ミカサ「.....アルミン」

アルミン「....はい」

ミカサ「私は...冗談が嫌い...すごく嫌い」

ミカサ「ので...冗談を言うな」

アルミン「ごめん.....本当にわかんないんだ」

アルミン「エレンって何なのさ？ペット？」

ミカサ「.....もういい」

ライナー「エレン....何だそれは？」

ベルトルト「訓練兵は全員揃ってるよ？」

アニ「エレンか....始めて聞いた名だね」




ミカサ「......」

ドッキリだよな？……な？

それから104期生ほとんどに聞いてまわったが期待した回答は無かった.....

ミカサ「......エレン」

ミカサ「....何で消えちゃったの？」

ミカサ「もうやだ」グスン


ジャン「よぉミカサ、何泣いてんだ？」

ミカサ「ジャン.......エレンって知ってる？」

ジャン「エレン？何だよそれ？w」

ミカサ「.......何でもない」

ジャン「何でそんな不機嫌なんだよ」

ミカサ「......」

ジャン「まぁいいけどよ、今日も立体機動のコツ教えてくれよな！」

ミカサ「うん....」

ミカサ「.......え？」

ミカサ「ジャン....待って！」

ジャン「あ？」

ミカサ「今日『も』って....どういう意味？」

ジャン「いや、毎日立体機動教えてくれてるじゃねーか」

ミカサ「私はいつもエレンに教えてる」

ジャン「だからエレンって何だよ！？！？」

ミカサ「......」

朝礼

キース「よし、全員揃ってるな、朝礼をやるぞ」

ミカサ（教官に髪が.....）

キース「朝は眠いかもしれんが頑張ろう！」

ミカサ（なんか優しい....）

ミカサ「アルミン、教官っていつからあんな優しくなったの？」

アルミン「え？入団した時からこんな感じじゃん」

ミカサ「髪は.....いつの間に生えたの？」

アルミン「いや、入団した時から何も変わってないよ....」

ミカサ「.......そう」

アルミン「....なんか今日のミカサ変だよ」

ミカサ「......心配ない.....ある程度理解した」

アルミン「？」

夜 食料庫

アルミン「パラレルワールド！？」

ミカサ「そう....多分私はそこから来てその世界の私と入れ替わった......と思う」

アルミン「.....まぁたしかに今日のミカサは少しおかしかったけど」

ミカサ「ので....元の世界に帰れる方法を一緒に考えてほしい」

アルミン「帰る方法か.....その前に僕はパラレルワールドとか信じられないな」

ミカサ「つまり私自身がおかしくなっただけと....」

アルミン「......ごめん」

ミカサ「そう、じゃあ私の世界の話をしよう」

ミカサ「私の世界にはエレンという人物がいて.....」

ミカサは元の世界の事を全て話した。

ミカサ「どう？作り話に思える？」

アルミン「.....いや、思えない」

アルミン「冗談でも自分の親が死んだなんて言えないよ....」

ミカサ「！？」

アルミン「ミカサの親....今普通に生きてるよ」

アルミン「こっちの世界ではそのエレンって人がジャンなんだ」

アルミン「昔ね、三頭の馬にミカサが襲われてたのをジャンが助けたんだよ」

ミカサ「.....最悪」

アルミン「それからミカサはジャンにベッタリで....」

ミカサ「もうこれ以上いい....不愉快」

アルミン「......」

ミカサ「どうしたの？」

アルミン「うん....その言葉だけでこの世界のミカサじゃないって確信したよ」

ミカサ「.....そう」

アルミン「とりあえず戻る方法を考えよう」

アルミン「この世界に来る前になにか特別な事とかあった？」

ミカサ「ない....普通に寝て起きたらここにいた」

アルミン「う～ん....だったら今日普通に寝れば明日戻ってるんじゃないかな」

ミカサ「その根拠は？」

アルミン「ごめん....僕もこんな状況始めてだから」


ベルトルト「パァン！！」ムシャムシャ

アルミン「あっ！ベルトルトまた食料庫漁ってパン食べてる」

ミカサ「....」

就寝時間

ミカサ「寝よう.....」

ミカサ「早くエレンに会いたい....」

ミカサ「あ....お母さんとお父さん生きてるんだっけ....会ったみたかったな」

ミカサ「でも今も家族はちゃんといるから......」

ミカサ「.....」眠

翌朝

ミカサ「おはようアルミン、エレンは？」

アルミン「.......残念だったね」

ミカサ「.....」

エレン自体いなかったらミカサにとっては地獄だな

ミカサ「他に帰る方法は？」

アルミン「僕じゃわかんないな、コニーに相談してみようか」

ミカサ「......何故？」

アルミン「コニーは座学トップで頭が良いんだよ」

ミカサ「アルミンは？」

アルミン「僕は......座学も立体機動も最下位だよ....」

ミカサ「ごめんなさい 」

ベルトルト「ミカサ！アルミン！食べないならそのパァン貰うね！！」ムシャムシャ

開拓地送になると思ったが、巨人の侵攻がなかったら大して厳しくもないのか？

後で書く

待ってる待ってる

腰うぜぇwww期待

知的なコニーに期待

頭脳が無いアルミンとかどないなってまうん…

アルミン…

ちょっと外野がやかましい
自重しろカスども

期待

なんかジャンが頭に乗ってるみたいに見えてイラッとした

再開

アルミン「ねぇコニー、聞きたい事があるんだけど...」

コニー「おう、何でも聞いてくれ」

アルミン「その.....パラレルワールドとか並行世界とかって......信じる？」

コニー「....」

コニー「....」

コニー「.......ミカサか」

アルミン「何でわかるの！？」

コニー「やっぱりミカサか、昨日から様子が変だったからな」

コニー「エレンとか知らん奴探してたり....常に落ち着きがなかったり...」

アルミン「そ、それじゃあ信じてくれるんだね？」

コニー「まぁ信じるしかねぇな、お前は馬鹿だけど嘘だけはつかない奴だからな」

アルミン「ありがとう！助かるよ！」

コニー「よせよ....当然だろ」

アルミン「それでね、ミカサが帰る方法を考えてるんだけど僕じゃわからないんだ」

コニー「だろうな、俺もわかんねぇからな～」

アルミン「やっぱりコニーでも無理なんだね.....」

コニー「当たり前だろw今すぐは無理だ、とりあえず情報集めからだな」

コニー「ちょっとミカサと話させてくれ」

アルミン「わかったよ」

アルミン「それでね、ミカサが帰る方法を考えてるんだけど僕じゃわからないんだ」

コニー「だろうな、俺もわかんねぇからな～」

アルミン「やっぱりコニーでも無理なんだね.....」

コニー「当たり前だろw今すぐは無理だ、とりあえず情報集めからだな」

コニー「ちょっとミカサと話させてくれ」

アルミン「わかったよ」

重複すまん

ミカサ「私の世界のついて？」

コニー「そうだ、元の世界に帰そうにも情報が少なすぎる、何でも良いからこの世界との違いを教えてくれ」

ベルトルト「コニー！スープいらないの？いらないんだね！！」ズズー

ミカサ「.....」

ミカサ「とりあえずベルトルトは常識のある人間だった」

コニー「それは羨ましいな...」

ミカサ「サシャがこんな感じの人間だった....」

コニー「へぇ～あの物静かな娘がねぇ～.....で、俺は？」

ミカサ「コニー馬鹿でアルミンは頭が良かった」

コニー「俺バカだったのか.....」

ミカサ「.....」

コニー「....」

ミカサ「....こういう情報は役に立つの？」

コニー「まぁ....無いよりはな」

コニー「.....あ、エレンってどんな奴なんだ？」

ミカサ「エレン？....エレンは....」

アルミン「この世界のジャンみたいな人だよ」

コニー「やっぱりな、ジャンとエレンを入れ替えるとしっくりくるんだ」

ミカサ「この話はしたくない」

コニー「いや、帰る為だ我慢しろ」

ミカサ「.....」

コニー「もしかしてお前の世界のジャンはお前が好きでエレンが嫌いだったんじゃねーか？」

ミカサ「！？」

コニー「図星って顔だな....」

コニー「根拠は無いが仮説ができたよ」

ミカサ「それは本当！？」

コニー「あぁ、理由は後で言うが結論を先に言うと....」

コニー「この世界はお前の世界のジャン・キルシュタインの....」

コニー「夢の中だ」

ミカサ「あなたはとても残念な人だ」

ミカサ「もういい、一人で考える」

アルミン「コニー！いくらなんでもメチャクチャな結論だよ！！」

コニー「並行世界そのものがメチャクチャだ....だから発想を飛躍させる必要がある」

コニー「まぁ理由を聞けよ」

アルミン「理由.....？」

コニー「この世界はジャンにとって都合が良すぎるんだ」

コニー「まぁ信じるしかねぇな、お前は馬鹿だけど嘘だけはつかな い奴だからな」
をアルミンに言ってることに対して吹いたww

コニー「まずミカサの世界のジャンはミカサが好きでエレンが嫌い」

コニー「で...ミカサはエレンが好きでジャンはどーでも良い存在」

コニー「ミカサのジャンに対する冷たい反応でそれがわかる」

コニー「つまりミカサの世界のジャンにとってエレンは超絶憎い恋敵なんだよ」

アルミン「....となると僕達の世界は....」

胡蝶の夢…か

コニー「邪魔なエレンが消えてミカサに好意を求められる....まさに妄想に世界だ」

コニー「考えてみれば軍隊なのに教官が優しすぎる.....まぁ優しい方が良いよな」

ミカサ「ベルトルトとサシャのキャラが違うのはどう説明するの？」

コニー「そりゃあ男なら可愛い女の子の残念な一面なんて見たくないだろ？」

コニー「ベルトルトは大人しすぎるとかなんかで強いキャラを貰ったんだろうな....普段大人しい奴がハチャけると面白いし....」

ミカサ「じゃあつまり......ジャンを殺せばいいのね？」

コニー「おう......え？」

ミカサ「そうすれば夢は覚めるでしゃ？」

コニー「いや...無理だな」

コニー「夢の主が死んだからって戻れる保証はない」

ミカサ「.....」

コニー「まぁ別の方法を考えるからしばらく我慢してくれ」

ミカサ「......わかった」

コニー（本当は殺せば戻れると思うけどな...）

コニー（けどジャンが死んで夢から覚めたらどうなる？夢の世界が消えたら俺達が死ぬんだぞ...）

キース「ん？外出許可がほしいだと？」

ミカサ「今日は休日なので....家に帰りたいです」

キース「はっはっはっw外出するのに許可なんかいらんよw自由に行きなさい！」

ミカサ（ゆるい...）

ミカサ（まぁとりあえず両親に会いにいこう...）テクテク

ミカサ「もう一度顔を見たいな...」

ミカサの家

母「あらミカサ帰ってきたのね」

父「おかえりミカサ」

ミカサ「......そんな」

ミカサ（顔が全然違う....こんなの私の親じゃない）

ミカサ（ジャンは私の親の顔知らないから....やっぱりこの世界は）



ピッカァア！！！ズドォオオン！！

50m全裸エレン「・・・」ゴゴゴゴ

母「ひぃっ！？何なのよあれは！？」

父「壁の向こうに....巨人が....！？」


エレン「ジャン！そろそろ起床時間だぞ！起きろよジャン」

エレン「お～き～ろ～よ～」ドゴォオオオン！！！

父「壁に....穴が！？」

ミカサ「エレン！！やっぱりここはジャンの夢の中！」

ミカサ「そして現実世界でエレンがジャンを起こしてる！」

なんかわろた

シリアスかと思ったらギャグだったｗ

巨人体なのかエレンがそのまんまでっかくなったのか気になるな
十中八九後者だろうがｗ

再開

３ｍ全裸エレン「ジャーン朝だぞー」ゾロゾロ

１０ｍ全裸エレン「しっかし幸せそうな顔してるな～」ゾロゾロ

１５ｍ全裸エレン「起きろ～」ゾロゾロ


ミカサ「このまま待っていれば夢が覚める......か.....」

ミカサ「一応宿舎に戻ろう....」

>>46
シリアスSSです

>>47
後者を想像してもらえば助かります

宿舎

キース「これより迎撃作戦を行う！訓練兵は各班に分かれ巨人を討伐してもらう」

キース「健闘を祈る！解散！！」

訓練兵「「ハッ！！」」


Ａ班
ジャン
ミカサ
コニー
アルミン
クリスタ
ベルトルト

B班
ライナー
アニ
ユミル
マルコ
サシャ

モブ省略

>>48
これ見た瞬間、全力で夢に留まろうとするミカサを想像した

エレンと自分が敵同士の世界に未練なんてないと思うが

どうなるんだ一体

待ってる

人間体エレンの集団とかキモすぎ・・・
巨人体なら平気

あれ、そういえば兵長はこの世界にいるのかな？

兵長関係ないだろ

体型も一般的な巨人みたいにだらしない贅肉だるんだるんなんだろうな

再開

トロスト区

ジャン「くそっ、何で巨人が入ってきてんだよ！？」

アルミン「50mの巨人が壁を壊したらしいよ」

ベルトルト「勝ち目無いじゃないか！！」

コニー「....皆とにかくやるだけの事はやるぞ」

ミカサ「....」

エレン「ジャーン！いい加減にしろよー！！」ズンズン

コニー「10m級接近！全員で一気に叩...

ザシュ！！

エレン「」どさ

ジャン「ふぅ...」

ベルトルト「も、もう倒したの？」

アルミン「さすが今期成績TOPのジャン...」

これがジャンの夢なんだと思うと不憫すぎて心が痛い

ジャン「めんどくせぇ....一気に全滅させてやるぜ」シュッ

キン！！

ミカサ「ジャン....やめて」

ジャン「ミカサ！？」

アルミン「あ、でもミカサの方が強いか....」

コニー「まずいな.....」

俺TUEEEの妄想は思春期じゃよくあることだからね、仕方ないね