照「地上波…?」(113)
照「ついこの前どこぞのテレビ局から取材を受けた」
照「勿論咲の事は伏せて一人っ子設定にしておいた」
照「てっきりCSか何かだと思っていたら、まさかの地上波朝イチニュース番組」
照「再現ドラマまで作ってあるって…」
ほうほう
支援
だれ?照英?
菫「放送日は?」
照「明日藤TVで…うう、どうしよう」
淡「何で?テルーはカメラの前ならどこも恥ずかしくないよ?」
渋谷「喜ばしい事じゃないですか」
亦野「私も帰ったら録画の準備を」
照「もしも咲に観られたら…どうなるか分かる?」
菫「完全に存在が消されるんだ、さぞや悲しむだろうな」
照「うん…例え放送日以降どれだけの愛を注ごうとも、こればかりは拭えない汚点になる」
照「きっと咲は社会的に死んだ扱いになり、無理矢理高校も辞めさせられ」
照「やっとの思いでボロボロニなって東京に辿り着き…そこを優しく介抱する私」
照「やがて姉妹の粋を超えた本物の愛情がお互いに目覚め…」ホワホワ
渋谷「無いでしょうね」
亦野「無理でしょうね」
淡「さすがに夢を見過ぎかも…」
照「ですよね」
福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい
照「おっと、肝心な所はそこじゃない…どうすれば咲にインタビューを見せなくするかだ」
菫「TV局に抗議の電話を送れば済む話じゃ…」
渋谷「菫先輩、相手はあの悪名高い藤TVですよ?多分軽く流されて終わりです」
淡「この前もバラエティの麻雀で元議員のタレントが全裸になってたし…///」
亦野「あそこまで議員がはっちゃけるとは誰も思わなかっただろうな」
照「…………そうだ!嵐を長野県に呼び込めば…この右手で!」ギュルギュル
照「そりゃー!」ギュルギュル
照「いけー!」ギュルギュル
照「雨雲よ、長野にぃぃぃぃ!」ギュルギュル
菫「…ところで今の天気は?」
亦野「快晴です」
菫「今照が頑張って右手を突き出してる方向は?」
渋谷「西北西です」ズズズ
菫「明日の長野の天気は?」
淡「今の所ずーっと晴れだってさ」
・
・
・
・
照「ううう、腕と顔が痛い…陽が落ちるまでずーっと嵐を呼んでたからな…」ヒリヒリ
照「しかも長野県は晴れ照…くそっ、私の力が足りないばっかりにっ!」
照「あああ、まずい、まずいっぞっ!アイキャッチが出てきて、CM明けには私のインタビューが…」
照「ああああああああああ!」
~~~~~~~~~~~~~~
ナレーション『女子高生麻雀界における最強の高校、白糸台』
ナレーション『本日、取材を快く受けてくれたのは』
照(くっ…取材料を何度も上げてしつこかったから引き受けただけなのに…)
ナレーション『白糸台の中でもファンクラブが存在すると言う美人過ぎる先鋒、宮永照』
照「!?」
渋谷「!?」
亦野「~ッ!?」
淡「!?」
菫「」ビクッ
レポーター「今日は宜しくお願いしますー」
照「お願いします」スマイルッ
照(うわあ、我ながらわざとらしい…)
レポーター「まず最初になんですが、麻雀を始めたきっかけは?」
照「麻雀好きな両親でして、家の中に全自動の卓があったんですよ」
照「ですから自然にのめりこんでいったんだと思います」スマイルッ
照(あああああ、最初はかじる程度だけだったけど咲に教えたくて上達したのに…)
支援
ナレーション『快く答えてくれたが、その裏には壮絶な過去があった…』
照(そんなに言うの!?とても嫌な予感がする…)
注意書き『この映像は、本人の回答を元に番組側で再現したものです』
・
・
・
ナレーション『宮永照…父親の故郷だった長野県で産まれる』
ナレーション『一人っ子というだけあり、珠のように愛情をこめて育てられた』
照(ごめんよおおお咲いいいいいい)
ふむ それで?
シエンスルデー
幼照『ロン!12000!』チャッ
照父『あはは、照は強いなあ』
照母『将来は立派な麻雀プロになるかもしれないわね!』
黒人『ホンマ、べっぴんはんやしホント将来が楽しみやわぁ』
照(誰だコレー!?)ガビーン
ナレーション『麻雀に早くから触れ、家族とホームステイしている留学生と共に遊ぶ毎日』
照(何で留学生!?そんな事私一言も言ってない!)
ナレーション『だが、崩壊の序曲は奏でられ始めていた…』
照(!?)
照父『うぃ~ひっく、帰ったぞぉ~』フラフラ
照母『あなた…今日こそはお酒を飲んで来ないって言ったじゃない!』
照父『うるせぇっ!カン!』ドゴォッ
照母『きゃぁっ!…今日は照の誕生日なのに…』
ガチャッ
幼照『………パパ…今日、私の』
照父『うぼぉえっ!』ボチャボチャ
幼照『…………』パタン
ナレーション『この頃から両親の仲が悪化…父親は夜遅くに酒を飲んで帰り、母親に暴力を振るう毎日』
照「」
これもう訴えれば勝てるだろ
もう咲の名前出さなくて正解だったんじゃね?
藤TV◯ね
ナレーション『あまりの暴力の酷さに我慢の限界に達した母親は、ついに照を連れて東京へ逃げてしまう』
ナレーション『最愛だった父親との別れ。当時の事はあまり覚えていなかったと言う』
ナレーション『だが転校した小学校で、照を待ち受けていたのは……』
子供A『お前長野から来たんだろー!田舎者は出てけ!』
子供B『そうだそうだ!食らえ黒板消し!』バフッ
幼照『ううっ…やめてよぉ』シクシク
ナレーション『壮絶ないじめの数々。更に母親はパートに出かけ孤独で貧乏な生活を送る』
照『…角砂糖、ですかね…喫茶店とかに置いてるあの…』
ナレーション『当時唯一の楽しみは角砂糖。その生活の酷さが伺える…』
照(あれは砂糖は粉か角かどっちかって質問の回答だったのに…)
ナレーション『中学を出てもいじめられるのは変わらず、この時は本気で自殺を考えたと語る』
照(語ってないよ!)
ナレーション『しかし、その時救いの手が差し伸べられた…』
戦国コレクションで似たようなのあったな
てる~
黒人『あれ?照ちゃんやないか!久し振りやなあ』
中学照『…貴方は……』
ナレーション『以前長野に居た時ホームステイしていた、あの留学生と偶然出会った』
ナレーション『彼は努力の果てに念願が叶い有名な大学に合格し、順風満帆な学園生活を送っていたとの事』
照(だから誰なんだー!?)ガビーン
中学照『でも、今の私に取り柄なんて…』
黒人『照ちゃんには麻雀があるやないか!』
中学照『…麻雀…?』
黒人『ワイなんかずーっと照ちゃんに勝てへんかった!絶対素質あるわ!それでいじめっ子全員見返してやりゃええやん!』
ナレーション『これが、宮永照を麻雀の道に歩ませる事となった言葉である…』
照(違ーう!)
咲の世界は日本以外でも麻雀が流行ってんの?
麻雀人口一億だったか
ナレーション『同時に麻雀の才能が開花した時期でもあった』
中学照『ツモ、6000オール!』バーン!
中学A「」ぐにゃあ~
中学B「」ぐにゃあ~
中学C「」ぐにゃあ~
ナレーション『かつてのいじめっ子達に麻雀で勝負を挑み、なんと負けた回数は0』
ナレーション『照本人の収入は約600万にも及び、その金額を持って闇金業者の借金を完済』
照(借金!?してないよ!)
ナレーション『そして今現在白糸台の一軍として活躍し、3年連続インターハイ制覇と言う快挙を成し遂げようとしている…』
レポーター『貴女にとって麻雀とは?』
照『…全て、ですかね……』
照「どうしてこうなった…」
照(どうにかして誤解を解かないと…何故かパンとか一杯貰っちゃったし…)ガラガラ
照「…皆、朝の再現ドラマ、あれは」
渋谷「照先輩、これを」スッ
照「…お茶?だからあのドラマは」
亦野「先輩、何かあれば連絡してください、いつでも助けになります」
照「だからあれは」
菫「照…」ダキッ
淡「テルー!」ダキッ
照「!?」
菫「照…がんばっだな…よくここまで…ぐすっ」
淡「ぜったいぜったいぜーったいインハイ勝とうね!そしておかーさんに…」
照(…今言ったら多分私の命がまずいな…)
>>26
実際一億くらい中国さえまともな国になれば余裕だよね
・・・ふんふむ、漫画はやっぱりファンタジーだね
なんで別居してんだっけ
決勝当日
照「来てしまった…どうしよう、咲にどんな顔して会ったら良いんだ…」
菫「咲?ああ、清澄の宮永咲か…何でそんなに気にしてるんだ?」
渋谷「先輩は一人っ子なのに…あ、もしかしたら親戚とか…」ズズズ
照(やばい、何で誰も信じて疑ってないんだ…)
淡「ところで、そのサキって人強いの?」
亦野「強いからここまで来たんだろう…ん?」
ゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッ
照「あれは…まさかさ…き…?」
咲「…………」ゴッゴッゴッゴッゴッゴッ
ゴッ倒す
大魔王負けたな
大丈夫戦うのは淡だから
あんなの和が見たら咲を父親から無理矢理引き離そうとするんじゃなかろうか
咲がよっぽど必死に止めない限り
照(黒い何かで顔が見えない…どうしよう、これ以上ないほどに怒っ照…)
咲「………」ゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッゴッ
照(だがしかし、ここは心をこめて謝るしかない…)
照(見せてあげよう、お姉ちゃんの土下座を!)
照「咲…ゴメ」
淡「テルー!早く行くよ!」グイッ
照「!?」
菫「さあ行くぞ皆、一人っ子だった照の為に!」
渋谷「今度は私達があの留学生の代わりに助ける番ですっ!」
亦野「絶対に繋ぐ…命に代えてもッ!」
照(はわわわわわわわわわわ)
咲「………ユルサナイ…」ゴッゴッゴッゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
全部藤が悪い
先鋒戦
照「私のファン…?頂きます」ムシャムシャ
優希「うわああああああん!」
照(うっ…いきなり辛い物を食べたせいで…)ギュルギュル
怜(なんや、あんまり怖くないなあ)
玄「」ガタガタガタガタ
咲さんかわいい!!
>照(黒い何かで顔が見えない…どうしよう、これ以上ないほどに怒っ照…)
つまり黒人=咲さん
タコス・・・
いやきっと京太郎が予備を持ってきてくれるって俺信じてる
次鋒戦
菫「貰った!」ドシュッ
まこ「キング・クリムゾンッ!矢は通り抜けるッ!」ドギャーン
ドスッ
京太郎「なっ…」
宥(あったかくない…)ガタガタ
泉「」ガタガタガタガタ
>>42
京太郎・・・どうして・・・
中堅戦
久「あ、ちょっと貰うね…ぷはーっ!ちょうど温かい物飲みたかったのよね」
渋谷「」
灼(白糸台の動きが止まった…今がチャンス!)
セーラ(セーラー服スースーする…)モジモジ
訂正
灼→憧
副将戦
亦野「私は『荒野の狼』と呼ばれていた…(戦場で)」
和「私は『亜光速の天使』と呼ばれていました…(ネット上で)」
船久保「私は『フナキュー』と呼ばれている…(部内で)」
灼(何これ…)
マグマこけし
大将戦
菫「いよいよ淡の出番か…」
照(全体的には清澄が追い付こうとしている…うっ)ギュルギュル
渋谷「ぐすっ…(お茶があったらあんな振り込みは…)」
亦野「今となっては淡が逃げ切れるかどうか…」
竜華(私達にもまだ逆転のチャンスはある…)
ゴッゴッ
隠乃(私は絶対に諦めないっ!)
ゴッゴッゴッゴッ
淡(いつもより差は小さいけど、まあ勝てるよねっ♪)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ…
咲「…………」
恒子「逃げる白糸台、追う三高!大将戦開始ぃーっ!」
カン (物理)
八連荘くるー?
淡(さあ、どんな打筋か見させて貰うよ)
淡(とは言っても能力を2つ持つ私の敵にはならないと思うけど)
淡(第一に私以外の相手を「淡く」…高い役を決して作れなくする)
淡(そして第二に字牌を好きに操れるから、大七星なんか簡単に、条件が揃えば四暗刻だって)
淡(絶対私は負けない。皆には踊って貰うかな?)
咲「ツモ」ゴッ
淡(あ、ゴミ手で上がる?それならいくら上がったって…)
白白白白白白白白白白白白白白
淡「えっ」
竜華「えっ」
隠乃「えっ」
恒子「えっ」
健夜「えっ」
咲「…『天地抹消』(エンドオブザコスモス)」
やりやがった
なにこれは
ムダヅモじゃないですかー
ムダヅモとか勝てませんわ
劣化ウラン牌はよ
白って14個もあったっけ(すっとぼけ)
誰かジュンイチローを呼んで来い
恒子「何という珍事ーっ!」たまたま白が多くなっていて、しかも宮永選手に全部集まってしまったーっ!」
健夜「これってありなの?ねえ…」
恒子「大会側のアクシデントですが、出来ちゃったものは仕方ない!役満扱いとなりますっ!」
亦野「ぬう…あれは轟盲牌!」
渋谷「知っているの、誠子!?」
亦野「圧倒的な指の力をもって表面を削り白牌を創る技だが…あそこまでの精度とは…」
※『玄人超人伝~これぞ神業なりや~(民明書房)』より抜粋
照「咲…うっ、また波が…」ぎゅるぎゅる
牌を一枚ずつゴッしたわけか・・・
淡(まさかあんな事が起きるなんて…一気に逆転されちゃった…)チャッ
竜華(顔が見えないと思ってたらとんでもない化け物やった…でも白糸台は落ちた!)カチャッ
隠乃(この機を逃さないっ!)チャッ
咲「……」ゴッ
菫「まずい、出鼻に役満を喰らってか淡の様子が…」
渋谷「支配が効いてない…に、逃げて淡っ!」
咲「ツモ」ゴッ
>渋谷「支配が効いてない…に、逃げて淡っ!」
いったい対局中にどこに逃げればいいのか渋谷さんと議論したい
最終的には牌が全部白になりそう
咲さんマジ神やでぇ
ゴッ(ド)だけに
5(赤)5(赤)5(赤)5(赤)5m(赤)5m(赤)5m(赤)5m(赤)5s(赤)5s(赤)5s(赤)5s(赤)中中
淡「えっ」
隠乃「えっ」
竜華「えっ」
恒子「えっ」
健夜「えっ」
宥(あったかそう…)ホワホワ
咲「……真紅中線(スカーレットセンターズ)」ゴッ
>>64
つまり親の人間が常に天和を繰り出すわけですね
クソゲーじゃねえかwwwww
ハイゼンベルクストライクッッッ!!!
どうしてこうなった(AA略
血か・・・
恒子「これまたなんという珍事ーっ!今度は赤牌がやたら多く混入してしまったーっ!ごめんなさい皆さんっ!」
健夜「ねぇ、これ本当に大丈夫なの?クレームとか来ないよね…」
恒子「出来ちゃったものは仕方ないので、役はしっかり数えますっ!」
亦野「あれは轟紅牌!」
渋谷「知っているの、誠子!?」
亦野「己の血をもって赤牌を生成する技だが…あそこまでの精度とは…」
※地獄麻雀列伝~息子の骨牌で麻雀を打った男~(民明書房)より抜粋
照「…咲ぃーっ!」
照井さん!
>>66
この配牌はまさにゴッゴッゴッ
恒子「おーっとここで何故か白糸台先鋒の宮永選手が乱入ーっ!係員さん、対応をお願いします!」
照「咲、お前はそんな事をする子じゃ無いっ!純粋に麻雀を楽しんでた!」
係員「ダメっ・・・乱入はダメっ・・・」グイグイ
咲「…………」
照「嶺上の話まで忘れたのか!?誰でもいい、嶺上で上がってくれ、そして咲に…はうっ!?」ぎゅるぎゅる
恒子「…はい、お騒がせしました!何なんでしょうね全く!」
淡(…リン……シャン…咲く…サキ…?)
なんだモノホンのキラーマシンだったのか
四暗刻…四暗刻… 咲ちゃん(´・ω・`)
淡(テルーが残してくれた言葉…やる価値はあるかも…)
淡「カン」チャッ
ドスッ
竜華「!?」
隠乃(ラーメン食べたくなってきたなぁ)
淡「…あ…れ……?」
咲「…槍積」ゴッ
亦野さんはどこの世界からやってきた人だよ
まーた魔王さんか
淡(これ…槍…やっぱり駄目だったのかな)
淡(テルー、ごめんね?私のせいで白糸台は…あれ…一人っ子って…)
淡(…違う…そうだ、前テルーは言ってた…妹が居るって…それが…)
淡(今サキを救えるのは私だけなんだ…だから…)
淡「カン!」
ドスッ
淡「ぐぶっ…(私が、やらなきゃ…)」
咲「…………」
なんだこれは
チャンカン(物理)
淡「カンっ!」
ドス
淡「カン…!」
ドスッ
淡「…カ…ン…」
ドスッ
淡「……(もう、駄目かもしれない…視界が暗く…)」
淡(血が足りない…私。ここで死ぬのかな)
淡(麻雀で死ぬのも、悪くないかも…さよなら、みんな…)チャッ
「カン!」
隠乃…穏乃…
いやなんでもないから続けて
ドスッ
穏乃「うっ…!結構効くかも…」
淡「そんな…アナタがどうして…」
穏乃「あんなにチャンピオンから頼まれたんなら…やらないわけがない!」ドヤァ
竜華「…カン!」
ドスッ
竜華「ぐっ…」
淡「…アナタも…下手したら死んじゃうのに…」
竜華「だったら尚更、1年のお嬢ちゃんには任せられんわ」
竜華「勘違いせんといてや、チャンピオンのお願いやからしてるだけやからな!」
(死ぬ人のセリフや)
~~~~~~~~~~~~~~~
淡「はぁ…はぁ…(そろそろ、かな…)」
穏乃「はぁ…っ…(もう、駄目かも…)」
竜華(怜…もっと膝枕させた方がよかったんかな…)
淡(点数的に見ても…後一回…これで…)
咲「……」チャッ
淡「カン!(お願い、通って…)」
咲「……」ヒュッ
淡(~~~~~ッ!)
スカッ
竜華(外した…これで…)
穏乃「行け…っ!」
淡「…ツモ!リンシャン…のみ…!」
咲「…………!」
ガシャーン
どゆことなの
麻雀やろ
淡(顔を包んでいたオーラが…割れた)
咲「…ぐすっ…ごめん、なさい…酷いこと、しちゃった…」ボロボロ
穏乃「…勘違いしないで、よっ!」
咲「…え……」
穏乃「今の私は…あなたと麻雀を楽しみたいんだよ…だから謝る必要なんか無いって!」
竜華「さて、終わった事やし…改めてやらせてもらうでー」
穏乃「たはっ!手厳しい…」
淡「…二人とも、ありがとう……」
穏乃「いいっていいって!」
竜華「何か言ったか?」
淡(それから、何事も無かったように後半戦が始まった)
穏乃「あ、それロンっ!」
竜華「何やと!?」
淡「……(何て緊張感の無い試合…だけど)」
咲「カン!ツモ!リンシャン!」チャッ
淡(みんな凄く楽しそう…)
淡(テルー、ごめんね。三連覇は無理みたい)
淡(けど、今はこの雰囲気をもう少しだけ…)
最終結果
白糸台 100000
千里山 100000
阿智賀 100000
清澄 100000
なんだと…
点数調整お手の物
これが咲さんの場の支配!?
淡「」
穏乃「」
竜華「」
咲「ありがとうございましたっ!」ペコリ
淡(え…あれ…普通に楽しんで打ってたら…あれ…?)
穏乃(あれ…誰が一位なのこれ…え…?)
竜華(何でこんな事出来るんや…そんな…今までの努力は…)
咲「麻雀って…楽しいよね!」
カン
結局てるてる解決してない(ry
>>98
槍完
リンシャン牌が残っとろうが!
(ひとまず乙)
照「咲ぃっ!」ダキッ
咲「わひゃあ!?お、お姉ちゃん!」
照「ごめんね!藤TVにまちがったドラマを作らされて本当にごめん…」
咲「ううん…その気持ちが分かっただけで十分だよ…」
照「咲……」ギュッ
咲「決勝、仕切り直しだってね…」
照「ああ、二人で戦えないけど…淡は強いぞ」
咲「お姉ちゃんだって…次こそは本調子で戦ってね?」
照「ああ!」
咲「あ、お姉ちゃん!」
照「咲……」
咲「またまた決勝が仕切り直しだって!」
照「あ、ああ…もう5度目だが、お父さんは心配してないのか?」
咲「お姉ちゃんと居る時間が長くなるから、そっちを大事にしろってさ…」
照「そうか……」
咲「次の決勝も、私頑張るからね!」
照「ああ…」
咲「お姉ちゃーん♪」ダキッ
照「ひぃいっ…!」ビクッ
咲「もう18度目だけど、また全員同点だから仕切り直しだってさ!」スリスリ
照「そ、そうか…もうみんなして引き分けで良いんじゃないかな」
咲「そんなぁ…やっぱり順位ははっきりさせるべきだと思うんだけどな…」
照「皆も色々有るだろうし、もうじき決まって欲しいな…」
咲「うん…でも、お姉ちゃんと離れ離れになるの、やだな…」
照「」ゾクッ
>もう5度目
魔王からは逃げられないガクガクブルブル
やめてくれよ…(絶望)
咲「お姉ちゃん、隣に居るのは…淡ちゃんかぁ…」
照「」
淡「」
咲「もう82度目の仕切り直し…ずーっとお姉ちゃんと一緒に居られる…それにさ」
咲「和ちゃんも喜んでるんだよね、咲さんと一緒に居られる時間が増えてるって」
咲「京ちゃんもタコス研究に時間を費やせる、こっちには何の不利益も無い」
咲「勿論そっちにも損は無いよね?麻雀をずーーーーーーーっと楽しめるんだから」
照「あ…あああ…」
淡「あ…あああああ……」
咲「これからも、麻雀を楽しもうね!」スマイルッ
照淡「ウワアああああああああああああああああああああああああああ!」
今度こそカン
BAD END
乙
同点なら東一局の親の勝ちじゃないの?
>>108
運営まで支配下においたってことか・・・
82回って何日くらいかかるの?
追い付いたら終わってた
おつおつ
>>108
そんなん考慮しとらんよ…
>>108
まぁ西入り北入りは最低してるんだろうな
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