まどか「あ、暁美さん…?」(161)
ほむら「なにしかしら?」ギュー
まどか「えっと…あのっ…どうして…」
(どうして、いきなり抱きつくの///
前にも転校初日に抱きつかれたし///)
ほむら「」スゥ
まどか「…あ」
(離れちゃった…)
ほむら「まどか、あなたはあなたのままで大丈夫よ」
まどか「え?…う、うん」
スタスタスタ…
まどか(暁美さん、行っちゃった…)
まどか(不思議な人…よくわからないよ。
でも…暁美さんに抱きつかれると、なんだか
安心しちゃう…////って何考えてるのわたし//)アワワワ
キーンコーンカンコーン
さやか「まどかー!一緒に帰ろう?」
まどか「さやかちゃん、うん」ニコッ
杏子「お腹減ったなー、なんか食べて帰ろーぜ」
さやかまどか「さんせーい」
~マドカナルド~
さやか「まどかが、転校してきてもう1ヶ月なんだね、もう慣れてきた?」
まどか「うん!すごく楽しいよ、えへへ」
さやか「ほんとまどかは可愛いなー!
まどかは、あたしの嫁になるのだー」ギュー
まどか「ちょっと、さやかちゃんっ///」
杏子「さやか、気持ち悪いぞ」モグモグ
普通に杏子いるのか
さやか「なになにー?杏子、もしかして
嫉妬しちゃった?」ニヤニヤ
杏子「っバカ!なんで嫉妬なんかしなきゃ
なんねーんだよ!///」
さやか「ちょ、口に入ってるの飛ばさないでよ」
杏子「さやかが悪いんだ///」プイっモグモグ
まどか「ウヒャヒャ…ほんと、さやかちゃんと杏子ちゃん仲良しさんだね」
さやか「同棲してる仲だしね」ニヤニヤ
杏子「っ!違うだろ!居候させてもらってるだけだろ!////」
まどか(杏子ちゃん、さっきから顔赤いけど
なんでだろう…?)
さやか「まどかも、何かあったらあたし達に頼るんだよ」
まどか「あ、ありがとう」
(…暁美さんのこと、聞いてみようかな)
まどか「あのね、二人に聞きたいことがあるんだけど…」モジモジ
杏子「ん?」モグモグ
さやか「どうしたの?」
まどか「暁美さんって…どんな人なの…かな、って」
杏子「あー、暁美ほむらね」モグモグ
さやか「まどか、アイツには近寄らない方がいいよ」
まどか「…え?なんで、かな?」
さやか「んー、不気味なんだよねアイツ」
(え…?そんな言い方…しなくても)
まどか「…」シュン
さやか「クラスの皆もアイツとは一線引いてるから、あんまりいい噂も聞かないしさ」
まどか 「…噂って?」
さやか「誰かが夜アイツが微笑みながら一人で
公園で踊ってるのを見たとか、その光景がまた不気味みたいで」
まどか「…そんな…言い方」
さやか「それにアイツ、自分以外の人間を見下してるような目つきだし 」
さやか「だーかーら、まどか?あんまり
アイツに関わらない方がいいよ。何されるか
わかんないしさ」
杏子「」モグモグ
さやか「って、!杏子!それあたしのポテトじゃん!」
ギャーギャー
まどか(…)ショボーン
~帰り道~
さやか「じゃあね、まどか」
杏子「またなー」
まどか「うん、またあした」
トボトボ…
まどか(さやかちゃん、どうして暁美さんのこと
あんな風に言うんだろう…そんなに悪い子には
見えないけど…それに)
??? 「まーどか」
まどか「え?」フリ
???「よっ」
まどか「あれ?杏子ちゃん、どうしたの」
杏子「ん?あーさやかには先に帰ってもらった」
まどか「?」
杏子「さっき、さやかが言ってたこと
気にしなくていいと思うよ」
まどか「…暁美さんの、こと?」
杏子「さやかは、アイツが気にくわないみたいだけど、あたしは別にアイツのことは何とも思わない。変わった奴だと思うけど、あんたが暁美ほむらと仲良くなりたいなら、そうすればいい」
まどか「…杏子ちゃん」
杏子「さやかもさやかで暁美ほむらと何かあるのかわかんないけど、あいつの言い方で
まどかが気分悪くなったんなら、私が謝る。許してやってよ」
まどか「そ、そんな杏子ちゃんが謝ることじゃないよ、別に…わたしは…」
杏子「あんたは、あんたのやりたいように
すればいい。ま、もし何かあったなら
その時は、あたしとさやかを頼ればいいさ」
まどか「杏子ちゃん、あ…ありがとう」ウルッ
杏子「ちょ、泣くなよ」 ンッうまい棒
まどか「ありがとうぅぅ」ウルッウルッ
杏子「ったくー、調子狂うなぁ まどかも
変わった奴だなー」ケラケラ
まどか「そう、なの?かな」グズッ
(明日学校で、暁美さんと仲良くなれるように頑張らなきゃ)
朝~教室~
まどか「…」キョロキョロ
(暁美さんは…居た!)
(ほむらちゃん、おはよう。
ほむらちゃん、おはよう。ほむらちゃん)
テクテクテク
まどか「ほ、ほ、ほむ」
ほむら「」チラッ
まどか(目が合っちゃったー////どうしよ、なんて言うんだっけ?)カタマル
ほむら「…なにかしら?まどか」
まどか(ほむらちゃん、綺麗だな…///)ポケー
ほむら「まどか…?」ヒョコ
(わっわっわ///ほむらちゃん、顔が近いよ///)
ほむら「…まどか」オデコピタッ
まどか(//////////)プシュー
ほむら「熱があるみたいね、保健室に行きましょ」
クラス生徒「」ジー
ヒソヒソ…ヒソヒソ…
~保健室~
まどか「あの、暁美さん」
ほむら「…なに?」
まどか「わ、わたし、熱なんかないよ///」
ほむら「そうみたいね」
体温計 36.2度
まどか「でも、その、ありがとう…」
ほむら「私に何か用事でもあったのかしら」
まどか「えっ?」
ほむら「私の席に来たから」
まどか「あ、あれはっ///その…」
まどか「おはよう…って言おうと思って…///」ウー
(どうしよう…こんな理由で、暁美さんに
心配かけて保健室まで連れてきてもらって…)
ほむら「そう…//」プイ
まどか(あれ…?今暁美さん顔赤かったような)
ほむら「熱はないみたいだけど、あなたは1限の間は、保健室にいなさい。私は戻るわ」
まどか「え、わたしも一緒に戻るよ!」
ほむら「やめといた方がいいわ」クスッ
まどか「え、どうして…わたし、熱ないんだよ?」
ほむら「私と一緒に戻ったらクラス全員が
あなたに何かあったのか心配するだろうし」クスッ
ほむら「あなたは、気分が悪くなったから
保健室で寝てることにしておくわ。じゃあね」ニコッ
ガラガラ~閉
まどか「ほむらちゃん…」
~廊下~
まどか「暁美さーん、待って!ハァハァ」
ほむら「どうしたの、ひとりが寂しかった?」クスッ
まどか「… 暁、ほ、ほむらちゃんは、
寂しく…ないの?」
ほむら「…」
まどか「その、いつも…ひとりでいるし…
寂しくないの、かなって…」
まどか(わたし何言ってるんだろ…でも…)
ほむら「ええ、平気よ」クルッ
まどか「ほ、ほむらちゃん?」
ほむら「…あなたが、この世界にいるから」ボソッ
せやな、ほむらは、まどかがいればいいんやな
まどか「…え?この世界…?」
まどか(あれ…?わたしは…わたしには…他の)パァァァァ
ほむら「!?」
ほむら「まどかっ!」ギュー
まどか「っ!」
(え、え////また////)
ほむら「…ダメ、まどかっ」ギュー
まどか「ほ、ほむらちゃ////」
???「なにやってんの、あんた!」
まどか「さ、さやかちゃん?!」
ほむら「…」スゥー
さやか「あんた、まどかを抱きしめてたけど
なにしてたの!」
ほむら「あら、あなたこそ授業中に
なにしてるのかしら?」フフッ
さやか「何って、まどかがあんたに連れて
行かれたってクラスのみんなが言ってて
、なかなかまどかが帰ってこないから
様子を見に来たんだよ!」
さやか「まどかに何してたのよ!このっ…変態!」
まどか「っ!?さ、さやかちゃん!」
まどか「ほむらちゃんは、わたしの体調が
悪かったから心配してくれたんだよ!」
ほむら「…」
まどか「わ、わたしが、ちょっと倒れかかったから、だ、抱き寄せてくれた…だけだから!」
まどか「だから…その…ほむらちゃんは、」
さやか「っいこ?まどか?」手ギュー
まどか「え?…え?」
さやか「あたしが保健室連れて行ってあげるから」
テクテクテク…
まどか(あ、あ…ほむらちゃん)チラッ
ほむら「…」 クルッ
スタスタスタ…
~昼休み~
まどか(朝の事があってから、ほむらちゃんに
話しかけづらくなっちゃった…)
まどか「さやかちゃん…」
さやか「まどか、体調は大丈夫なの?」
まどか「うん、平気だよ。あのね、朝の事なんだけど」
さやか「あーあれは、ゴメンね!さやかちゃんの勘違いでした」テヘッ
まどか「その、わたしじゃなくて…ほむらちゃんに…」
さやか「別に、謝るようなことあたししてない」
まどか「でも…ひどい言い方してたよ…」
さやか「本当のことじゃん?アイツが変態なのは。まどかもアイツのことは、あんまり気にしない方がいいよ?」
まどか「…どうして」ウルッ
さやか「っ!?」
まどか「どうして、そんな言い方ばかりするの?さやかちゃんの…バカっ」タタタタッ
さやか「あ…まどか!」
さやか「…」ショボーン
杏子「あーあ、まどかを泣かせた」
さやか「だって…」
杏子「あんまり、まどかに暁美ほむらのこと
悪く言うと、まどかに嫌われちまうぞーさやか」
さやか「…!」
さやか(あれ…前にも、誰かにそんな風なこと言われた気が…)
(どうしよう…さやかちゃんにバカって
言っちゃった…後で謝らなきゃ…)グズッ
(でも…ほむらちゃんのこと悪く言われるのすごく嫌だった…)ウーグズッ
(わたし、ほむらちゃんがすごく気になるよ、なんでかな…)
まどか「ううー」
(お腹空いちゃった…)グー
まどか「お弁当…教室だ…」
(今教室戻るの気まずいよね…屋上行こう…)
~屋上~
ガチャ
まどか「ふぅ…」キョロキョロ
(誰もいないのかな…?あれ?誰かいるみたい)
???「今日のお弁当は、チーズハンバーグ」~♪
???「あの子も喜んでくれてるかしら」ニコニコ
まどか「あの、」
???「あら、どうしたの?」ニコッ
まどか「お食事中に、ごめんなさい。わたしも
ココにいて、いいですか…?」
???「うふふ、別に私の屋上じゃないんだから
許可なんていらないわよ」クスッ
???「あら、お昼は?」
まどか「あ、教室にあるんですけど…今はココにいたい気分で…」グー
まどか「あ////」
???「うふふ、お腹空いてるのね。良かったら
私のお弁当一緒に、どうかしら?」ニコッ
まどか「えっそ、そんなの悪いです」アセアセ
???「いいのよ遠慮しなくて。私もひとりで
食べるより、誰かと食べる方が楽しいですもの」
???「それに、せっかくお友達になれたんだから」ニコッ
まどか「あ…はい//ありがとうございます」
マミ「そうそう自己紹介しなくちゃね、私は
三年生の巴マミよ。よろしくね」ニコッ
まどか「わたしは、二年の鹿目まどかです。よろしくお願いします」ニコッ
ss初めてですが、少しでも見て頂いた方
ありがとうございます。今日はここまでです。
また気が向いたら見て下さい ペコ
乙
平和な世界……なのかな
そうだったらいいな
深夜でこんなまともなまどマギSSスレが立つのは久々だな
期待
乙!
叛逆ネタバレあり?
叛逆終了後の世界だからネタバレ全開やね
深夜とか久々だな
機体
更新します。叛逆のネタバレありです。
説明不足ですみません
まどか (マミさん…すごく優しい人で良かった)ホッ
モグモグ
まどか「っ!このハンバーグすごく美味しいです!」
マミ「フフっ、もっと食べてね」ニコニコ
まどか「あの…マ、マミさん?」
マミ「なぁに?」
まどか「えっと、その…」
マミ「何か悩み事?もし良かったら、聞くわよ?」ニコッ
まどか(相談…しみようかな、)
まどか「…実は、仲良くなりたい…な、って思う子がいるんです。でも…その子は、ひとりでいるのが平気で…
クラスのみんなも…その子のこと、少し距離を
置いてる状態で…どうしたら、みんな仲良くなれるのかな、って…」
マミ「」
(この話題は、私には難関よ…鹿目さん)
まどか(相談…しみようかな、) ×
まどか(相談…してみようかな、) ○
まどか「でも…一番の悩みって言うのが、
わたしがその子と仲良くなりたいのに、どうしたら仲良くなれるのかが
わからなくて…その子のこと
見るだけで、上手く話せなくて」
まどか(うー、今日初めて会った先輩に
何話しるんだろう) シュン
マミ「そうね…、みんな仲良くって言うのは
難しい問題よね、その…鹿目さんは、どうしてその子を見るだけで、上手に話せないのかしら?」
まどか「…その、自分でもわからないですが、
胸がドキドキするんです///」アウー
マミ「え?…もしかして、その子は男の子?」
まどか「?、違います。女の子ですよ」
マミ「…え?」
まどか「?」キョトン
マミ(女の子を見て、胸がドキドキ?まさか、ね)
マミ「緊張して?」
まどか「はい…それに、すごく気になるんです。とても不思議な子なんですけど、でも
本当は凄く優しい子だと思うんです」
まどか(ほむらちゃんは、心配して保健室まで
連れてってくれたし、それに…このリボンだって…)
まどか「クラスのみんなが、どうして
距離を置いてるのかも…わからないんです」シュン
マミ「そう…鹿目さんは、優しいのね」ニコッ
まどか「え?」
マミ「よかったら、私が協力してあげるわよ」ニコッ
まどか「マミさん!」パァ
マミ「今日会ったばかりだけど、私にとって
鹿目さんは可愛い後輩ですもの。鹿目さんと
その子が仲良くなれる作戦を一緒に考えましょ」
マミ(私は、今頼れる先輩なのね) フフフッ
まどか「マミさん、ありがとうございます」ペコ
マミ「そうと決まれば、早速だけど、その子と
今日一緒に帰る約束をしましょ」
まどか「きょ、今日、ですか?」ウー
(そうだ…朝の出来事があって、
ほむらちゃんに話しかけづらいんだった…) ガーン
マミ「鹿目さん!頑張って!」キラキラ
まどか(マミさん…凄く応援してくれてるよぉ…)
まどか「わ、わかりました。わたし頑張ります」
マミ「その意気よ!鹿目さん!今日は私と鹿目さんの
『お友だちを作ろう会』結成記念よ!
成功したらパーティーを開きましょ」キラキラ
まどか「…は、はい///」
まどか(お友だちを作ろう会…?よくわかんないけど
、頑張んなきゃ) キラキラ
~教室~
まどか(昼休みもう、終わっちゃう!
さやかちゃんに謝らなくちゃ)
まどか「さ、さやかちゃん」オソルオソル
さやか「あ、まどか…!」ギュ
まどか「わっさやかちゃん?」
さやか「さっきは、ごめんね?」ギュー
まどか「ううん、わたしこそ…さやかちゃん
に、ひどいこと言っちゃったから。ごめんなさい」ナデナデ
杏子「さやかがバカなのは、本当だよ」ケラケラ
さやか「うるさーい!あんこ!」
杏子「誰があんこだよ!」
ギャーギャー
まどか「もう、二人ともーチャイム鳴るよー」
まどか(よかったぁ、仲直りできて…)ホッ
~放課後~
まどか(よ、よしっ!頑張らなきゃ)
まどか「あの、ほむらちゃん…」
ほむら「まどか」
まどか「よかったら、一緒に…か、か///」
ほむら「?」
まどか「えっと、一緒に帰らない?///その…
一緒に帰ろう?///」アワワワ
ほむら「…」
まどか(…あ、嫌だったかな)シュン
まどか「…嫌、だった?」ウルッ
ほむら「っ…いえ、嬉しいわ。一緒に
帰りましょ?」ニコッ
まどか「////」キュン
まどか(よかったぁ。ほむらちゃんが笑ってくれた)
まどか「うん!」ニコッ
ほむら「でも、いいのかしら?」クスッ
まどか「え、なにが?」
ほむら「私と居ると、美樹さやかが怒るんじゃ
ないかしら」
まどか「だ、大丈夫だよ!」
まどか(さやかちゃんも、わかってくれたと思う
…たぶん)
ほむら「そう。なら行きましょ」フサッ
スタスタスタ
まどか「あ、待って。ほむらちゃ~ん」
パタパタパタ
~帰り道~
まどか(ど、どうしよ…一緒に帰ることは
成功したけど、なに話したらいいのー//)アセアセ
ほむら「…」チラッ
まどか(でも、でも、やっと仲良くなれる
チャンスだもん!ほむらちゃんといっぱい
お話しなきゃ) キリッ
ほむら「ふふっ」
まどか「ふぇ!?ど、どうしたの?ほむらちゃん」
ほむら「いえ、相変わらずあなたは可愛いわね」クスッ
まどか「な、な、なに言ってるの///」カァ
ほむら「それに、朝のことだって美樹さやかに
本当のこと言わなかったのはなぜかしら?」
まどか「え?…なんのこと、かな?」
ほむら「いきなり抱きしめたのは、本当のことよ」クスッ
まどか(あ、ああああ////)カァァ
まどか「そ、それは…///」アワワ
ピタッ
まどか「ほ、ほむらちゃん…?//」
ほむら「あなたは、優しすぎるわ。でもね、
その優しさを…私なんかに使う必要はないわ」
まどか「…ほむらちゃん?」
ほむら「さ、いきましょ」フフッ
スタスタスタ
まどか(……)
まどか「ほむらちゃん!」
ガシッ
ほむら「…なにかしら」
まどか「… 」ジー
ほむら「まどか、腕を掴んでる手
離してくれるかしら?」
まどか「…」ジー
ほむら「…まど、…か?」
まどか「離さない…よ」
まどか「ねぇ、ほむらちゃん…
私なんかって言わないで。
ほむらちゃんは、わたしのお友だちだよ?
だから、ひとりぼっちじゃないんだよ」
ほむら「…っ」
まどか「ほむらちゃんが、くれたんだよ?
このリボン…。お友だちの証で、くれたんだよね…?」
ほむら「…」ウツムキ
まどか「だからね、必要ないとか言わないで…。わたし嬉しかったんだよ、リボンくれたことも、ほむらちゃんが、話かけてくれたことも」ウルッ
ほむら「…わかったわ。ごめんなさい、まどか」
まどか「ぅうー」グズッ
ほむら「ほら、泣かないで?私と…まどかは
、お友だちよ?」ニコッ
まどか「…ほむらちゃん」パァ
まどか「ウヒッ、うん!お友だちだよ」ニコッ
ほむら「さ、いきましょ?」ニコッ
まどか「はーい!」ニコニコ
ほむら(………)
今日は、ここまでです。
更新遅くてごめんなさい ペコ
おつ
見てるよー
おつ
楽しく読ませてもらってる
気長にやってくれ
otu
乙
今日も待ってます
マミさん…やっぱりボッチなのか
(つд`)
読んで頂いてる方ありがとうございます
嬉しいです、頑張ります。更新します
~夜中 丘の公園~
ほむら「……」 ボー
カサカサッ…カサカサッ
??? 「…」ヒョコ
ほむら「ちゃんと、仕事してきたんでしょうね?インキュベータ~?」フフ
QB「…してきたよ、暁美ほむら」
ほむら「それで、あの子達は順調に魔獣を
倒してるのかしら」
QB「今日はマミが、1人で100体倒してたよ。
凄く機嫌が良かったみたいだね」キャプィ
ほむら「そう」クスッ
ほむら「~♪」クルン クルン
QB「…」ジー
QB「暁美ほむら…君はこの世界に何を求めてるんだ?」
ほむら「…」クルッ
━━━━━━━━━━━━━━━
QB「」ボロボロ
ほむら「黙りなさい」
朝~登校中~
まどか「~♪」ルン
まどか(今日は、ほむらちゃんと何話そうかな)
マミ「あ、鹿目さ~ん」フリフリ
まどか「あ、マミさんだ!」タッタッタ
まどか「マミさん、おはようございます」ニコニコ
マミ「おはよう、鹿目さん。なんだかとてもご機嫌ね」
まどか「えへへへ///」
まどか「あの、マミさんのおかげで、昨日お友だちと一緒に帰りました」
マミ「っ!…そうなのね!おめでとう鹿目さん」
まどか「あ、ありがとうございます///」ウィヒヒ
マミ「そうだわ。今度の日曜日パーティー
しましょ?よかったら、そのお友だちも
一緒に。みんなでパーティーよ」ニコニコ
まどか「え、っと、みんなって3人ですか?」
マミ「いいえ、私のお友だちも呼ぶわ。
『お友だちを作ろう会』の親睦会よ。どうかしら?」
まどか「マミさん!素敵です!」キラキラ
マミ「みんなお友だちになるの、きっと鹿目さんのお友だちも喜んでくれるわ」
まどか「お友だちに聞いてみます」ワクワク
マミ「あ、待って。このことは、サプライズにしましょ?みんなには内緒よ?パーティーなんだから」ウィンク
まどか「あ、はい。わかりましたマミさん」コク
まどか(内緒…。ほむらちゃん…怒らないかな、)
~昼休み~
さやか「くー!さやかちゃんお疲れだーお昼ごはんだー!!」
杏子「うるせーよ、さやか」オニギリ、モグモグ
さやか「なに、よーって、もう食べてるし」
杏子「そー言えば、まどかは?」ニクマン、パクッ
さやか「あんれ~?さっきまで居たと思ったんだけどなー」キョロキョロ
杏子「アイツのとこじゃねーの?」リンゴ、ガブリッ
さやか「アイツって?」
杏子「暁美ほむら~」アイス、ペロッ
さやか「…ふぅ。まどかも変わってるよね」
杏子「別に、いいじゃん?さやかは、なんで
そこまで暁美ほむらのこと嫌いなんだよ?」
さやか「別にあたし、嫌いじゃないよ」
杏子「?」ジュース、ゴクゴク
さやか「嫌いじゃないんだけど、なんか引っかかるんだよね、何がって言われてもわかんないんだけどさ…」
杏子「さやかって、ほんと…バカっ」ロッキー、パクパク
さやか「う、うるさいなー!ってアンタどんだけ
食べてるのよ!?」ヒキ
杏子「食うかい?」 ンッうまい棒
~中庭~
まどか「ほむらちゃん、みっけ」ニコッ
ほむら「…まどか?」
まどか「ほむらちゃん、いつもココで本読んでるの?」ヒョコッ ノゾク
ほむら「ええ」パタンッ トジル
まどか「…ぁ」プクー
ほむら「それで、どうしたの?」
まどか「あ…えっと、ほむらちゃんと一緒にお昼ごはん食べたいな、って///だ、だめ…かな?」
ほむら「かまわないけど。私、お昼とらないわよ」
まどか「え?ほむらちゃん、いつもお昼食べてないの!?」
ほむら「ええ、そうよ」キョトン
まどか「お腹、空かないの…?」
ほむら「そうね、」クスッ
まどか「そんなのダメだよ?ほむらちゃん細いのに、食べないと倒れちゃうよ」ムー
ほむら「私は、平気よ」フフ
まどか「?」
まどか(ほむらちゃんの食生活どうなってるのかな…心配だよぉ)
まどか「あの、よかったら…わたしのお弁当
一緒に食べよう?// パパ、お、お父さんの
手作りだから、おいしいよ」ニコッ
ほむら「ありがとう。でもまどかのお昼が
少なくなるから、遠慮しとくわ」
まどか「だーーめ。一緒に食べるの」ヨコスワル
ほむら「頑固ね」クスッ
まどか「ほむらちゃんもだよー」プクー
ほむら「いただくわ」ニコッ
まどか「はい、どうぞ」ニコニコ
~♪
まどか「あ、あのね…ほむらちゃん日曜日ひま、かな?」
ほむら「…どうして?」
まどか「えっと、一緒に…遊びたいなって///」
ほむら「……」
まどか「……」ドキドキ
ほむら「…私と遊んでも、楽しくないわよ」クスッ
まどか「もー!ほむらちゃんの、意地悪」プン
ほむら「フフッ…ねぇ、まどか?」
まどか「なぁに」プクー
ほむら「前にあなた言ったわよね、自分勝手にルールを破ることは、いけないことだって。覚えてる?」
まどか「…え?…う、うん」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ー1ヶ月前ー
ほむら 『あなたは、この世界が尊いと思う?
欲望より秩序を大切にしてる?』
まどか『…自分勝手にルールを破るのは、悪いことじゃ、ないかな…?』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ほむら「もし、自分勝手にルールを破った人があなたの前に現れたら、あなたはその人をどう思うのかしら」
まどか(ほむらちゃん…?)
まどか「わ、わたしは…自分勝手にルールを破るのは、駄目だと思う」ウツムキ
まどか「でも…きっと、その人には…何か理由があったのかな、って。だから…お話を聞いてあげたいって思うよ…」
ほむら「…そう」
まどか「ほむらちゃん、どうして…」
ほむら「…まどか、日曜日遊びましょ」ニコッ
まどか「ふぇっ!?え、え、いいの?///」パァ
ほむら「ええ」ニコッ
まどか(やったー///ほむらちゃんと遊べる)ティヒ
まどか(でも、どうしたんだろ、ほむらちゃん…)
~日曜日~
さやか「ちょっと杏子!早くしなさいよ!遅刻だよーマミさんに怒られるよ~」タッタッタ
杏子「仕方ないだろー。朝方まで魔獣倒してたんだからー眠み~」ファア ノソノソ
さやか「もー!早く走れー!」
杏子「やっぱ、学校と魔法少女の両立なんて
無理なんだよ~、遊ぶ暇もありゃしない」ケタケタ
さやか「今から遊びに行くんだから!両立出来てるでしょーが」
???「さやか、きょうこ~!」ピョンピョン
さやか「おはよ、なぎさ」ニコッ
杏子「おっーす」
なぎさ「ふたりとも、遅いのです!」プー
杏子「ごめん、ごめん、これで許してよ」ニッ
なぎさ「わー!わー!裂けるチーズ、裂けるチーズ~♪」クルクルクル
さやか「杏子あんたねー、」
杏子「小学生、手なずけるなんて簡単だよなー」ケタケタ
杏子「それにしても、マミの奴いきなりお茶会するとか言い出すし、最近機嫌もいいし、何かあったのかー?」
さやか「確かに最近のマミさんは、絶好調よね。昨日だって鼻歌歌いながら魔獣と闘ってたし」
なぎさ「なぎさは、チーズケーキが食べれるから行くのです」
杏子「ま、そうだな。マミん家行けば、おいしいもんいっぱい食べれるし」ニーッ
さやか「杏子もなぎさも、一体マミさんを何だと思ってるのよ…」
杏子なぎさ「「お菓子のおねえさん」」
なぎさ 「あ、よだれ」ジュル
~マミハウス~
ピンポーン ピンポーン ピンポーン
『はーい』
ガチャ
マミ「3人共、遅いわよ」
さやなぎ「ごめんなさ~い」テヘ
杏子「悪かったよ~」ケラ
マミ「もー、お客さん待たせてるんだからね」
杏子「ん?あたし達の他に誰かいるのかー?」
マミ「ええ、今日は『お友だちを作ろう会』の親睦会よ」フフフ ~♪
さやか(マミさんの機嫌がいい理由は…これだったのね)
杏子(マミに、やっと友達が出来たのか)
なぎさ(マスカルポーネ、マスカルポーネ)
マミ「さぁ、さぁ、中に入って~。ごたいめ~ん」ワクワク
さやか(…ナニコレ)ゲッ
杏子(まどかと暁美ほむらがマミの友達?)
なぎさ「マミ、早くチーズケーキ食べたいのです」ウーウー
まどか「え、うそ!?さやかちゃんに、杏子ちゃん?」
ほむら(やっぱりね)
マミ「?、…みんなどうしたの?」
~2時間前~
まどか(早く着きすぎちゃった、だってほむらちゃんとお休みの日に遊べるなんて///嬉しい、な。)
まどか(あ、でも…マミさんの家でパーティーをすること言ってないんだよね…。ほむらちゃん、きっと…怒るよね、どうしよ)ショボーン
ほむら「まどか、…まどか?」トントン
まどか「ふぇえ!? あ、ほ、ほむらちゃ!//」ビクッ
ほむら「そんなに驚かなくてもいいのに」クスッ
まどか(ぅうー///いきなりで、びっくりしたよ//)
まどか「ほむらちゃん、早くない?//」
ほむら「まどかこそ」クスッ
まどか「あ、あー// お、おはよ」
ほむら「おはよう、まどか」ニコッ
まどか(ほむらちゃん、可愛いよー///)キュン
まどか「!」ハッ
ほむら「?」クビカシゲ
まどか「ほむらちゃん!ごめんなさいっ!」ペコ
ほむら「どうしたの、まどか?」キョトン
まどか「あ、あのね…実は…━━」
~説明中~
まどか「…秘密にしてて、ごめんなさい」ウルッ
まどか(ほむらちゃんに、嫌われたらどうしよ…)
ほむら「私は、平気よ?まどかと一緒なら」ニコッ
まどか「ほ、ほむらちゃん…//」
ほむら「その、巴さんのお友だちって誰なのかしら」
まどか「きっと、3年生だよ」
ほむら「…そう、かもね」クスッ
~マミ部屋~
マミ「まさか、鹿目さんも暁美さんも佐倉さんも美樹さんもみんな同じクラスだったなんて」シュン
杏子「でも、初対面の奴も中には居るんだから
そんな落ち込むなよ、マミ」ハラヘッター、グー
まどか「そうですよ、マミさん!みんなともっと仲良くなれるきっかけを用意してくれたのは、マミさんですよ」アセアセ
ほむら「まどかの言う通りね」フフッ
さやか「……」ジー
なぎさ(マミが元気ないからチーズでてこない)グー
さやか「…」ジー
ほむら「なにかしら?さっきから」フフッ
さやか「っ!…いや、あんたがここにいる
こと事態、ありえないのに…なんか違和感ないって言うか」
ほむら「そ?気のせいよ」
さやか「……前にも、こんな風に…ん~」ナヤム
まどか「さやかちゃん?」
ほむら「……」
杏子「バカは、ほっといてさ、なんでマミとまどかと暁美ほむらは友だちなんだ?」
マミ「ふふ、私と鹿目さんが出会ったのは、晴天の下、そう忘れもしないわ…オクジョウデタノシクランチヲシテタトキニ)ry
15分後…
マミ「それで今日に至るのよ」ドヤァ
杏子「グ~」zZ
さや「ンー」オモイダセナイ
なぎ「カマンベール、カマンベール」パクッパクッ
まど「ほむらちゃん、紅茶好き?」
ほむ「そうね、紅茶よりも珈琲派かしら」
マミ「」テーブル バンッ !
全員「っ!?」ビクッ
マミ「みんな、ケーキはいらないみたいね」ニコッ
ワルカッタヨ スミマセンデシター ゴメンナサイ
まどか「み、みんなは、前からのお友だち?」
ほむら「…」
杏子「あたしらは、その何て言うか…」
なぎさ「魔法少女なのです」
まどか「え?魔法、少…」
ほむら「…」テ、パンッパン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
杏子「ん?なんの話ししてたんだ?」
さやか「マミさんの武勇伝だっけ?」
なぎさ「なぎさは、チーズを食べるのです」パクッ
まどか「?」キョトン
ほむら「巴さんお茶のおかわり頂けるかしら」ニコッ
マミ「ん?ええ、待っててね」スタスタ…
ほむら「~♪」フフフッ
~夕方~
マミ「今日は、楽しかったわ。またみんなでパーティー開きましょ」ルンルン
杏子「まー、おいしいもんも食べれたし、意外とほむらも普通の奴だったし、よかったんじゃないか?」
さやか「ま、そうだね」イッシュンキオクガトンダヨウナ
まどか「ほむらちゃん、よかったね。みんなと仲良くなれて」ニコッ
ほむら「そうね」
なぎさ「フー、フー」シャボンダマ
バイバーイ サヨーナラ
ほむら(………私は、何をしてるの)
今日はここまでです。
読んで頂いた方ありがとうございます
なぎさちゃんかわいい
乙マン○カマンベール!
半角カナに頼りすぎてる感がある
そろそろ苦しくなってきたんじゃないか
乙
興味深いので続けてどうぞ
>>40
>ほむら「そう。なら行きましょ」フサッ
禿げてないよ
>>79
クソワロタ
とりあえず が、がんばる(´・_・`)
ほむらちゃんズラじゃないよ
更新します。
━これこそが人間の感情の極み。希望よりも熱く、絶望よりも深いもの。愛よ━
私は、かつて幾度も同じ時間を巡り
たったひとつの出口を探してた
彼女を絶望の運命から救い出す為に
けれど、何度繰り返しても出口は
見えなかった。最後には、自分を犠牲に
してまで、全ての魔法少女を救う為に
祈り、概念に成り果てた彼女。
そんな彼女の祈り、魔法少女の希望である
『円環の理』の力の一部を奪い彼女がつくった世界の秩序を私は、自分の欲望だけで書き換えた。
そんな彼女の祈り、魔法少女の希望である
『円環の理』の力の一部を奪い彼女がつくった世界の秩序を私は、自分の欲望だけで書き換えた。
今や人間でも魔女でも魔法少女でもない。
そう、私は悪魔なのよ。
神を貶めた存在。
まどかの気持ちを…私は…
それでも、あの子には…
ほむら「これ以上、まどかの側にいては駄目ね。
何も知らないあの子の純粋な優しさに甘えてしまう…まどかが幸せなら私は、どう思われても…ひとりでも平気だわ」
QB(…… )
~二週間後~
放課後
まどか「…」ドヨーン
さやか「ま、まどかー?一緒に帰ろ?」
杏子「しょぼくれてんじゃねーぞ。まどか」
まどか「…うん」
杏子『ほむらが学校来なくなって今日で何日経ったんだ?』コソ
さやか『二週間。さすがにまどかが、やばいよね』コソ
まどか(ほむらちゃん、どうして…学校来ないの…)
~マミ部屋~
マミ「鹿目さん、元気出して?はい、ハーブティーよ」ニコッ
まどか「ありがとう…ございます…」
なぎさ「まどか、元気出すのです」スリスリ
まどか「…うん」
杏子「それにしても、ほむらの奴何してるんだうな」
さやか「お茶会した次の日から学校休んでるしね」
マミ「病気とか?」
まどか「ほむらちゃんが、病気…」グズッ
マミ「た、例えばよ?」アセアセ
さやか「んー、単なるずる休みじゃないの?」
まどか「さやかちゃん、どうしてそんなに…冷たいの」グズッ
さやか「いやいや、まどかー嘘だよー」アセアセ
杏子「超だりー」
まどか「……っ」ポロポロポロ
さやか「こら、杏子!」
杏子「まどか!これ、食うかい?」ンマミ
マミ「ちょ、私は食べれないわよ!」
なぎさ「…あ、あ」ジュル、ジュル
さやか「なぎさ!よだれ垂れてるよ」
マミ「その、暁美さんの家には行ってみたの?」
さやか「それがですね、誰もアイツの家知らないんですよ」
マミ「先生に聞いてみたのかしら?」
杏子「学校には暫く休学するって連絡あったみたいだぜ」
マミ「じゃあ、誰も暁美さんの行方がわからないのね」
まどか「ほむらちゃん…せっかく仲良くなれたのに…」
さやか「ねぇ、まどか」
まどか「…ん?」
さやか「まどかって、ほむらが好きなの?」
マミ杏「!?」
まどか「ふぇ!?///な、なに言ってるの、さやかちゃん///」
さやか「前から思ってたことなんだけど、違うの?」
まどか「ちーがーう////」アセアセ
さやか「本当?」
まどか「ほむらちゃんのことは、す、好きだよ。でも、それはお友だちとして///」
さやか「ふーん」ニヤニヤ
まどか「な、なに?///」
さやか「あたしは、ただ好き?って聞いただけなのに、まどかが友だちって強調するからさ」
まどか「///」ウー
さやか「顔、赤いよ?」ニヤニヤ
まどか「そ、そんなことないよ//」
マミ『少しは元気でたみたいね、鹿目さん』コソッ
杏子『すっげーわかりやすいな、まどか』コソッ
なぎさ「マミ…うまうま」zZ
~お花畑~
ほむら「二週間経つのね、あの子は元気かしら」
使い魔(子ども) 「……」ショボーン
ほむら「そう…けれど、仕方のないことだわ。
」フフッ
ほむら(まどかがこの世界にいることだけで充分よ)
ほむら「いずれ、戦うことになっても」
使い魔(子ども)「…」パタン
ほむら「…どうして倒れるのよ」
カサッカサ…
ほむら「…?」クルッ
ほむら(…まどか?)
まどか「 」パァァァァァァ
ほむら(っ!)
トボトボ…
まどか(ほむらちゃん、どこにいるの…)
まどか(さっきさやかちゃんに言われたけど、
わたしは、ほむらちゃんのこと…)
まどか「あれ?」キョロキョロ
まどか(ボーっとし過ぎて、道に迷っちゃった )
まどか「…ここ、どこ?」
まどか「…え?夢…?あそこにいるのは…わたしと、ほむらちゃん?」
~お花畑~~~~~~~~~~
『ほむらちゃん、ひとりぼっちになっちゃ駄目だよ…』
『私ね、怖い夢を見たの…あなたが…』
~~~~~~~~~~~~~~~
まどか「どうして…」
まどか「わたしとほむらちゃんは…どこかで… 」パァァァァァァ
「駄目よ、まどか!」
ギュー
まどか「え?ほむ、らちゃん…?///」
ほむら「……っ」
まどか「ど、どうしたの///」カァ
ほむら「…お願いだから」
ほむら「…」ギュ
まどか「…ほむらちゃん」
ギュッ
ほむら「……え」
ほむら「…まど、か?」
まどか「…」ギュ
まどか「ねぇ、ほむらちゃん?」
まどか「どうして泣いてるの?」
ほむら「…え?」ポロ
ほむら「…」ポロ、ポロ
ほむら (…私は、どうして)
まどか「大丈夫だよ、ほむらちゃん」ナデナデ
ほむら「…」
ほむら「…まどか?」
まどか「…うん」ナデ
まどか「みんな心配してたよ?」アミ
ほむら「…」
まどか「ほむらちゃん、もし…悩みがあるなら、わたしでよかったら聞くよ?」アミアミ
ほむら「…悩みなんて」
ほむら「…」
まどか「ほむらちゃんが苦しんでる時に、何も出来ないなんて…わたしだって辛いよ…」アミアミ
ほむら「私は、苦しんでなんかないわよ…」
まどか「…」アミアミ
まどか「いつか頼ってくれる?」アミアミ
ほむら「……それは」
ほむら(また、私はまどかに甘えてる)
まどか「ほむらちゃん」ニコッ
ほむら「…」ミツアミ
まどか「…ひとりぼっちじゃないからね」
まどか(そっか、わたし…ほむらちゃんのことが
大好きなんだ)
ほむら「…ごめんなさい、まどか」
まどか「ん?」
ほむら「私は、あなたを裏切ったの」
まどか「…ほむらちゃん?」
ほむら「私はあなたに優しくされるような
者でもないわ。それでも、あなたには幸せでいてほしい」ファサ
ほむら「…さようなら、まどか」クルッ
━━━━━━━━━━━━━━━━
まどか「え、ほむらちゃん!?」キョロキョロ
まどか(…どうして) ポロ、ポロ
次の更新は月曜日になります ペコ
ありがとうございました
おつ
次楽しみにしてる
乙
待ってるわ
更新します (__)
さやか「今夜も、魔獣多かったね」
杏子「まあ、楽勝だったけどなー」
なぎさ「なぎさは、10体倒せたのです!」キリッ
マミ「どうして誰も一緒に、ティロ・デュエットしてくれないのよ…」
さやか「よし、後はコレを。キュゥべえに」
パラ パラ パラ
QB「キュー!」キュプィ
杏子「つーか、ほむらの奴まじでどこに行ったんだろーな」
マミ「暁美さん、謎が多そうだわ」
なぎさ「まどか元気ない、ほむらどこー」
さやか「あたし、やっぱり引っかかるんだよね」
杏子「何がさ?」
さやか「お茶会の日覚えてる?あの日さ、杏子がマミさんとまどか達の出会ったきっかけを聞いた後に、確かまどかもあたし達のことを聞いた気がするんだよ」
マミ「そうだったかしら?」
杏子「さやかのいつもの勘違いじゃねーの」
さやか「勘違いじゃない!確かに、まどかは
あたし達のこと聞いたよ、でもその後の記憶が
忘れたって言うより…」ンー
杏子「あんた、あたし達をからかってるんじゃないよね」
なぎさ「なぎさ達は魔法少女なのです」クルックルッ
さやか「っ!そうだ、魔法少女!」
QB「君たちは、この世界に違和感を感じないのかい?」
全員「っ!?」ビクッ
QB「君たち魔法少女が、力を使い果てた後、どうなるかは知ってるのかい」
杏子「お前、普通に喋れたんだな」
QB「」ピクッ
QB(暁美ほむらは、今鹿目まどかと居るから気付かれない。使い魔達も、どうしてなのか静んでる。今しかないね)
マミ「キュゥべえ、どう言うこと?説明してくれるかしら」
QB「君たち魔法少女の魂でもあるソウルジェム。その魔力を使い果てた後、どうなるんだったかな」
杏子「そんなの、みんな知ってるだろ」
マミ「そうよ、私達魔法少女が力を使い果てた後、宇宙に導かれ自然に消滅することを。わかってて、魔法少女にみんななったんだから」
QB「そうだね。円環の理へ導かれるんだよね」
さやか「…円環の、理?」
QB「さやか、君なら知ってるはずだよ」
なぎさ「チーズになっちゃう!」
QB「…なぎさ、君もだよ 」
杏子「どう言うことだ、おい!」
マミ(円環の理…円環の理、素敵な響きだわ)
さやか「…何か、思い出せそうで思い出せない」
QB「やれやれ、君はかつて、円環の━」 ボシュ
━━━━━━━━━━━━━━━
マミ「あら、キュゥべえは?」
杏子「どっか行ったのか?なんだったんだアイツ」
なぎさ「マミ、お腹空いた」グー
マミ「はいはい、後でチーズオムレツ作ってあげるわね」ニコッ
さやか(円環の理、あたしは…)
QB「 」ボロ
ほむら「今度は一体、何が目的なの?
インキュベーター?」グリッ
QB「 」ガクブル
ほむら「あなた言ってたわよね?人間の感情を制御するのは危険と。干渉しないはずじゃなかったのかしら」フフッ
QB「確かに危険だとわかったよ。でも、新たな疑問が生まれた。それは暁美ほむら、君だよ」
ほむら「なにかしら?」クスッ
QB「君はあの時世界を書き換えた。僕には理解できない行動だよ」
ほむら「誰も理解なんてできるわけないわ。とくに、あなた達インキュベーターわね」クスッ
QB「君は円環の理、つまり『鹿目まどか』の人間としての記憶を引き抜き世界を改変させ、鹿目まどかを君が作った世界で人間として存在させた」
QB「鹿目まどか以外に、美樹さやか、百江なぎさとかつて円環の理に導かれた者達もこの世界で再び魔法少女として生活を送っている。記憶を改竄させてね」
ほむら「それで、なにかしら?」
QB「君は、鹿目まどか達と幸せな生活を送りたいんじゃないのかい?」
ほむら「…」 ギロッ
QB「なのに君は、鹿目まどか達から遠ざかる行動をした。暁美ほむら、君は世界を再構築してまで、この世界に何を求めているんだ」
ほむら「お喋りは、その辺にしときなさい」グリッ
QB「……鹿目まどかや美樹さやかが、かつて自分が円環の理としての存在を思い出した時、君達は敵となるだろうね。その時、『暁美ほむら』はどうなるかすごく興味深い」
ほむら「黙りなさい。淫獣!」
━━━━━━━━━━━
QB「 」ボロ
QB(君には、言われたくないよ…)
ほむら「あなたは、自分の仕事だけしときなさい」フフッ
ほむら(その時が近いかも知れないわね)
~さやか部屋~
杏子「よし、寝るか~」モゾ
さやか「ちょっと杏子!あたしの布団にどうして入ってくるのよ」
杏子「いいじゃねーか、たまには」
さやか「…別に、いいけど」
さやか「…」
杏子「何かあったのか?」
さやか「…え?」
杏子「キュゥべえの野郎が、訳わかんねーこと言ってから、さやか元気ないじゃん」
さやか「…」
さやか「…そう?さやかちゃんは、お疲れなだけだよー」
杏子「そうか。なら、いいけどさ」
さやか「うん」
杏子「じゃあ、寝るぞ」
さやか「…うん」
杏子「…」
さやか「…」
さやか「ねえ、杏子」
杏子「なんだよ」
さやか「今、幸せ?」
杏子「…いきなり何言い出すんだよ///」
さやか「…」
杏子「…まあ、幸せだね」
さやか「そっか」
杏子「昔は嫌なこともあったけどさ、今はアンタやマミ達が居て、楽しいよ。特にさやかには感謝してる。家まで居候させてもらってさ。なんて言うか…」
杏子「ありがとな」ボソ
さやか「…あたしも、ありがと杏子」
杏子「どうしたんだよ、らしくないじゃん?」
杏子「っ!」
さやか「…うん」グズッ
杏子「さやか」
さやか「あのね…もし、あたしが魔力を使い果てて消滅したら…どう思う…」
杏子「胸糞悪りーこと、言うなよ」
さやか「…ごめんね」
杏子「…バカ」
杏子「絶対守ってやるから。だから、そんな事二度と言うな」
さやか「……うん」グズッ
杏子「あー、もう泣くなよ」ギュ
さやか「う"ー、きょーこぉ」ギュ
さやか(あたしは…どうすればいいのかな…)
~学校・教室~
杏子「おーすっ!まどか」
さやか「おはよう、まどか」
まどか「おはよう」ニコッ
さやか「まどか?笑顔は…いいんだけど」
杏子「すげー目腫れてんぞ…」
まどか「う、うん」
杏子「ほむらのことで泣いてたのか?」
まどか「…昨日、ほむらちゃんに会ったよ…」ウツムキ
杏さや「!?」
杏子「ほんとか?アイツ何してたんだよ?」
まどか「…わかんない。ほむらちゃんに…さようならって言われたの…」ウルッ
さやか「…」
杏子「どう言うことだ?アイツ転校でもするのか?」
さやか「まどか、今日の放課後いいかな?話しがあるの」
まどか「え?…うん、いいよ」
~放課後・公園~
まどか「さやかちゃん、あの…話しって」
さやか「確認しときたいから、聞くね」
まどか「?…うん」
さやか「まどかは、ほむらが好きなんだよね?」
まどか「い、いきなり///」
さやか「答えてくれる?」
まどか「…好きだよ。わたしほむらちゃんが…大好きだよ」
まどか「///」カァ
さやか「うん、素直に言ってくれてありがとね」
まどか「でも、どうして?///」
さやか「うん…あのさ…もし、ほむらがまどかの気持ちを踏みにじったとしても、ほむらが好き?」
まどか「…さやかちゃん、どうしてそう言うこと言うの、かな…」
さやか「ごめんまどか。でも、もしもそんな事されたとしても好きな気持ちは、変わらないのか知りたくて」
まどか「…」ウツムキ
まどか「……わたしは━」
~夜~
なぎさ「今日の魔獣倒しは、終わりなのです!」
マミ「お疲れ様、頑張ったわね」ナデナデ
なぎさ「えへへ」スリスリ
杏子「じゃあ、帰るかー」
さやか「杏子ごめん!今日先に帰っててくれる?」
杏子「どっか行くのか?」
さやか「うん、仁美に呼ばれてて」
杏子「ふーん、わかった」フンッ
さやか「杏子ったら、可愛なー」ナデナデ
杏子「ああ!?何がだよ///」
さやか「いやいや~、拗ねてるからさ」
杏子「バカ、拗ねてなんかない」
さやか「はいはい」ナデナデ
杏子「バカバカバカ///」
マミ「うふふ、仲良いわね」
マミ(私となぎさも負けてないわよ)フフフ
なぎさ(マスカルポーネ、マスカルポーネ)グー
ジャアナー オヤスミー
さやか(……)キョロキョロ
さやか「キュゥべえ、いるんでしょ?」
QB「…」ヒョコ
さやか「アンタならほむらの居場所わかるよね?連れて行ってくれない?」
QB「…キュー」
さやか「そっか。ほむらの監視でアンタ喋れないんだ」
さやか「あたしさ、思い出したよ。自分が何者だったのか」
ほむら「さすが鋭いわね。美樹さやか」
さやか「っ!」ビクッ
ほむら「あなたなら、また思い出すとは思っていたわ」フフッ
ほむら「でもまた、記憶を消すから安心しなさい」クスッ
さやか「ほむら、あんたねー」
ほむら「けど、話しがあるみたいだし聞くだけ聞くわ。なにかしら?」
さやか「あたしは、アンタを許さないよ」
さやか「アンタがしたことは、まどかの気持ちを踏みにじったんだ!」
ほむら「…」
さやか「アンタは悪魔だ!」
さやか「悪魔なんだよ!」
ほむら「話しは、それだけかしら」
ほむら「私と戦うのはいいけど、あなた一人じゃ私には勝てないわよ?」クスッ
さやか「なんで、アンタは…」
ほむら「な~に?」フフッ
さやか「……なんでっ」
さやか「そうやって一人で何でも抱え込むのよ!」ウル
ほむら「っ……」
さやか「バカなんじゃない?アンタの悪い癖だよ!自分ひとりで悩んで、苦しんでさ」
ほむら「あなたに、私の気持ちなんてわからないわよ」
さやか「わかるわけないよ!ほむら、アンタは話さないじゃん!誰にも頼らないじゃん!」
さやか「アンタが悪魔だって思い出して、アンタがずっとまどかの為に頑張ってきたことも思い出したよ」
ほむら「……」
さやか「ほむらは、まどかの為に…ここまでしたんだよね…」
さやか「自分が悪魔になってまで」
ほむら「もう、いいかしら」クルッ
スタスタ…
さやか「また逃げる気!?ほむら!アンタはまどかを守ってるつもりでも、ずっとアンタはまどかから逃げてるんだよ!」
ほむら「…」ピタッ
さやか「まどかの気持ち全然わかってない!」
ほむら「…何よ」
ほむら「わかってないって…何よ!」
さやか「ほむらは、怖いんでしょ?自分勝手に自分の欲望だけで世界を変えたことを、まどかにどう思われるか…怖いんだよね!」
ほむら「黙りなさい…私は…まどかにどう思われても平気よ!」
さやか「だったら、言えることだよね?」
ほむら「今のあの子は、何も知らないのよ。何も知らないあの子が人間として生きて幸せでいてくれることが、私の想いなのよ!」
さやか「ほむら…あたしは、アンタにも幸せでいてほしいんだよ」
ほむら「……」
さやか「今のアンタは、ちゃんと心から笑えてるの?」
さやか「ほむらはね、まどかだけが友達と思ってるけど、あたしはアンタのこと大切な友達だと思ってるよ」
ほむら「…え」
さやか「友達だから、アンタのしたこと許せない。でも友達だから、ほむらには後悔してほしくない!」
さやか「あたし、また杏子やみんなと出逢わせてくれたアンタに感謝してる。ありがとね」グズッ
ほむら「あなた…」
さやか「あたしはほむらを信じてるよ」ニコッ
━誰とも離れたくなんかないよ━
あの時、あなたの言葉が本音なら…
私がまどかを守りたい気持ちで
この世界に辿り着いた。
ねえ、まどか あなたは本当の私を
知ったら許さないでしょうね
ごめんね… ごめんなさい
ほむら「…」ボー
QB「…」ヒョコ
ほむら「…」
QB「喋っていいかい…?」
使い魔(子ども)「…」グリグリッ
QB「…やめてくれないかな」キュピィ
ほむら「…」ギロッ
QB「それで君は、まどかと会わないのかい?」
ほむら「会わないわよ」
QB「さやかにあそこまで言われたのにかい?」
ほむら「あなた感情がわからないくせに、何を言うのかしら」クスッ
QB「どうする気なんだい?」
ほむら「そうね、まどか達の記憶から私を消すしかないわね」
QB「…君は、まどか達に干渉されなくなるんだよ。孤独と立ち向かうしかない。そこまでして、鹿目まどかを守りたいのかい?」
ほむら「ええ、それが私の願いだから」
QB「わかったよ」トテトテ…
ほむら「お節介になったわね」クスッ
ほむら「……」ファサ
今回はここまでです。完結までもうすぐなんで
完結できるように頑張ります(´・_・`)
ありがとうございました
乙
おつおつ
ほむら…
今日で完結です!更新します。
誰にも干渉してもらえず
自分のことを忘れさられてしまう
悲しいとか寂しいとか…それよりももっと
辛くて…孤独で…
まどか…あなたはとても優しくて強いから
誰かの為ならそんな辛いことも覚悟できてしまう勇気がある。本当は…あなたはみんなと離れたくないのに。
けど、もうそんなことはさせないわ
…今度は私がまどかの為に。あなたに忘れさられてもあなたと会えなくなっても私は…大丈夫よ…。
ほむら「…平気よ」
ほむら「さやか…あなたはいつだって本気で私にぶつかってきてくれたわ。…本当は嬉しかった」
ほむら「杏子…いつも巻き込ませてしまってごめんなさい。あなたともっと話していれば良かった」
ほむら「マミ…あなたはとても繊細な心。それが苦手だったけど、本当は頼りたかった」
使い魔(子ども達)「…」
パタン …パタン…パタン…
ほむら「まどか… ずっと私の大切な人、ごめんね…
あなたが大好きで…もっとそばに…居たかった」
ほむら「…さような━」
ギュー …
ほむら「っ……」
まどか「…ほむらちゃんのバカ」ギュ
ほむら「どうして」ウル
まどか「離さないって言ったよね…?」
まどか「ほむらちゃんをひとりぼっちになんかさせないんだから」ギュー
ほむら「やめて…まどか…」
ほむら「やめて…私は、あなたを…あなたの気持ちを裏切ったの」グズッ
まどか「…前にも、ほむらちゃん言ってたね…何があったの?」ナデ
ほむら「…それは」
まどか「言えないくらい、ひどいことなの?」
ほむら「…あなたは、覚えてないの。ううん…知らないの…だから言えないわ」
まどか「わたしとほむらちゃんは、お友だちだよね」
ほむら「…」
まどか「ほむらちゃんリボンだってくれたじゃない…お友だちなら話してほしい、な」ナデナデ
ほむら「…」
まどか「ほむらちゃん」
まどか「お願い」ギュ
ほむら「…そのリボンは、本当はまどかが私にくれた物なんだよ?」グズッ
ほむら「私とまどかは…ね…ずっと前から…」グズッ
まどか「…」ギュー
まどか「うん。知ってたよ」
ほむら「…え」
まどか「ずっとわたしの為に頑張ってきてくれたんだよね」
ほむら「あなた、いつから…」
まどか「黙っててごめんね?」
まどか「ほむらちゃんと一緒に帰った日から、少しずつ思い出してたよ」
ほむら「…」ポロポロ
ほむら「それじゃあ…あなたは」
まどか「お花畑で、ほむらちゃんと会った時に全部わかったよ」ギュ
ほむら「まどか…まどか、ごめんなさい…」グズッ
まどか「…許さない」
ほむら「…っ」ピクッ
まどか「わたし『いつか頼って?』って言ったよね。それなのに、ほむらちゃんはひとりで云っちゃうんだもん…許してあげない」グズッ
ほむら「…まどか?」
まどか「バカ…ほむらちゃんのバカ!」
まどか「わたし、わかったんだよ?」
ほむら「…まどかぁ」グズッ
まどか「わたしね?」
まどか「ほむらちゃんのこと、好きなの。
もう離れたくないないぐらい大好きなの!」
ほむら「…え、待って」
まどか「待たない、ほむらちゃん大好き」ギュー
ほむら「///」カァ
まどか「だからね、ほむらちゃんひとりで背負い込まないで?」
ほむら「…勝手なこと言うわね、ひとりで背負い込むのはあなたの方でしょ」
ほむら「あなたは、とても優しくて強くていつも自分を犠牲にして遠くに云っちゃう…私はずっと…寂しかったわよ!」グズッ
まどか「ごめんね?」ナデ
ほむら「…うう」ポロポロ
まどか「もう離れないから。これからは辛い時も嬉しい時も…二人で分け合っていこ?」
ほむら「そんな…私は、あなたの願いを踏みにじったのよ?どうして…そんなこと…」
まどか「ほむらちゃん」スゥ
ほむら「まどか…?」
(おでこ)…チュッ
まどか「…愛だよ」ニコッ
ほむら「…///」ウツムキ
まどか「ねぇ、ほむらちゃんは…」
まどか「どう、なのかな」
ほむら「…」
まどか「その、えっと…わたしのことは…」
ほむら「…」
まどか「…」
ほむら「私は…」
まどか「…うん」
ほむら「…好きよ、もう離れたくない…。まどかが大好きよ!」ギュー
まどか「わ、わ、わ///」カァ
ほむら「まどか、まどかー」
まどか「もう、ほむらちゃん」ニコッ
まどか「ずっと一緒だよ?」
ほむら「まどか…うん」ニコッ
QB「暁美ほむらと鹿目まどかの『悪魔』と『神』の戦いを見せてもらう為に、まどかを呼びに連れてきたのにさ」
QB「全く…わけがわからないよ!」
使い魔(子ども達)「ワーイ!ワーイ!」キャッキャッウフフ
~12月24日~
まどか(早く着き過ぎちゃった。だって、ほむらちゃんとデートなんだもん///)ウェヒヒ
まどか(あ、でも内緒にしてることあるんだよね…ううー、ほむらちゃん怒るかな)ショボーン
「ま~どかっ」ギュー
まどか「ふぇえ?//ほ、ほむらちゃん?//」ドキドキ
ほむら「待った?」クンクン
まどか「ま、待ってないよ//いきなり後ろからは、ずるいよぉぉ//それに、匂い嗅がないで//」アタフタ
ほむら「ふふっ可愛いわね。行きましょ?」手ギュ
まどか「う、うん///」手ギュ
まどか「!」ハッ
ほむら「?」クビカシゲ
まどか「あ、あのね…ほむらちゃん実は━」
~マミ部屋~
なぎさ「わー!わー!おっきいチーズケーキ!チーズケーキ!」ワーイワーイ
マミ「ふふふ、クリスマスだもん張り切っちゃったわ」ルン
さやか「きょーこ?この飾りここでいいのー?」
杏子「ん?いいんじゃねーの」モグモグ
さやか「あ!あんた!何先に食べてるのよ!」
杏子「少しぐらいいいじゃねーか」
さやか「まどかとほむらがまだ来てないのにー」
杏子「ほら、さやかも食べてみ?からあげ旨かったよ」ンからあげ
さやか「え、あたしは…その」チラッ
杏子「大丈夫、マミはケーキ作りに夢中だからさ。ほら、あーん?」
さやか「あーん//」パクッ
なぎさ「あー!さやかと杏子が、からあげ食べたのです!」
杏さや「!」ゲッ
マミ「ちょっと二人とも、行儀悪いわよ!」
ピンポーン ピンポーン
なぎさ「あ、まどかとほむら~」タッタッタ
ダッテキョーコガ
サヤカガタベタイッテイッタカラダロー
ギャーギャー
まどか「お邪魔しまーす。わぁにぎかだね」
ほむら「ええ」クスッ
マミ「さぁ、みんな揃ったことだし、パーティー始めましょ」ニコニコ
なぎさ「なぎさチーズ食べるー!」ワーイ
杏子「今日はなんの会なんだ?」
まどか「クリスマス会じゃないの?」
マミ「今日はね、『仲良しお友だち会』よ」キラキラ
さやか「マミさん、それいいですね」
さやか「な?ほむら」ニコッ
ほむら「え?ええ、さやか」ニコッ
まどか「えへへへ、乾杯しよ」
マミ「じゃあ、いくわよ?せ~の、」
「「メリークリスマス」」
私たちは、何が正解か間違っているのか
わからない。その答えを見つけ出す為に
今度は、私とまどかの二人で
嬉しい時も悲しい時も乗り越えて
分け合っていきたい。
みんなが幸せであるよう
二人の願いを探す扉が開いた。
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アルまど「…これで、おしまい」
なぎさ「これが、未来の話なのですか?」
アルまど「あり得るかも知れない未来の話だよ」
なぎさ「なぎさは、またチーズが食べれるのです!」
アルまど「そうかもしれないね」ニコッ
さやか「ちょっと二人とも!何してるのさー準備出来たよ!ほむらを迎えに行くんでしょ」
なぎさ「わー!カボチャの馬車なのですー」ワーイ
アルまど「そうだった。わたしは、ほむらちゃんを」
アルまど「こんな大事なこと忘れてたなんて」
さやか「忘れ過ぎでしょ!何呑気に未来話ししてるのよ」
アルマド「待たせちゃって、ごめんね。さぁこれからはずっと一緒だよ、ほむらちゃん」
ほむら「もう離さないわ」フフッ
アルマド「駄目、わたしが裂けちゃう!!!」ウェヒヒ
end.
終わりました。
ほむらちゃん幸せなってほしくて書き始めたけど
やっぱり公式でほむらとまどかが幸せなって
ほしいからラストこんな感じで。
読みづらかったかと思いますが最後まで
読んで頂いた方ありがとうございます
乙
乙
おつ!
やっぱ幸せが一番いいね
乙ウェヒヒ!
乙
よかった
乙
ただTV版と同様にQBは記憶はないんじゃね?
結局まどかは何が起こるか全部わかった上でほむらを迎えに行って裂かれたって事か
乙!
こまけーこたあ気にしないからまた書いてくれ
乙ー
最後のはオマケみたいなもんだな
ウェヒヒ、乙
いいまどほむだった
乙 最高だった
このSSまとめへのコメント
ほんの少しのすれ違いなんだと改めて思う
1乙、良かったよ
いいまどほむ (*σ´ェ`)σ