春香「プロデューサーさん!夏休みですよ、夏休み!」(227)

愛「アイドルッ!なりきりっ!サバイバルッ!!イン、765プローっ!!」

愛「はい!という訳で、こんにちはー!」

愛「876プロから、バイトで実況役をやる事になりました!日高愛ですっ!」

愛「今、あたしは機材設置担当の絵理さんと一緒に、ここ、765プロの会議室にいますっ!!」

愛「続々と事務所に集結しつつある、765プロのアイドルさん達!勝者は一体、誰の手にっ!?」



絵理「……あの、愛ちゃん」

愛「何ですか、絵理さん!?」

絵理「どうして、サバイバルをやる事になったのか……まだ、話してない?」

期待

うん

アイドル達『夏休みをよこせー!』

小鳥『よこせぇーっ!』

高木『どれ位欲しいのかね?』

アイドル達『二週間以上』

小鳥『有給休暇で!』

律子『甘えんなぁっ!』バンッ

P『お前達はアイドルを!芸能界を!社会人を舐め過ぎだっ!!』バンッ

高木『……よろしい!』バンッ

P・律子『『えっ』』



高木『ならば、戦争だ』

期待

愛「ザッとこんな感じです!」

絵理「………」

愛「それでは早速、ルール説明を行います!」

愛「これから765プロの事務所に来る人達は、同じ事務所の誰かになりきっています!」

愛「その方達は今日一日、事務所内でボロを出してはいけません!」

愛「また、別人になりきっている人に対して、その人の本名も言ってはいけません!」

愛「もし、なりきっている人物ではないと分かるような行動をとると……」

愛「ジャッジの判定により、即失格となる場合があります!気を付けてくださいねっ!」


とりあえずはよ

絵理「……それだけ?」

愛「はい!このルールを守り、最後まで残った一人だけが、夏休みをゲットできます!」

愛「アイドルと言えば歌もそうですが、やっぱり演技力も大事ですよね!」

愛「という事で、皆さんのお手並み、拝見させていただきます!絵理さん、カメラの調子はどうですか!?」

絵理「1カメ、2カメ、3カメ……各映像、チェック完了」カチャカチャ

絵理「音声も拾えるようにしておいたから……何も、問題無し?」

愛「ありがとうございます、絵理さん!では、皆さんが来るのを待ち――」


ガチャッ


愛「あっ!早速誰か来たみたいです!」

響「………」キョロキョロ

響「今日はじぶ……お、俺がー、一番乗りかー」

響「いやー、流石にスーツだと外は暑いなー」パタパタ





愛「ネクタイをほどき、白いワイシャツから胸元チラリ!」

愛「まずは我那覇響さんの登場だぁー!!」

絵理「……なんで男装?」

愛「響さんは765プロのプロデューサーさんの役だそうです!」

どういうこっちゃ…?

響「(男言葉にはちょっと抵抗あるけど、仕方ないさー)」

響「(……これもいぬ美達と過ごす、夏休みの為……)」

響「(自分、頑張るからな!)」グッ


ガチャッ


春香「あっ、プロデューサーさん!おはようございます!」

響「……!」

春香「朝から暑いですよね~、プロデューサーさん」

響「(普段と変わらない口調、だけど……今の春香は……!)」



響「あはは……そ、そうですねー、小鳥さん」

春香「……はい!今日も一日、頑張りましょうね!」



愛「どこからどう見てもリボン付き事務員!しかして、その正体は!」

愛「あたしの尊敬する先輩アイドル!天海春香さんだぁー!!」

絵理「……ザ・自然体?」

こんなことする暇があるならこの日皆で夏休みにすればいいのに

響「小鳥さん、そのリボン……」

春香「あっ、分かります?カワイイと思って、付けてみたんですよ~」フリフリ



響「(……ジャッジからのお咎めは……無し、か)」

響「(春香だけ、アドバンテージ高過ぎじゃないかー?)」

響「(……でも、役はくじ引きで公平に決めた事だしなー……)」

春香「(フフフ……今回は、私の勝利だよ!響ちゃん)」グッ


ガチャッ


やよい「はいさーい!プロデューサー!」

理解した

>>6
>愛「もし、なりきっている人物ではないと分かるような行動をとると……」


これのせいで
誰が誰に変装してるのかバレてない・バレてはいけない状況でやるのかと思ってたわ
しかもいきなり響→Pでバレないのは無理あるだろって思った

響「よ、よう!今日は早かったな」

やよい「当たり前さー。自分、完璧だからなー!」

響「……ポニーテール、よく似合うなー響は」ワシャワシャ

やよい「あうぅ……ちょ、ちょっとプロデューサー、そういうのはー……!」

春香「………」





愛「ツインテールも良い。しかしウェーブなポニーテールも、また素晴らしい!」

愛「って、ママも言ってました!高槻やよいさんだぁー!!」

絵理「愛ちゃんの、お母さんが……?」

春香「……ねぇ、響ちゃん?」

やよい「!……な、何だー、ぴよ子ー?」

春香「沖縄の方言なら何でも知ってるわよね?響ちゃんなら」

春香「ちょっと『ちゅらかーぎー』の意味を教えてほしいんだけど……」

やよい「えっ」

響「(えっ)」



愛「おおっとー!?」

絵理「前哨戦……これは春香さんの、先制攻撃」

やよい「え、えーっと、それはだなー……」

やよい「………」

やよい「(ちゅ、ちゅらかーぎーって、何なんでしょう……?)」

春香「響ちゃん?どうしたの?」ニコニコ

やよい「……う、うぅ……」チラッ

響「(うっ……やよいが、こっちを見てる)」

響「(で、でも……)」

やよい「……ぷ、プロデューサー……」ウルウル



響「……お、俺もな?丁度知りたかったところなんだー」

やよい「」

響「(わ、わっさいびーん……!)」

やよい「あ、あうぅー……」

やよい「………」





やよい「……わ、分かりませんー……」



デデーン

『高槻やよいさん、アウトー』

響も知らないんじゃね

愛「な、何ということでしょうっ!」バンッ

愛「まだ三人しか揃っていない事務所で、まさかのやよいさんが脱落っ!!」

愛「サバイバル、最初の脱落者となってしまいましたぁーっ!!!」

絵理「ちゅらかーぎー……意味は美人、かわいい」

絵理「……ちなみに、やなかーぎーはブスって意味?」

愛「為にならないウンチクをありがとうございました、絵理さん!」



やよい「終わっちゃったんですね……私の、夏休み」

やよい「……ごめんね、みんな。お姉ちゃん、生き残れなかった……」

支援は紳士のつとめ

この沖縄とりぼんは稀に見るクズだな死ね

響は「俺は○○って聞いたけどどうなんだ?響!」って助け舟出すと思ってた

春香「(甘い……甘いわ、甘過ぎる)」

春香「(私の作ったヌガーより甘ったるいわ、やよい!)」

春香「(事務所に足を踏み入れたその時から、もう戦いは始まってるんだから!)」

響「(くっ……は、春香の奴……!)」ギリッ


ガチャッ


あずさ「お、おはようございますぅ~」ガシャン ドサッ

伊織「……う、うっうー!おはようございまーす!」

響「」

春香「」

>>22
かなしむやよいもかわいい!

響「い、いお……っ!」

伊織「……チッ」

響「(あ、危なっ!……本名で呼んでしまうところだったぞ……!)」

春香「(インパクトの強さで勝負しに来たわね、二人とも……!)」





愛「シャベルと土嚢を引っ下げ、笑顔の登場!三浦あずささんだぁー!!」

愛「今だけはツインテールの元気爆発少女!水瀬伊織さんも同時到着ぅー!!」

絵理「ふ、ふふ……うっうーて!……うっうーって……!」プルプル

ポニテやよい、ツインテいおりん
たまらん

エリー歓喜

萩原さんは土嚢まで持ってくるんですか?

伊織「……あれ?」

響「どうした?」

伊織「プロデューサー、響さん知りませんかー?」

春香「響ちゃんなら別室に行ったわよ~、やよいちゃん」

あずさ「!」

伊織「……そ、そうなんですかー」ギロッ

響「お、俺のせいじゃないからな!大体、小鳥さんが……!」



ガチャッ ゾロゾロ……

これPや律子も参戦してるの?

>>33
P参戦してないと2人になっちゃうぞ…

真美「朝から君達はまた随分と騒がしいのだねぇ」フフン



愛「子ども店長?いいえ、子ども社長です!双海真美さんだぁー!!」

絵理「……付け髭が、かわいい」



真「……まぁ、いつものことですから。私は気にしてませんけど」ファサ



愛「ロングヘアーも意外と合う!?菊地真さんの登場だぁー!!」

絵理「……クールビューティー?」

雪歩「あふぅ……み、みんな、おはよう、なのー」



愛「眠たげな台詞と裏腹に、顔は真っ赤な恥ずかしがり屋さん!萩原雪歩さんも到着ゥー!!」

絵理「大胆衣装で男のハート、ゲットだぜ」



貴音「今日もあっついわねー、ったく……」パタパタ



愛「前髪チョロッと上げただけ!こいつは完全になりきりを舐めている!四条貴音さんが今、推参っ!!」

絵理「……演技力の、見せどころ?」

美希「ふあぁ……みんな、ちゃんといるー?今日、誰か来てない人は?」



愛「ブロンドの美人秘書!?伊達眼鏡の似合う女、星井美希さんは寝ぼけまなこだぁー!!」

絵理「スーツもヨレヨレ……胸元、はだけてる?」



千早「おはようございます、あなた様」ボイン



愛「……デカァァァァァいッ!説明不要!!如月千早さん、参ッ戦ッッ!!」

絵理「ロスじゃ日常茶飯事だぜ……」

>>37
>愛「……デカァァァァァいッ!説明不要!!如月千早さん、参ッ戦ッッ!!」

そろそろ音波で765プロが崩落する頃

春香「っ……!」プルプル

千早「……おはようございます、あなた様」ボヨン

響「あ、あぁ……おはよう、貴音……!」

真「あぁ羨ましいわー、四条さんの胸が羨ましいわー」

春香「……ち、千早ちゃん?自虐ネタはやめましょう?」



千早「(……胸ネタを出せば取り乱す、とでも思った?残念だったわね)」バルン

真「(やるな……散々いじられたせいで耐性がついたのか)」

美希「(は、春香……それ、どっちに言ってるのか分からないの……!)」プルプル

千早……無理するな!もうやめるんだ!

貴音「はぁ……とりあえず、喉が渇いたわ。雪歩、お茶ちょうだい」

雪歩「み、ミキもお茶ー!」

あずさ「は、はいぃ……分かりましたぁ~」

伊織「……私も、手伝いますー!」

あずさ「あ、ありがとう、やよいちゃん……それじゃ、給湯室に行きましょう」



響「(貴音……ふざけてると思いきや、ガチで役に入ってるぞ……)」

貴音「(此度の戦い……わたくしも、本気で参らねばなりませんので)」

春香「………」

伊織「(私があんな態度で雪歩にお茶を頼む訳ないじゃない、失礼しちゃうわね……!)」

あずさ「えっと……お茶の分量は、この位で」

伊織「砂糖も入れた方が良いと思いますー」ドバッ

あずさ「えっ?」

伊織「あ、入れすぎちゃいましたー!塩で相殺しますね」ドボボボ

あずさ「……こ、これでいいの?」

伊織「私が持っていきますねー」カチャカチャ



伊織「(にひひっ……こんなの飲めば、あいつら絶対に吹き出すわ)」

伊織「(そして本性をさらけ出した時、あんた達の夏休みはそこで終わるのよ!)」

はるかっすは相変わらずカスだな
春香から良心をとったらただの可愛い程度のクラスメートだよッ!

支援は紳士のつとめ

春香「……ああっと」スッ

ガッ

伊織「っ!?」


ガチャーン


春香「ご、ごめんなさいやよいちゃん!ケガは無い!?」

美希「ちょっと小鳥さん、気を付けてくださいよー」

真「なんてこと……高槻さんのお茶が、床にぶちまけられてしまったわ」

春香「……本当に、ごめんなさいねぇ」ニヤニヤ

伊織「……!」ギリッ

はるかっす…

ガチャッ

P「………」



響「(!?……あ、あれは……)」

春香「(いつもスーツ姿のプロデューサーさんが……)」

美希「(た、タンクトップに、ジャージ……!?)」





P「やぁ、雪歩、美希。今日も一段と可愛いね」キリッ

しえ

愛「うちのアイドルは知り尽くしている!765プロ第一の刺客にして、最大の敵!?」

愛「765プロの、プロデューサーさんだぁー!!!」

絵理「……この人も、夏休み欲しかったの?」

愛「えっと、この人はですね、もし夏休みを取れたら……」

愛「一日中家に閉じこもって漫画読んだり、ゲームをして遊んだりしたいそうです!」

愛「独身男性ならではの休日ですね!」

絵理「というか、完全にニート……」

どうでもいいけど、こいつらってなんだかんだオフが揃うよね

雪歩「えっ?……ま、真、君……?」

P「また伊織は雪歩にお茶を頼んでたのか……自分で汲めよ、そんなの」

貴音「……ふ、ふん。いいじゃない、別に」プイッ

P「雪歩もさ、あんまり安請け合いしちゃダメだよ?」ギュッ

あずさ「あっ……そ、そうだね、真ちゃん」

真「………」





愛「ギュッとしたぁ!この男、大胆にもあずささんに急接近だぁー!!」

絵理「……真さんの表情、曇っていく……?」

支援

愛ちゃんはかわいいなぁ

これは支援

雪歩「ず、ずるいのー!」ガタッ

真「み、美希……!?」

雪歩「み、ミキも!……ぎ、ギュッて……」

P「……いいよ。さ、美希もこっちに来なよ」

真「っ……!」

美希「………」イライラ





愛「事務所内では、いつもこんな光景が繰り広げられているというのでしょーか!?」

愛「誰も文句を言わない辺り、普段の真さんは予想以上の女たらしだったようです!!」

絵理「美希さん……若干、不機嫌?」

P「なぁ、雪歩」

あずさ「は、はい……」

P「今度さ、いつ泊まりに来てくれる?」

あずさ「えっ……ぷ、真ちゃんの、家に?」

P「美希もさ、一緒にボクの家に一度、来てみないかい?」

雪歩「み、ミキも……?」

P「あぁ、そうさ。君とボクと、雪歩の三人で……」

雪歩「え、えっ?……そ、そそそそれって……」ボッ



真「そんな事!!ボクは絶対にしませんっ!!!」バンッ

やりおる

寝ようと思ってたのに・・・

支援

デデーン

『菊地真さん、アウトー』



P「って言うのは冗談だよ、アハハ」ニコォ

真「くっ……くそぉぉぉっ!!」ガクッ



愛「な、何と言うことでしょう!真さん、ここで脱落っ!!」

愛「ついに耐え切れず、自分からボロを出してしまいましたぁー!!」

絵理「……笑顔がゲスい?」

支援は紳士のつとめ

ゴスッ

P「痛っ!?」

美希「そうやって事務所でいちゃ付くのはやめなさいっての」ガスガス

P「な、なんだよ律子ー、冗談だって、冗談……痛ててっ!」



雪歩「あ、あはは……ま、真ちゃんが、プロデューサーで……」

雪歩「ううん、プロデューサーが、真ちゃんで……い、一緒に……」

雪歩「………」ボンッ


パタリ


響「あ、ゆ……美希が倒れた」

真美「み、美希君!?」

春香「みだらな事考え過ぎてオーバーヒート起こしちゃってますね、これは」

あずさ「大丈夫です、雪歩ちゃんのことは私に任せ……あっ」


デデーン

『萩原雪歩さん、三浦あずささん、アウトー』



千早「(遅れてジャッジ判定……!)」ボヨヨン

伊織「(これは単なる偶然?……怪しいものね)」

混乱してきた・・・

春香「(やりますね、プロデューサーさん……一度に三人も蹴落とすなんて)」

美希「(やっぱりハニーは油断ならないの……!)」

P「(今、この中で一番注意すべきなのは、真美……いや、春香だな)」

真美「(んっふっふ~、真美は社長だし~?良い感じに空気だね!)」

響「(こんな空気じゃ、迂闊に何も喋れないぞ……)」

貴音「(……お腹が空きました)」グゥ


ガチャッ


「「おっはよー!」」

律子「亜美です!」

小鳥「真美です!」

「「亜美真美でーす!」」



シーン



愛「ここにきて均衡を破るかのように登場した、悪魔の双子っ!!」

愛「秋月律子さんと!事務員の音無小鳥さんだぁー!!」

絵理「……うわぁ」

うわあ…

あれ、もしかしてこれ社長も誰かの真似してるのか?

うわぁ…

うわぁ…

うわぁ…

P「(来たか……!)」

真美「(服装にまで気合入ってるけど……これはないわぁー)」

律子「ねぇねぇ真美ー、早速だけどお腹空いてない?」

小鳥「お昼も近いしねー……カップラーメンでも食べよっか!」

律子「ピヨちゃーん、あそこにあるレンジ、使ってもいいー?」

春香「えっ?……え、えぇ、いいわよ」

貴音「………」ゴクリ



小鳥「お湯を入れて丁度三分経ったよー、亜美」

律子「付属のラー油、どうするー?おいしくなるんだって」

小鳥「……いらなーい」ポイッ

貴音「!」

(アカン)

お姫ちん・・・

小鳥「あー、おいちぃー!やっぱりお昼はカップラーメンだねー」クチャクチャ

律子「もー、こないだもお姫ちんに怒られたばっかじゃん、真美ー」

小鳥「えっ?」クチャクチャ

律子「口の中クチャクチャしながら喋ったらダメだって」

小鳥「あ、そうだったー!えへっ」クチャクチャ





貴音「(た、耐えるのです……ここは、耐えねばなりません……!)」プルプル

真美「(……お、大人って汚いなー)」

クチャラーは当人じゃなくても切れて素が出るレベルw

そういえば春香役ってまだ…

小鳥「麺、食べ終わったよー亜美」

律子「んっふっふー……それじゃあお待ちかね!」ドン

小鳥「キター!」

律子「じゃーん!レンジでチンした、ごはんパックだよー!」

貴音「!!!」

小鳥「ホッカホカだねー、亜美」

律子「アッツアツだよー、真美」ニヤッ

小鳥「……〆はやっぱり、コレだよねー」ニヤッ

貴音「ま、まさかっ……!」

律子「そぉー……れっ」パカッ


ボチャッ ボチャン


貴音「」

まったくもってどうしようもないBBAとエビフライだ
両方俺が預かろう

チキンラーメンどんぶりではライス入れるわ

小鳥「ンンーッ!……いいねいいねェ、最ッ高だねェーッ!!」モグモグ

律子「今度は本場のラーメンでやってみたいよねー、二十郎とかでさ!」

貴音「あ、あなた達は……あなた達と、いう人はっ……!!」ガタッ

小鳥「……何ー?」ニヤニヤ

貴音「今すぐ、そのらぁめんに……らぁめんに、謝りなさいっ!!」バンッ

貴音「わたくしの前で、このような辱めをらぁめんに強いるとは……何たる侮辱っ!!」

貴音「一体どういうつもりなのですか!麺だけを食し、具と汁を残す暴挙を働くなどとっ!!大体」


デデーン

『四条貴音さん、アウトー』

アイドルもPも事務員も揃ってるのに未だに春香役がいないのはまさか…

貴音・・・・よく耐えた

社長・・・

でもこれ千早もアウトじゃ

愛「あ……悪魔です!下卑た笑みを浮かべた悪魔の双子が、そこにいますっ!!」

愛「ラーメンの残り汁にご飯をぶっかけるという禁じ手で、見事勝利を掴み取りましたぁー!!!」

絵理「……今度やってみよう」





律子「……あっれー?」

小鳥「どしたのー、亜美?」

律子「お姫ちん、さっきから何で黙って突っ立ってんの?」

千早「!」バイーン

こいつら・・・

二人を同時に蹴落としにかかるとはな
流石765プロきっての頭脳派だ

これが人間のする事かよ

アイドルより事務の人間の方が必死だwww


気持ちはわかるが…

律子「いつものお姫ちんならさ、さっきのいおりんみたいに怒るよね?」

千早「そ、それは……」プヨン

千早「(くっ……!あっけにとられて、リアクションできなかったなんて……!)」ポイン

小鳥「ねぇねぇ、どうして?」ニヤニヤ



千早「わ、わたくしはっ!下賤なカップラーメンなどに、興味はありません!」ブヨヨン

千早「そ、それに!あなた達が何を食そうと、わたくしには関係のないこと……そうでしょう?」ドタプーン

律子「ふーん……」ブー ブー

律子「あ、メールだ!」ピッピッ

名前は演じてるキャラ名で読んでる側が違和感感じて役者当てたらアウトとか面白そうだな

混乱してきた
まだ出てないのは亜美と社長でいいんだよな?

千早「(追求を、やめた?……よく分からないけれど、助かった……)」ボヨンボヨン

P「(ん?……このジャッジ……)」

千早「……そ、それではわたくし、用を足しに参ります」バヨエーン

響「お、おう、そうか」

美希「あ、私もトイレに……」





愛「どうやら千早さんと美希さんが、トイレに向かうようです!」

絵理「……流石にトイレにまで、カメラは設置してない?」

~女子トイレ・個室~

千早「……ふぅ」

千早「ったく、こんなの一日付けてたら、汗疹が出来ちゃう……」ポロン

美希「千早さん、聞こえる?」

千早「!」

美希「さっき確認したの。女子トイレには、何処にもカメラやマイクはないから」

千早「……何かしら、美希」

美希「……ミキとさ、組んでみない?」

ここまで違和感なく作れるって凄いな、支援

千早「私が、あなたと?」

美希「そう。律子と小鳥が組んでるのは明らかなの。だったら、こっちも対抗して……」

千早「でも、この戦いは一人しか生き残れないのよ?」

美希「一時的でいいの。響だとすぐボロ出しそうだし……」

美希「春香やデコちゃん、ハニーはしたたか過ぎて信用できないから」

千早「そ、それは、そうだけど……」

美希「だからお願い!千早さん!!」

千早「……確かに、あなたと組んだ方がリスクは低くなりそう」

美希「!……あ、ありがとうなの!それじゃ早速、春香辺りを……」

千早「分かったわ……そうね、まず美希が……」


カチッ

千早「ただ今戻りました」ポヨンポヨン

真美「……随分と、長いトイレだったねぇ」

美希「女の子に向かってそんな事言うのは失礼ですよ、社長」

真美「フフフ……そうかね?」カチッ

『千早さん、聞こえる?』

美希「!!」

『さっき確認したの。このトイレには、何処にもカメラやマイクはないから』

『……何かしら、美希』

千早「そ、それは……!」バインバイン

真美「ボイスレコーダーだよ。あぁ、全て録音させてもらった」ニヤニヤ

社長…女子トイレっすよ…

>>98
それ言っちゃダメじゃね…?

社長ォ…

何か思い出すと思ったらあれだ。
パラノイアだわ。

閣下→ピヨ
ピヨ→亜美
亜美→?
社長→?
真美→社長
メガネ→真美
響鬼→P
P→真

アカン、もう眠い
誰かまとめろください

絵理「……これもアリなの?」

愛「小道具の持ち込みは、特に制限してませんからね!」

愛「今日の発言だけですが、この事務所内で音声が確認されれば、ルールは適用されます!」





美希「し、しまった……!」

千早「……くっ!」プヨヨン

真美「ハッハッハ!君達が互いに本名を言い合っていたのは、これで明白だな!!」

社長が女子トイレにボイレコを持っていくのはセーフなのか

まぁ社長ですしおすし

伊織「……あの、社長ー」

真美「ハッハッハッハッハ……何かね、やよい君?」

伊織「もしかして、それって……」

P「女子トイレに入って録音したんですか?」

真美「そりゃー、もちのロン……」


デデーン

『星井美希さん、如月千早さん、双海真美さん、アウトー』


真美「えぇっ!?」

ですよねー

仕方ないね

真美「ど、どどど、どうして、私も!?」

小鳥「どうしてって、そりゃー……」

響「社長は俺と同じ、男じゃないですか」

真美「あっ……あああああああああああっ!!」ガクッ

春香「(策士、策に溺れたわね……)」

響「(うっ……じ、自分もトイレ行きたくなったら……どうしよう)」





律子「ねぇ社長、一つだけ教えてもらいたい事があるんだけどー」

真美「……今更、何?」

律子「あずさお姉ちゃん、知らない?」

響よりもPがトイレ行きたくなったときのほうが問題だと思うんだ

>>111
ん?まこまこりんだから大丈夫だろ

>>112
屋上

真美「ハハ、そうだな……彼女なら来ない、と思うよ。なにせ、迷子だからね」

律子「………」

伊織「(……それってアリなの?)」





亜美「んっふっふ~……今頃事務所じゃ、そーぜつな戦いが繰り広げられているんでしょうなぁ」

亜美「大体さ、律義に事務所に集まらないといけない理由なんて、無い訳じゃん?」

亜美「……それがあずさお姉ちゃん役であれば、尚更だよね~」

亜美「んー、やっぱ亜美ってば天才かも~♪……俺は天才だ~、ってか!」

亜美「ウッシャッシャッシャッシャ!!」

まこりんの股間がもこりん

考えたな…

となると電話で引っ掛けるしかないのか・・・

安定の噛ませ臭

rrrr prrrr

亜美「!……そろそろ、終わった頃かな?」

亜美「……いや。ここで油断しちゃあダメだよね、うん」

ピッ

亜美「はい、もしもし~」

『あ、もしもし……』

亜美「……あら、雪歩ちゃん?」

『はい、あの……今、どこにいるんですか?』

亜美「えっと~、今私は……」

『あずささんが来ない間に、もう終わっちゃいましたよ?』

亜美「えっ!?」

>113
屋上で立ちション…?

亜美「お、終わったって……どういうことなの?」

『えっと……律子さんが勝ち残って、優勝しちゃいました』

亜美「ちょ、ちょっと待ってよ!まだ私がいるんですけど!?」

『だってあずささん、事務所に来てないし……』

亜美「き、来てなくても、参加してるってば!」

亜美「……亜美だって、亜美だってちゃんといるんだかんね!!」



『……そうなんだー♪今の聞こえたー、真美ー?』

『バッチリだよ、亜美ー!今時の電話って便利だよねー』

亜美「」

エグイ

お、大人って汚い!

oh...

これ終わったら小鳥さんはいいとしても律子がこれだと竜宮小町にクーデター起こされそうだな

まあ双子なら誰かのモノマネをして電話をするくらいのイタズラをしても不思議は無い

デデーン

『双海亜美さん、アウトー』

律子「ま、そーゆー事だから。またね!あずさお姉ちゃん♪」

亜美『は、はかったなぁぁぁぁ!!律っちゃああああああああんっ!!!』


ブツッ

ツー ツー ツー


P「(モノマネもアリかよ……いや、これは双子役の特権か)」

春香「………」スタスタ

伊織「(!……春香が、動いた?)」

亜美真美姿の律子とピヨか
誰か参考資料を…

亜美真美枠万能過ぎだろ
モノマネと言い張れば大抵のミスはなんとかなるとか完全に優勝候補

>>129
流石に意図的じゃないのはアウトだろ
逆に他の子も「プ、真ちゃん」くらいはセーフになってるし

春香「プロデューサーさん。この辺の雑誌、全部パパッと処分しちゃってもいいですか?」バサッ

響「あ、あぁ、別にいいけど……」

P「!!」

春香「シュレッダーにかける時の音がたまんないんですよねー」


ウィーン

ザザザザザザ


春香「そーれ、もういっちょー♪」バサバサ

P「(や、やめろぉぉぉ!お、おお俺のコミックLOがぁぁぁっ!!)」プルプル

ぶっちゃけ765がどうなってもいいから876を見たいお(^ω^ )

事務所にLOとはなんという猛者

これはピヨにもダメージあるな

LOをシュレッドできるとは業務用シュレッダー恐るべし

これはキレていいレベル

P「っ……!」プルプル

春香「(さすがはプロデューサーさん。この程度ではまだボロを出さない、か……)」

春香「(……ならば!)」クルッ



春香「……私も、こんな物とはちゃんと卒業しないといけないわね~」ゴソゴソ

小鳥「えっ……!?」


ウィーン

ザザザザザザ


小鳥「いやああああああああああっ!!や、やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

これが人間のやる事かよ…

春香のリボンもシュレッダーにかけてやれよ

小鳥さんはもう因果応報でしょう

もうこれ春香さんごとシュレッダーに突っ込めばいいよ

小鳥「どぉぉぉぉか!どぉぉぉぉぉぉかそれだけはご勘弁をっ!!」

春香「んもぅ、何?真美ちゃん」

小鳥「あ、あのクソ暑い中をひたすら並んで買ったものなんです!一点モノなんです!!限定品なんです!!!」

小鳥「どうか、お慈悲を!!お願いですからっ!!!」

春香「……それじゃあ、リタイヤして?」

小鳥「うぎ、ぎ……ぎ……!」ガクガク





小鳥「私はっ!音無小鳥です!!そうです、事務員ですっ!!!」ポロポロ

小鳥「真美ちゃんでは……私は真美ちゃんでは、ありませんっ!!!」ポロポロ

小鳥「私っ……まだっ!まだっ、卒業したく……ありませんっ……!!」ポロポロ

選択の余地を与えるとこがまたやらしい

だから自炊しておけとあれ程…

カッスもアウトだろ

この事務員抱きしめたい

デデーン

『音無小鳥さん、アウトー』

愛「こ、これは……どういう事なのでしょうか!?」

愛「音無小鳥さん、涙のリタイヤ宣言です!!」

絵理「そもそも紙媒体の現物を事務所に残しておいたのが、仇になった?」

愛「あの雑誌は一体何だったのでしょうか、絵理さん!?」

絵理「……愛ちゃんは、知らなくていい世界」



伊織「(小鳥が墜ちた……これで、パワーバランスが変わるわ!)」

P「(春香も酷い事をする……)」

響「(で、でも……律子の方は、笑ってるぞ……?)」

そういえば小鳥さんがそんな事するはずないし春香さんアウトじゃねそうしよう(迫真)

秘蔵同人誌をシュレッドする小鳥ってそれはもう別人なんじゃね?

律子「……ねぇねぇ、やよいっち~」

伊織「な、何?」

律子「やよいっちはさぁ、下品な事ってしないよね」

伊織「し、しないよー」

律子「ホントに?やよいっちは、舌打ちとかしない?」

伊織「!……そ、そんな事してない」





律子「嘘ね」ニコッ

どんだけ休みたいんだ…

春香役はまだか

律子「ジャッジさん……ずっといたんなら、聞いてたはずよね?」

律子「彼女の、舌打ちを」

春香「……!?」


デデーン

『……水瀬伊織さん、アウトー』


伊織「はぁっ!?」

さかのぼりアリかよ

そうとも限らないな…やよいが猫を被っt…いやねーわ

春香「(ど、どうして律子さんが、知りえない情報を……!?)」

P「(これは……)」

伊織「ちょ、ちょっと!……あんた、まさか……!!」

律子「ふふっ……あんまり手強いんだもの、最後の手段を使わせてもらうわ」

響「あっ!亜美は、そんな喋り方しないぞ!!」

律子「そのルールは、私には適用されないの。ごめんなさいね」

響「えぇっ!?……な、何でさー!?」

春香「!……プロデューサーさん!」


デデーン

『我那覇響さん、アウトー』


律子「今は、私がルールだから」ニコッ

チャレンジ制度か

春香「そ、そんなのって、アリなんですか……!?」

律子「えぇ、もちろん。そもそも、私が勝ち目のない戦いに参加するとでも?」

P「………」

律子「さぁ、敗者はとっとと別室に行きなさい」

響「くっ……こ、こんなのって……」ガクッ

伊織「お、覚えてなさいよ、あんた……!」



律子「……さて、お二人はどうします?」

律子「リタイヤします?それとも、このまま続けます?」ニコニコ

どういうことなの?

ジャッジが涼ちん?

P「(この様子じゃ、事務所に入る前から情報をやり取りしていたな、律子は……)」

春香「(もしかして、千早ちゃんを追求していた時のメールの相手……!?)」





P「……ボクは続けるよ、亜美」

春香「わ、私も続けます!絶対」

律子「ふぅん……ま、別にいいですけど?」

愛「何ということでしょうかっ!?」

愛「相次ぐ脱落で、今事務所に残っているのは三人となってしまいましたぁー!」

絵理「……ジャッジ、誰がやってるの?この映像、見てるよね?」

愛「えーっとですね……」



愛「あ、ダメみたいです」

絵理「えっ?」

愛「絶対に誰にも正体を明かさない事を条件に、ジャッジを引き受けてるそうです」

絵理「でも、そのジャッジが判定で律子さんに手を貸してる……」

愛「ダメなジャッジさんですねー!一体どこのどいつなんでしょうかっ!!」プンスカ

プロレスのヒールサイドレフェリーかよww

キルバーンなみの汚さだな

実は参加してなくて掻き回す役をやってる・・・?

春香「(続行宣言したのは良いんだけど……)」

春香「(だ、ダメ……律子さんに勝てる方法が、全然思いつかない)」

春香「(ジャッジの声はプライバシーの何ちゃらで変えてあるし……本当に、一体誰なの!?)」

P「……ちょっと、いいかな」

春香「(プロデューサーさん!?)」

律子「何です?」

P「独り言を言いたいんだけど。それ位はいいよね?」

律子「……どうぞ。ルールに反しなければ、いくらでも」

ルールに反しなければってもうルール関係ないじゃん

もうジャッジの正体割れてるじゃねーかwwwww

P「えっと……はじめまして、になるのかな」

P「君はボクをおおよそ知らないだろうが、ボクは君のことを知っている」

P「これまでのジャッジ判定を見る限り……明らかに、ボク達の事を君はよく知らない。部外者だね?」

春香「!」

P「……ボクはね、君がうちのアイドルにしてきたことも、全て把握してるんだ」

春香「えっ……?」

P「それを、これから話そうと思うんだけど……別に構わないよね?」





『……ガタッ』

律子「……?」

P「あぁ、もちろんその事は、律子だって知らないだろうさ」

P「ボクがみんなから聞いた話に興味を持って、ちょっと調べてみた結果だからね」

P「……ここまで言えば、もう分かるかな?」

P「君の正体は決して知られてはいけない……それも分かっているんだ。色んな意味で」

律子「プロデューサー、これ以上まだ無駄な話を続け……」


デデーン


律子「!?」



『……律子姉ちゃん、アウトー』

焦ったのかジャッジが自分で正体バラしてるな

やっぱり俺のマイエンジェルだったか

律子「ちょっ……う、嘘よね?……どうしてっ!?」

『………』

律子「何で……何でなのよっ!こんなっ……こんなはずじゃ!」

P「……君の負けだよ、亜美。さぁ、別室に行くんだ」

律子「っ……!」

律子「わ、私だって……私だってねっ!」

律子「夏休みっ!欲しがったって、いいじゃないっ!!」

律子「ここまで来てっ……こんな……!」



律子「う、ぅ……う……」ポロポロ

P「(律子……)」

春香「(律子さん、最近全く休めなかったですもんね……)」

愛「……ハイ、えー……」

愛「よく分かりませんが!とうとう律子さんも脱落してしまいました!!」

絵理「……マジ泣き?」

愛「ジャッジさんに振り回される結果となりましたね!ホントッ!誰なんでしょうね!!」プンスカ



『……あの』

P「ん?」

『……誰にも、言わないでくださいね。ホントに』

P「あぁ、いいとも……ボクが言わなくても、いつか本人達にバレる事だろうけどさ」

『………』

ジャッジは何をしたというんだ…?

いままで出ていないのは涼ちんくらいかね?

春香「……真ちゃん」

P「ボクはね。ここまで来た以上、負けられないんですよ。小鳥さん」

春香「わ、私だって、負けられない!」

P「(……春香相手に、小細工は通用しないな)」

春香「(このままじゃ、いつまで経っても勝負が付かない可能性も……それでも!)」



「「(夏休みが、欲しい……!!)」」



ガチャッ

高木「えへへ……ご、ごめんなさ~い!遅刻しちゃいましたぁー!テヘッ☆」

P「」

春香「」

お、おう…

ジャッジはまだし自分の√終わってないんだら

ああ…

夏休みほしいのか…

愛「忘れていたっ!あたし達は、まだこの人がいることを、忘れていたっ!!」

愛「765プロから、高木社長が完全武装して大遅刻だぁー!!!」

絵理「……は?」





絵理「……ふざけないで……ふざけないでよっ!」バンッ

愛「絵理さん!?」

絵理「私、こんな思いするために、機材設備を頑張ってきたんじゃない!」

愛「いや、あたしに言われても……」

完全武装ということは・・・

高木「あっ、小鳥さん!おはようございます!」ペコリ

春香「え、えぇ……春香、ちゃん?」

高木「はいっ!……うわっ、わ、わわっ」

P「えっ」

高木「ああっ!?」


ドンガラガッシャーン


高木「いたたたた……ま、またコケちゃいました~、グスン」

P「(ぐぉぉっ!……う、嬉しくねぇパンチラがっ……!!)」

春香「(こんなの私じゃないこんなの私じゃないこんなの私じゃないこんなの私じゃない)」

スカートリボンに……ぐふぁ!?

無駄に本気すぎるだろ…

Oh…

というか完全に後から来た方が有利だな

高木「ねぇ、真ぉ~……」

P「な、何?」

高木「足、挫いちゃったみたい。手、貸してくれない?」

P「イヤだ」

高木「えっ?……じゃあ、小鳥さn」

春香「イヤです」

高木「グスン……そ、そんなのってないよ~!」ジタバタ

P「」

春香「」



愛「何ということでしょう!見るもおぞましい光景が広がっております!!」

愛「しかしながら、足を挫いた高木社長を誰も起こそうとしませんっ!!」

絵理「……それにしてもこのオヤジ、ノリノリである」

リボンスカート、そしてほうちゅうぼいす
完全装備じゃないですか

だが真っ黒である

P「……分かったよ。起こす、起こすから」

高木「ホントに!?ありがとう、真」

P「一つ、条件が」

高木「なぁに?」



P「……それ以上、俺の春香を汚さないでください、社長」

春香「えっ……」


デデーン

『プロデューサーさん、アウトー』

実は社長に悪意はないのかもしれない

支援は紳士のつとめ

P「ハハッ……やっちまったなぁ」

春香「ど、どうして!?」

P「これ以上、あんな醜態は見ちゃいられなかったんだ」

春香「だ、だからって……!」

P「……あとは春香に託すことにするよ。俺はもう、疲れた」

春香「そ、そんなの……そんなのずるいです!ずるいですよ!あんなっ……!」

春香「お、俺の……春香って!あんな、あんな言い方……!!」プルプル

P「………」



春香「………プロデューサーさんっ!!!」



デデーン

『天海春香さん、アウトー』

ピヨちゃんも「プロデューサーさん」じゃなかったっけ?

P「(……こうして、俺達が夢見た夏休みは露と消えた)」

P「(夏休みを取るためとはいえ、尊厳とか、何かそういう、色々なモノを……)」

P「(かなり、ごっそりと犠牲にしてしまった感じはする)」





P「(……だが、そう悪いことばかりでもなかったようだ)」

春香に託すよ、に反応しちゃったから・・・

俺の春香って発言にハァハァする小鳥さんとか通常運行じゃね?

>>195
プロデューサーのことを真っ呼ばずにプロデューサーって呼んだからじゃね

>>199
なるほど
相手の事もちゃんと呼ばないとダメなんだったね

真美「ねぇ亜美ー、ちゃんと調べてる?」

亜美「もちのロンだよ真美、サマーライブツアー中の空いた日は自由行動だかんねー」

真美「ご当地グルメはもちろん、遊びつくさなきゃ損だよね~!」

亜美「んっふっふ~!今から楽しみだね、真美!」



貴音「……小鳥嬢。この間は、申し訳ありませんでした」

小鳥「えっ?」

貴音「らぁめんご飯……かような料理が存在していたとは、露知らず……」

小鳥「そ、それで?……食べてみた?」

貴音「……美味でした」グッ

小鳥「でしょー?」グッ

雪歩「ご、ごめんなさいっ真ちゃん!」

真「ゆ、雪歩?」

雪歩「あの時は、その、私美希ちゃんだったから……!」

雪歩「で、でもっ、その時は真ちゃんがプロデューサーで……あ、あれ?」

真「い、いいよ……別に気にしてないからさ、ボクは」

雪歩「ほ、ホントに!?よ、よかったぁ……グスッ……」

真「……参ったなぁ」

響「あっ……や、やよい……」ダッ

やよい「ま、待ってください!響さん!」



響「じ、自分、あの時やよいを見捨てちゃったんだぞ……!?」

やよい「……それは、分かってます。でも、あれは仕方なかったんですよね?」

響「……ゆ、許して、くれるのか?」

やよい「もちろんですよー!……それより、お願いしたい事があるんですけど」

響「?」

やよい「沖縄の方言、もっと色々知りたいなーって!」

響「や、やよいぃ……!」グスッ

ゃょぃぇぇゎぁ

千早「またダメだったわ、美希……私、どうしたらいいの!?」

美希「落ち着いて、千早さん!まだ試してない呪文があるの!」

千早「本当!?」

美希「えっと……でかでかムチムチポロンポロン」

美希「これを三回すばやく唱えながら毎日10回、両胸を刺激するといいんだって!」

千早「でかでかムチムチポロンポロン、でかでかムチムチポロンポロン……」モミモミ



あずさ「最近仲が良いんですね~、千早ちゃんと美希ちゃん」

P「仲が良いと言うか、遊ばれてると言うか……」

俺も試してみるか でかでかムチムチ・・・

律子「………」ボー

伊織「……ちょっと、何ボーっとしてんのよ。らしくないわね」

律子「……何?笑いに来たの?」

伊織「今のあんたのツラ見て笑う奴なんかいないわよ……っと、はいこれ」ピラッ

律子「……何これ」

伊織「うちが経営してる会員制スパの無料招待券10枚。これだけあれば足りるでしょ」

律子「……えっ?」

伊織「仕事もそんなに入れなくていいから。最近忙し過ぎなのよ、私もあんたも」



律子「ち、ちょっと伊織!?こ、こんなの、もらえない……!」

伊織「だから言ったじゃない?覚えてなさいよって」

P「………」

春香「………」



P「一つ聞いていいか」

春香「はい」

P「……どうして俺の顔を見ない?」

春香「……ないんです」

P「あん?」

春香「見れないんですっ!もー!!」

春香「……あの、プロデューサーさん」

P「んー?」

春香「私がシュレッダーにかけちゃったアレ……」

P「あぁ、あれか」

春香「プロデューサーさんの私物だったんですよね……私、とんでもない事を……」

P「……あれ、もういいから」

春香「えっ?」

P「事務所に置いてた俺が悪いんだし。俺もそろそろ、卒業しないとな……」



P「っと、腹減ってきたなぁ……何か食いにでも行くか?」

春香「……は、はい、プロデューサーさん!」

支援は紳士のつとめ

まあ職場にLO置いといたらシュレッダーにかけられても文句は言えんな

実際にロリのいる職場でLOはな……

高木「私以外の誰か一人でも、夏休みを勝ち取っていれば……」

高木「うちの事務所は、きっと崩壊していただろう」

高木「かと言って、その機会自体を与えなければ、彼らの不満は爆発していたに違いない」

高木「経営側である私が公正な手段を以て夏休みを勝ち取る事で、何とかそれらを阻止できた、が……」

高木「結果として皆から総スカンを食らってしまい、誰も私からの誘いを受けてくれなくなった」ショボン

高木「という訳で一人、傷心旅行へと旅立ったのだが……」



黒井「ハッハッハッハ!奇遇だなぁ高木ィ!また一人で傷心旅行かぁ?」



高木「(……何故に、旅先で黒井と良く出会うのだろうか)」

やよいのまえでLOとか犯罪だろ

愛「夏休みをーっ!よーこーせーっ!!」

涼「よ、よこせー」

絵理「イエス、夏休み。ノー、お仕事?」

尾崎「え、絵理!あなたまで一体……」

まなみ「この間のバイトの後から、ずっとこの調子なんです……」オロオロ

石川「……よろしいっ!」バンッ



石川「ならば、戦争よ」





おわり

保守

最近のアイマスSSの中で一番面白


面白かった

夜中にいいの見れた

はーっ、尾も白かったー!


超乙!

おつ

乙 戦争は恐ろしいな

http://fsm.vip2ch.com/-/sukima/sukima053091.jpg

乙!

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