もこっちの存在感の無さは軍事用途があると思うの。
あと武器の知識もかなりあると思うの。
ココ・ヘクマティアルともこっちの絡みが見たいの。
だから書いてくれ。
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ヨルムン全部見てないんだよぉぉぉぉ!!!
それでも俺に書けというならやってやる。
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>>4
なるほど・・後には引けねぇな。
やるか・・まだ未完成が二つ程残ってるが
俺がココともこっちだけはしあわせにして見せる。
日曜日・午後一時
駅前のロータリーでお忍び芸能人ばりに深々と帽子を被りただずむ私。
黒木智子・通称もこっち。
どこにでも普通の女子高生だ。
ゆうちゃん「もこっちー!」
もこっち「あっ。ゆうちゃん」
あちらから乳袋をぶるんぶるん揺らしながら無駄に男子の視線を集めて走ってくるのは私の中学からの友人ゆうちゃんだ。
中学の頃はただのオタク仲間だったのに今ではすっかり高校デビューをした世の中に簡単に自分の行き先を委ねる豚である。
でも唯一の友達である。
ゆうちゃん「いつも遅れてごめんね?もこっち!コーヒーおごるから許して!あそこのタリーバックスいこ?」
あのコーヒー屋は私がリア充になるべく挑戦した一人優雅にコーヒーを飲める女になる。というミッションで失敗したコーヒー屋!もうあんな熊しか飲まないようなハチミツ汁飲んでられないよ!
もこっち「い・・いいよいいよ!全然!私も全然待ってないし!時間を忘れてバンギラス(ポケモン)の孵化に夢中だったし・・!いやーなかなか意地っ張りの子が生まれなくてね!3vからじゃないと今時のポケモンバトルは話にならないからさ!」
ゆうちゃん「?よくわからないけど待ってないならよかった!でもコーヒーは飲もう?走ってきたら喉乾いちゃった。」
この女まだ諦めねぇのか!
どうせ当たり前のような顔でチョコチップフェラペチィノォ♪とか言うんだろ?なんだフェラペチィノォって!こちとら下ネタにしか聞こえないっつーの!
もこっち「あー!それなら丁度今日行きたかったお店ってのがカフェだから、そこに行ってからでいいじゃん!」
ゆうちゃん「今日行きたい所ってカフェだったの?」
もこっち「ちっちっち!ただのカフェじゃないんだよぉ?」
ゆうちゃん「ただのカフェじゃない?」
もこっち「そう!その名もミリタリーカフェ!」
ゆうちゃん「もこっちの好きそうなカフェだね!楽しそう!早くいこ!」
もこっち「うん!」
もこっち「地図だとこの辺なんだけど!」キョロキョロ
ドン!
もこっち「うわわ!すいません!・・!?」
???「こちらこそすいみません。人を探していたもので」
なんでこの人、脇下にナイフなんて忍ばせてるの!?しかもその向こうの腰にあるのは拳銃のグロック17!もしかして犯罪者!?テロリスト?殺されちゃう!?ていうか背デカっ!ほんとに女!?いや胸もデカっ!ゆうちゃんが並乳に見える!
ゆうちゃん「ほんとにすいません!もこっち大丈夫?そちらの方も大丈夫ですか?」
???「私はまったく大丈夫です。そちらの少女は大丈夫ですか?」
ゆうちゃん「はい!大丈夫です!大丈夫だよね!?もこっち!」
もこっち「だ・・大丈夫!」(あまり刺激しないようにこの人から離れないと!武器持ってるし!)
???「はぁ・・それにしてもココはどこに・・。」
ゆうちゃん「ココ?さんって方を探してるんですか?」
???「はい。プラチナブロンドの白人系で髪は太ももくらいの、歳は貴女達ぐらいだと思います。見かけませんでしたか?」
ゆうちゃん「見てないですね・・。どこに行くとか行ってなかったんですか?」
もこっち(ちょっと自分から関わりにいってんの!ゆうちゃん!気づいてそいつは犯罪者なんだよ!テロリストなんだよ!)
???「えーっと『民間人からみた軍事的な視点』の研究?とかなんとか・・。」
ゆうちゃん「それってもしかしてミリタリーカフェの事じゃない?もこっち!」
もこっち「さ・・さぁ?他にも可能性は沢山あるし一概にそうとはいい切れないんじゃない?」(おいバカゆうちゃん!一緒に行くなんて言い出すんじゃでしょうね!?)
ゆうちゃん「そっかぁ・・。」
???「ミリタリーカフェ・・いかにもココが行きそうな所・・。お二人とも、良かったら私も付き添っていいですか?私はソフィア・ヴェルマー。みんなにはバルメと呼ばれています。」
ゆうちゃん「えぇ!もちろん!一緒に行きましょう!もこっちいいよね!?」
もこっち「(もうどうでも)いいよ・・。」
ゆうちゃん「じゃ一緒に行きましょう!」
バルメ「えぇありがとうございます。この辺は土地勘が全くなくて・・。助かります。」
ゆうちゃん「バルメさんって背高いですよね!スタイルも抜群ですし!もしかしてモデルさんとかされてるんですか?」
バルメ「いや、一度もそんな花のある職に就いた事はありませんよ。今は・・そうですね。ボディーガードをしてます。」
もこっち(護衛ねぇ?護衛はナイフなんて忍ばせてないっつーの。素人は騙せても私は騙せないよ!)←素人
ゆうちゃん「この辺りのはずなんだけどな・・。あっ!あった!カフェ・フロントライン!」
もこっち「おぉぉぉおおおぉ!すごい!店構えがまるで廃墟だよ!雰囲気出てるねぇ!ゆうちゃん入ろう!」
ゆうちゃん「うん!」
ガチャッ
店員「上官のご帰還である!全員敬礼!」バッ
ゆうちゃん「すごーい!なんか気分いいね!」
もこっち「やり直しっ!足は揃えろ!かかとを着けて90度開く!」
店員「はいっ!」バッ
もこっち「よしっ!解散!」ゾクゾクッ
(気持ちいいいぃぃ!!!一回やってみたかったんだよね!!)
ゆうちゃん「も・・もこっち?座ろう?」
もこっち「あ・・うん!ん?なんか奥が騒がしいね?」
バルメ「ココッ!見つけましたよ!」
ココ「見つかっちゃったかぁー!」
バルメ「勝手に外出されては困ります!貴女が死んで喜ぶ奴なんて五万といるんですからね!もうちょっと危機感というものを持ってください!」
ココ「大丈夫だってー!その為にヨナも連れてきてるんだから!」
ヨナ「・・・連れてこられた。強制的に。」
ココ「そんな事言ってー!ほんとはココお姉ちゃんとデートしたかったんでしょ?ねぇ?ヨナ?」
ヨナ「・・・連れてこられた。強引に。」
バルメ「さぁ!もう帰りますよ!今日の夜は取引があるんでしょう!?」
ココ「夜までには帰るからぁ!せっかく来たんだしバルメもちょっと一休みして来なよ?以外とおいしいよ?ここのコーヒー。ねぇ?ヨナ?」
ヨナ「うん・・。なつかしい味。」
バルメ「でしたら・・ご一緒させて欲しい方達がいます。連れてきますね。」
ココ「いいけどバルメに友達?ププッ」
ヨナ「ココも人の事言えない。」
バルメ「こちらのお二人かここに案内してくれました。もこっちさんとゆうちゃんさんです。」
もこっち「は・・ハジュメマシュテ・・」
ゆうちゃん「はじめまして!バルメさんとはたまたまこの子がぶつかってしまって知り合いになっただけですが・・。いいんですか?お席ご一緒しても?」
もこっち将来武器商人になるって言ってたよね!
ココ「!?」
ヨナ「・・バルメにぶつかった?」
バルメ「そういえば・・ココを探してあんなに周りの気配に注意を払っていたのに・・」
ココ「でかしたわ。バルメ」
バルメ「えっ?」
ココ「モコッチっていったかしら?あなたかなり『スニーキング』の手練れね?バルメの索敵から掻い潜るなんて。一体どこで習得したの?」
もこっち「イャ・・ショノ・・」(何盛り上がってんの・・こいつらかなりのミリヲタ・・!?スニーキングって・・ただ歩いてただけだって・・。)
ココ「そう・・。言えないのね・・。分かったわ。まぁ座ってくれない?立たれてると落ち着かないわ。部下が世話になったようだし?ねぇバルメ」
バルメ「それはっ!?ココが勝手に出歩くから!」
ココ「まぁいいじゃない!こうして再開を果たせたんだから!モコッチのお陰でさ!」ギュッ
もこっち「!?」
そういうと白銀の髪の少女は私に抱きついてきた。とても・・とても・・いい香りがした。
ゆうちゃん「もこっち。せっかくだしご一緒しよ?ココさんもこう言ってる事だし」
モコッチ「・・・!」ウン
そして色々な話を聞いた。
なんとココさんは世界を旅する武器商人でヨナと呼ばれた少年は元少年兵でココにスカウトされたという事。バルメは軍事家族で戦場で傷を負い、退役した所をスカウトした事。
私は思った。「設定もここまで行くと清々しいな。」と・・
ココ「さてと・・あなたこんなお店に来るって事は・・軍事関係に少なからず興味があるはずよ・・。とりあいず好きな武器を教えてくれる?」
もこっち「あ・・アノ・・ショノ・・「アンチマテリアルライフル」が少し・・」
ココ「!?」ガタッ!ツカツカ!
もこっち「エッ!?アノ・・他ニモ好キナ武器ガ・・!」アタフタ
ココ「合格よ!もこっち!あなた!私の私兵になりなさい!」
ヒィィィィィィィィン・・
バルメ「・・!?みんな!!伏せなさい!!」
一同「!!?」
ドガァァァァァァァァァァン!!!!
ゆうちゃん「きゃー!!」
もこっち「あわわわわわ!!」
ヨナ「敵襲!ココ。武器!」
ココ「落ち着きなさい。数は対した事ないわ。でなければ一撃必殺のキャノンなんて使ってこないわ。バルメは応援を要請。」シュッ
バルメ「了解です。」パシッ
もこっち(軍事衛生電話・・!?)
ゆうちゃん「もこっち!?これも演出なの!?ねぇ!もこっち!」
もこっち「黙って!ゆうちゃん!戦場大声出すなんて相手に場所を教えてるようなものだから!ゆうちゃんは・・ここに隠れてて。絶対に動かないで・・。」
ゆうちゃん「うぅ・・・もこっちぃ・・」コクコク
もこっち「大丈夫。ちょっとお店にやりすぎだって文句言ってくるだけだから。ね?」
ゆうちゃん「うん・・うん・・!」ウルウル
シーン・・
ココ「あなたも隠れていなさい。死にたくなければね。」
もこっち「ココさん。私・・女子高生になれば無条件でモテると思ってたの・・。でもね・・それは幻想だった・・。妄想だった・・。」
ココ「え?・・えぇ・・。」(なにいってるのかしら・・。)
もこっち「もうここで転んだら・・この先・・きっといい事なんてないの・・。だから最後は友達の為に命張っても・・良いよね?」
ダダララララララララッ!
ココ「始まったわね!ヨナ!敵の数!」
ヨナ「左側に二人!右に一人!」
ココ「バルメとヨナで左翼を牽制!私は右翼を見るわ!」
もこっち「・・・」ゴソゴソ・・スッ・・チャキッ
ココ「あなたその銃どこから!?」
もこっち「最近の日本は物騒でしてね。護身用ですよ・・」(ほんとは3Dプリンターで作ったレプリカだけど)
ココ「呆れた・・あなたほんとにただの女子高生?」
もこっち「私は普通の女子高生じゃないです・・。喪女ですよ」
ココ「モジョ?」
バラララララララララッ!!!
もこっち「続きはあとで!」
ココ「『後』があればね!行くわよ!ヨナ!閃光弾!」
ヨナ「了解」キン・・ポイッ!
ピッカァァァァァァァァァ!
敵兵A「うっ!?」
敵隊長「怯むな!民間人に構うな!撃てっ!撃ててぇ!ココでヘクマティアルを討たねば世界に明日はないぞっ!」
バルメ「・・ッ!」ダンダンダンダンッ!!
ヨナ「・・・」ダララララララ!!
ココ「なによ・・人を化け物みたいに・・」ニィッ
もこっち(この人・・笑って・・)
ココ「もこっち・・後悔しないなら着いてきなさい!最高の待遇を用意するわ!次の敵の掃射がやんだら私は行くわ!今決めなさい!」
パラララッ!パララララ!
もこっち「わ・・私は・・」
パララララッ!!バラララララララララッ!!!
バルメ「ココ左は止めました!援護します!ココも早くッ!」
ココ「・・・ッ!」ダッ・・!ダンダンダン!
ココ(後ろからは!?・・・来てない・・か。面白そうな子だと思ったんだけどな・・)
ヨナ「ココ危ない!」
敵兵B「ヘクマティアルッ!討ち取ったりぃぃ!」ガチャッ
ココ「しまった!?伏兵!?」
ターン!!
バルメ「ココッ!!!?」
ココ「・・・!」
シーン
ココ「・・・?」
もこっち「無事ですか?ココさん」ガクガク
ココ「モコッチ!!やっぱりあなた最高よ!」
初めて人を撃った・・。
私は今人を殺した・・。
でも友達を・・守れた。
バルメ「援軍が来ました!ココ!こっちへ!」ガラッ
ヨナ「早く・・!」ダララララララッ!!
ココ「ご苦労だった!もこっち!ゆうちゃんはウチの精鋭が必ず保護するわ!今は一人で乗って!」
こうして・・
私はココの私兵となり世界を旅する武器商人の一団に加わった。
後に戦場で「ファントム」の異名が付くのは
また別の話・・。
終わりです。
これでいい・・いいよね?
乙!
続きはよっ
おつー
続きを期待
続きかー!まだエヴァのssが二つも終わってないんよぉ!
誰か続き書いて!
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