アスカ「…財布落とした」(14)

    
シンジ「財布…?どれくらい入ってたの?」

アスカ「少なくともあんたの月のお小遣いよりは多いわ…」ガックリ

シンジ「…そんなお金を財布に入れてる方にも問題あるとおもうけど」

アスカ「はあ?あんた、バカぁ?わたしは被害者なのよ?非なんてないわ!」

シンジ「ああ…そう…」

アスカ「それにあんたとちがって、わたしには色々とお金がいりようなの。ーーだからシンジ、ちょっとお金貸しなさい」

シンジ「え!?」

  
シンジ「やだよ!」

アスカ「なんでよ!本気で困ってるのよ!?」

シンジ「貯金を下ろせばいいんじゃないか!僕だって貸せるほど余裕はないよ!」

アスカ「私のカードはミサトが勝手に管理してんのよ!」

シンジ「?なんで…?」

アスカ「あんたは浪費癖あるからーー、ってネルフが…」ボソ

シンジ「自業自得じゃないか…」

アスカ「うっさい!」

    
シンジ「ミサトさんに正直に言えば?落としたならしょうがないよ…」

アスカ「言っても、貰える金額は雀の涙程度でしょ」

シンジ「貰えるだけいいとおもいなよ」

アスカ「まあそれは後で受け取るとして…。ーーお金貸して」

シンジ「絶対やだ」

アスカ「なんでよ!」バンバン

まだか

はよ

  
シンジ「だってアスカ絶対返さないでしょ?」

アスカ「返すわよ?いつか」

シンジ「……」

アスカ「……」

  
アスカ「……」

シンジ「……」

アスカ「あー、わかったわよ!条件言いなさいよ!なんでも聞いてやるわ!」

シンジ「……な、なんでも?」ゴクリ

シンジ「じゃあ、パンツ見せて?…とか言われたら?」

アスカ「~~っ、変態っ!」

     
シンジ「ご、ごめん!だってなんでもって言うから…」

アスカ「やっぱりあんたはエロシンジね!盛り過ぎなのよ、バカ!」

シンジ「……」シュン

アスカ「……」

アスカ「……ーーほら」ファサ

シンジ「っ!!?」

    
シンジ「し、白っ…」

アスカ「ん、…、はい、終了!」バサッ

シンジ「はやっ!」

アスカ「も、もう十分でしょう!この私がここまでしたんだから!」

シンジ「い、一瞬過ぎたのでもう一度おねがいします…!」

アスカ「うー…、恥ずかしいのよ…」スッ

シンジ(スカートをめくり上げながら、白のショーツを晒すアスカ…、カメラはどこだ!)

アスカ「ぎ、凝視するな。バカっ!」カァアア

はよ

  
シンジ「……」ジー

アスカ「…そんなに、必死に見つめちゃって。ホント変態ね」

シンジ「うぅ…。そりゃ…僕だって男だし…」

アスカ「…ふん。それで?これでいくらくれるのよ?」

シンジ「えっ?そ、そうだなー…。うーん…」


シンジ「300円くらい…でいい?」

アスカ「安っ!ふざけんな!」

  
アスカ「私の恥辱は300円の価値ってことか!」ガクガク

シンジ「ぐっ、締まってる締まってる…!そんなこと言われても…お金に余裕があるわけじゃないし」

アスカ「あのね…300円で何をしろ、って言うのよ?もう少し工面出来るでしょう」

シンジ「じ、じゃあさ…。あと何個かおねがいしてもいい?」

アスカ「……」

アスカ「この変態…、エロシンジ…」

ほう

ここに120万ある

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年12月23日 (月) 23:40:23   ID: 9ec8AKhK

おもしろいです!!

2 :  SS好きの774さん   2013年12月23日 (月) 23:42:58   ID: 9ec8AKhK

アスカとシンジらしくて・・・tk.
エロいシンジ君も好き♪

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