苗木「超高校級のコピー能力?」舞園「はい!」 (124)

舞園「相手の能力をコピーすることができるんです、私」

苗木「???」

苗木(時々変なこと言い出すよなぁ、舞園さん……)

苗木(まあ、それも含めて可愛らしいんだけど)

舞園「面と向かって言われると照れますね……えへへ」

苗木「言ってはいないよ……」

舞園「エスパーですから」

舞園「ちなみにこのエスパーの能力も他人からコピーしたんです」

苗木「そ、そう……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1382666838

苗木「それで、コピーって具体的にはどうやるの? 頭に手をかざしたり?」

舞園「対象の近くで大きく息を吸い込むんです」

苗木「それだけ?」

舞園「はい」

苗木(流石にふざけてるんだよねこれ……)

舞園「ふざけてません。私はいつも大真面目です」

舞園「なので、試しに苗木くんの能力をコピーしてみせます」

苗木「まあ、良いけど……」

苗木「でも、僕に能力なんてないよ?」

舞園「幸運があるじゃないですか」

苗木「うーん……幸運って能力なのかな」

舞園「まあまあ、試しに」ダキッ

苗木「ちょ、ちょっと舞園さん!?」

舞園「」クンカクンカ スーハースーハー

苗木「大きく息を吸い込むって言ったよね!?」

舞園「大自然の香りがします……」

苗木「……」

舞園「」スゥゥゥゥ

舞園「はい。コピー完了しました」

苗木「そ、そう……」

苗木「? 舞園さん、頭のてっぺんに寝癖が……」

舞園「寝癖じゃないです。コピー能力『ラッキー』を手に入れたので、その証ですね」

苗木「……」

舞園「試しにジャンケンでもしてみますか?」

苗木「でも僕相手だと参考にならないんじゃないかな? ……自分の幸運を信じてるわけじゃないけど」

舞園「うーん……確かに。誰か相手はいないですかね……」

苗木「あ、向こうに大神さんがいるよ。おーい、大神さーん!」

大神「む? 苗木に舞園ではないか。相変わらずお主らは仲が良いな」

苗木「あはは、朝日奈さんと大神さんほどじゃないよ」

舞園「大神さん大神さん!」

大神「?」

舞園「私とジャンケンしましょう!」

大神「ジャンケン? ああ、構わんが……」

………………

大神「むう……何度やっても勝てん……」

苗木「すごい! 全勝だ!」

舞園「ラッキーですから!」ドヤッ

大神「ここまで来ると己の運の無さを呪いたくなるな……」

舞園「大神さんが弱いわけではありません。何故なら今の私は」

舞園「ラッキーですから!」ドヤッ

苗木「二回も言わなくて良いよ、舞園さん」

舞園「それはそうと大神さん、もう一つお願いがあるんですが」

大神「何だ?」

舞園「能力をコピーさせてください」

大神「???」

苗木「まあ、そういう反応だよね」

舞園「減るものじゃないし、大丈夫ですよね?」

大神「何を言っているかよくわからんが……好きにすれば良かろう」

舞園「では失礼して……」スゥゥゥゥ

苗木(あ、やっぱり抱きつく必要はないんだ……)

舞園「プロテインの香りがします……」

舞園「はい。コピー完了しました」

大神苗木「!?」

苗木「舞園さん舞園さん! か、髪が! 真っ白だよ!」

大神「な、何事だ!?」

舞園「落ち着いてください。『ファイター』になっただけです」

苗木「もう何が何だか」

舞園「さあ大神さん、いざ尋常に勝負!」サッ

大神「…………何を言っているんだお主は」

大神「敵や道場生ならいざ知らず、クラスメイトと戦うなどできるわけなかろう」

舞園「まあ、私も争いごとは嫌いなんですけど……何やら力が溢れて止めどないんでどうにかしてください」

苗木「それ、完全に暴走した悪役のセリフだよ……」

舞園「大丈夫ですよ大神さん。簡単にはやられないので」スッ

舞園「ふーっ……………てやぁ!!!」

ズドォォォン

大神苗木「」

苗木「食堂の……壁が……」

大神「拳圧だけで吹き飛んだ……だと……?」

星のカービィか

大神「ふっ、面白い……舞園よ。それだけの力があるならばこの大神さくら、容赦せんぞ」

苗木「ちょっと、大神さん!?」

舞園「ええ。手加減抜きでお願いします!」

苗木「こ、こんなとこで暴れたら生徒会の人たち飛んでくるよ! 最悪校舎が吹き飛ぶよ!!」

大神「ぬああああぁぁぁっ!」

舞園「たああああぁぁぁっ!」

ズドォォォン ベコォォォン

苗木「」

…………………

…………

……

舞園「……」

苗木「……食堂、修復工事中だってさ」

舞園「はい……」

苗木「……何故か僕も一緒に怒られたよ」

舞園「はい……ごめんなさい……」

苗木「……歯止めは利かなかったのかな」

舞園「ファイターですから……」

苗木「そう……じゃあ仕方ないね……」

舞園「はい……」

舞園「気を取り直して別の能力を試してみて良いですか」

苗木「ダメ」

舞園「そんなぁ……」

苗木「まあ、あんなことにならない能力なら良いけど」

舞園「ホントですか!」

苗木(楽しそうだなぁ……)

舞園「あ、その前にファイターの能力捨てちゃいますね」

苗木「? 捨てる?」

舞園「ちょっとあっち向いててください」

苗木「?」クルッ

ピロッ

舞園「はい、もう大丈夫ですよ」

苗木「あ、髪の色が戻ってる……」

舞園「ちなみにエスパーとラッキーはストックしてあります」

苗木「ストック?」

舞園「オンオフ切り替え可能です」

苗木「????」

舞園「深く考えなくて大丈夫ですよ、苗木くん」

苗木「うん、そうだね……」

澪田「さやかちゃーん! 誠ちゃーん! おはおはー!」

苗木「あ、澪田さん。おはよう」

澪田「二人とも見たっすか? 食堂、廃墟みたいになってたっすよー!」

澪田「何であんなことになっちゃったんすかね?」

舞園「局地的な地震ですかね。怖いですね」

苗木「……」

舞園「そんなことより澪田さん、ちょっと能力コピーさせてください」

澪田「?? なんて?」

舞園「ちょっと側で深呼吸させてくれるだけで良いんで」

澪田「深呼吸? 深呼吸なら唯吹にさせて欲しいっす! さやかちゃんクンカクンカ!」

澪田「うっひょー!! もう近くにいるだけでたまんねー!!」

舞園「」スゥゥゥゥ

苗木(澪田さんの能力か……歌唱力? 楽器の演奏?)

苗木(歌唱力はもうあるだろうしなぁ……まあ、どっちにしても校舎が破壊されるようなとんでもない事態にはならないか)

舞園(あんかけチャーハンの香りがする……)

舞園「!?」ピタッ

苗木「? 舞園さん?」

舞園「……!」ペシペシペシ

苗木「??」

澪田「何か言いたいみたいっすけど」

苗木「喋れないの?」

舞園「……!」コクコクコク

苗木「どんな能力コピーしたらそんなことに……」

舞園「……」グイグイ

苗木「い、痛い痛い……何なの?」

澪田「外に出たいんすか?」

舞園「……」フルフル

澪田「んー、じゃあ……部屋に帰りたいとか?」

舞園「……!!」コクコクコク

澪田「おー! ビンゴっす! 唯吹、エスパーの才能あるかも!」

苗木「じゃあとりあえず部屋に戻ろうか」

………………

苗木「舞園さんの部屋の前に来たわけだけど……」

舞園「……」スタスタスタ

ガチャ バタン

苗木澪田「……え?」

澪田「なんで唯吹たち閉め出されたんすか!?」

苗木「さ、さぁ……」

澪田「何か怒らせるようなことしたかな!?」

苗木「いや、してない……はず」

澪田「後、何で突然さやかちゃんに唯吹角が生えたんすか!?」

苗木「あれは能力をコピーできた印なんだと思う」

苗木(っていうか澪田さん、それ角だったのか……)

苗木「ま、舞園さん?」コンコン

ピリッ

苗木澪田「?」



『☆※!!*&##★★☆&∑∂!!!!!』ビリビリビリビリィィィ


苗木澪田「いっ!!??」

キィィィィン

苗木「な……な……!?」

澪田「み、みみ耳ががが……」フラフラ

苗木(へ、部屋の中から……爆音が……)キーン

苗木(っていうか、この部屋防音なんじゃ……)


『でやああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!』ズドォォォォォォン


苗木澪田「ひゃあぁぁ!!?」

ガシャァァン

苗木「ど、ドアが吹き飛んで……」

澪田「あば、あばばばばば……」

苗木(ま、舞園さんの声だよね……!? 何? 何が起こってるの!?)

 ──と、そのとき僕は見た。
 吹き飛ばされたドアの向こう側。部屋の奥の方に立っている舞園さんを。
 ──彼女が、大きく息を吸い込む姿を。

苗木「ま、舞園さん! 待っ……」



舞園『ちぇすとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!』ドッカァァァァァァン

………………

…………

……

舞園「……」

苗木「……舞園さん」

舞園「……皆まで言わないでください。わかってます。ごめんなさい」

苗木「……澪田さんが気絶して保健室に運ばれていったよ」

舞園「……はい。後で謝りに行きます」

苗木「……どんな能力だったの?」

舞園「……『マイク』ですね。三回叫んで周囲の物を吹き飛ばす攻撃です」

苗木「攻撃って言っちゃったよ!!」

舞園「『マイク』は三回叫ぶと自然消滅するタイプのコピー能力だったらしくて、捨てられなかったんです……」

苗木「ああ、だから防音の個室でなんとか抑えようと……」

苗木「全くの無意味だったけどね」

舞園「あの……苗木くんは平気だったんですか? 澪田さんは泡吹いて倒れちゃったのに……」

苗木「全然平気じゃなかったけど……澪田さんほどダメージ受けなかっただけだよ……」

苗木(まだ少し頭痛が……)

舞園「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」

ぽよ?ぽよぽよぽよーい!
ぽよぽよ

さやービィ吸い込みよ!

http://uploda.cc/img/img5269df9b35c5c.jpg
さやカービィか

こっち来たのか
頑張って

かわいい

64みたいにミックス出来ないのかな?スパークカッターはライトセーバーかっこよかった。

ダメージ回復のために口移しをしよう(提案)

十神吸い込んだら何になるんだろう?

この舞園さんには仮面はずすと舞園さんそっくりなお父さんかお爺さんがいるな。

そろそろヘルパーのナックル日向の出番ですよね?

>>33
日向はスカかいてっだろう

>>33
そういやアニカビのジョーってバーローだったな

舞園「つ、次こそ平和な能力にしてみせますから」

苗木「もうやめようよ……安全だと思ってた文化系の澪田さんの能力がアレだったからもう何も信じられないよ……」

舞園「あ! あれに見えるは霧切さん! 霧切さーん!」

苗木「……」

霧切「? 何か用?」

舞園「わくわくしてきました……」

苗木(舞園さん、全く懲りてないな……)

霧切「?」

探偵だから・・・サーチ能力?

舞園「何も言わずにそこに立っててください」

霧切「……何かよからぬことを企んでるんじゃないでしょうね」

舞園「私がよからぬことを企むような人間に見えますか?」

霧切「割と。苗木くんと一緒にいると、あなた暴走するみたいだから」

苗木「あれ? 暗に僕のせいだって言われてる気がする……」

舞園「もう! そんな失礼な霧切さんはこうです!」ギュッ

霧切「ちょ、ちょっと……何なの一体……」

舞園「」クンカクンカ スーハースーハー

霧切「く、くすぐったい……!」

苗木「それは何の儀式なの舞園さん……」

コピーかな

マンまるピンク(意味深)

舞園「ミステリアスな香りがします」スゥゥゥゥ

舞園「はい。コピー完了しました」パッ

霧切「??」

苗木「校舎を破壊するような能力だったらすぐ捨ててね」

舞園「大丈夫です。『ディテクト』はどうやら頭脳系の能力でした」

苗木「ディテクト?」

霧切「……何? 何の話をしているの?」

>>35
スマブラもですよ
ついでに言うとピットもバーロー

舞園「異常な推理力を手に入れた気がします」

苗木「まあ、霧切さんらしい能力だね」

舞園「試しに何か推理してみましょうか。そうですね……」

舞園「霧切さん、あなたは先日髪を少し切りましたね!」ドヤッ

苗木霧切「…………」

舞園「どうです?」

霧切「それは推理でもなんでもないわ」

苗木「僕でもわかるよそれくらい……」

舞園「あれー……」

そういえばネスも舞園さんだったな
あっちは過激な超能力だけど

苗木「……ホントに推理力は手に入ったの?」

舞園「うーん、閃きはありそうなんですけど……どう活かせばいいのかわからないです」

霧切「何だかよくわからないけど……じゃあ、手本を見せてあげるわ」

苗木舞園「?」

霧切「舞園さん、あなた最近寝不足でしょう」

舞園「え? ま、まあ、それなりに……」

霧切「原因は……そうね。寝る前に本を読んでるから、とか?」

舞園「な、何でそれを……?」

霧切「読んでる本は薄めの文庫本。ジャンルは推理短編小説」

霧切「寝不足なのは、普段読み慣れない推理小説に手こずっているせい……違う?」

舞園「!?」サッ

霧切「あぁ、やっぱりその上着の内ポケットに入ってるのがそれなのね。けどその小説、割と読みやすい方だと思うわ」

舞園「……」

苗木「どうして本の内容までわかるの? 事前に何か聞いてたとか?」

霧切「いえ。この数分間から推理した結果よ」

舞園「た、種明かしをお願いします」

霧切「……まず、起点はさっきあなたが私に抱きついた時。上着の内ポケットに本が入っていると気づいた」

霧切「サイズから文庫本か小さめの参考書のどちらかだと思ったけど、昼間はいつも苗木くんと遊んでいる舞園さんが参考書を持ち歩く可能性は低い」

苗木「なんで?」

霧切「勉強嫌いでしょ、あなた」

苗木「まあ好きではないけど……舞園さんとだったら勉強も悪くないかな……」

舞園「苗木くん……えへへ」

霧切「……」イラッ

霧切「……話を続けていいかしら」

舞園「お願いします」

霧切「本のジャンルと内容が推理できたのは、それがこの前苗木くんに私が勧めた本だからよ。その話を舞園さんに話しでもしたんでしょう、苗木くん」

苗木「ああ、そういえばしたかも……」

霧切「おおかた苗木くんと共通の話題を作りたかったんでしょう? 慣れない小説なんか読んで持ち歩いてるのは」

霧切「昼間はさっきも言ったとおり苗木くんと遊んでるから読む暇がない。だから寝る前に読む。故に寝不足」

霧切「はい。説明終わり」

舞園「投げやりすぎませんか……?」

苗木「怒ってる?」

霧切「怒ってないわ。全然。全く」

霧切さんかっこいい
って書こうと思ったけどかっこよくなかった

的確に推理してる風で、実は嫉妬してる霧切さん可愛い

変態霧切さんばかりな中、こういう霧切さんは貴重

舞園さん可愛いよ舞園さん

絶望をコピーしたら大変だ

苗木君はジャンケンがめっちゃ弱くて、ドラマCDの希望ヶ峰学園入学前日に幸運らしさを求めて母親相手にジャンケンの修行をしたり、前の学校に居た頃にはジャンケンに負けてまくってパシリをさせられてたりする。

無粋だと思うけど、指摘。

苗木の幸運は「災い転じて福と成す」とかそっち系統で働く感じ
最初の殺人で一人だけシャワーのドアがイカれてるのが自身の無実と真犯人糾弾のカギになったり、
江ノ島ウイルス持ち込まれ犠牲が出まくった代わりにカムクラが人間性取り戻し、生き残りも真実知ったまま絶望でなくなり、残りもそうやって目覚める可能性があったり

>>54
苗木君のコピー能力でジャンケンに勝てたのではなく、苗木君の不運で苗木君が負けただけと言う事は、苗木君のコピー能力が悪運か希望の可能性もあり得る……?

苗木くんはきっとスターロッド

背が低いからミニマム

>>56
アニメだと能力持ちの魔獣がその能力をコピーしたカービィに力負けするって展開自体はよくある事ですしおすし

苗木君の幸運は死の回避だけに特化してて他の運は最悪と言ったかんじだしね。
指名手配犯に人質に取られたよ!→なんか助かった!
郵便物が燃えたりして警察で数時間絞られたよ!→その中にあった希望ヶ峰学園の書類を燃えた事で学園長にロックオンされたよ!
デカマッチョが頭を潰そうとして来た!→クラスメイトが助けてくれたよ!
記憶喪失のクラスメイトにやたらと嫌悪されてるよ!→多少、印象に残ったのかコロシアイ学園生活のメンバーに選ばれたよ!
コロシアイ学園生活をさせられるよ→参加メンバーに選ばれなかったらその時点で壁の染みになってたよ!
クロじゃないのにクロにされたよ!→アルターエゴが助けてくれたよ!

苗木クンの幸運は、一言で言うと塞翁が馬って感じ
面白いので頑張って下さい

>>54
ほーなるほど
考えてみたら苗木くんの幸運は狙って発動できない無自覚な幸運だからジャンケンとかギャンブルとかはからきしっぽいよね
教えてくれてサンキューね

そもそも幸運でも不運でもないだろ
77期に入ったことだけは回りにとって運が良かったが

78期だったわ

>>64
本編の章題やオシオキBGM、特典小説だと不運って書かれてる。
そもそも、超高校級の幸運の抽選で選ばれてない可能性が高かったりする

まぁ、本人の能力とコピー能力は微妙に違うって話でいいんじゃない?
そうじゃないと澪田さんはシャウトで人を殺せてしまうww

まぁ実際殺せるんじゃないかな(精神的な意味で)

苗木でも狛枝でもコピーしたら一律で「幸運」という能力扱いなんだろ
つまりコピーされた時点で「苗木の」幸運や「狛枝の」幸運ではなく、カービ…舞園さんの幸運という能力に変化する

ストーンとか敵として出てくるときは石像に変化したりしないじゃん?

>>69
つまりコピー元がチリーだろうがMr.フロスティだろうがフリーズはフリーズということか

フリーズじゃなくてアイスだった
連投スマン

苗木くんのストックしてたらクンカクンカする大義名分が消えるけど舞園さん大丈夫なの?

夢の泉なら問題ない

>>72
苗木にクンカクンカすることに大義名分なんていらない、つまりそういうことなんだよ

苗木「でもさすが霧切さんだね! すごいよ!」

舞園「かっこいいです! 憧れちゃいます!」

霧切「…………まあ、推理なんて8割方閃きと直感よ」

霧切「大したことじゃないわ」ドヤッ

舞園「直感……閃き……うーん」

舞園「…………あっ! 閃きました!」

霧切「?」

舞園「霧切さん、さっきまで校舎の四階にいたんじゃないですか?」

霧切「!」

苗木「そうなの?」

霧切「え、ええ、いたけど……」

舞園「職員室の前の廊下をうろうろしてました?」

舞園「正確には、学園長室の前の廊下って言った方が良いかな?」

霧切「……!」アセアセ

苗木「当たってるの? でも何で学園長室の前なんかに? お父さんとはあまり顔を合わせたくないって言ってなかったっけ」

霧切「い、いえ、その……」

舞園「髪切ったのを気づいてくれるか試しに行ったんですよね?」

霧切「」

ファッ!?

可愛い!!すっごく可愛い!!とてつもなく可愛い!!

霧切「な……な……」

舞園「だ、大丈夫ですか? そんなに青ざめることないと思いますけど……」

霧切「……なんでわかったの?」

舞園「ごめんなさい。99パーセント勘です」

霧切「……」

舞園「ただ、やっぱり髪切った後って皆の反応かなり気になるじゃないですか」

苗木「そうかなぁ?」

舞園「女の子はそういうものなんです」プンスカ

葉隠に習った

霧切「……廊下をうろついてたのがわかったのは何故? 私が学園長室を訪ねたとは思わなかったの?」

舞園「霧切さんのことだから、偶然を装って会おうとするんじゃないかなぁ、と」

舞園「『お父さんとはあまり会いたくない』って言っちゃった手前、霧切さんにもプライドというものがある……でも、お父さんに綺麗に切った髪を見せたかった……」

舞園「そんな乙女心」

霧切「わ、わかったもう良いわ。この話しはやめにしましょう」

苗木「で、お父さんには気づいてもらえた?」

霧切「やめに、しましょう。今度こそ聞こえたかしら?」

舞園「気づいてもらえたんですか?」

霧切「…………」

かわいい

ぼっちさんざまあ

ちょっとキリキリパパ殺してくる

ただ娘のパンツかぶってて前が見えなかっただけだろ

>>85のせいで「あの子は母親に似て愛が重い上に行動が突飛だから気を付けてくれ」と苗木に助言する霧切仁を想像した

霧切「いえ……というか、会えすらしなかったわ」

舞園「あらら……」

霧切「それなりに忙しいみたいだから、仕方ないわ……ほら、食堂や宿舎が破壊されたらしいじゃない。その対応に追われてるみたいで」

苗木舞園「……」

霧切「別に気にしてないけど……ただの気まぐれだったし……」

苗木(露骨に凹んでる……)

舞園「その……なんていうか……ごめんなさい」

霧切「?」

舞園「……ともあれ、この能力は私には使いこなせませんね」

舞園「というわけで、二人ともあっちを向いててください」

苗木霧切「」クルッ

ピロッ

舞園「はい。もう大丈夫です」

霧切「?」

苗木(何をしてるんだろう……)

そう言えばコピー能力捨てるときって一瞬上から潰されるような動作(しゃがみ?)をするような覚えが
舞園さんも一々しゃがんでるなら、アイドルはしないはずのアレに見えなくもないから見られたくないのは当たり前だな

舞園「うーん……誰の能力が面白そうですかね……」

苗木「どんな能力が手にはいるのか気になる人はけっこういるけど……」

田中「……おい」

苗木「うわぁ! た、田中くん、いつからそこに!?」

田中「……やはりな」

苗木舞園霧切「?」

田中「ここから悪しき気配を感じ取ったので来てみたが……貴様らがその権化か……」

田中「ハッ! だが俺様が来たからには遊びでは終わらせんぞ! さあ、血塗られたショーの開幕だ!」

舞園「楽しそうな声が聞こえたので来てみた。自分も混ぜてくれ」

舞園「だそうです」

田中「……」

翻訳されましたな

エスパーって凄いw

蘭子「貴殿から煌々と燦めく‘‘氣”を感じるぞ(その喋り方かっこいいですね!)」

舞園さやか
タイプ:エスパー フェアリー
とくせい:テレパシー メロメロボディ 夢特性:とうそうしん

HP:90
こうげき:65
ぼうぎょ:80
とくこう:120
とくぼう:105
すばやさ:100

うたう
きりさく
いやしのねがい
エコーボイス
ハイパーボイス
ほろびのうた
フラフラダンス
ミラクルキッス
チャームキッス
てんしのキッス

>>94
ルビーまでしかやってない俺には全然分からない

>>95
そう・・・(無関心)

>>95
夢特性ってのは配布の時だけもらえる特性
遺伝させることはできるが
とうそうしんは「同性には攻撃翌力アップ、異性には攻撃翌力ダウンする」って特性

ポケモン厨きえろや

>>1以外の妄想を垂れ流してはいけない(戒め)

田中「勘違いするな。俺様にもやらねばならぬ大儀がある。しかし、今はそのときではない……」

舞園「出された課題がめんどくさいそうです」

霧切「そう……」

舞園「それはそうと田中さん」

田中「……何だ、雌猫」

舞園「ちょっと能力をコピーさせてください」

田中「……は?」

メス猫って卑下してないんだよなあ

むしろ田中にとってみれば雌猫ってわりと誉め言葉な気がする

ソニアのことも雌猫って呼ぶよね

途中で送っちゃった
だから良いかと思って

ソニアさんと舞園さんの衣装チェンジ可愛かったよな

田中「貴様……そうか……貴様もこちら側の人間だったか……!」

舞園「?」

霧切「仲間だと思われてるみたいね、舞園さん」

舞園「よくわかりませんが、とりあえずそこに立っていてください」

田中「ククッ……良いだろう。だが、俺様の力、用意に奪えると思うな」

舞園「」スゥゥゥゥ

舞園「……枝豆みたいな香りがします」

田中「なんだそれは? 児戯のつもりか?」

舞園「はい。コピー完了しました」ピコピコ

苗木霧切田中「!?」

苗木「生えてる! 舞園さん頭から何か生えてるよ!」

霧切「耳……かしら?」

田中「なんだ……なんだそれは!?」

舞園「コピー能力『アニマル』です」

舞園「食べちゃうぞ! がおー!」

かわいい(確信)

アーイキソ

http://uploda.cc/img/img526ead7ce44cb.jpg
こんな感じか

舞園「って、手もアニマル化しちゃってるじゃないですか! これじゃお箸握れません……」

霧切「そういう問題かしら……?」

苗木「てっきり動物と話せるようになるとかそういう能力かと思ってたら全然違ったね……」

舞園「動物そのものになっちゃいましたね」ピコピコ

田中「か……可愛い……」

舞園「ふふっ、ありがとうございます」フリフリ

苗木「尻尾まで……」

>>110
何このらーぶらーぶな生き物

さしずめ
髪の毛は茶色ってとこやね

観てみたいんでage

早く来ないかな~?

あげ

もしやこれ四天王をコピーしたんじゃ・・・

アニマル懐かしいな
ドロッチェ団だっけ?

あげよ

もっかいあげ

来ないな

来ないか...

まだか...

残念

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きのババロアさん   2014年05月16日 (金) 09:17:03   ID: esbIoGah

続きが気になるヨォ

2 :  SS好きの774さん   2016年05月25日 (水) 18:30:26   ID: 0C3Jvhkf

舞園のカービィネタって少ないよな・・。もっとあってもいいと思うんだけどな

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