海未「今回のラブライブ!は爆発オチです」 (36)
穂乃果「…………え?」
海未「ただ単に最後に爆発して終わるだけです」
穂乃果「なーんだそんなことか!じゃあ>>5をやろ!」
(・8・)
ギギギ
おしくらまんじゅう
足の皮を剥きます
蛙の方は落ちたか
気がついたら蛙は落ちてた
ーキッチンー
穂乃果「カエルの足の皮を剥かなきゃいけないんだった……現実逃避してる場合じゃない!」
真姫「あ、でもこれ凍ってたから楽に剥がれるわよ」ペリペリ
凛「うっ……でもぷるぷるで透き通ってて気持ち悪いにゃあ……」
穂乃果「でも諦めるわけには行かないよ!唐揚げのためにも!」ペリペリ
凛「やるしかないにゃー!」ペリペリ
真姫「こうなりゃやけよ!」ペリペリ
カエルに救いはないのですか…?
でも真姫ちゃんも後数年したら蛙の解剖するんでしょ?
あなたでしたか
またおちちゃうよ
穂乃果「ふぅ……やっと剥き終わったね。で、次は何?真姫ちゃん」
真姫「えっと……次は足を酒、醤油、生姜を混ぜた汁の中に5分ほど漬け込む、と」
凛「やっと料理らしくなってきたにゃー!」
穂乃果「早速漬けておこう!」
飯食ってます
また落ちるのか
にげることはゆるされないゲコ
ー五分後ー
穂乃果「じゃあ、片栗粉をつけて……」ペタペタ
穂乃果「油にどーん!」ボジャア ジャバジョバジョバア
真姫「ちょっ、危ないでしょ穂乃果!ゆっくり入れなさいよ!」
凛「ちょっと跳ねたにゃー!」アチチ
穂乃果「ごめんごめん!ゆっくり入れるよ」ジョワァ ジョワァ
真姫「このままキツネ色になるまで揚げるわ」
ーリビングー
花陽「……ところで海未ちゃん」
海未「はい?」
花陽「パン型のごはんってどう作るんだろう……?」
海未「あっ」
ニョロトノやスリッピーに呪われるぞ
ほ
海未「想像もつきませんね……一体どうすれば……」
花陽「う~ん…………」
ことり「…………>>22?」
そういやそんな安価も昨日あったな
気合と根性
やる気
もう米粉パンで
昨日からカエル酷い目に会いすぎだろ
ことり「もう米粉パンでいいんじゃない……?」
うみぱな「「ダメです!(だよ!)」」
花陽「ここはやる気を見せるしかないみたいだね……!」
海未「炊けた米なら用意できています!さあ、やりましょう!」
ほ
だいたいパン型のごはんって
ただのごはんやん
そこから二人が取った行動は狂気の沙汰!完全に常軌を逸していた!
なんと!炊き上がった米を少しずつ、少しずつ固めて醤油を塗って表面を焼いた!
そしてその中に昆布つゆと和風出汁で味付けをした米を詰め込み始めた!
花陽「できた……!」
パン風ごはんッ!醤油味ッ!
外角を崩した時に中から出汁をきかせた米が溢れ出る!まさに和と洋の融合!
海未「あとは唐揚げを待つのみです!」
ようやくカエルの唐揚げにありつけるのか
ここまで来るのに半日以上かかったな
パン風ごはんがうまそう
OVAよかった
ほ
ーキッチンー
凛「いい色になってきたにゃ!」
真姫「そろそろあげちゃいましょ」
パチパチパチッ
穂乃果「わあ……!美味しそう!」ジュルリ
真姫「千切りキャベツと一緒に盛り付けて……完成よ!」
カエルの唐揚げ
柑橘系を絞るとなお美味いらしい
凛「あとはボルシチだね!」
穂乃果「お肉をまず入れて、そのあとにスープを注いで……かーんせーい!」
凛「まだにゃ!ヨーグルトとサワークリームを混ぜたものを添えて……完成!」
ボルシチ
ミネストローネも好きです
穂乃果「さ、早く食べよう!」
凛「うんっ!」
ほ
ーリビング 15:30ー
穂乃果「はい出来たよ!」
花陽「わああ……美味しそう……」
ことり「唐揚げも見た目は普通だね」
凛「早く食べよっ!」
真姫「そうね。さすがにお腹空いたわ」
海未「じゃあみんな、いただきますをしますよ」
穂乃果「わっせ!」
一同「いただきます!」
穂乃果「おー!カエルってこんなに美味しいんだ!意外っ!」ムシャムシャ
ことり「え?そんなに美味しいの?じゃあことりも……わあっ!美味し~い!」
凛「ボルシチも絵里ちゃんのに負けないくらい美味しいよ!」
海未「がんばって作った甲斐がありましたね」
花陽「はぅ……!なんて香ばしいごはん……!」
真姫 (……パン風って言い張るのは無茶があるんじゃ)
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