エレン「あらかじめ日記」(4)


資料室とは巨人や過去のデータをまとめた場所

俺の名前はエレン

知っているやつは分かるが、俺が資料室なんて場違いだろう

自分でもそう思える

資料室で勉学に励むのなら訓練に時間を使った方が良いと思える

だが今回は理由があってここにいる


「えっと・・・・あったあった」1人嫌々ながら呟いた。

俺は仕事を任され去年の訓練兵のデータを持ってくるよう言われ、ここにいる

「はぁ」とため息をひとつ・・・正直凄く面倒なのである

急いで持って行って筋トレでもしよう!そう心に言い聞かせ、資料を片手に出口へ向かおうとした

その時


パサ・・・と何かが地面に落ちる音が聞こえた


資料の紙でも落ちたのか?と疑問符を浮かべつつ振り向いた

そこには考えてたものとは違うものが落ちていた


それは【あらかじめ日記】と書かれた日記帳でした


興味がない。一応あとで読むかと思い、ポケットへしまい、そのまま仕事を終わらすことを優先に動いた


これが俺の人生を変える出会いとは、この時の俺は知らなかっただろう

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