ほむら「まどかが……交通事故に合った、ですって……?」(222)

さやか『そうだよ!ほむら、今どこにいるのさ!?』

ほむら「そ、そんな……まどか……」

さやか『ちょっとっ!!気を確かに持ちなってば、ほむらっ!!』

ほむら「うっ……」

さやか『今、救急病棟に運ばれて、救命措置を受けてるとこ!ほむらも早く病院まで来てよ!わかった!?』

ほむら「わ、わかった……わ……」

さやか『なるべく急いでよ!もしかしたら……』

ほむら「っ…そこから先は言わないでっ!!!」

さやか『……ごめん。とりあえず、早く来てよ?』

ほむら「……わかったわ」ピッ

ほむら(まどか、まどか、まどかっ……!!)

ほむら(ワルプルギスの夜を無事に乗り越えて、ようやく手に入れたわたしの理想の世界なのにっ!!!)

ほむら(こんな……こんなことで何もかも壊れてしまうの!?)

ほむら(嫌よ、まどか……!!)

ほむら(っ……考えるのは後よ、暁美ほむらっ!!)

ほむら(早く、少しでも早く病院に行かないとっ……!!)

はよ

さやカスの臭いがする

病院―――

マミ「………」

杏子「……まどか……」

さやか「……そんな、まどか……グス、ヒック……」

ほむら「はっ、はっ、はぁっ……!!」

さやか「っ……ほむら……」

ほむら「さやかっ!!まどかは!?無事なの!?」ガシッ

さやか「……っ」

ほむら「何故……黙っているの……?ねぇ、さやかっ!!」

さやか「……」

ほむら「っ、マミ!」

マミ「………っ」

ほむら「杏子っ!!」

杏子「………」

植物人間になれば好きなだけお触りできるね
やったねほむらちゃん!

ほむの魔法って、契約した時間すぎたらもう戻せないの?
その後も戻せる&戻す前の時間になるまでは時間を止めたりも出来るもんだと思ってたんだけど

ほむら「どうして……!?なんでみんな、何も言わないのよっ!?」

さやか「……」

ほむら「まどかは、無事なのでしょう!?」

マミ「……」

ほむら「なんとか言ってよっ……お願いだからっ……!!」

杏子「……ほむら」

ほむら「っ……」

杏子「いいか、落ち着いて良く聞け」

ほむら「……っ、えぇ」

杏子「お前が来る少し前に、まどかの救命措置は終了した」

ほむら「……」

杏子「……今、まどかはこの部屋の先にいる。家族と……一緒に」

ほむら「……………」

杏子「………病院に運び込まれた時、すでにまどかは……」

ほむら「……嘘、でしょう?」

杏子「……これが、現実だ」

ほむら「………」

杏子「まどかの顔を見るのは……もう少し、待ってやれ。今は、まどかの家族も、まどかも、一緒にいたいはずだ」

ほむら「嘘……嘘よね……」

さやか「………」

マミ「………」

ほむら「ど、ドッキリなのでしょう?ほら、実際はその部屋の奥でまどかが『ドッキリ大成功!』の立て札を持ってスタンバイしているんでしょう?」

杏子「ほむら……」

ほむら「そうよね?そう……なのよね?」

ソウルジェム濁りまくりコースだな。

杏子「現実を受け入れろ、ほむらっ!!」

ほむら「嘘……嘘よ……」

杏子「まどかは、もうっ……!!」







杏子「この世からいなくなっちまったんだよっ!!!」

ほむら「!!!!!」

さやか「グスッ……まどかぁっ……」

マミ「鹿目さんっ……ヒック……」

交通事故の運命は何度巻き戻しても変わらないと思う

ほむぅ……

ああ、なんだ
救命措置は終了っていうから、生きてるのかと思ってたわ

詢子「……おや、まどかのお友達の……ほむらちゃん、だったかい?」

ほむら「……」

詢子「さやかちゃん達もすぐに駆けつけてくれたし……まどかは、いいお友達を持って……幸せ者だねぇ」

知久「………」

ほむら「あの、まどかは……」

詢子「ああ……この先で、静かに眠ってる。顔は、綺麗に残ってるよ。ほむらちゃん達も……会ってあげて。まどかも、きっと喜ぶと思う」

タツヤ「ねーちゃ、ねてるー!」

さやか「……」

杏子「……」

マミ「……」

ほむら「……ありがとうございます。それでは、お言葉に甘えて、まどかと会わせてもらいます」

詢子「……ああ」

三歳児の「ねてるー!」が地味にキツいな

砂時計回して一ヶ月前に戻ればいいんじゃ……

ほむら「……まどか」

ほむら「まどか、わたしよ、暁美ほむら」

ほむら「会いに来たわ」

ほむら「……ふふ、交通事故に合ったっていうから、体中傷だらけだとばかり思っていたのに」

ほむら「どうして、こんなに綺麗な顔をして目を瞑っているのよ、まどか……」

ほむら「………ねぇ、まどか。目を、開けて?わたし、ここにいるのよ?」

ほむら「わたしだけじゃない。さやかも、マミも、杏子もいるわ」

ほむら「ほら、この後いつものようにマミの家に集まってお茶会でも開きましょう?」

ほむら「だから、早く起きて、いつものように笑顔を見せて、まどか」

ほむら「………………まどかぁっ……」

マミさんいたんだ

それからは、よく覚えていない。
ただ、まどかの葬儀に参列したのだけは、はっきりと覚えている。
その間、涙を流すことはなかった。
それどころじゃなかったのだ。
わたしの頭の中は、まどかでいっぱいだった。
そればかりを考えていたせいで、わたしの魔法のことは少しも頭に浮かんで来なかった。
それに気付けたのは……まどかが亡くなってから、二週間後のことだった。


さやか「ごちそうさまでした、マミさん」

杏子「んじゃ、あたしは帰るな」

マミ「ええ。また、いつでも来てね」

さやか「はい。……ほむらは?」

ほむら「……もう少しだけ、マミと一緒にいるわ」

さやか「……そっか。そんじゃ、あたしたちは帰ろっか、杏子」

杏子「ん、そだな」

ほむらちゃん遺品の下着はちゃんと回収したのかな

期待

マミ「暁美さん……少しは、元気出た?」

ほむら「………」

マミ(あの日から、暁美さん、すっかり無口になってしまったわ……。絶望に蝕まれて、魔女になることだけはなかったけれど……)

マミ「あの、暁美さん?」

ほむら「……なに?」

マミ「わたし、少しだけ考えたのだけれど……」

マミ「ワルプルギスの夜を乗り越えてから、暁美さん、自分の魔法の特性を教えてくれたわよね?」

ほむら「……そんなこともあったわね」

マミ「今は、時間停止の魔法は使えない代わりに、時間遡行の魔法を使えるようになっているのではないの?」

ほむら「………」

マミ「安易な考え……だったかしら?」

ほむらが魔法使えなくなる話?

ほむら(わたしの魔法……)

ほむら(まどかとの出会いをやり直す為に手に入れた、この時間操作の魔法……)

マミ「どうなの?」

ほむら「………―――そう、か」

マミ「え?」

ほむら「そう、そうよ!なんでそんなことに気付かなかったの、わたしっ!?」ガバッ

マミ「あ、暁美さんっ?」

ほむら「この時間遡行の魔法で、一か月前に戻れば……!!」

マミ「やっぱり、出来るのね?」

ほむら「可能のはずよ!!そうだ、それで一か月前に戻って、まどかを守ってあげれば……!!」

お腹痛くなってきた

ほむら「マミ、ありがとうっ!!」

マミ「……よほど、思い詰めていたみたいね、暁美さん」

ほむら「ええ、だけどもう大丈夫っ!!」パァァァ

マミ「……わたしたちには、認識出来ない世界へ行くことになる、のよね?」

ほむら「……そう、なるわね」

マミ「いいのよ、気にしないで。あなたがいなくっても、鹿目さんがいなくっても……わたしたちはわたしたちで、生きて行くから」

ほむら「マミ……本当に、ありがとう。あなたが教えてくれなければ、このまま一ヶ月が過ぎてしまうところだったわ!」

マミ「……行く、の?」

ほむら「ええ、行かせてもらうわ。元々、この魔法はまどかを守る為に手に入れた魔法ですもの!」

ほむら「さようなら、マミ。あなたたちも、頑張ってね!」カチッ キィィィィン シュンッ

マミ「………よかった。希望を、取り戻したみたいね。行ってらっしゃい、暁美さん……」

随分あっさりいきやがるな
まどかもほむらも

ズコー

残された三人の話?

これシュタゲみたいなことになるんじゃね?

ワルプル戦終わった後でも巻き戻せるんだっけ?

ほむら「……」ムクッ

ほむら「わたしの部屋……」キョロキョロ

ほむら「日付は……!」

ほむら「まどかが交通事故に合う二週間前!よかった、ちゃんと戻ってこれたのね!」

ほむら「こうしてはいられないわ!早速まどかのところへ……」

ピンポーン

ほむら「? 誰かしら。まさか、まどか?」タッタッタ

ガチャ

ほむら「はい……?」

杏子「よう、ほむら」

マミ「具合はどうかしら?」

ほむら「杏子に、マミ……?」

QB「僕もいるよ、ほむら」ヒョコッ

ほむらの時間移動は並行世界への移動だから、新しい時間軸のまどかは事故に遭わないんじゃ

嫌な予感しかしない

てか同じ世界に戻るわけじゃないから、まどっち契約済みとか死んでるとか、色々な事になるんじゃ

どういうことだよおい

全く同じじゃなくて微妙にずれていってるからなあ。

ほむら「どうかしたの?」

杏子「どうかしたか、じゃねぇよ。昨日の夜、魔獣退治の時に具合悪そうにしてたから心配して来てやったんじゃねぇか」

マミ「でも、その様子なら大丈夫そうね。一応、お見舞いにケーキを持って来たのだけれど……」

ほむら(魔獣?わたしの聞き間違いかしら?)

杏子「おーい、ほむらー?」

ほむら「っ!え、えぇ、何?」

杏子「何、じゃねぇよ。気の効かねぇ奴だな。わざわざお前の心配をして来てやったんだから、あげてくれたっていいだろ?」

ほむら「あ、えぇそうね、ごめんなさい。何ももてなせないけれど、あがって」

杏子「おう、お邪魔するぜ!」

マミ「お邪魔します」

まぁ様子見さね

淫獣…!

あーあ

なぬ?

これはまさか…

さやかちゃんは円環済みか……

まさか...

まど神ルートの世界に来てしまったのか

ほむら「はい、お茶。マミは紅茶の方がいいのでしょうけど、あいにくわたしの家に紅茶の葉は置いてないの。だから、麦茶で我慢してちょうだい」

マミ「気は遣わなくっていいのよ。元々わたしたちは、あなたのお見舞いに来ているのだから」

杏子「そうそう。今となっちゃ、三人だけの仲間だろ?」

ほむら「え?どういうこと?」

杏子「あん?なんだ、一日中寝て記憶がすっぽ抜けちまったか?」

ほむら「魔法少女は、わたしとマミと杏子と、あとさやかがいたわよね?」

マミ「………」

杏子「……おい、ほむら?本当に大丈夫か?」

ほむら「え?え?どういうこと?」

QB「記憶の混乱が見られるね。大丈夫かいほむら?」

ほむら(記憶の混乱……と言われても、わたしは一か月前に戻ってきただけなはずなのだけれど……)

ダイバージェンス1%の壁超えちゃったかー

金玉?

杏子「さやかって……いつの話をしてんだよ?」

ほむら「いつの話……って……?」

マミ「落ち着いて、暁美さん。今のあなたは、少し混乱しているのだと思うわ」

ほむら「混乱?え?何?どういうことなの?まどかは?」

杏子「また出たか、『まどか』……」

ほむら(一体何が起こっているの?)

マミ「……一から説明した方が、いいかしら?」

ほむら「ご、ごめんなさい。何がどうなっているのかわたしにはさっぱりで……」

QB「キミらしくないね、ほむら。魔獣にやられて、何かしらの記憶障害を負ったのかな?」

ほむら(……間違いない。今キュゥべえは、確かに『魔獣』と言った)

この発想はなかった

ほむらの武器は弓か盾か、そこが肝心だ

あっ、これ世界線変わりましたな

>>52
どういう発想?
マジで教えてくれ

ほむら「魔獣?と言うのは何?」

杏子「おいおい、そっからかよ!ホントにどうしちまったんだほむら?」

ほむら「わたしたち魔法少女が戦うべき相手は、魔女でしょう?」

QB「以前、キミの話に出て来たね。ひとつの仮説としては面白いと思ったけれど……この世界に、魔女なんてものは存在しないよ」

ほむら「………」

マミ「いいわ、一から全部説明しましょう。その方が、手っ取り早いわ」

ほむら「お、お願い」

その後、わたしはマミや杏子、キュゥべえからこの世界についての説明を色々としてもらった。
魔法少女が戦う相手は、どこから湧いてくるのかわからない『魔獣』という化け物。
わたしたちの魂であるソウルジェムが濁りきると、魔女になるのではなく、『円環の理』というのに導かれると言うこと。
さやかはそれによって、今から一週間前に消滅してしまったと言うこと。
まどかは……二人とも、前にわたしの口からその名を聞いただけであると言うこと。

てかまて、これとうほむほむ時間戻れないだろ
だってこの世界のほむほむは弓だよな、武器

そういや死ぬよりも残酷なんだよな。
存在自体が無かったことになるし。

マミ「……これで、わかったかしら?」

ほむら「………そんな、こんなことが……」

杏子「今のほむらは、魔獣との戦いで傷を負ってちょっとしたショック状態にあるんだと思うぜ?」

ほむら「昨日、の話……よね?」

杏子「ああ、そうだよ。昨日の事も覚えてねぇのか?」

ほむら「……悪いけれど、覚えていないわ」

マミ「まさか、とは思うけれど……ちょっと、魔法少女の姿に変身してもらえないかしら?」

ほむら「……?いいけれど……」パァァァ シュンッ

ほむら「これでいいかしら?」

杏子「……どういうことだよオイ……。お前、武器はどうしたんだ!?」

ほむら「武器?わたしには元々固有の武器なんてないけれど……」

ほむら「一応武具と言うのなら、この盾がそれになるのかしら」

次の世界いけるな、やったねほむらちゃん

リボほむどこ行ったんだろ

でもあんまり早く巻き戻すとどんどん過去にいくから、最低でもこの世界に一ヶ月はいないとダメだよなこれ

全ての世界からまどかの存在が消えたんだから、本編ほむら以外の並行世界のほむらは魔法少女になってないんじゃ

>>63
別に全ての世界のまどかは消えてはいないだろ、本編時間軸の鹿目まどかが消滅したってだけで多分

マミ「あなたの話も……聞く必要がありそうね」

杏子「……」

QB「僕にも流石に理解が出来ない。ほむら、話をしてくれるかい?」

ほむら「……そうね、その方がよさそうね」

わたしはわたしの知っていることを、マミ、杏子、キュゥべえに話した。
魔法少女が戦うべき相手は、魔法少女のなれの果てである魔女と言うこと。
わたしが生きていた時間軸では、まどかと言う少女が存在していたこと。
わたしの契約時の祈り、魔法の特性、その他にも色々と。

マミ「………」

杏子「………」

QB「前にキミが話していた仮説、そのままだね」

ほむら「仮説ではないわ、事実よ」

俺は一体何を読み間違えたのだろうか、とりあえず気にスンナ

>>64
本編時間軸ということにしとかないと外伝組全部導かれるからな

リボほむは死んだってことか
上書きされたほむほむが可哀相だな

リボほむと入れ替えならあっちの世界で普通に暮らせそうだな
こっちの世界のほむらが魔女化したりしそうだけど

>>63
まどかは過去と未来と可能性すべて知り得たけど
存在が一段階上にシフトして宇宙から消えるのは改変前後の最終周世界に限った話じゃね

いや全ての宇宙のまどかが消滅してるから、ガチでどの平行世界からもまどっちは消え去ってるよ、虚淵がいってる
タイムパラドックスの関係で、ほむほむが今まで通過してきた平行世界ではまどっちは概念になってないはずだけど
でもほむほむが通過してきた世界のまどっちは魔法少女になってしまってるかor死んでるかの二択だね

ちなみにリボほむは数多にある改変世界のたった一つの世界に起きた奇跡であって、
普通の平行世界ではメガほむはまどっちポジションになってるからマミさんに弟子入りしてる、これも虚淵談

杏子「わりぃ、ちょっと頭痛くなってきた……」

ほむら「杏子には、少し難しい話だったかしら?」

杏子「いや、あたしだけじゃなく、マミやキュゥべえも似たようなもんだぞ?」

マミ「そんな、魔法少女が魔女と言う化け物になるなんて……」

QB「効率のいいエネルギー収集方法だ。今僕がやっていることってなんなんだろうね。わけがわからないよ」

ほむら「わけがわからないのはこちらのセリフよ。一体何がどうなっているの?」

ほむら「……そう言えば、ずっと気になっていたのだけれど……」シュルッ

ほむら「このリボン……まどかが付けていたものよね……。なんでわたしが持っているのかしら?」

マミ「それは、あなたの大切なお友達からもらったものだと以前言っていたわよ?」

ほむら「! と言うことは、この時間軸にもまどかは存在していたと言うこと!?」

マミ「ちょっと待って、これ以上新しい情報を出さないで……混乱が収束出来る気がしなくなってくるわ……」

杏子「あたしはギブだ。難しい話はわかんねぇや」

QBの愚痴がどこか自虐的でワロタ

まどかの願いでほむほむのせいで生まれた全ての平行世界が統合されてリボほむ世界になったんだと思ってた

>>25
は?おまえもか

>>32
つまんねスレ主何歳?

静かに見てなさい

まあまどっちの願いが全ての宇宙全ての時間軸で魔女を滅ぼすだからな
このほむほむのいた世界はバグかなんかでうまいこと理から逃れれたのかもな

※一部救済が遅れている世界があります
まどっちも大変なんだよ

さらに酷い話なんだが、ほむほむの時間逆行は名ばかりで、実は多世界の自分を乗っ取ってる
上書きでも統合でもなく、その世界に元々いた自分を吹き飛ばして自分が成り代わってるんだと

虚淵がリボほむのいた世界にいた元々のほむほむはどうなったの?って質問に、ハジきとばされて他の時間軸にズレたんじゃね?とかいってた

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SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」

本編のお話は出すと終わらないからSS見よーよー

杏子「ま、グチグチ考えたって仕方ねぇよな!とりあえず、記憶は混乱してるかもしんねぇけどほむらも無事でよかった、ってことで!」

マミ「そんな簡単に片づけていい問題なのかしら……」

ほむら「そうね、わたしもマミの意見に賛成よ。なぜこんな世界に飛んで来たのよ、わたしは」

マミ「ええっと……時間遡行で、この世界に飛んできた、って言っていたわよね?」

ほむら「ええ。わたしが前にいた世界では、まどかが交通事故で死んでしまって……それで、また時を遡ってまどかを守ろうと思ったのだけれど……」

杏子「少なくとも、あたしとマミの知り合いに『まどか』なんて奴はいねぇな」

ほむら「そんな……それじゃ、時間遡行をした意味がないじゃないの……」

QB「……!三人とも、話は終わりだ。魔獣が、姿を現したみたいだよ」

マミ「!」

杏子「よっし、魔獣退治だな!」

ほむら「わたしも、行くべきよね?」

杏子「当たり前だろが!魔法少女なら、魔獣と戦うのが運命だぞ!」

ほむら「ええ、この世界においてはそれが道理なら、わたしは従うわ」

ほむら(打開策も……少しずつ、考えていかなければ)

>>70,78
えー初期のインタビューでは「作品の要点じゃないからあんま考えてないけど平行世界じゃね」
程度しか言ってなかったじゃない
ホントかよ

まどっちの願いはまどっちの因果の集中によるものだからリボほむループによるまどっちの糸が
繋がってない平行世界まですべての宇宙に含まれると考えるかどうかは微妙なところな気がするけどな

魔獣「オオオオオオオオオオオ………」ボロボロボロ

杏子「ふぅ……手に入ったグリーフシードは合計で、12個か」

マミ「それじゃ、山分けで一人四つずつね」

ほむら「これが、グリーフシード?」

杏子「ああ、そうだよ。グリーフシードは知ってんだな?」

ほむら「ええ、その名称は知っているけれど……わたしが知っているものとは、形が違うわね」

マミ「形は違えど、ソウルジェムを浄化出来ることに変わりはないわ」ズズズズ…

杏子「そういうこと、だな」ズズズズ…

ほむら「……」ズズズズ…

ほむら(効率の悪そうな浄化方法ね……ひとつ辺りの浄化量が少ないのね)

SSに矛盾点を逐一指摘するなんて、無粋とは思わんかね
そら、基本の設定を壊してるなら兎も角

>>82
うん、マジだよ
キャラスレとかじゃ割と浸透してる知識だったりする
でもまああの人、後付けで適当なこというし、後でなかったことにすることも多いからあんま信用ならんけどね

杏子「しっかし、ほむらが普通に拳銃を取りだした時はビビったぞ。お前、ホントに魔法少女かよ?」

ほむら「仕方ないじゃないの……あなたの槍や、マミの銃と言った武器がわたしにはないんだもの……」

マミ「あら、わたしだって元々この銃を持っていたわけではないのよ?」

杏子「え?そうなのか。そいつは初耳だな」

マミ「わたしの元々の武器はこっち」シュルルルル

ほむら「拘束リボン……」

マミ「まぁ紆余曲折あって、今はこうして銃を握ることになっているけれどね」

ほむら「……この世界での、わたしの武器はなんだったのかしら?」

杏子「弓だったな」

ほむら「……」(まどかと同じ……?)

マミ「わたしもこの銃を作れるようになるまで苦労したのだけれど……暁美さんも、頑張れば弓を持つことが出来るのではないかしら?」

ほむら「……考えたこともなかったわね」

杏子「ちっと頭の中でイメージを浮かべてみろよ。弓を構えてる自分だ、ほら」

ほむら「………」(弓を構えているわたし………)

パァァァァァァァ……

ほむら「……っ」

マミ「あらら……」

杏子「んな棒っ切れで何をしようってんだ、ほむらちゃんは?」ニヤニヤ

ほむら「う、うるさいわねっ!いきなりそんな器用なマネ、出来るわけないでしょうっ!?」

夜、ほむらの家―――

ほむら(結局、あの後はすぐに解散となってしまったわ……)

ほむら(わたしはどうすればいいの……?)

ほむら(まどか……会いたい……)

QB「……ほむら。起きているかい?」

ほむら「! キュゥ……べえ……?」

QB「マミ達もほむらのことを心配してるみたいでね。ちょっと、様子を見に来たんだよ」

ほむら「……ちょうどよかった。わたしも、あなたから話を聞きたいと思っていたところよ」

QB「僕にかい?僕に答えられることなら、なんでも答えてあげるよ?」

ほむら「差し当たっては、わたしがこの世界に来る前のわたし……昨日以降のわたしが話していたことを、教えて欲しいの」

QB「キミが話していたことを、僕がキミに教えるのかい?」

ほむら「そういうことになるわね」

QB「……わけがわからないよ」

面白そうなんでちゃんと最後まで書いてくれよ紫煙

sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
創造の理念を鑑定し、
基本となる骨子を想定し、
構成された材質を複製し、
制作に及ぶ技術を模倣し、
成長に至る経験に共感し、
蓄積された年月を再現し、
あらゆる工程を凌駕し尽くし――――
ここに、幻想を結び剣と成す――――!

解説君ウザ杉死ね

ほむら「あなたも、『まどか』と言う名前に心当たりはないの?」

QB「ああ、ないね」キッパリ

ほむら「……マミとの話で出て来た、『円環の理』と言うのは?」

QB「この世界において遥か昔から語り継がれる、魔法少女を導く存在だね」

ほむら「それとまどかが関係している、と言う線は?」

QB「それは、前にキミが話していたことに繋がるね」

ほむら「! その辺り、詳しく教えてちょうだい!」

QB「キミは随分とその『まどか』とやらにこだわるね」

ほむら「当然でしょう?わたしの最高の友達ですもの」

QB「まぁ、いいか。以前のキミの話によると、その、魔女?が存在していた頃に、『まどか』が僕と契約をした、と言う話だったかな」

ほむら「まどかが……キュゥべえと契約したですって?」

QB「そう。その世界では、『まどか』は魔法少女としてものすごい素質を備えていた、と言う話だ」

ほむら「ええ、それは間違いないわ。あなたは執拗にまどかに契約を迫っていたもの」

QB「確かに、素質を備えているのなら契約はして欲しいよね」

ほむら「……話を続けて」

QB「それで、キミが大型魔女『ワルプルギスの夜』との戦いで傷ついて倒れている時に、『まどか』が現れて僕と契約をした、と言うことだったね」

ほむら「……………。契約の内容、は?」

QB「『全ての魔女を、生まれる前に消し去りたい』」

ほむら「!!!」

QB「それが、『まどか』の願いだった、とキミは言っていた」

>>83
味噌汁でも飲んでんのか

ほむら「そんな……そんな願いが可能なの!?」

QB「僕が実際にその光景を見たわけではないから、なんとも言えないのだけど……『ものすごい素質』とやらがどれほどのものかはわからないけれど」

QB「その願いがどれほど途方も無く大きな願いなのか、想像に難しくはないね」

ほむら「あ、あたりまえじゃないの!そんなの、時間干渉なんてレベルの話じゃないわ!」

QB「でも、その願いは成就された。違うかい?」

ほむら「………っ」

QB「だからこそ、今のこの世界が存在している。これが、僕が以前キミから聞いた話の内容だ」

ほむら「……………それじゃまどかは……」

QB「この話が事実なら。その『まどか』とやらは、人としての形を失って、この宇宙に概念として固定されたことになるだろうね」

ほむら「そん、な……っ!?」

支援

QB「僕も、キミから聞いた話を否定するつもりはないよ。キミの話が事実であるとするならば、僕たちインキュベーターの魔法少女システムの謎も理解出来るからね」

ほむら「そ、それじゃ、まどかは……?」

QB「……少なくとも、この世界を基点とした並行世界には、存在しないんじゃないかな」

QB「いや、厳密に言うと違うか。存在しないんじゃない」

QB「僕たち程度の次元では、その存在を五感で察知することが出来ない、だね」

ほむら「まどかっ……」

QB「唯一察知することが出来る瞬間があるとするなら」

ほむら「あるの!?まどかを感じることが出来る手段が!?」

QB「キミも言っていたじゃないか。魔法少女は、ソウルジェムが濁りきると魔女になる、と」

ほむら「………っ?どういうこと?」

QB「この世界においては、ソウルジェムが濁りきると『円環の理』の下消滅してしまうんだ。魔法少女の体ごと、ね」

ほむら「…………。………まさ、か……?」

QB「そうさ。キミが言うところの濁りきったら魔女になる。しかしそれは、『まどか』の願いによって生まれる前に消え去ってしまう」

QB「結果として、周りから見た場合にはその魔法少女が消滅したかのように見える」

QB「つまり……キミが言う『まどか』とは、この世界における『円環の理』に当たることになるね」

ほむら「それ、じゃ……まどかを感じるには……」

QB「ソウルジェムが濁り切り、『円環の理』によって消滅する時に感じることが出来るだろうね」

ほむら「…………………」

支援

いや時期待って時間軸飛ぼうぜそこは

>>101
調子に乗ってガンガン飛ばしてたら、次第にマミさんやあんこちゃんもいない世界ばかりになって
独裁スイッチ状態になるんじゃないか
ほむら「QBでもいいから… 出てきてよぅ…」とかさ

QB「キミと話していることで、僕の中でも色々と仮説を立てることが出来たよ」

ほむら「仮説……?」

QB「何故キミが『円環の理』から外れた世界から、この世界に飛んで来たのか。その仮説だ」

ほむら「わ、わかるのっ!?」

QB「キミがいた世界で、その『まどか』は交通事故によって死んでしまった、と言っていたね?」

ほむら「っ……え、えぇ」

QB「そして、キミの祈りは『まどか』を守りたい、だった」

ほむら「そう……、ね」

QB「しかし、キミがいた世界でまどかが死んでしまったことで、キミの祈りは空回りしたことになる」

ほむら「………っ、何が言いたいの?」

QB「それからすぐに時間遡行を行使していれば、何事もなく話は進んだのだろうけど……」

QB「キミの祈りが空回りして時間が経過したことで、キミの魔法も少しずつおかしくなっていっていたんだ」

>>102
それはそれで読みたいな

ほむら「………どういう、こと?」

QB「コンピュータ的な表現をするのなら、『バグ』さ」

QB「キミの祈りが達成できない状況においても、その世界に留まり続けたことで少しずつキミの祈りによって起こった奇跡が浸食されて行った」

QB「……その世界において、キミの起こした奇跡は奇跡ではなくなってしまっていたからね」

ほむら「そんな……それじゃ、わたしがこの世界に飛んで来たのは……」

QB「ある意味では、『必然だった』……そう言えるだろうね」

ほむら「………」

QB「まぁ、これは僕の立てた仮説だからね。これがあっていると証明できるものは何もない」

>>102
最後は魔女も魔獣もいない世界でジェム浄化できず詰んでENDか

あとこの話の設定+砂時計消費完了しないと逆行できない設定だと
だんだん逆行帰還時刻が遅れていってまどかの死亡時刻以降にしか逆行できなくなりそう

ほむら「元の世界に戻るのは……」

QB「無理、なんじゃないかな?」

ほむら「………」

QB「あ、でも、キミは時間に関与する魔法の使い手だったっけ?」

ほむら「ええ、そうね」

QB「時間に関与すると言うのも、人と言う個体には出来過ぎた奇跡だ。神、とまでは言わないけれど」

QB「それに近い力、ではあるだろうね」

ほむら「神に近い力……」

QB「『円環の理』と言うのも、一種の神みたいなものさ。もしかしたら、だけれど……」

QB「キミの魔法をうまく使えれば、その『円環の理』とやらを察知することが可能かもしれないね」

>>106
まどかの死亡は確定してないだろ

ほむら「っ!!本当っ!?」

QB「だから僕の仮説だって言っているだろう?あまり期待を持って聞かないで欲しいな」

ほむら「何よ、アテにならないインキュベーターね」

QB「酷い言われようだ」

ほむら「でも、うまく使えればと言われても……わたしが行使できるのは、あの盾の中にある砂時計を利用するだけなのよ?」

QB「どういうことだい?」

ほむら「つまり、砂時計が時の流れを司っているの。わたしが行使するのは、その砂時計の流れをせき止めることによって時間を停止する魔法と」

ほむら「砂が全て落ちた後に、砂時計をひっくり返すことによって一ヶ月と言う時間を遡るということだけ」

QB「ふむ……やはり、時の流れに干渉する魔法と言うのは、限定的なものなんだね」

QB「やはり、人と言う個体が関与するには大き過ぎる奇跡だ」

QB「でも、キミも魔法少女ならば、知っているだろう?」

ほむら「?」

QB「魔法少女とは、条理を覆す存在だ」

ほむら「!」

QB「キミ達魔法少女が、どれほどの不条理を成し遂げようと、それは驚くに値しないことだよ」

ほむら「…………あなた、ずいぶんと優しいのね?」

QB「何がだい?」

ほむら「わたしのいた世界では、あなたはここまでわたしにアドバイスをくれるような奴ではなかったわ」

QB「……それは多分、この世界では僕たちの利害が一致しているから、だろうね」

ほむら「まぁ、なんでもいいわ。わたしの時間操作の魔法……これをうまく使えば、まどかに会うことが出来るかもしれないのよね?」

QB「何度も言うようだけれど、僕の仮説でしかない。出来るかどうかは、キミの努力次第、と言ったところじゃないかな」

>>108
逆行の度に世界設定自体(微妙に)異なる世界に移動するなら大丈夫だな
この話だと今の時間軸の一ヶ月前に戻って事故から防ぐ的な話だったから
まどかの死がうっかり一ヶ月以上前になったりすると詰みそうだなと思って

まあこの話ならそれでも魔法をバグらせればなんとかなるのかもしれんが

しかしQBとほむほむって結構気が合うと思うのよ

ほむら「上等じゃないの……!」パァァァ シュンッ

QB「何をするつもりだい?」

ほむら「今まで、頭の中で考えていた新しい魔法の実験よ」

QB「新しい魔法の実験?」

ほむら「ええ。砂時計の砂をせき止めるだけじゃない、落ちる量を調整したり、少しだけ落ちた砂を上に戻したり、逆に上の砂を少しだけ下に落としたり……」

ほむら「そういうことが出来るようになれればいいなと思っていたことよ」

QB「可能なのかい?」

ほむら「あなたも言っていたでしょう?わたしたち魔法少女は、条理を覆す存在だ、って」

QB「……参ったね、一本取られたよ」

キンクリとバイツァダストとザ・ワールド……!

少しだけ戻すって七部のあれか

えらい滅茶苦茶な事になりそうな実験だな

数時間後―――

ほむら「っ……はぁっ、はぁっ……!」

QB「大丈夫かい、ほむら?」

ほむら「心配には、及ばないわっ……!」

QB「ソウルジェム、かなり濁ってきているみたいだけれど?」

ほむら「まだ、今日現れた魔獣から入手したグリーフシードが二つ、残っているわっ……」

QB「それで?時間に関与する魔法の性質上、僕から見ている分には何の変化もないように見えるけれど……」

QB「何か可能になったことはあるかい?」

ほむら「………ふふ」ニコッ

QB「?」

ほむら「わたしはこっちよ」スタッ

QB「!?」

かっこいいな

QB「まさか、空間跳躍!?そんなことが出来るようになったのかい!?」

ほむら「そんなこと、出来るわけないでしょう……」

QB「え、でも今実際に……」

ほむら「今のはただ、時間を止めてその隙にあなたの背後に回っただけの話よ」

QB「……え?つまり?」

ほむら「そう簡単に新しい魔法を覚えられるわけないでしょう?」

QB「………それじゃ、さっきの笑みは?」

ほむら「人間にはね、自嘲と言うものがあるのよ」

QB「……………」

QB「進展はない、と言う事かい?」

ほむら「ぐっ……まぁ、そういうことになるわね」

QB「わけがわからないよ……」

おりこ探して予知してもらおうぜww

ほむら(焦ってもいい事はないわね……)

ほむら(とにかく、わたしの目的はひとつよ)

ほむら(このイレギュラーな時間軸を抜けて、またまどかと一緒にいられる世界へ帰還する!)

ほむら(時間遡行の魔法は一ヶ月経たないと使えないから、このままだとまた時間遡行を行使することになりそうだけれど……)

ほむら(大丈夫、まどかが事故に合う日は覚えている)

ほむら(その日さえ覚えていれば、わたしはまだ頑張れるわ!)

QB「やれやれ、一生懸命なほむらの邪魔をしちゃ悪いね」

QB「ここは大人しく退散しておこうかな」

sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
目的も最初からないし死んでるんじゃね?

QBいいやつだな

数日後―――

ピンポーン

ほむら「!」タッタッタ

ガチャ

杏子「よう、ほむら。頑張ってるか?」

マミ「あれから結構時間が経ったけれど……成果の方はどうなの?」

ほむら「杏子、マミ……。ちょうどよかったわ、上がって」


杏子「んで?どうなんだよ?少しは新しい魔法を使えるようになったのか?」

ほむら「わたし一人では、どうも実感が湧かなかったの。あなたたちが来てくれて、助かったわ」

マミ「え?それじゃ……」

ほむら「まずは、魔法少女の姿に変身しないとね」パァァァ

棒っきれ出せるならだが砂時計の砂水増ししたらどうなるんだろうな

>>123
魔獣のいる世界のQBは特に隠し事をする必要もないし、敵対する必要もないからな

インターホンなったあとかけ出すほむらちゃんかわいいウェヒヒ

ほむら「これでよし、と……」

杏子「ついにほむらの新魔法のお披露目か!」

マミ「新魔法は結構だけれど……ソウルジェムの方は大丈夫なの?」

ほむら「心配ないわ。グリーフシードも魔獣を倒して必要最低限は抑えてあるから」

杏子「うし、そんじゃやってみてくれ!」

ほむら「ええ。まずは、数分、時間を戻すわよ」カチッ ギュゥゥゥゥゥン

~~~

杏子「んで?どうなん……って!いつの間に魔法少女の姿に変身したんだよ!?」

マミ「え?嘘、ちょっと目を離した隙に……」

ほむら(成功!成功だわ!やったわ、わたし!)ホムッ

ほむら「いつの間に、ね。今ここにいるわたしは、さっきまでここにいたわたしとは別の存在よ」ファサッ

杏子「?」

マミ「?」

ほむら「………伝わらなかったかしら?」

杏子「いや、んなこと唐突に言われても……なぁ?」

マミ「え、えぇ……わたしたちの目には、いきなり魔法少女の姿になったようにしか見えなかったし……」

ほむら「変身の過程を見ることが出来なかったのでしょう?」

杏子「…………まぁ……そういうことになる、のか?」

ほむら「数分だけ時間を戻した結果が、それに繋がるわ」

杏子「マジでか!?」

マミ「すごいじゃないの、暁美さん!」

ほむら「わたしがちょっと本気を出せば、他愛ないことよ」ファサッ

ほむほむつよい

>>125
変身してない間の分も砂は落ちてるわけだから
あれは砂はあくまで時間を可視化してるだけじゃないかね
物理的に砂増やしても意味無さそう

魔法的に意味のある増やし方するとすると
時間停止魔法の使用期間が延びる代わりに逆行チャンスも先に延びるんだろうな
リセット頻度が減るからその時々の状況の悪化次第では(逆行で逃げられず)死亡率があがりそう

超能力ですので種も仕掛けもございませんwwwww感漂うほむほむ

ほむら「それじゃ、次は数分だけ時間を飛ばそうと思うのだけれど……」

杏子「あたしたちの目には、どういう風に映るんだ?」

マミ「それを証明出来る何かがあればいいのだけれど……」

ほむら「ほむぅ……困ったわね。でも、出来るようにはなっているのよ?」

杏子「なぁ、時間を戻す利点はありそうだけどさ。時間を飛ばすのになんか利点ってあんのか?」

ほむら「……」

杏子「……」

マミ「……」

ほむら「……………」

杏子「……考えてなかった、と」

ほむら「ぐっ……」

マミ「その反応を見るに、図星なようね……」

支援

キンクリみたいに結果が残るまでの過程が見えたらな~

ほむら「い、いいわっ!時間飛ばしはひとまず置いておくとして、次よ!」

杏子「後は何があるんだ?」

マミ「砂の落ちる速度を調整する、だったかしら?」

ほむら「ええ。落ちる速度を落として、時間の流れを遅くする!」

杏子「それが出来るんなら、実質ほむらがスピードアップするようなもんだよな」

ほむら「そうなるわね。これは、繊細な作業になるから、精神集中して挑まなければならないわ。二人とも、少しの間黙っていてくれる?」

杏子「ああ、わかった」

マミ「………」

杏子「………」

ほむら「っ……」

マミ「………」

杏子「………」

ほむら「ごめんなさい、そんなじっくり見られたら集中出来ないわ」

杏子「あたしたちにどうしろと」

上書き方式だとすると、未来の自分が記憶喪失する代わりに魔力回復できるとかか

もし出来たらキリカちゃん涙目性能

時間の流れ遅くしても意味無いよね?結局止めた方が効率的だよね、なにも考えてないほむほむ

>>136
入れ替わる方式だとすると、もしや
魔法少女になる前のメガほむが、突然ワルプルギス戦後の荒野へ投げ出されるわけか…?
わけがわからなくてオロオロしているところへ俺が通りがかり…… ゴクリ

居なくなったさやかちゃんについて一切触れないってのは寂しいな
せめて墓参りでもいってあげて欲しい

>>138
止めるよりも遅くする方が魔力の消費が少ないとしたら?

マミ「実際問題、どんな状況下でも使えるようにならないと、実戦では使い物にならないわよ?」

ほむら「わ、わかっているのだけれど……習得したばかりで、扱いに慣れていないのよっ……」

杏子「ま、少しずつ慣れていきゃいいんだしな。今は、使えることを証明出来ればいいんだし」

ほむら「そういうこと、ね。………スゥー……ハァー……っ!」サラサラ……サラ…サラ…

ほむら(どうっ……!?)

杏子「――――――」ノロノロ

マミ「――――――」ノロノロ

ほむら(せ、成功っ!やった、やったわよわたしっ!!)ホムッ

サラ…サラ…ザララララララララッ!!

ほむら「!?」

杏子「―――」シュバババ

マミ「―――」シュバババ

ほむら「え?え?な、何がっ……!?」

保守

かわいいほむ

反動があることくらい一人でも時計相手に確認しておけよwww

杏子「―――い!おい、ほむら!大丈夫か!?」

ほむら(も、戻った……?)

マミ「急に動きが早くなったと思ったら、今度は動きが遅くなるんですもの……どうかしたの?」

ほむら「……時間遅延の魔法の、弊害、かしら……?」

杏子「どういうことだ?」

ほむら「時間遅延の魔法の最中に気を抜いたら、遅くした分の時間が一気に流れるみたいね……」

杏子「……それもなんか、実戦にゃ向かなそうだな」

マミ「大変そうね、暁美さん……」

ほむら「気を抜いたのが悪かったのかしら……これは、練習あるのみね……」

ksk

円円円円

ウルティモの時空操作の時の部分みたいな汎用性を身につけつつあるな

マミ「と言うことは、結局使えそうな魔法は少しだけの時間遡行だけってことなのね」

杏子「ま、それだけでも大躍進だと思うけどな」

ほむら「ええ。……そう言えば、キュゥべえはどこに?今日は一緒じゃないの?」

マミ「ああ、キュゥべえなら……多分、美樹さんのところじゃないかしら?」

ほむら「さやかの?え、でも彼女は既に……」

杏子「墓、だよ。一応、形だけは立ててやったんだ。今日は、さやかが消滅してからちょうど二週間目だからな」

ほむら「………そうだったの」

杏子「お前も一緒に立てたんだけどな……その辺りも覚えてねぇのか」

ほむら「そうね、ホントにこの世界でのことは何も覚えていないわ」

マミ「それじゃ、暁美さんも一緒に行きましょう?わたしたち、今日は元々その為に来たのよ」

ほむら「それは……さやかにも悪いことをしたわね」

町外れ、さやかの墓―――

QB「ふぅ……」

マミ「お疲れ様、キュゥべえ」

QB「! マミ、杏子。来たんだね」

ほむら「わたしも一緒よ」

QB「ほむらも一緒だったのか。どうだい、新しい魔法の程は?」

ほむら「問題ないわ、完璧よ」ファサッ

杏子「嘘付け、結局まともに使えるのはひとつだけじゃねぇか」

ほむら「う、うるさいわねっ!放っておいて!」

マミ「美樹さん、今日であなたがいなくなってから二週間ね。……そっちは、どうかしら?」

ほむら「………まどかと、よろしくやっているんじゃないのかしら?」

マミ「え?」

杏子「『まどか』……ねぇ。この世界では、『円環の理』って呼ばれてるもんだったか?」

ほむら「キュゥべえから聞いたのね。……えぇ、そういうことになるわ。さやかは、まどかの親友だったから……」

マミ「美樹さんが、『まどか』さんと?」

ほむら「ええ。わたしのいた世界では、だけれどね」

QB「いよいよ、ほむらの話がただの絵空事とは思えなくなってきたね」

ほむら「わたしは最初から言っているでしょう?全て事実だ、って」

QB「いや、でも流石に信じがたいことだよ。一人の少女の祈りで、世界の全てが書き換えられた、だなんて」

ほむら「信じる信じないはあなたたちの勝手だけれど……わたしは、嘘は言っていないわ」

杏子「はぁ……さやかの前で、そんな難しい話はしてやるなよ。さやかも、うんざりしてるぜきっと」

ほむら「ふふ、もっと困ればいいわ」

マミ「……あなた、前の記憶はないと言っても美樹さんへの当たりは変わらないわね……」

ほむら「わたしと言う本質は変わったわけではないもの」

ほむら「………っ?」パァァァ

マミ「どうかしたかしら、暁美さん?」

ほむら「わたしのソウルジェムが……」

杏子「魔獣の気配か?」

ほむら「いえ、それならあなたたちのソウルジェムも反応するはずじゃないの。何故わたしのソウルジェムだけが……?」

マミ「………」

QB「ほむらは、この世界では文字通りのイレギュラーだからね」

QB「多分、さやかの墓と言う目に見えるところでの『円環の理』の近いところに来たことで、何かしら反発する力が働いているんじゃないかな」

ほむら「まどかが、わたしに反応を示しているってこと……?」

QB「そう言う風にも言えるかな」

ほむら「………。まどか……」

公園の砂拾ってきて盾に追加して増やせよ

杏子「……あたしたちは、先に帰ってるな、ほむら」

マミ「………ようやく、暁美さんの進むべき道が、見つかった、と言うことかしら?」

ほむら「………」

マミ「行きましょうか、佐倉さん、キュゥべえ」

QB「いや、僕はここに残るよ」

マミ「そう?ええ、わかったわ。佐倉さん、帰りましょう?」

杏子「だな」スタスタスタ

ほむら「………」パァァァ シュンッ

QB「何をするつもりだい?」

ほむら「今なら……まどかと、接触出来るかもしれないわ」

QB「………僕も、見届けるよ。キミと言うイレギュラーが行く末を、ね」

ほむら(まどか………っ!)パァァァァァァァ

(――らちゃ―――ほむ―――ん―――)

ほむら「っ!まどか!?まどかなの!?」

(聞こ――の―――らちゃ―?わた――よ、まど――よっ――!)

ほむら「っ……!」ギュッ

目を瞑り、時の流れに文字通り身を任せる。

まどか(ほむらちゃん、ほむらちゃんっ!)

ほむら「まどか……っ!!」

ここは、どこだろうか。上下の感覚も、左右の感覚も曖昧なところに、ふわふわと浮かんでいるような感じ。
そんなところで、わたしは。ようやく、まどかと接触することが出来ていた。

ほむら「まどか、会いたかった、まどか……!」スカッ

ほむら「え……!?なんで、どうして触れることが出来ないの!?」

まどか(流石に、わたしには触れないよ……今のわたしは、文字通り空気みたいな存在なんだもん)

ほむら「まどか……!」

まどか(でも、よかった。こうして、ほむらちゃんと接触することが出来て)

ほむら「わたしもよ、まどかっ!」

まどか(ほむらちゃんは、今困ってるよね?いきなり、わけのわからない世界に飛んできて)

ほむら「……ええ。時間遡行の魔法を使ったら、あなたのいない世界で、魔女はいなくて、円環の理だとかなんだとか言われてっ……」

まどか(ごめんね、ほむらちゃん。わたしが中途半端なことをしちゃったばっかりに、ほむらちゃんを困らせるようなことになっちゃって)

ほむら「え……?どういうことなの?」

すまん、飯食って来る

飯代行ー!

くってらー

支援

ほすほす

ほむ

ほむ

とっとと書け太郎

まどか(わたしの祈りは……今ここにいるほむらちゃんも、キュゥべえから聞いて知ってるよね?)

ほむら「全ての魔女を……生まれる前に消し去りたい」

まどか(うん。ほむらちゃんが今まで何回も繰り返したことで、わたしに集中した因果のおかげでその願いがかなったんだよ)

ほむら「っ……まどかは、それで幸せなの?」

まどか(もちろん!希望を持つのが間違いだなんて、そんなことあっちゃいけないことだって思うの)

まどか(それでね、わたしがこうしてこの宇宙に固定されたことで、ほむらちゃんが今まで繰り返してきた世界も全部見たんだよ)

ほむら「………全ての魔女を、生まれる前に消し去る為、に?」

まどか(うん。本当に、ありがとう、ほむらちゃん。わたしの為に、こんなに頑張ってくれて)

ほむら「……でもっ!あなたがいない世界なんて、わたしに耐えられるのっ!?」

まどか(今のその世界のほむらちゃんは、わたしがいなくっても頑張ってたんだよ?)

ほむら「………っ」

きた

いやきちんとワルプル撃破して正当に幸せを噛み締めていたはずのほむらにこの仕打ちは酷いだろ

まどか(でもね。わたし、ズル、しちゃったんだ)

ほむら「ズル……?」

まどか(うん。並行世界……今のわたしには、その全てを見ることが出来るの)

ほむら「………」

まどか(それでね、たくさんあった並行世界のウチ、ひとつだけずっとずっと長く続いていた世界があったの)

ほむら「………まさか、それは……」

まどか(そうだよ。ほむらちゃん、さやかちゃん、マミさん、杏子ちゃんの四人で、あの『ワルプルギスの夜』を撃退した世界)

まどか(ほむらちゃんの……理想の世界。今ここにいるほむらちゃんが、この世界に来る前にいた世界だよ)

まどか(そこでは、わたしもみんなと一緒に暮らしていて……概念になったわたしが、ちょっと羨ましいな、って思える世界だったの)

支援

しえ

ほむら「………ごめんなさい、まどか」

まどか(どうして、ほむらちゃんが謝るの?)

ほむら「わたしの力が足りなかったばかりに……あなたにこんな重荷を背負わせるようになってしまって……」

まどか(わたしは重荷だなんて思ってないよ?)

ほむら「………っ」

まどか(話を戻すね。それでね、本来ならその世界の魔女も、わたしが全部消し去らなきゃいけなかったんだけど)

まどか(わたしがそれをしちゃったら、今までのほむらちゃんの頑張りを全て無にしてしまうことなんじゃないかなって……)

まどか(ほむらちゃんが頑張って、勝ち取った世界なのに……その世界に直接干渉していなかったわたしが、手を出していい世界じゃない)

まどか(そう思ったの)

ほむら「それで、わたしがいた世界は……」

まどか(……うん。わたしのズルで、その世界だけはずっと今も続いてる)

ほむ

ほむら「でもっ!それじゃ、まどかも見たでしょう!?あの世界では、まどかはっ……!」

まどか(そう……だね。わたし、死んじゃったんだよね)

ほむら「それに、わたしだってもうその世界には存在していないじゃないのっ……!」

まどか(………ほむらちゃんは、どうしたいの?)

ほむら「え……?」

まどか(また、その世界に戻りたい?)

ほむら「まどかの、死んでしまった世界、に……?」

まどか(………)

ほむら「そんなのっ……つらいだけじゃないの……っ!」

まどか(ほむらちゃんがこの世界に来て、色々と頑張ったこと、あったよね?)

ほむら「……新しい魔法、の、こと?」

まどか(うん。その力があれば……きっと、あの世界のわたしを、救うことも出来ると思うんだ)

よくわかんない
「世界」が「続く」ってどこに「終わる」要素があんの
何もしなくても続くじゃん

イヌカレー設定からするとワルプルギスは魔法少女達じゃ倒せない感じだけどな
まどほむができたのは撃退なだけだし

だから今、一秒毎に~世界線を越えて~・・・

ほむら「……でも、戻る方法がないわ」

まどか(わたし、神様なんだよ?)

ほむら「……え?」

まどか(それくらいなら、わたしの力でなんとか出来るかな、って)

ほむら「……っ、まどか……」

まどか(今のわたしに出来ることなんて、これくらいだもん。少しのズルくらい……許してくれるよね?)

ほむら「そんなことっ……」

まどか(ねえ、ほむらちゃん。なんで、今、こうしてほむらちゃんとわたしが話を出来ていると思う?)

ほむら「どういう、こと?」

まどか(ほむらちゃんのソウルジェム……もう、限界が近いんだよ)

ほむら「っ!」


続いているってのは、魔法少女→魔女の制度がそのままって事だろうよ、どう考えても

ほむら「マミデブ」

まどか「マミデブ」

ほむら「マミデブブタ」


まどか「マミデブブタ」


マミ「ぶひぶひ」

原作見ないと分からない感じか

>>176
魔法少女システムがあるかぎり世界(人間)は滅びる可能性はある

>>178
ちょうど今聴いてたからちょっとびびった

>>180
>>183
なるほどthx

まどか(わたしの出番が近づいてきてることに加えて、キュゥべえが言っていたこと)

まどか(時間に関与する力……神に近い力を持ったほむらちゃんだからこそ、こうして話が出来てるの)

まどか(あと、ほむらちゃんの願いがわたしに関係することだったから、も要素のひとつになってるのかな)

まどか(だから、今こうしてほむらちゃんと話が出来ていること自体が、ひとつの奇跡に近いことなんだよ?)

ほむら「っ……」

まどか「奇跡も魔法も……この世界にはあるんだよ?」

まどか「だから、これも、少しだけの奇跡」

まどか「後は、ほむらちゃんが望んで、手を伸ばすだけ」

まどか「……ほむらちゃんは、どうしたい?」

ほむら「わたし、は………」

ほむほむ

まどまど

あんあん

ほむら「わたしの目的は、今も昔も、そしてこれからも変わらないわ」

ほむら「まどか、あなたを守る……何があっても、必ずっ……!!」

まどか「……うん。ありがとう、ほむらちゃん」ギュッ

ほむら「っ!まどか、あなた……」

まどか「タイムリミット、だよ。その世界では、ほむらちゃんの役目は終わり」

まどか「……………おつかれさま」

ほむら「……まどかぁ……」ギュッ

まどか「マミさんと杏子ちゃんが、残されちゃったけど……二人なら、大丈夫だよね?」

ほむら「……マミと杏子には、悪いことをしちゃったわね。それに、元々この世界にいたわたしにも……」

まどか「大丈夫。消滅すると言うことは、魔法少女としての役目を終えるってことだから」

まどか「マミさんと杏子ちゃんも……いずれは、わたしが導いてあげなくっちゃいけないの」

まどか神ってぶっちゃけ全能の逆説が起きている典型的な例だよね
できないことがない=全能なのにできないことがあるわけだし

続きは映画館で!

ほむら「まどか……ありがとう。結局わたしは、あなたに助けられるのね」

まどか「えへへ……でも、嬉しいよ。またこうして、ほむらちゃんと一緒にいられたんだもん」

まどか「それが、少しの時間だけだったとしても……」

まどか「それじゃ、ほむらちゃん。おやすみ、だね」

ほむら「………」

まどか「ひと眠りして、目が覚めたら、そこはほむらちゃんが掴んだ理想の世界」

まどか「これは、わたしからのお願い」

まどか「これからも、その世界のわたしを守ってあげてね、ほむらちゃん………」

ほむら「……ええ、約束するわ。何があっても、わたしはあなたを守る………―――」

―――――
―――

点と点が、不正の力を借りて収束をする~

ほむら「………」ムクッ

ほむら「……」グッグッ

ほむら「日付は……。……………」

ほむら「まどか………」パァァァ シュンッ

カチッ ギュイイイイン

ほむら「これで……」ガチャ タッタッタ

ほむら(まどか、どこにいるの……!?)タッタッタ

ほむら(早く、見つけ出さないと……っ!)

ほむら「………!いた!!」

まどか「エイミーっ!……―――っ!!」

ほむら「っ!!」カチッ ピタッ

まどか「    」

ほむら「よかった…………まどか……」ガシッ

まどか「―――……?え?あれ?」

ほむら「まどかぁっ……」ギュゥゥゥ

まどか「ほ、ほむらちゃん!?た、助けてくれたの……?」

ほむら「ええ、あなたを助けに来たのっ……!」

まどか「ありがとう、ほむらちゃん……」ギュッ

エイミー?

>>197
黒猫

難しい話になってきたけど
ほむらはまどかが事故に遭った世界の、冒頭から一ヶ月前に戻って来たのね

>>198
サンキュ、黒猫との絡みって何を見ればいいの?

カチッ サラサラ……

キキーッ ブゥーン……

ほむら「そう、その黒猫を助ける為に……」

まどか「う、うん……道路の真ん中を歩いてて、危ないって思って、気付いたら体が勝手に動いちゃってて……」

ほむら「気をつけて、まどか……あなたのいない世界なんて……っ、わたしには耐えられないからっ……」ギュゥゥゥ

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「あなたを助ける為に、ずいぶんと遠回りをしてしまった気分だけれど……」

まどか「また、時間遡行の魔法を使ったの?」

ほむら「……ええ。悪い夢を見ていたのか、いい夢だったのか、それとも現実だったのか……今となっては、もうわからないわ」

DVD特典だったかのドラマCD聴けばいいと思う

百合百合じゃのう・・・

まどか「よかったら……聞かせてくれないかな?」

ほむら「……まどかにとって、気分のいい話にはならないと思うわよ?」

まどか「それでも、わたしを助ける為に頑張ったほむらちゃんの話、聞きたいな」

ほむら「ええ……わかったわ。話してあげる」

ほむら「一人の、優しい優しい神様の話を―――ね」



終わり

乙!
いい話だった!

でももう少し円環世界も見たかったかも

予想以上に難しい話になってしまったみたいですまんかった
当初はひぐらしの賽殺しみたいな話を想像してたんだが
書いてるうちにドンドンと違う方向に流れたような、それっぽい話になったような……
なんか質問とかあったら答えるよ

乙乙!!
面白かったよ! また書いてくれ!

見事な収束だった

いい話だった

聞いていのかわからないけど
前に書いたのとかあったら教えて
読んでみたい

本来まど神は魔女を消す以外何もできないはずなのに、虚のインタビューでなぜか全知全能にされたんだよな


とても楽しかったよ

乙乙。久々にいいものを見た

>>213
他に書いたものを晒すのはちょっと……
勘弁してくれると嬉しいかなって

なかなか良かったぞ乙

ちなみに俺はあんこ陵辱SSを書いたぞ
僅か9レスほどの

>>219
お前はもっと続けろよ…

おつかれさま
おもしろかった

好きな作家は??

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