~ここはゾンビアイドル達が暮らす巽幸太郎の屋敷~
さくら「えっと・・・」
しゃくら「どやんすー」
さくら(朝起きたら私そっくりな子がいた・・・)
さくら「えっと・・・あなたは誰なん?」
しゃくら「どやんす!」
さくら(言葉通じてるのかな・・・)
しゃくら「どやんす~」
さくら「じゃあ・・・私そっくりだししゃくらって呼んでいいかな?」
しゃくら「どやんす!」バッ
さくら「わっ!頭に乗ってきた!?」
しゃくら「どやんすどやんすどやんす!!!」ペチペチペチ
さくら「頭叩いてきた・・・喜んでるのかな?」
~どうやら懐かれたようです、よかったですね~
さくら「で、結局この子は誰なん?」
愛「どうしたの?朝から騒がしいわね」
さくら「あ、愛ちゃん!実はこの子が・・・」
しゃくら「どやんす!」
愛「あら可愛いわね、さくらの妹?」
さくら「そんなはずないんやけど・・・って愛ちゃんうしろ!」
愛「え?」
こあい「みじゅー」
愛「え・・・」
~新たなぷちの登場です~
さくら「愛ちゃんそっくりな子やね」
愛「何なのよアンタ一体・・・」スッ
こあい「みじゅっ!」バチッ
バリバリバリ!!!
愛「きゃっ!」
さくら「愛ちゃん!」
こあい「みじゅ~」
~この子は電気を出す能力があるようです~
愛「いてて・・・」
さくら「大丈夫?」
愛「うん、でも警戒されてるみたいね」
こあい「みじゅっ!」
しゃくら「どやんす~」トテトテ
こあい「みじゅ?」
しゃくら「どやどや!どや!」
こあい「みじゅ!」
さくら「何話してるんだろ」
愛「さあ?」
~ぷち同士でしかわからない会話のようです~
しゃくら「どやぁ~♪」
こあい「みじゅ~♪」
ギュッ
さくら「抱き合ってる・・・仲良くなったと?」
愛「何か照れくさいな・・・」
~友情が育まれたようです~
サキ「ふああ・・・お前ら何騒いどるん」
さくら「あ、サキちゃん」
愛「それが・・・って後ろ!」
サキ「あ?」チラ
ちゃき「ぶっころー」
~またぷちのようです~
サキ「ああ、何か起きたら枕元にいたけんね」
ちゃき「ぶっころ!」
しゃくら「どやんす!」
こあい「みじゅ・・・」
ワイワイガヤガヤ
愛「何か賑やかになってきたわね」
バァン!
幸太郎「はよざーっす!!!」
さくら「あ、幸太郎さん」
しゃくら「どやんす!」
こあい「みじゅ・・・」
ちゃき「ぶっころ!」
幸太郎「お、もう仲良くなったんかい」
愛「この子達の事知ってるの?」
幸太郎「当たり前じゃい!そいつらはなんせ・・・」
幸太郎「お前らの残りカスでつくった『ぷちぞんび』じゃからな!」
さくら「ええーっ!?」
サキ「ぷちって何だよ」
愛「それ以前に残りカスって・・・」
幸太郎「ゾンビィ共は最近の常識を知らんなぁ」
幸太郎「アイドルと言えばぷち!これは常識じゃろがい!」
さくら「そうなんですか!?」
愛「いや絶対違うでしょ」
幸太郎「ともかくお前らはこれからそいつらの面倒を見てもらう、以上!」
バタン
サキ「行っちまった・・・」
しゃくら「どやんす!」
こあい「みじゅ~」
ちゃき「ぶっころー」
さくら「どうする?」
サキ「とりあえず他のヤツも起こして決めようぜ」
愛「そうだね、皆起きて!」
純子「おはようございます」
じゅこ「きのー」
リリィ「どうしたのー?」
ましゃお「きらきら~」
ゆうぎり「騒がしいでありんすなぁ」
ゆうゆ「ぎりっ!」
たえ「うあー」
やまださん「うあー」
さくら「ああ・・・」
愛「やっぱりみんなにもいた・・・」
サキ「おいおい・・・大丈夫なんこれ?」
しゃくら「どやんす~」
こあい「みじゅ!」
ちゃき「ぶっころ!」
~やれやれ、これから賑やかになりそうですね~
~では、新たなぷちぞんびの様子を見てみましょう~
じゅこ「きの~」ウトウト
~彼女はじゅこ、純子そっくりのぷちです~
じゅこ「ZZZ・・・」
~じゅこは純子が引きこもっていた部屋がお気に入りで現在昼寝中です~
ポン
じゅこ「きの?」
~じゅこは体からきのこを生やせます、~
じゅこ「きのっ!」ポンポンポンポン
~しかも自分の意志でいくらでも生やせます~
じゅこ「きの~♪」ペタペタ
~さらにそれをその辺に植え付けて育てるのが趣味のようです~
ガチャ
純子「ここにいたんですか」
じゅこ「きの?」
純子「もう、こんなにきのこ生やして・・・」
じゅこ「きの!」
純子「さぁ、水浴びの時間ですよ」
じゅこ「きのー!」ジタバタ
~どうやら嫌がっているようです~
純子「もぉ・・・ワガママ言わないでください」
ガチャ
幸太郎「おーい何やってんだ」
じゅこ「きの!きのー!」ガバッ
幸太郎「うおっ!」
~じゅこが幸太郎に抱き着きました~
じゅこ「きの~」スリスリ
幸太郎「おお可愛いの~」ナデナデ
~じゅこは幸太郎に弱いようです~
純子「・・・・・」ガシ
じゅこ「きの?」
純子「巽さん困ってるじゃないですか!放しなさい!」グイッ
幸太郎「おお~ヤキモチか純子~」
純子「ち、違います!」
じゅこ「きの・・・」
~色々複雑なようですね~
~さて、次のぷちぞんびを見てみましょう~
ましゃお「きらきら~」
~ましゃおで、見た目は可愛いですが・・・~
ましゃお「きら・・・」ムズムズ
ニョキッ
~ズボンがもっこりしていますね、アスパラが長くなっているようです~
ましゃお「きらぁ~」ムズムズ
~ましゃおは何かを我慢しているようです~
ゆうゆ「ぎり?」
~おや?ゆうゆがやってきました~
ましゃお「きら~☆」フリフリ
~ましゃおが挨拶をしました、しかし・・・~
ゆうゆ「・・・ぎりっ!!!」
スパーン!
ましゃお「!!!!?」ガクッ
~ゆうゆは突然ビンタをしました、これがゆうゆ流の挨拶らしいです~
ましゃお「きらきら!きら!」
ゆうゆ「ぎり・・・」
~ましゃおはゆうゆに悩みを相談しているようです~
ゆうゆ「・・・・・」スッ
ましゃお「!?」
~おや?ゆうゆはましゃおに色っぽく迫りましたね~
ゆうゆ「ぎりりり♪」
ましゃお「き、きら・・・」ドキドキ
~おや、ましゃおの心臓がドキドキと音を立てていますね~
ましゃお「き・・・き・・・」
ゆうゆ「ぎり?」
ましゃお「きらあああああああああああああああああああああ!!!!!」
ドカアアアアアアアアアアン!!!!
~おやおや、爆発してしまいました、ましゃおはドキドキが頂点に達すると心臓が爆発してしまうのです~
ましゃお「きら・・・」ボロッ
~でも死にません、ぷちもゾンビですから~
ゆうゆ「ぎり・・・」ペコ
~ゆうゆも調子に乗りすぎたと反省しているようです~
ましゃお「きら・・・」
~しかしあのもっこり何だったのかと疑問に思っているましゃおです~
ゆうゆ「ぎりっ」
~子供にはまだ早い、そう答えるゆうゆでした~
やまださん「うあー」
~やまださんです、何をしているのでしょう~
シーン・・・
やまださん「うあー」
~何も考えていないようです~
ちゃき「ぶっころー!」ブロロロロロロ・・・
~そこへちゃきがぷちばいくに乗ってやってきました、お気に入りのようです~
やまださん「!」キラーン
ちゃき「?」
やまださん「うあああああああああ!!!!」バッ
ちゃき「ぶっ!?」ビク
やまださん「うがー!!!」ガジガジ
~おや、やまださんはぷちバイクをガジガジしています、食べ物と勘違いしているようです~
ちゃき「ぶ、ぶっころ!」グイグイ
~ちゃきも必死に止めようとしていますがやまださんは放しません~
ちゃき「ぶっこ・・・」シュン
トテトテ
こあい「みじゅ?」
~そこへこあいがやってきました~
やまださん「うあ~」ガジガジ
ちゃき「ぶっころ!」
こあい「みじゅ」コク
~どうやらこあいが何とかしてくれるようです~
こあい「み~・・・」バチバチ
こあい「みじゅうううううううう!!!!!」バリバリバリ!!!
やまださん「ああああああああああああ!!!!!???」ガクガク
バタッ
やまださん「」
~やまださんはこあいの放った電撃で吹っ飛んでしまいました~
ちゃき「ぶっころ~」
こあい「みじゅ」
~ちゃきはこあいにお礼を言っています、しかし・・・」
ぷちばいく「」プシュー
2人「「・・・・・」」
~どうやらぷちばいくは壊れてしまったようです~
ちゃき「ぶっころ・・・」
こあい「みじゅ・・・」
~これはこあいでもどうすることもできません~
トテトテ
しゃくら「どやんす?」
~そこへしゃくらがやってきました~
ちゃき「ぶ、ぶっころ!」
こあい「みじゅ・・・」
~2人は事のいきさつを話しました~
しゃくら「どやんす!」バサッ
~しゃくらは札束を取り出しました、これで新しいぷちばいくを買えとのことです~
こあい「みじゅ?」
~これはどうしたのかとこあいは訪ねます~
しゃくら「どやんす!」
~散歩中にアタッシュケースに入ったお金を交番にとどけたら持ち主からお礼としてもらったそうです~
ちゃき「ぶっころ~」
しゃくら「どや~」テヘヘ
~どうやらしゃくらは運を持っているようです~
~ふんなぷちたちとの暮らしが始まって数日後~
愛「それじゃ、ちゃんと留守番しててね」
こあい「みじゅ!」
さくら「それじゃいってきまーす!」
しゃくら「どやんす!」
~今日はぷちだけでお留守番のようです~
しゃくら「どやんす~♪」フリフリ
こあい「みじゅ!」パチパチ
じゅこ「きの~」パチパチ
ちゃき「ぶっころ~!!!」ブロロロロロロ・・・
ましゃお「きら!」
ゆうゆ「ぎり~」ドウドウ
やまださん「うあー」
~皆さん平和に過ごしているようです~
ガサガサ
泥棒「ケケケ、大きい屋敷じゃねーか、たんまり金がありそうだ・・・」
~どうやら泥棒が屋敷に入ろうとしているようです~
たえ「うあ・・・」ピクッ
しゃくら「?」
訂正
ガサガサ
泥棒「ケケケ、大きい屋敷じゃねーか、たんまり金がありそうだ・・・」
~どうやら泥棒が屋敷に入ろうとしているようです~
やまださん「うあ・・・」ピクッ
しゃくら「?」
~やまださんは賊の侵入に気づいたようです~
やまださん「うあああああああああ!!!!」
じゅこ「きの!?」
ちゃき「ぶっころー!」
ゆうゆ「ぎりっ!」
ましゃお「きらっ!」
こあい「みじゅっ!」
~どうやら皆で泥棒撃退作戦を展開するようです~
しゃくら「どやんす!」
泥棒「さて、金目の物は・・・」キョロキョロ
ブロロロロロロ・・・
泥棒「ん?」
ちゃき「ぶっころー!!!」
しゃくら「どやんすぅ!」
~ちゃきがしゃくらを乗せてバイクで突撃してきました~
泥棒「な、何だ!?」
ちゃき「ぶっころー!!!」
カキーン!
泥棒「ぐああああああああああああああああああああ!!!!!」
~そのまま泥棒の股間にクリーンヒットしました~
泥棒「ぐああああああ・・・」ジタバタ
しゃくら「どやんす!」タッチ
~しゃくらは運がいいだけでなく、触った相手の運を吸い取ることもできるのです~
泥棒「くそぉ・・・」フラフラ
泥棒「あのチビ共どこ行きやがった・・・」
バキャ
泥棒「うおっ!?」
~床が抜けて足がはまってしまいました~
泥棒「ぬ、抜けない・・・」
ゆうゆ「ぎりいいいいいいいいい!!!!!」
バキィ!
泥棒「ぐわっ!」
~ゆうゆのフライングクロスチョップが決まりました~
やまださん「うがあああああああああああああ!!!」ガブッ
泥棒「ぎゃあああああああああああああああああああ!!!」
~さらにやまださんが噛みつきました~
泥棒「く、くそ・・・」
じゅこ「きの!」バッ
泥棒「!!??」モガモガ
~さらにじゅこにキノコを食べさせられました~
泥棒「か、からだがしびれ・・・」
こあい「みじゅ」ニヤリ
泥棒「え?」
バリバリバリ!!!
泥棒「ぎゃあああああああああああああああああああ!!!」
泥棒「も、もう許して・・・」プスプス
ましゃお「きら☆」ニコニコ
泥棒「は、はは・・・」
ドクン ドクン ドクン・・・
ましゃお「きらあああああああああああああああああああああ!!!!!」
ドカアアアアアアアアアアン!!!!
~数時間後~
さくら「ただいま~」
愛「いい子にしてた?」
純子「シー!」
サキ「どした?」
リリィ「あ・・・」
ゆうぎり「あらあら」
たえ「うあー」
しゃくら「どやんすぅ~」
ちゃき「ぶっころぉ~」
こあい「みじゅぅ~」
じゅこ「きのぉ~」
ゆうゆ「ぎり・・・」
ましゃお「きらぁ~」
やまださん「ぐおおおおおおおおお・・・」
~おやおや、皆さん何事もなかったかのようにぐっすり寝ていますね~
~ぷちたちのドタバタな日々は、これからも続いていきそうです~
~ちなみに、泥棒は黒焦げでぐるぐる巻きにされた状態で交番に届けました~
泥棒「お巡りさん助けて・・・」
警官「どやんす!?」
~おわり~
これで終わりです
思いついたら続編も・・・書くかもしれません
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