モバP「ワールドワイルド・スーパーガール」 (24)



向井拓海「ちょっと、何すんだよ!!」
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兵藤レナ「あら、拓海ちゃん肌スベスベね。うらやましいわー」ツツーッ
http://i.imgur.com/8NBcQpE.jpg

拓海「ひあああっ!」

篠原礼「うふふっ、いい声ね……お姉さんにもっと聞かせて?」スルッ
http://i.imgur.com/1DNfCc5.jpg

拓海「ちょ、篠原さんどこ触ってんだよ!!」

礼「まあまあ。減るモノじゃないでしょう?」ウフフ

レナ「あ、そういえば明日拓海ちゃんもオフでしょ?
   皆で買い物でもいかない?」

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拓海「だから話を………」

礼「つれないわねぇ……お姉さん悲しいわ」

レナ「大丈夫、悪いようにはしないから…」



拓海「いい加減にしろよ!!」



礼「まぁ」

拓海「アタシは真剣なんだよ!
   ユニットを組んだのは、アンタらのオモチャになるためじゃねえ!!」

レナ「そんなつもりは……」

おお、バストHカップトリオだ



拓海「やる気が感じられねーんだよ、アンタたちには!
   アンタらがそんなんなら、アタシは組めない。
   Pには悪ぃが、この仕事降りるぜ!!」ツカツカ


ルキトレ「あの、向井さん……」オロオロ

拓海「Pにはアタシから言っておく。じゃあな!」


バァンッ!!

礼「怒らせちゃったわね……」

レナ「やりすぎたか……どうしよ」

礼「レナがやりすぎるからよ」

レナ「それ礼が言うの……?
   ま、しょうがないか。じゃあ明日は予定通り二人で、ってことで」

礼「そうね」



………

……………

…………………



―――― 翌日 事務所

P「……なるほど」

拓海「アンタには悪いが、あんな連中と組むなんざアタシはごめんだね」

P「随分ご機嫌斜めだな」ヤレヤレ

拓海「とにかくこの仕事、やるならアタシ一人で充分だ。
   文句はねえよな?」

P「………」

拓海「どうなんだよ」

P「拓海の言いたいことは分かったよ」

拓海「そうかよ。
   じゃ、そういうことだから」ガタッ

P「まぁそう慌てるなって。
  今日はオフだろ?ちょっと付き合ってくれ」

拓海「は?」


………

……………

…………………


―――― スポーツジム

拓海「こんなとこ連れてきてどうすんだよ」ムスーッ

P「見てみろ」

拓海「………っ」



礼「……ハッ……ハッ……」

トレーナー「いいペースですよ。ラスト1km!」

礼「………分かったわ……ハァッ……」





拓海「篠原さん………」

P「あっちにもいるぞ」

拓海「!」



レナ「38……39……っ」

ベテトレ「足が上がり切っていないぞ。もっとしっかり」

レナ「はい………っ!」



拓海「兵藤さんまで……
   二人とも今日は休みっつってたのに」

P「もちろん二人とも……拓海を入れて三人とも休みだ。あれは自主トレ」

拓海「はぁ?なんでそんなこと……」

P「決まってるだろ。拓海に追いつくためだ」

拓海「!
   あ、アタシに?」



P「ああ。ユニット結成が決まってすぐ位からだな、自主トレが始まったのは」

拓海「何で……」

P「………なぁ拓海。拓海のこれだけは人に負けないって点は何だ?」

拓海「あん?……そりゃあ、度胸と根性だぜ!」

P「そっか……話は変わるんだけどな、
  レナさんがこの業界に入る前カジノ船のディーラーやってたのは知ってるよな」

拓海「……まあ、知ってるけど」

P「ディーラーっていうのはゲームを進行するだけじゃなくて、

  時には直接客とギャンブル勝負をしなきゃならない。
  何百万って大金を賭けてな」

拓海「………もちろん、円じゃねえよな」

P「もちろんドルだ」

拓海「………」


P「もちろん一度や二度じゃない。

  そんな大勝負を、レナさんは何度も潜り抜けて来たんだそうだ。
  度胸のすわり方なら、拓海にも引けは取らないだろうな」

拓海「…………」

P「それと礼さんな。
  趣味が社交ダンスなんだが、社交ダンスって見たことあるか?」

拓海「…………テレビで何回か」

P「どんな感じだった?」

拓海「はぁ……?
   なんかこう、ヒラヒラしてて……アタシにはよく分かんねえ」

P「華やかな感じ」

拓海「そうそれ!」

ユニゾンか 期待


P「もちろんそれも特徴の一つだけどそれだけじゃない」

拓海「あん?」

P「大学で友達がやってたんだけどな。

  まともにステップを踏めるようになるまで、
  死ぬほど地味な反復練習が必要なんだそうだ」

P「でも本番……競技会では、その努力の跡を見せてはならない。
  あくまで優雅に、スマートに……まるで誰かみたいだと思わないか?」

拓海「………篠原さん」


P「そう。だから、ステージにかける根性は拓海にだって負けないさ」

拓海「…………」

P「だけど、あの二人も決して拓海にはかなわない点がある」

拓海「………何だよ、それ」

P「その答えがあの自主トレさ」

拓海「あっ………!」

P「そう………体力面だけはどうしてもな。
  年齢的なものもあるし………っていうと物凄い眼で睨まれるんだが」ボソッ

拓海「………そうか、だから休みの日も……」


P「そういうことだ。
  負けん気で言ったら、三人ともいい勝負だな」

拓海「…………」

P「互いの長所を伸ばし、高め合う……
  『ワイルド・レディース』は、そういうユニットにしたいと俺は思ってるんだが」

拓海「…………帰る」クルッ

P「拓海?」




拓海「安心しな。もう、ワガママは言わねえよ」



………

……………

…………………

―――― 翌日 事務所

拓海「すみませんでした!」ペコッ

礼&レナ「「?」」

拓海「アタシ二人のことも知らないで、生意気なこと言って……」

レナ「ひょっとして、おとといのこと?
   別に気にしなくてもいいのに!私たちがからかいすぎたのがイケナイんだし……」

拓海「いや、これはアタシなりのケジメなんで」

礼「真面目なコねぇ……お姉さん嫌いじゃないわ、そういうの」

拓海「だから二人の足引っ張らねえように、アタシも気合い入れ直します!」


レナ「ありがとう、拓海ちゃん。
   じゃあこれは、私たち二人から仲直りのしるし」ススッ

拓海「何スかコレ……?」

礼「レナと二人で選んだの。開けてみて?」クスッ

拓海「………髪留め?」

レナ「今度の衣装に合うかと思ってねー」

拓海「あ、ありがとうございます。
   ………レナさん、礼さん」

礼「………ホントにかわいいわぁ」ギュッ

拓海「うぷっ!?」

レナ「あっ、礼ったらずるいわ!私も!!」ムギュッ

拓海「うむっ!!!」



キャーキャー………



P「雨降って地固まる……といったところかな」ズズーッ


ちひろ(あやしい……プロデューサーさんに限って綺麗な話で終わるはずが……)


………

……………

…………………

―――― 一か月後 事務所

P「………」ソワソワ

??「ただいまー!!」バァンッ

P「遅いぞ愛海!もう始まるぞ!!」

棟方「ごめんごめん!さ、早くテレビテレビ!!」
http://i.imgur.com/k9p4tWx.jpg


プチッ


テレビ『さあお次は注目の新ユニット!
    『ワイルド・レディース』の登場だぁぁぁ!!』


ウォオオオオオオオ


P「うひょーーー!!」

愛海「おっぱいがいっぱい!おっぱいがいっぱい!!」


P「いやー拓海がユニット解散するとか言い出したからマジ焦った」

愛海「そうなってたらこの桃源郷は拝めなかったんだね!
   グッジョブプロデューサー!」グッ

P「おうともよ。これを電波に乗せないまま解散させたらプロデューサーの名折れだわ」

愛海「そうだね!!」




オーッパイ!オーッパイ!!

オーッパイ!オーッパイ!!



ちひろ「ダメだこりゃ」



おしまい

ここまでです。
読んでくださってありがとうございます。
ワイルドレディースには夢が詰まってると思うんですよねえ

では、HTML化依頼してきます


※タイトルの元ネタ
http://www.youtube.com/watch?v=yGQum_wyIVA

ユニゾンすき



おっぱいは正義、はっきりわかんだね

ワイドとワイルドかけてるのね
乙です!

わぁいおっぱい!!おっぱい!!!!

やっぱり師匠が一枚噛んでたのか(遠い目)

師匠は大きさを気にしないから、むしろ大中小をそろえるほうが喜びそう

おつー

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