モバP「ちひろさんの女子寮訪問」 (46)

ちひろ「もうそんな時期なんですね」

モバP「それでは、お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします」

ちひろ「かしこまりました!」

――――――――――

ちひろ「さぁやって参りました!女子寮訪問!!」

ちひろ「住居に関する不満から仕事上の悩み、さらにはプライベートなあんなことやこんなことまで聞きたい放題!!」

ちひろ「まさに役得!と言ったところです」

ちひろ「まずは三船さんから行ってみましょう!!」

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ちひろ「コンコン……三船さーん」

三船「ガチャッ……あ、ちひろさん。いつもご苦労さまです」

ちひろ「こんにちは、えっと女子寮訪問なんですけど何か困ってることはないですか?」

三船「困ってること?」

ちひろ「例えばコンロが使えないとか洗濯機が壊れたとか……」

三船「ん~……特に無いですね~」

ちひろ「そうですよね~」

三船「あっ」

ちひろ「どうかしましたか?」

三船「あの、コンロとか洗濯機じゃないんですけど……いいですか?」

ちひろ「はい」


三船「私のパソコンの壁紙がいつの間にか猫ちゃんになってるんです。たぶん留美ちゃ…和久井さんのせいだと思います。」

ちひろ「いつの間にかなっているのにどうしてそうだとわかるんですか?(間違いなく和久井さんなんだろうな)」

三船「えっ、それは……でも和久井さんが来るたびに変わってるので……」

ちひろ「わかりました、私の方から注意しておきますね」

三船「あっ、でも別に困ってるとかそういうわけじゃないんですけど……別に嫌いじゃないので……」ボソッ

ちひろ「とりあえず和久井さんには言っておきますね。 他には何かありますか?」

三船「いえ、他にはありません。ありがとうございます」

ちひろ「それでは失礼します」

――――――――――


ちひろ「和久井さ~ん、千川ですー開けてくださーい」

和久井「あぁちひろちゃん? 待ってね今あけるわ」ガチャッ

ちひろ「こんにちは、今女子寮に住んでる皆さんを訪問して暮らしの不満を聞いているところなんです」

和久井「そう、ご苦労様ね」

ちひろ「そ・こ・で!早速不満の声があがってまいりました!」

和久井「不満の声? 私が不満を聞いてもらう側ではないのかしら?」

ちひろ「和久井さんの不満は後で聞かせて頂きます。でも今は私の案件が先です!!」

和久井「何かあったの?」

ちひろ「えーそれはですね、ある方が和久井さんがパソコンの壁紙を変えてしまうのでやめてほしいという通告が入りまして……」

和久井「美優ね。 でも待って頂戴、美優だって私の家に来るたびに勝手に自分で持ってきたアロマを炊いて帰るのよ?」

ちひろ(あ~もうなんかどっちもどっちだな)

和久井「でも別に…私はそういうの嫌いじゃないから……」ボソッ

ちひろ「あ~、はい。 他何かあります?」

和久井「ん~……特にないわね。 何不自由なく生活させてもらってるわ。ありがとう」

ちひろ「それでは失礼します」

ちひろ(あの二人、やっぱり付き合ってるのかな……)

――――――――――

ちひろ「高垣さん、ちひろです」

高垣「ちひろちゃん、どうしたの? 家なくなった?」

ちひろ「違いますよ!! 皆さんの部屋を回って女子寮に不満が無いか聞いているんです」

高垣「家がないなんていえない……ふふ」

ちひろ「帰っていいですか?」

高垣「いいえ」

ちひろ「他の部屋行きますね」

高垣「あっ、待ってまって」

ちひろ「はい」

高垣「ここに関する不満を聞いてくれるのよね?」

ちひろ「はい、皆さんがより仕事に打ち込めるように女子寮を改善していくつもりです」

高垣「確かに、女子寮が住みやすくなれば仕事もうまくいきそうです」

ちひろ「何か良い案があるのですか?」

高垣「はい! もちろん!」

ちひろ「ぜひ教えて下さい」

高垣「共有スペースにお酒の自動販売機をつけましょう!」

ちひろ「失礼しました」

高垣「あっ、まって! ごめんなさいまじめにかんが……行っちゃった」

高垣「お酒の自販機を提案してちひろさんにさけられちゃいました……ふふっ」

――――――――――

ちひろ(大人はもうめんどくさすぎる、今度は年少組の部屋に行こう)

ちひろ(どんなに年齢が低くても一人部屋、それがうちの女子寮の決まりだけど……)

ちひろ(流石に小学生には辛そうよね)

ありす「あ、ちひろさん。 どうしたんですか?」

ちひろ「ありすちゃん、いいところに居たわ。 ちょっといいかしら?」

ありす「はい」

ちひろ「ありすちゃんもたまに女子寮を利用してるわよね?」

ありす「ええ、土日のお仕事のときにはよく利用させて頂いてます」

ちひろ「何か困ったことはない?」

ありす「困ったことですか?」

ちひろ「そう、困ったこと」

ありす「あ、あの誰にも言わないでくださいね?」

ちひろ「えぇ、大丈夫よ。 誰にも言わないわ」

ありす「出たんです……」

ちひろ「出たって……もしかしてお化け!?」

ありす「あっ、あまり大きな声を出さないでください」

ちひろ「ごめんなさい それで、そんな風なお化けなの?」

ありす「姿は見えないのですが変なうめき声が聞こえてくるんです」

ちひろ「うめき声?」

ありす「苦しそうな声が聞こえるんです……かと思ったら急に笑い声が聞こえたり……」

ちひろ「笑い声??」

ありす「だから怖いんです!! 急に笑ったり、静かになったり、うめき声をあげたり……」

ちひろ「ありすちゃんそれ……お化けじゃないんじゃない?」

ありす「そんな……確かに聞こえたんです!!」

ちひろ「ありすちゃんこれをみて」

ありす「これは、女子寮の部屋表ですか?」

ちひろ「そう、ありすちゃんの隣は志乃さんなの」

ありす「確かにそうですが、まさか志乃さんも同じ症状で?」

ちひろ「ん~というかたぶんありすちゃんが聞いたのは志乃さんの声なの」

ありす「つ、つまり志乃さんが金縛りにあってるということですか!?」

ちひろ「金縛りっていうか…泥酔してるだけだと思うわ……」

ありす「でいすい……お、お酒ですか!?」

ちひろ「きっとそうだと思うわ」

ありす「お、お化けじゃなかった……」

ちひろ「えぇ、怖がらなくて大丈夫よ」

ありす「お、お化けなんて非科学的なもの。いるはずないんです」

ちひろ「えっ? えぇ、そうね」

ありす「とにかく、あの分では志乃さんの反対隣の高垣さんが可愛そうです」

ちひろ「そ、そうね」

ありす「きちんと注意しておいてくださいね」

ちひろ「はい」

ありす「それでは、これからお仕事ですので失礼します」

ちひろ「いってらっしゃーい」

――――――――――

ちひろ「志乃さん!志乃さん!」ガンガン

志乃「うぅ……うるさいわね……(ガチャッ)…ちひろちゃん?  どうしたの?」

ちひろ「うわっ……昨日だいぶ飲みましたね?」

志乃「えぇ、せっかくのお休みだもの」

ちひろ「お休みなのでいいんですけどほどほどにしてくださいね。 ありすちゃんが怖がってましたから!」

志乃「ありす?」

ちひろ「隣からうめき声や笑い声がするって苦情があったんです」

志乃「なるほどね……ごめんなさい」

ちひろ(意外と聞き分けが良くて助かった)

志乃「これからはありすもちゃんと誘うわ。そう伝えておいて頂戴」

ちひろ「そうじゃないです!」

志乃「ふふっ、大丈夫よ。おつまみにはアルコールは入ってないから」

ちひろ「そういうことじゃないんです!」

志乃「ぶどうジュース、買っておかないとね」フラフラ

ちひろ「あっ、まだ話は終わって…って、今は何を言ってもだめか」

――――――――――

ちひろ(ほんとここの女子寮の大人はろくな人が居ないなぁ)

ちひろ(後に回しても辛くなるだけだから先に大人組からちゃっちゃと聞いていこ……)

ちひろ「ヘレンさ~ん、ちひろです」

ヘレン「あらちひろ、どうかしたの?」

ちひろ「皆さんから女子寮に関するご意見をお伺いしているところです。 何か不満などはありませんか?」

ヘレン「えぇ、特に無いわ。 世界レベルの私が羽を休めるにふさわしい世界レベルの女子寮よ」

ちひろ「はぁ、ありがとうございます」

ヘレン「ただね、談話室?っていうのかしら」

ちひろ「一階の共有スペースのことですか?」

ヘレン「えぇ、あそこはとても殺風景ね」

ちひろ「やっぱりみんなで使うところなので……」

ヘレン「子ども達はよくあそこで宿題をしているわ。そんな日常の中で芸術を感じることができればきっとあの子達も世界へと羽ばたける人材になれるわ」

ちひろ「は、はぁ……」

ヘレン「だからこの私が世界中から買い集めた絵画を飾らせてあげるわ」

ちひろ「えっ……」

ヘレン「情操教育ってやつよ? あなたにわかるかしら?」

川島「わかるわ」

ちひろ「えっ、川島さん!? いつの間に!?」

川島「偶然通りかかったからついつい聞いちゃった。 横入りしてごめんなさいね」

ヘレン「流石は瑞樹、貴女なら理解してくれると信じていたわ」

川島「確かにあそこは殺風景だもの、なんだか息苦しいわ」

ちひろ「そ、そうですか……」

ヘレン「ちょっとまってなさい……」

ちひろ「えっ?」

ヘレン「……これなんかどうかしら?」

ちひろ(うわっ、なんだこれ……)

川島「素敵な絵ね。わかるわ」

ヘレン「それじゃぁちひろ、悪いけど飾っておいてくれないかしら?」

ちひろ「えっ……あっ、はい……」

ヘレン「それじゃぁ よろしくね」

ちひろ(うわ……)

――――――――――


ちひろ「とりあえずあんまり見えなさそうなところに飾っては見ましたけど……」

千枝「ちひろさん、それ…なんですか。 怖いです」

ちひろ「ちっ、千枝ちゃん!? こ、これはね…その…」

千枝「その怖い絵…飾るんですか?」

ちひろ「そっ、そうなの」

千枝「どうしてですか?ちひろさんは怖くないんですか!?」

ちひろ「そ、そうね~トッテモイイエダトオモウワ」

千枝「ちひろさんがそういうなら、千枝もいい絵と思えるように頑張ります」

ちひろ(ごめんなさい千枝ちゃん)

ちひろ(もう疲れたし、続きは明日にしましょう)

――――――――――

世界レベルの妨害行為

とてもダンサブルだな

ムンクの叫びとかゲルニカとかの模写なんじゃない? 幾ら芸術性高くても子供には怖いぞ

世界レベルの厄介ババア…

あのドロドロに溶けた時計の絵も怖いっちゃ怖い

ベクシンスキーの絵みたいのかもしれない

ヘレン画伯のお手製の絵かもしれんぞ

怖い絵というとゴヤの「我が子を食らうサトゥルヌス」とかルドンの絵か

チッヒがわからんってことは金銭的価値はないだろう
多分>>19だな

おお!呪わしい外なる世界の緑よ!人の子の文明を流るる血潮を吸い上げ、輝く星々の導き手を絶望の運命に誘い、忌々しき悪鬼羅刹共の名誉すら脅かす碧よ!
千の運命の川を遮るもの!忌まわしき滋養飲料を千の手よりなお拡げるもの!主たる運営すら嘲るもの!千川ちひろ!
星々の導き手の霊を揺るがし、精妙体を縛る邪な混迷よ!
いあ!せんかわ=ちひろ!せんかわ=ちひろ!せんかわ=ちひろ!
暗黒のガチャ万歳!センカワチヒロ万歳!

ニャルラトちひろw

ピックマンの絵だな

>>22
千(川)の無貌

――――――――――

ちひろ「先日は仕事の都合で大人組を中心に聞きまわりました」

ちひろ「一番何もなさそうなはずなんですがとても疲れましたね、もしかしたら一番大変なのかも」

ちひろ「今日は女子高生組の休みが多く重なっているんのでそこを中心に聞いて回りましょう」

ちひろ「まずは奏ちゃんから聞いて見ましょう」

奏「私がどうかした?」

ちひろ「いいところに! 奏ちゃん学校の無いときは女子寮で寝泊まりしてるでしょう?」

奏「うん、そうだよ」

ちひろ「何か困ってることとかない?」

奏「えっ、困ってること? ねぇ、それって人間関係のことでもいいの?」

ちひろ「はい! 構いませんよ!!!」

奏「最近ね、蘭子ちゃんが私を避けるんだ」

ちひろ「蘭子ちゃんが? この前のイベントでユニットを組んでからとてもなついてたようだったけど……」

奏「うん、そうなんだけど。 最近は私がキスしようとすると逃げてしまって……」

ちひろ「えっ? あぁ、はぁ(あっ、そんなことしてたんだ)」

奏「私には原因が何か思い当たらないから、ちひろさん聞いておいてくれない?」

ちひろ「はい、聞いて見ます」

ちひろ(蘭子ちゃんはまだお仕事だからこれは後回しにしよう)

――――――――――

>>22
ワロタ

ちひろ「凛ちゃ~ん」

凛「今あけまーす。 あ、ちひろさん」

ちひろ「こんにちは」

凛「あっ、女子寮訪問だっけ? 何か悩み事聞いてくれるんだよね?」

ちひろ「そうそう」

凛「それでさ、早速なんだけどちょっと入ってきてくれない?」

ちひろ「えっ? いいの? おじゃましまーす」

加蓮「あっ、ちひろさんこんにちはー」

ちひろ「こんにちは」

凛「それでね、困ってるがこれなんだけど」

ちひろ「もしかしてこのすごい量のお菓子の残骸のこと?」

凛「そう、しかもこれ8割ぐらい加蓮が食べてるんだ」

加蓮「ご、ごめんごめん。あとでちゃんと片付けるから」

凛「ううん、別にそれはいいんだけど……」

ちひろ「加蓮ちゃん、そんなに食べたらほら……ウエストが……」

加蓮「大丈夫大丈夫、私こういうの食べても太らないタイプだから」

凛「私が注意してもいっつもこうなんだよ。 ちひろさんからもっといってあげて」

ちひろ「来週、プロフィール更新も兼ねて身体測定するようプロデューサーさんにいっておきますね」

加蓮「げっ……これからは気をつけます」

凛「わかればよろしい」



―――――

ちひろ「なんとか一件落着ね、凛ちゃんと加蓮ちゃんと来たし奈緒ちゃんの部屋へ言ってみましょう」

ちひろ「奈緒ちゃ~ん」

奈緒「は~い。 おっ、ちひろさん、あれか、お悩み相談って奴?」

ちひろ「そうそう、何か困ってることってある?」

奈緒「ん~……あっ、そうだ」

ちひろ「ん? どうかしたの?」

奈緒「別に困ってるってわけじゃねぇんだけどさ、ちょっと入ってきてくれ」

ちひろ「えぇ」

奈緒「……これ、共有スペースのテレビの下においておいてくれねぇか?」

ちひろ「えっ?」

奈緒「あっ、別にパシリにしようとかそんなんじゃなくてどうしてもちひろさんにお願いしたいんだ」

ちひろ「中身、見てもいいかしら?」

奈緒「おう」

ちひろ「これ全部アニメのDVD?」

奈緒「子ども達が喜ぶだろ?」

ちひろ「えぇ、でもどうしてこんなもの持ってたの?」

奈緒「ちっ、小さいころのやつだよ!」

ちひろ「小さいころのやつねぇ……でも、どうして自分で置かないの?」

奈緒「あたしがもってきたって知られたら凛や加蓮にいろいろ言われるだろ?」

ちひろ「ん~確かに」

奈緒「そういうわけで頼むよちひろさん!この通り!」

ちひろ「いいけど、自分の部屋でも見られるのにどうしてわざわざ……」

奈緒「わ、笑うなよ? 誰にも言うなよ?」

ちひろ「もちろん、絶対に誰にも漏らしません」

奈緒「やっぱさ、見たアニメについて語り合いたいだろ?」

ちひろ「そうですね」

奈緒「だからさ、共有スペースにおいてたら誰か見てくれるかもしれないだろ?」

ちひろ「なるほど、布教活動というわけですね!」

奈緒「そういうわけで頼む!」

ちひろ「わかりました!」

ちひろ(奈緒ちゃん、プロフィールではアニメ鑑賞が趣味とは言ってるもののこういうのは見てないことになってるのね)

雪美「ちひろ……」

ちひろ「うわっ…雪美ちゃん、いつのまに。 どうしたの?」

雪美「それ…なに……?」

ちひろ「アニメのDVDよ」

雪美「モバPが…買ってきてくれた……?」

ちひろ「いやこれは……えっ、えぇ、そうよ」

雪美「…………」ジーッ

ちひろ「雪美ちゃん見たいの?」

雪美「奈緒……いたずら……ね?」

ちひろ「!!?」

雪美「ふふっ……」

ちひろ「こ、これはプロデューサーさんが買ってきてくれたDVDだからね。勝手にみていいからね?」

雪美「ありがとう……」

ちひろ(雪美ちゃんってたまに怖いのよね)

ちひろ(今日あんまりまわれてないけどやめにしましょう)

あら^~

ホモSSに俺歓喜

きらりんハウスを建物探訪で

奈緒を縛り上げて凛ちゃんと加蓮ちゃんに卑猥なことをさせるべき

ちひろ「今日は蘭子ちゃんが休みだから奏ちゃんの件を聞いてみましょう」

ちひろ「蘭子ちゃ~ん」

蘭子「む、深緑の司祭よ。 闇に飲まれよ」

ちひろ「あっ、うん闇に飲まれよ~。 ちょっと良いかしら」

蘭子「良かろう」

ちひろ「奏ちゃんのことなんだけど」

蘭子「そっ、蒼翼の乙女!?」

ちひろ「奏ちゃんが最近蘭子ちゃんに避けられてる気がするって」

蘭子「えっ、あっ、それはっ……蒼翼の口吻は我が血さえ沸騰させん!」

ちひろ「つまり恥ずかしいってこと?」

蘭子「……コクッ」

ちひろ(そりゃ奏ちゃんにキスされたらそうなるわよね)

ちひろ「別に、嫌じゃない? 嫌ならそれとなく奏ちゃんには言っておくけど」

蘭子「べっ、別に…嫌じゃ……ないです……」

ちひろ「とりあえず奏ちゃんには恥ずかしがってるから程々にって伝えておくわ」

蘭子「ありがとう……」
――――――――――

ちひろ「後今日休みなのは~ 千鶴ちゃんね」

ちひろ「千鶴ちゃ~ん」

ちひろ「…………あれ?居ないのかしら?」

ちひろ「共有スペースかな?」

雪美「ちひろ……千鶴、探してる?」

ちひろ「そうよ」

雪美「………待ってて……」

ちひろ「えっ?」

雪美「そのまま」タタタタッ

ちひろ「あっ、待って……行っちゃった。雪美ちゃんって意外とすばしっこいのね」

―――――数分後

千鶴「私に何か用ですか?」

ちひろ「うん、女子寮で生活してて困ったことってない?」

千鶴「いえ、特にありません」

ちひろ「そ、そう。ならよかったわ」

千鶴「もう帰っていい?」

ちひろ「うん」

千鶴「それじゃ…お、お仕事頑張ってください(ボソッ」

ちひろ「ん?」

千鶴「なんでもありません!」

――――――――――

ちひろ「あれ? ありすちゃん買い物袋もって、お買い物?」

ありす「わっ、ちひろさん!? そ、そうなんです……」

ちひろ「誰かに頼まれたの?」

ありす「いえこれは、ちょっと……」

ちひろ「も、もしかして誰かにパシリにされてるの!?」

ありす「そんなことはありません! あんまり構わないでください!!」

ちひろ「えっ…あっ…ごめんなさい」

ありす「わ、私は忙しいからこれで」タタタッ

ちひろ「一体どうしたんだろう」

雪美「ふふっ……ちひろ……いたずら……ね……」

ちひろ「わっ、雪美ちゃんいつの間に!?」

雪美「ちひろ……みんなのお願い……聞いてる……私も…聞いてほしい」

ちひろ「どうしたの?」

雪美「ちひろ……遊んで……」

ちひろ「えっ? でもまだ訪問が終わってないから」

雪美「どうしても……」グイッ

ちひろ「わ、わかりました。遊びましょうね」(うっ、すごい力……)

雪美「来て……」

ちひろ「やめてー引っ張らないでー服が伸びるー」

―――――5分後

ちひろ(雪美ちゃんに引っ張られて事務所まで戻って来ちゃった)

ちひろ(まだ話を聞かなきゃ行けない子たちがたくさんいるのに……)

雪美「~♪」

ちひろ(う~雪美ちゃん~私はトランプしている場合じゃないんです~)

雪美「ちひろ……楽しくなさそう……」シュン

ちひろ「えっ、そ、そんなことはないわ!」

雪美「ほんと……?」

ちひろ「えぇ、雪美ちゃんと遊べてとっても楽しいわ!」

雪美「……」パァァ

ちひろ(嗚呼…笑顔がまぶしすぎて辛い)

凛「ちひろさん、居る?」

ちひろ「あ、凛ちゃんどうしたの?」

凛「ちひろさん、ちょっときて。 雪美も行くよ」

雪美「うん……」

ちひろ「えっ?」

雪美「ちひろ、行こ」

ちひろ「えっ?行くってどこに??」

雪美「ふふっ……」グイッ

ちひろ「ってまた引っ張らないで~」

―――――女子寮、共有スペース前

凛「さぁ、ここの扉をあけて」

ちひろ「えっ? うん」ガチャッ

一同「「ちひろさん! いつもありがとう!!」」

ちひろ「えっ!? えっ!?」

三船「いつもお世話になっているちひろさんへささやかな感謝の気持ちです」

留美「あなたも大切な役職なんだからたまには休んでもいいと思わない?」

高垣「ちひろ、仕事解き放ち広げる羽」

ありす「高垣さん、無理やり過ぎます。ひどすぎです」

志乃「とっておきのワインをもってきたわ」

ヘレン「私は世界レベルのおつまみをもってきてあげたわ。 感謝なさい」

川島「美味しいワインには美味しいおつまみよね、わかるわ」

千枝「みんなで頑張って飾り付けしました!あの絵怖かったですけど……」

奏「ちひろさん、いつもありがとう」

加蓮「これからはちゃんと節制するよ」

奈緒「それと掃除な」

凛「奈緒の部屋も結構散らかってるけどね」

奈緒「そ、それを言うなよ!!」

蘭子「深緑の加護により、我らは高みへと羽ばたかん!」(ここまでやってこれたのはちひろさんのおかげです!ありがとうございます!!)

千鶴「ち、ちひろさん……その……いつもありがとう!!(やった、ちゃんと言えた)」

ちひろ「み、みんな……うっ……ありがとうっ……」

雪美「ちひろ……泣かないで……」ナデナデ

ちひろ「だって……だって……うわあああああん」ギュゥ

凛「そ、そんなに泣かないでよ」

奈緒「ははは、そんなに嬉しかったのか?」



ちひろ「ぐすっ…だって…みんなが…こんな風に…感謝してくれるって……思ってなかったから……うっ…」

凛「これからも私達のこと、見守っててね」

ちひろ「うん…私…これからも……頑張る!! 大好きなみんなのために!!」



終わり

なんだ天使か

ちひろさんクール化待ったなし

ふぁっきゅう・ちっひ!ふぁっきゅう・ちっひ!
憎むべき異次元の貨幣たるモバコインよ!導く者らの慟哭の内を悍ましい冷笑と共に這い翔ぶ翠に捧ぐ贄よ!
だれとくしょっぷ・くとぅるふ・ふたぐん!
せんかわ=ちひろ!せんかわ=ちひろ!せんかわ=ちひろ!

おっつおっつばっちし☆

女神

チッヒーまじ天使

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