コナン「イジワルな光彦!」 (47)

※ovaのネタをパクったコ光ssです

~博士宅~

光彦(この新作バッグいいですね……)ペラッ

(あっ、こっちのも可愛いかも)ペラッ

光彦「ん?」

【今週の恋愛占いコーナー?】

光彦(あっきたきた! 今週の占い!)

(この占いけっこう当たるんですよね)

(えーと僕のは………あった!)

《気になるアイツにイジワルして気をひいちゃえっ!! グッと距離が縮まるかもっ? 》

光彦「……」

~翌日 朝登校~

光彦「……」テクテク

光彦「あっ」

蘭「あっ光彦くんだ! おはよう光彦くんっ!」

光彦「おはようございます」

コナン「よう光彦」

光彦「……」

コナン「ん、 どうした?」

光彦「何でもないです、おはようございます工藤くん」

コナン「おう」


コナン・蘭「え?」

>>1
立てたからには書け

弱虫ペダルスレかと

コナン(バッ バカッ! 光彦っ!)アセアセ

蘭「み、光彦くん……? 今……何て? 」

コナン「あーいや蘭姉ちゃんっ! 違うんだっ!!」アセアセ

コナン「コイツは今、“くどい” 君 って言ったんだよっ!」

コナン「じ、実はボク、最近光彦にずっと付きまとってたからさっ!」

コナン「とうとう “くどい” って言われちゃった、ははは……」チラッ

光彦「……ええ、コナンくんったら、最近ずっと僕にベッタリなんですもの」

蘭「そうなの!? ダメじゃないコナンくん!」

蘭「男の子にイジワルしちゃダメよっ!」

コナン「はは……ごめんなさい……」

コナン(……おい光彦)ジトッ

光彦(……)

~学校 図書室 ~

小林先生「みんなー、静かに読書しましょうねー」

>はーい

シーン

コナン「……」

光彦「……」

コナン「……」ペラッ

ツンツンっ

コナン「ん?」チラッ

光彦「……」

コナン(あれ?……今光彦が股間をツンツンしてきたような気が……)

光彦「……」ペラッ

コナン(……気のせいか)ペラッ

ツンツンっ

コナン(あれやっぱり!)チラッ

光彦「……」

コナン(………なんだぁ??)

コナン(……ったく)ペラッ

ツンツンっ

コナン(!!)

コナン「おい光彦! なんなんださっきか

歩美「コナンくんっ! シ~ッ! 」

灰原「ちょっと江戸川くん、何いきなり大声出して」

元太「マナー違反だぞっ!!」

コナン「いや、だって光彦が」チラッ

光彦「……」

灰原「最初から素直にそう言っておけばいいのよ」

歩美「ちゃんと静かに読書しなきゃだめだよ」

元太「そうだぞコナンっ!!」

コナン「へいへい……」チラッ

光彦「……」

コナン(ったく……何考えてんだコイツは)

光彦(……)

~給食の時間~

元太「おっ! 今日はレーズンパンかっ!」

コナン(げっ! オレの苦手なレーズンが!!)

(ちきしょー……何で余計なものをパンに……)ホジホジ

コナン「なあ光彦……このレーズンだけもらってくれねえか?」コソコソ

光彦「イヤです」プイッ

コナン(クッ! )

(……まあいい、どうせ元太なら)

光彦「……」

コナン「なあ元太、この

光彦「センセー! コナンくんがレーズン残そうとしてまーす」

コナン(なっ!?)

小林先生「コナンくん! 好き嫌いはダメですよ!」

コナン(み、光彦ー!!)

歩美「ダメだよコナンくん。 大きくなれないよ」

灰原「全く江戸川くんもまだまだ子どもね」

元太「食いもん残すのはダメッて母ちゃん言ってたぞ!」

コナン(みつひこぉ……)ギロッ

光彦「なんですかコナンくん? 僕に食べさせてもらいたいのですか?」

光彦「はい、あーん」スッ

小林先生「コナンくん! 食べなさい!」

コナン(チッ)

コナン「………あーん」パクッ

コナン(覚えとけよ光彦っ!!)モグモグ

光彦(……)

~放課後~

光彦「ねえ灰原さんっ! 今週の土曜日は博士がいないんですよね!?」

灰原「ええ、一日中家を空けると言っていたわ」

元太「おいどーすんだよ! 約束してた夜のゲーム大会!!」

元太「博士ん家で出来なくなっちまったじゃねえかよ!」

歩美「うーん……やっぱ大人の人がいないと、お母さん許してくれないし……」

灰原「そうね……あ、 でも円谷くんの家なら大丈夫なんじゃないかしら」

コナン「おっ! それなら光彦ん家にしようぜ!」

コナン(オレん家(探偵事務所)にならずに済んでよかったぜ)ホッ

(コイツらが押しかけてくると色々とメンドーだからな)

光彦「……」

光彦「多数決にしましょう!」

コナン「は?」

灰原「江戸川くんの家がいいか、円谷くんの家がいいか、小嶋くんの家がいいか」

コナン「いや灰原待て、いま光彦が

歩美「歩美コナンくん家がいいなっ!」

灰原「はい、吉田さんは江戸川くんの家に1票」

コナン「お、おい! だからさっき

元太「オレもコナンの家がいいな! おっちゃんとゲームで勝負してぇしよ!」

光彦「ではボクは自分の家に1票いれときましょう」

灰原「はい今、江戸川くんの家が2票、円谷くんの家が1票」

コナン「灰原! 人の話を

灰原「あなたは?」

コナン「え?」

コナン「は?」

光彦「コナンくんの家がいいか、僕の家がいいか、元太くんの家がいいか」

コナン「いや光彦待て、いま灰原が

歩美「歩美コナンくん家がいいなっ!」

光彦「はい、歩美ちゃんはコナンくんの家に1票ですね!」

コナン「お、おい! だからさっき

元太「オレもコナンの家がいいな! おっちゃんとゲームで勝負してぇしよ!」

灰原「私は円谷くんの家に1票いれとくわ」

光彦「はい今、コナンくんの家が2票、円僕の家が1票」

コナン「光彦! 人の話を

光彦「コナンくんは?」

コナン「え?」

灰原「あなたはどこに投票するの?」

コナン(くっ! このやろうっ!)

コナン「……オレは光彦ん家に1票だ」

歩美「哀ちゃんはっ!?」

灰原「私は……」

コナン(くそ、こうなったら灰原頼むっ!)

(どうか……光彦ん家に)

灰原「私も江戸川くんの家がいいわ」

コナン「」

コナン(こ、こいつー!!)ギロッ

灰原「あら江戸川くんなーにその目は?」クスッ

コナン(このやろうまたしても~!!)

光彦「コナンくんはどこに投票するんですか?」

コナン(くっ! このやろうっ!)

コナン「……オレは光彦ん家に1票だ」

歩美「光彦くんはっ!?」

光彦「僕は……」

コナン(くそ、こうなったら光彦頼むっ!)

(どうか……光彦ん家に)

光彦「僕もコナンくんの家がいいです!」

コナン「」

コナン(こ、こいつー!!)ギロッ

光彦「おやコナンくんなんですかその目は?」クスッ

コナン(このやろうまたしても~!!)

>>13
ほとんど灰原verとかわらんではないか

元太「じゃあコナンの家で決定な!」

歩美「楽しみだねっ!」

灰原「じゃあ江戸川くん、土曜日の夜、探偵事務所にお邪魔しに行くわね」

コナン「はぁ……分かったよ」

光彦「よろしくお願いしますコナンくん!」

コナン(うっせー!!)

(……何なんだ今日の光彦は?)

光彦(……)

元太「じゃあコナンの家で決定な!」

歩美「楽しみだねっ!」

光彦「ではコナンくん、土曜日の夜、探偵事務所にお邪魔しに行きますね」

コナン「はぁ……分かったよ」

灰原「よろしくね江戸川くん」

コナン(うっせー!!)

(……何なんだ今日の灰原は?)

灰原(……)

光彦「きええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!」

元太「こ、これは!」

コナン「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!」

歩美「まさか!」

ビュルルルルルッッッビュビュルルルルルルルルルルルルッッッッッッッ

灰原「アナルほじり虫」

~その日の殺人事件~

目暮「毛利くん! 分かったのかね犯人がっ!?」

コナン(小五郎)『ええ、分かりましたよ目暮警部……』

灰原「……」テクテク

コナン(小五郎)『犯人は……

ピタッ

コナン(ん?)

(灰原どうした? わざわざオレの前まで来ていったい)

灰原(変顔)

コナン(!!)

コナン「イジワルな灰原!」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/24(火) 11:52:04.74 ID:/gomJbMZ0
※ovaのネタをパクったコ哀ssです

~博士宅~

灰原(この新作バッグいいわね……)ペラッ

(あっ、こっちのも可愛いかも)ペラッ

灰原「ん?」

【今週の恋愛占いコーナー♡】

灰原(あっきたきた! 今週の占い!)

(この占いけっこう当たるのよね)

(えーと私のは………あった!)

《気になるアイツにイジワルして気をひいちゃえっ!! グッと距離が縮まるかもっ♡ 》

灰原「……」

>>19
諦めんなよ

~翌日 朝登校~

灰原「……」テクテク

灰原「あっ」

蘭「あっ哀ちゃんだ! おはよう哀ちゃんっ!」

灰原「おはようございます」

コナン「よう灰原」

灰原「……」

コナン「ん、 どうした?」

灰原「何でもないわ、おはよう工藤くん」

コナン「おう」


コナン・蘭「え?」

コナン(バッ バカッ! 灰原っ!)アセアセ

蘭「あ、哀ちゃん……? 今……何て? 」

コナン「あーいや蘭姉ちゃんっ! 違うんだっ!!」アセアセ

コナン「コイツは今、“くどい” 君 って言ったんだよっ!」

コナン「じ、実はボク、最近灰原にずっと付きまとってたからさっ!」

コナン「とうとう “くどい” って言われちゃった、ははは……」チラッ

灰原「……ええ、江戸川くんったら、最近ずっと私にベッタリなんだもの」

蘭「そうなの!? ダメじゃないコナンくん!」

蘭「女の子にイジワルしちゃダメよっ!」

コナン「はは……ごめんなさい……」

コナン(……おい灰原)ジトッ

灰原(……)

~学校 図書室 ~

小林先生「みんなー、静かに読書しましょうねー」

>はーい

シーン

コナン「……」

灰原「……」

コナン「……」ペラッ

ツンツンっ

コナン「ん?」チラッ

灰原「……」

コナン(あれ?……今灰原がツンツンしてきたような気が……)

灰原「……」ペラッ

コナン(……気のせいか)ペラッ

ツンツンっ

コナン(あれやっぱり!)チラッ

灰原「……」

コナン(………なんだぁ??)

コナン(……ったく)ペラッ

ツンツンっ

コナン(!!)

コナン「おい灰原! なんなんださっきか

歩美「コナンくんっ! シ~ッ! 」

光彦「ちょっとコナンくん、何なんですかいきなり大声出して」

元太「マナー違反だぞっ!!」

コナン「いや、だって灰原が」チラッ

灰原「……」

光彦「あっ! 今灰原さんのせいにしましたね!」

歩美「コナンくんひどいっ」

元太「オメー最低だぞっ!!」

コナン「だって灰原が……オレに何度もツンツンしてきて

光彦「灰原さんがそんなことするわけないでしょう!」

光彦「見てくださいよ!」

灰原「……」ペラッ

光彦「ああやって静かに本を読んでいるじゃないですか」

コナン「でもさっき

歩美「哀ちゃんのせいにするなんてひどいよ……」ウルウル

元太「オメー最低だぞっ!!」

コナン「……わ、分かったよ。 オレが悪かったよオレが」

光彦「最初から素直にそう言っておけばいいんですよ」

歩美「ちゃんと静かに読書しなきゃだめだよ」

元太「そうだぞコナンっ!!」

コナン「へいへい……」チラッ

灰原「……」

コナン(ったく……何考えてんだコイツは)

灰原(……)

~給食の時間~

元太「おっ! 今日はレーズンパンかっ!」

コナン(げっ! オレの苦手なレーズンが!!)

(ちきしょー……何で余計なものをパンに……)ホジホジ

コナン「なあ灰原……このレーズンだけもらってくれねえか?」コソコソ

灰原「イヤ」プイッ

コナン(クッ! )

(……まあいい、どうせ元太なら)

灰原「……」

コナン「なあ元太、この

灰原「センセー! 江戸川くんがレーズン残そうとしてまーす」

コナン(なっ!?)

小林先生「コナンくん! 好き嫌いはダメですよ!」

コナン(は、灰原ー!!)

歩美「ダメだよコナンくん。 大きくなれないよ」

光彦「全くキミもまだまだ子どもですねー」

元太「食いもん残すのはダメッて母ちゃん言ってたぞ!」

コナン(はいばらぁ……)ギロッ

灰原「なあに江戸川くん? 私に食べさせてもらいたいの?」

灰原「はい、あーん」スッ

小林先生「コナンくん! 食べなさい!」

コナン(チッ)

コナン「………あーん」パクッ

コナン(覚えとけよ灰原っ!!)モグモグ

灰原(……)

放課後~

光彦「ねえ灰原さんっ! 今週の土曜日は博士がいないんですよね!?」

灰原「ええ、一日中家を空けると言っていたわ」

元太「おいどーすんだよ! 約束してた夜のゲーム大会!!」

元太「博士ん家で出来なくなっちまったじゃねえかよ!」

歩美「うーん……やっぱ大人の人がいないと、お母さん許してくれないし……」

光彦「そうですねぇ……あっ! でもボクの家なら大丈夫ですよ!」

コナン「おっ! それなら光彦ん家にしようぜ!」

コナン(オレん家(探偵事務所)にならずに済んでよかったぜ)ホッ

(コイツらが押しかけてくると色々とメンドーだからな)

灰原「……」

灰原「多数決にしましょ!」

コナン「は?」

灰原「江戸川くんの家がいいか、円谷くんの家がいいか、小嶋くんの家がいいか」

コナン「いや灰原待て、いま光彦が

歩美「歩美コナンくん家がいいなっ!」

灰原「はい、吉田さんは江戸川くんの家に1票」

コナン「お、おい! だからさっき

元太「オレもコナンの家がいいな! おっちゃんとゲームで勝負してぇしよ!」

光彦「ではボクは自分の家に1票いれときましょう」

灰原「はい今、江戸川くんの家が2票、円谷くんの家が1票」

コナン「灰原! 人の話を

灰原「あなたは?」

コナン「え?」

灰原「あなたはどこに投票するの?」

コナン(くっ! このやろうっ!)

コナン「……オレは光彦ん家に1票だ」

歩美「哀ちゃんはっ!?」

灰原「私は……」

コナン(くそ、こうなったら灰原頼むっ!)

(どうか……光彦ん家に)

灰原「私も江戸川くんの家がいいわ」

コナン「」

コナン(こ、こいつー!!)ギロッ

灰原「あら江戸川くんなーにその目は?」クスッ

コナン(このやろうまたしても~!!)

元太「じゃあコナンの家で決定な!」

歩美「楽しみだねっ!」

光彦「ではコナンくん、土曜日の夜、探偵事務所にお邪魔しに行きますね」

コナン「はぁ……分かったよ」

灰原「よろしくね江戸川くん」

コナン(うっせー!!)

(……何なんだ今日の灰原は?)

灰原(……)

~その日の殺人事件~

目暮「毛利くん! 分かったのかね犯人がっ!?」

コナン(小五郎)『ええ、分かりましたよ目暮警部……』

灰原「……」テクテク

コナン(小五郎)『犯人は……

ピタッ

コナン(ん?)

(灰原どうした? わざわざオレの前まで来ていったい)

灰原(変顔)

コナン(!!)

~土曜日 博士宅~

阿笠「では哀くん、帰りは夜遅くになると思うでの」

灰原「え、ええ」ケホッケホッ

阿笠「ん? 哀くん、具合が悪いのかね?」

灰原「大丈夫よ、軽い風邪みたい」

阿笠「まあムリはせんようにな」

灰原「ええ、いってらっしゃい博士」

バタンッ


灰原(……ひどい熱だわ)グッタリ

(工藤くんにイジワルばかりしてたバチがあたったのかしら)

(……)

(結局占いは外れちゃったか……)

(次から別の雑誌を買おうかな……)

~夕方 毛利探偵事務所 ~

歩美「私カービィにするっ!」

元太「オレはドンキーコングだぜっ!」

光彦「ではボクはピーチ姫でいきましょう!」

ワイワイガヤガヤ


コナン「……って」

コナン「どうしてお前らもうゲームしに遊びにきてんだよっ!」

コナン「夜からのはずだろ!?」

光彦「別にいいじゃないですかー」

元太「もう我慢できなかったんだからよ!」

コナン「ったく……」

蘭「いいじゃないコナンくん、賑やかな方が楽しくて!」

蘭「みんな! 夜は蘭お姉さんが、腕をふるってゴハンを作ってあげるからね!」

元太・光彦・歩美「わーい!!」

元太「なあおっちゃん! おっちゃんも一緒にゲームしようぜ!」

小五郎「うるせえぃ! んなガキの遊びなんかやるかぁ!」

小五郎「こちとら仕事で忙しいんだ! やるなら静かにやってくれぃ!」イライラ

蘭「何よお父さんったら……」

コナン(ハハ……今回ばかりは、オレもおっちゃんに同感だぜ)

prrrr prrrr

コナン「ん、電話だ」

ガチャ

コナン『はいもしもし、こちら毛利探偵事務所です』

灰原『あ、工藤くん?』

コナン『……おう灰原か、どうした?』


ワイワイガヤガヤ


灰原『……もしかして、もうあの子達いるの?』

コナン『ああ、なぜか早くも盛り上がってるぜ……ハハ』

コナン『それで……用はなんだ?』

灰原『……悪いけど、私今日はパスさせてもらうわ』

灰原『博士から、車がエンストしたって電話がかかってきたの。挙句サイフも無くしたって』

灰原「だから今からタクシーで迎えに行かないといけないのよ」

コナン『……そうか、分かった』

コナン『あいつらには上手く伝えとくよ』

灰原『悪いわね』

ガチャ

蘭「電話、何だって?」

コナン「あ、別に何でも……あのさ蘭姉ちゃん」

蘭「なあに?」

コナン「ボク今日晩ご飯はいらないや。 なんかお腹の調子が悪くって」

蘭「えっ そうなの!? 大丈夫?」

コナン「うん全然大丈夫っ!」

コナン「あともしかしたら、後でここにはいない時もあるかもしれないけど」

コナン「別に心配しないでね。 寝る前には帰ってくるから」

蘭「もう……いつものことだけど、あまり遠くには行っちゃダメよ」

コナン「はーい!」

コナン(さてと後は……)

コナン「ねえねえおじさん」

小五郎「んあ?」

コナン「お願いがあるんだけど」

小五郎「はいムリムリ、あっちいってろ」シッシッ

コナン「きいてくれたら、コレあげるんだけどなぁ」ピラッ

小五郎「!!」

小五郎「そ、それは……ヨーコちゃんの超レアな……」ガタガタ

小五郎「コナン!! それをどこで!?」

コナン「この前テレビ局の見学に行って、直接会った時もらったんだぁ」

コナン「どう、頼みをきいてくれるおじさん?」ニヤッ

小五郎「……」ゴクリ

小五郎「……よし……言ってみろ」

コナン「ボクは今からちょっと出かけてくるから」

コナン「その間、元太達のゲームの相手をしててほしいんだ」

コナン「なるべくボクがいなくなったことが気づかれないように、盛り上がってね」

コナン「どう?」ピラッ

小五郎「うっ!」

小五郎「……コナン」

小五郎「任せろっ!!」スッ

コナン(さすがおっちゃん!)スッ

ガシッ

歩美「歩美もう一回カービィにするっ!」

元太「オレは今度はクッパだぜっ!」

光彦「ではボクは、ネスでいきましょう!」

ワイワイガヤガヤ


コナン「おーいオメーら、ちょっと」

光彦「はい?」

コナン「灰原は急な用事で来れなくなったってさ」

歩美「え~」

コナン「まあまあ、どうせアイツはゲームなんかする気なかっただろうし」

コナン「そのかわり、おっちゃんがオメーらの相手をしてくれるってよ」

元太「おっちゃんゲームすんのかっ!?」

小五郎「フッフッフ……いいかボウズども」

小五郎「名探偵っていうのはなぁ……どんなことでも完璧にこなすもんだ」

小五郎「たとえそれがゲームであろうともな」キリッ

歩美「おじさんかっこいーー!」

光彦「名探偵vs少年探偵団! 世紀の対決ですね!」

元太「よっしゃぁ! 早速やろうぜっ!」

小五郎「フッフッフ……」

ワイワイガヤガヤ


コナン(おっちゃん、後は頼んだぜ)

タッタッタッ

誰か見てる?

~博士宅 夜~


灰原(ハァハァ……だいぶしんどいわね)ゲホッゲホッ

(でもこうして残りずっと寝てれば、明日にはきっと)


ピンポーン


灰原(!)

(全く……誰よこんな時に……)

(玄関まで歩いていくだけでもしんどいっていうのに……)ヨタヨタ

ガチャ

灰原(えっ)

灰原「く、工藤くん!?」

コナン「悪いな、寝てるとこをむりやり押しかけちまって」

コナン「ほら、ベッドまでおんぶしてやるから」ヒョイ

灰原「えっ あ、ちょ、ちょっと//」

コナン「どうせ歩くだけでも辛いんだろ、よっと」ズシッ

灰原(……)

コナン「よいしょっと」テクテク

コナン「……オメー、意外と重

ポカッ!


コナン「……げ、元気はあるみたいで良かったよ……ハハ」

灰原(バカッ//)

(……でもどうして)

コナン「……声だよ」

灰原「え?」

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