春香「今日って真の誕生日だよね?」 (25)
(ドラマ収録現場)
スタッフ「天海さん、お疲れ様でしたー!」
春香「ありがとうございましたー。お疲れさまでしたー。(千早ちゃんと~ゆうごはんー♪)」
春香「あっ!千早ちゃんからライン来てる☆えぇっと・・・我那覇さんが、765プロのアイドルのラインで真に誕生日おめでとうメール送っているのだけれど・・・。」
春香「えっ!?うそでしょ・・・?あっホントだ・・・なんで…?」
(プルルル・・・)
春香「美希から電話だ!」
落ちてました・・・
続きから書きます
すみません・・・
真の誕生日があるのなら偽りの誕生日もあるのかな
美希「春香!どうして、響がおめでとうメール送っちゃってるの?秘密にしとくんじゃなかったの!?」
春香「私も今、知ったばかりでちんぷんかんぷんだよ・・・。とりあえず、本人に直接聞いてみるから、今日夕食いける?」
美希「わかったの!ゆうごはんの場所と時間が決まったら連絡して!響とっちめてやるの!」
(ピッ!)
春香「はぁ・・・まず、千早ちゃんと響ちゃんに夕飯のライン送ってと・・・あっ今度は雪歩から電話だ・・・美希とは別の意味で怖いよ…出たくないなぁ・・・ピッ!」
雪歩「どうしよ?春香ちゃん、私、765プロのライン見ちゃったよぉ。」
春香「えっ!?だからって別に・・・」
雪歩「だって響ちゃんが真ちゃんにライン送ったあとに真ちゃんが「ざす」ってラインとスタンプ押してるんだよぉ~。真ちゃんのラインには私の既読が出ちゃってるの。」
雪歩「だから私が今日、誕生日って気づいてるのに誕生日おめでとうメール送っていない、とんだひでーやろう状態なんだよ!でも、春香ちゃんとの秘密にする約束あるから、メール送れないし・・・どーすればいいの?」
春香「わ、私も既読にしちゃった…、えっと、夕食に私と千早ちゃん、響ちゃん、美希が来るからそこで作戦会議立てる?」
雪歩「わかった…元はといえば響ちゃんが・・・・・・」グチグチ・・・
(ピッ!)
春香「はぁ・・・」
さすが響
(レッスン場)
響「おっつかれさまでしたー!」
響「今日はさすがに疲れたぞ・・・。おっ春香からライン来てる!珍しいな…」
響「・・・ゆうごはん?モチロンいくぞ!」
響「そういえば、さっきツイッターで、響さんは765プロのアイドルの中でぼっちと聞きましたが本当なんですか?wさみしいですねwwってツイートが来てたぞ。」
響「言い返してやる!へへ、残念でしたー!今日は春香と千早と美希と雪歩とゆうごはんに行くんだぞ。っとこれでいいかな。」
響「これでぼっちキャラから引退さー!」
響「うわっもう時間ギリギリだぞ。早く約束のファミレスに行かなきゃ!」
天然なのかそれともなにか行き違いが起きてるのかバカなのか
ほ
止まらんなぁ
(ファミレス)
響「遅れてごめん!ラインで伝えたの注文しといてくれた?」
千早「えぇ。和風おろしハンバーグだったのよね。」
春香「先に食べちゃっててごめんね。」
響「別にかまわないぞ。おっ伊織も来てたんだな。」
伊織「伊織も来てたんだ!っじゃないわよ!あんた、自分が何しでかしたかわかってるの!?」
雪歩「そうだよぉ。せっかく春香ちゃんが誕生日パーティの計画立ててくれたのにぃ。」
美希「先に真クンに言っちゃったら、サプライズになんなくて男泣きが見れないの!」
響「えっ!?えっ!?誕生日パーティって何のことだ?」
あぁ…ぼっちだったのね…
ぼっちは辛いよな…
ウェイトレス「和風おろしハンバーグになりまーす。」アツアツ・・
春香「・・・響ちゃん、メール見てないの?」
響「メール?(いっただきまーす!)」ガブ!
千早「春香…あなたまさか、我那覇さんにメール送ってないんじゃ・・・?」
春香「(やば・・・・・・ってあれ?)私、ちゃんと響ちゃんにもメール送ってるよ?」
響「あ・・・春香からメール来てる・・・。今気づいたぞ…。」モグモグ・・・
これは許されない
ここにいない人たちとなにより真の現在の行動が気になる
あ
伊織「なんでメール確認してないのよ!」
響「だって最近、Lineばっかで連絡取り合ってたから・・・」モグ・・・ゴクン
伊織「ラインばっかって・・・仕事のメールとかはどうしてるのよ…?」
響「だって仕事内容の連絡はプロデューサーを通してだし、プロデューサーとは、ほとんど電話だし・・・(しその風味が最高だぞ!)」モグ・・・
伊織「はぁ・・・あんたねぇ・・・。」
美希「響の天然さで、計画がパーなの。」
春香「・・・。」
雪歩「・・・。」
複数人に責められる時ってぐちぐち言ってくる人や怒鳴りつけてくる人より黙りこくってる人の方が怖いし気になって仕方ないよね
ほしゅなの
響「・・・ご、ごめん!でも自分、ただ真の誕生日をすぐに祝いたかっただけで・・・。(ごはん足りないぞ。)」モグモグ・・・
伊織「すぐ祝いたかったのなら、個人のトークで送れば良かったじゃない。なんで、みんなのトークで送ったのよ!個人のトークなら、まだサプライズできたのに…。」
美希「響のことだから、どーせみんなが気づいてないって思ったからに決まってるの!見栄はりすぎなの。」
響「うっ・・・。」
千早「まぁ…我那覇さんも悪気があったわけじゃないし、今はこれからどうするかを考えましょう?」
雪歩「そうだよ・・・真ちゃん、既読気づいてるかなぁ?」
千早「今は、恐らくライブ中だからそれは大丈夫だと思うけど・・・。」
春香「・・・・・・サプライズは無理だから、今日はメールで祝って、二日後に改めてふつうに誕生日会するしかないね。」
この響は同じ過ちを繰り返す響
我那覇くんいじめかな
美希「普通の誕生日会なら悪ノリできないの。ゼッタイ、真クンカッコいい服プレゼントしても着てくれないの。」ガックリ
伊織「黙ってたんだけど、その日に竜宮の仕事をずらせないかって連絡があったの。あずさも亜美も誕生日会ウキウキだったから、律子が仕方ないなぁって断るつもりだったんだけど・・・やっぱり、その日に仕事入れるわ。」
春香「・・・えっ?」
伊織「だって、真が自分の誕生日会のために仕事ずらしてくれたって知ったら、そりゃ嬉しいかもしれないけど、それ以上に申し訳なく思うわよ。」
雪歩「真ちゃんならたしかに・・・」
伊織「しかも、その日は8月29日じゃなくて普通の日。サプライズならみんな集まることに意味あるけど、元々日をずらした普通の誕生日会なら全員揃う意味なんてないわ。」
春香「・・・。」・・・
伊織「私達4人はまた、別の日に真の誕生日を祝うことにするわ。」
誕生日SSを誕生日以外にやるってなんかすごい
千早「そうね・・・あくまでそういう話なら仕事を優先した方がいいわね。」
雪歩「私の時も、みんなケーキ買ってきてくれてすっごく嬉しかったから、真ちゃんにもみんなで祝ってあげたかったんだけどなぁ。」
伊織「こうなったら仕方ないわよ。・・・さっ響も食べ終わったみたいだし、そろそろ出ましょ。」
店員「ありがとうございましたー。」
響「みんな、ホントにごめん!自分がそそっかしいばかりに。」
伊織「あんたねーそんなんだから・・・ぐちぐち」
響「自分、真の誕生日会いっぱい盛り上げるから!」
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