / l }
\ \ ` \ ヽ ハ\ヽ' ´ | |/ / //
ヽ ヾー-r、 `ヽ、 ヽ、 \\\\ ゝ // / /イヽ
ヽ Y ´ `ヽ、  ̄ / ´ ` ヽ、/,.< ,|i .!
―--、l | |`ヽ、 、____ _, ,. ' \ .)/ !
`ヽi,r―、_,r-| ヽ ヽ、 ` ー― '´ , イ \ .|
\ \\\ \ヽ、ヽ 、 ,イ l;;| / ヽノ
ヽ ヽヽ ヽ `ヽヽ、 `゙ - _ ,.イ/./ | |;;| / ヽ
ヽ ヾヽ \ `゙ -`゙、ヽ-,.r'´/ / ! |;;| V / `ー
ヽヽ ヽ、, r  ̄ ` ヽ、 i .| i / ,. --、.|;;| V
ヽV ´ \ | | | ,ノ/ `ヽ、 |
ほむら「ん、おまたせ」
まどか「ウェヒヒ、ほむらちゃん、ほら手」
ほむら「……うん」
まどか「ウェヒヒ」
ほむら「……わた、私ね」
まどか「何、ほむらちゃん?」
ほむら「私、こうやって、あなた……誰かと触れ合うのが久しぶりで」
まどか「入院してたんだもんね」
ほむら「あなたと、手を握って……その、とても……嬉しい」
まどか「……そっか、うん、私もほむらちゃんが嬉しい気持ちになってくれて嬉しいな」
ほむら「まどか……」
さやか「あ、あれぇ……?」
本当のからくり教えてやる
お前らこなくてよかったな
うぇひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ
うれしいほむほむ
さやか「転校生、あたしに? あれ? あれぇ?」
さやか「あたしの勘違いか……いやいや、でもあの目線は確実にあたしの方を見てた」
さやか「あの美人があたしに微笑んでたんだよ?」
さやか「でも、なんかまどかと滅茶苦茶仲良さそうなんですけど」
さやか「打ち解けるの早すぎじゃない?」
さやか「どうなってんの」
さやか「まさかあれか? 将を射んと欲すればまず馬を射よ的なものか」
さやか「まどかは優しいからなあ……」
さやさや
まどか「ほむらちゃん、一緒に帰ろ……って家の方向は同じなのかな?」
ほむら「そうね、殆ど逆方向よ」
まどか「あれ? 家の場所教えたっけ?」
ほむら「……教えてくれたわ」
まどか「そうだったかな……いっぱいお話ししたから忘れちゃってたのかな」
ほむら「ふふ、まどかったら」
まどか「ウェヒヒ、家は逆方向だけどどこか寄り道して行かない?」
ほむら「いいの?」
まどか「もちろん、この街の事ほむらちゃんにも好きになって欲しいんだ」
ほむら「嬉しい、まどか」
まどか「……と、こんな感じだよ」
ほむら「素敵な街ね」
まどか「ウェヒヒ、そう言ってくれると嬉しいな」
ほむら「だって、まどかが大好きな街なんだもの」
まどか「えぇ!? そこまで言われるとちょっと照れちゃうよ」
ほむら「本当の事を言ったまでよ」
まどか「う、うん」
ほむら「まどかをこんなにも笑顔にしてくれる素敵な街」
まどか「ウェヒヒ、恥ずかしいな、もう」
ほむら「まどかが笑ってくれると、私も嬉しい」
しえん
/i/ノ, -;'///////////`ヽ、 _/\/\/\/|_
/ '//////, --'  ̄ ̄ ̄` ヾ 、 \ /
i / ////,,/ , - `ヽ、 < カナメサン! >
ヽ .|,/ /// / / | \ / \
, ヽ| 〈//´ / .| \ ヽ ヽ  ̄|/\/\/\/ ̄
,// / / , |ヽ、 ヽ .! .! ! ___,__ i'i'´ .! ト 、
/ / l / / ヽ\ _, ヽ | | V , ` ゝ ,/l |i ヽ \
|/ __ | | / ,/ノ ><´`ヽ、 ___} .! レ/ /// .! l,>、 ノ
ノr \r,.| | | /'´ ゝ,_,-r-、 | ,| | / //´ / ,ノ  ̄
,リ |r//| | ___!_ 'i´|l,、_Yi V/ イ/ .! ! / /
X! | .! |l レ__ ゝ-'' / ,イ| ! | /__,/
/ \|ヽ ヽヽ. レr'´c, ''´ /| | | /
ゝヽ ヽヽ| ヽ_-ソ , / L__,r―'
| iヽヽ、_ヽ {ニニニィ /|= __
i´ヽ<-ニ=- ∨ } / レ'|r-' ` ー--、
/__ `ヽ、`ヽ、ヽ、 __ こ三/,.< / | ,>`ヽ \_____
\_ `ヽ、` ,>'´ \二_二二ヾ 、 |// ト―― 二二二_ --`-―=-、
//`ー/>'´ \、ー r-'´ヽ_>-― ' \ヽ // |.|  ̄`
r――-,/´ | |` ヽ イi、ヽ_ `ヽ、// //
/> ―,i | | '´ /| v<ヽ ヾ、-ー――――――
.//ー-,-,ト--―― .| | /.| ヽ,>、 ヽ
// //`ヽ、  ̄ `ヽ // ヽ,| ヾヽ }
最初からつまらないからこれはほむかではないな
まどか「わっ、強い風だねほむらちゃん」
ほむら「……」
まどか「ほむらちゃん?」
まどか「ねえ、ほむらちゃん……」
ほむら「……なにかしら」
まどか「ほむらちゃんは何を見ているの?」
ほむら「ッ!?」
まどか「私にもほむらちゃんが見ている物を見せて……」
ほむら「まど、か……」
まどか「えいっ!」
ほむら「あっ、ちょっと」
まどか「ウェヒヒ、ほむらちゃんの眼鏡……うわぁ、クラクラする」
ほむら「もう、目が悪くなるわよ」
まどか「すごい度数だね」
ほむら「どうしたのよ、突然」
まどか「ほむらちゃん何だか遠い目をしていたから」
まどか「私も、同じものを見られたら、ほむらちゃんと気持ちを共有できるかなって」
ほむら「まどか……」
まどか「ごめんね、余計なお世話だったね」
ほむら「いいえ、まどかのその優しさが、私は何よりも嬉しい」
ほむら「ありがとう、まどか」
まどまどほむほむ
/ 厂 : : : .
/ |. l : .\
. : / |: |: . l: : . \ ヽ :.
/ . : : : /l :/ |: : . |: : :.|ヽ: : : .ヽ |≫l
.: :.l : : :/ |/ |ヽ: :|\:」/\:: :.l |≫|
: : | : :/` |≧ー' ∨ ` /行ミt;\|: | | _/\/\/|_
|: :l: ://yr=ミ:、 ヒrリ.》 |:. :| |l \ /
|: :l: :.| :{_ヒri}゙ ´ `¨´ //|:: :l :八 < マドカァ!>
ノ:八: :ト// ̄´ {ニニニィ |:: . / :/ / \
/', : 〉ヽ、 ∨ } /|:: //  ̄|/\/\/ ̄
∨ヽ: :> . _゙こ三/ . イ ///
\: : /: :>ー┬ ´_|_/
∨∨/厂Y厂 ̄ ̄ ̄L./⌒ヽ
/ ̄厂 ̄`ヽ┴/ ̄ ̄`// \
/ / L丿⌒ l/ ` ー─ヽ
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〈 人_///| |│ \_ノ人 / /|
ほむら「ほら、いい加減外しなさい」
まどか「うん……あっ」
ほむら「どうかしたの?」
まどか「ほむらちゃん、眼鏡しててもとっても美人だけど」
まどか「眼鏡を外したらすごく綺麗で、なんだかクールな感じだね」
ほむら「そ、そんなことないわ……」
まどか「本当だよ、コンタクトにしたりしないの?」
ほむら「……しないわ」
まどか「えー、どうして?」
ほむら「だって怖いもの」
まどか「ぷっ、あははは」
ほむら「もう、笑わないで頂戴」
まどか「ウェヒヒ、ごめん」
ほむら「もう日も落ちるわ、そろそろ帰りましょう」
まどか「そうだね、またねほむらちゃん」
ほむら「夜道は危険よ、気をつけてね」
まどか「ほむらちゃん、お母さんみたい」
ほむら「まどか」
まどか「はーい、でもほむらちゃんも、だよ」
ほむら「わかっているわ」
まどか「じゃあね、ばいばい」
ほむら「また明日、まどか」
まどほむ最高や!さやかなんて最初からいらんかったんや!
QB「僕と契約して魔法少女になってよ」
ほむら「おはようまどか」
まどか「あ、ほむらちゃん……おはよう」
ほむら「どうかしたの、まどか?」
まどか「ううん、何でもないよ」
ほむら「まどか?」
まどか「ほら、ホームルーム始まっちゃうよ」
ほむら「え、ええ……」
まどほむだけで良い
まどか「ね、さやかちゃん」
さやか「まどか……ごめん、ちょっと一人にして」
まどか「あ、さやかちゃん……」
ほむら「まどか?」
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「やっぱり、何か悩みがあるんじゃないの?」
まどか「ん……でも、ほむらちゃんには関係ないことだし……」
ほむら「まどか、それでも私はあなたの力になりたい、相談にくらい乗らせてほしいわ」
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「私たち……友だち、でしょ?」
/:::::/::::::::::::`ヽ、圭ヲ_::::::::::::::::::Z_ _/\/\/|_
,-':::::::::::_:_:_::::::::::::::::::::::::::`ヽ、::::::::::::::≧=―\ /
_|::::::::::≦-、 `X`ー- 、::::_:_:::_:::]:::::::::::::::::≧=< サヤカァァァ! >
. /::/:::_:_::::::`ヽ/ /行ミt; Ⅵ、_:::;`ヽ)、::::::::::::::::::::/ \
∧:{:::::厶r=ミ:、 ' ヒrリ.》 / .}ハ_ \::::::::::: ̄|/\/\/ ̄
/:人`::::、:{_ヒri}゙ ´_ _ノ:::::::::ヽ `ヽ、::::::\ ̄ ̄
ー=彡 .∧:::::、  ̄´{ニニニィ j::::::::::::::::::`ー-‐-―――‐- 、
Ⅵ辷ー ∨ } ,ィ::::::::::::::::::::::::::. /:::::::::::::::::::::::i
_,|'::::::::≧ェ、_゙こ三///::::::::::::::::::.... / |
, ‐=‐-'´ ̄.  ̄\7:::::_;:-‐'´  ̄`ヽ/ j
. / ,-‐‐‐'´ `ヽ,_,..-‐'´ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ /-――- ./
i, ‐ ' Ⅵ / ̄ ̄ ⌒ ー 、_ ./
,-‐' | Ⅶ /, v `ヽ /
 ̄ ̄{ | | | } ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ | | | | ̄ ̄ ̄
i | | l ! / :| | | |
まどか「ありがとう、あのね」
ほむら「ええ」
まどか「昨日からさやかちゃんの様子がおかしいの」
ほむら「美樹さやかが?」
まどか「昨日ほむらちゃんを案内した時さやかちゃんも一緒にって誘ったんだけど」
まどか「私の声が聞こえてないみたいで、ほむらちゃんと別れてから電話しても出てくれなくて」
ほむら「……そう」
まどか「さやかちゃんに何かあったんじゃないかって、心配で、私……」
ほむら「……」
,....-‐-..、
〃´::::::::::::::::ヽ
{::::::::::::::::::::_z、k〕、
〉、::::::::::::::7 )}ゝ
{ `‐--‐'7 i l} |
rく入 ー :. = {λ 乃`ーァ
. くヽ\ゝ、 〉、__|!УИ/〉-、
/ミ\_/ ├―┼く/,/7'´〉
>、二ニr‐'"´ ̄⌒Yーく/,∠
{\ /〃 《 `く⌒>)
 ̄ 〈 {{ ヽ, 〉'´
\ゝ_____ヒイ
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∨.:.:.:.:.:.:.:..!.:.:.:.:.:..:.l.:.:.:,イ.:.::/i' .|:./ i'∨.:..:.:!: l ヽ: :l´ ̄`ヽ: :i: : : : l: : : :}:ノ: : : : ∧ ̄`ヾ
i.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ.:.:.:..:.:.::.:.:/ l.:./ ̄ .レ ∨:.:.iヽ{ ヾ! ヽ : ! :l: : : : l: : : : : ! : : : : : ヽ
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,.:.:.:.:.:.:.:.:/ 〈∨.::.::.:l 、 _,ィ `, ,l:.l '⌒ ´ ̄`ヽヽ:l : : : l: : / : : ∨: : ::l `ヾ
/.:.,イ.:.:.::/:`ー∨.:.:.:l , , , 、 ノ.:!, , , 、 , , , , l : : : l: /l: : : /∨: : l
//.:.:.:..:/.:.:.:.:.ノハ.:.:.::l , ':.:.:i l: : : /i' l:: ::/ ヽ: :!
/.:.:.:.:.::./.::., イ>ヘ.:.:.ト 、 _ `_ ´イ.:.:.:.:.:.:!ゝ ゝ_ フ , ィ.∨/ ヽ/ ヾ
/.:〃  ̄`¨ヽ ゝ ヽ.l--、r ´{ ̄`ヽ.:.:.:.:.:.::! r `-> 、 __ , < , ィ´}i'`ー ‐ 、
/.:.:./ ‘, \ ヾ ノ j}__ ∧.:.:.::.:.:;/ / |ヽi_ , < , i/ ∧
,..:.:.:.:.:./ 、 r ― ‐ 、_r'{〃:::::::::}/ i.:.:.:.:., l r ― -、 }i´ _ , イ / ∧
./.:.:.:.:.:.:.} ヘ l::::::::::::::::::ヾ7ヽ::::::::::i' ! !:.:.:/ , i::::::::::::::ir-〃::::::::::`ヽl :! ∧
/.:.:,イ.:_ノ ハ ゝ:::::::::::::::::/-'、::::::::::l l ヽ/ }:::::::::::::l::::/:::::::::::::::::/.l j _ヽ
./.:.:/.:.〈 ー‐- 、 i,イ {:::::::::::::,イ::}ヾゝ::::::ノ l / ∧ ヽ i:::::::::::::ノ¨ゝ::::::::::::::::i l , / /
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眼鏡髪ほどきほむらか
契約阻止してる様には見えないけどしえん
>>5
むしろまどほむに見せたまどさや臭い
ほむら「美樹さやか」
さやか「うおお!」
ほむら「美樹さやか!」
さやか「来た、来ましたよ!」
さやか「将は座して待つ作戦が功を奏した!」
ほむら「……」
さやか「あー、よかった願い事に使わないで」
ほむら「願い!? まさかあなた……」
さやか「それで転校生、あたしに何の用? 友達になって欲しいって?」
ほむら「そんなことより、上条恭介は……」
さやか「へ? なんで転校生が恭介の事知ってんのさ」
さやか「あ、さてはまどかだな、まったくあの子はおしゃべりなんだから」
ほむら「まどかを馬鹿にしないでッ!」
さやか「ッ!?」
ほむら「まどかがあなたの様子が変だというから心配してみれば何?」
ほむら「いつもと変わらず自分本位なままね」
さやか「え? え?」
ほむら「ふざけないで、これ以上まどかを傷つけるつもりなら容赦はしない」
ほむら「……自分が可愛いなら、QBと契約なんかしないことね」
さやか「なに、これ……?」
ほむほむ?
なに、これ……?
QB「やあ、さやか」
さやか「QB」
QB「どうやら失敗してしまったみたいだね」
さやか「いや、失敗というかわけわかんないんだけど」
さやか「というか、転校生がQBを知ってたって事は」
QB「そうだね暁美ほむら……彼女は魔法少女さ」
さやか「そう、なんだ」
QB「君たちは喧嘩してしまったみたいだけど僕ならきっと君たちを友達に出来ると思うよ」
さやか「……」
QB「なんでも願いを叶えてあげるそのかわり魔法少女になって貰うけどね」
さやか「魔法の力を借りて友達作るとかないわー常識的に考えて」
QB「あれ?」
寝る
まどほむ来たら起こして
さやか「でも、同じ魔法少女なら友達になんて簡単になれるよね」
ほむら「まどかとショッピング、嬉しい」
まどか「ウェヒヒ……ほむらちゃん、さやかちゃんどうだった?」
ほむら「そうね……あれは、恋の悩みだったわ」
まどか「ええ!? 上条君の?」
ほむら「そうよ」
まどか「そっかー、うーん……私も力になれるかな?」
ほむら「まどかは、恋の相談が出来るの?」
まどか「え、えと……できない、けど……」
ほむら「そうよね、美樹さやかの事はしばらく放っておくしかないわ」
まどか「私じゃ力になれそうにないね……」
ほむら「音楽を聴いて行きましょう」
まどか「うん、いいのあるかな?」
ほむら「ん……」
まどか「あ、ほむらちゃん何聴いてるの?」
ほむら「あれよ」
まどか「あれって、ルミナスかな?」
ほむら「いいえ違うわ、その隣のよ」
まどか「じゃあ、コネクトだね」
ほむら「どうやら退院してから、眼鏡の度数があってないみたい、距離感があってないわ」
まどか「ええ!? 大丈夫なの?」
ほむら「調節しておくわ、心配しなくても大丈夫よ」
ほむら「何を買ったの?」
まどか「えっとね、そうだ一緒に聴こ?」
ほむら「いいの?」
まどか「うん、はいイヤホン片方」
ほむら「あ……」
まどか「再生するね」
ほむら「うん」
まどか「……」
ほむら「この曲は?」
まどか「ひかりふる」
まどか「一人だけど、独りじゃないよ、私がいつもそばにいるよってそんな歌、かな」
ほむら「……」
ほ
ほむら「線が……もっと近寄ってもいい?」
まどか「はい、これで大丈夫?」
ほむら「あ……うん」
まどか「ウェヒヒ、ちょっとくっつき過ぎたかな?」
ほむら「そんなこと、ないわ」
まどか「いい歌だよね」
ほむら「ええ」
まどか「……」
ほむら「まどかの体、温かい」
まどか「ん……」
>>22
これが世界の真理か
ほむほむ
ほむら「あ……私、いま」
まどか「うん、私も温かいよほむらちゃん」
ほむら「やっぱり口に出てたのね……」
まどか「ウェヒヒ、こうすればもっと温かいよ」ギュ
ほむら「ま、まどかっ……そういうのは、困るわ」
まどか「ご、ごめん」
ほむら「私こそ……いいのよ、気にしないで」
まどか「やっぱり馴れ馴れしかったかな……」
ほむら「そんなことないわ……ね、まどか」
まどか「……ごめんね」
ほむ
ほむら「ほら、行きましょう」
まどか「うん」
ほむら「今日は送っていくわ」
まどか「そんな、悪いよほむらちゃん」
ほむら「いいのよ、私がそうしたいんだから」
まどか「でも……」
ほむら「まどか、もう少しあなたといたい……そうしてくれると嬉しい」
まどか「わかった、うん一緒に帰ろほむらちゃん」
まどか「ほむらちゃんの好きなことって何かな?」
ほむら「好きなこと?」
まどか「うん、音楽聴くとか、本を読むとか、え、絵を描く……とか」
ほむら「そうね、本ならいろんな物を読んだわ」
まどか「そうなんだ」
ほむら「でも、一番好きなことなら……」
まどか「なあに?」
ほむら「ううん、なんでもないわ」
まどか「えー、秘密なの? ほむらちゃんイジワルだ」
ほむら「まどかだって人のこと言えないでしょう?」
まどか「えー、そうかな……どうして?」
ほむら「それも秘密」
メシの時間だ
ほ
む
り
ほむら「さあ、今日はゆっくりお風呂に浸かって寝なさい」
まどか「はーいママ」
ほむら「まどか……外に出ちゃだめよ」
まどか「? うん」
ほむら「おやすみなさい、良い夢を」
まどか「またね、ほむらちゃん」
ほむら「まどか、ひかりふるだけど……私は違った印象を受けたわ」
まどか「え? あっ、行っちゃった……おやすみほむらちゃん」
マミ「ティロ・フィナーレ!」
マミ「ふう……一足遅かったわね」
ほむら「……」
マミ「残念だけどもう、魔女は退治してしまったわ」
ほむら「そのようね」
マミ「グリーフシード、あと一回くらいならまだ使えるわよ」
ほむら「……ありがとう」
マミ「ッ……あなたは他の魔法少女とは少し違うみたい……ね、ねえあなた私と一緒に戦って――」
ほむら「それは遠慮しておくわ」
マミ「そ、そう……」
マミ(やっぱり私……ひとりぼっちね)
ほむら「……でも、たまになら構わないわ」
マミ「ほ、ほんとう?」
ほむら「本当よ」
マミ「でも、どうして?」
ほむら「私は忙しいの、だからいつでも一緒に戦うなんて保証できない」
マミ「そうなんだ……」
ほむら「それに、あなたは一人でも強いわ……」
マミ「私は別に……強くなんて……」
ほむら「そうね、あなたでも辛くなったり、危険になった時は呼びなさい」
ほむら「暇なら手伝ってあげる」
マミ「味方だって、思っていいの?」
ほむら「さあ、どうかしらね?」
マミ「……行ってしまったわ、不思議な人」
ほむら「まどか」
まどか「ほむらちゃん、一緒に登校しよう」
ほむら「ええ」
まどか「と思ったんだけど、どうしてここにいるの?」
ほむら「友だちと一緒に登校したかったから、それじゃいけないかしら」
まどか「ええー、変だよ……でも嫌じゃないよ」
ほむら「まどかが嫌じゃないなら、私は平気よ」
まどか「ウェヒヒ」
マミ(あ……あなた、同じ学校だったのね)
ほむら(突然何?)
マミ(ちょっとこの間は名前も聞いてなかったから)
ほむら(そうだったわね)
まどか「それでママがね、先生が新しい恋を始めるまで時間かからないだろうなって」
ほむら「早乙女先生はいつもそうなのかしら?」
マミ(私は巴マミ、三年生よ)
ほむら(暁美ほむらよ)
マミ(見たところ後輩のようだけど、魔法少女としては貫禄がある、のかしら?)
マミ(ねえ、今度あなたの魔法を見せてもらえない? お互い協力するにあたって確認しておくべきだと思うし)
マミ(そうそう暁美さんはいったいどんな戦い方をするのかしら、私と相性がよかったらいいんだけど)
マミ(それに親睦も深めたいと思うの、そうだ今日の放課後私の家でお茶会しましょう?)
ほむら(ちょっとうるさいわよ巴マミ私は今忙しいの後にしてちょうだい)
まどか「わぁ、ほむらちゃんすごい!」
ほむら「そんなこと無いわ、まどかの方がずっとすごいわよ」
マミさん…
まどか「ほむらちゃんが笑顔になってくれると私まで笑顔になっちゃう」
ほむら「それは……私だってそうよ、まどかが嬉しいなら、私も嬉しい」
まどか「ウェヒヒ、ほむらちゃんが転校してきてあんまり経ってないけど」
まどか「こんなに仲良くなれてよかった」
ほむら「それこそ、私もよ」
まどか「うん……あ、あれって」
ほむら「どうしたの?」
まどか「あ、ほむらちゃんは顔、知らなかったよね」
まどか「入院してた上条君、ほら、さやかちゃんの……」
まどか「退院したみたい」
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V:::::::l:::| ゝ--' ゝ--' |::l::::レ ほむほむ
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,< Y L____/ /____.||__| |__,>' | ヽ
ヽ ` ー-,.| / / | | | ______>
,∧ | / / .| | ト- '´ /,
/::::::{ 二=,| ー' ー' ,' /:::::|
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ほむら「あの馬鹿……ッ」
まどか「えっ」
ほむら「あなたじゃないわ」
マミ(えっ)
ほむら(あなたでもないわ)
中沢「よお上条、退院したのか」
上条「そうなんだ、奇跡でも起きたんじゃないかって、病院の先生も言ってた」
中沢「奇跡でもなんでもいいじゃないかおめでとう上条」
上条「ああ、でも定期検査は何度か受けないといけないけどね」
ほむら「さてと……」
マミ「病院になにかようなの?」
ほむら「どうしてあなたがいるのかしら」
マミ「どうしてって暁美さんがいたから」
ほむら「こいつとだけは戦わせたくないのだけど」
マミ「心配してくれるの?」
ほむら「そうじゃないわ」
マミ「大丈夫よ、もう何も怖くない、私、独りぼっちじゃないもの」
ほむら「世話が焼けるわね」
あかんマミさんが舞い上がっとる
さやか「魔法少女さやかちゃんの初陣を華麗に決めるのだー!」
マミ「誰? 新手の魔法少女!?」
ほむら「あなたはどこまで愚かなの」
さやか「開口一番それ!?」
ほむら「警告したはずよ、契約するなって」
さやか「何よそれ、同じ魔法少女なんだし仲良く――」
マミ「一緒に戦ってくれるの!?」
さやか「モチのロン……って誰? まどかの次は謎の巨乳美少女か、一体どこまで焦らされるんだあたし!?」
マミ「私は巴マミ、暁美さんと同じ見滝原の三年生よ」
さやか「へー先輩なんだ、よろしくマミさん私は美樹さやかっていいます」
マミ「美樹さん、よろしくね」
さやか「新米魔法少女なんで、ご教授お願いしますねマミさん」
マミ「こんなにいっぱい仲間ができるなんて、私しあわせだわ」
ほむら「はぁ……」
さやか「魔法少女さやかちゃん頑張っちゃいますよー」
ほむら「せいぜい足を引っ張らないように遠くから見ていることね」
さやか「まったく、ツンデレなんだから」
勘違いさやさやかわいあ
さやか「魔女って、もしかしてアレ?」
ほむら「そうよ」
さやか「へえ、なんか人形みたいで可愛いな、もっとこうヤバい感じの奴かと思ってた」
マミ「魔女にも色々いるのよ」
さやか「なんか弱そうだし、あたしがサクッとやっちゃいますかね」
ほむら「ッ……あの馬鹿!」
マミ「えっ」
ほむら「あなたじゃないわ」
マミさん……
マミwww
マミさん可愛い!
さやか「おりゃー!」
さやか「なんだ、動きも遅いし楽勝じゃん」
さやか「いえーい転校生見てるー?」
ほむら「よそ見してるんじゃないわ!」
さやか「え?」
さやかわいいなぁ!
美樹ばか
マミ「ティロ・フィナーレ!」
さやか「あ、はぁ……あ……危なかった」
マミ「魔女がどんな姿だったとしても油断しちゃダメよ」
ほむら「あなたには言われたくないわね」
マミ「え?」
ほむら「わかったかしら、これが魔法少女になるってことよ」
ほむら「いつでも死と隣り合わせ、と言ってももう後戻りなんて出来ないけれど」
さやか「……」
さやか「あたしは足手まといってこと?」
ほむら「そうよ」
さやか「折角、せっかく友達になれると思ったのに」
ほむら「必要ないわ、私には友達なんて、もう」
> さやか「いえーい転校生見てるー?」
可愛い
おっと絶望ktkr
さやか「くっ……」
マミ「あっ、美樹さん……酷いわあんな言い方って」
ほむら「あなたもよ……」
マミ「え……」
ほむら「友達ごっこはおしまい」
マミ「うそ……うそ、よね?」
ほむら「……」
マミ「そんな……ぐすっ……暁美さん」
ほむら「さっさと美樹さやかのところにでも行くのね、あの子も失いたいなら別だけど」
マミ「うぅ……」
ほむほむ冷たい…
♪ ∧_∧
(´・ω・`) ))
(( ( つ ヽ、 ♪
〉 とノ )))
まどかとは友達なのにw
ほむら「はぁ……」
ほむら「やってしまったわ……」
ほむら「ついカッとなってやった」
ほむら「そんな心境ね」
ほむら「まどか、たった一人の私の友だち」
ほむら「それだけは、何があっても変わらないわ……ね、まどか」
またほむらマンセーか
あんこちゃんはよ
まどか「朝学校に来たら、さやかちゃんが死にそうな顔してた」
ほむら「……」
まどか「ほむらちゃん、何かしらない?」
ほむら「知らないわ、知っていたとしてもまどかには何の関係もない」
まどか「そんな言い方やめてよ……」
ほむら「まどか……」
まどか「あっ、さやかちゃんが! 追いかけなきゃ」
ほむら「待って、まどか!」
まどか「一人にしておけないよ!」
まどか「……あれ?」
まどか「誰? さやかちゃん?」
さやか「マミさん……マミさんマミさん!」
マミ「よしよし……」
さやか「マミさん……マミさんも、泣いてるよ」
マミ「……よしよし」
ほむら「だから言ったのよ、待ってって」
まどか「……」
マミ「よしよし……」
よしよしマミマミ
まどか「私、こんなこと初めてで、さやかちゃんが……」
ほむら「まどか、あなたには私がいるわ……だから」
まどか「私じゃさやかちゃんの相談に乗ってあげられないの?」
ほむら「まどか」
まどか「ほむらちゃん」
まどか「私、なんだか置いていかれちゃったよ……」
ほむら「大丈夫、大丈夫だから」
まどか「一人になっちゃったのかと、思った」
ほむら「でも私がいる……ね、まどか」
まどか「うん……ほむらちゃん……」
ほむら「まどかは私が守る」
まどか「本当?」
ほむら「ええ、本当よ」
まどか「嬉しい」
ほむら「私がまどかを守ってみせる、何度でも何度繰り返しても」
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「まどかは何の心配もしなくていいのよ」
まどか「うん」
まどか「ほむらちゃん、離れちゃヤダ……」
ほむら「まどか……」
まどか「一緒にいて……」
ほむら「ダメよ……まどか、私はやらなくちゃいけないことがあるの」
まどか「それって、私より大切なことなの?」
ほむら「あなたのことだから……大切なのよ」
まどか「……」
まどか「ほむらちゃんも私を置いていくの?」
ほむら「わかったわ……一緒に行きましょう」
まどか「嬉しい……」
まどか「ほむらちゃんは、何をしているの?」
ほむら「どうしても、知りたいの?」
まどか「うん、ほむらちゃんのこともっと知りたい」
ほむら「……そう、やっぱりね」
まどか「え?」
ほむら「まどか、私はね……魔法少女なの」
まどか「魔法少女?」
ほむら「私、変なこと言ってるわよね、わけわかんないよね」
まどか「そんなことない、私信じる」
ほむら「嬉しい……」
>ほむら「私、変なこと言ってるわよね、わけわかんないよね」
>まどか「そんなことない、私信じる」
>ほむら「嬉しい……」
なんか妙に馬鹿っぽい
ほむら「私はまどかを守るために、まどかを救うために、魔法少女になったの」
まどか「私を?」
ほむら「あなたの前に立ちふさがる魔女は私が倒す」
ほむら「あなたを危険に晒す前に、全部」
まどか「魔女って言うのが何なのかよくわからないけど……それって危ないんじゃ……」
ほむら「そうね……でも、これくらいどうってことない……もっと辛いことが沢山あったから」
まどか「……ほむらちゃん」
ほむら「何かしら?」
まどか「どうしてほむらちゃんは私を守ってくれるの?」
まぁ簡単に信じてもらえないから今まで繰り返してきたわけだし
まどまど
支援
まどか『どうしてほむらちゃんは私を守ってくれるの?』
ほむら『それは……』
まどか『私、ほむらちゃんがそこまでしてくれるようなこと……』
ほむら『わかってる、まどかにとっての私は、出会ってからまだ一ヶ月も経ってない転校生』
ほむら『それでも、私はあなたを守るってずっと昔に決めたのよ』
まどか『私、ほむらちゃんに会ったこと、あるの?』
ほむら『……ないわ』
まどか『嘘……嘘だよ、ほむらちゃんなんだか無理してるもん』
ほむら『まどか……』
ほむほむ
まだか
ほむら『言ったところで信じないわ』
まどか『信じるよ、ううん……信じられなくても何度も教えて欲しい』
まどか『ほむらちゃんのこともっと知りたい』
ほむら『まどか……』
まどか『どうしてそこまでして、私を守ってくれるの?』
ほむら『まどか……私ね、未来から来たんだよ』
まどか『未来から?』
ほむら『未来で、あなたを失って……その度に時間を戻して』
ほむら『何度も何度も嫌になるくらい繰り返して』
ほむら『そうする内に、私はまどかを守るって決めたのに』
ほむら『段々と、まどかを救うために私がいるのか、私が救うためにまどかがいるのか』
ほむら『そんな簡単なことも曖昧になって』
ほむ
ほむほむ
ほむら『私があなたに抱いているこの感情』
ほむら『それはきっと恋心ではなくて』
ほむら『ただの依存でしか無くて……』
ほむら『私が私であるために、まどかに依存しているだけで』
まどか『そっか……そういうことなんだ』
ほむら『まどか?』
まどか『私はほむらちゃんの何?』
ほむら『何って……』
ほむら『友……だち』
まどか『そうだよ、友だちだよ』
ほむら『友だち』
しえん
ほむらがまどかに惚れてるのは公式
まどか『友だちを助けたい』
まどか『友だちの笑顔が見たい』
まどか『友だちと一緒に嬉しい気持ちになりたい』
まどか『それって、当たり前の事……だから、そんなに難しく考えなくてもいいんだよ』
まどか『私とほむらちゃんは友だちなんだから』
ほむら『まどか……』
まどか『それにしても、ほむらちゃんだけが色んな私と友だちだなんてズルイ』
ほむら『そんなこと言われても困るわ』
まどか『だからね、ほむらちゃんの事沢山教えてほしいな』
ほむら『長い話になるわよ?』
まどか『聞かせて』
猿が気になる
もいっちょ
ともだちほむほむ
ほむら『私がまどかと初めて出会った時は、今と違って眼鏡をかけていたわ』
まどか『ほむらちゃんが眼鏡? どんなの?』
ほむら『これよ』
まどか『わぁ、似合うね』
ほむら『ふふ、元々着けていたものだもの』
まどか『眼鏡をかけたほむらちゃん、何だか柔らかくって優しい雰囲気だよ』
ほむら『そう? まどかが一緒にいてくれるからじゃないかしら?』
まどか『ウェヒヒ、そんなことないよ』
ほむら『眼鏡の他に、髪を三つ編みにしていたわ』
まどか『三つ編みかぁ、ちょっと頼りない感じなのかな?』
ほむら『む……そんなイジワル言うなら、もう三つ編みなんてしないわ』
まどか『わー、ごめんほむらちゃん』
ほむら『もう……』
まどか『やっぱり、三つ編みのほむらちゃんも見たい』
ほむら『……今回だけ特別よ?』
まどか『あ、待って私が編んであげる』
ほむら『……お願いするわ』
まどか『じゃあ、髪触るね?』
ほむら『ええ……』
まどか『ウェヒヒ、ほむらちゃんの髪、サラサラだ』
ほむら『ん……』
まどか『……うーん、出来た!』
ほむら『……ん』
ほむら『話、続けましょう』
さる
きじ
……
…………
………………
まどか『……色々あったんだね』
ほむら『まだ、足りないくらいよ』
まどか『ありがとう、ほむらちゃん』
ほむら『お礼を言われるようなことじゃないわ』
まどか『ありがとう』
ほむら『ん……』
まどか『ねえ、ほむらちゃん、お返しに、私ほむらちゃんに嬉しくなってもらいたい』
まどか『何をしたらほむらちゃんは嬉しくなってくれるのか教えて?』
まどか『嬉しいことを嬉しいってちゃんと言ってくれると、それはとっても嬉しいなって思ってしまうのでした』
ほむら『……ねえまどか、さっきの言葉、もう一回言って?』
まどか『ありがとう』
ほむら『嬉しい、まどか』
かに
まどか『ウェヒヒ、やっと言ってくれた』
ほむら『あ……』
まどか『ほむらちゃんの笑ってる顔、とっても可愛い』
ほむら『は、恥ずかしいわ』
まどか『ギューってしたくなっちゃう』
ほむら『あ……ん、ダメまだ無理よ、心の準備が』
まどか『うーん、仕方ない、また今度だね』
いぬ
い
ち
ほむら『でも、その時は二度と訪れなくて』
えっ
ち
なん…だと…?
ほむら『まどかぁ!』
まどか『ほむら……ちゃん』
ほむら『どうして……どうして!』
まどか『あ、あはは……私、ほむらちゃんを守ることが出来て、よかった』
ほむら『まどか、あなたは優しすぎる……私のことなんて……』
ほむら『私の涙の分だけ、いつの日かあなたが幸せになってくれれば私はそれだけで、幸せなのに』
まどか『それでも――』
ほむら「私たちは友だちだから」
まどか「友だち、だから?」
ほむら「友だちを助けたい」
ほむら「友だちの笑顔が見たい」
ほむら「友だちと一緒に嬉しい気持ちになりたい」
ほむら「それって、当たり前の事……」
まどか「そう……なんだ、いいねそういうの」
ほむら「ただの受け売りよ」
なんか文章が全体的に不安定
まどか「ひっ、あれが魔女?」
ほむら「正確には使い魔だけれど」
まどか「そう、なんだ」
ほむら「まどか」ギュ
まどか「え?」
ほむら「手を離さないで、絶対に」
まどか「……うん!」
ほむら「あなたは私が守るわ」
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「行くわよ!」
しえん
はよ
ほむら「っと、どうやら先客がいたようね」
マミ「暁美さん……」
さやか「転校生……それに、まどか?」
まどか「さやかちゃん……!」
ほむら「まどか、離れないで」
まどか「ほむら、ちゃん」ギュ
さやか「ッ!」
さやか「なんで、まどかなのよ」
マミ「……」
ほむら「まどかだから、よ」
さやか「そんなの答えになってない!」
ほむら「これが私の唯一の答え、誰にも否定なんてさせない」
しえん
ほむら「よそ見してると危ないわよ」
さやか「くっ……」
マミ「今は言い争ってる場合じゃないわ、使い魔を倒すわよ」
あんこ「おいおい、相変わらずだねマミさん」
あんこ「使い魔相手にまじになっちゃってどうすんのさ」
マミ「佐倉さん!?」
あんこ「魔法少女が集まって仲良しごっことはおめでたいねえ」
あんこ「ってそんな空気じゃねえな……」
マミ「……」
さやか「……」
ほむら「まどか、大丈夫?」
まどか「う、うん……」
あんあん!
支援
あんこ「マミさんがボロボロだってんでまた甘ちょろいことでもやってるのかと思ったら」
あんこ「どういうことだ、おい」
あんこ「本当にボロボロじゃねーか!」
マミ「ひどい言い草ね」
あんこ「見たまんまだろ……いったい何が」
あんこ「……いや、あたしには関係ない」
あんこ「こんな良い狩場なんだ、獲れる物は獲れる内にってね」
マミ「佐倉さん……!」
あんこ「なんだよ、文句があるなら……力ずくッ、それが魔法少女ってもんだろ!」
あんこ「そらっ!」
マミ「……くっ!」
あんこてwww
あんあん!
さやか「何なのよあんた!」
あんこ「あん?」
さやか「マミさんになにするんだ!」
あんこ「うるせえ!」
さやか「うわぁ!」
あんこ「はんっ、とんだ雑魚じゃねーか」
あんこ「来なよ、今のマミさんだったら二人同時だって相手にできそうだ」
さやか「な、ナメないでよ!」
マミ「美樹さん!」
ほむら「まどか、危ないから離れましょう?」
まどか「で、でもさやかちゃんが……!」
さやさや
あんこ「そろそろとどめだ!」
ほむら「その必要はないわ」
あんこ「しゃしゃり出てくんじゃねー……ッ!? 今、何しやがった!」
ほむら「……」
あんこ「また……! クソ、手の内が見えねえ」
ほむら「三人同時は相手にできるかしら?」
あんこ「……ふん、今日は引いてやるよ」
まどか「はあ……よかったあ……」
マミ「暁美さん……」
さやか「転校生、どうして助けて……?」
ほむら「まどかがそれを望んだからよ」
ほむほむ
しえ
さやか「まどかまどかって、あたしと何が違うって言うのよ!」
ほむら「愚問ね」
まどか「そんな言い方――」
ほむら「やめないわ」
まどか「ほむら、ちゃん……」
ほむら「まどかとあなたは、何もかも違いすぎる」
ほむら「残念な程に……」
QB「そうだね、鹿目まどかなら美樹さやかとはケタ違いに強い魔法少女になれるだろう」
さやか「ッ!」
マミ「QB……?」
QB「まどか、僕と契約して、魔法少女にな――」
ほむら「死になさい」タン
QB「」
ほむ
マミ「QB! いや……いやあああああああ!」
さやか「みんなまどかまどか……いったい何なのよ……」
まどか「さやか、ちゃん」
ほむら「……はあ」
ほむら「行きましょうまどか」
まどか「で、でも……」
ほむら「今できる事なんて、なにもないわ」
まどか「う、うん……ほむらちゃん」
QB「まったく、酷いことするなあ」
マミ「え……?」
まどか「ほむらちゃん」
ほむら「なにかしら?」
まどか「さっきの、謎の白い生物の正体とはいったい……?」
ほむら「知りたい?」
まどか「うん、知っておかないといけない気がする」
ほむら「あれはQB、契約によって魔法少女を生み出すモノよ」
まどか「魔法少女を?」
ほむら「ええ」
まどか「じゃあほむらちゃんも?」
ほむら「そうよ、でも、あれは悪魔みたいなもの……耳を貸してはいけないわ」
まどか「……うん」
リュウゼツラン
謎の白い液体みたいにいうな
まどか「私、どうしたらいいんだろう」
ほむら「私が――」
まどか「私だって! 何かしたい、守られてるだけなんて嫌だよ」
ほむら「まどか……」
まどか「ほむらちゃんを守りたい、このままじゃいつか、ほむらちゃんがいなくなっちゃうような気がして」
ほむら「……」
まどか「そんなの、嫌だよ……」
まどか「ほむらちゃんと一緒にいたいよ……」
ほむら「今日は……あなたの家に泊まってもいいかしら」
まどか「え……?」
ほむら「まどかをこのまま帰すなんて心配だわ」
まどか「……そうしてくれると嬉しい」
相変わらずSSのまどかはさやかはどうでもいいんだな
ほむら「ちょっと緊張するわね」
まどか「……私も」
ほむら「でも、緊張より嬉しい方がずっと強い」
まどか「えへへ」
ほむら「まどかを守れることが嬉しい」
まどか「ほむらちゃん……ん、着いた、ただいまママ」
詢子「お帰り、遅かったねこういう時はちゃんと連絡しないと駄目だぞ」
まどか「ごめんなさい、それでごめんなさいついでにいいかな?」
詢子「何だいまどか?」
どうでもいいってほど無視してないじゃん
ほむらと仲良くなってるからさやか一辺倒にならないだけで
じゅんじゅん!
ほむら「こんばんは」
詢子「おや、この子は?」
まどか「暁美ほむらちゃん、友だちなの」
詢子「それで?」
まどか「今日、お泊りしても……いいかな?」
詢子「急な話だね、えっと……ほむらちゃんだっけ? 親御さんは……」
ほむら「私は今、一人暮らししていますので」
詢子「そう……しょうがない、こんな時間に一人で帰らせるわけにもいかないし、泊まってきな」
ほむら「ありがとうございます、お義母様」
詢子「よく見たらほむらちゃん」
ほむら「はい?」
詢子「その眼鏡、すごくかわいいね、あたしの好みにド直球だわ」
ほむら「派手すぎませんか?」
詢子「それぐらいでいいのさ、女は外見でナメられたら終わりだよ」
ほむら「そうですね」
詢子「そうそう」
ほむら「まどかにも、よく似合っていました」
まどか「ちょ、ちょっとほむらちゃん!?」
詢子「おやおや」
ほむほむ
>お義母さま
詢子さんは赤いのが好み
まどか「ほむらちゃん、ご飯用意するね」
まどか「といってもパパの作り置きなんだけど」
ほむら「いいわよ、お義父様の料理は作り立てじゃなくても美味しいもの」
まどか「いただきまーす」
ほむら「いただきます」
詢子「それじゃ二人とも、あたしはもう寝るから」
まどか「おやすみなさいママ」
ほむら「おやすみなさい」
homu
まどか「ごちそうさま」
ほむら「ごちそうさま、美味しかったわ」
まどか「よかった口にあって」
ほむら「ふふ、当たり前でしょ?」
まどか「お風呂どうしよっか、それにほむらちゃんどこで寝る?」
ほむら「一人に、なりたい?」
まどか「……それはいや」
ほむら「……」
晩メシの時間だ
しえん
食事代行はよ
代わりに食っといたよ
ほむほむ
まどか「……」
ほむら「……」
まどか「流石にちょっと狭いね」
ほむら「そうかしら?」
まどか「えへへ、そうだよ」
ほむら「私は、もっと狭くても……ううん、なんでもないわ」
まどか「ん……離れちゃ、やだよ」ギュ
ほむら「まどか、温かい」
まどか「私も……」
まどか「お風呂上りはポカポカするね」
ほむら「湯冷めしないようにしないとダメよ」
まどか「うん、早くお布団入っちゃおう」
ほむら「……」
まどか「ほら、ほむらちゃんも早く」
ほむら「……いい、の?」
まどか「……」
ほむら「わ、わかったわ、それじゃあ失礼して」
まどか「ほむらちゃんっ!」ツンッ
ほむら「まどか……」スリスリ
まどか「えへへっ」
ほむら「ん……」
すりすりほむほむ
フォー
マミ「ッ!」バン
あんこ「うおっ、アブねえ!」
あんこ「いきなり何を!」
マミ「ソウルジェムが魔女を産むなら」
あんこ「はぁ? 何を言って……それにあの新米はどこ行った?」
マミ「みんな死ぬしか無いじゃない、あなたも私も!」カチッカチッ
あんこ「? おい……まさか、撃てないのか?」
あんこ「ソウルジェムもそんなに濁って……」
マミ「ああ、ああああああぁぁぁ!」
あんこ「!?」
一方そのころ──
オタワ
ほむら「まどか寝苦しくない?」
まどか「すー……すー……」
ほむら「……寝ちゃったのね」
まどか「ん……」
ほむら「私を抱きしめることで、まどかが安心してくれるなら、いくらでも……」
まどか「ほむら、ちゃ……ん……」
ほむら「まどか」チュ
ほむら「おやすみなさい」
homuhomu
あっちはすげーことになってるのに裏ではすげーことになってた
あんこ「くそ、どうなってやがる!」
QB「見たままじゃないか」
あんこ「QB!」
QB「マミのソウルジェムは絶望に飲まれてグリーフシードへと変わった」
あんこ「どういうことだ?」
QB「この国では成長途中の女性のことを少女って呼ぶんだろう?」
QB「だったらやがて魔女になる君たちのことは魔法少女と呼ぶべきだよね」
あんこ「それが、魔法少女のカラクリだってのか!」
きゅっぷいきゅっぷい
さやかはスピードタイプだけあってジェムの濁りも光速の域
すばしっこいあんこちゃんは自分のせいで家族が全員しんでも濁らない素晴らしい娘
まどか「ふあぁぁ~、おはようほむらちゃん」
ほむら「おはよう、まどか」
まどか「あ、あれ? 私……」
ほむら「一晩中この調子だったわ」
まどか「ご、ごめんね!」
ほむら「よく眠れたかしら?」
まどか「うん……ありがとう、ほむらちゃん」
ほむら「それならよかったわ」
まどか「えへへ」
呑気にらぶってるばやいか
あんこ(おい、話がある)
ほむら(なにかしら?)
あんこ(ツラ貸しな)
ほむら(……それは出来ない相談ね、テレパシーでお願いするわ)
あんこ(こんなもんで済ますような話じゃねーんだ)
ほむら(魔法少女と魔女の関係についてかしら?)
あんこ(てめえ……知ってたのか!)
ほむら(その慌てぶり、二人は魔女になってしまったのね)
まどか「ほむらちゃん、ぎゅー」
ほむら「ふふ、まどか」
本当はほむちゃんって全員生存できるようにちゃんとがんばってるんだよな
homuhomu
homu
あんこ(なんとか助けられないのか)
ほむら(さあ、私は知らないわ)
あんこ(だったらQBなら……)
ほむら(どうかしらね)
あんこ(手伝ってはくれなさそうだな)
ほむら(何をしても無駄だって、わかっているもの)
あんこ(やってみなくちゃ、わかんねえだろ!)
まどか「ほむらちゃん、これ一緒にやってみよ?」
ほむら「まどかが一緒なら、やってみようかしら」
ほむら(好きにするといいわ、私にはもう、関係ない)
ほむ
雲行き怪しいってレベルじゃねーぞ!
まどか「これからもずっとほむらちゃんといられるよね?」
ほむら「そうなりたいわね」
まどか「そうだ、アルバム見よう?」
ほむら「アルバム?」
まどか「うん、これからはこのアルバムの中にほむらちゃんとの思い出も、刻んでいきたいな」
ほむら「まどか……」
まどか「見て、これが産まれたばっかりの私」
ほむら「ほぅ……」
まどか「えへへ、ちょっと恥ずかしいな」
ほむら「恥ずかしがることなんてないわ、とっても可愛い」
あきらめほむほむ
ほむぅ
ほむ
まどかわいい
まどか「1歳の時、2歳の時、3歳の時」
ほむら「沢山の写真、まどかは家族に愛されているのね」
まどか「うん、大好きな自慢の家族だよ」
ほむら「そう」
まどか「それでこれが……これが」
ほむら「まどか?」
まどか「運動会の時に、さやかちゃんと、撮った……」
ほむら「美樹さやか……」
まどか「ぐすっ……さやかちゃん……なんで……あんなことを」
ほむら「まどか……ごめんなさい」トンッ
ほむ
homuhomu
まどぅ
ほむら「あまりまどかを一人にしておくわけにもいかない」
ほむら「気絶している内にかたをつけるわ」
ほむら「美樹さやか、今までまどかを守ってきたあなたは私が弔う」
ほむら「あなたにはせめて私が引導を渡してあげる」
ほむら「これからまどかを守っていく私が!」
あんこ「あん? てめー、手を貸すつもりはなかったんじゃないのかよ」
ほむら「私は私のするべきことをするだけよ」
あんこ「ふん……食うかい?」
ほむら「遠慮しておくわ」
あんこ「……ま、好きにしな」
ほむーっ!
6話でさやかを気絶させたあれかな
あれを一般人にやるのは結構危険だぜ
あんこ「近いな、この辺りか」
ほむら「佐倉杏子、あなたはどうして巴マミを救おうとするの?」
あんこ「あん?」
ほむら「餌が増えて、ライバルが減った……あなたにとって好都合なだけじゃないかしら」
あんこ「ど、どうだっていいだろそんなこと」
ほむら「そうね、どうだっていいわね」
あんこ「なんなんだ……っと、ここか」
ほむら「……」
あんこ「マミさんの魔女の結界、入るぞ」
ほむほむ
ほ
あんこ「なっ!?」
ほむら「やっぱりね……」
あんこ「魔女が二匹同時に居やがる」
ほむら「巴マミだったモノと、美樹さやかだったモノね」
あんこ「厄介だな……」
ほむら「こうなっていると思っていたわ」
あんこ「なんだと?」
ほむら「巴マミはいつも仲間を欲しがっていた、心当たりあるんじゃないかしら?」
あんこ「ッ!?」
ほむら「彼女が他の魔女を呼び寄せているのよ」
ほむぅぅぅぅぅぅ
ワルプルギス勝てないだろあんこ残さんと
あんこ「おい、何してやがる!」
ほむら「言ったでしょう? 私は私のやるべきことをするって」
あんこ「やめろ! 殺しちまったらそれでおしまいじゃねーか!」
ほむら「もう何をしても無駄よ」
あんこ「そんなことわからねえだろ!」
ほむら「魔女を元に戻す方法を知っているなら、私が真っ先にやっているわよ……」
あんこ「……くそっ!」
自分の世界に引き込もって音楽聞いてるような奴なんて、お茶会に呼んで楽しいのかマミさん
>>216
>自分の世界に引き込もって音楽聞いてるような奴
そういう言い方すると何かおまえらみたい
>>217
おいやめろ
ほむら「……ふぅ」
ほむら「終わったわ、美樹さやか……さようなら」
あんこ「あたしは……」
あんこ「マミさん、あたしは……」
あんこ「攻撃なんて……できねえよ!」
あんこ「マミさん!」
あんこ「ぐぁっ……!」
あんこ「あんまりじゃねーか! みんなを魔女から守ろうとしたマミさんが絶望を振りまく魔女になるなんて」
あんこ「マミさんはあたしが止める! 止めてやる!」
あんこ「仲間が欲しいからって……友達が欲しいからって、こんな使い魔まで作って」
あんこ「独りぼっちは寂しいもんな……いいよ、一緒にいてやるよ」
あんこ「マミさん……」
あんあん?
ほむらちゃんかわいい!
ほむ
ほむら「ただいま……」
ほむら「まどかは……まだ眠っているわね……」
まどか「酷いよ……」
ほむら「まどか!?」
まどか「一緒だって言ったのに、私を置いて行っちゃうなんて、ほむらちゃんの嘘つき」
ほむら「反論の余地もないわね……」
まどか「……」ギュ
ほむら「まどか……」
まどか「でも、戻ってきてくれた……嬉しい」
ほむら「……ええ、私は戻ってくるわ何があっても、まどかの所に何度でも、何度でも」
まどか「約束だよ」
ほむぅ
ほむら「今日がきっと最後の夜になる」
ほむら「まどか、あなたの元へ帰って来られないかもしれない」
ほむら「あなたが目を覚ましたら、もう日常なんてどこにもなくて……」
ほむら「まどか……」
ほむら「まどかの温もりを感じられるのも、最後」
ほむら「……」チュ
ほむら「おやすみなさい」
むぅ…
お前等ほむまどだったらどんな糞SSでもいいんだな
ほむほむ?
>>227
散々まどほむで書いときながらどちらかが死んでどちらかが男と結婚して子供産んでとかだとぶちギレる
ほむら「決戦……今度こそこいつを倒す……たった一人でも」
ほむら「自衛隊からかき集めてきたこの兵器を使って!」
ほむら「撃つべし! 撃つべし!」
ほむら「タンクローリーだ!」
ほむら「対戦車ミサイル!」
ほむら「C4!」
ほむら「……やったか?」
>>227
まどかがいてくれれば、それだけでいい
マドカァー
JSDF……
ほむぅぅぅぅぅぅ
ほむら「あぁ……!?」
ほむら「くっ……」
ほむら「強い……やっぱり、勝てない」
ほむら「私一人ではこいつには……」
ほむら「まどか……」
まどか「呼んだ?」
ほむら「まどか? どうしてここに!?」
まどか「ごめんねほむらちゃん、ほむらちゃんは私に無事でいて欲しいって言ってたけど」
まどか「私の望みはほむらちゃんと一緒にいることだから……」
( ´;ω;` )
( )
( )
( ´;ω;) )
γ/ γ⌒ヽ )
./ | 、 イ )
l | l } 、_、_, )
{ | l、 ´⌒ヽ-'巛( ∪ )
\ | T ''' ――‐‐'^ )
(/ ( ヽ × )
/ ∧ ヽ )
/ / ヽ ) )
/ / | | )
/ / .| | )
(__) (__)ーーー∪ー∪ーーーー
ほむ
まどか「目が覚めて、ほむらちゃんがいなかったとき、本当に怖かった」
まどか「もうこんな思いしたくないって、心の底から思った」
ほむら「まどか……!」
まどか「QB、私が魔法少女になればあの魔女も倒せるって本当?」
QB「ああ、まどかなら間違いなく倒せるだろうね」
まどか「私、契約する」
ほむら「だめ、ダメよまどか!」
QB「君の願い事はなんだい?」
まどまど?
支援
>>229
そんな感じのSSが速報にあったな…
クッソ嫌なもん思い出しちまった
まどか「私の願いはどんなに離れていても、最後にはほむらちゃんと一緒にいたい」
まどか「だから、それを邪魔する魔女を倒す力が欲しい」
ほむら「やめて……やめて!」
まどか「さあ、叶えてよQB」
ほむら「まどかぁ!」
QB「エントロピー」
ほむら「ああ……」
まどか「ほむらちゃんの敵は私が倒す」
まどか「今度は私がほむらちゃんを守る!」
まどか「見ていてほむらちゃん、私の魔法!」
完
明るい魔まマ()さんの悪口は・・・やめなくていいか
QB「本当にもの凄かったね、変身したまどかは」
ほむら「……」
QB「まさかあのワルプルギスの夜を、一撃で倒すとはね」
ほむら「……」
まどか「ウェヒヒ」
ほむら「まどか……」
まどか「私の願いは叶ったよ、これからはずっと一緒、一緒だよほむらちゃん!」
ほむら「そうね……」
まどか「嬉しい、ね……ほむらちゃん」
ほむら「ええ……嬉しい、わ」
これはバッドだなしえん
ほむ
まどか「もう誰にも邪魔されないよ、ほむらちゃん」
ほむら「ああ、まどか……」
まどか「どうして、そんなに悲しい顔をしているの?」
ほむら「それは……あなたの気のせいよ……」
まどか「むー、気のせいじゃないよ、悲しそうなほむらちゃんの顔なんて見たくない」
まどか「ほむらちゃん、ほむらちゃんの好きなこと今度こそ教えて?」
ほむら「私の好きなことは……」
まどか「うん」
ほむら「そうね、あなたとの何でもない日常」
ほむら「それだけよ」
まどか「だったら、これからはほむらちゃんの笑顔を見るなんて、簡単だね」
しえん
支援です
まどまど
股間がティロティロしてきた
ほむら「それでも、あなたはもうすぐ魔女になる」
ほむら「その時まで、ほんの少しの間、あなたとの日常を謳歌しよう」
まどか「ほむらちゃん、何か言った?」
ほむら「ええ」
まどか「なあに? 何でも言って?」
ほむら「まどか、私の髪を編んでくれないかしら?」
まどか「えへへ、喜んで」
ほむら「嬉しいわ、ありがとう」
完
homuhomu
乙乙乙
乙
なんか消化不良のまま終わったか
おい
ペロッ…これは…投げっぱなしエンド…
劇場版に際して発生した余分な数ループというコンセプト
ほむらがまどか以外をあっさり切り捨てるのはコレジャナイ感バリバリだけどまあ乙
さやかがなんか勘違いしてたのは何だったの
眼鏡の度数ズレで自分を見ているように見えた
第一印象で突っ走るきらいがあるさやかはそのまま友達になろうとしそれを免罪符にして契約までした
まどか以外を切り捨てたのは前回のまどかが悪い依存ではないと言い切りほむらを暴走させる
そんなまどかも今回はほむらに依存する始末
なるほど
それは作中で説明してくれなきゃわからんわ
なるほどさっぱりわからん
おつー
やる気は感じられたからまた書いてくれ乙
シリアスにするんだったら名前表記で『あんこ』とかやめろよ
ところどころのギャグも寒かったし
言われたらなるほど、と思った
ともかく乙
俺はシリアルであるか否かにかかわらずあんこっていう呼び方自体が嫌いだな
読み返してもギャグがロクに見当たらなかった件について
なんか鬱陶しい>>1だな
謎の白いなんたらとか?
乙乙
>>269
わざわざ口調変えてまでジョジョパロする必要あったのかよ
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