穂乃果「寺生まれのTさん」 (173)

出オチだよ!

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ある日私は買い物に出かけた

普段どおり道を歩いていると真っ赤なワンピースを着た綺麗な女性が眼に映った

綺麗な人だなー、そう思った瞬間私は対向車線から来たトラックに撥ねられた

アイ活で鍛えていた私はとっさの瞬間受身をとる事ができたため両足を骨折する重傷ですんだ。

それから半年たったある日、友人のKが同じくトラックに撥ねられた

直ぐに病院に駆けつけたが、Kは意識の無い重体

その場で救助に当たった人の話によるとKは「赤いワンピースを見てついよそ見しちゃって・・・」

と呟いていたという、私は驚いた。

アレは死神なんじゃないか?私がそう思っている頃またあそこで事故が合ったらしい

話を聞いてみるとひき逃げらしく、この辺りは見通しがいいにも拘らずそういう事故が多いらしい

私はあの赤いワンピースの女が死神だと確信した

数日後私は学校の先輩Tさんと一緒にその道を歩いていた。

Tさんは実家が寺で非常に霊感が強いらしく、私は死神の話をしてみた。

「ふーん」っと素っ気なく聞いていたTさん、だが少し歩いてからTさんが突然

「あの女か!」と叫んだ。見ると確かにあの赤いワンピースを着た女が道を歩いている!!

「そうです!あの女です!!」私が叫ぶと「そこやない!あっちや!!」と正面を指すT先輩

見ると顔の抉れた女が走るトラックの方向を狂わそうと、車体に飛び移っている所だった!

「ちょい荷物頼むで・・・」Tさんはそう呟くと対向車線の車に飛び乗り、狙いを定め

「破ぁーーーーー!!」と叫んだ、するとTさんの両手から

青白い光弾が飛びだし、女の霊を吹き飛ばした!

「これで安心やな・・・」そう呟いて去っていくTさん。

寺生まれってスゴイ・・・その時初めてそう思った。

子どもの頃から、私は和菓子屋にすんでいた。

母親が仕事をしていたので、学校から帰っても自分一人のことは少なかった。

ある日、夕方遅く学校から帰ってくると、家の中が暗い。

「おかあさ~ん?」と呼ぶと、2階からか小さな声で「はあ~い」と

応える声がする。もういっかい呼ぶと「はあ~い」。

自分を呼んでいるような気がして、2階へあがる。

階段をあがったところでまた母を呼ぶと、奥の部屋から「破あ~い」と声がする。

奇妙な胸騒ぎと、いっこくも母に会いたいのとで、奥の部屋へゆっくりと

近づいていく。

そのとき、下で玄関を開ける音がする。母親があわただしく買い物袋をさげて

帰ってきた。「穂乃果、帰ってる~?」明るい声で私を呼んでいる。

私はすっかり元気を取り戻して、階段を駆け下りていく。

そのとき、ふと奥の部屋に目をやる。

奥の部屋のドアがキキキとわずかに動いた。

そこには・・・





「雨漏りしてるみたいやから直しといた。

 それと浮翌遊霊も一緒に祓っといたから、心配ないで」




「そこまでだ!」




駆け込んできた警察官に連行されるTさん。

流石の寺生まれでも国家権力には逆らえないんだって、その時私は世の不条理を

ヒシヒシと肌で感じた。




私は親友から深刻な相談を受けた。



最近、自宅の老いた犬が

誰もいない玄関に向かってけたたましく吠えるというのだ


私が彼女の家に行った時も、全く吠えなかった人なつっこいあの犬が

突然ものすごい剣幕で吠えるのだという、しかも時間を問わず。

不安がる彼女が霊を引き寄せやすい体質だったことを思い出し、私は

寺生まれで霊感の強いTさんに相談する事をすすめた


ファミレスで3人で食事をしながら事の話をするとTさんは

「大丈夫、その犬は帰ってきた先祖に挨拶してるんよ、この時期やし」

とのこと

すっかり安心した彼女を送り返すと、Tさんから連絡が・・・

「あの子の言ってた事やけど、確認したい事があるんや

あの子の家の前まで案内してくれへん?」

深夜2時、彼女の家の前に行くと

確かに駐車場に繋がれた犬が吠えている。


「やっぱりな・・・」

そう呟いてTさんは彼女の家の向かいにある電柱に手を添えた

するとそこからスッと青白い光が走り

幾つもの亡者が彼女の家を通り抜けようとしているのが見える

しかし犬の抵抗に遭い、上手く通り抜けられない模様

「大した犬や・・・ずっと家を守っていたんか」

そういいながら犬の頭を撫でるTさん


「破っ」


Tさんの声と共に道は家を避け天に伸び、

虹のように遠くの空に伸びていった・・・


「何故彼女に嘘をついたんですか?」の問いに

「可愛い子を無駄に恐がらせるのはウチの仕事やないからな」

寺生まれはスゴイ、私は久しぶりにそう思いました。


・・・数日後、彼女の家の犬が老衰で亡くなったと聞いた。

悲しみにくれる彼女を励ましてやると

「ワン!」と元気なあの犬の声が聞こえた気がした


きっと犬はまだ家族を守っているんですね・・・

線香をあげながら私は思った


家族を見守る犬はスゴイ、私はその夜少し泣いた




嫌な夢を見ました


ノコギリを持った男が私の部屋に立っている・・・

私は恐怖のあまり動くことが出来ず、ただその男を眺めている。

すると男は突然ノコギリで家の柱を切り出した!

思わず「やめてください!!」と叫ぶ私

するとゆっくりこちらを振り返る男

その顔は、見るも無残に潰されて顔中に釘が打ち付けてある

「お前もこうなりたいのか?お前もこうなりたいのか?

してやろうか?してやろうか?」


ゆっくり私に近づく男・・・私は金縛りにあったように動けず、そして・・・

男のノコギリが私の顔に・・・



そこで目が覚めた

嫌な夢だ、後味が悪い・・・私は水を飲もうと立ち上がった

目に飛び込んできたのは、無残にも傷つけられた家の柱!

私は恐怖した、まさかあの男は現実に!?

そして次は本当に私の顔が刻まれてしまうのではないかと

その日、私は寺生まれで霊感の強いTさんにその夢を相談してみた

しかし、Tさんは「しょせん夢やろ?」と冷たい対応

なんとしても引き下がれないので必死に何とかしてください!と頼み込むと

「それじゃウチの作ったお守りやるからそれを枕元に置いて寝てみ、

それで大丈夫や」とお守りを渡してくれた

次の日、不安ながらも朝の早かった私は床に付いた、そこでまた夢を見た

「つづき、つづき、つづき!つづき!つづき!つづき!」

またあの男だ!!私は夢の中でTさんのお守りを探した

しかしどこにも見当たらない・・・

「これ?これ?これ?」なんとお守りを男が持っている!これではもう・・・!!

だが次の瞬間、お守りが眩い光に包まれ、どこからとも無くTさんの声が



「破ぁ!!」



お守りは光と共に飛び散り、男の半身を吹き飛ばした。


「あああああああああ」

半身でのたうつ男を横目に私は夢から目覚めた

そして枕元にあったはずのお守りはどこをどんなに探しても見つからなかった

その話をTさんに話すと

「半身を吹き飛ばした?

うーん、威力は師匠の作った奴の半分かぁ・・・」と呟くTさん

寺生まれはスゴイ、私は感動を覚えずにはいられなかった。




部活仲間と合宿へ行ったときの話


練習のための合宿ではあったが、途中からは友人の別荘から浜に降り、

ビーチバレーをしたり砂のお城を作ったりと楽しい時間を過ごした


するとYが「こうみえて私泳ぎは得意なのよ、あのブイまで泳ぎきったらかき氷おごってね!」と言い出した

皆が返事をするより早く海に飛び込むY、なるほどいうだけあってか綺麗な泳ぎでブイまでたどり着くY

沖で大きく手を振るY、私達も浅瀬から手を降って返すが、どうも様子がおかしい


「あれ!?溺れてるんじゃない!?」誰かが叫んだ、

確かに今にも沈みそうだ!私達は急いで助けに向かった

しかし、中々たどり着くことが出来ず、Yは今にも沈みそうに・・・

「おかしい・・・」そう思った私は水中に潜った、するとそこには

Yの身体にしがみ付き、引き込もうとする黒い影が無数に蠢いていた!!


このままじゃ私達も、そう思った瞬間、大波の向こうから一人のサーファーが!!

寺生まれで霊感の強いTさんだった!Tさんは板を華麗に操りYを抱き上げるとそのまま波に乗って陸地へ


「破ぁ!!」振り返らずにTさんが叫んだ、するとTさんの板が起こした無数の泡が

ボコボコと集まり浮き輪状に、私達もそれにつかまって陸までたどり着くことが出来た

「ありがとうございますTさん、でもどうしてサーフボードを?」そう聞いた私にTさんは

「なぁに、この辺りは毎年水難事故が起こってるっていわく付きの海岸でな、こんな事もあろうかと・・・」

そういいながらYの胸に手をあて呪文を唱えるTさん、するとYの口から汚れた水が吐き出されYは意識を取り戻した。

「きっと死者が死者を呼ぶ潮の流れなんやろうな、ここは・・・」海岸線を見つめて呟くTさん

顔を赤くしながら「あ、あんたなんかに助けてもらうくらいなら[ピーーー]ばよかったわ!」

と大げさに言い放つYを見て

寺生まれはスゴイ、私はまたもやそう思いました。




部室に入ったら部屋の中が蒸し暑かったの

今日も昼間暑かったから熱が篭ってたんだろうな~

エアコンつけてパソコン立ち上げて

適当にサイト巡回してた

そしたらエアコンの調子が悪いのかウーウー鳴り出した

こんな暑いときに故障って

明日買いに行かないと・・・

そう思ってリモコンでエアコンの電源切った


それでも部屋の中は

いつまでたっても冷風来るし涼しいのよね

しかもエアコンの音は鳴りっぱなしだし・・・

リモコンまで逝かれたの?

音がどんどん低音になってヴーヴー響いてくる

ちっ・・・コンセント抜くか・・・


って、窓見たら

髪の長い女が窓枠にしがみついて

「ゔぅ~・・・ゔぅ~・・・」って言ってた

あんなの死ぬほどびびるに決まってるじゃない

私の背後から突如「破ぁー!」という掛け声と共にまばゆい閃光が放たれた

閃光を浴びた女はもがき苦しみ、消滅した

助けてくれたのは寺生まれのTさんだった。

「たまにはうちわも使いや?」ニヒルに笑ってTさんは去っていった。

寺生まれってやっぱりスゴイ、そう思った




ある日、遊びの予定がキャンセルになった私は家に帰ろうとちょっと近道をした


街から少し離れた所にある橋で、普段なら通らない場所

何か恐いな・・・そう思いつつ橋を渡ろうとしたとき

「あなたも釣りですか?」後ろから声をかけられた、振り返るとそこにはサラリーマン風の中年男性が

「いえ、そういえばここ、穴場らしいですね」「えぇ、よく釣れるんです」

「あなたは、釣りですか?」「・・・まぁそうですね」話していくうちに段々と私は違和感を感じた

男性はどう見てもスーツ姿、とても釣りを楽しむ格好じゃない、こんな所でなにを・・・

「あなた、つらないんですか・・・」男性の声・・・いやおかしい、明らかに上から聞こえてきた

「つりましょうよ、あなたも・・・」私は恐怖に震えながらも上を見上げた・・・

そこには、今話をしていた男性の首吊り志体が!!男が言っていたのは「釣り」ではなく「吊り」だったのだ!!

気が付くと私の目の前には無数の人影が「吊ろう・・・一緒に吊ろう・・・」と私に囁いている

「そこまでや」聞いたことのある声、寺生まれで霊感の強いTさんだ!

影によって今にも吊り上げられそうな私の前に来ると、自前の釣竿を振り回し

「破ぁ!!」と叫ぶ、すると釣竿の糸が眩く光り、振り回した糸が剣のように次々と影を引き裂いてゆく!

ある程度影を振り払うと、Tさんの呪文によって周りには光が走り、アッー!と言う間に影は全滅した。

「希ちゃんも夜釣りかにゃ?」そう尋ねるとTさんは「まぁな、釣り上がったのは随分と小物やったがな・・・」

帰り道で聞いた話によるとあそこは自○の名所で首吊りが首吊りを呼ぶ恐怖の橋らしい。

「すっかり日も暮れてもうたな、どれ、街に女の子でも釣りに行こか」

そう言って爽やかに笑ってみせるTさんを見て

寺生まれってスゴイ、凛は改めてそう思いました




私が牛乳を飲もうと冷蔵庫を開けると、誰かの生首が入っていました。
私はビックリして、思わず冷蔵庫のドアを閉めてしまいました。
きっと今のは何かの見間違いであろうと思い直し、
再び冷蔵庫を開けると、なんとそこには誰かの生首が白目を向いていたのです。
私は思わずドアを閉めましたが、
きっと疲れていて見えもしないものを見てしまったのだと思い直し、
覚悟を決めて、改めて冷蔵庫を開けました。
するとそこには、何者かの生首が白目を向いて、ほのかにほくそ笑んでいるのです。
私はビックリして、冷蔵庫のドアを閉めましたが、きっと幻覚を見たに違いない、
最近あまり寝てないから、見えもしないものが見えてしまったのだと思い直し、
冷蔵庫を開けました。するとそこには、白目を向いた生首が入っていたのです。
驚いた私は、気がつけば冷蔵庫の扉を閉めていましたが、気のせいだと思い直し、
再びドアを開けると、やっぱり白目を向いた生首が、ほのかに笑っているのです。
思わず扉を閉めてしまいましたが、きっと幻覚に違いありません。最近寝てなかったから。
と、思い直し冷蔵庫を開けると、やっぱり誰かの生首が入っているのです。
思わず冷蔵庫を閉めた私でしたが、これは何かの間違いに違いない。
疲れているから見えもしない物が見えたのだと思い直し、冷蔵庫を開けると、
そこにはなんと白目を向いた生首が……、うわっと思い冷蔵庫を閉めましたが、
きっと疲れのせいで幻覚を見たに違いないと自分に言い聞かせ、
再び冷蔵庫を開けると、なんと誰かの生首が白目を向きながら笑っているのです。
思わず冷蔵庫の扉を閉めましたが、きっと気のせいで、
何かと見間違えをしたのだと自分に言い聞かせ、扉を開け直すと、
なんとそこには、何者かの生首が白目を向いて笑っていたのです。

なんだこれは

「さがってな!!!」とっさに後ろから聞こえた声の方を向くと

そこには寺生まれで霊感の強いTさんが!

Tさんが冷蔵庫の中の生首に向かって「破ぁ!!!」と叫ぶと

生首はおいしそうなケンタッキーフライドチキンに変わってしまいました!!!

「おそらく遠まわしに何かの恨みがあったんやろ、気をつけることやな」

Tさんははにかみながら「食べたくなるなるケンタッキー」とだけ残して帰っていきました

寺生まれってスゴイ、私は改めてそう思いました




今日はこれぐらいで
改変コピペ貼っ付けるだけだから2、3日ぐらいで終われると思います


おつ Tさんとやらがイケメンってことしかわからん というよりのんたんなのかね 

Tさん...いったい何條希なんだ...

神社じゃないのかwwww

登場人物のT・K・Yは全部名字の方?(特にK)

スピリチュアルってスゴイ、私は改めてそう思った

>>45
名字でやってたつもりがごっちゃになってた
Kは(・8・)です

その日、両親と妹は出かけてて、家には私一人だけだった。


電気を消し、ベッドに潜って寝ようとしたとき私の携帯が鳴った。

短針は深夜一時を指している。こんな時間に誰だろう。



「あたしメリーさん。今ゴミ捨て場に居るの」

 プツリ。


突然の事に困惑する私。今のは一体・・・?

考えていると、再び電話がかかってきた。



「私、メリーさん。今駅前に居るの」


 プツッ。


突然の事に困惑する私。今のは一体・・・?

考えていると、再び電話がかかってきた。



「私、メリーさん。今駅前に居るの」


 プツッ。


一方的に切られる電話。

そうして暫くすると、またかかってくるのである。



「私、メリーさん。今、郵便局の近くにいるの」

「ふざけないで!」


気味が悪くなった私は声を荒げ電話を切った。しかしすぐにまたベルが鳴る。



「私、メリーさん」

「今、タバコ屋さんの角にいるの」


近くの郵便局から私の知っているタバコ屋までは数十キロもある。

ありえない。十秒もかからずにだなんて。


「そ、そんな……」


何度切っても電話は止まず、声の主は私の家に近づいてくる。

募っていく不安。そしてついに



「私、メリーさん。今、あなたの家の前にいるの」


「何ですって!?」


私は急いで部屋のカーテンを開けて外を見てみる。人影は・・・無い。

が また、電話。



「もしもし。私、メリーさん。今、あなたの家の玄関にいるの」


電話が切れる。

不安が恐怖に変わる。

ここからでは様子は見えない。思い切って確認しに



「もしもし、私メリー

「もういい加減にして!」


耐えきれなくなった私は大声で怒鳴った。しかし声の主は動ぜず、一言。



「今、あなたの家の中にいるの」



私は絶句した。


玄関の鍵はしっかり閉めてある、どうして?

もう逃げ場がない。



「もしもし、私メリーさん。今、あなたの部屋の前にいる・・・」



声を全て聞く前に私は電話を切り、部屋を出、階段を駆け下り、玄関から外へ飛び出した。


誰も、いない。


「やっぱり、悪戯だったのね・・・」


私がほっとしたつかの間、




「ぷるるるるるるるる、ぷるるるるるるるる」


「・・・はい」


「もしもし、私メリーさん。今」


「今・・・?」







「私、メリーさん。今、あなたの後ろにいるの」




「そこまでや」

聞いたことのある声。寺生まれで霊感の強いTさんだ!

「持ち主を想う人形を利用する小悪党め!!」

Tさんは「破ぁ!!」と叫んだ、すると青白い光弾が私の背後に向かって飛んでいき

女の影は断末魔の悲鳴を上げながら粉みじんになって吹き飛んだ!


Tさんが何かを拾い上げ差し出す。

それは見覚えのある古い西洋人形。


そうだ、引っ越すときについ手放してしまった人形だ。

「メリー」って名前をつけてよく遊んでいたっけ・・・。

私はやっと思い出した。


「今度はちゃんと大事にな?」

やっぱり寺生まれってすごい。Tさんに感謝しつつ、私はそう思った。




私が小学生の頃の話。


私が住んでいた町に廃墟があった。

2階建てのアパートみたいな建物で、壁がコンクリートでできていた。

ガラスがほとんど割れていて、壁も汚れてボロボロだったから、

地元の人間でも、あまりこの場所に近づくことはなかったらしい。


ある日私は、友人と肝試しをすることになって、この廃墟に行くことにした。

まだ昼ぐらいだったから、建物の2階まで上がって建物を探索した。

そしたら並んでいる扉のひとつに、文字が書いてあるものがあった。

友人と近づいて確認してみると、扉の前に


「わたしは このさきの へやに いるよ」と書いてあった。

私と友人は扉を開けて中に入り、先に進むことにした。


歩いて行くと分かれ道に突き当たって 、壁に

「わたしは ひだり に いるよ」と書いてあった。

少し怖くなったけれど、私と友人はそのまま左に進むことにした。

すると両側に部屋があるところに突き当たって、壁に

「あたまは ひだり からだは みぎ」と書いてあった。


友人はこれを見た瞬間に、怖くなって逃げだした。

でも私はその場所にとどまって、勇気を出して右の部屋に行くことにした。

部屋に入り進んでいくと、突き当たりの壁に


「わたしの からだは このしたにいるよ」

と書いてあった。下を見ると


「ひだりの へやから わたしの あたまが きてるよ うしろ みないでね」

私は急いで、その部屋から出ようとした!


そのとき!「破ぁ!!!」後ろから聞こえた怒号と断末魔!

振り返るとそこには寺生まれで霊感の強いTさんが!

「未練がましい女はもてへんで、来世は幸せになりや」

と言うと女の生首は一瞬悲しそうな顔をして消えていった

寺生まれってスゴイ、凛ははじめてそう思った




前にキャンプをしていたときのこと。

夜中のたき火中に、

「たすけてえええだれかあ」と女性の声が湖の方で聞こえてきて、

そっちに目をやると女性が溺れていた。


びっくりしたと同時に、助けなきゃと思い立ち上がったら連れが

「あんた、何する気よ!」って引き留めるから

「だって、助けないと・・・!」と言い返したら、


「ちょっと冷静になりなさい!

ここから離れてて真っ暗なのに何で顔がはっきり見えるのよ!」


するとむこうからすごい速度のアヒルボートが!!

寺生まれで霊感の強いTさんだった!Tさんは溺れてる女の影に向かって

「破ぁ!!」と叫んだ、すると女の影は断末魔の悲鳴を上げながら

粉みじんになって吹き飛んだ!


「このあたりは水難事故が多いらしいな、仲間が欲しかったんやろ」

Tさんははにかみながら「気いつけなー」とだけ残して帰っていった

寺生まれってスゴイ、改めてそう思った




私は、夢をみていました。

昔から私は夢をみている時に、たまに

自分は今、夢をみているんだと自覚する事がありました。


この時もそうです。

何故か私は薄暗い無人駅に一人いました。

ずいぶん陰気臭い夢だなぁと思いました。


すると急に駅に生気の無い男の人の声でアナウンスが流れました。

それは


「まもなく、電車が来ます。

その電車に乗るとあなたは恐い目に遇いますよ~」


と意味不明なものでした。


まもなく駅に電車が入ってきました。

それは電車というより、よく遊園地などにあるお猿さん電車のようなもので

数人の顔色の悪い男女が一列に座ってました。


私はどうも変な夢だなと思いつつも、

自分の夢がどれだけ自分自身に恐怖心を与えられるか試してみたくなり

その電車に乗る事に決めました。

本当に恐くて堪られなければ、目を覚ませばいいと思ったからです。

私は自分が夢をみていると自覚している時、自由に夢から

覚める事が出来ました。


私は電車の後ろから3番目の席に座りました。

辺りには生温かい空気が流れていて、本当に夢なのかと疑うぐらい

リアルな臨場感がありました。


「 出発します~」とアナウンスが流れ、電車は動き始めました。

これから何が起こるのだろうと私は不安と期待でどきどきしていました。

電車は ホームを出るとすぐにトンネルに入りました。

紫色っぽい明かりがトンネルの中を怪しく照らしていました。


私は思いました。


(このトンネルの景色は前に遊園地で乗った、スリラーカーの景色だ。

この電車だってお猿さん電車だし結局過去の私の記憶にある映像を

持ってきているだけでちっとも恐くなんかないな。)


とその時、またアナウンスが流れました。


「次は活けづくり~活けづくりです。」


活けづくり?魚の?ウェェ・・・などと考えていると、

急に後ろからけたたましい悲鳴が聞こえてきました。

振り向くと、電車の一番後ろに座っていた男の人の周りに

四人のぼろきれのような物をまとった小人がむらがっていました。


よく見ると、男は刃物で体を裂かれ、

本当に魚の活けづくりの様になっていました。強烈な臭気が辺りをつつみ、

耳が痛くなるほどの大声で男は悲鳴をあげつづけました。

男の体からは次々と内臓がとり出され血まみれの臓器が散らばっています。


私のすぐ後ろには髪の長い顔色の悪い女性が座っていましたが、

彼女はすぐ後で大騒ぎしているのに黙って前をを向いたまま

気にもとめていない様子でした。


私はさすがに、想像を超える展開に驚き、

本当にこれは夢なのかと思いはじめ恐くなり

もう少し様子をみてから目を覚まそうと思いました。


気が付くと、一番後ろの席の男はいなくなっていました。

しかし赤黒い、血と肉の固まりのようなものは残っていました。

うしろの女性は相変わらず、無表情に一点をみつめていました。


「次はえぐり出し~えぐり出しです。」とアナウンスが流れました。


すると今度は二人の小人が現れ、ぎざぎざスプーンの様な物で

うしろの女性の目をえぐり出し始めました。

さっきまで、無表情だった彼女の顔は、痛みの為ものすごい形相に変わり、

私のすぐ後ろで鼓膜が破れるぐらい大きな声で悲鳴をあげました。

眼かから眼球が飛び出しています。血と汗の匂いがたまりません。


すると今度は二人の小人が現れ、ぎざぎざスプーンの様な物で

うしろの女性の目をえぐり出し始めました。

さっきまで、無表情だった彼女の顔は、痛みの為ものすごい形相に変わり、

私のすぐ後ろで鼓膜が破れるぐらい大きな声で悲鳴をあげました。

眼かから眼球が飛び出しています。血と汗の匂いがたまりません。


私は恐くなり震えながら、前を向き体をかがめていました。

ここらが潮時だと思いました。

これ以上付き合いきれません。

しかも、順番からいくと次は3番目に座っている私の番です。


私は夢から覚めようとしましたが、

自分には一体どんなアナウンスが流れるのだろうと思い、

それを確認してからその場から逃げる事にしました。


「次は焼肉~焼き肉です~」とアナウンスが流れました。最悪です。

どうなるか、容易に想像が出来ので

神経を集中させ、夢から覚めようとしました。


(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)いつもはこう強く事で成功します。

急に「ジュゥゥゥ・・・」という機械の音が聞こえてきました。

今度は小人が私の膝に乗り変な機械みたいな物を近づけてきました。

たぶん私を焼いてしまう道具だと思うと恐くなり、

(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)と目を固くつぶり一生懸命に念じました。

「ジュゥゥゥ・・・!」という音がだんだんと大きくなってきて、顔に熱を感じ、

もうだめだと思った瞬間に静かになりました。


なんとか、悪夢から抜け出す事ができました。

全身汗でびしょびしょになっていて、目からは涙が流れていました。

私は、寝床から台所に向、水を大量に飲んだところで、

やっと落ち着いてきました。恐ろしくリアルだったけど

所詮は夢だったのだからと自分に言い聞かせました。


次の日、学校で会う友達全員にこの夢の話をしました。

でも皆は面白がるだけでした。

所詮は夢だからです。


それから4年間が過ぎました。

高校生になった私はすっかりこの出来事を忘れ

アイ活に勤しんでいました。

そしてある晩、急に始まったのです。



「 次はえぐり出し~えぐり出しです。」


あの場面からでした。

私はあっ、あの夢だとすぐに思いだしました。

すると前回と全く同じで二人の小人があの女性の眼球をえぐり出しています。


やばいと思い (夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)とすぐに念じ始めました・・・・・

今回はなかなか目が覚めません。(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)・・・・・

「次は焼肉~焼き肉です~」


いよいよやばくなってきました。「 ジュゥゥゥ 」と近づいてきます。

(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ、覚めて!)


「いや、次は終点や」


いつの間にか向かい側の席に寺生まれで霊感の強いTさんが腕組みして座っていました。


「ただしアンタらは地獄で途中下車や!破ぁ!!」

掛け声と共にTさんの両手から青白い閃光が飛び出し、私の膝の上にいた小人を粉々に打ち砕きました。


「さてと、朝まで時間もあるしもう一眠りやな」

そのまま何事もなかったかのように夢の中で眠ってしまう希ちゃん。

寺生まれってスゴイ、凛はいろんな意味で思った。




同じ画像なりマークなりを
毎日見せることによって、
それがあっても、
それが目に付いてもおかしくない、
不自然ではない状態にすることは
洗脳の第一歩よ。
仮にあなたの部屋の壁紙に
普通では視認できないメッセージが刷り込まれていたらどうする?
連日連夜、気づかれないように少しずつ少しずつメッセージを刷り込んでいくの。
時々、突然気分が悪くなったり、めまいがしたことはない?
金縛りにあったことは?
お昼ごはんを食べたのを忘れたことは?
大きな都市が丸ごと停電する夢を見た経験は?
球形プラズマ、蜃気楼、観測気球、写真に撮るとしたらどれ?
マンテル・チャイルズ・ウィッティドその次は?
『アルミホイルで包まれた心臓は六角電波の影響を受けない』というフレーズ知ってる?
螺旋アダムスキー脊髄受信体って言葉に聞き覚えはある?
さっきからずっとあなたの後ろにいるのは誰?


「ウチや」


振り返るとそこには寺生まれで霊感の強いTさんが!

するといきなり「破ぁ!!!」と叫んだ!

粉みじんになっていくマンテルとチャイルズとウィテッドとその次!

「人の恐怖心に入り込んで自分の結界を広げていく小悪党め!!!」

部屋に響く断末魔が鳴り止んで、Tさんははにかみながら

「アルミホイルで心臓は包めん、覚えておくんやな。」

寺生まれってイミワカンナイ、改めてそう思った




May 9, 1998
夜、警備員のスコットとエリアス、研究員のスティーブとポーカーをやった。
スティーブの奴、やたらついてやがったがきっといかさまにちがいねェ。
俺たちをばかにしやがって。

May 10, 1998
今日、研究員のおえら方から新しい化け物の世話を頼まれた。
皮をひんむいたゴリラのような奴だ。
生きたえさがいいってんで、豚を投げこんだら、奴ら、
足をもぎ取ったり内臓を引き出したり遊んだあげくやっと食いやがる。

May 11, 1998
今朝5時頃、宇宙服みてえな防護衣を着たスコットに突然たたき起こされて俺も宇宙服を着せられた。
なんでも、研究所で事故があったらしい。
研究員の連中ときたら、夜も寝ないで実験ばかりやってるからこんな事になるんだ。

May 12, 1998
昨日からこのいまいましい宇宙服をつけたままなんで、背中がむれちまって妙にかゆい。
いらいらするんで、腹いせにあの犬どもの飯を抜きにしてやった。
いい気味だ。


May 13, 1998
あまりに背中がかゆいんで医務室にいったら、背中にでっけえバンソウコウを貼られた。
それから、もう俺は宇宙服を着なくていいと医者がいった。
おかげで今夜はよく眠れそうだぜ。

May 14, 1998
朝起きたら、背中だけでなく足にも腫物ができてやがった。
犬どものオリがやけに静かなんで、足引きずって見に行ったら数が全然たりねえ。
めしを三日抜いたくらいで逃げやがって。
おえら方に見つかったら大変だ。

May 16, 1998
昨日、この屋しきから逃げ出そとした研究いんが一人、射さつされた、て はなしだ。
夜、からだ中 あついかゆい。
胸のはれ物 かきむし たら 肉がくさり落ちやがた。
いったいおれ どうな て

May 19, 1998
やと ねつ ひいた も とてもかゆい
今日 はらへったの、いぬ のエサ くう

May 21, 1998
かゆい かゆい スコット― きた
ひどいかおなんで ころし
うまかっ です。


May 22, 1998
『破ァー』その一言で俺は正気を取り戻した
寺生まれのTさんがアンブレラ社を壊滅させるついでに俺を助けてくれたらしい
ワクチン無しでもゾンビ化を食い止めることができるなんて……
どうやってゾンビ化を食い止めたのか?俺はそう聞くとTさんはこう答えた
『人の手で作れる異形なんざたかが知れとる。普段からウチはもっと巨大なもんと戦ってるんでな』
寺生まれって本当に凄い、俺はそう思った




7がつ8にち

 ママとゆきほがいえにかえってきた。パパはにこにこしている。
 わたしはママとパパにカレーをつくってあげようとおもってそういった。
 「いいから、おとなしくしていなさい」
 パパがそういって、なにもさせてくれなかった。
 ママにあそんでもらおうとおもった。でも、ママはずっとゆきほとあそんでいる。


7がつ10にち

 きょういえに、おじさんとおばさんとおじいちゃんとおばあちゃんがきた。
 おしょうがつみたいでうれしかった。

  おじさんとあそんでもらおうとおもった。
  だけどあそんでくれなかった。

 おばさんにほんをよんでもらおうとおもった。
  だけどよんでもらえなかった。

  おじいちゃんとおばあちゃんもあそんでくれなかった。
 みんなゆきほとあそんでいる。

 「おへやにかえっておとなしくあそんでいなさい」
 みんなにそういわれた。



7がつ12にち

 こんどのにちようびに、またおじさんやおばさんやおじいちゃんやおばあちゃんがくる。
 みんなゆきほとあそびにくる。わたしとあそんでくれない。
 「たべちゃいたいくらいかわいいって」
 ママはゆきほをだっこしていった。パパも「そのとおりだよ」といった。
 「よかったねゆきほ」とママはいった。


7がつ18にち

  はやおきしてカレーをつくった。やさいはじょうずにきれた。
 おにくはむずかしかった。やわらかくてプニャプニャしてて、ちがいっぱいでた。
  「ゆきほー!ゆきほー!」
 ママがゆきほをさがしてる。もうすぐみんながくる。カレーがぐつぐつにえている。
 たべちゃいたいぐらいかわいいゆきほ
 「お、あんがいじょうずにできてるやん」
 りょうりのじゃまだからゆきほをあずけてたきんじょのてらうまれのTさんがほめてくれた
 「どれ、あじのほうは、と…うんすこし、あまみがたりんな。はぁー!」
 そういってTさんはもちこんできたたっぱからすりおろしたりんごをいれてくれた
 れいのうりょくだといいはっていたが、どこからみてもすりおろしのりんごだった。
 かれーはおかげでおいしかった。てらうまれはすごい、あらためてそうおもった。





今日はここまで
ふと思い出して「すきま」見返して後悔
1人暮らしにアレはいや~キツいっす

家中のすきまにガムテープ貼るやつだっけ

カレーは始めてみたなこんなのもあるんだ

クモッテー メスノホウガオスノナンバイモオオキインデスヨー
デ、コウビガオワルト オスハ・・・メスニタベラレチャウンデスヨ


















ザンコクデスヨネー
アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \!




……などと、軽い煽りを楽しんでいたときのことだった。

そうとも、ここは2ちゃん。匿名で毒を吐くのも自由のはず。

しかしそのすぐ後に起こった出来事によって、

私は自分の考えが甘かったことを思い知らされた。


「ん? 何これ?」





突然、何の操作もしていないのにスレッドが開いた。

タイトルは空白。

下を読んで行くと、ただひたすら意味の無い文字や記号の羅列が大量に並んでいる。

それも、延々とどこまでもだ。

ブラウザは勝手にリロードを繰り返し、物凄い勢いで不気味な新着レスが増えていく。

ウィルス? ブラクラ? だがこんな例は聞いたことも無い。


レスが700を越えた頃、私の脳内で何かが警鐘を鳴らし始めた。

これはヤバイ。単なるPCやネットの異常などではない。もっと別の、何か……

次の瞬間、モニターを見た私はそのまま凍りついた。

初めて、まともな文字の書き込みが現れたのだ。


 991 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/08/29 11:01

 オ


 992 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/08/29 11:01

 マ


 993 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/08/29 11:01

 エ


 994 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/08/29 11:02

 ヲ


背中と顔中から冷たい汗が吹き出した。

いけない。

このままこのスレを1000まで行かせては、恐ろしいことになる。

私はそう直感していた。

しかし、読み込みは止まる気配は無い。


 995 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/08/29 11:02

 コ


 996 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/08/29 11:02

 ロ


 997 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/08/29 11:02

 シ 



だめだ。

私は思わず目をつぶった。


…………。



ハードディスクがガリガリと音を立てた。私はゆっくりと目を開け、モニターを見てみた。


 998 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/08/29 11:02

 テ


 999 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/08/29 11:02

 ヤ


 1000 :あなたのうしろからわしわしMAX :03/08/29 11:03
 破ぁ!!!


 1001 名前:1001投稿日:Over 1000 Thread

 このスレッドは1000を超えました。

 もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。




今日休み時間に教室にいたら、うちの学生専用のチャットがあるって小耳に挟んだ。
帰ってからネットで必死に調べたら・・・あったあった!
たぶんここで間違いない。ちょっと自信ないけど、早速入室してみる。


<<Черноαさんが入室されました>>
<<現在チャットルームには6人の方がいます>>
 Okome     :課題UZEEEEEEE!!

 Rice    :ヽ(´ー')ノこんばんミー。。
 ラブアロー     :ハイホ~q('Ф')p
 LNiko     :もうすぐガキの使い始まるじゃん♪

 Черноα  :ど~も、こんばんわっす。
 LNiko     :コイツハラショーじゃね?

 西☆    :だ~れ、やねんっ??
 西☆    :え、マジスコ?マジスコ?
 西☆    :ハラショーd、ハラショーd、
 Gohan    :D<~~~~~~!!!
 ラブアロー     :ハラショーd、!てか落ち着けよ星ww
 寺T    :破ぁーーーー!!!!
<<Черноαさんが退室されました>>

<<※※※さんが退室されました>>
<<西☆さんが退室されました>>
<<ラブアローさんが退室されました>>
<<LNikoさんが退室されました>>





む ズレまくってる・・・

私の学校では、シャム猫が1匹飼われていた。

元々は前の理事長が飼ってた猫だったが、交代の際、

「この猫を私の代わりに面倒を見てください」と渡されたらしい。


新年度になって半年ぐらい経った頃、理事長室に理事長と二人で残っていた。

夜食のピザが来る間、理事長は奥の部屋で事務作業、私はコピーの手伝いをしていた。

ふと、シャムがコピー機の上に乗ってきた。

「ちょっとどいててね~」と私が言った瞬間、ボタンを操作していた私の手に激痛!

シャムが突然、噛みついてきた!


甘噛みではない、本気で肉を食い千切るような噛み方!

というか、肉が一部裂けた! ピュゥッて血が吹き出てるし!?

「きゃっ!」と声を上げた瞬間、またも激痛!

腕に牙を立てながら、思いっきり爪を立てている!

私は思い切り腕を振ってシャムを投げた!


しかし、シャムは身を翻して再び立って襲う構えを見せる。

「シャアアアあああああああああああーーーーーーーー!」シャムの鳴き声が

徐々に変化してきた。まるで、人間の泣き声だ!

こんな大きな声なのに奥の理事長は全く気付いていない。

よく見るとシャムの影が大きくなり、人の形になってきていた。

そして、下顎が外れそうなくらいに口をあけ、何かに狙いをさだめた様だ。

おそらくは私の首筋・・・逃げなきゃ!しかし体が動かない!!


「そこまでや」聞いたことのある声、寺生まれで霊感の強いTさんだ!

Tさんは俺とシャムの間に立つと、あるものを振り回した・・・”ねこじゃらし”だ!

シャムがねこじゃらしに飛び掛った瞬間、Tさんが「破ぁ!!」と叫んだ。

するとねこじゃらしが光り、シャムの影を引き裂いてゆく!

ついにシャムの影はもとの猫の影となった、その瞬間シャムの首輪がパァンと弾けた。

「この首輪に念を込めてたんやな」シャムは人?が変わった様に大人しくなっていた。


「なんでTさんがここに?」

「テリヤキコンビとあつあつグラタンピザですね」

寺生まれはスゴイ、私はピザを頬張りながら「東條さん、ちょっと指導室へ」

寺生まれでも校則には勝てないんだなぁ、・・・私は内心冷や汗をかきながら思った。




私に恋人が出来た

色白で背は高く成績優秀、この私と比べても遜色のない人物



・・・なんてね、冗談よ


付き合いだしてから1ヶ月後、初めてのお泊り会。

と、いってもこっちは独身歴17年

談笑した程度でその日は眠ってしまった。


ふと、夜中に妙な音がしたので目が覚めた、誰かがブツブツ何か言ってる・・・

私は彼女が電話しているのかと隣の部屋を覗き込んだ、するとそこには

恐ろしい顔をした彼女が「おうち、おうち、あたらしいおうち」と

呟きながら自分の髪の毛を壁とタンスの隙間や

戸棚の下に押し込んでいる姿だった。

私はあまりの恐怖に言葉を出すことも出来ずそのまま朝を迎えた。


何事も無かったかの様に眠る彼女・・・私はどうしていいのか分からず

寺生まれで霊感の強い先輩のTさんに電話をし、ワケを話した

黙って私の話を聞いたTさんは「よし、待っててな、すぐ行く」と言ってくれた

私は彼女に気付かれないようにこっそりTさんを上げ、彼女を見たTさんは「これは・・・」と呟き

「ウチの後ろに下がってな、絶対に前に来たらあかんで・・・」と言い彼女の前に立った


Tさんは何か呪文のようなものを唱え「破ぁ!!」と叫んだ

すると部屋中に仕組まれていたであろう髪の毛がいっせいに燃え上がり

彼女の髪の毛までもが燃え上がった!!

「姿を見せな・・・」Tさんがそういうと長かった彼女の髪の毛が

バサリと抜け落ち、女の生首になった!


「こんな女の子に取り付いて、自分の結界を広げてたんかい、この小悪党め!!」

生首をガシリと掴むTさん、次の瞬間生首は断末魔をあげながら燃え上がり、灰になって消えた。

しゃがみ込んだTさんは無残に抜け降ちた彼女の髪の毛に触れると

「お前たち、元の場所に帰りな・・・」と優しく呟き

フワフワと浮かび上がった髪の毛は彼女の頭に生え移り、元どうりになった。


「二人に『カミ』のご加護がありますように」Tさんは笑いながらそう言って帰っていった。

寺生まれってスゴイ、改めてそう思った。




ファービーを逆さまにぶら下げると

「オロシテ!オロシテ!」と泣きわめく裏技を試してみたら

ヒモが解けて地面に落下しウオオオオオの断末魔とともに目玉が飛び出た。

今まで生きてきて一番トラウマになった。


何事も無かったかの様にノイズを発するファービー・・・私はどうしていいのか分からず

寺生まれで霊感の強いTさんに電話をし、ワケを話した

黙って私の話を聞いたTさんは「よし、待ってろ、すぐ行く」と言ってくれた

私はファービーに気付かれないようにこっそりTさんを上げ、ファービーを見たTさんは「これは・・・」と呟き

「ウチの後ろに下がってな、絶対に前に来たらあかんで・・・」と言いファービーの前に立った


Tさんは何か呪文のようなものを唱え「破ぁ!!」と叫んだ

すると部屋中に落とされていたであろう目玉がいっせいに燃え上がり

ファービーの体毛までもが燃え上がった!!

「姿を見せな・・・」

Tさんがそういうと長かったファービーの体毛がバサリと抜け落ち、

女の生首になった!


「こんなオモチャに取り付いて、自分の結界を広げてたのかい、この小悪党め!!」

生首をガシリと掴むTさん、次の瞬間生首は断末魔をあげながら燃え上がり、灰になって消えた。

しゃがみ込んだTさんは無残に抜け降ちたファービーの体毛に触れると

「ブルスコファー・・」と優しく呟き

フワフワと浮かび上がった体毛はファービーの体に生え移り、元どうりになった。


「二人に『カミ』のご加護がありますように」Tさんは笑いながらそう言って帰っていった。

寺生まれってハラショーね、改めてそう思った。




304 Now_loading...774KB 04/06/17 (木) 22:07 ID:???
質問です

ムービークリップを常に再生させながら
しかしク立夏rふぁふぁffさふぁsふぁs

305 Now_loading...774KB 04/06/17 (木) 22:21 ID:???
落ち着け

306 Now charging...774KB 04/06/17 (木) 22:38 ID:???
>>304
破ぁ!!!

307 304 04/06/17 (木) 22:55 ID:???
>>306
解決しました
ありがとうございます

308 Now_loading...774KB 04/06/17 (木) 23:29 ID:???
イミワカンナイ!




三人の少女達が海で遭難した。

やっとの思いで無人島に辿り着いた。

三人は食料や道具になるものを探した。

しばらくすると、一人が古ぼけたランプを見つけてきた。

これはまさか!?と擦ってみると、中から魔神が出てきた。

魔神は「おまえらの願いを一つづつ叶えてやろう。しかし同じ願いはだめだ」


一人は考えて「家に帰りたい!」

びゅぅ~ん。飛んでいった!


もう一人も帰りたかったが、先に言われてしまったので「家のお風呂に入りたいです!」

びゅぅ~ん。飛んでいった!


最後の一人は困って「二人に会いたい!」

ぶゅぅ~ん。二人が飛んできた。


「破ぁ!!!」

突然聞こえた怒号と青い閃光によって魔神は粉みじんになって吹き飛んだ!

「帰りたいという純粋な願いをもてあそぶ小悪党め!」

Tさんははにかみながら「いつか願いはかなう」と言い残し青い光弾に乗って帰って行った。

寺生まれってスゴイ、改めてそう思った。




1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 19:36:56.68 ID:FYWJGEDN0
ハァ!ハァ!・・・いまタバコを万引きしてきたぞ!!


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 20:23:00.49 ID:jZYz+Amz0
破ァ!破ァ!
今悪霊を追い払ったぞ!


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/28(水) 20:55:43.11 ID:kR0hy4wl0
>>35
寺生まれパネェwwwwwwww




うひゃひゃひゃひゃひゃ
本当のからくり教えてやる うひゃひゃひゃ
 



   お 前 ら 封 筒 の 場 所 に 来 な く て よ か っ た な


うひゃひゃうひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
vひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃvひゃひゃ
ひゃひゃ
ひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ

「破ァッ!!」


ごめんなさい釣りでした



寺生まれってスゴイ、改めてそう思った





次の8つの単語の中から、1つを自由に選んで見て下さい。



ラムネ、ダンス、アイドル、猫、とさか、メガネ、クマ、ピアノ


選びましたか?

では今度は、その単語と関係あると思うものを、次の8つの単語から選んで下さい。



弓、家、パソコン、ラーメン、服、米、まんじゅう、トマト


はい、ありがとうございます。

選んだそれを強くイメージしてから、次に進みましょう。

そのものの特徴を、次の8つの中から選んで下さい。



厳しい、賢い、小さい、早い、甘い、白い、明るい、赤い


それでは最後に、その特徴に当てはまるものを次の8つの中から選んで下さい。



寺生まれ、スゴイ、青白い光、破ぁーーーーッ!!!!、バイト、霊感の強い、T、破ァ!


あなたが想像した人は、Tさん ですね?




いきなり[ピーーー]って、どういう事ですか?あなた達には社会の常識がないのですか?

普通は、「あのう、すいませんけれど死んでくれませんか?」とか

「あなたには、死ぬという選択肢もありますよ」とか言うものですよ。


あなたみたいに最初から喧嘩腰だと、言われた方は、

「じゃぁ死んでみようかな」とかいう気持ちがなくなるものです。


まずは、親切丁寧に人に死んでと頼むべきだと思いますよ。


そこから、人の輪と協調が生まれ、「よーし氏んでみるか」

という気持ちが生まれるわけです。


「話は聞かせてもらったよ!!人類は滅亡する!!!!」




今日はここまで ネタの残り的に明日で最後ですね

>>52
>近くの郵便局から私の知っているタバコ屋までは数十キロもある。
一番シュールなのはこの文だと思ってる

>>110
俺になってるな

結構ミスやらかしてるな・・・

話をひとつ


同級生の入居したアパートで不審な現象が起こるという話を聞き、

男3、女2で泊まりに行きました。


一般に、幽霊というのはシャイで、一見さんが来ると現象が起こらないと聞いていましたが、

夕方に、部屋を尋ねた途端から微かなラップ音が、夜半には扉の開閉が起こりました。

眠ると金縛りに会うと聞いたので面白がって全員で眠る事になりました。


そして金縛りが起こったのです。

怖くてギュッと目を瞑ったのですが、こじ開けられるように瞼が開き、

壁の前にたたずむ、半身が潰れた様な姿の恐ろしい女性が目に入りました。


どのくらいそうしていたかは解りません。恐怖と金縛りで硬直している私達の耳に


「別嬪さんや・・・」

という呟きが聞こえると、信じられない事が起こりました。


女の子の一人が急に立ち上がると、幽霊の前まで行き、名前や年齢を聞き始めたのです。

幽霊はビクッと体をすくませると、怯える様に消えていきました(全員その様に見えたそうです)


幽霊が消えると体が動かせるようになり、電気をつけました。

全員が、壁の前に立ちすくむ女の子に詰め寄ります。


「・・・・・消えてしもた。う~ん、少し強引過ぎたかな?」

「・・・・いや、そういう問題では無いんではないかと・・・」

「潰れてない方の顔見たやろ?めちゃくちゃ美人さんだったやん!」

「いや、気が付かなかった・・・って言うより、普通、潰れてる方しか目に入らんと思うぞ?」

「「「うん」」」

「質問があるのだけれど。Tちゃん、どうして金縛りが解けたの?」

「いや、美人やったし・・・必死やったし・・・。気合かな?」


「今なら問答無用で消し飛ばすんやけどな~。フフッ、あの頃はウチも若かったわ。」

そう言って中学時代の思い出話を締めくくったTさん

寺生まれってスゴイ、改めてそう思った




一人暮らしをしている高校生の女がいた。

彼女が住んでいるのはごく普通のアパートだが、たまにおかしなことが起こった。

学校から帰ってくるとカーテンの形やゴミ箱の位置などが微妙に変わっている気がするのだ。

最近は誰かにつけられてる様な気もしてきた、

流石に気味が悪くなってきた彼女は高校の友人に相談した。


彼女が「もしかして…ストーカーかな?警察に言うのが一番良いと思うけど…

警察は実際に被害が無いと動いてくれないって聞くしなぁ…どうしよ……。」

と困っていると、友人は


「…じゃあ学校に行ってる間ビデオカメラで部屋を撮影しておいて、

もしストーカーが部屋に侵入してるのが撮れたらそのテープもって警察に行けば良いんじゃない?

不法侵入してるわけだからさすがに警察も動いてくれるでしょう。」

と具体的な解決策を提示してくれた。


やはり持つべきは友!これは良い案だ!と思った彼女は早速次の日の朝、

部屋にビデオカメラを設置して録画状態のまま学校へ行った。

学校から帰ってきた彼女は焦った、久々に部屋に違和感がある、

「これは期待出来る、ホンマにストーカー写ってるかも…」と思いながらビデオの録画を止め、再生した。


しばらくは何も写らなかった。

しかし夕方になると、知らない女が包丁を持って部屋に入ってきたのだ。


「…!!!!!!」

ビビった彼女はすぐに友人に電話をかけた、

「ヤッバー!写ってる写ってるストーカー写ってる!!!!」と若干興奮気味に伝え、

それからは録画を見ながら友人に内容を実況した。


「ゴミ箱漁ってるよぉ…」「今度は服の匂い嗅いでる…」

今までコイツは何回も来ていたのかと思うと、彼女は背筋が凍る思いだった。

「これで警察も動いてくれるなぁ」と少しホッとしてると、画面の中の女は押入れに入った。

「うっわ…押し入れの中入ったよ、しかもなかなか出てこない……」などと友人と喋っていると、

また誰かが部屋に入ってきた。


彼女は言葉を詰まらせた。

部屋に入って来たのは自分だった。

そしてビデオの中の自分はカメラに近付き録画を止める、そこでビデオは終わっていた。





押し入れにまだ女がいる。


破ぁぁ!!!ウチは押入れに向かい念を込めた。

しばらく押入れではどたばたもがいていた様だったがすぐに静かになった。

わざわざビデオに取らなきゃ見つけられないなんてウチもまだまだ未熟やな……

うちの師匠は凄い、改めてそう思った。




【7:46】メリーさんからの着信で起床。「家の前にいる」等と言うてる。
「破ぁ!!」下等霊が。
【8:02】朝食で使った油の容器にゴキブリが入っとった。気にせず捨てた。今まで気づかんかった事に腹が立つ。
【8:36】通学。ダルい。家を出るときに電話が鳴る。
「破ぁー!」電話が粉微塵や。
【9:07】歩いていると、後ろからババアがダッシュで追いかけてくる。「破ぁ!!」全開で青白い光弾を発射。あくびがでる。
【9:30】机に向かっている。下を見ると白い手がウチの足をつかんどる。ふりほどき「破ぁ!!」をいれる。消え去った。
【10:39】窓際に立ち空を眺めていると、女が落ちてきた。
なんだ、生身の人間か。
【12:24】交差点を歩いてて、すれ違う時に男が「よくわかっ「破ぁ!!」コレだから下等霊は。
【14:26】携帯に着信記録16件。かけてみる。「わたしメリーさ…「破ぁ!!」ブチッ…ツーツーツー」
【16:12】檀家回りをしているとマスクをした女が声をかけてきた。「わたしきれい?」右ストレートを入れる瞬間青白い光弾を発射。
【17:30】公衆便所に行くと人形が落ちている。「わたしリカちゃん。呪われているの」最近の人形はよくできとるなぁ
【20:32】帰宅中、カーブミラーを覗くと上半身だけの女がついてきている。「破ぁ!!」一撃だ。
【17:30】公衆便所に行くと人形が落ちている。「破ぁ!!」普通の人形だった。
【21:25】帰宅、着信記録を見ようとしたが、電話が粉微塵だ。
【21:42】ベッドの下に男がいたので「破ぁ!!」って追い出した。大の男が泣くな。
【22:10】メリーさんの書き置きを読む。「ハバロフスクにいるの」春はまだ遠いやろなあ。
がんばりや。
【23:34】着信がしつこく鳴り響く。携帯の電源を切った。
【0:12】就寝。今日一日でかなり疲れた。
【2:40】急に目が覚める。金縛りみたいや。髪の長い女が天井にへばりついて恨めしそうにこっちを見つめとる。だが「破ぁ!!」には勝てない。
【3:20】猿夢や。まず乗らん。


こんな毎日やな、となんでもなく話すTさんを見て

寺生まれってやっぱすごいと私は思った。




何だろ...あれ。


遠くからだからよく分からないけど、人ぐらいの大きさの白い物体が、くねくねと動いている。


しかも周りには田んぼがあるだけ。

近くに人がいるわけでもない。

私は一瞬奇妙に感じたが、ひとまずこう解釈した。


『あれ、新種の案山子(かかし)じゃない?きっと!今まで動く案山子なんか無かったから、

農家の人か誰かが考えたんだ!多分さっきから吹いてる風で動いてるんだよ!』


兄は、私の解釈に納得した表情だったが、その表情は一瞬で消えた。

風がピタリと止んだのだ。

しかし例の白い物体は相変わらずくねくねと動いている。


兄は『おい...まだ動いてるぞ...あれは一体何なんだ?』と驚いた口調で言い、

気になってしょうがなかったのか、兄は家に戻り、双眼鏡を持って再び現場にきた。

兄は、少々ワクワクした様子で、『最初俺が見てみるから、お前は少し待ってろよー!』と言い、はりきって双眼鏡を覗いた。


すると、急に兄の顔に変化が生じた。


みるみる真っ青になっていき、冷や汗をだくだく流して、

ついには持ってる双眼鏡を落とした。


私は、兄の変貌ぶりを恐れながらも、兄に聞いてみた。

『何だったの?』


兄はゆっくり答えた。

『わカらナいホうガいイ......』

すでに兄の声では無かった。


兄はそのままヒタヒタと家に戻っていった。

私は、すぐさま兄を真っ青にしたあの白い物体を見てやろうと、落ちてる双眼鏡を

取ろうとしたが、兄の言葉を聞いたせいか、見る勇気が無い。


しかし気になる。

遠くから見たら、ただ白い物体が奇妙にくねくねと動いているだけだ。

少し奇妙だが、それ以上の恐怖感は起こらない。


しかし、兄は…。

よし、見るしかない。

どんな物が兄に恐怖を与えたのか、自分の目で確かめないと!

私は、落ちてる双眼鏡を取って覗きこんだ。


「そこまでだ!」



突然、まばゆいばかりのスポットライトがステージを照らす

「KA-KA-SHIは」「どこだ!」ステージに穂乃果の声が響く

詰め掛けたくねくね'sは穂乃果の久々のステージに期待で爆発しそうだ

今晩も伝説のリリックが聴ける。ストリート生まれヒップホップ育ち。本物のラップが聴けるのだ

キャップを斜めに被りオーバーサイズのTシャツをきたにこがターンテーブルをいじりながら目で合図する

重たいサウンドがスピーカーから響く。ショウの始まりだ


「 ここでTOUJO! ウチらMOURYO! いつもMUHYOUJO! くねくねSANJYO! 

 カカシBANZAI! 鳥はSANKAI! あぜ道ウチら歩くZENKAI!

 (ドゥ~ン ドゥンドゥンドゥ~ン キュワキャキャキャッキャキュワキャ!)

 作地減少! 農費上昇! 過疎で閑散! 飯だ母さん!

 冷たい世間を生き抜き! 冷たい麦茶で息抜き!

どこだKA-KA-SHI農業MONDAI! そんな毎日リアルなSONZAI!

 SAY HO!(HO!) SAY HO HO HO HO!」



穂乃果のプレイは好調だ。オーディエンスの熱狂はこわいくらいだ

まだ私たちの時代は始まったばかりだ、そんなメッセージがマシンガンのように穂乃果の口から飛び出していく

そこにゲストが現れた!寺生まれで霊感の強いTさんだ!

「HIPHOPに国境も人種も種族の壁もないで!破ァ!破ァ!破ァ!」

片っ端からくねくねを吹き飛ばすパフォーマンスを披露するTさん。

本物のHIPHOP、それがここにあるのだ。寺生まれって本当に凄い、私はそう思った


穂乃果「そもそも希ちゃんって寺生まれなの?」

希「さて、どうやろね?」


おしまい


この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません

出典的なもの

穂乃果「真っ赤なワンピースの女」
穂乃果「おかあさ~ん」
海未「家を守る犬」
海未「悪夢」
海未「海水浴」
にこ「髪の長い女」
凛「夜釣り」
海未「生首」
絵理「エリーさん」
凛「廃墟」
穂乃果「キャンプ」
凛「猿夢」
真姫「同じ画像なりマークなりを」
希「飼育員の日記」
穂乃果「ゆきほ(ともよ)」
にこ「ネット掲示板」
絵理「チャットルーム」
ことり「シャム猫」
真姫「初めての彼女」
絵理「ファービー」
小ネタ1
ことり「三つの願い」
小ネタ2
小ネタ3
小ネタ4
穂乃果「リーダーのKさん」
希「思い出話」
希「ストーカー」
花陽「くねくね」


おまけネタ
コピペ漁ってるときに見つけたやつ


一昨日の昼に友達二人とファミレスに行ったとき

混んでたから名前書いてもらって待ってたら


暫くして「三名様でお待ちの フ、フリーザ様?」って呼ばれて

小声で「こういうの書く人って本当にいるんだね」って言ったら、

友達がいきなり「さぁ!行きますよ!ザーボンさん、ドドリアさん!!」って立ち上がった。


さっき食堂行って味噌煮込みを頼んだの。

そしたらそこの可愛い店員さん、

「はい!にこみそに‥(〃Д〃)みっみこにそに‥‥すいません><」

だって。

別に関係ないけど。


>>170
にこ煮込みかと

ほののぞって難しっしい

東條さんのイニシャルとキャラ的にできると思った一発ネタでした

では


なるほど
だからかよちんのお兄ちゃんは存在が抹消されたんだね

乙でした
怖いの嫌いだけど希ちゃんのおかげで笑いながら読めたよ

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