一方通行「番外個体が素直になっただァ?」 (34)
とある日曜のこと
珍しく昼に起きていた一方通行のもとに一本の電話が入った。
リアルゲコタ『いや、ね?僕としても悪気があった訳じゃないんだよ?ただちょっと脳波をいじったらね?』
一方通行「医者が患者に何してンだ!?」
リアルゲコタ『もうそろそろ家に着く頃だと思うから たまにはと思って、ね?だいたい2日から3日くらいで戻ると思うから あーカンジャサンガー』ブツッ
一方通行「逃げやがったな はァ…めンどくせェ…」
そう呟いた直後、ガチャリとドアの開く音がした
番外個体「…」
一方通行「…よ、よォ」
番外個体「うん ただいま」
一方通行「(本当に素直になってンのか?悪口を言ってこねェあたりいつもとは違うみてェだが…)」
これさぁ、vipじゃなくて他でやった方がいいと思うんだ
つづけたまへ
でも、vipでやってもいいと思うんだ
一方通行「なンか いつもと違うよなァお前」
番外個体「そうかな?ミサカはいつも通りだよ?」
一方通行「そうか」
番外「そうだよ」
一方「…」
番外「…」
一方「(かっ…会話が続かねェ!!悪口なしだとこンなにも話づれェもンなのか!?)」
番外「黄泉川と芳川と打ち止めは?」
一方「そっ…それぞれ仕事とハロワと散歩だァ」
一方「(緊張してきた…)」
改行入れてくれ
番外「そっか じゃあ今はミサカとあなただけなんだね?」
一方「そォいうことになるなァ」
番外「…なんかうれしいな」
一方「あァ?」
番外「今はね不思議な気分なんだ。今なら何でも話せる気がする」
一方「…そォか」
番外「最近あなたと二人っきりなんてなかったから うれしくて…」
一方「(たまには…か まァいいかもな)」
番外「いっつも打ち止めといてさ 打ち止めが羨ましくって…」
番外「でもあなたもうれしそうだったから…いいかなって」
一方「…」
番外「でも…ね?やっぱり…うっ…やっぱり…ひっぐ」
一方「おいどォした!?」
番外「ごめっ…ごめん」
一方「…無理しなくてもいいぞ?」
番外「うん…ひっく…わかった」
一方「(まじで素直だな)」
番外「じゃあさ」
一方「あン?」
番外「1つだけお願いしてもいいかな?」
一方「…言ってみろ」
番外「せめて2日…ううん今日だけでもいいからさ
今日だけはミサカと一緒にいて?」
>>6
悪いSS書き慣れてなくって…
気をつけるよ
ほかにも指摘あったらよろしく
一方「あァ分かった」
番外「やった!!なにしよう?」
一方「(コイツこンな顔できたンだな…
うれしそうに笑いやがって…)」
一方「なにがいい?」
番外「うーん…えへへ」
一方「ンだァ?いきなり笑い出しやがって…
不気味過ぎンだろォが」
番外「うん、あなたがこんなにも優しいのがなんか…」
一方「変で悪かったなァ」
番外「そうじゃなくってさ、ミサカのために
こんなにも優しくしてくれるのがうれしくて」
一方「あァそォかよ」
これ需要あんのかな?読んでるやついる?
一方「それよりなにするか早く決めろよ」
番外「そうだな…あなたの隣で座ってもいい?」
一方「そンなことでいいのか?」
番外「うん、いいの」
一方「ご自由に」
番外「うん!えへへ」
一方「(俺も丸くなったもンだなァ)」
番外「すぅ…すぅ…」
一方「3分とたたず寝ちまいやがった」
一方「(…俺も寝るかな)」
>>11 見ているから頼む
見てるぞ
見てますゥ
一方「…っと、もォこンな時間か」
見れば時計は6時50分を示していた
それは5時間以上も寝ていたことを意味していた
だんだんと目が覚め、ふと気がついた
打ち止め「むぅー…」
一方「いつからいた?」
打ち「1時間以上前からってミサカはミサカは
質問に答えつつも憤慨してみたりいいいい!!」
一方「うおっ!なンで怒ってンだよ」
一方「ン?番外個体がいねェな…っとあそこか」
打ち「かえってきてみたら何やらよくないものが見えたの
ってミサカはミサカは過去の状況を報告してみる」
打ち「で、よくみたらあなたと番外個体が寄り添って寝ていたの!
ってミサカはミサカはショックを体全体で表してみたり!」
一方「(そォいやそォだったな…)」
一方「黄泉川と芳川は?」
打ち「まだいないよってミサカはミサカは
状況を報告してみる」
一方「そォか」
一方「おい番外個体、おきろォ!」
番外「うん…う?…!?!?」
一方「!?」
一方「ど…どォした?」
番外「いや…なんでもないよ」
一方「(今一瞬すごい表情の変化があった気が…
いや気のせいだな)」
打ち「それより晩ご飯は?ってミサカはミサカは
遠回しに空腹であることをアピールしてみたり」
一方「遠回しじゃねェじゃねェか」
一方「確かに考えてなかったなァ…
ファミレスとかにするかァ?」
一人支援受けたら三十人ROMがいると思え
しえn
番外「さんせーい!」
打ち「さんせーい!ってミサカはミサk(ry」
一方「っし ンじゃあ行くか」
______________________________
道中にて打ち止めは果てしなく気分が悪かった
打ち「んむぅー…」
なぜなら本来自分がいるはずのところに
別の人間がいるからだ
一方「いいかげン離れろ」
番外「えー?約束は?今日1日って言ったのに…」
一方「チィ…ふこォだ…」
一方「わかった、せめて絡みつけてるその腕
だけでもどかしてくれ」
番外「しょーがないなぁ…ほいっと」
打ち「んむううう…解せぬってミサカはミサk(ry」
はよ
ファミレスにて、席順は4人がけの席に左の列に
一方通行その隣に番外個体、反対側に1人打ち止め
となった(もちろん番外個体が決めたものである)
一方「なに頼むンだァ?」
番外「あなたとお揃いのがいいかな」
一方「あァそォかよ…お前は?」
打ち「…お子様セットってミサカはミサカは…」
一方「はァ…すいませーン!」
打ち止めは嫉妬・憤怒によって修羅一歩手前となっている
一方通行が注文を終えると席を立ち打ち止めを呼んだ
打ち「ひそひそ話?てミサカはミサカは確認してみる」
一方「実はな、番外個体が今…」
とりあえず一方通行は今までのことを
打ち止めに説明した。
打ち「うーん…まぁそういうことならいいかなって
ミサカはミサk(ry」
一方「よし、戻るか」
番外「二人でなに話してたの?
一方「この年になってお子様セットは
どォなンだってことを相談してたァ」
番外「ふぅん…まぁいいや」
___________________________________________
番外「はーおいしかった!」
一方「こンなもン冷凍食品のオンパレード
じゃねェか」
打ち「前にもいってたよね?ってm(ry」
3人はディナーを食べ終えると、することもないので
帰るということになりそのまま家へ向かった
打ち「ただいまー!ってミサk(ry」
一方「オイ、クソガキィ!走って転ンでけがしても
知らねェぞォ!」
番外「相変わらず過保護だねぇ」
そこまで言うと番外個体はマシュマロ一口分
間をあけて告げた
番外「…ねぇ第1位」
一方「あァ?」
番外「ちょっと…いいかな?」
し
支援
一方通行は(半ば強引に)番外個体につれられて
近くの公園にやってきた
一方「こンなとこでなにすンだァ?」
番外「今日はつきあってくれてありがとう」
一方「あァ?………あァ」
番外「今日は楽しかったし、いっぱい
あなたと居れてうれしかった」
一方「…おォ」
番外「約束も…もう…終わりだし、最後にさ
一言…いいかな?」
一方「…あァ、ご自由に」
すうっ、と番外個体が息を吸う音だけが響く
そして告げる
早くしろ
寝てしまうじゃないか
番外「ずっと…ずうっっっっっと…」
実は一方通行はこのとき少し…ほんの少しだけ顔が朱色に染まっていた
おそらくこのあと彼女がなにを言うのかなんとなく分かったからだろう
普段なら絶対に見ることのできない顔
おそらく誰も…多分本人さえも顔色の変化に気づかないだろう
た だ 一 人 を の ぞ い て は
番外「ずうっっっっっっっっっっっと!
カ メ ラ 回 っ て た よ ? 」
一方「!?」
番外「ギャハハハハハハハ!!なんだその顔は!」
一方「なっ…てってめェ!!」
番外「優しかったねぇ…っクっハハハッハハwwww」
番外「あぁちなみにもうセロリ派の妹達の
8割には行き届いてると思うよ?」
一方「全部演技か!!」
番外「いいや、最初は間違いなく悪意はなかったよ
夜、目覚めたあとに記憶が戻ってね」
番外「どうせならネタにしてやろうとおもってね
ギャハハハwwwwww」
一方「寝起きに表情がおかしいと思ったが…クソッタレが」
番外「でもはじめの方に言ったことは全部本音だよ?」
一方「っ!……」
番外「まぁ、どっちにしても知人に売り飛ばすことには
変わりないけどね、この『優しいver一方通行』のDVD」
いつの間に作ったのか彼女の手元にはご丁寧にパッケージまで
作られたDVDが抱かれていた
間違いなくこの先脅しとして使われるだろう。
苛立ちを隠せない一方通行だったが
彼女の本音も知ってしまったので
これからは打ち止めだけではなく番外個体も
平等に接しなければならない
嫌がらせは続くだろう…昔も…今も…そしてこれからも
だがそれでもいい…一方通行は決してマゾヒストではないが
なんとなくそれでもいい…と感じたのだった
-Fin-
終わりです!!
見て下さった方
こんな駄作ではございましたが
おつきあいいただき
本当に感謝します
乙
このSSまとめへのコメント
なかなか面白かったよ*\(^o^)/*
主さん応援してるよ(≧∇≦)b
次に期待!