春香「みなさん、おはようございます! 天海春香です!」
春香「大ニュースですよ、大ニュース! いいですか、なんと……」
美希「今回の生っすかは特別出張編なの!」
春香「み、美希! 私のセリフ……」
美希「あはっ☆ ごめんね?」
春香「いや、怒ってるわけじゃないけど……もー。えーっと、それで」
千早「今回は、CGプロモーションのメンバーの方たちを招いて765プロ劇場のメンバーとの対決をしてもらうことになっています」
春香「ちはやちゃん……」
千早「……てへっ?」
春香「くっ……お茶目すぎて怒れない……!」
美希「ぷるぷるしてないで、ほら。一番いいところは残ってるよ?
春香「そう、だね……それじゃあ気を取り直して! みなさん始めますよ、生っすか!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1365421145
美希「というわけで、ゲストの人たちがたくさん呼んであるの! 楽しみだね?」
春香「……でも今回は私たちが司会じゃないんだよね?」
千早「そうね、始まりはこの3人でということだったのだけど……」
美希「じゃあ、いったんスタジオにお返しするの! 真君、お願い!」
—————
真「はーいっ、まっこまっこりーん! 菊池真でーすっ!」
貴音「四条貴音です」
雪歩「萩原雪歩ですぅ……うぅ、司会進行がんばりますぅ!」
真「えーっと、今回のルールについてです」
貴音「今回はそれぞれ、CGプロモーションのアイドルと765プロ劇場のメンバーたちとが対決をするそうです」
雪歩「私たちは司会進行役として各勝負の監修をします!」
真「ボクたちも参加する勝負もあるかもしれないけどね……うーん、楽しみだなぁ」
雪歩「実は私たちの司会を手伝ってくれる方がCGプロモーションから3人来てますぅ!」
貴音「それではどうぞ、こちらへ……」
有香「押っ……はようございます! 中野優香、18歳です!」
ttp://i.imgur.com/bKtevar.jpg
千秋「黒川千秋、20歳よ……よろしくね」
ttp://i.imgur.com/h3Olo56.jpg
藍子「高森藍子、17歳です。よろしくおねがいします」
http://i.imgur.com/ZUw7hKP.jpg
>>2
「菊池真」じゃなくて「菊地真」ですごめんなさい
有香「わぁ、本物の菊地真さんだ!」
真「君は……前にテレビで見たことあるよ。はじめまして!」
千秋「司会は初めてなのだけれど……大丈夫なのかしら……」
貴音「黒川千秋。日本にはこういう言葉があります」
千秋「……?」
貴音「後は野となれ山となれ、と……」
雪歩「四条さん!?」
藍子「えーっと、ニュージェネレーションの3人はゴニョゴニョ……というわけで、私たちが来ました!」
貴音「わたくしたちが司会を務めるのは初めてのこと。ですので至らぬことも多々あると思いますが……」
貴音「……許してにゃん?」
雪歩「」
千秋「」
有香「」
真「た、貴音?」
貴音「……はて。おかしいですね」
藍子「えーっと……お、お茶目なんですね……?」
貴音「えぇ、野々原茜より教わったのです……空気を和ませる術があると」
雪歩「……なるほど、茜ちゃんですね。わかりました」ジャキンッ
真「雪歩、何やってるの!?」
雪歩「お礼と、おれいを……しようかな、と……」
有香「す、ストップです! 危ないですよ!」
千秋「……本当に大丈夫なのかしら?」
雪歩「だ、だって今のは反則ですぅ! その手があるなら四条さんは猫よりもウサギのほうが……」
真「あーあーあー! それじゃあさっそく対決の準備が整ったところがあるみたいですね!」
藍子「はいっ、中継大丈夫ですか? つながって……ますね」
貴音「VTR、ずっきゅーん……」
雪歩「」ブパッ
有香「あぁ、雪歩さんが!?」
千秋「その、VTRじゃなくて中継なのだけれど」
貴音「なんと、間違えてしま」
————
伊織「……うーん、司会のメンバーのチョイスやっぱり間違えたんじゃ……ってあれ? つ、つながってるの?」
伊織「……コホン」
伊織「きゃはっ♪ みんなのアイドル、水瀬伊織ちゃんでーっす!」
伊織「1つ目の対決、しかも司会! 重要な役割でドキドキしてます……応援してね?」
伊織「それじゃあ、さっそく対決メンバーを呼んじゃいまーすっ!」
伊織「CGプロモーション所属、西園寺琴歌さん!」
琴歌「はいっ、よろしくおねがいします」
ttp://i.imgur.com/ao7vFF7.jpg
伊織「そして765プロライブ劇場からは……二階堂千鶴!」
千鶴「みなさま、ご機嫌よう! おっほっほっほっほゲホッコホッ」
ttp://i.imgur.com/5tnhgp4.png
伊織「……で、セレブ対決らしいわよ?」
琴歌「セレブ対決、ですか? 私精一杯やらせていただきますね!」
千鶴「せ、せれぶ……ですの?」
伊織「あら、どうしたの?」
千鶴「い、いえ。なるほど趣深い対決ですわね!」
琴歌「とは言っても、セレブ対決とはどのような内容なんでしょう……?」
伊織「それはこの紙に……」
千鶴「……伊織さん?」
琴歌「どうなさったんですか?」
伊織「……」チョンチョン
千鶴「……? 何も書いてありませんわね」
琴歌「真っ白ですね……」
伊織「そうね、真っ白よ」
千鶴「それが問題なんですの?」
伊織「……いようよ」
琴歌「え?」
伊織「対決内容が、タイトルしか決めてないってどういうことなのよコレ!」
千鶴・琴歌「「えぇ〜!?」」
伊織「ちょっとアドリブを利かすにしにしてももう少しね……はっ!」
琴歌「水瀬様……?」
伊織「いや〜ん、伊織困っちゃーう」
千鶴「……プロですわ」
琴歌「そういうものなのでしょうか……?」
伊織「ちょっと、そのリアクションはやめなさいよ!」
千鶴「あぁ、もうしわけありません。わたくしとしたことが……」
琴歌「私としては、どちらも素敵だと思うのですが」
伊織「へ?」
琴歌「今のような自然な振る舞いも素敵です。なのでプロとはなんなのだろうと考えていまして……」
伊織「……ズレてるわよ?」
琴歌「そうでしょうか?」
伊織「はぁ、まったくもうっ……じゃあセレブ対決の内容は!」
琴歌「はい、内容は!」
千鶴「内容は……?」
伊織「……セレブらしい振る舞いとかでいいんじゃないかしら」
琴歌「セレブらしい……」
千鶴「……振る舞い」
伊織「私もよくわからないけど、ほら。そこのディレクターもそういう顔してるし」
琴歌「まぁ。あれってそういう顔なんですね?」
千鶴「なるほど、流石は伊織さんですわね……」
伊織「……ちょっと慣れてる自分が嫌ね」
伊織「えーっと、それじゃあシチュエーションは……立食パーティー?」
琴歌「あっ、あれがカンペというものなんですね!」
伊織「後から出すなら最初から書いときなさいよ……千鶴? どうしたの?」
千鶴「い、いえ。り、りっしょくぱーちーなんてあさめし前ですわ! おほほ!」
琴歌「でも立食パーティーはたいてい夕方ごろですし、朝ごはんを抜くのは健康にもよくないと聞きましたが……」
伊織「……うん、じゃあ準備ー!」
琴歌「はい、負けませんわ!」
千鶴「おほ、おほほほ……」
伊織「いったん司会にお返しするわ? 準備ができたらまた中継つなぐからね!」
————
いったん休憩
いきなり誤字ったごめんなの
乙ー
真「おっと、はーい!」
有香「マイクが帰ってきましたね! あは、あはは……」
千秋「……ねぇ、あっちのフォローはいいの?」
藍子「ゆ、雪歩さんは少しお休み中だそうです……はい……」
貴音「わたくしは何か間違えてしまったのでしょうか……」
真「いや、きっとタイミングが悪かったんだよ……」
有香「ほ、ほら! 別の中継つながったみたいですよ?」
貴音「ふむ、わたくしが出てもよいのですか?」
貴音「もしもし?」
『もしもーし! 聞こえるかーい?』
貴音「ふむ、その声は……真美ですか」
真美『おういぇーい! 流石はお姫ちん! こっちは準備バンバンだよ!』
貴音「そういえば、亜美はどうしたのですか?」
真美『今回はカントクだから別々のところでお仕事なんだってさー』
貴音「なるほど。今回は普段のコーナーは無しなのですね……」
真美『うーん、亜美真美ちゃんウルトラスペシャルバージョンもしかったんだけどねー。ちかたないね』
貴音「仕方ありませんね……」
藍子「あの、貴音さん?」
貴音「あぁ、そうでした。準備はできているようですしそちらへカメラをうつしますよ」
真美『オッケーィ!』
————
真美「はーい! 真美だYO!」
真美「んっふっふ〜、今回は責任ジューダイなカントクだけど……」
真美「……ゲストの2人が両方真美より年上なんだよねー。まぁ、なんとかなるっしょー?」
真美「呼んじゃうよ! まずは765プロ劇場所属、すばるん!」
昴「す、すばるん……? あ、えっと……吉永昴だ、です」
ttp://i.imgur.com/w3EPxj6.jpg
真美「すばるんかたいよ〜? もっとリラックスリラックスー! そしてCGプロモーションのほうからは……」
??「ヴァ ヴァ ヴァ ヴァ ヴァ……ヴァーヴァヴァヴァンヴァヴァヴァヴァ……」
真美「!?」
昴「!?」
友紀「ヴァッ」 ガコンッ
ttp://i.imgur.com/0ezxsJQ.jpg
元日ハムのイースラー!元日ハムのイースラーじゃないか!
真美「……落ちてったね」
昴「いや、ここ外なんじゃねぇの……? 大丈夫かよ、今の……」
真美「え? 帰ってくるまでいったん休み!? ちょ、ちょっと待ってよ! まだ紹介も終わってないじゃーん!」
昴「……これ雪歩さんが掘ったのか。すげぇ……」
真美「もー、ゆきぴょん本気出しすぎっしょー! 救出終わったらまた呼ぶねー!」
\ヘルプミー!/
昴「なんで中途半端に外人っぽいんだ……?」
真美「それはほら、伝わらないものまねの続きなんじゃないかな……?」
————
雪歩「萩原雪歩17歳です。真ちゃんが大好きです!」
真「雪歩、しっかりして! カメラ帰ってきてるから!」
雪歩「はっ!?」
貴音「……雪歩、大丈夫ですか?」
雪歩「は、はい! 四条さんのことも大好きですよ!」
藍子「えーっと、765プロのみなさんは仲が良くて素敵ですね!」
雪歩「え? あれ……はっ、ほ、本番中でしたぁ! はぅぅ、すみません穴掘って埋まってますぅ!」
有香「だ、ダメですってば!」
千秋「一度焦っちゃうとなかなか冷静になるのは難しいものよね……」
真「あ、あはは……そうみたいだね……」
千秋「とりあえず落ち着くまでちょっと時間がかかりそうね……大丈夫かしら」
貴音「おや? また通信が入っているようですよ」
藍子「えーっと、そのまま映像を先にって言われてますけど……いいんでしょうか?」
真「うーんと……」
雪歩「ぅぅぅ、私なんてひんそーでちんちくりんで……」
真「……雪歩」
雪歩「ま、真ちゃん……」
真「ダメだよ。そんな顔雪歩には似合わないよ」
雪歩「まこっ……」
真「落ち着こう。失敗したって大丈夫! 司会を一緒にやるの楽しみにしてたじゃんか!」
雪歩「……うん」
真「さぁ、いっしょに!」
雪歩「うんっ!」
真「まっこまっこりーん!」
雪歩「えっ」
真「えっ?」
雪歩「てっきり、中継先のほうへ連絡をしろってことなのかなって……」
真「お、おかしいなぁ。いっしょに可愛くキメるつもりだったんだけど……」
有香「」
真「有香? ……固まっちゃってる」
雪歩「真ちゃん、もういい……もう、いいんだよ……」
真「ゆ、雪歩?」
雪歩「私はもう大丈夫だから……無理はしないで?」
真「む、無理なんてしてなっ」
————
桃子「……やれやれ、何やってるのかな」
ttp://i.imgur.com/Z5VtSY0.jpg
桃子「あ、みんなおはよう♪ 桃子だよ!」
桃子「対決だって言われてるけど、桃子はやっぱり勝っちゃうかなー? 芸歴では先輩たちより長いし!」
桃子「えっへへー、でも監督が遅刻するなんてなってないよねー」
桃子「まぁ、765プロのアイドルとしては駆け出しだからあんまり言わないでおくけど!」
泰葉「……芸歴、ね」
ttp://i.imgur.com/PMi9it5.jpg
桃子「なぁに?」
泰葉「ううん……あなたは、昔の私に似てるなって思っただけ」
桃子「えー、桃子とお姉ちゃんが? ……あんまり似てないと思うけどな」
泰葉「そのままだと、きっと痛い目を見ちゃうから気をつけなきゃダメだよ?」
桃子「むっ、桃子を脅す気?」
泰葉「そういうわけでもないんだけど……」
やっぱりきたな先輩
桃子「ふーん、まぁ桃子は子役スターだったんだからちょっとぐらい平気だもん!」
泰葉「……思い上がるって、すごく怖いこと。周りの人のことをちゃんと見たほうがいいかもしれないよ?」
桃子「あーもう、別にいいでしょほっといてよ!」
泰葉「そういうことじゃなくて……」
やよい「2人とも、めっ!」
桃子「や、やよいちゃん……」
泰葉「……高槻さん」
やよい「遅れてごめんなさい! でもケンカはめっ、です!」
やよいはおねえちゃんだなー
ζ*'ヮ')ζ<うっうー!
桃子「なにしてたの?」
やよい「実は、おばあちゃんが道に迷ってて……送ってあげたら今度は私が道に迷っちゃって……」
桃子「そういうのってプロ意識に欠けるんじゃないかなって桃子は思うんだけど!」
やよい「それは、そうだよ。だから2人とも……ごめんなさい!」
泰葉「いえ、私は特に気にしてませんから……」
桃子「むぅ、別にそこまで怒ってるわけじゃないけど……」
やよい「だけどケンカはだめだよ! だってそうしたら対決が対決じゃなくなっちゃうから!」
桃子「どっちも一緒みたいなものだと思うけどなー」
泰葉「……いい先輩がいるんだね。うらやましいな」
桃子「え?」
やよい「対決は、正々堂々まっしょーめんから! 終わった後にいっしょに笑えなきゃダメだよ!」
桃子「いっしょに笑える……?」
泰葉「……できるかな?」
桃子「こ、子ども扱いしないでよ!」
やよい「桃子ちゃん、ハイターッチ!」
桃子「え? た、たーっち?」
やよい「いぇい! 遅れちゃってごめんね。でも怒ったままじゃダメだから……」
ワアァァァァァ…
桃子「え? え? 子供がいっぱい……?」
やよい「まずは笑顔いっぱいスマイル体操からはじめましょー!」
泰葉「……うまく、笑えるかな?」
やよい「大丈夫だよ、ぜったい!」
桃子「ちょ、ちょっとぉ、どういうこと!? 桃子聞いてない!」
今日の分終わり
乙!有香紹介時に一部優香になってたような…
やよいは誰と絡んでも天使だな
おもしろい。おつ!
やめてやれよ…千鶴イジメはやめてやれよ…
グリマスネタとか俺歓喜
やよいは業界の先輩に対する礼儀がなってないな
やよいは天使だから仕方ない
グリマスにも千鶴って名前の子いたのか。一瞬松尾さんかと思った
やよい「うっうー! おつかれさまでしたー!」
ワイワイ キャッキャッ
桃子「も、もうっ……なによ……桃子ベテランなのに……」
泰葉「子役の演技の笑顔じゃ、あんなふうに子供たちもいっしょには笑ってくれませんよ?」
桃子「う、うるさいなぁ! それぐらいわかってるもん!」
やよい「えへへ、2人とも仲良くなれたかな?」
桃子「そういうのじゃないですっ! ふーんだ!」
泰葉「ふふっ……えぇ、ありがとうございます」
桃子「ちょ、ちょっとぉ! 桃子のことを気軽に撫でないで!」
やよい「仲良くなれてよかったです! それじゃあスタジオにお返ししまーす!」
————
雪歩「え? はーい」
千秋「……対決をしていなかったような気がするのだけれど」
真「うーん……ほら、今のはやよいの勝ちでいいんじゃないかな……?」
貴音「異論はありません」
藍子「そうですね……」
有香「い、いいんでしょうか……」
雪歩「えーっと、それは……あっ。あとからもういっかいつなぐみたいです」
千秋「そろそろ、セレブ対決のほうは準備ができてるんじゃないかしら?」
真「うーん、そっちはなんだかいろいろ大がかりなセットをしてるみたいだね……じゃあ別のところにつないでみよう!」
真「もしもし、聞こえる?」
『あーあー。うん、大丈夫だぞ!』
真「そう、それじゃあお願いしてもいいかな? 響」
響『よーし、任せといてよ! なんていったって自分、完璧だからな!』
貴音「ということですので、響に中継が参ります……ばぁーん」
雪歩「今日の四条さんは不思議ですぅ……」
————
響「はいさーい! 自分、我那覇響だぞ!」
響「今回は監督役らしいけど……なんくるないさー!」
響「さーてと、あんまり待たせても悪いし登場……」
〜〜〜♪
ttp://www.youtube.com/watch?v=b91ENKGhRCE
響「え? な、ななにこの音楽?」
??「無法な悪を迎え撃ち、恐怖の闇を打ち破る!」
環「夜明けの刑事、デカブレイク!」ビシッ
ttp://i.imgur.com/F2MmzBf.jpg
響「……え?」
環「へっへ、練習したんだー! あねごー、どうだったかな!」
響「う、うん。いいんじゃない……?」
環「本当は全員分したかったけど1人だけいって言われたからたまき、がまんしたんだよ! えらい?」
響「そうなのかー……」
響「えーっと、765プロ劇場所属の……」
環「あっ、おおがみたまきだぞ! よろしくね!」
響「それから、CGプロモーション所属の……」
〜〜♪
http://www.youtube.com/watch?v=o5xv5RTOE0Y
響「うがー! またかー!」
??「おばあちゃんが言っていた……」
光「二兎を追うものは二兎とも取れ」
http://i.imgur.com/XRtA22R.jpg
光「……ってな」ビシッ
響「そ、そう」
環「おおー! かっこいー!」
光「CGプロモーション所属、南条光だ!」
環「えーっと、765プロ劇場のおおがみたまきだぞ!」
響「環、それはさっき言ったぞ……」
環「あっ、そうだった! 間違えた!」
光「誰にだって間違いはある。そうだろ?」
環「そうだね、気をつけなきゃだ!」
光「ああ! ……それにしてもキミもヒーローが好きなんだな!」
環「うん、光ちゃんもなんだな!」
光「ひ、ひかるちゃん?」
環「え? 年下じゃないの?」
光「……アタシは14歳だ!」
環「えぇ〜!?」
環「ってことは、おねえちゃんなのか……」
光「う、ち、ちっちゃくないぞ! 140cmはある!」
環「たまきはひゃくよんじゅう……ななせんちあるぞ」
光「……」ガクッ
響「膝から落ちたー!」
環「あれ? どうしたんだー?」
響「わ、わかった! この話はやめるさ、はいさい! やめやめ」
環「え? うん、わかった!」
響「ほら、キミもしっかりして!」
光「そんな……い、いや。身長は気にするな!」
環「おぉ、復活だ〜!」
響「……うん、とりあえず落ち着いたかな。勝負の内容だけど」
環「ヒーローかな!? ヒーローだよねっ!」
響「え?」
光「ヒ、ヒーロー対決だって? いや、順位をつけるなんてアタシには……でもっ、共に高めあうことも……!」
響「……う、うん。ヒーロー対決だぞ!」
環「やったー!」
光「やるからには……全力だ!」
響「えーっと、それじゃあ……」
光「どんな対決内容なんだ?」
環「あねごならビシって決めてくれるよ!」
響「うーん……」
光「姉御か……カッコいいな」
環「うん、あねごはかっこいいんだー!」
響「ヒーロー対決、ヒーロー、ヒーローってなんなんだ……?」ブツブツ…
光「うらやましいな。やっぱり師匠っていいよなぁ……」
環「あねごはたまきのししょーでもあるからね!」
響「……」ブツブツ…
光「師匠なら、やっぱりいろいろ教わってたりするのか?」
環「うん! ダンスとかすごいんだ!」
光「ダンスかぁ、それならアタシもちょっと自信あるぜ!」
環「たまきだってすごいんだぞ! ししょー仕込みなんだから!」
響「……それだ!」
環「え?」
光「へ?」
響「うん、じゃあ対決はヒーロー対決! ヒーローっぽいダンスを踊った方の勝ち!」
光「ヒーローっぽい……」
環「ダンス……」
光「……ダンス」
環「ヒーロー……」
響「……あ、でもヒーローっぽいダンスってどんなのなのかわかりづらいかな? だったら」
光「なるほど、燃えてきたーッ!」
環「ふっふっふ、がおーっ! たまきは負けないよ、師匠!」
響「あれ?」
光「流石は姉御で師匠な人だ……だけど、負けないぜ!」
環「あねご、こーへーな勝負じゃないとダメだからね!」
響「あ、うん……それでいいなら……」
光「正々堂々、勝負だ!」
環「負けないぞ!」
響「……審査方法とか考えてないけどどうしよう」
いったん休憩
二階堂さんは
ttp://i.imgur.com/Ht8lQih.jpg
こっちのほうがわかりやすいかな
ミリオンライブとシンデレラガールズでややこしいのは、
・同名
横山奈緒と神谷奈緒
二階堂千鶴と松尾千鶴
北沢志保と槙原志保
・読みが同じで漢字の一部も共通
松田亜利沙と持田亜里沙
矢吹可奈と今井加奈
高坂海美と杉坂海
真壁瑞希と川島瑞樹
所恵美と伊集院恵
こんなところ?
野々原茜と日野茜
伊吹翼と小松伊吹
環「それじゃあたまきから踊っちゃうぞ!」
〜〜〜♪
環「ゆけゴーバスターズ♪」
光「……!」
響「ん? これも戦隊ヒーローの……?」
環「ひとり深呼吸して 空を見上げたとき♪」
響「……楽しそうだしまぁいいか。うん」
光「……」ウズウズ
響「うん? 大丈夫?」
光「ふ、ふふふ……やるじゃないか。アタシも燃えてきたぜっ!」
環「固いキズナ ゴー! バスターズ! じゃんっ!」
響「なんだかんだでダンスはちゃんとしてるんだなぁ、なるほど」
環「えへへっ、楽しかったよあねご!」
響「そっか、よかったなぁ環」ナデナデ
環「えへへ〜♪」
光「それなら、アタシは……光になる!」
〜〜〜♪
響「今度はなんだかかっこいい曲だなー」
環「ウ、ウルトラマンだ!」
響「へ?」
環「あねご、この曲はね……」
光「静かに朝焼けが♪ 大地を包んでいく……♪」
環「ウルトラマンティガだよ!」
響「あ、うん」
光「熱い鼓動を信じて……♪」
環「かっけー!」
響「……ダンスもしてたけど、半分カラオケみたいになってた気がするぞ」
光「ふぅ、スッキリした!」
環「ウルトラマンだよね!」
光「おぉ、わかるのかっ!? すごいな、キミ!」
環「きみじゃなくて、たまきでいいよ!」
光「じゃあアタシのことも光って呼び捨てでいいぜ!」
環「わかった、ひかる!」
光「環、どっちが勝っても恨みっこなしだぞ!」
環「うん!」
響「はい」
光「どうしたんだ、ヒビキさん!」
環「あねごー?」
響「2人ともすっごく熱唱してたし楽しそうだなって思ったけど、自分両方もともとの曲もダンスも知らないぞ」
光「なっ……」
環「なんだってー!?」
響「だから忠実なのか、アレンジが入ってるのかもわかんないしちょっと順位は……」
光「もったいない!」
環「あねごー! イヌ美はちゃんとわかってくれたのに!」
響「うそっ!?」
光「うーん、順位がつけられないってことはこの勝負は無効なのかな」
環「そうなのかー、ざんねんだぞ……」
響「いや、イヌ美って特撮もわかるのか……? わかるにしたってどこで見たんだ?」
光「でも、楽しかったぜ。環!」
環「うん、ひかるもかっこよかった!」
響「……なんというか、自分だけおいてけぼりな気がしてならないぞ」
光「それなら、ヒビキさん!」
響「う、うん?」
光「ヒビキさんはダンスもうまいしいっしょにバトルフィーバーJを見ないか?」
響「ばとるふぃーばー?」
環「あっ、それみたことない! みたい!」
光「あぁ、いいとも!」
響「え、戦隊なのか……?」
光「あぁ、1979年から1980年にかけて放送されたんだ。各国のダンスをモチーフにしているんだけどそのチョイスが——」
————
貴音「おや、カメラが戻ってきたようですね」
藍子「あはは……光ちゃん、ああなっちゃうとしばらくお話が止まりませんから……」
真「でもまぁ、なんだか楽しそうだしいい……のかなぁ?」
雪歩「よく考えなくても、まだまともに決着のついた勝負がない気がしますぅ……」
千秋「番組的にこの状況はどうなの?」
貴音「黒川千秋。こういった言葉があります」
千秋「……?」
貴音「強くぶつかって、あとは流れで。と……」
千秋「……」
貴音「……」
有香「お、押忍! どうやら双海亜美さんとつながったみたいですよ!」
真「は、はーいっ!」
……
真「亜美、聞こえる?」
亜美『んっふっふ〜、ばっちしっしょー? そっちは楽しそうだね、まこちん!』
真「あはは……そうだね……」
亜美『あれ? ダイジョブ?』
真「いや、大丈夫! うん。それじゃあそっちの準備は大丈夫かな?」
亜美『こっちはカンペキ! もう対決ムードもできあがってるよん♪』
真「そう? それじゃあ、お願い!」
————
亜美「まっかせてー! はろはろ、ファンの兄ちゃん姉ちゃん!」
亜美「実はもうこっちはリンリン態勢なんだー」
亜美「……んっふっふ〜。こっちにカメラが来てるって知らないだろうしちょっと覗いてみる?」
亜美「お、やってるやってる……んー?」
??「うふふ、とってもかわいらしい方なんですね〜♪」
??「ふ、ふしゃーっ! や、やめるにゃ! そ、それいじょう魚を近づけたらひっかくにゃあ!」
亜美「……リンリン態勢っていうか、既に勝負が決しちゃってるってカンジだねー」
亜美「うん、1人がもう片方にお弁当に入ってたお魚を突き付けてるよ」
朋花「ほら、共に時間を過ごせばきっと仲良くなれますよ〜♪
ttp://i.imgur.com/qw9q6wV.jpg
みく「み、みくはおさかなはいやにゃ!」
http://i.imgur.com/oOkhe81.jpg
亜美「あれはねー、ともちんの悪いクセっしょー」
亜美「ターゲットにされたらもう、子豚ちゃん宣言しないと逃げらんないからね」
朋花「さぁ、お友達になりましょう? 魚が嫌いならいいじゃないですか〜」
みく「み、みくは自分を曲げないよ! みくは猫だもん!」
朋花「そうですか、うふふ……♪」
みく「にゃ、にゃっ……ふにゃああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
亜美「……」
亜美「うん。これはさすがの亜美も突入をためらうねー」
亜美「もうちょいあとからいくことにするからいったん返すね?」
今日の分終わり
ほ…放送事故じゃないよな?(震え声
もう充分放送事故です
————
有香「え? は、はい!」
貴音「……あのろけべんは大変おいしいというのに……もったいないですね」
藍子「あの、たぶんそこじゃないんじゃないかなーって……」
貴音「なんと」
真「ふぅ……こうなったら!」
雪歩「真ちゃん?」
真「こういう時は……」
千秋「こういう時は……?」
真「いったんCMでーすっ!」
貴音「なん」
——
\ カワイイ! CMコーナー! /
茜「やぁっと出番だね! ジャジャーン! 呼ばれてなくても、茜ちゃん登場!!」
ttp://i.imgur.com/YeQxCTv.jpg
幸子「ふふん、どうやら向こうはなかなか大変みたいですね!」
ttp://i.imgur.com/wktqaux.jpg
茜「あれ?」
幸子「おや?」
茜「んん〜? どちらさま?」
幸子「ボクのことを知らないなんてかわいそうな人なんですね! まぁボクは優しいので許してあげます!!」
茜「えっ? 茜ちゃんがカワイイから許してくれるって?」
幸子は弄られカワイイ
茜はバカワイイ
幸子「えっ? カワイイ?」
茜「いやぁー、本当のこととはいえ照れちゃうなぁ〜♪」
幸子「へぇ、なかなか見所がありますね! まぁ、やっぱりボクはカワイイですからね」
茜「えっ?」
幸子「はい?」
茜「茜ちゃんのことがカワイイからじゃないの?」
幸子「ボクがカワイイから許すっていったと思ったんじゃないんですか?」
茜「……」
幸子「……」
茜「なぁーるほど。なーるほーどねー」
幸子「なんですか?」
茜「確かに、かわいいね! やるね、100点あげちゃう!」
幸子「ふふん、当たり前でしょう! なかなか分かってるじゃないですか!」
茜「でも茜ちゃんは200てーん♪」
幸子「なっ……!?」
茜「ざんねん!」
幸子「そ、そんなのズルいです! ならボクは300点ありますから!」
茜「400点!」
幸子「500点!」
幸子「ふぅ……ふぅ……まぁ、いいでしょう。このままじゃラチがあきません」
茜「おっ、もう降参? いやー、茜ちゃん大勝利!」
幸子「違います! でもCMしないといけないんですよ!」
茜「おっといっけなーい! ドジっこだったぞっ☆」
幸子「やれやれ……さて、CMの内容ですね!」
茜「ほいほい、いったいどんなのかな? なのかな?」
幸子「えーっと……」ゴソゴソ
茜「うんうん……」ガサガサ
幸子「……あの、これって」
茜「うん……? なにこれバッグの中身布ばっかじゃーん!」
幸子「パラシュートですよね」
茜「えっ」
幸子「まさか飛べっていうんですか!?」
茜「お、おそら!? 茜ちゃんインザスカイ!?」
幸子「インザスカイはもういいんですよ! 笑えない冗談はやめてください!」
茜「え? 本当のは別である? だよねだよね、茜ちゃんにそんなひどいことしないよね!」
幸子「……え、ちょっと待ってくださいよそれってまさ」
——
伊織「はぁーい! 準備できたわよー!」
伊織「……あれ? なんか今中継してなかった? 大丈夫?」
伊織「気にするなって……うーん、いいのかしら……」
伊織「それじゃあセレブ対決。お題は立食パーティーよ!」
伊織「まずは西園寺琴歌ちゃんから!」
琴歌「はいっ」
伊織「セットもこの時間でよく準備できたわね……じゃあ、お願いね?」
琴歌「ふふっ、なんだか私ドキドキしてきました!」
「ふぅ……」
私は遠い目をする。
パーティ自体は嫌いではない。ただ今回はどうも疲れが出てしまったようだ。
しなければならないこと、してもよいこと。その通りにするのは慣れていたはずなのに。
だけれど、不自由だと感じてしまう……
わがままになってしまったな、なんて。
挨拶も終わらせてしまった以上なにをするわけでもなくにこやかに笑顔を張り付けて立っている。
それが自分の役目なのだと思います。少し寂しいとは感じますけれど……
その時、声をかけられた。
どちらさまでしょう? そう思って振り返るとそこに立っていたのは——
ピシっと燕尾服を着こなし、にこやかにほほ笑む
馬男だった。
伊織「ちょっと待ちなさいよ!」
琴歌「はい、なんでしょう?」
伊織「いや、うん……立食パーティーでのセレブな振る舞いってどうするのか気になってはいたわよ?」
琴歌「ふふっ、なにをするというのも難しいものですからね」
伊織「だからってそれはなによ!」
琴歌「それ、とはなんでしょう……?」
馬男「……?」
伊織「アンタもなんのことかわかんないってフリをするんじゃないわよ! なんでよ! 顔を隠すにしてももっとやりようがあるでしょうが!」
琴歌「いえ、違うんです」
伊織「違うって何がよ」
琴歌「ここから、日菜子ちゃんにいただいた壮大なラブストーリーが始まることになっていて……」
伊織「なんでよ! セレブ対決でしょうが!」
琴歌「……!」
伊織「なんで心底予想外みたいな顔してんのよ!」
馬男「……」ポンポン
伊織「なによ」
馬男「……」フルフル
伊織「……」
馬男「……」トントン…グッ
伊織「うん……まぁ誰にだって間違いはあるもんね、許してあげればってことでしょ?」
馬男「……」コクコク
伊織「アンタのせいでしょうがーっ!」
馬男「……!?」
伊織「なんで驚いてんのよ! っていうかなんで私はそれだけで理解できるのよ! なんなのよ!」
琴歌「水瀬様、落ち着きましょう。こういう時は深呼吸が大事なのですよ」
伊織「誰のせいよーっ!」
千鶴「あ、あの。大丈夫ですの?」
伊織「はぁ……はぁ……え、えぇ。たぶんね……」
琴歌「ううん、今こそこの壮大なストーリーの生かし時だと思ったのですが……」ドサドサッ
伊織「……!?」
琴歌「どうしたのですか?」
伊織「分厚いわね……」
琴歌「原稿用紙300枚、こんなこともあろうかと!」
伊織「なんで誇らしげなのよ……なんでよ……」
千鶴「あの、伊織さん?」
伊織「あぁ、うん。わかった、じゃあ次は千鶴ね……」
千鶴「では参りますわ!」
鶏男「ケッコー」
伊織「待ちなさい」
千鶴「……」
伊織「それはなに?」
鶏男「コケー」
千鶴「えっと……パートナーが必要かと思いまして」
伊織「なるほど。1人での立ち振る舞いじゃなくて相手とのやり取りで演出しようと思ったのね」
鶏男「コケコー」
千鶴「はい」
伊織「まぁ、それはいいわ。うん、琴歌さんもそういうことだったのかしら?」
琴歌「そうだったのですか?」
伊織「………うん、きっとそうだったのよね」
伊織「なんでパートナーがそうなってるの?」
千鶴「いくつかありましたけれど、鶏が一番セレブな気がいたしましたの」
鶏男「コケッ」ドヤッ
伊織「……うん。わかった、よくわかったわ」
千鶴「わ、わかったって何がですの?」
伊織「この勝負の勝敗よ」
琴歌「まぁ! 本当ですか?」
伊織「えぇ……もう、いいのよ……」
千鶴「……」
伊織「この勝負は……」
伊織「この勝負は、無効! 引き分けよーっ!」
琴歌「えっ」
千鶴「ま、まぁ! たいへんですわー!」
伊織「なんなのよ! セレブ対決って言ったと思ったらなんでパートナーと一緒にサイレントな漫才始めようとしてるのよ!」
琴歌「私は真剣です!」
馬男「……」コクコク
伊織「スタッフが止めなさいよ! わかってて止めなかったんでしょ!?」
千鶴「と、止めが入らなかったので仕方ないですわね、おほ、おほほほ……」
伊織「千鶴、アンタわかっててやったんじゃないわよね?」
千鶴「違いますわ! こういうのが正しいパーティーなんだと思っただけ……はっ!」
伊織「えっ?」
千鶴「ち、違いますの! 今のは違いますの!」
伊織「……うん。ごめんね」
千鶴「違いますのぉっ!」
琴歌「こうなればもう一度!」
伊織「いや、もう尺が……はっ!」
伊織「……というわけで、このセレブ対決はひきわけでした!」
伊織「ざんねんだけど、まだまだ勝負は続いちゃうぞっ♪」
千鶴「伊織さん……プロ、ですわ……」
伊織「……スタジオにお返しするわね」
————
本日分終わり
乙ー
放送事故なんてなかった(真顔
ロコのエントリーはまだですか?
乙
ググってきたけど二階堂千鶴っていいキャラだな
凸ちゃんとか雪歩とか亜美真美とかガチセレブ揃いの765の中だと
いたたまれなくなってくる
千秋「……さっき、CMの前後に何か挟まっていなかった?」
貴音「いわゆる、さぷらいずというものでしょう……」
藍子「ちょっと違う気がしますけど……」
貴音「なんと」
雪歩「えっと……また引き分けなんですけど大丈夫なんでしょうか……」
真「いや、次はたぶんきっちり勝負がつくはずだよ」
千秋「そうなのかしら?」
真「うん。審判は千早だし! 大丈夫だと思うよ」
有香「なるほど、楽しみですね」
真「さて、千早大丈夫?」
千早『えぇ、平気よ』
雪歩「それじゃあ、お願いしてもいいですか?」
千早『こういったことはあまり慣れていないけど……やるからには精一杯こなすわ』
真「さすが千早。頼もしいね、お願いっ!」
——
千早「えぇ……では、よろしくおねがいします」
千早「では、紹介を……」
千早「765プロ劇場からは真壁さん」
瑞希「がんばります。えいえいおう」
ttp://i.imgur.com/Hh6sjMG.jpg
千早「……? もう少しタメを、ですか?」
瑞希「……がんば……りま……す…えい……えい……おう……」
千早「……違うらしいわ」
瑞希「そうなんですか」
千早「すみません、慣れていないもので」
瑞希「私もよくわかりませんが、気合いを入れたつもりなのです」
千早「やっぱり一筋縄ではいかないというわけね……」
瑞希「アイドルは難しいですね」
千早「あ、いけない……もうひとり、CGプロモーションから来てくださってる方がいます」
瑞希「対決でした。忘れるところでしたね」
千早「CGプロモーション……及川雫さん」
雫「えい、えい、もーっ!」モタプーン
ttp://i.imgur.com/INO2fh6.jpg
千早「」
瑞希「……」
72?バキュラさんをいじめないでください
千早「」
雫「あれー、気合いの雄たけびをって言われたので気合いをいれて入場したんですけれどー」
千早「あ……はい。えぇと、及川さんですね」
雫「はいー、今日はよろしくおねがいしますー」モタプーン
瑞希「……少しいいですか」
雫「なんですかー?」
瑞希「雫さんは大きいですね、私驚きました」
雫「そうですかー? やっぱりたくさん牛乳を飲んでいたおかげかもしれませんねー」
瑞希「牛乳ですか。なるほど」
雫「私は実家が牧場なのでー、牛さんたちと触れ合うこともいっぱいあるんですよー」
千早「……なるほど、少しいいかしら?」
雫「なんでしょうかー?」
千早「及川さんの実家の牧場は……どこにあるの? もし機会があったら是非いかせてもらいたいのだけど」
雫「えーっと、岩手県のー」
瑞希「千早さん。大変です」
千早「どうしたの?」
瑞希「ディレクターが激おこぷんぷん丸です」
千早「げきおこ……?」
瑞希「……今の流行りだと聞きました。空気が和みましたか?」
雫「あー、流行りなんですかー? 知りませんでしたー」
千早「まぁ、その。話はまたあとで詳しく聞かせてもらうとして……」
瑞希「大きさの秘訣ですね。私も気になっています」
雫「でもー、私より大きな人もいますよー?」
千早「!?」
瑞希「……いま、とてもショックをうけています」
雫「えー、でも有名だと思いますけれどー。きらりちゃんなんて、すごーく大きくてー」
千早「そんな縮尺だったというの……? なんてこと……」
瑞希「……?」
雫「でもー、女の子としては2人も大きい方だと思うんですけれどー」
千早「くっ……慰めならいらないわ……」
雫「でもー、事務所では……」
瑞希「少しいいですか?」
雫「あ、はいー。なんでしょうかー?」
瑞希「……雫さん。ひょっとして背のことを言っているんですか?」
雫「そうですけれどー?」
千早「……」
雫「私ももーっと大きくなれたら力持ちになれるかもって思うんですけどねー」
千早「ふっ……ふふふ……」
瑞希「……千早さん。どうしたんですか?」
千早「なるほど。よくわかったわ」
雫「なにがですかー?」
千早「この対決は私たちの負けよ、及川さん」
雫「えーっ!? どうしてですかー?」
千早「発想の起点が違った……これじゃあ、噛みあわないし満足なパフォーマンスは出せないもの」
雫「で、でもー。今回の対決は私と瑞希さんとだって聞いてますけどー」
瑞希「……特に反論はないです。なるほど、一面だけをとらえるとこういった弊害があるんですね」
雫「え、あのー」
千早「完敗よ……やるわね」ギュッ
雫「は、はい。ありがとうございますー」
千早「でも、1つだけお願いしてもいいかしら」
雫「なんですかー?」
千早「ぜひ、765プロ劇場あてにあなたの実家の牧場で取れた牛乳を——」
———
真「はいストーップ!」
真「千早が暴走してどうするの、まったく!」
千早『真……? どうしたの?』
真「どうかしたのは千早だよ! 冷静になってよ、対決してないから!」
千早『いいの……私はもう、どこかすがすがしい気分だから』
真「燃え尽きないでよ!」
千早『大丈夫よ、真にもわけてあげるから』
藍子「……あの、少しいいですか?」
真「え? うん、別にかまわないけど……」
千早『あら? どうしたの、真?』
藍子「あ、はじめまして。高森藍子です」
千早『高森、さん? はじめまして……なにかしら?』
藍子「……牛乳の効果には個人差がありますよ」
千早『……!?』
藍子「私は深くは気にしていませんけど……プロフィールは……ゴニョゴニョ」
千早『……』
藍子「……というわけです。雫ちゃんの家の牛乳はおいしいですけどね」
千早『よく……よく、わかったわ』
藍子「はい……」
真「えっと……冷静になったところで、もういっかい……千早?」
千早『もう……いいの……今の私は、歌えない……』
真「千早? 千早!? ちょ、ちょっと! しっかりしてよ!」
雪歩「えっと、あとからもう一度つなぎなおすみたいです……いったんCMです」
貴音「……生っすか」キリッ
休憩
乙ー
あぁ…ドラm(にょわー☆
\我が内秘めたるカオスなロケーション! CMコーナー!/
ロコ「ロコのセンショーナルなエディケーションが今こそエクスプロージョンしちゃいます! CMコーナーですよ!」
ttp://i.imgur.com/PMwSl5Y.jpg
蘭子「さぁ、我が瞳の前に偽りは無効! 真なるチカラを見せてみよ!(いろんな商品の紹介をしちゃいますよ!)」
ttp://i.imgur.com/ANFwFQs.jpg
ロコ「えっ?」
蘭子「むっ?」
ロコ「あー、ロコのパートナーでイントロダクションをトゥギャザーする人ですか?」
蘭子「むぅ、共に呪言を紡ぎし相手というわけか……?(えっと、いっしょにCMをする人、ですか……?)」
ロコ「まぁ、ロコ的にはオッケーですかね。ちょっとばかりコンバーセーションでのコミニュケーションがむず……ディフィカルトですが」
蘭子「ククク……面白い。また異なる言霊を纏う者とは我が身が震えるわ!(えっと、よくわからないけど友達になれたらうれしいなっ♪)」
ロコ「……」
蘭子「ク、ククク……?」
ロコ「……えーっと、日本人ですよね? ジャパニーズ?」
蘭子「いや、我が身は堕天こそすれ元よりこの身は天より使われし漆黒なる翼の一振り!」
ロコ「なるほど、うーん……」
蘭子「如何したというのだ?(どうしたんですか?)」
ロコ「今、ロコのアイデンティティがクライシスするかどうかの瀬戸際かもしれないですね……なんか悔しい……」
ロコ「オッケー。とりあえずいったんビークールですよ」
蘭子「びーくー……? ふむ、御霊を鎮め真なるアルマを発揮せよということか(落ち着こうってことですか? わかりました!)」
ロコ「セルフイントロダクションといきましょう……ロコはロコです。アーティスティックにいきるのが夢ですね!」
蘭子「ほう。我が名は神崎蘭子……紡ぎし運命は遥か果てたる偶像にして実像!(神崎蘭子です。トップアイドル目指してがんばってます!)」
ロコ「……おぉ、今のはなんとなくロコにもアンダースタンドですよ。蘭子ちゃんもトップアイドル目指してるんですね」
蘭子「……! ククク、幻想織りなす創造者よ。我が言霊を解すとは愉快だわ!(わぁ、わかってくれるなんてすごいですね、ロコさん!)」
ロコ「げ、げんそうおりなす?」
蘭子「……名で呼ぶべきか?(ふ、普通に呼んだほうがいいですか?)」
ロコ「ふむ……ファンタジーなクリエイター。なかなかロコっぽいしいいでしょう! それよりもCMしないとディレクターがアングリーです!」
蘭子「消えぬ炎が如し濁流はさしもの私とて辛い……!(わわわ、大変です! 商品の紹介しなきゃ!)」
中途半端だけど少し用事もできたし本日分終わり
おつ
きたか、判田路子
蘭子「此度この場に現れしは光り輝く美しき白玉を創り出すものよ!(今回の商品は、炊飯器です!)」
ロコ「なかなかナイスなグッズですよ! ファーインフレイレドレイズによりライスをナチュラルにクッキングできちゃうんです!」
蘭子「……これにより真なるチカラを解放せしめし米は高名たるものへと変質するというわけだな。フフフ(……ナイスなライス、なんちゃって)」
ロコ「?」
蘭子「はっ、戯れよ!(あっ、気にしないでいいですから!)」
ロコ「そうですか?」
蘭子「あぁ、うむ……」
ロコ「ならいいんですけどねー。でもなんでロコたちがコマーシャルなんてことになってるんでしょう?」
蘭子「如何なる機会とて生かしてこそ王の資格よ……(わからないけど、がんばりましょう!)」
ロコ「それでこのライスクッカーを使うことによって劇的なビフォーアフターをしてしまうんですよ」
蘭子「従来なら獄炎を燃やし、古来より伝わりしその業を使わねばならぬものを完全に現界せしめるというわけだ!(かまど炊きみたいにおいしいんですよ!)」
ロコ「そのりゆ……カーズは、さっきエクスプラメーションしたとおりですよ。遠赤外線です」
蘭子「ククク……一瞬で楽になどせぬ……! じわじわとその身を焦がし、焼き、美味に仕上げてくれよう!(遠赤外線で美味しく炊き上げちゃんです! すごいですよね)」
ロコ「そのエクスプレッションはかるくホラーでテラーですね。まぁ間違いとは言えませんが……」
蘭子「そ、そうか? 私としてはこちらが真なる言葉、聖なる祝詞となるのだが……(す、すみません。こっちのほうが言いやすくて……)」
ロコ「まぁ、いいでしょう! というわけでロコたちのスペシャルコマーシャルコーナーは終了です! たのみましたよスタジオのエブリバディー!」
蘭子「さぁ、見せてみるがいい……そのすべてを!(あとはおねがいしまーす!)」
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