ゴルゴ13「ストライク・・・ウイッチーズ・・・?」 (45)

ゴルゴ×スト魔女 ssです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1388810877

これは新しい

期待

ゴルゴさんの後ろは
レスできんな…

19××年~扶桑・ハンガー内部~

大佐「よくきてくれました!」

ゴルゴ「・・・用件を聞こう」

大佐「あなたにお願いしたい依頼は、この写真の人物の狙撃です」

スッ

ゴルゴ「・・・だれだ?」

大佐「我々もウイッチを嫌う隣国の軍の大物とまでしか掴めていません・・・」

ゴルゴ「ウイッチ・・・?」

大佐「あ、失礼しました。ウイッチとは・・・」

大佐「魔翌力を発揮でき、唯一ストライカーユニットを使うことが出来る少女達のことです!」

ゴルゴ「・・・ストライカーユニット?」

大佐「お見せしましょう。こちらの兵器です。」

バサアァァァッ

大佐「この兵器を使うことで、自在に空を飛びまわれるのです!」

ゴルゴ「・・・この筒で空が飛べるのか?」

大佐「はい!」

ゴルゴ「・・・ウイッチを嫌うとはどういう意味だ?」

大佐「ウイッチが活躍することにより、我々のような軍隊が活躍できなくなります」

大佐「おそらく、軍の上層部はそれを嫌がっているのです。それでウイッチを狙うという噂が出始めていて・・・」

ゴルゴ「・・・噂だけで人を[ピーーー]のか?」

大佐「そこです!つまり、この人物がだれか正確に調べた上で・・・」

大佐「その上で、ウイッチを狙っているのであれば殺してほしいのです!」

大佐「・・・このような難しい注文を受けてくれるのはあなたぐらいだと伺いました」

ゴルゴ「・・・ひとつ聞きたい。なぜ、あんた個人でこんな依頼をする?」

大佐「基地の内部で、宮藤さんのいる501が狙われるという話が出ていまして・・・」

大佐「えっと、宮藤さんとはここの扶桑の出身者で、最前線といわれる連合軍第501統合戦闘航空団のウイッチです。」

大佐「宮藤さんは、ウイッチの誇りです。それを、結果も出さない軍の上層部に殺されてたまるかという・・・」

大佐「一人の軍人としての意地です!!!!」

大佐「お願いです!トウゴウさん!この大物さえいなくなれば命令がでず、殺しは実行されないはずです!!」

ゴルゴ「・・・わかった。やってみよう」

大佐「あ・・・ありがとうございます!!」

ゴルゴ「・・・それと頼みがある」

大佐「?」



こんなかんじでやってきます。

もしかして、ここ初めて?
メール欄に「saga」って入れた方がいいよ。
「殺す」と書き込んで→[ピーー]とか、
「魔力」と書き込んで→魔翌力とかになっちゃうから。

すみません。初心者で・・・
一応、ROMって1年です。

ありがとうございました。続きです。


ゴルゴ「・・・その501に今から行きたい」

大佐「今からですか!?」

ゴルゴ「・・・頼めるか?」

大佐「トウゴウさん。501は扶桑ではありません!飛行機で行かないと・・・」

ゴルゴ「・・・飛行機をチャーターできるか?」

大佐「い・・・いきなりですか」

大佐「・・・いや、まてよ・・・少佐が戻っているはず」

大佐「少し待っていてください!」 タッタッタ

ゴルゴ「・・・少佐?」

~~~~~~~~~~~

美緒「・・・というわけらしい」

ミーナ「そんな・・・美緒・・・」

美緒「分かっている。軍の上層部の嫌がらせだろう」

ミーナ「・・・」

美緒「第一に扶桑にわざわざ呼び出す時点でおかしい」

ミーナ「どうしましょう・・・」

美緒「・・・ん?」

ミーナ「どうしたの美緒?」

美緒「あんなやつ基地にいたか?」

ミーナ「え?」

美緒「・・・体つきがいいな。そこらへんのやつじゃない」

ゴルゴ「・・・?」

美緒「!?」

美緒(カミソリのような目をしている・・・!こいつ・・・)

大佐「いたいた!少佐!」

美緒「大佐か?」

大佐「探しました。少佐!」

美緒「大佐!あなたに聞きたいことがある!」

大佐「はい?」

美緒「あそこにいる体つきのいいのは何者だ!?」

ゴルゴ「・・・俺のことか?」

ミーナ(!この人いつの間にここに・・・)

大佐「おお!トウゴウさん。ご紹介します。先ほど話したウイッチである・・・」

大佐「坂本美緒少佐とミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐です」

大佐「それでこちらが・・・」

ゴルゴ「・・・整備兵のトウゴウだ」

美緒「坂本だ」

ミーナ「ミーナです。よろしく。」

ミーナ「・・・?」

大佐「ミーナさん。トウゴウさんは握手という習慣がないのです」

ミーナ「・・・そうですか。」

ミーナ(美緒が言いたいことが分かるわ・・・普通とは違う!)

大佐「そうだ!お二人とも」

美緒「どうしました?」

大佐「実は、トウゴウさんはまだ配属場所が決まっていないそうなんだ」

大佐「どうだろう?501でみることは出来ないだろうか?」

美緒「!」

ミーナ「・・・トウゴウ、さん?整備の経験は?」

ゴルゴ「・・・扶桑の軍需関係の電気メーカーにいたことがある」

ミーナ「ストライカーユニットの整備の経験は?」

ゴルゴ「・・・一度もない」

ミーナ「残念ですが・・・」

美緒「いいだろう!」

ミーナ「何を言い出すの、美緒!?」

美緒「いいじゃないか!はっはっはっはっは!」

ミーナ「もう、美緒ったら・・・」

美緒「整備の人間はたくさんいたほうが効率は良くなる!」

ミーナ「・・・そうね。」

ミーナ「トウゴウさん。分かりました。これから軍用機で501に戻ります。トウゴウさんも同乗して下さい」

ゴルゴ「ああ・・・」

大佐「ミーナ中佐。ありがとうございます!それでは、出発を・・・」

ミーナ「そのまえに、通信機を貸していただけますか?」

大佐「どうぞ」

ミーナ「ありがとうございます」

カチッカチッ

ミーナ「聞こえる?」

バルクホルン「ああ、大丈夫だ。どうした、ミーナ?」

ミーナ「実は、急に一人501に滞在することになったの。トウゴウさんって男の人よ」

ミーナ「そういうわけで、その人が泊まれるように空き部屋の掃除をお願い」

バルクホルン「何だと!?・・・その男、大丈夫なのか?」

ミーナ「美緒がいいと言ったから大丈夫だとは思っているけど・・・」

バルクホルン「・・・分かった。」

ミーナ「お願いね」

機長「少佐!そろそろ出発します!お乗りください!」

美緒「ああ。分かった」

大佐「それでは気をつけて!」

ブウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥ

大佐「・・・頼みました。ゴルゴ13!」

~機内~

ゴルゴ「・・・」

ミーナ(・・・501のみんなはどんな顔するかしら・・・)ハア

美緒(・・・扶桑の兵士で配属場所が決まっていないなんてまずない)

美緒(理由があって501にこの男を送ったのだろう)

ミーナ「・・・静かね」

美緒「トウゴウ、だったか?」

ゴルゴ「・・・ああ」

美緒「せっかくだ。何か聞きたいことは・・・」

機長「少佐!ネウロイです!」

美緒「何!?ここはネウロイの巣からかなり離れているはずだ!」

ミーナ「小型ネウロイ1機のみね・・・」

美緒「はやい・・・!」

機長「・・・無理です!まもなく見失います!」

美緒「くそ!」

ゴルゴ「・・・ネウロイ?」

ミーナ「トウゴウさん!?さすがにネウロイは知っているわね?」

ゴルゴ「・・・いや」

ミーナ「・・・そう」

ミーナ(この男、本当に整備兵なのかしら?それすら怪しいわ)

美緒「ネウロイとは、我々の敵だ。外形は金属でできている。自己再生能力を持ち、内部にあるコアという部分を打ち抜かないと倒せない」

ゴルゴ「・・・ネウロイ・・・」

美緒(無口だが、話は聞いているようだ)


~夜~

機長「お疲れ様でした。着きました」

美緒「すまん、助かった」

ミーナ「さすがに疲れたわ。」フウ

ゴルゴ「・・・」

ミーナ「トウゴウさん。早速なのだけれども、ついてきてもらえるかしら?」

ゴルゴ「・・・了解した」

ミーナ「美緒。みんなを食堂に集めてもらえるかしら?」

美緒「ああ、かまわんが・・・」

ミーナ「トウゴウさんをハンガーに案内してから私も行くわ」


~ハンガー内~

ミーナ「ここがハンガーよ」

ゴルゴ「・・・?」

ゴルゴ「あそこにいるのは誰だ・・・?」

ミーナ「シャーリーさんとルッキーニさん」


シャーリー「中佐!」

ルッキーニ「ちゅーさだー!」

ミーナ「シャーリーさん。また調整をしているの?」

シャーリー「ちょうど終わりました」

ルッキーニー「ちゅーさー!そこの人だーれー?」

ミーナ「トウゴウさんよ。整備兵をしていて今回501に配属されました」

シャーリー「へぇー。扶桑の人かー?」

ルッキーニー「あたし、フランチェスカ・ルッキーニ!」

ゴルゴ「・・・・・・・・・」

ルッキーニ「・・・・・・・・・」

ルッキーニ「・・・うじゅーー。シャーリーこの人こわい~」

シャーリー「まあまあ、えーとあたしはシャーロット・E・イェーガー。シャーリーって呼んでくれ!」

ゴルゴ「・・・・・・・・・」

シャーリー「・・・・・・・・・」

シャーリー「・・・あー、そうだ。用事が。行くぞ。ルッキーニ。」

ルッキーニ「あ。待って~シャーリー!」

ミーナ「二人とも!用事があるから食堂に集合して!」

リョーカーイ!

タッタッタッタッタッタ

ミーナ(こうなるのは分かっていたのに、美緒ったら・・・)ハア

ミーナ「あの二人もウイッチよ。シャーリーさんは機械を扱うのが上手でいつも調節をしているの」

ミーナ「・・・トウゴウさん、明日からはここのハンガーでストライカーユニットの整備にあたってもらいます」

ミーナ「詳しいことは、明日ここの整備の者に指示を出しておくので指示に従ってください」

ゴルゴ「・・・了解した」

ミーナ「トウゴウさん、またついてきてもらえるかしら?今度は、食堂であなたのことを紹介するわ」

ゴルゴ「・・・紹介?」

ミーナ「ええ」


~食堂~

ワイワイ ガヤガヤ

美緒「なぜ全員集めた?」

ミーナ「トウゴウさんをみんなに紹介するためよ」

美緒「紹介?しかし軍規で・・・」

ミーナ「今回は特例よ。基地に滞在するわけだし・・・」

ミーナ(みんなに顔を覚えてもらえれば下手に動かないでしょう・・・)

美緒「そ、そうか」

美緒「・・・あー、みんな。きいてくれ」


エイラ「ナンダヨ、少佐・・・」

サーニャ「・・・」コックリ コックリ

ペリーヌ「エイラさん。静かになさい!」

リーネ「芳佳ちゃん。一回席に座ろう」

芳佳「うん!」

エーリカ「めんどうだー」

バルクホルン「・・・あの男のことか?」

美緒「ああ・・・」

エイラ「ナンダッテー!」

ペリーヌ「殿方ですの?」

美緒「実は、扶桑から整備兵をしていたものがきていてだな・・・」

芳佳「扶桑からですか!?」

リーネ「芳佳ちゃん!よかったね!」

シャーリー「・・・」

ルッキーニ「・・・」

バルクホルン「リベリアン。珍しいな、黙って聞くなんて」

ルッキーニ「・・・うじゅ~」

シャーリー「・・・その男にさっき会った」

芳佳「え~。ずるいです!シャーリーさん!」

エーリカ「・・・どんな人だった?」

シャーリー「・・・会えばわかる人だ。」

バルクホルン「リベリアン!もっと具体的に答えないか!」

ミーナ「・・・トウゴウさん、入ってきて」

ギイイイ

ゴルゴ「・・・」

全員「・・・」

エーリカ(うわー、これは・・・)

ミーナ「本日より、滞在することになりましたトウゴウさんです」

ゴルゴ「・・・トウゴウと呼んでくれ」

ペリーヌ「た、滞在ですって?」ガタ

バルクホルン「許可は下りているのか?」

美緒「大丈夫だ!はっはっはっはっはっは!」

バルクホルン「・・・?ならいいが」

美緒「少々無口だが、いいやつだ!よろしくしてやってくれ!」

美緒「以上だ!解散」

ザワザワ


ミーナ「・・・明日が心配ね」

ミーナ「トウゴウさん、部屋まで案内するわ」


ミーナ「・・・」コッコッコ

ゴルゴ「・・・」コッコッコ

ミーナ「ここよ」カチャッ

ゴルゴ「・・・世話になった」

パタン

ミーナ「疲れたわ」フウ

ミーナ(ちゃんとお礼は言うのね・・・)


ゴルゴ「・・・・・・・・・」

ゴルゴ(・・・まず、この写真の男について調べるか)

~翌日~

整備員A「あんたが新入りか」

ゴルゴ「・・・」

シャーリー「~~♪」カチャッ カチャッ

整備員A「じゃあストライカーユニットを磨いてくれ」

ゴルゴ「・・・了解した」

シャーリー「!」

シャーリー「・・・」

ゴルゴ「・・・」

~~~~~~~~~~~~~


整備員A「さて・・・少し休むか」

シャーリー「・・・」

ゴルゴ「・・・シャーリーだな」

シャーリー「!・・・覚えてくれてたのか!」

ゴルゴ「・・・ああ」

シャーリー「びっくりしたな~。挨拶したときに握手まで無視したから・・・」

ゴルゴ「・・・利き腕を預ける握手という習慣はない」

シャーリー「そうだったのか!わりぃわりぃ・・・」カチャカチャ

シャーリー(思っていたよりいいやつだったな・・・)

ゴルゴ「・・・この写真の男に見覚えあるか?」キュッキュッ サッ

シャーリー「!こいつ、マロニーといた男だ」

ゴルゴ「マロニー・・・?」

シャーリー「トレヴァー・マロニー。とにかくウイッチを嫌ってるやつだ。」

ゴルゴ「・・・この男も、ウイッチを嫌っているか?」

シャーリー「マロニーといるんだからそうだろうさ!」

芳佳「シャーリーさん。トウゴウさん。お昼です!」

シャーリー「今行くよ!」

トウゴウ「・・・世話になった」

シャーリー「いいって。気にすんなよ~」

ゴルゴ(・・・マロニーを調べるべきだな)

~食堂~

全員「・・・」

エイラ「ウウ・・・この雰囲気なんとかしてくれヨ」

ペリーヌ「エイラさん!」

ゴルゴ「・・・先に用事がある」

芳佳「食器はあそこに置いておいてください」

ゴルゴ「・・・ああ」

カチャン ギィッパタン

リーネ「・・・芳佳ちゃんは怖くないの?」

芳佳「トウゴウさんのこと?見た目は怖いけど外見で判断しちゃだめだよ!」

ルッキーニ「それでもあたしはきらーい!ね、シャーリー」

シャーリー「・・・見た目ほど怖くないと思うぞ?」

ルッキーニ「えー!だって挨拶したとき手をだしたのに握手しなかったもん!」

シャーリー「握手する習慣がないとかいってたぞ」

美緒「・・・扶桑のときでもそんなことを言っていたな・・・」

ミーナ「ええ、そうね」

エーリカ「・・・」

バルクホルン「・・・どうした、ハルトマン?」

エーリカ「昔、聞いたことがあるんだけど・・・」

エーリカ「殺しのプロって握手しないって話」

エイラ「縁起の悪いこと言うナヨ」

バルクホルン「・・・否定は出来ないがな」

バルクホルン「訓練の準備をしてくる」

エーリカ「テゥルーデ。私も行く!」

~弾薬庫~

バルクホルン「ペイント騨・・・これだ」ゴトンッ

エーリカ「私も持つの~?疲れた~。」

バルクホルン「・・・おまえは何のためにここに来た?」

エーリカ「あの雰囲気から・・・」

エーリカ「・・・奥に誰かいる!」タッタッタ

バルクホルン「おい!ちゃんと答えろ!そして待て!」ドサッ

タッタッタ

ゴルゴ(・・・7.92mmライフル弾。MG42か?)

スタッスタッスタ

ゴルゴ「・・・!」

エーリカ「えーと、トウゴウさんだっけ?」

エーリカ「自己紹介していなかったもんね。私はエーリカ・ハルトマン」

バルクホルン「・・・私はゲルトルート・バルクホルンだ」

ゴルゴ「・・・」

バルクホルン「やはり握手はしないらしいな」

これはバルクホルンがオォ~イエス デュークと言いそう

そういやゴルゴは女抱くんだったな

仕事の前には確実に娼婦を抱いているという設定がある ウィッチの場合はアナルセックスになるか

あのフィギュアの画像が出てないとか
これから出すのか?

夜には再開します。
ストーリーを妄想中です。

ゴルゴならストライカー技師のとこで基本を頭にたたってこんでくるか
軍が関わってるなら視察という名目で階級偽装したりカウンセラー装って来そうだが
まあ脳内補完しておこう

ペイント騨 ×
ペイント弾 ○

ゴルゴ「・・・」

バルクホルン「まあ、いい。ところでここでここで何をしている?」

ゴルゴ「・・・銃の整備だ」

エーリカ「ストライカーは?」

ゴルゴ「・・・午前の点検で終了だ」

バルクホルン「銃の整備もしていたのか?」

ゴルゴ「・・・ああ」

バルクホルン「なら、ちょうどいい。午後からペイント弾を使ったドッグファイトの訓練がある。この銃も調整しておいてくれ。」

ゴルゴ「・・・了解した」

バルクホルン「終わったらハンガーのデスクに置いといてくれ。すまないが、頼む」
  
スタッスタ  ギイイィィ バン

ゴルゴ「・・・」カチャッカチャ

ゴルゴ「・・・トリガーのバネが甘い」カチャッカチャ カチ

ゴルゴ「・・・」カチン

~~~~~~~~~~~~~~

ゴルゴ「・・・これでいい」

スタッスタ ギイイイィィィィ バン

ゴルゴ「・・・このデスクか」 ゴトンッ

ゴルゴ「・・・」コツッコツッ

ペリーヌ「あれは・・・トウゴウさん?」

美緒「ペリーヌ」

ペリーヌ「さ・・・坂本少佐///」

美緒「ペリーヌが一番だ!はっはっはっはっは!」

バルクホルン「待たせたな。少佐」

美緒「いや、時間通りだ」

宮藤「リーネちゃん!早く!」

リーネ「待って・・・芳佳ちゃん・・・早いよ・・・」ハァ ハァ

エイラ「ミヤフジは今日も元気ダナ」スタッスタッ

ミーナ「全員いるかしら?」

バルクホルン「おい!ハルトマン!早くしろ!」

エーリカ「ふぁ~眠い・・・」

ミーナ「これよりチームでのドックファイトの訓練を開始します!」

美緒「チームはこれを見てくれ」

ガヤ ガヤ 

ゴルゴ(・・・動き回れるな)

ゴルゴ(・・・情報を集めることにしよう)


ここからゴルゴ視点とウイッチ視点に分けます

<ゴルゴ>

~研究室 13:30頃~

技師「~~~~♪」

ギィ

技師「~~~~♪」

ゴルゴ「・・・あんたがここの技師だな?」

技師「誰だ!?」

ゴルゴ「・・・話が聞きたい」

技師「・・・軍規で所属が違うやつと話をすることは、」

ゴルゴ「・・・」ペラ

技師「こんなに大金を!?」

ゴルゴ「・・・」

技師「・・・何を聞きたい?」

ゴルゴ「・・・ストライカーユニットとネウロイについて聞きたい」

技師「・・・?それだけならこんな大金・・・」

ゴルゴ「・・・口止め料だ」

技師「・・・いいだろう。まず、ウイッチだが・・・」

~1時後~

技師「・・・大体はこんな感じだ」

ゴルゴ「・・・理解した」

技師「あんた、少佐と中佐についてきたやつだろ」

技師「あんたぐらいのやつなら、別に扶桑でも聞けたんじゃないのか?」

ゴルゴ「・・・気圧だ」

技師「?」

ゴルゴ「あの日、気圧が下がっていくのを感じた・・・」

ゴルゴ「早く出なければ雨で出れなくなった・・・」

技師「そういえば、夕方に扶桑が大雨で空母が出航できなくなったと電報が来ていたな」

技師「それで、情報を集めずにこっちに来たのか?」

ゴルゴ「・・・」

技師「まあいい。ほかには?」

ゴルゴ「・・・軍の上層部とこの写真の男について知りたい」

技師「俺は知らねえなあ。資料室に行けばいいと思う」

技師「資料室には軍の上層部が置いていった極秘書類がある。しかし、普通はこの基地の人間でも入れない上に鍵もない」

技師「しかし、俺は資料室の鍵を持っている。無断で合鍵を作った」

ゴルゴ「・・・」ペラ

技師「へっへっへ!そうじゃねえと!」ペラッペラッペラ

技師「廊下の突き当たりだ。気をつけろよ!」

ゴルゴ「・・・世話になった」パタンッ

技師「・・・しかし怖い目だった。まあいいか。へっへっへ!」

<ウイッチ>

バルクホルン「もらった!」

パン

美緒「くそ!」

美緒(バルクホルンの使っている銃はなんだ?いつもと違うようだが)

ミーナ「全滅です!」

ミーナ(もうこんな時間・・・)

ミーナ「本日はここまでよ!」

エーリカ「あー。終わったー」

美緒「・・・その銃は?」

バルクホルン「トウゴウに整備してもらったのだが・・・」

美緒「トウゴウだと?」

バルクホルン「ああ。武器の整備経験があるらしい。それで任せたんだ」

美緒「・・・その銃を見せてくれ」

バルクホルン「・・・本当にすごいぞ。これは」 ガチャッ

美緒(・・・軽い!)

美緒(いや、軽いわけではない。バランスが取れているんだ!)

ミーナ「ハンガーに戻りましょう」

エイラ「了解ナンダナ」

ペリーヌ「・・・」

~~~~~~~~~~~~~

~ハンガ~

エーリカ「最悪ー。ペイントだらけ」

芳佳「リーネちゃんにもたくさん付いてるよ!」

リーネ「芳佳ちゃんの背中にもたくさん付いてるよ!」

ペリーヌ「・・・少佐?」

美緒「ペリーヌか。今日はお手柄だったぞ」

ペリーヌ「いえ、そんな・・・///」

ペリーヌ「・・・少佐、その銃はなんですの?」

美緒「トウゴウが整備したものらしい。整備の域を超えている」

バルクホルン「私も正直驚いた。こんなことができるとは・・・」

エイラ「・・・トウゴウと話したことないナ」

芳佳「私もです!」

リーネ「私もです・・・」

エイラ「トウゴウはなにも喋らなさそうダナ」

ペリーヌ「お昼であれですものね・・・」

ミーナ「お疲れ様。今日は終了にするわ。このあと食事よ」

宮藤「急いで作ります!」

リーネ「芳佳ちゃん。手伝うよ!」


もしかして戦闘安価とか取らない系?

<ゴルゴ>

ゴルゴ「・・・」ペラッペラ

ゴルゴ「・・・ここだけ埃をがぶっていない。つい最近の資料だ」

ゴルゴ「・・・軍の上層部のデータ」

ゴルゴ「・・・連合軍統合戦闘航空団資料」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ゴルゴ「・・・!」

ゴルゴ(・・・マロニーだ。過去に501を解散に追い込んだことがあるらしい)

ゴルゴ(・・・隣が写真の男だ。アルフレッド・エルドー。ウイッチ隊の予算管理委員長)

ゴルゴ(・・・昨日の扶桑の会議でウイッチ隊の予算の縮小を発表を予定していたらしい)

非公開スケジュール表:×月×日に軍の視察を名目に501にエージェントを送り、暗殺を決行

ゴルゴ「・・・」スッ

ゴルゴ「・・・」コツッコツ

ギイ パタンッ カチャリ

コツッコツッコツッコツ ガチャ

技師「・・・どうだった?」

ゴルゴ「・・・ああ。理解した」

技師「鍵は返してくれよ」

ゴルゴ「・・・」チャリ

技師「どうも」

ゴルゴ「・・・」

ギイ バタン

ゴルゴ「・・・」

コツッコツッコツッコツ

~~~~~~~~~~~~~~~~~

宮藤「急いで作ります!」

リーネ「芳佳ちゃん。手伝うよ!」

ガチャン

ゴルゴ「・・・」

ペリーヌ「トウゴウさん!」

エイラ「トウゴウナンダナ」

ゴルゴ「・・・」

エイラ「自己紹介するんダナ。私はエイラ・イルマタル・ユーティライネン」

ペリーヌ「ペリーヌ・クロステルマンですわ」

サーニャ「・・・サーニャ・V・リトヴャクです」

ゴルゴ「・・・」

ペリーヌ「本当に無口ですわね」

ゴルゴ「・・・ルッキーニはどこにいる?」

エイラ「ルッキーニ?きっと虫でも取りに行ったんダナ」

ゴルゴ「・・・虫?」

シャーリー「ルッキーニは虫が好きで、あそこの林の中に取りに行ってるんだ。きっと蜜でも塗ってるさ」

ゴルゴ「・・・」スタッスタ

エイラ「行かせていいのカヨ・・・」

シャーリー「大丈夫だ!見かけによらずいいやつだ!」

ペリーヌ「・・・心配ですわ」

~林の中~

ルッキーニ「にひぃ~。これでいっぱいだといいなあ~」

ゴルゴ「・・・」

ルッキーニ「・・・うじゅ~。トウゴウだ。あたしはクワガタとりで忙しいの!」

ゴルゴ「・・・針葉樹にはクワガタはいない」

ルッキーニ「うじゅ?」

ゴルゴ「・・・ヤナギ、カエデ、コナラのような昆虫が好む木に塗るものだ」

ルッキーニ「じゃあこの木?」

ゴルゴ「・・・ああ」

ルッキーニ「あっ虫がいる!」

ルッキーニ「スゴイ!トウゴウ!」

ゴルゴ「・・・」

ルッキーニ「・・・これで来るかな?」ヌリヌリ

ゴルゴ「・・・ここの地方の出身らしいな」

ルッキーニ「?」

ゴルゴ「・・・銃を売っている店を知っているか?」

ルッキーニ「Special La faithてお店が近くにあったよ!」

ゴルゴ「・・・」

シャーリー「ルッキーニ、トウゴウ、メシだ!」

ルッキーニ「は~い!」

~食堂~

ルッキーニ「・・・でね!その木に虫がいたの!」

芳佳「へ~!よかったね。ルッキーニちゃん!」

シャーリー「トウゴウは見かけによらずいろいろできるんだな!」

バルクホルン「銃の整備もかなりのものだ!」

美緒「滞在と言わずここにいたらどうだ?はっはっはっはっは!」

エーリカ「・・・」

エイラ「昼の時と全然違うんダナ・・・」

ミーナ(みんなの中にとけ込めてる・・・のかしら?)

サーニャ「・・・夜間哨戒に行ってきます」ガタッ

ミーナ「・・・!ええ、気をつけてね」

エーリカ「ごちそーさまー」

美緒「さて、風呂にでも浸かるか」

ペリーヌ「わ、私もご一緒してもよろしいですか?」

美緒「ああ、構わんぞ」

ペリーヌ「・・・///」

バルクホルン「私も行くとしよう」

ガタッガタ

エーリカ「ふぁ~。眠い」

ガタッ

芳佳「・・・トウゴウさん!私の料理どうでしたか?」

ゴルゴ「・・・うまかった」

リーネ「どうしたの芳佳ちゃん?急に・・・」

芳佳「いつもみんなが食べ始めてから食べるから・・・」

リーネ「そういえば、そうだね」

ゴルゴ「・・・気にしないでくれ。習慣だ」

リーネ「習慣ですか?」

芳佳「わかります!みんな食べてるとこを見ると安心しますよね!」

リーネ「・・・トウゴウさんは、ブリタニアの料理はお好きですか?」

ゴルゴ「・・・前に食べたことはある」

芳佳「じゃあ、今度はブリタニアの料理を作ろう!」

リーネ「うん!」

芳佳「トウゴウさん!期待していてくださいね!」

ゴルゴ「・・・ああ」

ガタッ

リーネ「・・・いい人だね。芳佳ちゃん」

芳佳「人は見かけで判断したらダメだよ!リーネちゃん!」

リーネ「そうだね」

ミーナ(とけ込めている・・・みたいね。安心だわ)

ミーナ「そうだ。宮藤さん、リーネさん」

芳佳「はい」

ミーナ「実は、明日に軍の視察隊の人が来るの。お昼はいいのだけれども、夕食だけ4人分追加してくれないかしら?」

リーネ「4人分ですか?」

ミーナ「ええ、材料は明後日に調達してきてもらおうと思っているから全部使って構わないわ」

芳佳「分かりました!」

ミーナ「お願いね」

ついに501基地に血飛沫が飛ぶのか……

ゴルゴ「・・・ミーナ」

ミーナ「何かしら?」

ゴルゴ「・・・外出したい」

ミーナ「どうかしたの?」

ゴルゴ「・・・必要なものがある」

ミーナ「何かしら?それにもよるけど・・・」

ゴルゴ「・・・着替えだ」

ミーナ「そうね・・・あなたは急だったものね」

ミーナ「リーネさん。シャーリーさんと誰か一人呼んできてくれるかしら?」

リーネ「・・・? はい」

~~~~~~~~~~~~

ペリーヌ「・・・それで中佐?」

シャーリー「なんの用だ?」

ミーナ「実は、トウゴウさんは着替えを買いに行きたいそうなの」

シャーリー「着替え?」

ペリーヌ「着替えのために少佐とのお風呂を・・・」

ミーナ「それで着替えを買うついでに買い出しに行ってもらいたいの」

ペリーヌ「今からですの?時間が・・・」

ペリーヌ「それに、皆さんに何が欲しいかを・・・」

シャーリー「大丈夫だ!時間はなんとかするさ!」

ミーナ「それに、食品のみの買い出しよ。みんなのは別に機会を設けるわ」

ペリーヌ「分かりましたわ。シャーリーさん!安全運転でお願いしますわ!」

芳佳「ペリーヌさん。これが必要なものです!」

ペリーヌ「分かりましたわ」

シャーリー「よし!時間がない!急ぐぞトウゴウ!」タッタッタ

ペリーヌ「お、お待ちなさい!」タッタッタ

ゴルゴ「・・・」スタッスタッ

ミーナ(何もなければいいのだけど・・・)

~基地前~

看守「気をつけてください!」

ガチャアアン

ブルルルルルルゥゥゥン

ペリーヌ「・・・」

ゴルゴ「・・・」

シャーリー「対向車なし!」ニヤァ

ペリーヌ「シャーリーさん!」

ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン

ペリーヌ「うううう・・・」

ゴルゴ「・・・」

ペリーヌ(どうしてこんなに無表情なんですの?)

~~~~~~~~~~~~~~~~

シャーリー「ほら、もう着いたぞ!」

ペリーヌ「・・・・・・トウゴウさん?どうしてそう無表情になれるんですの?」

ゴルゴ「・・・」

シャーリー「トウゴウ。どこかアテはあるのか?」

ゴルゴ「・・・Special La faith」

シャーリー「ああ、よく買い出しに行く店のそばだ!」

ゴルゴ「・・・」

キイイィィ ガチャ

シャーリー「じゃあ、あたしたちはここで買い物してるから。その店は奥の角を曲がったとこだ!」

ゴルゴ「・・・」コツッコツッ

ペリーヌ「・・・大丈夫ですの?一人にして?」

シャーリー「大丈夫さ!」

ペリーヌ(・・・墓石ですわ。あの目は)

<ゴルゴ>

ゴルゴ「・・・」ガチャッ

カランカラーン

店長「んー?店じまいだ」

ゴルゴ「・・・」

店長「・・・!あ、いや・・・実は今日は営業時間を延長している!ハハハ!」

ゴルゴ「・・・注文をしたい」

店長「何がほしい?」

ゴルゴ「・・・軍用銃」

店長「まてまて!ここではそれは無理だ!」

店長「・・・裏から入ってくれ」

ゴルゴ「・・・」

ガチャッカランカラーン

店長「・・・とんでもねえのが来たな」

ギイィィィ バンッ

店長「・・・で何がほしい?」

ゴルゴ「・・・消音器付きの拳銃」

店長「グロックでいいか?ちょうど流してもらったばかりだ」

ゴルゴ「・・・ああ。それと、ネウロイを撃ち抜けるライフル」

店長「・・・おい。何をする気だ?」

ゴルゴ「・・・」

店長「あー、・・・わかった。わかった。バレットが限界だがそれでいいかい?」

ゴルゴ「・・・ああ」

店長「あとは?」

ゴルゴ「・・・服を何着かほしい」

店長「・・・?」

店長「まあいいぞ。」

店長「待ってな。すぐに出してくる」

ゴルゴ「・・・」

<ウイッチ>

シャーリー「ーーーー♪」

ペリーヌ「シャーリーさん!メモにあるものを探してくださいまし!」

シャーリー「これとこれだろ?」

ペリーヌ「それは違いますわ!」

シャーリー「別にいいだろ!2つくらい」

ペリーヌ「中佐からお預かりしたお金でしてよ!」

シャーリー「・・・わかったよ」

ペリーヌ「以上ですわ」

ゴトッ

店員「少しお待ちください」

シャーリー「トウゴウはどうしてるかな?」

ペリーヌ「・・・本当に大丈夫ですの?」

シャーリー「握手をしないってのは気なったけどさ。でも、話は聞いてるみたいだし・・・」

ペリーヌ「そこではありませんわ!一人にして大丈夫かということでしてよ!」

シャーリー「大丈夫だろ。子供じゃないし・・・」

店員「×××です」

ジャラッジャラッ

店員「確かに。まいどあり!」

チリーン バタン

シャーリー「さて、トウゴウを迎えに行くか!」



<ゴルゴ>

店長「ほら」ゴトン

ゴルゴ「・・・」ペラッペラッ

店長「・・・こんな大金を?ああ、口止めか」

ゴルゴ「・・・世話になった」バタンッ

店長「・・・しかし、墓石みたいな目だ」

ゴルゴ「・・・」コツッコツッコツッ

女「あ、ねえ~お兄さん」

ゴルゴ「・・・」

女「どう?私を買わない?」

ゴルゴ「・・・」コツッコツッコツッ

女「ケ!文無し野郎!」

ブルルルルルゥゥゥゥゥン  キィィィ

シャーリー「迎えにきたぞ!」

ゴルゴ「・・・」

ペリーヌ「トウゴウさん。早くお乗りなさい!」

シャーリー「それ持ってやるよ」

ゴルゴ「触るな!」

シャーリー「!」

シャーリー「ああ、わりぃわりぃ・・・」

シャーリー(びっくりした。相当大事なものなのか?)

シャーリー「じゃあ出すぞ!」

ブルルルルルゥゥゥン

ペリーヌ「このケースの中も服ですの?」

ゴルゴ「・・・ああ」

ペリーヌ「相当お高いものですわね」

ゴルゴ「・・・」

シャーリー「対向車なし!」ニヤァ

ブウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥン

ペリーヌ「シャーリーさん!」

ゴルゴ「・・・」

~501食堂~

シャーリー「中佐。買ってきた」

ミーナ「ありがとう。そこに置いておいてくれるかしら?」

芳佳「私がやります!」

シャーリー「悪いな。宮藤」

ペリーヌ「少佐・・・」

美緒「すまない。もうあがってしまった」

ペリーヌ「いえ・・・」

ルッキーニ「シャーリー!」

シャーリー「ほら!お菓子だ!」

ルッキーニ「シャーリー好きー!」

ミーナ「トウゴウさん。服はあったかしら?」

ゴルゴ「・・・ああ」

ミーナ「明日は、軍の視察隊が来るから一日大変よ。今日はゆっくり休むといいわ」

ゴルゴ「・・・」スタッスタ

バルクホルン「・・・リベリアン。どうだった?」

シャーリー「ああ!これといって変なことはしていない」

エーリカ「・・・あの持っていたケースって何?」

ペリーヌ「さあ?お店から出てきたときから持っていましたわ」

バルクホルン「服屋からか?」

ペリーヌ「はい・・・」

美緒「ずいぶんと高い服を買ったんだな」

シャーリー「持ってやろうとしたら、怒られた」

美緒「はっはっはっはっは!お堅い奴だ!」

美緒「はっはっは・・・」

美緒「・・・」フゥ

ミーナ(・・・美緒、疲れているのかしら?)

バルクホルン「そろそろ消灯の時間だ。部屋に戻るぞ」

エーリカ「は~い」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ゴルゴ「・・・」カチャッカチャ

コンコン

ゴルゴ「・・・誰だ?」

美緒「私だ」

ゴルゴ「・・・」ゴトン サッ

美緒「失礼する」ガチャ

ゴルゴ「・・・何の用だ?」

美緒「お前に話がある。入るぞ」

ゴルゴ「・・・」バタン

美緒「お前は何のためにここに来た?」

ゴルゴ「・・・何の事だ?」

美緒「お前の目は整備をするような目ではない」

ゴルゴ「・・・」

美緒「お前の力強い目に・・・そのだな・・・」

美緒「引かれるものがある///」

ゴルゴ「・・・」

美緒「私も若くはない。ウイッチを続けていくのが難しい。それなら・・・」

美緒「トウゴウ!」

美緒「私を・・・抱いてくれないか?///」

ゴルゴ「・・・思いつきだけで行動するのは愚か者のすることだ」

美緒「!」

ゴルゴ「・・・抱かれれば飛べなくなる。それで諦める」

ゴルゴ「・・・俺は、そんな女は抱かない」

美緒「・・・そうだな」

美緒「はっはっはっはっは!実に良いことを言う!」

美緒「すまない。邪魔をしたな」

ゴルゴ「・・・」

美緒「失礼する」ガチャン

美緒「・・・誰だ?」

女「体つきのいい男に用があるの」

美緒「・・・ここの部屋だ」

女「ここ?」コンコン

美緒「・・・」スタッスタッ

女「あ、いた!」ガチャン

ゴルゴ「・・・何の用だ?」

女「あんたが軍用車に乗るのを見たから慌てて追ってきたのよ。看守を誘惑したらすぐ入れてくれたわ」

ゴルゴ「・・・俺に何を言いたいのか、簡潔に話してくれ」

女「私を買って!私の治療費にあてたいの!」

ゴルゴ「・・・」

女「私を助けて・・・」

ゴルゴ「・・・」スッ

女「あんた!」

ゴルゴ「・・・」

女「oh・・・早くして!」

ゴルゴ「・・・」


流石にもっさんとは寝かせれない。途中までその気だったけど。

~廊下~

美緒「・・・」グス

ミーナ「・・・美緒!」

ミーナ「どうしたの!?」

美緒「ミーナ・・・」グスッグスッ

ミーナ「・・・私の部屋で話をしましょう」

~ミーナの部屋~

ミーナ「何かあったの?」

美緒「トウゴウのところに行ってきた」

ミーナ「トウゴウさんのところへ?何をしに行ったの?」

美緒「・・・ミーナ。烈風丸も満足に使えない今、私がいる意味がない」

美緒「苦しむぐらいならトウゴウに・・・抱いてもらって・・・ウイッチを・・・」

ミーナ「まさか!?」

美緒「いや、トウゴウは断った。そんな女は抱かないと」

ミーナ「そう・・・」

ミーナ「11人で501でしょ?」

美緒「ああ。反省をしている。ただ・・・トウゴウに抱けないと・・・」ウウ

ミーナ「・・・美緒。あなた・・・」

美緒「・・・好きだったのかもしれん」

ミーナ「美緒・・・。辛いでしょう」

美緒「・・・」グス

ミーナ「もう寝ましょう。明日は視察隊も来るわ」

美緒「ああ。・・・ミーナ」

ミーナ「・・・?」

美緒「ありがとう」ガチャン

ミーナ「・・・」

~ゴルゴの部屋~

ゴルゴ「・・・」

女「・・・あんた。こんなに大金・・・」

ゴルゴ「・・・帰れ」

女「・・・分かったわ。ありがとう・・・」ギイイ バタン

ゴルゴ「・・・」スッ

ゴルゴ「・・・」ガチャッガチャッ

もっさん・・・いい好みしてる。
てか、どんだけ続けるの?

↑gdgd頑張ってます。よろしければお付き合いください。

~翌日、食堂~

バルクホルン「・・・どうして宮藤が作るときだけ起きれるんだ?」

エーリカ「えー、だって美味しいじゃん」

芳佳(・・・やっぱりみんな食べてから食べ始める)

リーネ(・・・習慣、って言ってたけど)

ゴルゴ「・・・」

ルッキーニ「トウゴー!それとって!」

シャーリー「いや、あたしが取るよ」コトッ

エイラ「いつもどおりなんダナ」

ミーナ「聞いてくれるかしら?」

ペリーヌ「・・・?」

ミーナ「実は今日、軍の視察隊の方が来る日なの」

美緒「ああ、そうだったな」

ミーナ「皆とは直接関わりはないけれど、一応頭に入れておいてね」

バルクホルン「了解した。ミーナ」

ゴルゴ「・・・」ガタ

エーリカ「わ、早い」

ゴルゴ「・・・」カチャンッ スタッスタッ

ミーナ「トウゴウさんは今日の準備で忙しいの」

エーリカ「ふーん」


~ハンガー~

整備員A「お、きたきた」

整備員B「おはよう」

ゴルゴ「・・・」

整備員A「今日は視察隊の人が来るから忙しい。頑張ってくれ」

ゴルゴ「・・・ストライカーユニットをやらせてほしい」

整備員B「はあ?でもあんた・・・」

ゴルゴ「・・・基礎は積んだ」

整備員B「そうか?どうします?」

整備員A「・・・どれ。ちょっとやってみろ」

ゴルゴ「・・・」カチャッカチャッカチャ

整備員A(なんだ!?いきなりこんなに・・・)

ゴルゴ「・・・」キュッ カチャッカチャッ

整備員A「待て!今日はあんたに任せる!」

整備員B「いいんですか?」

整備員A「これだけできるんなら安心だ!任せたぞ」

ゴルゴ「・・・」

整備員C「視察隊の方がきました!」

男1「ここは?」

整備員C「こちらがハンガーです!現在、ストライカーの点検を行っています」

男2「こっちは広いな」

ゴルゴ「・・・」キュッキュッ

男3「今は何を?」

整備員C「現在、魔導エンジンを調節中です!」

男4(・・・どこかで見たことある顔だ)

ゴルゴ「・・・」

整備員C「次へご案内します!」

ゴルゴ「・・・トイレだ」

整備員A「ん?ああ、変わろう。ありがとうな」

ゴルゴ「・・・」

男4「すまないがトイレだ。すぐ追いつく」

整備員C「分かりました」

男4「漏れる漏れる・・・」スタスタ

ゴルゴ「・・・」スタッスタッ

~トイレ~

男4「・・・」カチャッ

ゴルゴ「・・・」

男4「!?」

ゴルゴ「・・・お前が暗殺者だな」

男4「さっきの整備員か?運のない奴だ」カチャ

ダッ カチャーン バギッ

男4「う・・・なんだと・・・」

ゴルゴ「・・・」

男4「思い出した!お前は・・・ゴルゴ13!」

男4「だが、残念だなゴルゴ13。ほかの3人が今頃動いている頃だ・・・」

ゴルゴ「・・・」カチャッ

ヴスッ バタン

ゴルゴ「・・・」

ズルズル ギイィィィ バン

~ハンガー~

ペリーヌ「まだですの!?」

整備員A「そんないきなり言われても・・・」

エイラ「なんでツンツンメガネは怒ってるンダ?」

ペリーヌ「あの豆狸は我慢の限界ですわ!」

エイラ「中佐に怒られるゾ」

ペリーヌ「ほっといてください!」

男2「・・・」カチャッ

整備員A「あれ、あんたはさっきの・・・」

ペリーヌ「銃!?」

エイラ「何すんダ!」

サッ バギッ バタンッ

整備員A「!!!!」

ペリーヌ「ト、トウゴウさん!?」

エイラ「オマエ・・・」

ゴルゴ「・・・縛っておけ」

ペリーヌ「わ・・・分かりましたわ」

エイラ「どうなってンダ・・・」

ゴルゴ「・・・」

~食堂~

整備員C「こちらが食堂です。本隊では、料理は自炊です」

男1「購買とかじゃないのか」

男3「・・・あいつら来ないな」

整備員C「待ちますか?」

男1「いや。いいんだ」

整備員C「それでは、ここから地下へ行きます」

カツーン カツーン

男3「・・・」チャッ

整備員C「こちらは・・・」

ヴスッ バタン

男3「よし」

男1「俺は通信を抑える」

男3「俺は食堂に戻る」

ゴルゴ「・・・」

カツーン カツーン  スタッスタッ

芳佳「あ、視察隊の人だ」

男3「やあ、こんにちは。おはようかな?」

リーネ「おはようございます」

男3「片付け中かな?」

芳佳「はい。あの・・・どうかされましたか?」

男3「いやいや、可愛い子がいたからつい」

芳佳「そんな、照れます・・・///」

男3「ははは・・・あれ、何か落ちてるよ?」

男3「・・・」チャッ

リーネ「!! 芳佳ちゃん危ない!」

芳佳「え?」

ヴスッ サッ バギッ


男3「ああ・・・・」バタンッ

芳佳「トウゴウ・・・さん・・・?」

芳佳「!!!  リーネちゃん!しっかりしてえ!」

リーネ「う・・・芳佳ちゃん・・・大丈夫?」

芳佳「それよりリーネちゃんが!! 待ってて!今治すから!!」 ピョコッ

ゴルゴ「・・・」

芳佳「リーネちゃん!」

ゴルゴ「・・・」 スタッスタッ

~通信室~

バシュン

警備「く・・・」バタン

男1「よし・・・」

ザアアアァァァ ピピッ

男1「エルードさん。聞こえますか?・・・はい。散開しました。」

スッスッ  チャッ

ゴルゴ「・・・」

男1「!!」

ゴルゴ「・・・相手はエルドーだな?」

男1「な、なぜそれを?」

ゴルゴ「・・・ここへ呼び出せ」

男1「お、おい!本気かよ!」

ゴルゴ「・・・エルドーが扶桑の空母に乗って来るのは確認している」

男1「わ、わかった」

男1「・・・はい。・・・それで、一度こちらに来ていただきたいのですが・・・はい。お願いします」

ザザッ

男1「これでいいだろ!逃がしてくれ・・・」

ゴルゴ「・・・」ヴスッ

男「お・・・」バタンッ

ゴルゴ「・・・」

ザザァ :「これよりそちらの基地に向かう。あと少しで基地が見えそうだ」

ゴルゴ「・・・」ガチャッ

パチッパチッ カチッカチッ ガチャ パチッパチッ ガッチャン

ゴルゴ「・・・」スタッスタッ

~空母甲板~

エルドー「早くしろ!あいつらの死体を拝みたい!」

乗務員「現在、滑走路脇へ移動させる準備をさせています」

エルドー「・・・おい。・・・」

ダアン

エルドー「!!」バタン

乗務員「!!!!」

~滑走路脇~

ゴルゴ「・・・」サッ

パチッパチッガチャンッ バタン

ゴルゴ「・・・」

ザアアン ガタッガタッ

乗務員「あなたは?」

ゴルゴ「・・・これから扶桑へ帰るところだな」

乗務員「ええ。それが?」

ゴルゴ「・・・俺を乗せて行ってくれ」

乗務員「ああ。大佐がおっしゃっていた方か。どうぞ。」

乗務員「・・・それより、軍の上層部の人間が死んだ。心当たりは?」

ゴルゴ「・・・いや」

乗務員「すまなかったな。緊急のためすぐに出発だ」

カンッカンッカンッ

乗務員「よし。準備よし。いつでもいけます」

ザアアアァァァン

美緒「・・・ハァハァ」

ミーナ「遅かったわ!」

バルクホルン「くそ!」

エーリカ「すぐにストライカーで追おう!」

タッタッタッタッタッタ

サーニャ「・・・使えないです」

エイラ「この!動けヨ!」

ペリーヌ「そういえば、トウゴウさんがストライカーを整備していましたわ!!」

美緒「くそ!細工をされたか・・・」

ミーナ「・・・美緒。諦めましょう」

バルクホルン「・・・私も賛成だ。あいつは特別に悪いことはしていない。追う必要はないだろう」

美緒「・・・」

エイラ「・・・トウゴウは行ってしまったんだナ」

サーニャ「・・・エイラ」

美緒「・・・会議室に集まってくれ」

バルクホルン「ああ」

~会議室~

美緒「・・・なるほど。しかしよく分かったな」

エーリカ「昔にそんな話を聞いた」

ミーナ「・・・あのトウゴウさんが、ゴルゴ13なの?」

エーリカ「確認ができないから、よくわからない」

バルクホルン「そんな奴なら、あの銃のことも納得だ」

芳佳「それで、握手や料理の時に・・・」

リーネ「芳佳ちゃん・・・」

芳佳「リーネちゃん!大丈夫?」

リーネ「芳佳ちゃんのおかげで・・・」

ミーナ「通信をしてみたのだけれども、エルドーが死亡したらしいわ」

シャーリー「聞いたことある名前だな」

美緒「ウイッチ予算管理委員会の代表格だ」

シャーリー「あ!そいつだったのか!トウゴウがそいつの写真を見せてきたんだ。ど忘れしてたけどな」

ルッキーニ「・・・とうごお・・・うじゅ・・・」

ザザッピィ

ミーナ「通信?」

作業員「こちらは空母赤城です。聞こえていますか?」

ミーナ「何かしら?」

作業員「先ほど上空に大型ネウロイが出現しました!しかし、その直後に一発銃声がして・・・ネウロイが・・・」

ミーナ「・・・もういいわ。ありがとう」

ザザッピィッ

エイラ「これもトウゴウのしたことなのカ?」

ミーナ「・・・誰もトウゴウさんを見ていないわ。エルドーも・・・ネウロイも・・」

バルクホルン「立証しようがないな」

サーニャ「・・・あ、あの」

ペリーヌ「?」

サーニャ「とても人を好きで殺している人には・・・その・・・」

ペリーヌ「見えませんでしたわね。まあ、目は・・・」

美緒「あれはプロの目だ・・・その他はあるまい」

リーネ「で、でもトウゴウさんがいなかったら・・・」

芳佳「私たちも今頃・・・」

エイラ「人助けとか興味なさそうだったけどナ」

美緒「・・・もういい。このことは終わったんだ」

ミーナ「ええ。そうね。このことは口外禁止にさせていただくわ」

バルクホルン「そのほうがいいだろう。ましてや、ゴルゴ13って言うプロだ」

エーリカ「・・・あ。トウゴウの読んでた新聞だ」

広告:13年式G型トラクター売りたし  連絡先×××ー××××    第504統合戦闘航空団

美緒「ありがとう・・・トウゴウ・・・ゴルゴ13!」

完 最後かなりめちゃくちゃでした。日にちかけておいてgdgdですみませんでした。最後まで読んでくれた方、感謝です。

乙!
よかった

乙!
よかった

読み終えた

1.ミーナ中佐はウィッチと男性との接触は極力避けるよう配慮していたので、一介の整備兵如きをこんな風には扱わない
2.軍隊では兵と士官とでは食堂も風呂もトイレも異なり、明確に区別されている
ウィッチは士官であり、ゴルゴが整備兵であるなら従って食堂は別となる

なので、男を出す2次創作SSにおいても、殆どの作者はウィッチと絡ませる都合上ウィザードということにして、しかも士官級として接触する場面を作ってる。

アイディアは悪くなかったけど基本的なところで線を外してるので、ウソ話すぎた
そこを押さえてればもっとそれらしいSSになったと思うよ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年11月19日 (水) 15:43:50   ID: fiBGycVW

一番最後が良く分からなかった

2 :  SS好きの774さん   2017年04月13日 (木) 14:18:16   ID: 4H741zUw

『買いたし』じゃなくて『売りたし』ねー

そんなホイホイ連絡先ばらまいてええのん?

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