シンジ「えっと…」


アスカ「>>4 !」

カヲル「……>>5」

マリ「ん～……>>6 で…」

レイ「なんでもいいなら…>>7」

アンタの命

シンジの貞操

シンジの糞

シンジの心臓

(シンジとの)絶対的な絆

カヲルwww

シンジ「…一人だけ、とんでも無い事言ってるけど…」

マリ「ん？　なんでこっち見るの、ワンコ君」

カヲル「今の君の発言は、看過できないね」

アスカ「どういうつもり…コネメガネ」

レイ「碇君をどうするつもりなの」

マリ「や、ちょっと…なんで私だけ？　他にも糞だとか貞操とか言ってんじゃん？」

シンジ「まあ、それはそうだけど…」

カヲル「シンジ君、彼女は狂っているようだ。早々に、ご退場願おう…」

アスカ「糞発言したヤツがなに言ってんのよ！　アンタも退場よ！」

レイ「私が一番まとも。…絆」

アスカ「やっかましいのよ！　アンタは、絆、絆、うるさいってぇーの！」

レイ「いいえ、ただの絆じゃないわ。絶対的な絆」

アスカ「なーにが、絶対的な、よ！　そんなもん、在る訳ないってぇーの！」

レイ「そう。…あなた…可哀想な人なのね。…絶対的な絆は存在する」

アスカ「ないわよ！」

カヲル「いいや、セカンド。絶対的な絆は、確かに存在する」

アスカ「るっさい！ 黙りなさいよ、変態！」

カヲル「いい機会だ。君に、それがなんなのか教えよう…」

シンジ「……」


カヲル「絶対的な絆…それは……糞だ」

アスカ「死ね！」

レイ「それには同意」

カヲル「無理だ。例えそれがシンジ君の願いでも。…シンジ君の糞を手中に収めるまでは死ねないさ」

マリ「うわぁ…ドン引きにゃ…」

アスカ「アンタが言うな！　てか、アンタ…殺すわよ」

マリ「へ？　ひ、姫…？」

レイ「ええ。碇君に危害を加えようとする人は許せないわ」

アスカ「へえ…アンタと意見が合うとはね」

レイ「ええ。…それじゃあ、おっぱいお化けを血祭りに…」

アスカ「そうね。嫌いなヤツじゃなかったけど…シンジを殺そうとするヤツは野放しには出来ないわ」　

マリ「ちょ、ちょ、勘違いしないでにゃ！」

アスカ「はあ？　この期に及んで命乞い？」

マリ「心臓ってのは…つまり…」

アスカ「……なによ」

レイ「……なに」

シンジ「…？」

マリ「……」ｺﾞｸﾘ…

マリ「>>14…にゃ」

生き血

糞も生き血も何に使うんだよ…

マリ「生き血 …にゃ」

シンジ「…い、生き血…って」

レイ「そう…お化けじゃなく、妖怪の類だったの…あなた」

アスカ「アンタ…」

カヲル「…おぞましい」

マリ「ワ、ワンコ君。す、少しだけでいいにゃ…」

シンジ「す、少しだけって言われても」

アシカ「ネルフに連絡しないと…」

レイ「え、ええ。事が起きてからでは手遅れになる」


シンジ「死なない程度だったら、僕はいいけど…」

一同「！！？？」

マリ「ほんとに！？」

アスカ「シンジっ！？」

レイ「碇君、いいの？」

シンジ「あ、うん…皆に欲しい物を聞いたのは僕だしね。僕に出来る事は、してあげたいと思うんだ」

アスカ「シンジ…。え、それじゃあ…アタシと…その…えっち…」

シンジ「うん。アスカがそれを望んでるんだったら…」

アスカ「あ、うん…///」

カヲル「では僕にも…？l

シンジ「うん。カオル君が何に使うか知らないけど」

カヲル「おっふ」

レイ「私は…」

シンジ「勿論、綾波も…。でも僕には、綾波の言った絶対的な絆っていうのが分からなかったから…」

レイ「……」

シンジ「だから、それがなんなのか教えてくれるかな？　綾波」

レイ「絶対的な絆…それは、>>18」

心も体も一つになる事
それはとても気持ちの良いことなのよ

レイ「絶対的な絆…それは、」心も体も一つになる事。…それはとても気持ちの良いことなのよ」

アスカ「ちょっと待ちなさいよ！」

レイ「？　…なに？　今は碇君と話してるの。だから邪魔しないで」

アスカ「ダメ。無理」

レイ「どうして」

アスカ「心も体も一つになる？　アンタ何言ってんのよ。シンジの貞操はアタシだけのもんよ」

レイ「…それはあなたが決める事じゃないわ」

アスカ「絶対にイヤよ！　アタシは、シンジが他の女と身体を重ねるなんて、死んでもイヤ！」

糞をあげると淡々と言うシンジ（おかしい）

はよ

レイ「……」

アスカ「がるるっ」


マリ「ん～…こういう時はどうなるの…？」

カヲル「どちらか一人が諦めるしかないだろうね」

アスカ「アタシは諦めるつもりなんかないわよ」

レイ「私も」

マリ「ここは、姫に譲ってはどうかな？」

レイ「無理だわ」

カヲル「…困ったものだ。セカンドは引かないだろうしね…」

アスカ「とーぜん！　アタシが引く理由なんか、有る訳ないじゃない」

カヲル「…君なら、そうなるだろうね」

アスカ「ふんっ」

マリ「それじゃあ、どうするかは、ワンコ君に決めて貰うしかないか。話し合いは絶望的のようだし」

カヲル「その様だね。ファースト、シンジ君に全てを委ねるというのはどうかな？」

レイ「私はそれでいいわ」

アスカ「……」

マリ「姫…？」

アスカ「…わかったわよ。アタシも、シンジにまかせる…」

カヲル「…と、いう事だけどシンジ君…？」

シンジ「わかった。それじゃあ……」

シンジ「>>25」

ガンダム

…綾波もアスカも僕にとって大切な人だから
望みには可能な限り答えたいけど
どちらかを叶えたらもう一方に諦めてもらうことになるんだよね…






………どうしよう(半泣)

シンジ「…綾波もアスカも僕にとって大切な人だから、望みには可能な限り答えたいけど…」

シンジ「どちらかを叶えたらもう一方に諦めてもらうことになるんだよね…

　　　　　………どうしよう」(半泣)

アスカ「どうしよう…じゃ、ないわよ！」

レイ「い、碇君…」

シンジ「だってさぁ…」

アスカ「なんでアンタはそうなのよ！　ハッキリ、キッパリ、アタシを選びなさいよ！」

レイ「ええ。碇君は私を選ぶべきだわ」

シンジ「っ…えと…あの」

アスカ「ぁーっ！　糞や生き血は即断即決できるくせに！　なんでそんなとこは優柔不断なのよ！」

シンジ「そんなに責めないでよ、アスカぁ…綾波ぃ…」

マリ「まあワンコ君らしいっちゃ、らしいけどにゃ…」

カヲル「…」

カヲル「しかしこのままでは…」

マリ「ん？　どうしたの変態君」

カヲル「このまま話が平行線を辿れば、全て無かった事にならないか」

マリ「にゃ！？　なんで！」

カヲル「シンジ君の性格的に、どちらか一方を選ぶ可能性は極めて低い」

マリ「むぅ～…今のやり取り見てるとそうなるか」

カヲル「なら、どちらにも諦めて貰う。そう、行き着かないかい？」

マリ「まあ…」

カヲル「しかし、あの二人のことだ。それなら僕らの事もご破算に…という事に」

マリ「にゃ！？　自分達が叶わないなら、私達もって事？」

カヲル「そうなるだろうね」

マリ「そんな！？」

マリ「……」

カヲル「よく聞いてくれ。このままでは、僕らは自分の変態性をカミングアウトしただけで、なんの成果も得られないままだ」

マリ「そんなの、まるで道化じゃん！　私、生き血が欲しいって言っちゃったのに！？　　それでなにも無し！？」

カヲル「ああ…それは避けないとね。…僕は決めた」

マリ「ん？」

カヲル「僕は全面的にファーストに協力する事にした」

マリ「！」

カヲル「悪いが、セカンドには諦めて貰う」

マリ「そんなの、姫が可哀想じゃんか！」

カヲル「仕方が無いさ。それに僕は、セカンドはシンジ君には似合わないと感じていたしね」

マリ「そんなことないって！」

カヲル「……」

マリ「だったら私は、姫を応援する！」

カヲル「そうか、君は沈む船に乗り込む気なのか…。まあ止めはしないが」

マリ「～っ！　どっちが！」

カヲル「……ふっ」

マリ「くぬぅ～…その余裕が気に喰わない！　私が絶対に姫を勝たせるにゃ！」

カヲル「君にそれが出来るかな」

マリ「やってみせる。どんな手を使ってでも！」



マリ「……ワンコ君！」

シンジ「な、なに」

マリ「パイズリしてあげる！！」

カヲル「！」

はよ

うわ、すまん

ﾜﾛﾀ






ふざけんなよ

シンジ「ななな、なに言い出すんだよ真希波！」

カヲル「どんな手でも使う、がエロ攻撃とはね…呆れるね」

アスカ「こんのっ、エロメガネ！　お次は色仕掛けってわけっ？　くっ、次から次へと…」

マリ「ち、違うって、これは姫への援護射撃にゃ」

アスカ「はぁ？　どういうことよ」

マリ「そ、それは…」

シンジ「……？」

カヲル「シンジ君の手前、それは個別に話さないか？」

マリ「むむぅ～っ…その方がいいか」

シンジ「なんなの、カヲル君。僕が居たら話せないこと？」

カヲル「そうじゃないよ、話せない事ではないさ。…話し難くは有るけれどね」

シンジ「なにそれ」

マリ「ま、まあまあ、ワンコ君には悪い話じゃないからさ」

シンジ「そっかなぁ…嫌な予感しか、しないんだけど」

カヲル「ファースト。君に話がある」

レイ「なに？」

カヲル「いいから。シンジ君、すまないが少しここで待っていてくれるかな」

シンジ「それはいいけど」

マリ「姫は私と」

アスカ「なんなのよ、アンタ達。何、企んでんのよ…」

マリ「いいからいいから」

アスカ「ちょっと、引っ張んないでよ」


―――
――
―

―

レイ「どういうこと」

カヲル「今言った通りさ。僕は、君を支援すると言ったんだよ」

レイ「なぜ？」

カヲル「親切心、という事で納得できないかな」

レイ「無理ね。それを信用するのは不可能だわ」

カヲル「そうか…。なら正直に言おう」

カヲル「君とセカンドが、あのままの状態を維持し続けると、僕までが不利益になるからさ」

レイ「待って。どうして、私とセカンドの事が貴方に関係有るの？」

カヲル「説明しよう。…それは…」

――
―

レイ「……どこが親切心なの」

カヲル「……」

レイ「…でも、貴方の申し出は受けることにするわ」

カヲル「それが賢明だ」

レイ「メガネの人がセカンドと行ったのは…」

カヲル「そうだ。僕らと同様に作戦タイムといった所だろう」

レイ「…おっぱいメガネはセカンドの側という事？」

カヲル「ああ」

レイ「そう」

カヲル「彼女のセカンドへの情は、仲間としてのそれを大きく上回っているからね。当然といえば当然さ」

レイ「ええ、それは分かってる。それにしても、あのおっぱいは強敵だわ」

カヲル「そうだね。アチラ側は性的にシンジ君に対して、アプローチしてくるだろう」

レイ「性的に…。パイズリ」

カヲル「そこで、ファースト。今後の方針を決めないか」

レイ「方針？」

カヲル「ああ。僕らの、シンジ君への攻め方の戦法などだ」


レイ「攻めかた。…じゃあ、>>37　で、どう？」

やっぱsageてると人居ないな下

奇襲

カヲル「…奇襲か」

レイ「ええ。あの二人に正攻法は、きっと通じないから…」

カヲル「なるほどね。しかし何か策はあるのかい？」

レイ「策？　ないわ」

カヲル「無い？　それならどうして、奇襲なんて方法を」

レイ「それは、あの二人に張り合えないから。あなたが女だったら、同じ戦法で戦えたけど」

カヲル「僕は十二分に可能だと考えるけどね」

レイ「無理よ。だって碇君はノーマルだから」

カヲル「それはどうだろう。それは、シンジ君に直接尋ねなければ分からないと思うけど？」

レイ「無かったもの」

カヲル「無かった？　なにがだい」

レイ「ソッチ系のオカズ。…碇君の部屋には無かった」

カヲル「そう…」

レイ「ええ。あの時はどれだけ安心したか…」

カヲル「は、話を戻そうか」

レイ「ええ、そうね」

カヲル「なら、どうする？　たんに奇襲といっても多様だ」

レイ「……」

カヲル「今回の様な場合には、シンジ君は勿論の事、セカンド組の隙も突かねばならない」

レイ「そうね。……例えば、こういうのはどう？」

カヲル「……？」


―――
――
―

―

アスカ「なんで、そんな話になんのよ」

マリ「や、だから…」

アスカ「アンタが協力してくれんのなら、それはそれでいいけどさ」

マリ「あ、うん」

アスカ「それがどうして、パイズリになるわけよ」

マリ「だってさ、ワンコ君も男じゃん…？　そういうのには弱いと思ってさ」

アスカ「却下」

マリ「なんで！？」

アスカ「このアタシが嫌だからよ。さっきも言ったけど、シンジがアタシ以外の女と肌を触れ合うのは許せないわ」

マリ「……」

マリ「それじゃあどうすんの、姫ぇ。向こうはどんな手で来るか分かんないのに…」

アスカ「……」

マリ「そ、それにワンコ君をどうやって篭絡するのさ」

アスカ「んなもん、アタシが裸になってシンジに迫ればイチコロじゃない」

マリ「向こうの妨害にあったら？」

アスカ「そん時こそ、アンタの出番じゃない」

マリ「にゃ？」

アスカ「アンタが向こうの妨害工作を阻止すんのよ」

マリ「……」

アスカ「その間にアタシがシンジとエッチする。どう？　完璧じゃない」

マリ「そっかなぁ、そんな上手くいくかな」


アスカ「シンジもアタシの味を知ったら、後はアタシの言いなりよ」

マリ「……」

アスカ「話は終わりよ、早くシンジのところに戻るわよ」

―

シンジ「皆、遅いな…」

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ!!

シンジ「あっ…」

ｶﾞﾗｯ

カヲル「待たせたね、シンジ君…」

マリ「危なかったにゃ…」

アスカ「……アンタ、そんな足が速かった？」

レイ「…そっちこそ」

アスカ「アタシは運動神経抜群なのよ」

レイ「私も碇君が関係すれば…そうよ」

アスカ「はん！　今までのとろい感じは演技だったわけ」

レイ「…貴女には関係ないことだわ」

アスカ「くっ…アンタのそういう所が気に喰わないのよ」

レイ「…私も貴女が好きじゃない。いえ、興味が薄いわ」

ﾏﾀﾞｰ?

アスカ「こんのっ」

レイ「……」

シンジ「や、やめなよ二人とも」

アスカ「だって…こいつが」

レイ「この人が…」

シンジ「ケンカはダメだよ」

アスカ「ぐっ」

レイ「うっ」

カヲル「ふふっ。そうだね、シンジ君の言う通りだ。争っても、何もいい事はないさ」

レイ「え…フィフス？」

カヲル「……」

マリ「何企んでのさ」

カヲル「ん？　企む？　僕はなにも…？」

アスカ「…どうだか」