【進撃】お年玉企画SSS交換会場(114)

企画スレッド
読みたいと言う要望に簡単に応えるプチお年玉企画

リクエストするシチュエーション、セリフ、タイトルを書く
⇒リクエストには☆を先頭につける事
⇒リクエストがスルーされる事は了承して書く事
⇒書いてもらったら遅くなってお礼の一言はつける事
⇒恋愛行為はキスまで、ただネタとしてはある程度可

応えられる人が書く
⇒書いている時間が重なると見にくいので、名前欄には何かしらいれる事
⇒レスは10レス未満で一気に完結させる事
⇒顔文字の使用は禁止
⇒恋愛行為はキスまで、ただネタとしてはある程度可
⇒CP、死ネタ、グロネタ、ホモユリがあれば、前書きに明記する事
⇒あとがきがある場合は30文字が未満に納める事

万が一のまとめサイト
⇒切り貼り編集自由
⇒書き手側が載せられたくない場合は転記不可と書く事


リクエストは無理して書かなくてよい
★期間は1月5日まで(延長の可能性もあり)

☆ライナー「モテ期が来た」

☆アルミン「ライナーがオネェになる薬が出来たんだけど」

誰得な話

☆男の子が大嫌いで女の子が大好きなクリスタと女の子が大嫌いで男の子が大好きなアルミンが入れ替わる話

☆クリスタに押せ押せされるユミルの話が見たい!!


少し浮かんだので、載せさせて貰いますね



ライナー「モテ期が来た」

ベルトルト「へぇ、羨ましいね」

ライナー「今日は5人もの女の子に声を掛けられたんだ」

ベルトルト「そうなんだ」

ライナー「まずミカサ」

ベルトルト「ミカサ?……意外だね」

ライナー「あぁ、俺も予想だにしなかった」

ベルトルト「――ちなみに内容は?」

ライナー「エレンが今日、どの様に目が覚めたのか」

ベルトルト「…………」

ライナー「どうした?」


ベルトルト「う、うん――まぁいいや」

ライナー「どうせモテとは違うと思ったんだろう?」

ベルトルト「よくわかったね」

ライナー「俺だって普通の感覚は理解できる」

ベルトルト「そう、だったらわかるよね――それはモテじゃないって」

ライナー「でも投げ飛ばされなかったんだ、十分にモテだ」

ベルトルト「あぁ……うん、君の普段の扱いは酷いもんね」


ライナー「次にミーナだ」

ベルトルト「へぇ」

ライナー「恋愛に対する好みについて聞かれた」

ベルトルト「それは脈ありかも」

ライナー「最後に、女性がタイプなのか男性がタイプなのかと聞かれたが」

ベルトルト「…………」

ライナー「女性が好みだと言うと、何故かがっかりされたよ」

ベルトルト「女性が好みと言われてがっかりされた時点で、それはモテじゃないよ」


ライナー「次はサシャ」

ベルトルト「当ててみよう、パンを下さいと言われた」

ライナー「流石にそれは俺もモテにカウントせんさ、勉強を教えてくれと言われたんだ」

ベルトルト「はずれだったか、ちょっと悔しい」

ライナー「あぁ、と頷いた隙にパンが無くなっていたがな」

ベルトルト「…………」

ライナー「落としたわけじゃないと思ったんだが」

ベルトルト「ライナー……君は、もう」

ライナー「…………」

ベルトルト「気付いているんだろ?」

ライナー「――次はアニだ」

ベルトルト「!?」


ライナー「アニに関しては今までの曖昧な態度とは違うぞ、後ろから抱き着かれた」

ベルトルト「ライナー、僕達とアニの関係は…」

ライナー「わかっている、誰にも見られていない」

ベルトルト「……それならいいけれど」

ライナー「納得していなさそうだが」

ベルトルト「――放っておいてくれ」

ライナー「そうか」

ベルトルト「それでどうなったんだい?」

ライナー「椅子に座っている時に、後ろから抱き着かれただけだったんだが」

ベルトルト「それだけ?」

ライナー「そう言えば、なんか耳の裏や首の裏に息がかかっていた様な」

ベルトルト「…………」

ライナー「あれはなんだったんだろうな」

ベルトルト「さぁ、そこあたりからアニの落ち着く匂いでも出ていたんじゃないの」


ライナー「最後にユミル」

ベルトルト「当ててみよう、クリスタに近づくなと言われた」

ライナー「……あたりだ」

ベルトルト「ライナーそれ、モテじゃない」

ライナー「まぁそれは導入部分だ」

ベルトルト「そう」

ライナー「…………」

ベルトルト「ライナー?」

ライナー「その後に思いっきり腹パンされた」

ベルトルト「…………」

ライナー「これはモテじゃないな」

ベルトルト「うん、モテじゃないね」


ユミル「あー!!もうっむしゃくしゃするー!」ガシガシ

クリスタ「あ、ユミル。もう、どこに行っていたの?」

ユミル「――ライナーを殴ってきた」

クリスタ「え!?」

ユミル「ゆむも言わずにな」

クリスタ「……ユミル」

ユミル「そ、そんな瞳で見るなよクリスタ!――だ、だってよぉ」

クリスタ「他には余計な事、言ってないわよね」

ユミル「……言ってねぇよ」

クリスタ「本当に?」

ユミル「本当に本当だ」

クリスタ「嘘は言ってない?」

ユミル「私がお前に嘘をつく訳ないだろ」

クリスタ「けっこうついているじゃない」

ユミル「それは言ってくれるな」


クリスタ「もう……でも、好きよユミル」

ユミル「あぁ、私も好きだぞクリスタ」



ユミル(でもお前が愛しているのはライナーなんだよな。くそっ、もう一回殴っておけばよかった)

ユミル(……大人気なく牽制しちまったけれど。いつかお前はあいつを射止めちまうんだろうな)

ユミル(ああぁ!もったいない!あいつにクリスタはもったいないいぃ!)



クリスタ「ユミル、ちょっと痛い」

ユミル「あ――あぁすまん、クリスタ」

クリスタ「ふふ、許してあげる」

ユミル「クリスタぁあ!!」ダキッ





ライナーの【モテ期?の話】

ありがとうございます!!

☆104期わしゃわしゃ

わざわざ、このスレに書き込まず、自分でスレ建てたほうがいろいろと便宜がいいと思うんだが。


アルミン「出来た・・・・オネェになる薬」

アルミン「・・・・こんな物出来たとこで、なんにもならないけど」ハァ

アルミン「・・・・寝よ」パタッ

グゥ…


ライナー「ふぁぁ、眠い、やっと当番が終わった、もう部屋の電気が消えているじゃねぇか」

ライナー「えぇっと、水は・・・・・・・これか」ゴクッ

ライナー「よし、寝るか、明日もまた早いからな」パタッ

グゥ…




???「ほらぁ!みんな起きてぇ!」

アルミン「!!!?」ガバッ

ジャン「な、何だよ今の気色悪い声!」ガバッ

ベルトルト「・・・・ぐー」zzz

ライナー「もう!気持ち悪いなんて、いっちゃダメでしょ!もうジャンったら、いい加減にしなさい!」メッ!

エレン「ラ、ライナー!!?」コンワク


アルミン「・・・・と言う訳でライナーがオネェになっちゃったのか」

ベルトルト「胃が痛いけど、つまりこれって、アルミンのせいって事?」

アルミン「そう」

ベルトルト「にしてもさ」



ライナー「ほら、コニーちゃん、もっとちゃんと勉強をして!」

ライナー「洗濯物畳んでおいたわよ、エレンちゃん、アルミンちゃん持っていきなさい!」

ライナー「こらぁ、ジャン!マルコにばっかり話しかけちゃ駄目でしょう??」


アルミン「兄貴系のライナーがオネェになると、こんなにもオカンっぽくなるもんなのかな?」

ベルトルト「元々包容力があったからね」

ベルトルト(にしても・・・・・・任務は大丈夫かな、ただでさえ忘れがちなのに)

ベルトルト「・・・・・ライナー、ちょっといい?」


兵舎裏

ベルトルト「単刀直入に聞くよ、今、君は戦士?兵士?それともただのオネェ?」

ライナー「ベルちゃん鬼気迫った顔で聞きすぎぃ、私は戦士に決まっているでしょぅ?」

ベルトルト「そう、ならいいけど」

ライナー「そうそう、ベルちゃんそれよりも」

ベルトルト「なに、報告?」


ライナー「うん・・・・・あのね」

ベルトルト「なに??」

ライナー「私もう、巨人になりたくないの」

ベルトルト「・・・・・は?」

ライナー「だって、あんなに角ばって、ごつごつしていて、なんか可愛くないし」

ベルトルト「いやいやいやいやいやいや」

ライナー「ベルちゃん?」


ベルトルト「駄目でしょう、駄目でしょう!そんな事で任務を放棄なんて」

ライナー「誰も放棄するなんて言ってないぃ、ちょっと巨人にならずに、任務出来ないかなぁって」

ベルトルト「君、ねぇ」ゲンナリ

ライナー「ふふっ、じゃあそう言う事だから!あ!洗濯物そろそろしまわないと!」タタッ

ベルトルト(ライナーの内股走りきもい)


ベルトルト(にしても・・・・こんな事になるなんて)

ベルトルト(とりあえず・・・・アルミンに頼み込んでオネェを解除する薬を作って貰わないと)

ベルトルト(理由は・・・・・・気持ち悪いからでいいよね?)


★あとがき★
ライナーのオネェ化を想像したら、普通にオカンになってもーた
妄想をくれた人よ、ありがと!

この>>1臭い

乙乙
なんか食堂のおばちゃんにいそう

☆寒い季節だし風邪引きミンのSSが見たい

せっかく参加したしリクも置いてこっと、誰か書いてくれ

☆コニサシャほのぼの
コニサシャって少ないんだ

☆大人の皆!俺にヒスユミをください

age

このスレ臭い

新年なので

☆サシャが食品の福袋争奪戦に参戦SSがよみたい。

☆新年だけど、あえて忘年会ネタ

アルミンとクリスタが入れ替わるとを書く

アルミン「もう本当やんなっちゃうよ!」

クリスタ「ど、怒鳴ったって何も解決しないよ…」

アルミン「私は早くユミルとイチャイチャしたいの!!」ギャーギャー

クリスタ「僕だってエレンを舐め回したいよ……」

クリスタ「でもまず元に戻る方法を考えよう」

アルミン「むー……」

~女子寮~


クリスタ「で、何とかクリスタを説得して来たんだけど……」

クリスタ「僕女子寮なんて入ったことないよ…なんかいい匂いするし……///」ドキドキ

クリスタ「も、もう早めに寝よう…体に悪い……」ゴロン

クリスタ「……」

クリスタ「……」

クリスタ「ダメだ…寝れない……」

クリスタ「ちょっと抜いてから寝ようかな……」スル

クリスタ「あ、まずい……クリスタの体なんだった…///」

クリスタ「ま、まあ…ちょっとぐらいいいよね……?///」


クリスタ「ん///…エレン……///」クチュクチュ

クリスタ「ん///…あ///……ふあぁ!!////」ビクンビクン

クリスタ「あ…女の子の体でイっちゃった……///」

クリスタ「こ、これで寝られるはず……」ゴロン

クリスタ「……」

クリスタ「……」

クリスタ「やべえ、寝れねえ」

クリスタ「あ//…ん///…」クチュクチュ

クリスタ「クリスタはユミル好きって言ってたから……ユミル///…ユミル////」クチュクチュ

クリスタ「あぁ////…手が止まらないよぉ////…ユミル//……んああ!!/////」プシャアァァァァ


クリスタ「せ、盛大にイっちゃった……////」

クリスタ「も、もう寝るぞ!!///」ゴロン

クリスタ「……」スピー

アルミン「はぁ…ユミルに会えないと寂しいよぉ……」トボトボ

エレン「お、アルミン!どうだこの筋肉!」ムキムキ

アルミン「ん……ああすごいねー」トボトボ

エレン「んだよ、いつもなら『ウホッ、いい男』って言ってくれんのに」

アルミン「はぁ…寝よ」ゴロン

アルミン「……」

アルミン「……」

アルミン「ユミニーしてから寝よ」


アルミン「う///…ユミルゥ…駄目だよぉ/////」シコシコ

アルミン「ん///ユミル…!///ああ!!////」ドピュルルルルル、ピュルル

アルミン「やっぱりユミルは凄いなぁ……////」ゴロン

アルミン「……」スピー

~~~~~~~~~
~~~~~~
~~~~

アルミン「ようやく元に戻れたよ!」

クリスタ「寝ただけで戻るなんて…本当何なんだったんだろうね!」

アルミン「はぁ//これでようやくクリスタの体でオナニーじゃなくて僕の体でエレンオナニーが…!///」

クリスタ「アルミンの体でオナニーするのも楽しかったけどやっぱり自分の体でユミニーするのが一番いいな///」

アルミン「え?」
クリスタ「え?」

死ね糞スレ

>>44 新型の安価スレだと思うんだ…… そうすれば不思議と怒りも収まる たぶん

乙!!

≫風邪ミンの話





アルミン「・・・ごほっ、ごほ」ハァハァ

エレン「アルミン大変だな、ほら、頭のタオルを変えるぞ」ヒョイッ

アルミン「あ、ありがとう・・・エレン」ハァハァ

エレン「気にするなって、でも困ったな、風邪薬とか高価で常備してないし」

アルミン「へ、へいきだよ・・・そんな」ハァハァ

エレン「そうだ、気休めにしかならないかもしれないが・・・・確か食堂に」

アルミン「・・・・・?」ハァハァ

エレン「へへっ、ちょっと待ってろよ、アルミン!」

エレン「ほら、これだ!」

アルミン「・・・・ネギ?」ハァハァ

エレン「これをこう・・・・喉に巻いて・・・・と、できた!」

アルミン「・・・これは?」ハァハァ

エレン「ネギを首に巻くと、風邪に効くって聞いたことがあったんだ」

アルミン「流石・・お医者さんの息子だね、僕はそれ、しらなか・・・げほっ」ハァハァ

エレン「アルミン!」

ミカサ「話は聞いた」シュタッ

エレン「ミカサ!?」

アルミン「・・・・どこから来たの?」ハァハァ

ミカサ「今はそんな事、どうでもいい、アルミン・・・・風邪を引いたって」

アルミン「うん・・・・・恥ずかしながら」ハァハァ

ミカサ「私も一つ、病気の療養方法を知っている、これ」

エレン「なんだよそれ、赤い、ぐにょぐにょしているやつは?」

ミカサ「私の、祖先から受け継いだ、伝統の保存食、これを額の上に乗せておくといい」

エレン「へえ」

ミカサ「では乗せよう」

・・・ぴとっ

エレン「・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・」

アルミン「・・・・」ハァハァ

エレン「・・・・よし、これで治るな」

ミカサ「・・・・ええ、これで完璧」

アルミン「二人とも・・僕の顔を見てからいいなよ」ハァハァ

ライナー「なんだ、どうかしたのか?」

アルミン「・・・・ライナー」ハァハァ

ライナー「なんだ、どこかの民族衣装でも真似ているのか??」

アルミン「・・・・違う、風邪でね・・・・こうやったら治るって、二人が」ハァハァ

ライナー「そうか・・・でも体に巻いたり塗ったりするよりも、直接摂取してもいいだろう??よし、ちょっと待ってろ」

ライナー「ほら」

アルミン「これは・・・?」ハァハァ

ライナー「しょうが湯だ、温まるし、水分も取れるからな・・・昔家でよく飲んだ」

アルミン「へー、これなら・・・・うっ」グラッ

エレン「アルミン!」

ミカサ「無理はしないで!」

アルミン「ごめん・・・僕、少し寝てからもらうね・・・みんなそろそろ授業でしょう?早くいきなよ」ハァハァ

エレン「悪いな、アルミン・・・また来るから」

ミカサ「ええ、必ず」

ライナー「ほら、お前ら行くぞ」バタン

アルミン「・・・・・・・・」ハァハァ

アルミン「・・・・・・・・」

アルミン「・・・・・・・・」zzz









アルミン「・・・・・・・・」zzz








アルミン「・・・・・・・・」zzz






ガタッ!!

アルミン「・・・・・・・・」zzz








そろそろ

アルミン「・・・・・・・・」zzz

すたすた

アルミン「・・・・・・ん??」

???「あ!」

アルミン「え、なに・・・!?サシャ!!!?」

サシャ「あはは~、見つかっちゃいましたねぇ」

アルミン「どうしてここに!授業は??」ハァハァ

サシャ「何を言っているんですか、食べ物の陰にはサシャ・ブラウスがありですよ!・・・・と言う訳で」

アルミン「ええ、な・・何を」ハァハァ

サシャ「いただきま~~す!!」

アルミン「うわあああああ!!」



サシャ「ぱくぱく、ぺろぺろ」モグモグ

アルミン「くすぐったいいいい!!」バタバタ

・・・・翌日、風邪を貰ったサシャと、元気になったアルミンがいたそうな

エレン「やっぱり、ネギを巻くのって効くんだな!」

ミカサ「梅干しも効いた」

ライナー「アルミン、次また風邪になっても、俺たちがまた助けてやるからな!」

アルミン「も、もう・・・結構です」ゲッソリ





>>45俺最初から参加型の安価スレの様な物だと思っていたけど・・・それは俺が馬鹿だからじゃないよな?

お!!アルミンきた、嬉しいよ乙!!

☆初詣の抱負はなに?みたいな……出来れば104期全員で

☆ジャン「恋敵を男色にする呪いを試してみた結果(笑)」

☆エレンハーレムはあるから、アルミンハーレム

☆ベルトルト「ユミルが助けに来てくれなかった・・・」12巻if展開

☆ライナー「た、大変だ!ベルトルトがウンコまみれで死んでるー!」

素敵なアルミンSSをありがとうございました
気持ちよく新年を迎えられます!!

《訓練兵時代》

アルミン「じゃあみんな、お参りしようか」

アルミン「お祈りするときに、一年間どう言う年にしたいか、きちんと神様にお願いしてね」

ぱんぱん

エレン(駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐…の一年になりますように)

ミカサ(エレンが一年健康でありますように、エレンが一年健やかにありますように、エレンの一年がいい年でありますように
そしてまれに私に対して、素直になってくれますように)

アルミン(胃の痛くない一年になりますように)

サシャ(お肉がたらふく食べられる一年になりますように)

コニー(村の馬鹿にした奴らを見返せますように)

ジャン(ミカサが俺に笑いかけて、出来れば手を握ってくれますように)

マルコ(みんなの願い事が叶いますように)

ライナー(クリスタの笑顔が輝く一年でありますように)

ベルトルト(ライナーの分裂症が治りますように、あと人類が速やかに滅亡してくれますように)

アニ(お父さんに会えますように、………あといつの間にか任務が終わっていたら嬉しいです)

クリスタ(皆と一緒に過ごせますように)

ユミル(今年一年、巨人とばれませんように)

キース(髪の毛が生えますように)



神様「そんなの、無理っすわ。なんか物騒な願い事も混ざっているし」

《12巻、後》


アルミン「じゃあみんな、お参りしようか」

アルミン「お祈りするときに、一年間どう言う年にしたいか、きちんと神様にお願いしてね」

ぱんぱん


エレン(駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐駆逐…あと、なんか新しい力をきちんと使えますように)

ミカサ(エレンが一年健康でありますように、エレンが一年健やかにありますように、エレンの一年がいい年でありますように
そしてまれに私に、マフラーを巻いてくれますように)

アルミン(これ以上ややこしい事態になりませんように)

サシャ(出番がこれ以上減らされませんように)

コニー(あいつらに会えて、問いただせますように)

ジャン(これ以上裏切り者が出てきませんように)

ヒストリア(ユミルユミルユミルユミルユミルユミルユミルユミルユミルユミルユミルユミル、ユミルが無事でありますように)

リヴァイ(こいつらがまともな人間でありますように)

ハンジ(壁の謎が解けますように)

エルヴィン(無病息災、家内安全、………あと腕が生えてきたら嬉しい)



神様「また来た、なんなのこいつら、無理な願い事混じってるし
…あ、でも願い事叶えてみようかと思って、力使ってみたら
やばっ…力、抜け………」

がたーん!

「うわ!!なんだ!!?鈴が落ちてきたぞ!!?今年は厄年か!!?」



今年一年、進撃キャラにとって良い一年でありますように!!

乙!!短めだけど良かった

団長…(´・ω・`)

>>60
アルミン「うっ…お腹が」
みたいなタイトルのSSマジおすすめ


ベルトルト「うわあああああ!!」

ユミル「・・・・・・・」

ベルトルト「あああああああ!!」

ユミル「・・・・・・・」

ベルトルト「ああああああああ!!」

ユミル「・・・・・・」




ユミル(なあ、ヒストリア)

ユミル(なんでお前、私の耳を塞いでいるんだ?)

ヒストリア(ふふ、ユミルが私から離れて行かないようにしているんだよ)


fin

ここだけしか浮かばなかった・・・・

短っ、でも笑ってしまった

☆ほのぼのしてないリアルな訓練兵団~モブが2~3人死んだ日編~

※アルミン独白
-----------------------


今日、仲間が死んだ。


例年死者も出ることのある過酷な訓練だと聞かされていたが、僕達104期訓練兵の中からもとうとう死者が出た。

今まで訓練に耐えられず自ら開拓地へ向かう者や大怪我を負い辞めていった者は何人かいたけれど、
訓練中の事故で仲間が亡くなるのは初めてのことだった。

しかも同時に二人だ。一人は崖から落ちて即死。
もう一人も崖から落ち、即死は免れたものの打ち所が悪く暫くした後に息を引き取った。

過酷な訓練に悪天候が重なり、運の悪い者が冥府の使者に呼ばれたのだった。



「×××と××××のために黙祷を捧げよ」


重たい空気の中、それぞれの席に座った僕達は手を組み目を瞑った。食堂内に沈黙が落ちる。

長いのか短いのか分からない黙祷を捧げた後、
明日は我が身と思い一層気を引き締めて訓練に臨めという言葉を残してキース教官は退室した。

なにも夕食を目の前にして言わなくてもいいんじゃないだろうか。
ほんの数時間前に起きた事故が確かに仲間を殺したのだと、わざわざ思い出させなくとも。


しかしなんで僕はいやに冷静なのだろう。

ああ、もしかしてまだ現実逃避しているのか。
それとも、壁が破壊されたあの日から、あらゆる死を見すぎていて感覚がおかしくなっているのか。
少なくとも超大型巨人を見た時や両親や祖父の死に直面した時よりも、僕は数段落ち着いている。


同期が死んだというのに。なんて薄情なんだろう、僕という人間は。

.


向かいに座るエレンを盗み見る。
口を真一文字に結び眉間に皺を寄せ、握った拳を睨みつけていた。

ミカサは普段とさほど変わらぬ様に見えた。
彼女は表情に乏しいから、心中察することは出来ないけれど。

僕はそっと隣のテーブルも伺う。マルコとジャンが座っている。
二人とも青い顔をして、エレンと同じようにそれぞれ皿やテーブルを睨めつけ何かに耐えているようだった。

食堂内、誰も彼も似たような顔をしていた。放心している者もいる。

重苦しい沈黙が続く。
いつも真っ先にパンにかぶりつくサシャも、今夜はそれどころではなさそうだった。




かちゃり。


すぐそばから聞こえた音に、僕は伏せていた目を向けた。エレンだ。

スープを掬って口に運ぶ。ひと口……またひと口。

ミカサもエレンに倣い、食事を始めた。


痛いほどの沈黙が支配する食堂の中、僕達の座るテーブルから音が響く。
食堂内の視線が一気に集中するのを感じる。
が、咎める者は誰もいない。




ーーかちゃ、かちゃり。

.



それは徐々に広まっていき、みな各々口に物を入れ始めた。
普段ならば賑やかな夕飯時だが、聞こえるのは食器と微かな咀嚼音、そして衣擦れの音ばかりだ。

僕もパンを千切ってスープに浸し、口へ運んだ。
味なんか分からないかもしれない、などと一瞬思ったけれど、
それは普段通りの黒パンに薄いスープの味だった。



ーーぐすっ。

ぐす、ぐすっ。


黙々と食事を続けていると、どこかのテーブルから鼻を啜る音が聞こえてきた。

「うう……っ」

今度は呻き声も。

おぉ!期待!!



「わ、わたしもう耐えられない……っ」


ヒッ、と喉を鳴らして女の子が声を上げる。ローゼ内でも、内地に割と近い地区出身の子だ。


「ここにいたら、いつか死んじゃう! わたしもうこんなとこいたくない……!」


わっと泣き出し、感情の赴くまま走り去ってしまった。

バタン!と勢いよく開くドアの音を聞いて、何人かがそれに続く。

もしかしたら明日、これまでで一番の脱隊者が出るかもしれない。

ただ世論に流されてここへ来た訓練兵が大半だ。
死が常に付き纏う場所だということを頭で理解しながらも、今の今まで実感がなかったのだろう。

僕達はまだ十代の少年で、普通に暮らしていたら死はそんなに身近なものではないから、仕方のないことだ。




(弱い者は去るしかない)



ふと、ここへ来た初日に、エレンが言った言葉が頭を過った。


僕は弱い。とても弱い。
体格はよくないし立体機動は下手だし貧弱で虚弱で、かろうじて座学は出来るがそれ以外になんの取り柄もない人間だ。

死ぬのだって怖い。巨人がどんなに恐ろしいかも知っている。



それでも、覚悟はある。


兵士になり、人類にこの身を、心臓を捧げる覚悟が。

.



何かの視線を感じ、顔を上げた。


すでに食べ終わったのだろう、エレンとミカサが静かに僕の食事が終わるのを待っていた。

エレンの大きな灰色の瞳が、じっと僕を見詰めている。


僕は皿を持ち、残りのスープを掻きこんだ。
行儀が悪いけど構うもんか。


ぐい、と乱雑に口を拭いエレンを見返す。強い視線が絡む。
ミカサを見る。微かに頷く。


(行こう) (ああ)



誰も声には出さなかったけど、その瞬間、僕には確かに聞こえた気がした。


-------------------

確かにこれも日常かもしれない

乙!!乙!!
考えさせられた、良SS!!

※タイトル通りコニサシャ注意


コニー「問題だサシャ!カバが逆立ちするとどうなる?」

サシャ「へん、決まってるじゃありませんか! 『バカ』でしょう?」

コニー「ぶっぶー!カバは逆立ちしてもカバのまんまだぞ!カバがカバ以外の動物になる訳ねえだろ」

コニー「それに、バカはお前だ、サシャ!ばーかばーか!」

サシャ「ぐぬぬ…」

サシャ「じゃ、私も問題出しますけど」

コニー「なんだ?言ってみろよ」

サシャ「口から水を出す動物はなんでしょう?」

コニー「はあ?」

コニー「そんな変な動物居るわけ無いだろ!」

サシャ「解らないんですか?解らないんですか~?」

サシャ「正解は馬ですよ!だって『ホース』って言うじゃありませんか」

サシャ「あっ、コニーはおバカさんなんで解りませんよね、ごめんなさい!」

コニー「うぐぐ」


ミカサ「またやってる」

アルミン「仲がいい事は良いことなんだけどね」

エレン「少しうるさいけどな」

アルミン「まあ、ね…」

コニー「も、もう一問だサシャ」

サシャ「」ゴホゴホ

コニー「?大丈夫か?」

サシャ「ええ、少し咳が出ただけです…」

コニー「あんまり無理すんなよ この間も何人か医務室で寝込んでるらしいからな」

サシャ「私は風の子ですから大丈夫ですよ」

サシャ「それより、早く問題出してください!」

コニー「ああ!」
―――
―――――――

―次の日

サシャ「」ゴホゴホ

クリスタ「どうしたのサシャ…って、顔が凄く赤いよ!?大丈夫!?」

サシャ「頭がくらくらしますー…」

ユミル「あー、こりゃ風邪だわ 今日は医務室で休めよ」

サシャ「大丈夫れす!」キリッ

ユミル「呂律が回ってねえぞ…」

クリスタ「それの何処が大丈夫なの!早く医務室に行きなさい!」

サシャ「ふぁい…」

サシャ(私とした事が、不覚でした…)

―対人格闘術

コニー「あれ?サシャは?」キョロキョロ

クリスタ「サシャなら今日は休みだよ」

コニー「休みぃ?」

ユミル「熱が出て医務室で寝てる」

コニー「マジか…」

コニー(今日は折角新しいポーズを見せようと思ったんだが…)

ライナー「コニー、空いてるんだったら相手してくれないか?」

コニー「ライナー お前がか?」

ライナー「ああ。ベルトルトも熱で寝込んでて、相手が居ないんだ」

コニー「そういえばそうだったな よし、俺様が相手してやる!」

ライナー「サンキュー」

―医務室
ガラガラガラ

コニー「よっと」

コニー(うわ、ベッドがいっぱいだ…)

コニー「サシャは、サシャは何処だ?」

サシャ「」zZ

コニー「居た居た …寝てるのか?」

サシャ『私は風の子ですから大丈夫ですよ』

コニー「これだったら風じゃなくて風邪の子だろ」

サシャ「」zZ

コニー(顔が赤い…辛そうだな…)

コニー「さっきな、久々に真面目に対人格闘やったんだ 偉いだろ?」フフン

コニー「でもやっぱり、ライナーは違うな!全然歯が立たなかったわ 俺もあれほど身長が高かったらなあ…」

サシャ「」zZ

コニー「…今日、すっげえポーズ考えて来てたんだ」

コニー「見せようと思ったのに寝込むなんて、本当馬鹿だなお前!」

サシャ「」zZ

コニー「」ハァ

コニー「お前が居たらうるさいけど、居なかったら居なかったで寂しいな…」

サシャ「」zZ

コニー(さて、俺も帰るか)

サシャ「……こにー…」

コニー「!?」クルッ

サシャ「」zZ

コニー(なんだ、寝言か…)

コニー「寝込みながら俺を呼ぶ暇があるなら、早く治せよな!」
―――
―――――――

―数日後

サシャ「コニー!」ドーン

コニー「うわ、サシャ!お前、もう大丈夫か?」

サシャ「ええ、お陰様で全快です」ピース

コニー「そうか」

サシャ「私を舐めないでくださいよ?」ドヤァ

コニー「いや、風邪くらいすぐ治るだろ…」

サシャ「それより、私ベッドの上で新しい格好いいポーズ考えたんですよ」

コニー「お、奇遇だな!俺も新しいポーズがあるんだ」

サシャ「なんなら今日の対人格闘の時に御披露目しましょうよ」

コニー「ああ、勿論だ!」

マルコ「あ、サシャが元気になってる」

ジャン「本当だ」

マルコ「暫くあの二人の会話を聞いてなかったから、なんか静かで嫌だったなー…」

ジャン「いる時はうるさいけどな なんだかんだ言ってあの二人はいいコンビだよな」


サシャ「あ、コニー問題です!」

コニー「なんだ?」

サシャ「夕日と朝日、どちらが重いでしょう?」

コニー「はぁ?同じなんだから重さなんてあるか!」

サシャ「沈むんですから夕日に決まってるじゃありませんか」

コニー「あっ…!うぐぐぐ…」

サシャ「ふふ やっぱりコニーはバカですね!」

~終わり~
ほのぼのには遠くなったごめんなさい

乙!コニサシャありがとう!!

☆エピソード・サムエル~サシャへの片思い(トロスト区奪還後)~

このスレ延長はなしか?話ができてしまった投下してもいいだろうか

※サムサシャ。サムエル性格捏造。文量の関係で改行少なめ。

―――

「サムエル」

合同療養施設。陰鬱な空気で覆われたこの部屋に、彼女は突然現れた。

サムエル「サシャ……」

サシャ「こんにちは」

唐突なサシャの登場に俺はぽかんとする。読みかけの本をしおりも挟まず閉じてしまった。

窓から差し込む西日が、サシャの神妙な表情を照らす。場所が場所なだけに、さすがのこいつもしおらしく――

サシャ「あっ、そろそろこんばんはの時間ですかね。お腹空きましたし」

……そんなこともなかったようだ。変な奴。だがそのおかげで、自然とこちらも普段の調子に戻ることができた。

サムエル「こんばんはに変えたところで、飯の時間は早まんねえぞ」

サシャ「はは……。仰るとおりで」

サムエル「来るなら事前にそう言えよ。びびっちまった」

サシャ「事前にって、どうやってです?」

……確かに。

サシャ「お見舞いに来ました。本当はもっと早く来たかったんですけど……。今、大丈夫ですか?」

サムエル「ああ」

サシャ「じゃあ失礼して……この椅子、お借りします」

ん……?立ってた時から気になっていたが、こいつ左手を背後にやったままだ……。何か隠し持ってんのか。


サムエル「……久しぶりだな」

サシャ「はい。久しぶりってほどでもないんですけどね。いろいろ……ありましたから……」

サムエル「ああ……」

トロスト区の一件が頭をよぎり、互いに黙りこんでしまう。

こいつは俺の恩人だ。超大型巨人出現時、俺の命を救ってくれた。あの時、こいつの咄嗟の判断がなかったら……今考えてもぞっとする。

サムエル「サシャ」

サシャ「はい」

サムエル「助けてくれてありがとうな。これを早くお前に伝えたかった」

サシャ「そんな。……すみません。アンカー刺しちゃって……」

サムエル「よせ。方法はあれしかなかっただろ。お前がこの右足にアンカー刺してくれたおかげで、俺は今生きてんだ」

サシャはおもむろに俺の右ふくらはぎへ視線を落とす。

サシャ「どうですか……?」

サムエル「まだどこまで治るかはわかんねえってさ。とりあえずベッドから出るなとよ。言われなくても出らんねえっての」

サシャ「サムエルは規則とか命令とか、ちゃんと守る人ですしね」

お前以外は皆そうだぞ、とツッコみたくなった。

サムエル「まあ、俺も今は言いつけを破りてえ気分だ。ついこの前までは嫌ってほど訓練で身体動かして、たまには休みくれって思ってたはずなんだが」

サムエル「実際こうなってみると退屈だ。腕鍛えるか窓の外見るか本読むか……それくらいしかすることねえし」

サシャ「サムエルの腕、ライナー級になりますかね……」

サムエル「バランス悪いな」

サシャ「私もそう思います」

いや、今その話はおいておこう……。


サムエル「……お前さ、所属兵科……どうした?」

そう尋ねた途端、目をそらされた。それだけでこいつがどこに入団したか察しがついた。

サシャ「えーっと、ですね……」

サシャ「調査兵団に……その……入っちゃいました……」

サムエル「そうか……」

俺は右足を負傷したせいで、トロスト区の一件に直接関わることはできなかった。同期が死んだことも、エレンが巨人になったことも、全て後から知らさせた。

だがサシャや他の同期たちは、それを目の当たりにしたはずだ。とんでもない地獄だったんだろう。

地獄を見たはずなのに……それでも調査兵を選んだのか、こいつは。

サムエル「……壁の外に行くんだな」

サシャ「はい」

サムエル「巨人と戦うんだな」

サシャ「あはは……。そうなりますね……」

今にも泣き出しそうな顔で笑われて、みぞおちの奥がつねられたように痛む。

不安なとき、サシャは気丈に振る舞う。本人はそれで上手いこと本心を隠せてると思ってんだろうが、バレバレだ。

例えば、俺が……。

俺がもっと頼りになる強い奴で、あの時しくじったりしてなけりゃ、今のこいつに何か言えたかもしれない。

俺も調査兵になって一緒に壁外へ出て、こんな顔するサシャに何かしてやれたかもしれない。なのに……俺は……。

サシャ「……サムエル?」

サシャ「どうしたんですか?顔色があまりよくないですよ……?」

サムエル「いや……」

サシャ「足が痛むんですか?」

違う……。

サシャ「先生呼んできましょうか?」

違うんだ。ふがいねえ自分に腹が立つ……。ちくしょう。ちくちょう。ちくしょ――


サシャ「あっわかりました、お腹空いたんですね?」


は……?

サシャ「やっぱりそうなんですよね!」

こんなときにも食いもんの話かよ……。

サムエル「い、いや俺は……」

サシャ「そう思って今日は……ほらっ!」

そう言ってずっと後ろに回していた左手を出してきた。あ、これ……。

サシャ「調理場の蒸かし芋、1つ頂いてきました」

い、芋……。

サシャ「ふふふ……特別ですよ?」

サシャは小声で囁きながら共犯者めいた笑みを浮かべる。訓練兵時代からおなじみの、憎めない笑顔。さっきまでのしょげた表情とは大違いだ。

ふいに俺は右手をとられ、その手のひらにごろんと芋を乗せられる。今までずっと握りしめられていたせいか、少し温かい。

サシャ「どうぞ。私が他の方々から見えないように盾になりますから、食べて下さい」

こいつは勇敢なのか臆病なのか、それともただのバカか……どれだ?

サシャ「何ぼうっとしてるんですか?早く食べてください」

サシャ「ほらほらっ」

サムエル「せ、急かすなよ」

サシャ「急かしますよ、だって……」

サムエル「だって……?」

サシャ「早く食べてもらわないと……私が奪って食べてしまいそうなんで……っ」

なるほど、ソワソワしだしたと思ったらそういうことか。サシャの口からはみるみるうちによだれが垂れてくる。

サシャ「私が食べたらお見舞いの意味がなくなっちゃいます……。だから早く。このままでは私が持ちません……!うううう……」

我慢の限界が近づいてきたのか、両手で顔を覆って呻き始めた。面白い。

サシャ「うああああん早く!」

サムエル「わ、わかった!わかった食う!食うから静かにしろ!あとよだれふいとけよ!」

やっぱ食いもんに関しては化け物だな、こいつ。


ムシャ… モグモグ…

芋だ……。当たり前だが、芋の味がする。質素で食べ飽きた味。口内の水分がどんどん奪われる。

サシャ「サムエル」

サムエル「ん」

サシャ「おいしいですか?」

ああ。美味い。大したことないはずの芋が、すげえ美味い。そういや俺、あれからまともに食事食ってなかったな。そのせいか?

サムエル「おう」

サシャ「ぞれはよがっだでず」

サシャの声が急に鼻声になったと思ったら、こいつ両目をつぶって鼻をつまんでやがる。視覚も嗅覚も食欲促進させるからな。

サシャ「ザムエル」

サムエル「なんだ。俺の名前はサムエルだ」

サシャ「お腹が空くのは、生ぎている証拠だと思いまぜんか?死んでじまったら、ご飯を食べることはでぎまぜんから」

サシャ「ザムエルが生ぎててくれで、芋をおいじいって食べてくれで、私嬉しいでず」

鼻声で何真面目っぽいこと言ってんだ。

サシャ「本当によがっだでず……」

……。


サムエル「……半分、どうぞ」

サシャ「へ……?」

ぱっと目を開けたサシャに、俺はにやりと笑ってやる。

サシャ「ああああ!入団式の私の真似じゃないですか!もう忘れてくださいよーっ」

サムエル「はははっ無理だな。あんな強烈な記憶消せるわけねえよ」

サシャ「消して下さいー!」

サムエル「ほらよ。半分どうぞって言ったろ」

サシャ「え……?本当にくれるんですか?」

サムエル「ああ、食え」

サシャ「いいんですか?本当にもらっちゃいますよ……?」


空腹は生きてる証拠――。

サムエル「お前がくれた空腹だ。その礼に」

それから2人で芋を食った。

サシャは一心不乱にかじりついたせいで俺より先に食い終わり、結局俺が食ってる所をよだれを垂らしながら見守るはめになった。

俺はこれぞとばかりに大げさに、美味そうに食ってやった。「ひどいです」と半べそかかれた。なら無理して見舞いに食いもん持ってこなけりゃよかったのに。


サムエル「なあ、お前が壁外調査から戻ってきたら、なんか食いに行こうぜ。次は芋よりもっと美味いもん」

サシャ「えっと……」

こいつが飛びつく話題だと思ったんだが、俯かれてしまう。

サシャ「えと……そうしたいのは山々なのですが……私、生きて戻ってこられるかどうか……」

サムエル「……」

サシャ「……」

俺が今、サシャにできること……。

サムエル「お前は戻ってくる」

サシャ「へ……」

サムエル「俺はそう思う。そう思ってるからな」

サシャ「サムエル……」

サムエル「それにそん時までには、俺すげえ回復してるはずだぞ。お前もきっと驚くはずだ。だから楽しみにしとけ」

サシャ「ふふっ。わかりました、楽しみにしておきますね」

よし、笑った。

俺はサシャと共に壁外に行くことはできない。俺がこいつにできるのは、こいつの無事を願いながら足の治療に専念すること。

そしてこいつを元気づけることぐらいだ。やっぱ、今はそれくらいしかできない。

でもそんな自分をふがいないなんて思ってる暇はねえよな。お前がくれた命だ。今できることを全力でやる。

そんで将来、俺が強くなったその時には、「俺が守る」とか「側にいる」みてえなキザな台詞、サシャに堂々と言ってやろう。

だからそれまでどうか、生き残ってくれよ。サシャ。


サムエル「とりあえず松葉杖の達人にでもなるか」

サシャ「なんですかそれ」

サムエル「松葉杖で立体機動並みの動きをする」

サシャ「さすがサムエルです!」


夕日に染まったサシャが無邪気に笑っている。口の周りに芋の食べかすをくっつけて。可愛いから、もう少し黙っておくことにする。

―――

終わり(文章キツキツですまん)

サムサシャいいな

乙!!コメに気付かなくて悪かった

最初にスレたてた者だが、どうしようか
こう言うスレって新たに建てるにはまだまだだよね

だから落ちるまでに書き込みが有る限り継続でいいのかな

ザムエル乙
人少なそうだけど地味に継続希望。やりたきゃやるでいいんじゃないか
☆兵長だけどクッキー焼いたよ!
☆ダズと成績上位組

☆赤ん坊になった104期をあやす年長組(ライ+ユミ)と教官を・・・誰か下さい

☆エレン「ぶら下がるやつ失敗した」キース「KA・I・TA・KU・CHI☆」

☆誰も死なない進撃の巨人~僕、下半身食べられたけど生きてます by.フランツ~

☆アルミン「親友が僕よりジャンの身を案じている?」

保守

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