オークLv.11｢どなんしましょか｣ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

ボス｢取り敢えず奥の医務室まで運んでくれますか？｣

オーク｢ガッテン｣ﾖｲｼｮ

ｽﾀｽﾀ

ボス｢どうしよう……｣

オーク｢ボスッ！！｣ﾄﾞﾀﾄﾞﾀｯ!

ボス｢どうしたのですか？｣

オーク｢こいつ女だ！｣

オーク｢生まれて初めて女性に触れちまったよ！｣

ボス｢そう言えばオークさんはまだDTでしたね｣

オーク｢ボスもだろ｣

ボス｢くっ……！｣

オーク｢てな訳で、俺には女性を運ぶ任は荷が重い｣

ボス｢ハら……。ーピーさん、ケットシーさん居ますか？｣

ハーピー｢呼んだぁ↓｣

ケットシー｢居るニャ！！｣

ボス｢勇者を医務室まで運んで下さい｣

ハーピーLv.10｢断るぅ↓｣

ケットシーLv.9｢だが断るニャン｣

ボス｢何故に！？｣

ハーピー｢自分がぁ↓気絶させたならぁ↓｣

ケットシー｢自分で後処理するニャ！｣

ボス｢だけど僕は大至急魔王様に報告しなければいけないので……｣

勇者｢う……ん……？｣ﾎﾟﾔｰ

一同｢｢｢｢ッ！！！！｣｣｣｣

ボス｢勇者が目覚めそうです！｣

オーク｢ここじゃタイミング悪くね？｣

ケットシー｢も、もう1回気絶させるニャ！｣

ボス｢そんな酷い事出来ませんよ！｣

ハーピー｢敵だからぁ↓いいんじゃなぁい？↓｣

ボス｢で、でも……」

スライムLv.15｢マカセテ｣ﾆｭﾙﾝ

ボス｢スライムちゃん！？｣

勇者｢…………私は……｣ﾑｸｯ

スライム｢マタネムッテモラウヨー｣ﾆｭﾙﾙﾙ!

勇者｢がぼぁっ！？｣ｺﾞﾎﾞｺﾞﾎﾞ

ケットシー｢スラッちー！ニャ！｣ﾌﾞﾝ

スライム｢ケットシーチャンサンクス。コレデ……｣ﾊﾟｼ

つ○←睡眠薬

勇者｢……ッ…………ッッ！！｣ｺﾞﾎﾞｺﾞﾎﾞ

スライム｢チッスノアジハ、ジョウザイノオアジ｣ﾑﾁｭｰ

勇者｢！？｣ｺﾞｸﾘ

勇者｢……｣ﾊﾟﾀﾘ

Ｚｚｚ......

スライム｢ミッションコンプリート｣ﾌﾞｲｯ!

ハーピー｢さっすがぁ↓スラリン↓｣

ボス｢助かりました、スライムさん｣

スライム｢ヒトハササエアッテイキテイク｣

オーク｢ちなみに人ではないがな｣

スライム｢コマケェコタァイインダヨ｣

ボス｢それでは勇者が眠っている間に運びこんじゃいましょう！｣

オーク｢で、誰が運ぶん？｣

ボス｢僕は報告に行ってきまーす！｣ﾋﾟﾕｰﾝ

ハーピー｢逃げやがったぁ↓｣

吸血鬼Lv.8｢そこで何だかんだ言って最終的には俺っちが運ぶことになるんだよなぁ……、これが｣

オーク｢ん？お前……｣

ケットシー｢いつから居たニャン！？｣

吸血鬼｢さっきからだよ！｣

ハーピー｢影うっすぅ↓www｣

吸血鬼｢ちくしょう……！｣

オーク｢そんな日もある｣ﾎﾟﾝ

吸血鬼｢いつもだよ！！｣

ハーピー｢取り敢えずぅ↓さっさと運べばぁ↓｣

吸血鬼｢へいへい。最強の雑用係を目指し、今日も俺っちは色んなものを運んでやるぜい｣

ケットシー｢黙って運ぶニャ！｣ｹﾞｼｯ

吸血鬼｢酷い！｣