幼「据え膳食わぬは男の恥って言うじゃないか!」
男「据え膳食うは人の恥、ともな」
幼「もう高3だぜ? 未経験って恥ずかしくないのか?」
男「生憎自分を安売りする気は無いのでな。それに」
男「紳士たるもの、貞操は一生を共にする妻との結婚祝いにとっておくべきだろう?」
幼「――バカ。ナルシスト」プイッ
男「自信が無いよりかは全然マシだな」
【注意書き】
※R-18
※高校生・NL
※砂糖を吐くほど甘くなる、はず
※飽きたら投げる
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1385981888
幼「男ってさ、ヘンな喋り方するよな?」
男「癖だな。諦めろ」
幼「私が変えろって言ったら?」
男「努力しよう」
幼「……なんで?」
男「惚れた弱みだ」
幼「……やっぱ、変えなくていい」
男「それは有難いな。面倒がかからない」
幼「……面倒くさいな、お前」クスッ
男「お互い様だろう」
幼「眠い」
男「成長期か?」
幼「だといいんだけどなぁ」
男「お前も大きくなるのだな」
幼「……どこが?」
男「背だ」
幼「……男のが高いし」
男「確かに、な」
幼「……あのさ」
男「なんだ?」
幼「年頃の男女が部屋に二人、ってまずいだろ?」
男「お前が来たのだろう」
幼「そうじゃなくて、さ。」
幼「私も年頃の男女が部屋に二人はまずい、って事ぐらい分かってる」
幼「それでも、お前の部屋にいる」
幼「分かるよな?」
男「ああ」
幼「……んで、だ。明日は何の日かは知ってるよな?」
男「此方の十八の誕生日だが?」
幼「うちの母さんは、もう籍だけ入れて逃がさないようにしておけ、って言ってる」
男「此方の母も似たような事を言っていたな。まあ、逃がす気もさらさらないが」
幼「……実は、さ。今日は泊まる準備もしてきたんだよ」
幼「だから、さ……な?」
男「すまん。お前とは別の、女との約束がある」
幼「」
幼「」
幼「」
男「……冗談にしてはきつかったか」
幼「」
幼「……――!」バキャッ
男「へぶう」
幼「大丈夫か?」
男「余裕だ」
幼「お前の頭が大丈夫かって聞いてるんだよ」
男「少なくとも、お前よりかは頭がいいな」
幼「……もう。人がせっかく雰囲気作ってんのに……」
男「…………そんなに、やりたいのか?」
幼「…………言わせんなよ、バカ」
男「悪いが、此方はEDだ」
幼「」
幼「」
男「冗談」
幼「――!」バキャッ
男「だふべっ」
幼「こっちは真面目に恥ずかしがってまでお前とヤりたいっつってんのに!」
幼「なんでお前はそう茶化すかなぁ、もう!」
幼「ああ、もう!」
男「可愛いぞ」
幼「可愛いくないっ!」
男「そう照れるな」
幼「照れてないっ!」
男「甘えるな」
幼「甘えてないっ!」
男「ヤりたいか?」
幼「ヤりたいよ!」
男「叫ぶな、はしたない」
幼「~~っ!」ギリギリ
幼「お前はいつだってそうだ!」
幼「この前なんか、せっかくお弁当作ってきてやったのに、お前も私の分作ってきやがって!」
幼「前日に、作ってくるからね、って言ったよね!?」
幼「お前も、わかった楽しみにしてる、って言ったよね!?」
幼「しかも、私のより美味しいし!」
男「お前のも美味しかったぞ」
幼「うっ、うるさいっ!」
幼「だ、だから、もう!」
男「……そこまで言うなら」
幼「騙されないぞ! 絶対にからかうんだろ!?」
男「――やるか?」
幼「……マリカとか言うなよ?」
男「ああ、言わないさ」
幼「…………」
男「お前の、期待通りの」
幼「…………」
男「――マリオカートだ」
幼「」
男「拳を下ろせ。冗談だ。閨事(ねやごと)だ」
幼「っ。ねやごとってなんだよ、もう!」
幼「ワケわかんないこと言ってないでさぁ!」
幼「ハイハイ分かりましたよ! そんなに言うなら、お前のやりたい『ねやごと』とやらを、やって帰ってやるよ!」
幼「分かったら、さっさと説明しろバカ!」
男「……閨事というのは、だな」
幼「早く言えよ、帰るからさ!」
男「――性交のことだ」
幼「」
幼「」
幼「」カアァッ
幼「だっ……騙されないぞ!」
男「先に、風呂に入ってくる」
男「偶然にも、今日は此方に親はいない」
男「来たければ、来い」
幼「ち、ちょっと!」
男「――なに、少しぐらい先走りしても、咎められはせんだろう」
ギィイ……パタン
幼「」
続きは11時から書き始めるよー。
ローターなり指マンなりなんかプレイの要望書いてくれたら、好きなのをテキトーに選んで書いたり書かなかったり。
文章も、台本書きが嫌だったら普通に書くよ。
何も要望が無かったら、このまま普通に弄くってシて終わるね。
ノーマルだだアマで
バック描写が欲しぃかなーって
男が焦らしてちょいS
期待
投げるのは許さん
潮吹きとかおもらし
だいしゅきホールド&恋人繋ぎ&対面座位のラブラブセックスの方向でお願いします
>>13 14 16 17
あいよー。話の流れ的に入んなかったらごめんな。そうなったら諦めておくれ。
幼馴染みの視点で書くね。
んじゃ、また後で。
あ、中には出させん
つもり。
乙
期待
初めて同士なんだから初々しい感じでお願いします
言葉攻めが欲しい
ゴムを付けて上げる
羞恥責めも欲しいかな
野外プレイ
初めてでそこまでマニアックだと引く
いろいろレスありがとう。野外はちょっと別の機会にさせとくれ。
書いてくる。
* * *
どうしよう。
自分から誘っておいて、そんな事を私は考えていた。
第一、あんなにも軽く。いつも通りじゃれあうように、流されるように話を進められると、からかわれてるんじゃないのか、って気がしてくる。
きっと、そうだ。
そうに違いない。
飄々として掴み所の無いアイツは、どうせドアの向こうで私が出てくるのを待ってるんだ。私が浮かれて、顔を出すのを待ってるんだ。
きっと。
「……バカに、しやがって」
ぽつりと、自然と、ひとりごちたはずだったのに。声が震えてしまったのは。立ち上がろうとする膝が震えるのは。
きっと――
まあ、アイツの嫌がらせに付き合ってやるのも、私の役割だから。
そんな言い訳を準備して、ドアノブへと手をかけた。
軽く軋んで、ドアが開く。廊下のひんやりとした空気が、ぼんやりと火照っていた頭に気持ちいい。
アイツの姿は見えない。
ザアザアと水の音が遠くから聞こえる。
……別に嬉しくなんて、ないし。
それじゃあ、部屋に戻って待つべきかというと、そうじゃない気がする。ただ、足を進める上手い言い訳が思いつかないのも確かだし。かといって。でも。だがしかし。
――細かいことは、いいや。
進みたいから、進む。気持ちは後からついてくるでしょ、きっと。
ひたり、ひたり。
冷たい廊下を歩くにつれて、シャワーの音は近付いていって。
それにつれて、心臓の音がやけに近く聞こえるようになっていく。
緊張してるみたい。いや、緊張してるのか。どっちでもいいや。
……トイレ行こっかな。でも、今横道に逸れたら、うん。なんというか。ダメな気がする。
大丈夫、女は度胸だって!
ひたり、ひたり。
ひたり。
洗面所の前に立つ。
――やっぱ度胸じゃなくて、妥協だったかもしれない。
目の前のドアを開けるのが、なんだか酷くいやらしいことのような気がする。
いつもの妄想なんかよりも、ずっと、ずっと。
シャワーの音は、まだ止まない。
アイツの姿を見てすらいないのに、心臓が口から飛び出しそうだ。うん、緊張で吐きそう。ムードのかけらもないけど。
……ええい、どうにでもなれ。
思い切って引き戸に、手をかける。
引く。
開ける。
脱衣場。
アイツの姿は無い。
曇りガラスの向こうで、肌色の影が動いてる。
顔が熱くなる。
洗面台に、私の顔が映ってる。
――ニヤニヤしてる。
慌てて元に戻す。
また、口元が吊り上がる。
戻んないや。
なにニヤけてるんだよ、私は。
「ふぅー……」
落ち着け、落ち着け、私。平常心だ。
まずは、服を脱がなくては。
――スルスルという、自分の衣擦れの音が、普段とは比べ物にならないぐらいエロチックに響く。壁1枚向こうの水音と相まって、余計に色っぽく。
1枚、また1枚と服を脱いでいく。……思い切って選んできた勝負下着に勇気をもらう。
そうだよ。
――私は、アイツが大好きなんだ。ずっと、ずうっと前から。
だから、ヤりたいと思うのは普通の事だろ? ……と、年頃なんだし。うん。
私が特別はしたないとか、いやらしいとか、そういうのじゃなくて。普通なんだ。好きだから、感じたいと思うのは。きっと。
手が、震える。
……ブラのホックがうまく外せない。
ああ、じれったいなぁ、もう!
「早よう来い」
心臓が止まるかと思った。
突然の、壁の向こう側からの言葉に驚いて。その拍子に、しつこかったホックが外れてくれる。
そして、薄く湿ったショーツを脱いで――――
――あれ?
壁の向こうに尋ねる。
「あのさぁ!」
「なんだ」
「身体に巻く、タオルは?」
「……そんなものは無い」
嘘でしょ!?
すっぽんぽん!
……ああ、分かったよ、もう。
鏡に、剥き出しの上半身が映ってる。
この格好で壁の向こうに行けば、裸の彼がいて。それで、身体を重ねて――
……どこか、ヘンな所はないかな。
ブラの跡がついた肩の裏がおかしくないか確認したり、腕に傷が無いか見たり。
――うん、よし。大丈夫だ。顔が茹でダコになってる事以外は。茹でて食べられるのはこれからなのに。
あ、ちょっとうまいことを言ったかも。なんて。
……浴室のドアに手を伸ばす前に、もっかい、鏡を見る。
震えてるのは、武者震いか何かだろう。怖いけど。いや、望んだことだけど。肝心な所で意気地無しなのは、普通の事だよね、きっと。
――ふと、脱ぎ捨てられた彼の服の近くに、何か箱が落ちている事に気がつく。
なんだろう。手にとって、パッケージを見て、絆創膏か何かだろうと判断する。
何の気なしに中を見たら、丁寧に包装されたコンドームが入っていた。
あ、そっか。
私達、やるんだ。
――いつの間にか、水音は止まっていた。
意を決して、私はドアに手をかけて、言った。
「……は、入るよ」
「……どうぞ」
――――
――
* * *
浴室に入ると、白い湯気に出迎えられる。橙色の電球を受けて、なんだかソレっぽい雰囲気。アイツが準備してくれたみたい。ちょっと感謝。
彼の匂いがする。
部屋で微かに、でも確かにした、ちょっと汗臭くて、それでも不思議と嫌いになれない、あの匂い。
部屋よりも、ずっと濃い。
ドキドキする。月並みな表現だけど、ぴったりだ。
――――いつの間にお湯を張ったのか、彼は湯船につかっていた。
「……こんちは」
「ああ、こんにちは」
二人とも大真面目。アイツは私の方をチラリと見ただけで、そっぽを向いた。ちょっと勝った気分。
平生の超然とした彼も人間なんだな、と感動して。それからすぐに、意地悪してやりたくなる。
「……どう?」
「……なにが、だ?」
「私の身体」
「ガキだな」
――このやりとりの間、アイツはずっと壁とにらめっこをしていて、こっちを見ようとしない。口は減らないみたいだけど、それでも構わない。
「こっち、見てよ」
「…………恥ずかしい」
見られるのは私なのに、変な奴だ。そう言ってやろうとしたら、遮られた。
「さっさと洗え」
「……うん」
現実に引き戻されたような気がした。
沈黙が、落ちる。
……緊張してくる。
なに、さっき話せたの奇跡か何かじゃないの?
さっきは普段のノリで話せたから良かったけどさ、よくよく考えたらあいつも今裸なんだし、もしあのまま見られてたら心の準備とかまだなのに、そのまま死んじゃってたんじゃない?
危なかったよ、もう。ええ、でもこの沈黙は気まずいよ、もしかして事を済ませるまで黙りっぱなしとかだったらそれは無理だよやっぱり普通にいつも通り話を
「少し、嬉しかった」
不意に、彼が呟く。彼の方に振り向くと、洗いながらでいいと言われた。
「……少しでは無いな。かなり、嬉しかった」
シャワーの細かい水音を背景に、くっきりとその声は響く。髪を伝う水が、いくつもの筋になって、床に落ちて。
「お前に、言い寄られて」
返事が、出ない。
嬉しいはずなのに、いろいろ茶化せるはずなのに。不思議とニヤけたりすることもなく、ただすうっと胸の辺りに溶けてゆく。
「……ありがとう」
黙って受け止める。こちらこそ、ありがとうだ。
声には出せないから、黙って頷いた。
これは良スレ
はよ
* * *
シャワーを止め、濡れた髪を絞る。
ぽたぽたと落ちる水が、どこか夢みたい。
ぼんやりと私の顔を眺めている彼に笑いかけると、恥ずかしそうに笑い返された。
「お風呂、入るよ?」
「ああ、来い」
彼は股を開いて、浴槽に私が入れるだけのスペースを作る。
その仕種にドキリとして。からかわれないよう、悟られないよう、慎重になりながら。
浴槽からお湯が溢れていくにつれ、身体が静かに沈んでゆく。
彼の股の間に腰をゆっくりと下ろして、彼のお腹に背中を預けて、彼の肩に頭をもたれ掛けて。
硬い物がお尻の辺に当たってるけど、それさえも私にとって丁度いいもののような気がする。
漫画とかで初めて見る男性器に対して怖いだとか可愛いだとか感想を漏らす事があるけど。どこか、尻が軽いみたいで嫌だと思う。
彼の両腕が、私のお腹を優しく抱く。
その手を握ってみると、なんだか幸せな気持ちになってくる。
「あのさ」
「どうした?」
「……幸せ」
「此方もだ」
キュッと、腕に力が入る。お腹に沈んだ手のひらが心地よい。
――なんだか、下の方が切なくなってきた。
きっと湯船に、私の体液も拡がっていっている。ひょっとしたら、彼のも。それを、二人で一緒に肩まで浸かっている。
酷く背徳的で、興奮する。
その湯船の中、抱き締められて。彼が何回か身体を動かし、座り直す。
依然として硬いままの彼の剛直。
浴槽の端に置いてある、ピンク色の包装に目がいった。
彼は、何も言わない。大方意地でも張っているのだろう。私みたいに。
――しょうがないなあ。
流し目で彼の顔を見て、誘ってやる。
「……しよっか」
「……いいのか?」
「したいの」
不思議と、あまり恥ずかしくなかった。
それでも彼は、私を抱え込んだ体勢のままから動かない。どこか、目が泳いでる。らしくなくて、ちょっとだけ不安になる。
「……前戯とやらを、したいのだが」
「うん」
「恥ずかしながら、何をすればよいのか、分からないのだ」
ああ、成る程。
「――その、指で、だな」
顔が赤い。きっと、私も。
「……破ってしまったら、どうする」
ああ、それなら。
「膜なら、無いから」
「……処女では、ないのか」
その声は不機嫌そうというよりも、驚きが占めていて。ただ私は、ごめんと謝る。
「その反応はおかしい。まだ此方は何も言ってはおらぬが」
そうは言っても、だ。なんだか語調が強くなってるし。
「いや、謝るという事はやはり何かしら疚しい事があるのだろう。言え」
「…………ごめん」
「……勘違いしているようだが。隠し事は、無しだ。それはこれからの為であり、お前をなじろうとしている訳ではない」
「……」
「――言ってくれ。受け止める」
あくまでも、優しい彼。そういう所が大好きだ。
落ち着いて、息を吸って、吐いて。
「…………自分の、指」
一瞬。何を言ってるのか理解されてないのが分かった。普段いじめられてる分のお返しだ。
身体を捻って、不意をついて。強引に唇を重ねる。――きっと今、目を白黒させてるんだろう。見れないのが残念だ。
肩に手を回して、きつく抱き寄せる。理解が追い付いたのか、彼も私をぎゅっと抱き締める。
舌で彼の唇をなぞったら、ゆっくりと開いて。舌と舌とを、擦りつける。
絡み合わせるなんて上等な事は、まだ出来ないけど。それでも十分に充たされてゆく。
彼の舌の力に負けて、私の口の中に押し戻される。そのまま彼の熱い舌は、私の歯を、歯茎を、口内を。荒っぽくむしゃぶって。
――やがて息が苦しくなって、彼の背中を叩く。
二人の唇は開かれたまま、そっと離れて。銀色の橋がかかって、プツリと切れて、湯船に落ちて。
「……きっと、湯船の中だと、片付けが面倒だから、さ」
「ああ。分かった」
私が先に浴槽から出て、彼もそれに続く。
薄くなってきた湯気が、身体に纏わりつくような感じ。首筋を伝う汗が、ねぶったい。
風呂場に張られた大きな鏡に、私と彼が並んで映ってる。
何故だか、その途端に恥ずかしくなってしまった。
顔を見られたくない旨を告げると、では後ろを向いたままするのか、と尋ねられる。
ゆっくり頷くと、彼は軽く笑った。なんだかからかわれた気分。
「どういう姿勢をとればいいのか、分かっているのか?」
「……バカにすんな」
壁に手をついて、上半身を倒して。股を開いていって。
頭を下げ、視線を床のタイルに置いて、静止する。
――お尻を、性器を大きく強調する、獣の体位だってどこかで読んだ事があるような気がする。
顎をひいてちらっとお臍の方を見たら、下の口から銀の糸がゆっくりと垂れていくのが見えた。
「……扇情的だな」
彼は言う。視線が、私の脚の付け根に釘付けになっているのが分かる。
――想像以上に恥ずかしい。
『あられもない姿』だなんてよく言うけど。恥ずかしい部分を突き出して、彼を待つこの体勢より、情けない姿は、そう無いんじゃないだろうか。
「触るぞ」
彼の生暖かい手が、私の臀部に添えられる。そのままお餅でも捏ねるように、ぐにぐにと押したり、潰したり。
湯船でのやりとりで、すっかり慣れてしまったのだろうか。ただ興奮しているだけなのだろうか。あまり遠慮がない気がする。
何となく目を閉じると、感覚が鋭利になるような気がした。彼に揉みくちゃにされてるのが堪らなく幸せな事みたい。
お尻が熱い。変な感じ。
と、彼が尻たぶを横に広げる。お尻の穴がひんやりした外気に当てられて、キュッと窄む。
「や、やめろっ!」
言うのに、身体は動かない。誰にも、お父さんにも見せたことが無いのに。晒された菊穴と、濡れそぼった前の割れ目とが彼の目に映ってる。映ってる。丸見え。
――また、お腹のあたりがぽかぽかする。いやらしい気持ち。ちょっと幸せな、あの感じ。
物欲しそうにヒクついていると告げられて、死ぬほど恥ずかしくなる。
「随分と、情けないな」
お前の声も、随分と余裕が無いように聞こえるよ。そう返してやりたい。
「……声を、上げていいぞ」
ぴとり。
まだ熱を帯びている私の尻臀に、彼の太い先っぽが――熱く、脈打つそれが1つ。優しく触れる程度に当てられる。
目を、閉じる。
先端は、ゆるゆると円を描く。私のお尻の膨らみに合わせて渦を巻くように。
ぬらぬらしてる。くすぐったい。彼も我慢してるんだ。普段、あんなに掴めない彼が。こんなに私に集中して。
閉じた瞼の裏側に、なぞられた軌跡が浮かんでくる。
ゆっくり、ゆっくり。
次第にお尻から下の方へ、太股へ。
――違う、そっちじゃない。もっと当てて欲しい所があるから。
息が、荒い。触られてるだけなのに。
思いが伝わったのか、彼のそれはつうっと上って行き、後ろの穴と前の裂け目との間に落ち着く。
はやく、はやく。
「ふーっ、ふーっ……」
はやく。
ガチガチになったそれは、動く。
滴る粘ついた液体を、下の涎を。舐めるように、掬い取りながら。
私の敏感な線を撫で上げる。
「んくっ……」
変な声。はずい。気にしてる余裕は無いけど。
撫で下ろす。往復だ。声は出さずに済んだ。
一回、二回、三回。だんだん撫でる速さが上がっていってる気がするのは、気のせいじゃないと思う。
だらしなく垂らしていた愛液を回りに塗りたくられて。
陰核が充血して膨らんでいくのが分かる。皮は、被ったままだけど、それでも痛いくらいに。
この体勢だと、勃たせていても見えないはず。少し安心するのと、残念なのと。
そう思っていたら、彼のモノが下に滑ってきて。2人の敏感な所が、小さくキスをする。軽くトぶ。壁に預けていた腕がガクガクする。やばい。耐えなきゃ。
切羽詰まって、でも、声を出すのは何故か躊躇われて。
「声を、出してもいいぞ」
彼はどこか、熱の籠った語気で言った。
――焦らすのは止めてくれ。
早く、弄って欲しい。啣(くわ)えたい。指でも、なんでもいいから。熱く、グズグズするんだ。
けど、彼の指は離れていってしまう。荒い息の私だけを残して、イヤらしい糸を引きながら。
とたんに、浴室の空気が信じられない程冷たく感じた。火照った私の熱が、吸われていくような。
股が、勝手に動く。擦り合わせて、鈍い快感を得ようと。くちくちと品の無い水音を立てて。
余裕が、無い。
「股を擦り合わせるのが、そんなに気持ちがいいのか?」
「ちが……ぅ……お願いだから……」
見てくれなんて、気にしてられない。お股が妙に涼しくて、寂しい。欲しい。
入れて、欲しい。
発情した私に、早く、今すぐにでも。
「……分かった」
彼は、そっと答えた。
何か、袋を開けた音――ゴムだとすぐに分かった。
彼の装着が、待ち遠しい。
――やがて、2人の体液でびしょ濡れの陰裂に、指が添えられる。
くぱぁ、なんて擬音が付くのだろうか。左右に、押し開かれる。
女の穴が、震える。
熱い物が、押し当てられる。
「いく、ぞ」
「う」
つぷり。
亀頭。丸く膨らんで、雁首。
彼が。彼の気持ちが。愛が。私の中に、入ってくる。
「あ、う」
陰芯は、私の肉を掻き拡げながら、奥へ、奥へと。
その度にきゅうきゅうとお臍の辺りが締め付けられる。
奥へ、奥へ。
まだ、奥へ。
――あ、れ?
「う、ぐぅ」
――そんな、奥まで。
届く、の?
「うっ」
彼の怒張は、私の穴を。
玩具では、取り出せなくなるやもしれぬと怖くて入れられなかった。
その、奥の方まで。
容赦無く、貫いた。
「大丈夫か?」
震える私に気付いてたのか、彼は気を遣う。
大丈夫じゃない。想像以上に深い所まで抉られて、痛い。
けど。
彼のがどくん、どくんと脈打つのを、身体で感じられて。普段の掴めない距離が、測れたような気がして。
「う……れ、し」
床に向かって、消えそうに。乱れた声を少しでも隠そうとしながら返事をする。
彼は狼狽してるのか、深くまで挿した状態から動かない。それでもいい。
繋がってる。
それだけで、私の頭はおめでたいぐらいに幸せになる。
胸の辺りが、いっぱいになる。
「………………動くぞ」
「……大丈夫か?」
震える私に気付いてたのか、彼は気を遣う。
大丈夫じゃない。想像以上に深い所まで抉られて、痛い。
けど。
彼のがどくん、どくんと脈打つのを、身体で感じられて。普段の掴めない距離が、測れたような気がして。
「う……れ、し」
床に向かって、消えそうに。乱れた声を少しでも隠そうとしながら返事をする。
彼は狼狽してるのか、深くまで挿した状態から動かない。それでもいい。
繋がってる。
それだけで、私の頭はおめでたいぐらいに幸せになる。
胸の辺りが、いっぱいになる。
「…………動くぞ」
* * *
浴室に、水音。
けど、シャワーの音なんかじゃない。
もっといやらしくて、素敵で、卑猥で、私の情動を煽る音。
それがタイルに反響して、サラウンドになって耳に入る。
彼がぎゅうっと私のお腹を抱き寄せて、大事な所をくっつける。
10回ほど、ぬとぬとと奥まで入れ、引き抜きを繰り返したあたりで痛みにも慣れた。
――いや、ひょっとしたら彼のモノの形に、整形されてしまったのかもしれない。
彼の形に。
そう考えると、堪らなくなる。
もっと、もっと。
彼を貪るように。
私を、もっと。
えづくように息を吐き出すと、自分でも信じられないぐらい情けない声が出た。
頭の奥の方で、何かがパチパチと弾けてる。焼けてるみたい。
「はあっ……あああぁぁ……」
締め付けて、彼も私に応えるように前後に動いて。いつの間にか、二人の鼓動は重なっていた。
――緩やかだった運動は、激しさを増していく。
燃え上がった彼が時折、私の名前を呼ぶ。嬉しくて、でも返事は出来ないほどいっぱいいっぱいで。
「くっ……う!」
彼は、ぎゅうっと私を抱き寄せ、一際深くまで射し込んで。私は、精一杯それを受け止めて。
「――!」
彼の肉棒が、私の中で大きく震える。
どくん、どくん。
どくん。
「……っ」
果てる彼。最後の最後まで、私は耐えた。彼の愛を、幸せを残さず受け止める。
「――――ふぅ」
そして、彼が溜め息と共に、逸物を私の中から引きずり出していく。少し名残惜しく締め付けるけど、彼はずるずると引き抜いた。
――終わっちゃった。
そして、完全に結合が外れて。
安心して。
上半身を起こそうとして。
腰が抜けて。
尻餅をつく格好で、後ろにバランスを崩して。
ドスン。
――――今日、彼の家に来る時からウズウズしていて。浴槽で高められ、前戯で焦らされ。
結局、浴室に入ってから私は、一回も達していなかった。
そして、溜まりにたまった情欲は、緊張の糸が途切れると同時に。
その、尻餅の衝撃で。
吹き出してしまった。
「――――!!!!」
スパーク。
お尻から伝わった振動が、身体の芯を揺らして。
燻っていた悦を刺激し、破裂させ。
あまりにもあっけなく。ガクガクと身体を震わせて、大きく後ろにのけ反らせて。
イってしまう。
情けないことこの上ない。
「あ゙っ……あ゙っ……あぁ」
突き上げるように登る快感に、為す術が無い。
呆然とする彼。放心する私。止まらない、身体の震え。
高みから降りてきても、足を開いたままにして、私はしばらくの間その余韻に浸っていた。
そして、その拍子にネジが外れてしまったのだろうか。
溜まっていた液体が、ちょろちょろと――
「あ……! や……み、みるな! みんなぁ!」
浴室に、私の悲痛な叫びが反響する。ツンと鼻をつく臭いに顔が熱くなる。
アイツはアイツで、私が垂れ流すのをじっと見てるし。……見んなよ。
黄色い水溜まりはどんどん大きくなる。止まんない。
「……湯気、出てる」
どこか可笑しそうに言う彼に、私は俯いて唇を噛む。
いっそ殺してくれ。
やがて筋になり、排水溝へと吸い込まれていくのを、私は顔を赤くして睨む事しか出来ない。
「……ははっ」
「笑うなぁっ!」
アイツはシャワーのノブを捻る。
冷たい水が、熱くなった頭に、顔に、床に。
ほんの少し、気持ちよかった。
「……部屋で、まだやるか?」
また反り返った彼のソレを見て。
私は頷いた。
「大好きだぞ」
「私も、だ」
おしまい。
おいおい、マジかよ、
ピロートーク期待してるよ
おわりー。
あんましエロくなくて、書き込んでくれた人、ごめんね。
本当はもっと堂島君がいけてる童貞だったはずなのに初々しい反応って言われたからへたれた。
楽しかったよー。
>>67
マジっすか
乙後日談はよ
乙
第2ラウンドやステップアップ後日談みたいなぁ
【ピロートーク】
男「ふぅ……」
幼「はぁ……」
男「……」
幼「……えっと」
幼「お疲れ様」
男「そうだな、疲れた」
男「お前も、お疲れ様」
幼「いえいえ」
男「……」
幼「……」スッ
男「……どうした」
幼「足、絡めるのが夢だったんだ」
男「そうか」
幼「……男の足、すねげでチクチクするな」
男「お前のは、すべすべだな」
幼「自慢の足だからな」
男「……なんというか、その、あれだ」
幼「どうした?」
男「…………」
幼「……また?」
男「お前が悪い」
幼「えー……疲れたよ、もう」
男「……触ってもいいか?」
幼「どこを?」
男「股だ」
幼「んー。エロいのは無しな」
男「……」スベスベ
幼「……」
男「……」スリスリ
幼(……)
男「……」サワサワ
幼(なんというか)
幼(ちょっとムラッとする)
男「……お前の身体は不思議だな」
幼「なんで?」
男「柔らかい所が沢山ある」
幼「…………」
男「あ、いや。太っているという意味ではなくてだな」
幼「……胸は、触んないの?」
男「」
男「……」フニフニ
幼(あー……あかん)
男「……!」モミモミ
幼(濡れてきた)
男「こんなに、柔らかいのか!」
幼(あー。あー。ムリ)
男「んむ」チュッ
幼「んー……」ギュッ
幼「……ぷはっ」
男「……疲れてるのではなかったのか」
幼「お前の為を思って言ったんだよ、バカ」
男「それは、それは」ガシッ
幼「!」
男「どうした?」
幼「日付、変わったぞ」
男「――そうか」
幼「……あのさ、男」
男「こういうのは、男の此方から言わせろ」
幼「……うん」
「結婚してください」
【ピロートーク・終わり】
勢いで後ろ穴でやっちゃう感じのを
騎乗位オナシャス!
>>79
どっちが受けですか!?!?(錯乱)
男が掘られてるところをお望みな方がこのスレにいるのだろうか(遠い目
>>82
すいませんでしたッ…
んじゃ人もいないみたいなんで、書いてきます。
焦らしみたいな?
あと速報なんだから1日で全部やらなくてもいいのよ
早いに越したことはないけど
ローションプレイ
時間かかるしまた立て直すわ
いっぱい余ってるし、しばらく落ちないんだから慌てなくてもいいんだぞー
この作者は女性だな 男が書くと大体生だしな
建てなおさなくても速報は1,2ヶ月落ちないから同じスレでやるのが推奨されてるよ
それでも建てるならスレタイ書いてってくれ
乙
すごくいいとおもいます
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