アニ「いきなり何言ってんのあんた」
ミーナ「だーかーら、私が104期訓練兵の相談窓口をやるんだよ!」
アニ「相談窓口?」
ミーナ「そう!私たちって毎日訓練訓練でろくに青春できてないじゃない?いろいろストレスたまってると思うんだよね」
アニ「それで、あんたがその捌け口になってやろうってわけ?」
ミーナ「うん!訓練や座学のことでもいいし、友達関係の悩みなんて大歓迎かな~」
ミーナ「こ、恋の悩みとかも相談されちゃったりして!むふふ!」
アニ(一人で盛り上がり始めた…)「じゃ、せいぜい頑張りな」スタスタ
ミーナ「あっ待ってよアニ!お客さん第一号はアニだよ!」
アニ「…は?」
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ミーナ「アニってばいつも思いつめたような表情してるじゃない、悩みの一つや二つはあるでしょ?」
アニ「私は別に…」
ミーナ「も~遠慮しないでよ!アニは私にとって訓練兵団で初めての友達なんだよ?」
ミーナ「困ったときには立体機動とか対人格闘のコツなんかも教えてもらってるしさ」
ミーナ「ここでちょっとでも恩返ししたいんだ!」
アニ(いつもそういう強引なところに押し切られてるんだけどね)
アニ「…わかったよ。あんたがそこまで言うなら、一つだけ相談させて」
ミーナ「おぉ~!なにかな、なにかな!?」ワクワク
アニ「そんなに楽しみにされると言いづらいんだけど」
ミーナ「あ、こりゃ失敬…」エヘヘ
アニ「……私が相談したいのは、>>3についてさ」
ライナーを見るとイラつく事
ミーナ「え、ライナーって、あのライナー!?」
ミーナ「男女問わずみんなに頼りにされてる成績優秀なあのさわやかナイスガイの!?」
アニ「他に誰がいるのさ…あと声がデカい」
ミーナ「そ、そうだよね…ごめん」
ミーナ「でも、それってどういうこと…?」
アニ「…とにかくイラつくんだよ」
アニ「ヤツを見かける頻度は必要最小限にとどめたいんだけど、あんたが言ったようにあいつはみんなの頼れる人気者を気取ってるからね」
アニ「一人でいることが多い私を気にかけて、大した用もないのに話しかけてきたりするんだ…見かけるだけでもイラつくってのに本当におぞましいゴリラだよ」
ミーナ「辛辣だね!?」
アニ「対人格闘の時間にエレンと一緒になってからあってきたこともあった」
ミーナ「あぁ、あの2人仲良くでんぐり返しになってたときね」
アニ「殺意のあまりあのまま蹴り殺そうかと思ったよ」
ミーナ「ちょ、怖い怖い!落ち着いて!」
ミーナ「えーと、とにかくアニの悩みは『ライナーを見るとイラつく事』でいいんだね?」
アニ「あぁ」
ミーナ「もうイラつくとかそういう次元を通り越してる感じもするけど…」
ミーナ「じゃあ、アニにとってライナーのイラつくところを「全部」
ミーナ「え?」
アニ「全部」
ミーナ「えぇ…」
アニ「冗談だよ」
ミーナ「もう!」
アニ「特にイラつくのはあのデリカシーのなさだね。乙女との話し方をまるでわかってない」
ミーナ「あ、それはちょっとわかるかも」
ミーナ「そこを治せばアニもライナーを見てイラつかなくなるのかな?」
アニ「まぁひとまずは」
ミーナ「よーしわかった!」
ミーナ「お客さん第一号アニの悩み、引き受けたよ!」
アニ「そりゃどうも」
ミーナ「というわけで」
ミーナ「ライナーのデリカシーなさげな発言をそれとなく諫められる男子に協力してもらう必要があるね」
>>6「なにやってんだ?」
ミーナ「おっちょうどいいところに!」
ライナー
ミーナ「あなたは…ライナー・ブラウン!」
ライナー「なんだよ改まって。俺になんか用か?」
ミーナ(女の子から直接そういうこと指摘されるのは傷つきそうだから迷ってたけど…)
ミーナ(ここに出てきたってことはもう単刀直入に言っちゃえってことだよね!)
ミーナ「用も用だよ!ライナーのせいでアニが困ってるの!」
ライナー「なに…アニが?」
ミーナ「ライナーのデリカシーのなさにアニが辟易してるんだよ!」
ミーナ「アニだってかわいい女の子なんだからさ、もっと気を使ってあげなよ」
ライナー「む…」
ライナー(このところアニばかりに諜報活動をさせていたからな…さすがに疲れているのかもしれん。もっと気を使ってやらないとな)
ライナー「わかった、気を付けよう」
ミーナ「うん!ありがとね!」
ライナー「お安い御用だ。アニも大事な仲間だからな」
ミーナ「かっこいいこと言うねぇ~」
ライナー「ハハッ茶化すなよ」
ミーナ「あっそうだ!」
ミーナ「ライナーもなにか悩み事はないの?」
ライナー「ん?俺の悩み?」
ミーナ「そう。私は今104期生の相談窓口なんだよ!」
ライナー「なるほどな、それでアニの相談を聞いてやったわけか」
ミーナ「ライナーは成績いいだけじゃなくていつもみんなのこと気にかけてるでしょ?大変なんじゃない?」
ライナー「確かに訓練をこなしつつ仲間の面倒を見るのは楽じゃないが、そいつは俺が好きでやってることだからな。悩みになんてなりゃしねえよ」
ミーナ「おぉ~さっすが!」
ライナー「あんま褒めるなよ」
ライナー「ただ、まぁ…」
ミーナ「なにかあるの?」
ライナー「>>9についてちょっとな」
今日はここまで
結構な頻度で人を殺してしまう悪夢を見る
ミーナ「ひ、人を殺してしまう夢!?」
ライナー「特にここんとこ多くてな…たかが夢とはいえ流石に参っちまうよ」
ミーナ「夢の内容はいつも同じなの…?」
ライナー「イヤ、日によって違う」
ライナー「場所も殺っちまう相手も人数も殺し方もなにもかもな。まったくとんだ日替わりメニューだぜ」
ライナー「大砲や鉄砲ならまだマシなんだが、硬質ブレードで人間の肉を切り裂く夢を見た日は人生最悪の目覚めだったよ」
ミーナ「ヒェッ」
ライナー「おっと悪い、怖がらせちまったか」
ミーナ「だ、大丈夫…」
ミーナ「…こんなこと聞いていいのかわからないけど、心当たりとかないの?」
ライナー「残念ながらねえな」
ミーナ「そうだよね…内容が内容だし…」
ライナー「……そういや」
ミーナ「え?」
ライナー「なんで今思い出すんだ…?こんなすぐに気付いてもいいようなこと…」
ミーナ「ど、どうしたの!」
ライナー「あぁ、いや、その例の夢なんだが」
ライナー「いつもベルトルトとアニと、知らねえ誰かが俺と一緒にいるんだよ」
ミーナ「ベルトルトとアニが?」
ライナー「なぜかわからんがついさっき思い出したんだ」
ミーナ「ベルトルトはよくライナーと一緒にいるからわかるけど、なんでアニなんだろう…その知らない誰かっていうのも気になるし…」
ライナー「なぜアニなのかはわからんが、知らない誰かってのは少なくとも訓練兵団の人間じゃねえな」
ライナー「年齢は俺と同じくらいで、黒髪で、体格が良くて」
ライナー「体力があって、優秀な指揮能力があって、俺たちの兄貴みたいなもんで…」
ライナー「俺たちと同じ継承者で…」
ライナー「あ…?」
ミーナ「ラ、ライナー?」
ライナー「俺は…」グラッ
ミーナ「ちょ、大丈夫!?」
ライナー「思い出せそうなんだ…」
ライナー「そうだ」
ライナー「あいつは、俺は、俺の使命は……!」
ベルトルト「ライナー!!」
ライナー「うぉっ!?」ビクッ
ミーナ「ベルトルト!?」
ベルトルト「ここにいたのか…探したよ」
ライナー「なんだってんだよそんなに慌てて」
ベルトルト「今日は休暇だからトーマスやサムエルと町へ出かけるって約束してたじゃないか」
ライナー「ん?そんな約束…してたか…?」
ベルトルト「…」ジッ…
ライナー「…おぉ、そうだったな!すっかり忘れてたぜ!」
ベルトルト「しっかりしてくれ…もうみんな待ってるよ」
ライナー「悪い悪い。気を付けるよ」
ライナー「そういうわけだミーナ、夢の相談はまた今度頼んでいいか?」
ミーナ「う、うん…」
ライナー「じゃあまたな」
ミーナ「ライナーの様子、なんだか変だったなぁ」
ミーナ「苦しそうに何かをつぶやいたと思ったら急に目が輝き始めて」
ミーナ「いきなり現れたベルトルトにもびっくりしたけどさ」
ミーナ「う~む」
ミーナ「…考えても仕方ないよね!」
ミーナ「この調子でどんどん迷える相談者を探しちゃうよ!」
>>16(人物指名)
アルミン
ミーナ「なんか悩んでそうな人…悩んでそうな人…」キョロキョロ
フランツ&ハンナ「キャッキャッウフフ」イチャイチャ
ミーナ「チッ」イラッ
ミーナ「……ん?」
ミーナ「そこの木陰で読書してるキミ!」ビシッ
アルミン「わっ!?」ビッグ
アルミン「なんだミーナか…びっくりしたなぁ」
ミーナ「めんごめんご」
アルミン「アハハ…まぁ元気そうで何よりだよ」
アルミン「ところで僕になにか用?」
ミーナ「よくぞ聞いてくれました!今はかくかくしかじかで104期相談窓口をやっているの!」
アルミン「そ、そうなんだ…」
ミーナ「そういうわけでアルミンにも相談してもらうから」
アルミン「え、強制なの!?」
ミーナ「私に見つかったのが運の尽きだよ!」
アルミン「な、なんて強引な…」
ミーナ「あんなお騒がせな幼馴染を2人も抱えてるんだもん、むしろ悩み放題ってやつだよね」
ミーナ「さぁミーナになんでも打ち明けてみーな!」
アルミン「そうは言ってもなぁ」
アルミン「……あっ」
ミーナ「おっ?」
アルミン「いや、でも…話していいのかこれ…」
ミーナ「なんだなんだ?」
アルミン「う~んやっぱり駄目な気が…」
ミーナ「言いなよ!気になるじゃん!」
アルミン「ぼ、僕にもプライベートなことはあるんだよ!」
ミーナ「ここまで来たら言いなさいよ~」コチョコチョ
アルミン「うひぇ!?や、やめ!」
ミーナ「ほれほれ」コチョコチョ
アルミン「あひひひ!わかった、わかったから!」
ミーナ「よろしい」
アルミン「うぅ…こんなの拷問だろ…」
ミーナ「で、どんな相談事かな?」
アルミン「…>>19」
ミーナのことを考えると夜も眠れない
安価把握
今日はここまでです
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