理樹(あの修学旅行からはや3ヶ月が過ぎた)
理樹(全員助かった奇跡の事件だとかで新聞にも取り上げられたが大抵の人々は晴れ晴れとした気分ではないにしてもいつも生活してるように夏を迎えた)
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理樹(僕の名前は(まー…覚えてもらう必要は無いけど)直江理樹16歳、これから恭介の部屋に行って夏休みの計画を聞きに行く所だ)
ドシィ!
理樹「うわっ!」
ドキュドキュ
理樹「え!?あっ!あっ!あれー?おかしいな…今ぶつかって転んだと思ったのに…」
真人「ん?どうしたんだ理樹?」
???「よそ見しててすまなかったな…この寮の地図をみてたんでな」ドドドドド
期待
理樹(で、でかい…真人と同じぐらいの身長はあるぞ)
???「一つ尋ねたいんだがここの寮で「棗」という性の部屋を知らないか?」
謙吾「恭介か?それなら俺達もこれから行く所だ、一緒にこないか?」
理樹(後で知った事だけど年上かと思ってたら同い年だった、彼に僕は恐怖を感じなかった、ワイルドな風貌をしているが知性と物静かな態度があった)
理樹「恭介、来たよ!後何か恭介に用事があるって人が…」ギイ
恭介「来たか…ああ、その用事と言うのはすぐに分かるだろう」
来ヶ谷「来たぞ、棗兄」
葉留佳「これから何するんですか!?」
恭介「全員揃ったな、ではここに重要な発表をする……」
クド「ゴクリ…」
理樹「いちいち声に出さなくていいから…」
恭介「それは新しいメンバーが加わった!その名も空条承太郎だ!」
承太郎「…よろしく」
理樹「何だってぇぇ!!?」
恭介「なんだ反対か?」
理樹「いや、そうじゃないけどさ…余りにも意外で…」
真人「そうか!よろしくな!」
承太郎「ああ」
クド「わふー!もっと賑やかになるのですー!」
葉留佳「オシャレな帽子ですネ!何で一体化してるの?」
承太郎「…」
葉留佳「無視されたー!?」
理樹「早くも皆慣れ親しんでる…」
恭介「ああ、それとこいつの事はジョジョって読んでくれ、空条の条と承太郎の承な」
真人「くだらねー!なぁジョジョ」
鈴「早速呼んでるぞコイツ!」
恭介「さて、新しいメンバーが加わったし何か親睦会でも開きたいな」
小毬「じゃあホットケーキ…」
理樹「もうやったじゃないか、でも美味しかったからまた今度ね」
恭介「じゃあ理樹が提案してくれ」
理樹「僕!?…そうだなぁ…>>8なんてどう?」
野球
理樹「せっかくリトルバスターズ何だから野球をしようよ!」
恭介「よし、それで決定……うああああ!!!」
謙吾「どうしたんだ?」
恭介「重要な事に気づいてしまった…これじゃあチームは11人、1人ボックスにいなくちゃならないじゃないか!!」
謙吾「別に余ってもいいんじゃないか?試合なんてそうする物でもないし」
恭介「ダメだ、お前はボックスの人間の気持ちを考えた事があるのか!?寂しすぎるだろ!」
真人「じゃあサッカーにするか?」
理樹「今までの努力が無駄じゃないか…無駄無駄」
小毬「じゃあ私、美魚ちゃんと一緒にマネージャーするよ」
理樹「えっ、いいの?」
小毬「大丈~夫↑だよ、バッティングモードでも大体クドちゃんと一緒におかし食べてたでしょ?」
クド「わふー!それなら私もマネージャーするのです!」
理樹「それじゃあ今度は選手が足りないよ…」
恭介「じゃあ小毬とクドは選手兼マネージャーな」
謙吾「じゃあグランドに出るか…」イチ、ニ、リトルバスターズ!
やれやれだぜ…
恭介「じゃあ早速実力をテストしようか?」
理樹「はっ!それ!やぁ!」カキンカキンカキン
承太郎「オラァ!」スパッスパッスパッ
真人「ぜ、全部取りやがった…」
恭介「こいつは即戦力だな…!」
理樹「それに帽子は絶対脱がないんだね…」
西園「そろそろお茶でも飲んで…終わりにしようや…」ジョボジョボ
恭介「よーし、じゃあこの辺で終わりにしよう」
理樹「何だろう、何故だか飲みたくないけどありがとう西園さん」グイィ
???「 …」ギリリ
理樹、承太郎「…?」
恭介「さぁて、もうすぐ夏休みに入るがその前にミッションを命じる」
謙吾「また何か遊びか?」
恭介「それは……>>13」
ポーカー
グッド!
恭介「ポーカーだ!」
西園「グッド」
恭介「さあて、今回は人数が多いから二手に分けて、最後に一対一で勝負だ負けたら罰ゲームな」
a.理樹、承太郎、鈴、小毬、謙吾、真人
b.恭介、来ヶ谷、西園、クド、葉留佳
恭介「今回はテキサスポーカーではなく日本に親しみのある方のポーカーな(名前忘れた)チップが無くなったら負けだ」
サッサッサ
理樹(あっ、8のスリーカードだ!これは勝ったかも)
真人「5枚くれ…ほげっ」
謙吾「ポーカーフェイスと言うのを知らんのか…ジョジョを見ろ」
承太郎「…2枚くれ」ゴゴゴゴ
真人「じゃあ俺はこれだけかけるぜ!」
小毬「だ、大丈夫?今悪そうなリアクションしてたけど…」
真人「えっ、だって一気に賭けたらすげぇ貰えるだろ?」
鈴「こいつバカだ!」
オープン
理樹「ふふっ、僕の勝ちかな?」バッ
真人「うわぁぁ負けたぁぁぁ!!」
謙吾「ブタでそこまで賭ける奴がいるか………!?」
鈴「どうしたんだ謙吾?」
理樹「あっ!承太郎が……フルハウスだ!」
承太郎「やれやれ…理樹はスリーカードか、危なかったな…」
30分後
恭介「よっしゃ、bは俺が勝ったぞ!aは…ジョジョか」ニヤリ
理樹(いったいどっちが勝つんだァァ!?)
恭介「では始めようか俺の魂を賭けよう…俺、承太郎、俺、承t」
ギュウウ
恭介「痛い!」
承太郎「待て、ディーラーは他に任せろイカサマをする可能性があるんでな」
西園「では、私が」
恭介「じゃあ何でいきなり指思い切り握ったんだよ!」
承太郎「何かノリでだな」
真人「すげぇジョジョの奴、恭介がまともに見えるぜ!」
西園「では配ります」サッサッ
恭介(よし!10のフォーカードだ、これで勝たない方がおかしいな!)
承太郎「…全部のチップを賭けよう」
恭介「何だと!?」
クド「そーとーな自信ですー!?」
恭介「フッ、やっちまったなぁジョジョ、ここで全てを賭けるなんて…乗ったぜ」
来ヶ谷「それは恭介氏も同じようだ、これで全てが決まる」
恭介「コー…」
承太郎「待ちな、チップの他にこいつも賭ける」サッ
葉留佳「あっ、あれはバンナムが発売したジョジョオールスターバトル、通称ジョジョASB!?税込6800円!?」
理樹「いきなりなんでそんな説明口調なのさ…」
恭介「ふっ、ハッタリ抜かすなよ?金持ちの甘ちゃん!コー…」
承太郎「待ちな、追加でお食事券も賭けよう」
恭介「何ィ!?そこまで自信があるのか…逆に俺の自信って奴がぶっ壊れそうだぜ…だが俺どって負けられん!コー…」
承太郎「待ちな、追加で理樹のパンツも賭ける」
恭介「何…だと?」
理樹「何でだよ!!その勝負に僕の要素一つもなかったよね!?てか何で持ってるの!?」
承太郎「さて恭介ここまで賭けたんだ…お前には>>19を賭けてもらう」
髪の毛すべて
妹
承太郎「坊主になってもらう…」
恭介「なぁぁぁ!?」ズコォォォ
理樹「髪の毛全部ゥゥ!?」
恭介「うっ、うっうううーッ!」ブルブル
恭介(うぉぉぉ言ってやる!!俺の手札は最強だぁぁ!!コールしてやる!!コール!コール!コール!こ、こっ)
恭介「コ…」グルン
西園「この男立ったまま気絶してます」
理樹「じゃ、じゃあ」
来ヶ谷「今回は引き分けって所かな」
承太郎「…やれやれだぜ」
真人「ちなみに手札は何だったんだ?」
謙吾「こっ、こいつは……ブタだ!!」
承太郎「やれやらビビらせて降ろす作戦は成功したがやれやれもしコールされたらと思うとゾッとしたゼ」
謙吾「ぞ、ゾッとしただと?ジョジョお前ブタのカードにあそこまで賭けたのか…真人じゃあるまいに」
???「…」ジー
理樹「?」
???「…」サッ
これから安価は無いです(多分)ちょっと風呂入ります
やれやらワロタ
ちょっとやれやれ言い過ぎな気がしないでもない
>>22
途中から本家のセリフ使おうとしたら爆死ー死しました…
日曜日
真人「おう、理樹!俺先に買い物あるから皆よりも早めに出掛けてるぞ」
理樹「うん」
理樹(今日は久々に真人と謙吾と恭介の4人で出かけるんだ!)
理樹「……よし、じゃあ僕も行こう」
承太郎「…」トコトコ
理樹「あ、おはよう承太郎…」
承太郎「…」ニコ
理樹「あのさ、今週から一日一個限定のパンが売ってあるけど承太郎は買ってみたい?」トコトコ
承太郎「いや………別に……だな」トコトコ
承太郎「…」トコトコ
理樹「…」トコトコ
理樹「あっ、あのさ!これから何処に行くの?」トコトコ
承太郎「ん…いや……別に…その辺だ……な」トコトコ
理樹「はあ…」トコトコ
理樹(まいったなあ~無口な人だから会話に困るよ~恭介は「強引」だから怖いけど承太郎は「沈黙」が怖いよ~)ギィー グッ
理樹「あれ?」グッ
承太郎「どうしたんだ?」
理樹「誰かのいたずら!?く、靴が取れない!」グッグッ
承太郎「…どれ」スタープラチナ!
ベリ
承太郎「ほら、接着剤でくっつけれていたようだ、ちょいと靴箱のペンキが剥がれたが」ヒョイ
理樹「あ、ありがとう」
理樹(ペンキだって!?汗一つかかずにそんな事出来るなんて…もしかして真人以上に力強いかも…)
またある日
理樹「…」サッ
理樹「よかった、今度はちゃんと取れるや」バサッ
承太郎「待て理樹…」ジー
理樹「うわぁ!承太郎!?」
承太郎「よく見ろ画鋲が入っている」
理樹「画鋲~?入ってないよ?」
承太郎「違う、上だ」
理樹「ああっ!」
理樹(よく見ると靴の底の上側に張り付いていた(今度はテープだったけど))
理樹「また感謝しないと…それにしても良くわかったね?」
承太郎「ああ、子供の頃「刑事コロンボ」が好きだったせいかよく細かい事に気付くんだ」
理樹(いつの世代だよ!)
承太郎「しかし、こうなるとそろそろ犯人を見つけなくてはならなくなったな」
理樹「そうだね…一応心当たりはあるんだ、今度探りをいれてみるよ」
承太郎「そうか…」
教室
理樹「ねえ」
はっ、ちょっ、これ!のいじめっ子A「ひっ!な、何…ですか!?」
理樹「靴箱の事何だけど…」
いじめっ子B「靴箱?ま、まだ私達に仕返しするの!?ごっごめんなさい!」
理樹「いや、違うんならいいや」
理樹(うーん、あの様子だと本当に違うようだ)
理樹「ああ、承太郎…結局分からず仕舞いだったよ」トコトコ
承太郎「…」トコトコ
理樹「うわぁ…」グチャ
理樹「今度は水でグズグズになったパンだよ…こんな事がずっと続いたらとてもじゃないけど辛いなぁ…しかも今度は犯人の狙いが分からないし」
承太郎「…いいや、理樹犯人ならだいぶ特定出来るぞ」
理樹「えっ?」
承太郎「『注意深く観察してこうどうしろ』…だぜ理樹」
承太郎「まず最初の犯行だがあんな強力な接着剤はそうだな…科学部ぐらいしか置いていないだろう、科学部から聞いた所によると自分達以外は危険だから実験物の物は他の生徒に貸してない…だそうだ」
理樹「つまり科学部の誰かが犯人って事?」
承太郎「そう言う事だ…そして今回の犯行だがそのパンについているレーズンに見覚えがあるか?」
理樹「…あっ!これは一日一個しか買えないパン!」
承太郎「何故そんなパンを犯行に使ったか分からんがこれで犯人は相当限定されてきた」
理樹「な、なるほど…じゃあ早速学食堂に言っておばさんに聞かなくちゃ!」
おばさん「そうねぇ…顔まで覚えてないけど確か黄色のメガネを掛けていたわ、特徴的だったから覚えているわ」
理樹、承太郎「…」コクリ
バタン
理樹「この中に黄色のメガネを掛けている人はいる?」
承太郎「あいつだ…」
部員A「…」ゴゴゴゴ
部員A「その様子だとバレてるようだねぇ…」
理樹「何故こんな事を!」
部員A「ああ~ん?何故かって?そんなの西園さんに馴れ馴れしいからに決まってんだろうがダボが!!ナヨナヨしい顔して近づいてるんじゃねぇ!」
承太郎「男の嫉妬か…」
理樹「どうだろうがもう終わりだよ前回で学んでボイスレコーダーを朝から持ってきたんだ」
部員A「ふん…じゃあ壊させてもらおうか?」
承太郎「…させると…思ったのか?」
部員A「いいや出来るね、おい!」
部員B「…」ゴン
承太郎「…!?」バタリ
理樹「承太郎!…まさか…『犯人は2人いた!』」
部員達「うわぁぁぁ逃げろォォォ」ドタバタ
理樹「くそっ…」
部員B「先にやっかいそうな承太郎からやっておいたぜ?」
部員A「ベネ、良くやったBあいつは不意打ちぐらいじゃないと倒せそうにないからなぁしゃりしゃり出てきたのが間違いって事だな」
部員A「さて、ボイスレコーダーを渡してもらおうか」
部員B「泣いて謝るなら今は何もしないでやるからよ!」ケケッ
理樹「……ぞ……!」
部員A「えっ、何だって?」
部員B「それラノベのセリフだから」ブフッ
理樹「さっきからムカッ腹が立ってきたぞ…何故いじめの犯人の為に僕がビクビクして『お願い!神様助けて』感じに祈らなくちゃならないんだ?」
理樹「どうしてここから無事で帰れるなら『下痢抱えて公衆トイレ探してる方がズッと幸せ』って願わなくっちゃならないんだ?」
理樹「怯えて逃げるのは犯人、お前達の方だァーッ」ブンッ
部員A「うおっ!?危ねぇ奴だな、椅子なんか投げやがって!」
部員B「へっ!」ガン
理樹「うっ……やあ!!」ボゴッ
部員B「うげっ!」
理樹「伊達に真人と遊ぶを選択してないよ…こんな事なら筋肉をもっと鍛えるんだった…」
部員A「…」ドゴッ
理樹「ぐぁっ…」
部員A「こっちもいるって事を忘れんなよ?2対1じゃ勝てるに決まってんだろ…そらっ!」ボゴッボゴッ
理樹「かはっ…!」
部員B「さあてそろそろボイスレコーダー壊しちまおうか」スッ
承太郎「理樹…精神的にはその男に勝っていたぞ…」
部員A、B「ハッ!」クルッ
部員A「何ィ~!?」
承太郎「…」ドドドドドド
部員B「随分と早い復活だなぁ?このまま寝てた方が幸せだったのによォ?」
承太郎「…いい時計だな、だがもう時間が見れないようにたたっこわしてやるぜ…」
承太郎「貴様の顔面の方をな……」
部員A「……プッ」
部員B「アーハッハッハ!」
承太郎「…」
部員B「なかなか面白い事言うじゃねえか!でも金属バット持った2人相手じゃ流石にあんたじゃ勝てねえよ!」
部員A「それにあんた…さっき殴られたばかりだろ?今フラフラなんじゃない?そんなんで俺たちに勝てると思ったの?」
承太郎「…」
(アカン)
承太郎「よく見たら趣味の悪い時計だったな…だがもうそんなことはもう気にする事はないか…もっと趣味が悪くなるんだからな…顔面の形の方が…」バキッドゴッ
部員B「オグああ!?こいつまだそんな力が…」バタリ
承太郎「おっとこんなので倒れたか文科系の部もいいが運動もしなくてはな…」
部員A「なっ…チッじゃあこいつはどうだ?十手に電圧を加えた物だ!いくら強くたって近づいたら感電するぜ?」バチバチ
理樹「うっ……うりゃあ!」ドン
部員A「なっ!?」ヨロッ
理樹「今だ承太郎!」
承太郎『スタープラチナ・ザ・ワールド!』ドォォォン
承太郎「理樹、君は本当に頼もしい奴だ、この学校に入って君と知り合えて本当に良かったと思ってるよ…そしてやれやれこのゲス野郎は俺が裁く…」
承太郎「うぉぉ!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」ドグシャ
承太郎「時は動きだす」
部員A「うげああああーっ」ドッパァーッ
理樹「やった…」
理樹(こうして僕達に平穏が戻った…証拠を渡すと彼らは退学になったそうだ、そして承太郎に礼を数えきれないほど言った)
理樹「ありがと承太郎、本当にそれしか言葉が見つからないよ」
承太郎「いいさ、それよりもこの事は秘密だ余計な心配をさせるからな」ニヤ
葉留佳「ああーっ!理樹君とジョジョじゃーん!早く野球!野球!」
承太郎「やかましい!俺は女が騒ぐとムカつくんだ!」
小毬「まあまあそんな事言わない」ギュウ
クド「わふー!」ダキッ
葉留佳「さては女なれしてませんな?このこの~」ガシ
承太郎「や、やめろお前ら!抱きつくんじゃねぇ!」
理樹「あははっ…それにしても始めてうろたえている所を見たよ」
恭介「じゃあ練習始めるぞ!」
終わり
乙。楽しく読めたぜ
承太郎がいれば何でもハッピーエンドにしてくれる気がするんだ…
四部好きには嬉しいss
乙ッ!
おっつおつ
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