あずさ「寒いですね…」 (18)


あずさ「寒いですねぇ…」

P「そうですね…寒いですね…」

あずさ「部屋の中なのに…」

P「暖房効き悪いですからね…」

あずさ「隙間風、入ってきてますよね」

P「ホントだ、ガタガタ言ってるし…」

あずさ「コーヒー、入れてきましょうか?」

P「…いえ、こうしていた方が、暖かいです」

あずさ「そうですね、うふふっ」

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P「肌がカサカサする」

あずさ「空気が乾燥しているんでしょうか」

P「…唇もがさがさだ」

あずさ「あら、血が出てます…」

P「帰りにリップクリーム買って行こう」

あずさ「あ、私がまだ持ってます」

P「そうですか、じゃあそれでいいか…あずささんはつるつるですね」

あずさ「うふふっ、それは、ちゃんとお手入れもしてますからね」

P「さすがあずささん」


あずさ「うふふっ。触ってもいいですよ」

P「…」ツンツン

あずさ「…ね?」

P「口紅変えました?」

あずさ「はい~、どうでしょうか」

P「似合ってます、良い色ですね」

あずさ「ありがとうございます~」



P「のどが渇きませんか?」

あずさ「そうですねぇ」

P「取って来ます」

あずさ「でも離れると寒いです」

P「…2人で一緒に動くとか?」

あずさ「…」



P「あずささん、もうちょい右です」

あずさ「こ、こっちですか?」

P「そっちは左です、あ、前、前」



P「…普通に取りに行ったが早いですよね、これ」

あずさ「だって、寒いんですもの」

P「そうですね、寒いですね」

あずさ「…さめちゃいましたね、ここまで戻るまでに」

P「…給湯室で飲めばよかったんじゃ」

あずさ「あ」

P「…」

あずさ「…いいじゃないですか」

P「そうですね」


P「あずささん」

あずさ「…Zzzzz」

P「…寝てるのかな」

あずさ「…Zzzzz」

P「………」

あずさ「…」

P「…」

あずさ「ふふっ、引っかかった」チュッ

P「?!?!?!?!?!」

あずさ「ふふっ、そんなに顔を近づけられたら、息でくすぐったいです」

P「ああああずささん?!」

あずさ「うふふっ」


P「ノートはいいなぁ、こうしてぬくぬくしながら仕事ができる」カタカタ

あずさ「今日は外回りは、いいんですか?」

P「今日は内勤ですから」

あずさ「そうですか」ニコニコ

P「あずささんとも、こうしていられますからね」

あずさ「うふふっ///」



P「あ、そういえばボディーソープがなくなってた気がする」

あずさ「まあ、じゃあ帰りに買っていかないと」

P「そうですね」

あずさ「今日の晩御飯は何にしましょうか」

P「寒いし、シチューとかいいですね」

あずさ「そうですねぇ、じゃあそうしましょうか」



P「偶にはお酒もいいかな」

あずさ「ワインにします?」

P「んー、今日は日本酒の気分ですね」

あずさ「確か、えいひれか何かをたるき亭で貰ってました」

P「じゃあそうしましょう」




律子「あ、プロデューサー、次の美希と伊織のミニライブのプラン」

P「あー、今そっちのパソコンに送っておいた」

律子「そうですか。春香と真美と響のラジオの企画は?」

P「それはさっきBBSに送っておいた」

律子「やよいのお料理さしすせその企画書」

P「今、社長の決裁待ち」

律子「…千早の新曲打ち合わせの資料」

P「あー、それは今やってる、今日中には終わるよ」

律子「早いですね」

P「ふふん」ドヤァ

律子「はい、ありがとうございました」

あずさ「早いですねぇ」

P「久しぶりに一緒に帰れる日ですから」

あずさ「まあ」

P「ははは…っと、よし、これでオッケー」ッターン

あずさ「少し、休憩しますか?」

P「そうですね…ふぁああ~あ」



P「Zzzzzz」

あずさ「あら?今度はプロデューサーさんが」

P「Zzzzz」

あずさ「…寝ちゃってるのかしら…」

P「…Zzzzz」

あずさ「…」


あずさ「!」ティントキタッ!


あずさ「…プロデューサーさん…愛してます」ボソッ

P「お、俺もです!…あ」

あずさ「引っかかった」

P「…」

あずさ「…嘘、じゃないですから…ね?」

P「…あーもう、あなたって人は…」ギューッ

あずさ「…暖かい」ギューッ



P「んじゃ、先上がります。お先です」

律子「お疲れ様です」

あずさ「律子さーん、小鳥さーん、お疲れ様でーす」

小鳥「はい、お疲れ様です」



バタンッ

見てるよ!


律子「何も言わないでください」

小鳥「でも」

律子「無駄は嫌いなんです」

小鳥「…あ、あんたがどうしてもって言うなら、その、ギューって」

律子「しないです。伊織の物真似ですか」

小鳥「…」ショボン

律子「あー、はいはい、ほら、早く仕事終わらせましょう。一杯付き合いますから」

小鳥「さっすが律子さん!えへへへへ」

律子「呑みすぎないでくださいよ」

小鳥「分かってますよぉ。律子さぁん、えへへへへへへ」

律子「…もう酔ってます?」

小鳥「酷いっ!」

律子「ったく、事務所でやられちゃたまんないわよね…応接間のソファも、2人でいちゃつく場所じゃ無いって…はぁ」

小鳥「どうしたんですか?羨ましいんですか?」

律子「…ちょっとだけ」

小鳥「律子、俺の隣、空いてるぜ」

律子「さっさとしごとしてください」

小鳥「はーい…」





ごめんなさいこれだけなんです勘弁してつかぁさい。

温もりが恋しい…

乙!

小鳥さん男前!

抱きしめてやんよ

あずささんが実によい

もう夫婦じゃねえか
ピヨちゃんの隣、俺が立候補するわ

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