P「皆のポジションを考えてみるか」 (18)

P「いや真は絶対ショートだって。響がセンターで…」

亜美「いやいやセンターはまこちんの方が似合うYO!」

真美「いおりんセカンドは鉄板だけど、ここはあえていおりん中継ぎ論を展開する!」

春香「プロデューサーさん、何話してるんですか?」

P「あぁ、ちょっと仕事飽きたから亜美達とパワプロしてたんだけど」

P「コイツ達が俺の作った選手にケチつけて来てな」

春香「勤務時間中に何やってるんですか…」あはは…

亜美「だって絶対兄ちゃんが間違ってるんだもん!」

真美「そーそー!全然真美達の事理解してくれてないよっ!」

P「なにぃ~?」バチバチバチバチ

春香「お、落ち着いて下さい」

伊織「さっきから聞いてみれば何言ってんの?」

伊織「私達で野球なんてやった事ないんだから、理解も何もないでしょ」

亜美「それは違うよ!!」

P「そうだぞ、伊織。野球に限らず、物事には何でもイメージと合うポジションというものがあるんだ」

春香「イメージと合うポジション…?」

いつの間にか落ちてた

P「簡単な例で言えば、『ボケとツッコミ』だな」

P「春香、伊織はボケとツッコミで言えばどっちだと思う?」

春香「え?そりゃあ…ツッコミじゃないですか?」

P「うむ。十人居れば十人がそう言うだろうな」

伊織「別にそんな役職に就いてるつもりはないけど…周りにアホが多過ぎるだけだけよ」サラッ

P「じゃあ…そうだな、貴音はどっちだと思う?」

春香「貴音さんは…どっちかというとボケでしょうか?」

P「律子」

春香「ツッコミですね」

P「雪歩」

春香「あーどっちだろ…ある意味ボケ?」

P「千早」

春香「ボケですね」

センターは真だろ

P「とまぁこんな具合に、人間が集まってグループが出来れば」

P「おのずとカテゴリ分けや、立ち位置というものが発生する」

P「さっき伊織が言っていたが、これは本人の意思とは無関係に出来あがるものなんだ」

春香「ふむふむ。じゃあそれを複雑にしたものが、さっきの野球の話に繋がる訳ですね」

春香「Pさんが持っている私達のイメージを、野球のポジションに当て嵌めると…ということで」

P「逆でもあるんだけどな。例えばファーストは長身で鈍足のパワーヒッターみたいなイメージがあるから」

P「ウチで言えばあずささんか貴音かな?みたいな話になる」

春香「なるほど…ちなみに私はどうなんです?」

P「六番サード」

亜美「えぇっー!?はるるんは先発っしょー!?」

真美「いやいや意外とキャッチャーっていうのもしっくり来ると思うよ!」

  ギャーギャー!!  ワーワー!!

春香「あぁまた議論が…」

伊織「それぞれの視点や解釈によってまた変わるって事ね」

伊織「下らない話だと思ってたけど、なかなか興味深いじゃない」にひひっ

真美を中継ぎで使うか双子の1,2番にするか
春香をエースにするか4番サードにするかいつも迷う

伊織「ねぇそれ、試しに他の事でも考えてみない?」

亜美「他の事?」

伊織「そ。適当に何かテーマを決めて」

伊織「765プロの中だと、誰がどれに当てるかについて考えるのよ」

P「なるほど、例えばテーマが『TOKIO』だったら長瀬ポジは…」

真美「ミキミキ!」

亜美「お姫ちん!」

春香「ち、千早ちゃんかな!?」

P「みたいな事か」

伊織「そうね。ちょっと面白そうでしょ?」

千早は余分な脂肪を捨てた72の俊足

亜美「うんうん!すっごく面白そう!」

真美「んっふふふ~ん。これは考えがいがありますなぁ」

伊織「でも流石に13人、小鳥も入れると14人となるとちょっと一回が長くなり過ぎるわね」

伊織「13個もポジションがあるものっていうのも難しいし…」フム

P「じゃあ選抜でやってみるのはどうだ?5人くらいで」

春香「あ、それなら決めるのも簡単そうですね」

亜美「五人のものって結構多いしね!」

P「ふむ…しかしどうせやるならもっとゲーム性を高めたものにするか」

真美「ゲーム性?」

P「昔何かのテレビ番組で似た様な事やってたんだよな…。あぁ思い出した!」ポンッ

春香「どんなゲームなんですか?」

P「まずテーマを決めるだろ?そしてゲームに参加するメンバーは」

P「そのテーマの中で自分がどこに位置するかを各々考えるんだ」

伊織「自分のだけ?」

P「あぁ。それで、全員が決め終わった後にそれを一斉に発表する」

P「その結果、どこもポジションが被っていなければクリア。被ってたら失敗っていうゲームだ」

真美「某ぐるナイの被っちゃや~よみたいなゲームだね!」

伊織「伏せた意味無いでしょそれ」

春香「ふむふむ。参加人数とポジションの数が同じなら結構難しそうですね」

亜美「どれだけ皆が己の事を分かってるのかって事ですな!」

伊織「むしろ、自分が周りからどう思われてるか…の方が重要そうだけどね」

P「じゃあ習うより慣れろって事で、とりあえず5人を決めるか」

P「適当に作ったクジを引いて…」スッ

P「参加するのは>>14,>>15,>>16,>>17,>>18だな」(765アイドル)

やよい

律子

あずささん

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