とある普通の火炎操作(2) (15)
前回のが落ちたので今更続きを書きます。
オリキャラが中心で、公式のキャラも出ます。
オリキャラが出るだけで反吐が出る人は見るのをお止め下さい。
展開も何かアレです。
それでもいいという方はどうぞ。
前回
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1347959337
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1366363813
俺の名は中辻 仭。ごく普通の学生で居たい人間だ。
能力は火炎操作のレベル4、レベル4故、俺は普通には見られない。
最悪な事に俺は木原分数とかいう研究員に振り回される事になり大きな事件に
巻き込まれた。
まったく、何で俺がこんな事になるんだ。
『木原分数の企み』
PM7:20分
外はすっかり暗くなり、完全下校時間もとっくに過ぎている。
だけど俺は外に居る、木原分数に呼び出されたのだ。
いつものマシンガントークで俺は反論する時間すら与えてくれ
なかったのだ。
「………オイ、コッチだって」
真っ暗闇に続く路地裏から声が聞こえた。
闇の中からぬうっと白い白衣を着た男が出てきた。
「……なんの用だよ、こんな時間に呼び出して…」
「中辻。件の事はよくやってくれた」
「件の事?」
「ホラ、レールガンの……」
「あぁ」
レベル5の『超電磁砲』を上回る程の威力を持つレールガンの破壊に中辻と木原分数の助手
河谷と共に破壊した任務の事だ。
しかしどうして、今更そんな事を。
「……今更って思っただろ?」
分数に心を読まれた。
どうやらコイツは心を読む技術を持ってるらしい。
「いや、改めて感謝させてくれよ」
「どうしたんだよ、らしくないぞ」
分数の様子が明らかにおかしかった。
いつもとテンションが違う。
無限悪が9万Lpに負けたら[ピーーー] ギロチンポ 乙 倒した敵を耕す 超かめはめ波
すると、分数の後ろに誰かが居る気配がした。
2、3、4……もっと居る。
「なぁ中辻、俺は傷がまだ疼く様でよー」
突然、分数の口調が明るくなり話を変えた。
コイツ、何かしようとしてる。
「ホントにさ、手術とか、あんまり好きじゃなくてよー」
分数は狭い路地裏に続く入口から退いた。
「お前は好きか?手術」
低い声で分数がそう尋ねると、中辻は総毛立った。
「お前、本当にどうし———」
すると、裏路地の闇の中から機関銃を持った武装した兵が
一斉に機関銃を中辻に向けた。
「ッ!?」
相手が引き金を引く前に、中辻は迅速に紅蓮の炎を裏路地に
向かって放出した。
兵士達の悲鳴が響く。
「ヒュー、やるねぇ中辻」
分数は人を小馬鹿にする様な表情で、中辻にそう言った。
「な、何のつもりだテメェ……!」
「………悪ぃが中辻、お前はここで死んでくれねぇか?」
またも分数は低い声で中辻に話しかける。
「はぁ!?何言ってんだよ!?気でも狂ったか!?」
「俺は正常だよ。意識もな」
分数は懐から拳銃を取り出し、中辻に向ける。
「テメェ…本気で…!」
中辻の掌から炎が吹き出る。
しかし、分数の表情は何一つ変わらなかった。
さばえちん
「よく狙えよ、昔みたいなヘマやらかすなよ」
「ッ!」
中辻の脳内にある光景がフラッシュバックする。
辺りが紅蓮の炎に包まれ、辺りには黒焦げになった人がそこら中
に転がっている。
そして、目の前で誰かが自分に向かって大声で何かを叫んでる。
目に涙を浮かべながら何かを叫んでる。何を言ってるか聞こえない、しかし
何故か胸が痛い。
「あばよ」
「どわっ!」
意識を取り戻した中辻は身を反らして、分数が発砲した弾丸を
避けた。
「チッ」
軽く舌打ちして分数は銃口を再び中辻に向ける。
「クソッ!」
瞬時で炎を前に薙ぎ払い、分数を目潰し
大急ぎでその場から走り去った。
フラフラした足取りで中辻は闇夜の街をさまよった。
分数が追いかけて来ない事を確認すると、中辻はその場に座り込んだ。
建物の明かりが中辻を照らす。
「…………あの野郎、何を考えてるんだ?」
分数とは一時期、仲間の様な物だった。
しかし、その分数が突然、自分を殺そうとしてきたのだ。
分からない、木原分数が何を企んでいるのか分からない。
前書きといい内容といいハーメルンに行った方がいいんじゃないか
VIPでオリ主物はアウトだろ
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